JP2022188928A - ボイド管又は亜鉛鉄板製巻きスリーブを用いて床を突き抜けて設けられた開口部を覆う蓋 - Google Patents
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Abstract
Description
コンクリートの壁の場合だと、鉄筋があって、コンパネで枠を作り、穴を空けたい部分にボイド管を固定し、コンクリートを流し込む。固まったらボイド管とコンパネを外せば完成である。ボイド管を引く抜く際には工具を用いる。ボイド管には様々な厚さや内径がある。ボイド管の代わりに、亜鉛鉄板製巻きスリーブも使われる。本明細書においてボイド管又は亜鉛鉄板製巻きスリーブのことを「ボイド管等」と略す。
本発明の発明者は、ボイド管等を用いて床を突き抜けて設けられた開口部を覆う蓋の強度を上げることにより、この問題を解決することを考えた。
本発明の課題は、ボイド管等を用いて床を突き抜けて設けられた開口部を覆うための、強度の高い蓋を提供することにある。
ボイド管を用いて床を突き抜けて設けられた開口部を蓋う蓋であって、
前記開口部の直径より大きな直径を有し、厚さが1.5ミリメートル以上の亜鉛鋼板からなる円板と、
前記円板への接合部と、前記開口部の内側への当接部とがL字状に形成され、厚さが0.8ミリメートル以上の亜鉛鋼板からなる複数の支持板と
を有し、
前記円板と、前記支持板の接合部とは、リベット打ちにより接合されることを特徴とする。
これにより、重機が乗っても、脚立の足が乗っても、ずれずに開口部を覆い続ける。
前記開口部の内部に前記支持板の前記当接部の外側が当接するように配設され、
前記支持板の接合部は、当接部の内側に前記接合部が曲げられて、前記円板と接合する
ことを特徴とする。
これにより、それぞれの支持板に均等に力が加わるので、蓋を適切に支持できる。
これにより、円板と支持板との接合を頑丈にすることができる。
これにより、接合部と当接部との間の角度を設計通りに保持することができる。
これにより、開口部の内側との当接面積が増えるので、安定して蓋を支えることができる。
これにより、容易には外れない蓋とすることができる。
図1は、支持板21,22,23を取り付ける側から見た、本発明に係る蓋の斜視図である。円板10は、ボイド管を用いて床を突き抜けて設けられた開口部の直径より大きな直径を有し、厚さが1.5ミリメートル以上の亜鉛鋼板からなる円板である。円板の厚さは厚い方が頑丈である。一方、本発明では、円板10と支持板とをリベット打ちする。そのためにリベットを通すための孔を、円板10にあける必要がある。円板10が厚ければ厚いほど、孔をあけることが困難になる。厚さが1.5ミリメートルの亜鉛鋼板であれば、重機が乗っても壊れないし、脚立の足が乗ってその上に作業員が作業をしても、壊れない。そして、1.5ミリメートルの亜鉛鋼板または2.0ミリメートルの亜鉛鋼板にリベットを通すための孔をあけることは、それほど難しくはない。そこで、円板10の厚さは、1.5ミリメートルから2.0ミリメートルが望ましい。
支持板21,22,23については、やはり亜鉛鋼板を用いることができるが、折り曲げや、曲げ加工が必要になる。その加工のしやすさから、0.8ミリメートルから1.0ミリメートルの厚さの亜鉛鋼板が望ましい。支持板21,22,23は、およそL字状の形状を有するものであり、円板10への接合部31,32,33と、開口部への当接部41,42,43とからなる。接合部31,32,33と当接部41,42,43とは、ほぼ直角に曲げられる。その曲げの部分には、山型部分61,62,63,64,65,66を設けて立体的にすることにより、接合部31,32,33と当接部41,42,43との直角の角度が保持されるように強度を高める。
接合部31,32,33には、リベットを通すための孔を二個あけて、リベット打ちにより、円板10との接合がなされる。このリベット打ちにより、支持板21,22,23は、円板10に強固に接合される。その結果、支持板21,22,23の当接部41,42,43は、前述したボイド管を用いて床を突き抜けて設けられた開口部の内径にぴたりと嵌まるような位置に取り付けられる。
21,22,23 支持板
31,32,33 接合部
41,42,43 当接部
51,52,53,54,55,56 リベット打ち
61,62,63,64,65,66 山型部分
71,72,73 板ばね
80 ボイド管
90 リベット
110 円板
121,122,123 細長い板
Claims (6)
- ボイド管又は亜鉛鉄板製巻きスリーブを用いて床を突き抜けて設けられた開口部を覆う蓋であって、
前記開口部の直径より大きな直径を有し、厚さが1.5ミリメートル以上の亜鉛鋼板からなる円板と、
前記円板への接合部と、前記開口部の内側への当接部とがL字状に形成され、厚さが0.8ミリメートル以上の亜鉛鋼板からなる複数の支持板と
を有し、
前記円板と、前記支持板の接合部とは、リベット打ちにより接合されることを特徴とする蓋。 - 請求項1に記載された蓋であって、
前記支持板は2個から4個までのいずれかの個数設けられ、
前記開口部の内部に前記支持板の前記当接部の外側が当接するように配設され、
前記支持板の接合部は、当接部の内側に前記接合部が曲げられて、前記円板と接合する
ことを特徴とする蓋。 - 請求項1又は請求項2に記載された蓋であって、
前記リベット打ちは、前記支持体一つについて、リベットを2個用いて行い、前記円板と前記支持板とを接合することを特徴とする蓋。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された蓋であって、
前記支持板のL字状に形成された部分には、山型部分を設け、強度を増したことを特徴とする蓋。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された蓋であって、
前記支持体の前記当接部の外側は、湾曲する形状を有し、前記開口部の内側へ当接する面積を広く有することを特徴とする蓋。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された蓋であって、
前記支持体の前記当接部の外側には、外に向けて板ばねを設けたことを特徴とする蓋。
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JP2021097222A JP6941910B1 (ja) | 2021-06-10 | 2021-06-10 | ボイド管又は亜鉛鉄板製巻きスリーブを用いて床を突き抜けて設けられた開口部を覆う蓋 |
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