JP2022182680A - 尾栓及び筆記具 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、筆記具の末端に取り付けられる尾栓、及び該尾栓を備えた筆記具に関する。
一般に、筆記具の末端に備えられる尾栓は筆記具に取り付けた状態で販売されている。しかし、インクが充填されておらず、ユーザーがインクを充填するタイプの筆記具においては、この尾栓が取り外された状態で販売される場合がある。尾栓は非常に小さい部品であるため、幼児がこの尾栓を誤って飲み込むといった事故が発生する可能性があり、尾栓が喉に詰まると窒息の恐れがある。また、尾栓を取り外して筆記具の末端からインクを補充するタイプの筆記具においても、尾栓を取り外した状態では同様の危険性がある。
従来、尾栓が誤飲されて喉に詰まった際にも、通気を確保することを目的とした尾栓として、下記特許文献1~3記載の尾栓が知られている。
しかしながら、特許文献1および2記載の尾栓においては、尾栓端部が少なくとも筆記具の軸筒末端を塞ぐような大きさを有しており、そのような尾栓が喉に詰まった際には通気を十分に確保できない恐れがある。一方、特許文献3記載の尾栓においては、尾栓が筆記具の軸方向に沿って複数の部品に分割される構成であるため、尾栓端部は小さくなっているものの、分割された尾栓同士を径方向全体に密着させる必要があり、密着が不十分になると筆記具末端からインクが漏洩する恐れがある。
本発明は、誤飲によって喉に詰まった際にも通気を確保し窒息を防止しうる尾栓、および該尾栓を備えた筆記具を提供することを課題とする。
本発明の一実施形態としての尾栓は、筆記具の胴軸末端に取り付けられる尾栓であって、
前記胴軸部に嵌入される内栓と、該内栓に結合される外栓とを備え、
前記内栓は前記胴軸部の軸方向に流体流通が可能な第一開口を有し、
前記外栓は前記胴軸部の軸方向に流体流通が可能な第二開口を有し、
前記外栓と前記内栓とが結合された際、前記第一開口又は前記第二開口の少なくとも何れか一方が閉塞される。
前記胴軸部に嵌入される内栓と、該内栓に結合される外栓とを備え、
前記内栓は前記胴軸部の軸方向に流体流通が可能な第一開口を有し、
前記外栓は前記胴軸部の軸方向に流体流通が可能な第二開口を有し、
前記外栓と前記内栓とが結合された際、前記第一開口又は前記第二開口の少なくとも何れか一方が閉塞される。
かかる構成の尾栓によれば、内栓、外栓のそれぞれが軸筒の軸方向に流体流通が可能な開口を有しているため、万一、該内栓又は外栓を誤飲して喉に詰まらせた場合でも、前記開口が軸方向の通気を確保するため、窒息を回避することができる。
前記尾栓においては、好ましくは、前記外栓が、前記内栓の第一開口を閉塞する閉塞凸部を有する。
かかる構成により、前記内栓の第一開口が前記外栓の閉塞凸部によって閉塞されるため、筆記具の密閉性を高めうる。
前記尾栓においては、好ましくは、前記内栓は底部および筒部を備えた有底筒状であって該底部に前記第一開口を備え、前記外栓の前記閉塞凸部は、前記胴軸部の軸方向に沿って延び、前記外栓と前記内栓とが結合された際、前記閉塞凸部の先端部が前記内栓の前記第一開口を閉塞するように構成される。
かかる構成の尾栓によれば、内栓の底部においてインクが封止されることとなるため、内栓と外栓との間にインクが流入せず、内栓から外栓を取り外した際にも使用者の手がインクで汚れることを防止しうる。
前記尾栓においては、好ましくは、前記外栓は、尾栓の後端に位置し且つ前記第二開口を有する頭部と、前記内栓の筒部に嵌入される嵌入部とを備え、該嵌入部と前記閉塞凸部との間には前記第二開口と流体流通可能な隙間が形成される。
かかる構成の尾栓によれば、該嵌入部と該閉塞凸部との間に形成された前記第二開口と流体流通可能な隙間が、誤飲された際の気道の確保をより確実なものとする。
また、本発明の一実施形態としての筆記具は、上記何れかに記載の尾栓を備えたものである。
上記構成の筆記具によれば、筆記具から尾栓を取り外した際に、該尾栓を誤飲することによる窒息を防止することができる。
以上のように、本発明に係る尾栓及び該尾栓を備えた筆記具によれば、誤飲によって該尾栓が喉に詰まった際にも、通気を確保して窒息を防止することができ、安全な尾栓および筆記具を提供することができる。
以下、本発明の第一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る筆記具1は、図1に示すように、インクの塗布対象にインクを塗布するためのペン先部2と、該ペン先部を保持して該ペン先部2にインクを供給する筆記具本体部(以下、単に本体部という)3と、該本体部3の前記ペン先部2とは反対側に取り付けられる尾栓4と、を備える。
本体部3は、具体的には、インクを貯留するインク貯留部31と、該インク貯留部31からペン先部2へとインクを誘導するインク誘導部32と、インク貯留部31を収容する筒状の胴軸部33とを備える。胴軸部33の末端には前記尾栓4が嵌入され、該胴軸部33の末端開口が該尾栓4によって密封した状態で閉塞される。
本明細書において、胴軸部33の延びる方向を軸方向といい、該軸方向に直交する方向を径方向といい、前記胴軸部33の中心軸を周回する方向を周方向という。また、該軸方向におけるペン先部側を先端側ともいい、ペン先部側と反対側を後端側ともいう。なお、尾栓のみに対しても同じ表現を用いて説明する。
本実施形態の尾栓4は、図2に示すように、筆記具のペン先側に配置される内栓41と、ペン先とは反対側に配置される外栓42とを備える。外栓42が内栓41に嵌め込まれて一体となることにより、尾栓4が構成される。
内栓41は、図2及び図4に示すように、底部411および筒部412を有する有底筒状となっている。筒部412は、筆記具の胴軸部33に嵌入されて両者の当接面が密着状態となる。また、筒部は412、該筒部412の外周面412aに環状の突起413を有し、胴軸部33は、該胴軸部33の内周面に環状の凹部(図示せず)を有し、両者が係合することによって筒部412と胴軸部33とが係止される構成となっている。
内栓41の底部411は、筒部412の軸方向における先端側に位置し、筒部412から径方向内側に向かって形成されている。底部411の中央には、軸方向における流体流通を可能とする第一開口415が形成されている。本実施形態では、第一開口415は径方向断面が円形の開口となっている。また、本実施形態では、底部411は、該底部411の中央からペン先方向に向かって延びる環状の延在部414を備えている。該環状の延在部414の内周面は、底部411の第一開口415と同じ径方向断面形状を有しており、これにより、第一開口415は、延在部414のペン先側端部にまで延びている。
また、内栓41の軸方向における底部411と反対側の端部には、筒部412から径方向外側へ向かって延びる環状のフランジ部416が形成されている。該フランジ部416は、内栓41が胴軸部33に嵌入された際に該胴軸部33の末端と当接し、内栓41のペン先部側方向への移動を規制する。
一方、外栓42は、図4に示すように、後端側に位置する頭部421と、該頭部421から先端側へ向かって延び、前記内栓41の第一開口415を閉塞する閉塞凸部422と、該頭部421から先端側へ向かって延び、前記41内栓の筒部412に嵌入される周壁部423とを備える。頭部421は、周壁部423よりも大きな直径を有して構成されており、外栓42が内栓41に嵌め込まれた際に、内栓41のフランジ部416に当接する。即ち、頭部421が内栓41のフランジ部416と当接することにより、内栓41に対する外栓42の軸方向ペン先部側への移動が規制される。
また、頭部421は、軸方向における流体流通を可能とする第二開口425を備えている。本実施形態では、図3に示すように、外栓42の中心軸から径方向外側へ離間した位置に、複数の第二開口425が設けられている。より具体的には、外栓42の頭部421には、中心軸を基準とする同心円上に4つの第二開口425が周方向に90°間隔で等間隔に離間して設けられている。
また、頭部421の周面には、軸方向に延びる複数の凸条424が備えられている。
外栓42に備えられた閉塞凸部422は、該閉塞凸部422の先端部(即ちペン先側の端部)の断面形状が、前記内栓41の第一開口415と対応する形状となっている。本実施形態では、前記第一開口415の径方向断面が円形であり、閉塞凸部422の先端部の断面形状もこれに対応する円形となっている。これにより、内栓41に対して外栓42が嵌め込まれた際に、閉塞凸部422の先端部が第一開口415内に嵌り込み、これによって第一開口415が閉塞されることとなる。
前記周壁部423は、外栓42を内栓41に嵌め込む際、すなわち、周壁部423が筒部412に嵌入される際に、周壁部423外周面と筒部412内周面とが摺接して外栓42を内栓41の軸方向に案内するように構成されている。具体的には、閉塞凸部422の先端が第一開口415の開口に到達する前に、周壁部423外周面と筒部412内周面とが摺接して外栓42を案内し、閉塞凸部422の中心軸と第一開口415の中心とが一致するよう位置合わせするように構成されている。これにより、第一開口415内に閉塞凸部422の先端部が嵌り込みやすくなっている。
周壁部423は、径方向断面がドーナツ状に形成されている。また、周壁部423と閉塞凸部422とは同心円状に形成されている。これにより、周壁部423と閉塞凸部422との間には環状の隙間426が形成され、該隙間426が軸方向に沿って延びた状態となっている。該隙間426は、前記第二開口425と流体連通している。言い換えると、本実施形態の外栓42においては、周壁部423よりも内側において空気が軸方向に流通しうる構成となっている。
本実施形態の筆記具1では、尾栓4を筆記具の胴軸部33に嵌入した際に、内栓41の先端側端部および外栓42の先端側端部がインク貯留部31の後端側端部を押圧するように構成されている。より具体的には、本実施形態の内栓41では、底部411から先端側へ延びる環状の延在部414が設けられているため、該延在部414の先端面がインク貯留部31の後端側端面を押圧する。また、外栓42の閉塞凸部422の先端部が第一開口415に嵌入された際、閉塞凸部422の先端面がインク貯留部31の後端側端面を押圧するように構成されている。
ここで、本実施形態の筆記具1においては、インク貯留部31は、軸方向に沿って延びる円筒状の円筒部と、該円筒部内に収容されインクを吸収して保持する円柱状のインク吸収部とを備えて構成されている。内栓41の先端側端部及び外栓42の先端側端部がインク貯留部31の後端側端部を押圧することにより、インク貯留部31(具体的にはインク吸収部)の先端側端部がインク誘導部32に押し当てられ、インク貯留部31に貯留されたインクはインク誘導部32を介してペン先部2へと円滑に供給される。
かかる構成の筆記具1によれば、尾栓4を構成する内栓41および外栓42に、軸方向に流体流通が可能な開口、すなわち第一開口415及び第二開口425、がそれぞれ備えられているため、幼児等が内栓又は外栓を誤飲して喉に詰まらせた際にも、該開口を通して気道に沿った方向に空気の流通が可能となるため、窒息を防止しうる。
また、内栓41および外栓42を筆記具1の胴軸部33の後端に装着した際には、内栓41の第一開口415内に外栓42の閉塞凸部422の先端部が嵌入され、該開口が確実に閉塞されることとなる。したがって上記構成の尾栓4によれば、密閉性に優れインク貯留部31のインクが漏洩しにくい筆記具を提供することがきる。
使用者がインクを補充しようとする際には、外栓42のみを取り外し、内栓41が筆記具の胴軸部33に嵌入された状態のままとすることで、内栓41の第一開口415が液流通可能となり、筆記具1の後端側からインクを補充することができる。この場合、内栓41によってインク貯留部31が胴軸部33内に保持されるため、インク貯留部31が胴軸部33から飛び出して使用者の手や被服などを汚すことを防止できる。
尚、インク貯留部31にインクを補充するためのインク補充具としては、例えば図5に示すようなインク補充具10を使用しうる。該インク補充具10は、例えば、インクタンク101と、該インクタンク101の口部に設けられたノズル部102とを備えたものを使用しうる。該ノズル部102は、好ましくは、前記内栓41の筒部412に挿入され得る構成とする。かかる構成により、筆記具1から外栓42のみを取り外し、インク補充具10のノズル部102を内栓41の筒部412内に挿入することで、インクタンク101内のインクをノズル部102および内栓41を介して筆記具1のインク貯留部31へと供給することができる。また、図5に示すように、インク補充具10としては、ノズル部102の先端部が、内栓41の第一開口415内に挿通され、さらにインク貯留部31に当接する構成のものを用いることができる。この場合、内栓41の第一開口415がノズル部102の先端を保持して安定させるため、インクを補充しやすいという効果がある。
次に、他の実施形態(以下、第二実施形態という)の尾栓について説明する。第二実施形態の尾栓としては、内栓および外栓を備え、内栓が閉塞凸部を有し、外栓に設けられた第二開口が内栓に設けられた閉塞凸部によって閉塞される構成を採用し得る。
具体的に説明すると、第二実施形態における内栓は、底部および筒部を有する有底筒状である。底部は、筒部の軸方向におけるペン先側端部に位置し、筒部から径方向内側に形成されている。底部の中央には、ペン先部とは反対側、即ち、後端側に向かって軸方向に延びる閉塞凸部が形成されている。すなわち、第二実施形態では、閉塞凸部は外栓ではなく内栓に設けられ、該閉塞凸部は前述の実施形態とは逆方向に延びている。また、底部における筒部と閉塞凸部との間には、軸方向における流体流通を可能とする第一開口が形成されている。第一開口は、例えば周方向に間隔を空けて複数形成され得る。
また、内栓の軸方向における底部と反対側の端部には、筒部から径方向外側へ向かって延びる環状のフランジ部が形成されている。該フランジ部は、内栓が胴軸部に嵌入された際に胴軸部の末端と当接し、内栓のペン先方向への移動を規制する。
一方、第二実施形態における外栓は、頭部と、該頭部から先端側へ向かって延び、内栓の筒部に嵌入される周壁部とを備える。頭部は、周壁部よりも大きな直径を有するように構成されており、内栓と嵌め合わされた際に、内栓のフランジ部に当接する構成としうる。即ち、頭部が内栓のフランジ部と当接することにより、内栓に対する外栓の軸方向ペン先側への移動が規制される。
また、頭部は、軸方向における流体流通を可能とする第二開口を備えている。第二実施形態の外栓においては、頭部の中央に第二開口が設けられている。より具体的には、頭部の中心には、径方向断面が円形である開口を有する第二開口が設けられる。
内栓に形成された閉塞凸部は、先端部(即ちペン先部と反対側の端部)の断面形状が第二開口と対応する形状となっている。第二開口の径方向断面は円形であり、閉塞凸部の先端部の断面形状も円形とする。これにより、内栓に対して外栓が嵌め込まれた際に、閉塞凸部の先端部が第二開口内に嵌り込み、これによって第二開口が閉塞されることとなる。
周壁部は、前述の実施形態と同様に、内栓の筒部に嵌入される際に、周壁部外周面と筒部内周面とが摺接して外栓を軸方向に案内するように構成される。これにより、外栓が内栓に嵌入される際に、先ず周壁部外周面が筒部内周面と摺接し、外栓と内栓の中心軸が揃うように外栓が案内されることとなり、さらに外栓を内栓の奥まで押し込むことで、第二開口内に閉塞凸部の先端部が嵌り込みやすくなっている。
かかる構成の第二実施形態の尾栓においても、内栓および外栓の各々には、軸方向に流体流通が可能な開口が設けられているため、該内栓又は外栓を誤飲して喉に詰まらせた場合であっても、気道に沿った方向で空気の流通が確保され、窒息を防止しうるという効果がある。
尚、本発明に係る尾栓及び筆記具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態の尾栓は、内栓と外栓の二つの部材から構成された場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、内栓及び外栓の何れか一方又は両方を複数の部材で構成し全体として三つ以上の部材で構成されてもよい。
また、上記実施形態では、第一開口又は第二開口に閉塞凸部を嵌めることによってこれを閉塞する構成を採用したが、本発明はかかる構成に限定されず、内栓と外栓とが結合された際に、内栓又は外栓の一部が相手側の第一開口又は第二開口を塞ぐ構成であればよい。
また、上記実施形態では、第一開口および閉塞凸部の先端部の断面形状はいずれも円形である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、任意の形状とすることができる。
また、上記実施形態では、外栓に周壁部を設けて該周壁部の外周面を内栓の筒部内周面に摺接させる構成を採用したが、本発明はこれに限定されない。例えば第一実施形態においては、外栓の閉塞凸部から径方向外方に向かって延びるリブを閉塞凸部から放射状に複数設け、各々のリブの先端を内栓の筒部内周面に摺接させるようにしてもよい。
1…筆記具、2…ペン先部、3…筆記具本体部、4…尾栓、10…インク補充具、31…インク貯留部、32…インク誘導部、33…胴軸部、41…内栓、42…外栓、411…底部、412…筒部、415…第一開口、421…頭部、422…閉塞凸部、423…周壁部、425…第二開口
Claims (5)
- 筆記具の胴軸部末端に取り付けられる尾栓であって、
前記胴軸部に嵌入される内栓と、該内栓に結合される外栓とを備え、
前記内栓は前記胴軸部の軸方向に流体流通が可能な第一開口を有し、
前記外栓は前記胴軸部の軸方向に流体流通が可能な第二開口を有し、
前記外栓と前記内栓とが結合された際、前記第一開口又は前記第二開口の少なくとも何れか一方が閉塞される、ことを特徴とする尾栓。 - 前記外栓が、前記内栓の前記第一開口を閉塞する閉塞凸部を有する、請求項1記載の尾栓。
- 前記内栓は底部および筒部を備えた有底筒状であって該底部に前記第一開口を備え、前記外栓の前記閉塞凸部は、前記胴軸部の軸方向に沿って延び、
前記外栓と前記内栓とが結合された際、前記閉塞凸部の先端部が前記内栓の前記第一開口を閉塞するように構成される、請求項2記載の尾栓。 - 前記外栓は、尾栓の後端に位置し且つ前記第二開口を有する頭部と、前記内栓の筒部に嵌入される周壁部とを備え、該周壁部と前記閉塞凸部との間には前記第二開口と流体流通可能な隙間が形成される、請求項3記載の尾栓。
- 請求項1~4の何れか一項に記載の尾栓を備えたことを特徴とする筆記具。
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