JP2022168276A - 位置管理装置、位置管理方法、位置管理プログラム、及び位置管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
る。
る行動管理技術が知られている。
時間の行動内容を含む行動管理情報を作成する情報処理装置が記載されている。
したエリアごとに特定し管理することができる。しかしながら、上記情報処理装置におい
ては、従業者の活動を自動的に管理するのみである。このような従来の情報処理装置を使
用する限り、各従業員は自身の現在の活動内容を把握することは可能であるが、各従業員
が、現在の活動内容を、より理想的な活動内容となるように再構築することを促すことが
できなかった。
的な活動内容となるように、現在の活動内容を再構築することを促すことを可能にする活
動管理技術を提供することを目的とする。
、1又は複数のエリアごとに配置された1又は複数の設備を示す設備情報を記録する設備
情報データベースと、1又は複数の設備ごとに予め定義されたユーザが実施する活動内容
を示す活動内容情報を記録する活動内容情報データベースと、ユーザの位置を示すユーザ
位置情報を取得する情報取得部と、ユーザ位置情報と、設備情報と、活動内容情報とに基
づいて、ユーザが所定エリアごとに実施した活動内容を特定する活動内容特定部と、所定
期間におけるユーザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、ユーザの所定期間
における活動内容の配分の目標値とを比較する比較部と、を備える。
る活動管理方法であって、コンピュータは、1又は複数のエリアごとに配置された1又は
複数の設備を示す設備情報を記録する設備情報データベースと、1又は複数の設備ごとに
予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容情報を記録する活動内容情報デ
ータベースと、を参照可能に構成され、ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得するス
テップと、ユーザ位置情報と、設備情報と、活動内容情報とに基づいて、ユーザが所定エ
リアごとに実施した活動内容を特定するステップと、所定期間におけるユーザの特定され
た活動内容の配分と、予め設定された、ユーザの所定期間における活動内容の配分の目標
値とを比較するステップと、を含む。
行されるプログラムであって、コンピュータを、1又は複数のエリアごとに配置された1
又は複数の設備を示す設備情報を記録する設備情報データベースと、1又は複数の設備ご
とに予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容情報を記録する活動内容情
報データベースと、を参照可能に機能させ、ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得す
る情報取得部と、ユーザ位置情報と、設備情報と、活動内容情報とに基づいて、ユーザが
所定エリアごとに実施した活動内容を特定する活動内容特定部と、所定期間におけるユー
ザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、ユーザの所定期間における活動内容
の配分の目標値とを比較する比較部と、して機能させる。
く、その「部」、「装置」」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。
また、1つの「部」、「装置」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現さ
れても、2つ以上の「部」、「装置」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されて
もよい。
動内容を再構築することを促すことが可能となる。
態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図
はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせ
る等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部
分には同一又は類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実
際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異な
る部分が含まれていることがある。
。図1に示すように、活動管理システム100は、例示的に、例えば、企業内の従業員等
を含むユーザの活動を管理する活動管理サーバ1(活動管理装置)と、n台(nは、1以
上の任意の整数値)のユーザ端末3と、ネットワークNとを含んで構成される。
システム100は、クライアントであるn台のプレイヤ端末3と、活動管理サーバ1とが
ネットワークNを介して相互に通信を行うことにより実現される。なお、ネットワークN
は、例えば、インターネット、携帯電話網といったネットワーク、LAN(Local
Area Network)、あるいはこれらを組み合わせたネットワークにより実現さ
れる。
ーザ端末3は、例えば、スマートフォンや、ゲーム機や、パーソナルコンピュータにより
実現される。なお、図中には、n台のユーザ端末3として、ユーザ端末3a及びユーザ端
末3nを図示している。ただし、以下の説明において、これらn台のユーザ端末3を区別
することなく説明する場合には、符号を一部省略して、単に「ユーザ端末3」と呼ぶ。
システム100は、GPS(Global Positioning System)等
の位置取得手段を用いて、ユーザの現在の位置を取得することにより、ユーザの活動内容
(労働者の労働状況等)を測定し管理する。活動管理システム100は、測定したユーザ
の活動内容をユーザ端末3で表示することができる。
図である。図2に示すように、ユーザ端末3の出力部34においては、例えば、各ユーザ
(例えばMr.A等)が施設内の各フロアFのどこに(どのエリア)に滞在しているかを
示すアイコン画像ICを含む画面を出力する。また、あるユーザが画面内の入力欄EFに
特定のユーザ(例えばMs.D)を入力して検索を実行すると、出力部34は、画面内で
Ms.Dがいる位置に配置されたアイコン画像ICを他のアイコン画像よりも強調して表
示することが可能である。
と、ユーザの現在の活動内容と、ユーザ自身又はユーザの管理者(上司等)が設定した理
想的な(目標とすべき)活動内容(ユーザに期待される労働状況等)と、を比較する。活
動内容の比較処理は、任意のタイミングで行ってもよいし、所定の期間ごとに実行しても
よい。活動管理システム100は、ユーザに対して、活動内容の比較結果を通知等するこ
とによって、ユーザは、自身の現在の活動内容と、理想的な活動内容との乖離を把握する
ことができる。そして、例えば、協働作業を積極的に行うように要請されているユーザに
は、個人の作業時間を大幅に削減し、協働作業の時間を多くとるように促す通知をして、
自己の活動内容の再構築を促す。このように活動管理システム100は、ユーザが、より
理想的な活動内容となるように、現在の活動内容を再構築することを促すことを可能にす
る。以下では、活動管理システム100の具体的な構成について説明する。
末3のハードウェアの構成とを示すブロック図である。なお、図中では、活動管理サーバ
1のハードウェアに対応する符号には括弧を付すことなく記載し、ユーザ端末3のハード
ウェアに対応する符号には括弧を付して記載する。
nit)11と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Rando
m Access Memory)等からなるメモリ12と、入力部13と、出力部14
と、記録部15と、通信部16と、バス17と、を備えている。
12にロードされたプログラムにしたがって各種の処理を実行する。
記憶される。CPU11及びメモリ12は、バス17を介して相互に接続されている。ま
た、このバス17には、入力部13と、出力部14と、記録部15と、通信部16と、が
接続されている。
入力部13は、例えば、各種ボタン、タッチパネルあるいはマイク等で構成される。なお
、入力部13は、活動管理サーバ1の他の各部を収容する本体とは独立した、キーボード
やマウス等の入力装置により実現してもよい。
レイやスピーカ等で構成される。出力部14が出力した画像データや音声データは、ディ
スプレイやスピーカ等から、画像や音楽としてプレイヤが認識可能に出力される。
ic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成される。
ワークNを介して、ユーザ端末3との間で相互に通信を行う。
。ドライブには、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等から構成される
リムーバブルメディアが適宜装着されてもよい。ドライブによってリムーバブルメディア
から読み出されたプログラムや、画像データ等の各種のデータは、必要に応じて記録部1
5にインストールされる。
ように、例示的に、CPU31と、メモリ32と、入力部33と、出力部34と、記録部
35と、通信部36と、バス37と、を備えている。これら各部は、上述の活動管理サー
バ1が備える、符号のみが異なる同名の各部と同等の機能を有している。
図である。活動管理サーバ1は、例示的に、ユーザの活動を管理するための処理を実行す
る情報処理部111と、ユーザの活動を管理するために必要な各種情報を記録するデータ
ベース群と、を備えて構成される。なお、図4の例においては、データベース群は、図3
に示す記録部15に含まれる。
を示す設備情報を記録する設備情報データベース(DB)51と、1又は複数の設備ごと
に予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容情報を記録する活動内容情報
DB53と、ユーザと当該ユーザの職種又は役職とを関連づけて記録するユーザ情報DB
55と、職種又は役職ごとに予め設定されている、活動内容の配分の目標値を記録する目
標値DB57と、を備える。なお、図4の例においては、各DBのすべては、活動管理サ
ーバ1に含まれているが、この実施形態には限られない。例えば、各DBの少なくとも一
つのDBは、活動管理サーバ1以外の他のサーバ装置等に配置されてもよい。活動管理サ
ーバ1は、当該他のサーバ装置等に配置されているDBについては、当該DBに格納され
ているデータを参照可能に構成されている。
明の実施形態に係る設備情報の一例を示す図である。図6は、本発明の実施形態に係る設
備情報の一例を示す図である。ここで、「設備」とは、人が内部に入って利用する建築物
等(例えば、施設)内の所定エリアに配置されている1つ又は複数の機器等を含む。図5
(A)に示すように、例えば、「設備」はテーブルおよびチェア等を含んで構成される、
個人で使用するための個室を含む。また、図5(B)に示すように、「設備」は、1つ又
は複数のテーブルおよびチェア等を所定のパーティションで囲むことで構成される、個人
で使用するための所定の空間を含む。さらに、図6(A)に示すように、「設備」は、1
つのテーブルおよび複数のチェア等を含んで構成される、複数人が協働して使用するため
の個室を含む。さらにまた、図6(B)に示すように、「設備」は、比較的大きな1つの
テーブルおよび多数のチェア等を含んで構成される、複数人が協働して使用するための所
定の空間を含む。
装置、照明装置、空調制御装置、又は、音声出力装置等の個々の機器を含んでもよい。「
設備」は、例えば、接着ないしねじ止めなどで簡単には取り外せないように固定されても
よいし、少なくとも部分的に交換したり修理したりできるように構成されてもよい。
れている状況を示す図である。図7に示すように、フロアFのエリアE1には、例えば、
図5(A)及び(B)に示す、個人で使用するための個室又は所定の空間を含む設備が配
置され、エリアE3及びE5には、図6(A)及び(B)に示す、複数人が協働して使用
するための個室又は所定の空間を含む設備が配置される。このように、設備情報DB51
においては、1又は複数のエリアごとに配置された1又は複数の設備を示す設備情報を記
録している。なお、図7では、単一のフロアが例示されているが、これに限られない。設
備情報DB51においては、複数のフロアごとに、1又は複数のエリアごとに配置された
1又は複数の設備を示す設備情報を記録してもよい。
する活動内容を含む。「一のユーザが実施する活動内容」は、例えば、ユーザが、個人で
業務に関して検討すること、個人でメール及び資料を作成すること、他の人と対話するこ
と、個人で作業スペースを整理整頓すること、休憩すること等の複数の活動内容を含む。
「複数のユーザが協働して実施する活動内容」は、例えば、複数のユーザが打ち合わせに
おいて業務内容を検討すること、業務の進捗に関して確認し、情報を共有すること等の複
数の活動内容を含む。また、「活動内容」には、遠隔地にいるユーザ同士が協働して取り
組みものを含んでもよい。
られている。つまり、「一のユーザが実施する活動内容」は、エリアE1に配置されてい
る、個人で使用するための1又は複数の設備ごとに予め定義されている。また、「複数の
ユーザが協働して実施する活動内容」は、図7に示すエリアE3及びE5に予め関連づけ
られている。つまり、「複数のユーザが協働して実施する活動内容」は、エリアE3及び
E5に配置されている、複数人が協働して使用するための1又は複数の設備ごとに予め定
義されている。このように、活動内容情報DB53においては、1又は複数の設備ごとに
予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容情報が記録されている。なお、
「活動内容」と「設備」との関連付けに関して、本実施例では、「活動内容」として、「
一のユーザが実施する活動内容」と「複数のユーザが協働して実施する活動内容」とを設
定するようにしているが、比較・分析を行いたい「活動内容」を適宜設定し、その「活動
内容」と、「活動内容」に適した、又は設備提供者(企業など)が推奨・指定する「設備
」とを関連付けるようにしてもよい。こうすることにより、企業内の従業員等を含むユー
ザの活動をよりフレキシブルに比較・分析することが可能である。一例として、「一のユ
ーザが実施する活動内容」をさらに細分化し、例えば、集中作業であれば、作業用の大き
いモニターなどが用意された空間を設備として設定し、また、電話などで他の人と対話す
る作業であれば、遮音性の高い空間を設備として設定し、さらに、休憩をとる場合には、
リラックスし易い空間を設備として設定するなどしてもよい。他方で、「複数のユーザが
協働して実施する活動内容」をさらに細分化し、例えば、アイデア出し等の複数人の協働
作業の場合は、ホワイトボードなどを用意した空間を設備として設定し、また、TV会議
やWeb会議等の複数人の協働作業の場合は、TV会議システムやWeb会議システムが
用意されている空間を設備として設定するなどしてもよい。
発明の実施形態に係るユーザ情報の一例を示す概念図である。図8(B)は、本発明の実
施形態に係る目標値の一例を示す概念図である。図8(A)に示すように、ユーザ情報は
、ユーザ情報DB55において、ユーザの名称等を含む識別情報と、ユーザの職種(例え
ば、営業等)とが関連づけられて記録されている。また、ユーザ情報は、ユーザの名称等
を含む識別情報と、ユーザの役職(不図示)とが関連づけられて記録されてもよい。役職
とは、例えば、企業における会長、社長、部長、課長、係長、及び主任等を含む。
と、活動内容の配分の目標値と、が関連づけられて記録されている。目標値の配分は、目
標値の割合が把握できればよく、例えば、「XX」%という指標で設定されてもよいし、
活動時間で設定されてもよいし、活動時間から算出する金額(例えば、作業時間1時間あ
たりZ万円として実際の活動時間にZ万円を乗じて算出される金額)で設定されてもよい
。なお、図8(B)の例では、目標値は、「個人活動」及び「協働活動」の2つの分類の
みで記載されているがこれに限られない。上記したとおり、「個人活動」には、例えば、
ユーザが、個人で業務に関して検討すること、個人でメール及び資料を作成すること、他
の人と対話すること、個人で作業スペースを整理整頓すること、休憩すること等の複数の
活動内容を含まれるので、「個人活動」は、複数に細分化され分類されてもよい。また、
「協働活動」にも、上記したとおり、例えば、複数のユーザが打ち合わせにおいて業務内
容を検討すること、業務の進捗に関して確認し、情報を共有すること等の複数の活動内容
を含まれるので、「協働活動」も、複数に細分化され分類されてもよい。なお、目標値は
、目標値DB57において、ユーザの識別情報と関連づけられて記録されてもよい。
得する情報取得部113と、ユーザ位置情報と、設備情報と、活動内容情報とに基づいて
、ユーザが所定エリアごとに実施した活動内容を特定する活動内容特定部115と、所定
期間におけるユーザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、ユーザの所定期間
における活動内容の配分の目標値とを比較する比較部117と、比較結果を通知する通知
部119と、を備える。上記各機能の詳細については、後述する。
いるプログラムをCPU11が実行したりすることにより実現することができる。
図9及び図10を参照して本発明の実施形態に係る活動管理処理の一例を説明する。図
9は、本発明の実施形態に係る活動管理処理の一例を示すフローチャートである。まず前
提として、図1に示す活動管理システム100においては、本活動管理処理を実行するた
めに、設備情報データベース(DB)51と、活動内容情報DB53と、ユーザ情報DB
55と、目標値DB57と、を少なくとも参照可能に構成されている。
図4に示す活動管理サーバ1の情報取得部113は、ユーザの位置を示すユーザ位置情
報を取得する。例えば、情報取得部113は、ユーザ端末3に搭載されているGPS機能
を用いてユーザ端末3(ユーザ)の位置情報を取得する。また、ユーザの位置情報の取得
の精度を高めるために、ユーザ端末3に搭載された地磁気センサ(コンパス等)を併用し
てもよい。なお、情報取得部113は、ユーザの位置情報として、ユーザが滞在するエリ
アを特定してもよい。また、位置情報取得手法は上記手法に限られず、以下の手法も採り
得る。
、ユーザの位置を特定する。具体的には、各エリアに配置されたビーコン送信装置から送
信される、ビーコン送信装置を識別するためのビーコン送信装置識別情報を含むビーコン
をユーザ端末3が受信する。ユーザ端末3は、ビーコンを受信すると、受信したビーコン
に含まれるビーコン送信装置識別情報を抽出し、活動管理サーバ1に送信する。図3に示
す活動管理サーバ1の記録部15は、ビーコン送信装置識別情報と、ビーコン送信装置の
配置位置情報と、が予め関連付けられたビーコン情報テーブルを記録している。情報取得
部113は、取得したビーコン送信装置識別情報に基づいて、当該ビーコン情報テーブル
を参照することにより、ビーコン送信装置の配置位置、つまり、ユーザの位置情報を特定
する。
することにより、ユーザの位置情報を特定してもよい。
図4に示す活動内容特定部115は、ユーザ位置情報と、設備情報と、活動内容情報と
に基づいて、ユーザが所定エリアごとに実施した活動内容を特定する。例えば、情報取得
部113は、任意のタイミングで、又は、定期的にユーザの位置情報を1回又は2回以上
にわたり取得し、記録部15に記録している。活動内容特定部115は、情報取得部11
3が1回又は2回以上にわたり取得したユーザ位置情報に基づいて、設備情報DB51及
び活動内容情報DB53に格納されている設備情報及び活動内容情報(図5から図7を参
照)を参照することにより、ユーザが滞在したエリアごとに実施した活動内容を特定する
。
比較部117は、所定期間(例えば、1日)におけるユーザの特定された活動内容の配
分と、予め設定された、ユーザの所定期間における活動内容の配分の目標値とを比較する
。所定期間は、数時間単位、数分単位であってもよく、また、複数日にわたる期間(週単
位や月単位等)であってもよい。
す図である。図10に示すように、通知部119は、比較部117の比較結果に基づいて
、ユーザに対して、当該ユーザの所定期間における活動内容の目標とする配分に関する情
報を通知してもよい。例えば、通知部119は、ユーザの現状の活動内容の割合(配分)
の情報を通知するとともに、例えば、協働作業を積極的に行うように要請されているユー
ザには、個人の活動時間を大幅に削減し、協働活動の時間を多くとるように促す通知をし
て、自己の活動内容の再構築を促す。
けるユーザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、ユーザの所定期間における
活動内容の配分の目標値とを比較してもよい。
容の配分と、予め設定された、ユーザの所定期間における活動内容の配分の目標値との比
較結果(乖離)が把握できるので、特定の職種のユーザの活動内容の傾向、又は、特定の
役職のユーザの活動内容の傾向を測定することができる。
活動内容と、理想的な活動内容と、を比較する。活動管理システム100は、ユーザに対
して、活動内容の比較結果を通知等することによって、ユーザは、自身の現在の活動内容
と、理想的な活動内容との乖離を把握することができる。このように活動管理システム1
00は、ユーザが、より理想的な活動内容となるように、現在の活動内容を再構築するこ
とを促すことを可能にする。
上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解
釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(例えば、各実
施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに
、本発明にはその等価物も含まれる。
ザの位置検出精度を高めることにより、例えば、会議室で一緒に会議をしている複数のユ
ーザの人数を正確に測定し、また、各ユーザを正確に把握するように構成されてもよい。
この構成によれば、ある会議において会議室にいたユーザの人数が適正であったかどうか
の確認をとることができる。例えば、定員20名の会議室で30名の会同が開催された場
合は、人数が適切ではなかったと判断することができる。なお、活動管理システム100
として「設備」の稼働率などを蓄積させる設備稼働率情報データベースを構成し、「設備
」の稼働率の情報から「活動内容」に適した、又は推奨・指定する「設備」の過不足など
の設備過不足情報を抽出するようにしてもよい。こうすることにより、ユーザが、より理
想的な活動内容となるように、設備側の再構築を促すことを可能になる。
呼吸数等)、ユーザの行動情報(例えば、特定のユーザが他のユーザとコミュニケーショ
ンをした回数や合計時間等)、及び、環境情報(例えば、室温、湿度、照度、音圧、二酸
化炭素濃度、会議室の利用状況等)をさらに取得して、ユーザの活動内容をより正確に測
定してもよい。
容と理想的な活動内容とを比較しているが、これに限られない。例えば、比較部117は
、複数人で構成されたグループ内のあるユーザと他のユーザとの活動内容を比較してもよ
い。なお、理想的な活動内容は、例えば、優秀なユーザの活動内容の配分等を教師データ
として含んでもよい。
ユーザ端末3に実装されている活動管理アプリケーションが実行するようにしてもよい。
例えば、活動管理サーバ1が備える、図4に示す情報取得部113と、活動内容特定部1
15と、比較部117と、通知部119は、ユーザ端末3が実行してもよい。
13(33)…入力部、14(34)…出力部、15(35)…記録部、16(36)…
通信部、17(37)…バス、設備情報データベース…51、活動内容情報データベース
…53、ユーザ情報データベース…55、目標値データベース…57、111…情報処理
部、113…情報取得部、115…活動内容特定部、117…比較部、119…通知部
Claims (6)
- ユーザの活動を管理する活動管理装置であって、
1又は複数のエリアごとに配置された1又は複数の設備を示す設備情報を記録する設備
情報データベースと、
前記1又は複数の設備ごとに予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容
情報を記録する活動内容情報データベースと、
前記ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得する情報取得部と、
前記ユーザ位置情報と、前記設備情報と、前記活動内容情報とに基づいて、前記ユーザ
が所定エリアごとに実施した活動内容を特定する活動内容特定部と、
所定期間における前記ユーザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、前記ユ
ーザの前記所定期間における活動内容の配分の目標値とを比較する比較部と、を備える、
活動管理装置。 - 前記ユーザと当該ユーザの職種又は役職とを関連づけて記録するユーザ情報データベー
スと、
前記職種又は前記役職ごとに予め設定されている、活動内容の配分の目標値を記録する
目標値データベースと、を更に備え、
前記比較部は、前記職種又は前記役職ごとに、所定期間における前記ユーザの特定され
た活動内容の配分と、予め設定された、前記ユーザの前記所定期間における活動内容の配
分の目標値とを比較する、
請求項1に記載の活動管理装置。 - 前記1又は複数の設備ごとに予め定義されたユーザが実施する活動内容は、一のユーザ
が実施する活動内容、又は、複数のユーザが協働して実施する活動内容を含む、
請求項1又は請求項2に記載の活動管理装置。 - 前記比較部の比較結果に基づいて、前記ユーザに対して、当該ユーザの前記所定期間に
おける活動内容の目標とする配分に関する情報を通知する通知部を更に備える、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の活動管理装置。 - ユーザの活動を管理するコンピュータが実行する活動管理方法であって、
前記コンピュータは、
1又は複数のエリアごとに配置された1又は複数の設備を示す設備情報を記録する設備
情報データベースと、
前記1又は複数の設備ごとに予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容
情報を記録する活動内容情報データベースと、を参照可能に構成され、
前記ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得するステップと、
前記ユーザ位置情報と、前記設備情報と、前記活動内容情報とに基づいて、前記ユーザ
が所定エリアごとに実施した活動内容を特定するステップと、
所定期間における前記ユーザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、前記ユ
ーザの前記所定期間における活動内容の配分の目標値とを比較するステップと、を含む、
活動管理方法。 - ユーザの活動を管理するコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
前記コンピュータを、
1又は複数のエリアごとに配置された1又は複数の設備を示す設備情報を記録する設備
情報データベースと、
前記1又は複数の設備ごとに予め定義されたユーザが実施する活動内容を示す活動内容
情報を記録する活動内容情報データベースと、を参照可能に機能させ、
前記ユーザの位置を示すユーザ位置情報を取得する情報取得部と、
前記ユーザ位置情報と、前記設備情報と、前記活動内容情報とに基づいて、前記ユーザ
が所定エリアごとに実施した活動内容を特定する活動内容特定部と、
所定期間における前記ユーザの特定された活動内容の配分と、予め設定された、前記ユ
ーザの前記所定期間における活動内容の配分の目標値とを比較する比較部と、して機能さ
せる、
プログラム。
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