JP2022152739A - 連続焼成炉 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合う処理室で雰囲気を変えること【解決手段】連続焼成炉10は、トンネル状の炉体11と、炉体11に搬送方向T1に沿って設けられた搬送路12とを備えている。炉体11は、搬送方向に沿って隔壁部20を介して隣り合う少なくとも一組の第1処理室21と第2処理室22とを有している。隔壁部20は、上部隔壁20aと、チャンバースペース20bと、通気孔20cと、排気孔20dとを有している。ここで、炉体11は、上部隔壁20aが装着される凹み11dを有し、チャンバースペース20bは、凹み11dの内部において、当該凹み11dに装着された上部隔壁20aの上方に形成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、連続焼成炉に関する。
特開平6-82162号公報には、炉体(2)内に連続した焼成通路(3)を形成するとともに、この焼成通路(3)を、該通路(3)の天井から垂下させた隔壁(4)によって焼成領域(5)毎に間仕切りした連続焼成炉が開示されている。各焼成領域(5)の天井側には焼成領域(5)内に雰囲気ガスを供給する雰囲気ガス供給部(8)を設けている。隔壁(4)の底部には焼成領域(5)内の排ガスを外部に排気する排気口(9)を設けている。同公報では、かかる構成によれば、各焼成領域の天井側に設けた雰囲気ガス供給部から焼成領域内に供給された雰囲気ガスは、焼成領域内を下方に向かって満遍なく循環した後、隔壁底部に設けられた排気口から外部に排気されている。また、隔壁底部に流れ込む排ガスの流れによって各焼成領域内の雰囲気は隣接する焼成領域から遮断されるとされている。括弧内の数字は、同公報で付与された符号を示している。
特開2018-169137号公報には、熱処理炉に関する発明が開示されている。ここで開示された熱処理炉では、炉体は、被処理物を第1のガス雰囲気で熱処理する第1空間と、被処理物を第1のガス雰囲気と異なる第2のガス雰囲気で熱処理する第2空間と、第1空間及び第2空間を接続する第3空間とを備えている。搬送装置は、第1空間の一端から第3空間を介して第2空間の他端まで被処理物を搬送する。第3空間の搬送方向に直交する断面積は、第1空間の搬送方向に直交する断面積より小さく、かつ、第2空間の搬送方向に直交する断面積より小さい。第3空間の高さ方向の寸法は、第1空間の高さ方向の寸法より小さく、かつ、第2空間の高さ方向の寸法より小さい。同公報では、第1空間と第2空間の間にこのような第3空間を備えることによって、第1空間と第2空間との間で、一方の雰囲気ガスが他方に、あるいは、他方の雰囲気ガスが一方に流入することを回避することができることができる、とされている。
特開平6-82162号公報 特開2018-169137号
ところで、連続焼成炉の隣り合う処理室で焼成雰囲気を変えたいとのニーズがある。連続焼成炉では、例えば、本焼成前に焼成温度よりも低い温度で被処理物を加熱し、被処理物に含まれるバインダを除去する脱バインダ処理や、本焼成後に焼成温度よりも低い温度で被処理物を加熱し、還元された被処理物に酸素を補う再酸化処理等が行われうる。また、硫化物を処理する場合には、炉内で硫化水素が発生しうる場合がある。このような処理が連続的に行なわれる場合には、焼成炉内の雰囲気をできるかぎり厳格に管理することが求められうる。このように隣り合う処理室で雰囲気に変えて連続的に処理する場合には、隣り合う処理室の雰囲気が適切に切り替えられることが望ましい。
ここで開示される連続焼成炉は、トンネル状の炉体と、炉体に搬送方向に沿って設けられた搬送路とを備えている。炉体は、搬送方向に沿って隔壁部を介して隣り合う少なくとも一組の第1処理室と第2処理室とを有している。隔壁部は、上部隔壁と、チャンバースペースと、通気孔と、排気孔とを有している。上部隔壁は、搬送路の上方に搬送物を搬送する間隙を空けて配置され、かつ、搬送路の上方の空間において第1処理室と第2処理室とを仕切るための隔壁である。チャンバースペースは、上部隔壁の上方に形成されたチャンバーとしての空間である。通気孔は、上部隔壁の内部に形成され、当該上部隔壁と搬送路との間の空間と、チャンバースペースとを連通する孔である。排気孔は、チャンバースペースと外部空間とを連通した孔である。ここで、炉体は、上部隔壁が装着される凹みを有し、チャンバースペースは、凹みの内部において、当該凹みに装着された上部隔壁の上方に形成されている。
かかる連続焼成炉によれば、チャンバースペースを設ける構造が簡単である。通気孔、チャンバースペースおよび排気孔を通じて、上部隔壁と搬送路との間の空間からガスがスムーズに抜けていく。このため、第1処理室と第2処理室との雰囲気ガスが混ざりにくい。
通気孔は、断面円形の孔でもよい。上部隔壁は、搬送方向に沿って通気孔の前後に、通気孔の内径よりも厚い隔壁を有していてもよい。また、搬送方向に直交する幅方向において、通気孔の位置と排気孔の位置がずれていてもよい。
また、上部隔壁は、炉体とは別体であってもよい。この場合、凹みに対する上部隔壁の高さが調整可能に構成されていてもよい。炉体は、両側の側壁に装着穴を有していてもよい。上部隔壁は、両側の側壁に向けてそれぞれ突出し、装着穴に装着された支持棒を有していてもよい。装着穴は、搬送方向に沿った両側の側壁に上下方向に沿った長穴であってもよい。上部隔壁は、両側の側壁に向けてそれぞれ突出し、長穴に装着された支持棒を有していてもよい。
凹みは、略矩形の凹みであってもよい。上部隔壁は、略矩形の凹みに装着される矩形の部材であってもよい。この場合、炉体と上部隔壁を簡単な構造で実現できる。
連続焼成炉は、排気孔の出口に設けられたフードと、フード内に接続された吸引装置とを有していてよい。フードは、外気を取り込む取り込み口を有していてもよい。また、上部隔壁と上下に対向する位置において、搬送路の下方に空間を有し、当該搬送路の下方の空間を第1処理室と第2処理室とで仕切る下部隔壁をさらに備えていてもよい。
図1は、連続焼成炉10の一部を模式的に示す縦断面図である。 図2は、連続焼成炉10のII-II断面を示す横断断面図である。 図3は、隔壁部20の上部隔壁20aを模式的に示す模式図である。
以下、本開示における典型的な実施形態の1つについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚みなど)は実際の寸法関係を反映するものではない。上、下、左、右、前、後の向きは、図中、U、D、L、R、F、Rrの矢印でそれぞれ表されている。ここで、上、下、左、右、前、後の向きは、説明の便宜上、定められているに過ぎず、特に言及されない限りにおいて本願発明を限定しない。
図1は、連続焼成炉10の一部を模式的に示す縦断面図である。図2は、連続焼成炉10のII-II断面を示す横断断面図である。図1に示された形態では、連続焼成炉10は、炉内の製品をローラに乗せて搬送するタイプの連続型の焼成炉である。このような連続焼成炉は、いわゆるローラーハースキルンと称される。なお、ここでは、連続焼成炉には、ローラーハースキルンが例示されているが、特段言及されない限りにおいて、連続焼成炉はローラーハースキルンに限定されない。連続焼成炉は、例えば、プッシャー炉でもよい。
連続焼成炉10は、図1に示されているように、炉体11と、搬送路12とを備えている。炉体11は、トンネル状の炉体である。この実施形態では、炉体11は、直線状の搬送空間11aを有している。搬送空間11aの片側には、被処理物13を搬入するための入口11bが設けられている。搬送空間11aの反対側には、被処理物13を搬出するための出口11cが設けられている。搬送空間11aには、入口11bから出口11cに向かって被処理物13を搬送する搬送方向T1が設定されている。被処理物13は、例えば、電子部品に用いられるセラミックス材料や、電池の活物質材料などでありうる。このようなセラミックス材料や活物質材料は、サヤやセッターや匣鉢などと称される焼成容器に収容されて搬送されうる。
〈炉体11〉
この実施形態では、炉体11は、搬送空間11aの周りを全周に亘って囲う炉壁31を有している。炉壁31は、断熱材によって構成されている。炉壁31は、所定の形状に成形されたセラミックファイバーボードが重ねられているとよい。セラミックファイバーボードは、例えば、いわゆるバルクファイバーに無機フィラーと無機・有機結合材とが添加されて板状に成形された板材である。炉壁31は、セラミックファイバーボードが、例えば、厚み方向に積み重ねられているとよい。炉体11を構成する炉壁31には、図2に示されているように、天井31aと、床壁31bと、左右一対の側壁31c,31dとが含まれている。各炉壁31a~31bの厚さは、搬送空間11aの熱が十分に断熱される程度の所要の厚さに設定されている。炉体11は、例えば、基台の上に設けられていてもよい。炉体11が基台の上に設けられていることで、床壁31bの下に配管や、駆動装置を配置することができる。また、左右の側壁31c,31dや天井31aは、熱が外部に漏れないようにさらにカバーで覆われていてもよい。左右の側壁31c,31dには、搬送ローラ12aが挿通される貫通穴31c1,31d1が設けられている。
〈搬送路12〉
搬送路12は、炉体11の搬送方向に沿って設けられている。この実施形態では、搬送路12には、複数の搬送ローラ12aが、炉体11の搬送方向に沿って並べられている。搬送ローラ12aは、円筒軸状である。搬送ローラ12aには、セラミック製の中空軸が用いられている。搬送ローラ12aには、例えば、アルミナ製等の耐熱性能の高い管状体が用いられるとよい。各搬送ローラ12aの内径、外径および長さは、許容されうる製造誤差を除き概ね同じである。搬送ローラ12aは、炉体11の第1側壁31cと第2側壁31dとを幅方向に貫通するように所要の長さを有している。搬送ローラ12aは、それぞれ左右の側壁31c,31dに形成された貫通穴31c1,31d1を貫通し、炉体11の外で支持されている。
図示は省略するが、複数の搬送ローラ12aは、炉体11の外で、動力伝達機構と、駆動装置(モータ)とに接続されている。動力伝達機構と、駆動装置とによって、搬送ローラ12aは、所定の速度で同じ方向に回転し、被処理物13を搬送するように構成されている。搬送ローラ12aの支持構造や、動力伝達機構や、駆動装置(モータ)などは、適宜に公知の構造が採用されうる。また、搬送ローラ12aの支持構造や、動力伝達機構や、駆動装置(モータ)などは、特段の言及がない限りにおいて、公知の構造に限定されず、種々変更されうる。
なお、この実施形態では、搬送路12は、複数の搬送ローラ12aが、炉体11の搬送方向に沿って並べられた形態が例示されている。かかる形態の搬送路12は、例えば、ローラーハースキルンに採用されている。搬送路12の形態は、かかる形態に限定されない。搬送路12は、搬送ローラ12aが用いられていなくてもよい。搬送路12は、例えば、被処理物13が載せられる台板が送られる床を備えた構造であってもよい。この場合、左右の側壁31c,31dにガイドが設けられていてもよい。このような搬送路は、例えば、特開平6-82162号で開示されている、プッシャー式の連続炉に採用されうる。このように、搬送路12の形態は、図1に示された形態に限定されず、種々の構成が採用されうる。
〈第1処理室21,第2処理室22〉
炉体11の搬送空間11aには、搬送方向に沿って隔壁部20を介して隣り合う少なくとも一組の第1処理室21と第2処理室22とを有している。この実施形態では、第1処理室21と第2処理室22は、それぞれ仕切り41が設けられている。さらに仕切り41によって仕切られた空間にそれぞれガス導入管42と、ガス排気管43と、ヒータ44とが設けられている。ここでは、第1処理室21と第2処理室22に設けられる仕切り41、ガス導入管42、ガス排気管43、ヒータ44を順に説明した後で、第1処理室21と第2処理室22との間に設けられる隔壁部20を説明する。
〈仕切り41〉
仕切り41は、第1処理室21と第2処理室22の空間を、搬送空間11aに沿ってさらに仕切るための仕切りである。仕切り41は、セラミックファイバーボードのように断熱性を有する壁で形成されているとよい。この実施形態では、搬送ローラ12aの上側の空間と、下側の空間をそれぞれ仕切るように、並べられた搬送ローラ12aの上側と下側にそれぞれ仕切り41が設けられている。
〈ガス導入管42〉
ガス導入管42は、第1処理室21と第2処理室22にそれぞれ雰囲気ガスを供給する管路である。第1処理室21と第2処理室22では、ガス導入管42には、それぞれ適当なガスが導入される。これによって、第1処理室21と第2処理室22とは、異なる雰囲気ガスが充填されるように構成されている。つまり、第1処理室21と第2処理室22とは、それぞれ仕切り41によって、さらに小さい空間に区切られているが、第1処理室21内には、同じ雰囲気ガスが供給されている。また、第2処理室22内には、同じ雰囲気ガスが供給されている。
図示は省略するが、炉体11の外側からガス導入管42に雰囲気ガスを供給するための供給管Ga1,Ga2が接続される。この実施形態では、ガス導入管42は、床壁31bを貫通し、第1処理室21と第2処理室22の底部に雰囲気ガスを処理室21,22に導入するための噴き出し口42aが設けられている。処理室21,22の内部において、ガス導入管42の噴き出し口42aの上方には、遮蔽棒42bが設けられている。遮蔽棒42bは、セラミックス製の棒材であり、左右の側壁31c,31d(図2参照)を貫通するように設けられている。かかる遮蔽棒42bが設けられていることによって、噴き出し口42aから噴き出す雰囲気ガスは、遮蔽棒42bに当たって処理室内に拡散する。また、遮蔽棒42bが設けられているので、噴き出し口42aから噴き出す雰囲気ガスが勢いよく被処理物13に当たらない。このため、被処理物13を収容した焼成容器が損傷したり、被処理物13が雰囲気ガスを直接受けて飛び散ったりすることが抑止される。
〈ガス排気管43〉
ガス排気管43は、第1処理室21と第2処理室22のそれぞれにおいて雰囲気ガスを排気する管路である。この実施形態では、ガス導入管42から雰囲気ガスが導入されることによって、処理室内の内圧が上がるとその分、ガス排気管43から雰囲気ガスが抜ける。この実施形態では、処理室21,22には、炉体11の天井31aにガス排気管43へ通じる排気口43aが設けられている。ガス排気管43に、炉体11から排気される雰囲気ガスを収集するための収集管Gb1,Gb2が接続される。この実施形態では、第1処理室21と第2処理室22とで、雰囲気ガスが異なる。第1処理室21と第2処理室22とで、それぞれ異なる収集管Gb1,Gb2に接続されている。
〈ヒータ44〉
炉体11の搬送空間11aには、図1に示されているように、複数のヒータ44が配置されている。ヒータ44は、搬送空間11aにおいて被処理物13を加熱する装置である。複数のヒータ44は、複数の搬送ローラ12aを挟むようにして、搬送方向に沿って搬送空間11aの上方と下方に所定の間隔を空けて並べられている。この実施形態では、ヒータ44は円筒軸状であり、第1側壁31cと第2側壁31dを貫通している。ヒータ44としては、加熱温度等に応じて種々のヒータを用いることができ、例えば、セラミック製のヒータを用いることができる。なお、図2では、ヒータ44の図示は省略されている。
この実施形態では、第1処理室21と第2処理室22の空間は、仕切り41によって、搬送方向T1に沿ってさらに仕切られている。第1処理室21と第2処理室22は、仕切り41でさらに仕切られている。このため、搬送空間11aに沿って段階的に温度を変えることができ、目的の温度に向けて徐々に昇温させたり、徐々に降温させたりすることができる。ヒータ44の数や配置によって、第1処理室21と第2処理室22の昇温や降温が調整される。この実施形態では、搬送ローラ12aの下側と上側の両方にヒータ44が配置されている。
ところで、第1処理室21と第2処理室22に導入されるガスには、例えば、不活性ガス、中性ガス、酸化性ガス、還元性ガス、脱炭性ガス、浸炭性ガス、窒化性ガスなどがある。不活性ガスには、アルゴン(Ar)やヘリウム(He)などが挙げられる。中性ガスには、窒素(N)や乾燥水素(dry H)やアンモニア(NH)などが挙げられる。酸化性ガスには、酸素(O)や水蒸気(HO)や炭酸ガス(CO)などが挙げられる。還元性ガスには、水素(H)や一酸化炭素(CO)や炭化水素ガス(CH、C、C10)などが挙げられる。脱炭性ガスには、酸化性ガスなどが挙げられる。浸炭性ガスには、水素(H)や一酸化炭素(CO)や炭化水素ガス(CH、C、C10)や都市ガスやメタノール(CHOH)やエタノール(COH)やエーテル(C10O)などが挙げられる。窒化性ガスにはアンモニアガスが挙げられる。また、処理室には、適宜に大気(Air)が導入されうる。例えば、N2+H2、N2+H2+Air、N2+Airなどのような混合ガスが導入されてもよい。また、導入されるガスは、処理室毎に濃度を変えた混合ガスであってもよい。
例えば、第1処理室21では酸化処理が行なわれる場合には、第1処理室21には酸化性ガスである酸素が供給されるとよい。そして、隔壁部20を介して第1処理室21に隣接する第2処理室22で窒化処理が行なわれる場合には、第2処理室22には、窒化性ガスであるアンモニアガスが供給されるとよい。隔壁部20は、第1処理室21と第2処理室22とで、雰囲気を変えるため、充填されている雰囲気ガスが混ざるのを防止するための構造を備えているとよい。また、第1処理室21と第2処理室22は、供給される雰囲気ガスだけでなく、被焼成物13からガスが発生する場合がある。例えば、硫化物系の電極活物質を焼成する用途では、硫化水素ガスが発生する場合がある。このように処理中に発生するガスが次工程の処理室に混ざることが抑制されることが望ましい。
〈隔壁部20〉
隔壁部20は、上部隔壁20aと、チャンバースペース20bと、通気孔20cと、排気孔20dとを有している。図3は、隔壁部20の上部隔壁20aを模式的に示す模式図である。
〈上部隔壁20a〉
上部隔壁20aは、搬送ローラ12aの上方の空間において、第1処理室21と第2処理室22とを仕切る隔壁である。上部隔壁20aは、搬送ローラ12aの上方に搬送物を搬送する間隙を空けて配置されている。上部隔壁20aは、炉体11とは別体で設けられている。この実施形態では、上部隔壁20aは、炉体11の左右の側壁31c,31dの内側に収まる長方形のブロック状の部材である。上部隔壁20aは、例えば、所定の形状に切り出されたセラミックボードを重ねた所定の厚さのブロック状の壁部材で構成されている。
この実施形態では、上部隔壁20aは、炉体11とは別体で設けられている。そして、凹み11dに対して上部隔壁20aの高さが調整可能に構成されている。図2に示されているように、この実施形態では、炉体11は、左右両側の側壁31c,31dに装着穴31c2,31d2を有している。上部隔壁20aは、両側の側壁31c,31dに向けてそれぞれ突出した支持棒24を有している。支持棒24は、装着穴31c2,31d2に装着されている。この実施形態では、上部隔壁20aには、左右幅方向に貫通した貫通穴26が形成されている。かかる貫通穴26には、支持棒24が装着されている。支持棒24は、上部隔壁20aを左右に貫通する所要の長さを有している。支持棒24は、貫通穴26に挿通されて、上部隔壁20aから左右の側壁31c,31dに向けてそれぞれ突出している。左右の側壁31c,31dの装着穴31c2,31d2に装着されている。これにより、上部隔壁20aは、装着穴31c2,31d2に装着された支持棒24によって支持されている。
この実施形態では、装着穴31c2,31d2は、縦長の長穴であり、支持棒24が装着される高さが縦方向に調整できる。支持棒24が装着される高さが調整されることによって、天井31aの凹み11dに対する上部隔壁20aの位置が決められる。長穴に対する支持棒24が装着される高さの調整は、例えば、長穴に支持棒24を支える土台を設定するとよく、土台の高さを変えることで、支持棒24が装着される高さが調整されるとよい。
このように、上部隔壁20aは、炉体11と別体であり、凹み11dに対する上部隔壁20aの高さが調整可能に構成されていることによって、搬送ローラ12aと上部隔壁20aとの間の空間20eの幅が変更できる。そして、搬送ローラ12aの上を搬送される被処理物13の高さに応じて、被処理物13が上部隔壁20aに当たらないように上部隔壁20aの高さを変更できる。搬送ローラ12aの上を搬送される被処理物13の高さに対して、搬送ローラ12aと上部隔壁20aとの間の空間20eの幅が広すぎると、第1処理室21と第2処理室22との間でガスを遮断することが難しくなる。被処理物13が上部隔壁20aに当たらない程度で、上部隔壁20aが低く設定されるとよい。これにより、第1処理室21と第2処理室22との間のガスの流通を抑制できる。なお、ここでは、炉体11に対する上部隔壁20aの支持構造および上部隔壁20aの高さを調整可能とする構造を種々説明したが、これらの構造は、かかる形態に限定されず、種々の変更が可能である。
炉体11は、上部隔壁20aが装着される凹み11dを有している。この実施形態では、炉体11の天井31aには、上方に凹んだ凹み11dを有している。上部隔壁20aの上端部が、かかる凹み11dに装着されている。この実施形態では、凹み11dは、上部隔壁20aの形状に合った略矩形の凹みであり、上部隔壁20aは、略矩形の凹み11dに装着される略矩形の壁材である。このように、凹み11dと上部隔壁20aがそれぞれ矩形で形成されているので、セラミックボードから所定の形状で切り出して重ねるとよく。炉体11と上部隔壁20aの作成が容易である。凹み11dの内側面11d2の幅w1は、上部隔壁20aの幅w2に合わせられている。このため、上部隔壁20aは、凹み11dに概ねぴったりと装着される。凹み11dの奥には、段差11d1が設けられている。段差11d1は、凹み11dの内部において、凹み11dの内側面が内側に張り出している。かかる段差11d1によって、凹み11dに装着される上部隔壁20aの上限が定められている。
〈下部隔壁28〉
図1に示された形態では、搬送路12の下側にも空間がある。上部隔壁20aと上下に対向する位置において、搬送路12の下方の空間を第1処理室21と第2処理室22とで仕切る下部隔壁28をさらに備えている。つまり、この実施形態では、炉体11は、搬送ローラ12aの下方に空間を有している。下部隔壁28は、搬送ローラ12aの下方で搬送ローラ12aに当たらない程度にギリギリの高さを有しているとよい。下部隔壁28は所要の厚さを有しているとよく、セラミックボードを所定の形状に切り出して重ねられているとよい。かかる下部隔壁28によって、搬送ローラ12aの下方の空間は、第1処理室21と第2処理室22とで仕切られている。また、下部隔壁28は、第1処理室21と第2処理室22とで、断熱する機能も備えているとよい。下部隔壁28は、第1処理室21と第2処理室22との間で所要の幅を有しているとよい。なお、連続焼成炉10が、いわゆるプッシャー炉であり、搬送炉の下側に空間がないような場合には、下部隔壁28は設けられていなくてもよい。
〈チャンバースペース20b〉
チャンバースペース20bは、凹み11dに装着された上部隔壁20aの上方に形成されたチャンバーとなる空間である。この実施形態では、上部隔壁20aは、炉体11に設けられた凹み11dに装着される。凹み11dには段差11d1があり、上部隔壁20aは、凹み11d内に嵌まり切らない。このため、上部隔壁20aの上方にはチャンバーとなるチャンバースペース20bが形成される。
〈通気孔20c〉
通気孔20cは、上部隔壁20aの内部に形成されおり、上部隔壁20aと搬送ローラ12aとの間の空間20eと、チャンバースペース20bとを連通する孔である。この実施形態では、通気孔20cは、上部隔壁20aの左右幅方向に離間した複数箇所(この実施形態では、2箇所)に形成されている。通気孔20cは、それぞれ断面円形の孔である。チャンバースペース20bは、かかる通気孔20cの内径w3に比べて十分に広いスペースが確保されている。通気孔20cは、それぞれ断面円形の孔であり、通気孔20cよりも十分に広いチャンバースペース20bに通じている。このため、上部隔壁20aと搬送ローラ12aとの間の空間20eからチャンバースペース20bに通気孔20cを通じてスムーズにガスが抜ける。なお、通気孔20cは、上部隔壁20aの左右幅方向に離間した複数箇所に形成されているが、上部隔壁20aと搬送ローラ12aとの間の空間20eからガスを漏れなく吸引するのに適当な間隔で形成されているとよい。ここでは、通気孔20cは、断面円形の孔としているが、楕円や長円形状の孔などとしてもよい。この場合も、通気孔20cの内周面が滑らかな周側面であるので、内部で渦流が生じ難く、スムーズにガスが排気されうる。
〈排気孔20d〉
排気孔20dは、チャンバースペース20bと外部空間とを連通した孔である。この実施形態では、排気孔20dには、チャンバースペース20bに連通するように天井31aを貫通している。この実施形態では、図2に示されているように、左右幅方向において、通気孔20cが設けられた位置と、排気孔20dが設けられる位置がずれている。このため、通気孔20cを通ってチャンバースペース20bに導入されたガスは、チャンバースペース20b内に拡散した後に、排気孔20dから排出される。通気孔20cを通ってチャンバースペース20bに導入されたガスが、チャンバースペース20b内に拡散するので、通気孔20cの脈動が抑えられる。排気孔20dには、煙突状の筒20d1が装着されている。
この連続焼成炉10では、このように上部隔壁20aの上部にチャンバースペース20bが形成されている。チャンバースペース20bは、上部隔壁20aに設けられた通気孔20cよりも広くなっているので、通気孔20cに生じるガスの脈動が抑えられる。このため、通気孔20c、チャンバースペース20bおよび排気孔20dを通じて、上部隔壁20aと搬送路12との間の空間20eからガスがスムーズに抜けていく。このため、第1処理室21と第2処理室22との雰囲気ガスが混ざりにくい。炉体11は、上部隔壁20aが装着される凹み11dを有し、チャンバースペース20bは、凹み11dの内部において、当該凹み11dに装着された上部隔壁20aの上方に形成されている。このため、チャンバースペースを設ける構造が簡単である。
ここでは、搬送方向T1に沿って隔壁部20を介して隣り合う第1処理室21と第2処理室22は、連続焼成炉10の炉体11の内部に設けられている。搬送方向T1に沿って隔壁部20を介して隣り合う第1処理室21と第2処理室22は、連続焼成炉10の炉体11の内部に複数設けられていてもよい。
この実施形態では、上部隔壁20aは、搬送方向T1に沿って通気孔20cの前後に、通気孔20cの内径w3よりも厚い隔壁20a1,20a2を有している。このため、通気孔20cを通るガスの温度が、第1処理室21と第2処理室22とに影響しにくい。
排気孔20dは、チャンバースペース20bと外部空間とを連通した孔である。この実施形態では、排気孔20dには、チャンバースペース20bに連通するように天井31aを貫通している。排気孔20dには、煙突状の筒20d1が装着されている。このため、チャンバースペース20bから排気孔20dを通じてスムーズにガスが抜けていく。
さらに、この実施形態では、図3に示されているように、フード51と、吸引装置52を備えている。フード51は、排気孔20dの出口に設けられている。フード51は、排気孔20dの出口を大凡覆っているものの、外気を取り込む取り込み口を有している。吸引装置52は、フード51内に接続されている。
吸引装置52で、フード51内からガスを吸引することによって、フード51内は、外気を取り込みつつ、常に負圧にすることができる。フード51は、外気を取り込む取り込み口を有しているので、吸引装置52がガスを吸引する際に生じるガスの脈動が、フード51内では緩和される。吸引装置52がガスを吸引する際に生じるガスの脈動は、排気孔20dには影響しにくい。さらに、排気孔20dはチャンバースペース20bに通じているので、吸引装置52がガスを吸引する際に生じるガスの脈動は、通気孔20cには、さらに影響しにくい。
この実施形態では、フード51は、大凡円錐形状であり、排気孔20dの出口の上方を覆っている。この実施形態では、フード51の下端が開口しており、フード51の全周から外気が取り込まれうる。吸引装置52は、フード51の上端部に接続されており、円錐形状のフード51の頂部からガスが吸引される。吸引装置52によってフード51内のガスを吸引すると、フード51内からスムーズにガスが抜けて、フード51内に負圧が形成される。フード51の形状や吸引装置52が接続される部位などは、特に言及されない限りにおいて特段限定されない。フード51の形状は、円錐に限らず、上方が平坦になった円錐台形でもよい。またフード51の形状は、円形に限らず、角型でもよい。
以上、具体的な実施形態を挙げて、ここで開示される発明の詳細な説明を行ったが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。また、ここでの開示は、種々変更でき、特段の問題が生じない限りにおいて、各構成要素やここで言及された各処理は適宜に省略され、または、適宜に組み合わされうる。
10 連続焼成炉
11 炉体
11a 搬送空間
11b 入口
11c 出口
11d 凹み
11d1 段差
11d2 内側面
12 搬送路
12a 搬送ローラ
13 被処理物
20 隔壁部
20a 上部隔壁
20a1,20a2 隔壁
20b チャンバースペース
20c 通気孔
20d 排気孔
20d1 筒
20e 搬送ローラ12aと上部隔壁20aとの間の空間
21 第1処理室
22 第2処理室
24 支持棒
26 貫通穴
28 下部隔壁
31 炉壁
31a 天井
31b 床壁
31c,31d 左右の側壁
31c1,31d1 貫通穴
31c2,31d2 装着穴
41 仕切り
42 ガス導入管
42a 噴き出し口
42b 遮蔽棒
43 ガス排気管
43a 排気口
44 ヒータ
51 フード
52 吸引装置
Ga1,Ga2 供給管
Gb1,Gb2 収集管
T1 搬送方向
w1 凹み11dの内側面11d2の幅
w2 上部隔壁20aの幅
w3 通気孔20cの内径

Claims (10)

  1. トンネル状の炉体と、
    前記炉体に搬送方向に沿って設けられた搬送路と
    を備え、
    前記炉体は、
    前記搬送方向に沿って隔壁部を介して隣り合う少なくとも一組の第1処理室と第2処理室とを有し、
    前記隔壁部は、
    前記搬送路の上方に搬送物を搬送する間隙を空けて配置され、かつ、前記搬送路の上方の空間において前記第1処理室と前記第2処理室とを仕切るための上部隔壁と、
    前記上部隔壁の上方に形成されたチャンバースペースと、
    前記上部隔壁の内部に形成され、当該上部隔壁と前記搬送路との間の空間と、前記チャンバースペースとを連通する通気孔と、
    前記チャンバースペースと外部空間とを連通した排気孔と
    を有しており、
    前記炉体は、前記上部隔壁が装着される凹みを有し、
    前記チャンバースペースは、前記凹みの内部において、当該凹みに装着された前記上部隔壁の上方に形成されている、
    連続焼成炉。
  2. 前記通気孔は、断面円形の孔である、請求項1に記載された連続焼成炉。
  3. 前記上部隔壁は、前記搬送方向に沿って前記通気孔の前後に、前記通気孔の内径よりも厚い隔壁を有する、請求項1または2に記載された連続焼成炉。
  4. 前記搬送方向に直交する幅方向において、前記通気孔の位置と前記排気孔の位置がずれている、請求項1から3までの何れか一項に記載された連続焼成炉。
  5. 前記上部隔壁は、前記炉体とは別体であり、
    前記凹みに対する前記上部隔壁の高さが調整可能に構成された、請求項1から4までの何れか一項に記載された連続焼成炉。
  6. 前記炉体は、両側の側壁に装着穴を有し、
    前記上部隔壁は、前記両側の側壁に向けてそれぞれ突出し、前記装着穴に装着された支持棒を有する、請求項1から5までの何れか一項に記載された連続焼成炉。
  7. 前記装着穴は、前記搬送方向に沿った両側の側壁に上下方向に沿った長穴であり、
    前記上部隔壁は、前記両側の側壁に向けてそれぞれ突出し、前記長穴に装着された支持棒を有する、
    請求項6に記載された連続焼成炉。
  8. 前記凹みは、略矩形の凹みであり、
    前記上部隔壁は、略矩形の凹みに装着される矩形の部材である、
    請求項1から7までの何れか一項に記載された連続焼成炉。
  9. 前記排気孔の出口に設けられたフードと、
    前記フード内に接続された吸引装置と
    を有し、
    前記フードは、外気を取り込む取り込み口を有する、
    請求項1から8までの何れか一項に記載された連続焼成炉。
  10. 前記上部隔壁と上下に対向する位置において、前記搬送路の下方に空間を有し、当該搬送路の下方の空間を前記第1処理室と前記第2処理室とで仕切る下部隔壁をさらに備えた請求項1から9までの何れか一項に記載された連続焼成炉。

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