JP2022150348A - 通信接続方法、情報処理装置、及び通信接続システム - Google Patents

通信接続方法、情報処理装置、及び通信接続システム Download PDF

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Abstract

【課題】PCと接続する機器が複数台ある場合に、自動で接続の設定ができる通信接続方法、情報処理装置、及び通信接続システムを提供する。【解決手段】通信接続システム1において、情報処理装置10が、第1の表示装置30Aにより表示された第1の画像C1を取得することと、第2の表示装置30Bにより表示された第2の画像C2を取得することと、第1の画像C1及び第2の画像C2に基づき、情報処理装置10と、第1の表示装置30Aと、第2の表示装置30Bとの通信接続を実行させることと、を含み、1台の情報処理装置と複数台のプロジェクターとの1対多の通信接続のための設定を自動的に実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信接続方法、情報処理装置、及び通信接続システムに関する。
無線通信機能を用いることにより、電子機器を自動的にネットワークに接続する技術が存在する。
例えば、特許文献1には、PC(Personal Computer)とネットワーク接続を行う装置であって、最初にアドホック通信によるP2P(Peer to Peer)通信を自動的に実行し、仮接続としてのP2P通信時に、本接続としてのアクセスポイントを経由するインフラストラクチャ通信を行うための設定値を送信する方法が記載されている。従来は手動でネットワーク接続のための設定値を入力しなければならなかったが、特許文献1の手法により、ネットワーク接続の設定を自動で設定することが可能となる。
特開2015-154130号公報
しかし、特許文献1に係る技術においては、PCと接続する装置が1台の場合である状況しか考慮されておらず、PCと接続を行いたい装置が複数ある場合には対応できない、という課題がある。
本発明の一態様に係る通信接続方法は、情報処理装置と第1の表示装置及び第2の表示装置とを接続する通信接続方法であって、前記情報処理装置が、第1の表示装置により表示された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を取得することと、前記情報処理装置が、第2の表示装置により表示された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を取得することと、前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との通信接続を実行させることと、を含む、通信接続方法である。
また、本発明の一態様に係る情報処理装置は、情報処理装置であって、第1の表示装置により表示された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を取得する第1画像取得部と、第2の表示装置により表示された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を取得する第2画像取得部とを備え、前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との通信接続を実行させること、を特徴とする情報処理装置である。
また、本発明の一態様に係る通信接続システムは、通信接続システムであって、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を表示する第1の表示装置と、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を表示する第2の表示装置と、前記第1の画像と前記第2の画像とを取得する情報処理装置とを備え、前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との通信接続を実行させること、を特徴とする通信接続システムである。
第1実施形態に係る通信接続システム1の構成を示すブロック図である。 情報処理装置10の構成を示すブロック図である。 第1のプロジェクター30Aの構成を示すブロック図である。 通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る通信接続システム1Aの構成を示すブロック図である。 情報処理装置10Aの構成を示すブロック図である。 電子機器50の構成を示すブロック図である。 通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。
以下、実施形態に係る通信接続方法、情報処理装置、及び通信接続システムについて図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
1.第1実施形態
1-1:全体構成
図1は、第1実施形態に係る通信接続システム1の構成を示すブロック図である。通信接続システム1は、1台の情報処理装置と複数台のプロジェクターとの1対多の通信接続のための設定を自動的に実行する。
通信接続システム1は、QRコードをスクリーンや壁等の平面に投写するプロジェクター、より詳細には、第1のQRコードC1を投写する第1のプロジェクター30Aと第2のQRコードC2を投写する第2のプロジェクター30Bとを備える。ここで、第1のQRコードC1は、第1のプロジェクター30Aと接続するための第1の接続情報c1を表す。同様に、第2のQRコードC2は、第2のプロジェクター30Bと接続するための第2の接続情報c2を表す。なお、本明細書においては、第1のプロジェクター30Aを「第1の表示装置」、第2のプロジェクター30Bを「第2の表示装置」と呼称することがある。また、「QRコード」は登録商標である。
また、第1のプロジェクター30Aと第2のプロジェクター30Bとは、壁やスクリーンに投写する各々の投写面が離れるように設置してもよく、接するように設置してもよく、重なるように設置してもよいが、第1のQRコードC1と第2のQRコードC2とが重ならないように設置されることが好適である。
また、通信接続システム1は、情報処理装置10を備える。情報処理装置10は、第1のQRコードC1と第2のQRコードC2とをまとめて、あるいは、1つずつ順番に撮像し、これらのQRコードに基づいて生成される接続情報に基づいて、情報処理装置10と第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとの接続、及び第1のプロジェクター30Aと第2のプロジェクター30Bとの相互の接続を設定する。これらの構成要素は、インターネットなどの通信網NETに接続される。
なお、図1においては、第1のプロジェクター30Aと第2のプロジェクター30Bとの2台のプロジェクターが示されているが、本発明の実施形態はこれには限定されず、通信接続システム1は、任意の複数台数のプロジェクターを備えることが可能である。また、本開示は、QRコードを採用するが、QRコード以外の二次元コードを用いてもよい。二次元コードとしては、QRコードの他にSPコード及びCPコードなどが該当する。あるいは、本開示は、二次元コードを時系列に変化させる三次元コードを採用してもよい。また、上述の「接続情報」は、SSID(Service Set Identifier)、暗号化キー、セキュリティー、チャネル設定、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)有効/無効のフラグ、IPアドレス、サブネットマスクのうちいずれか1又は2以上の組み合わせである。暗号化キーは、例えば、セキュリティキー、パスフレーズ、ネットワークキー、又はパスワードである。セキュリティーは、例えば、WPA2/WPA3-PSK、又はWPA2/WPA3-EAP等である。また、QRコードは上記した「接続情報」の内容が埋め込まれるように生成される。
また、図1においては、第1のプロジェクター30Aは第1のQRコードC1を、第2のプロジェクター30Bは第2のQRコードC2を投写するが、これは一例であって、これには限定されない。すなわち、第1のプロジェクター30Aは、第1の接続情報c1を表す第1の画像を投写し、第2のプロジェクター30Bは、第2の接続情報c2を表す第2の画像を投写するが、これら第1の画像及び第2の画像は、QRコードに限定されない。
1-2:情報処理装置の構成
図2は、情報処理装置10の構成例を示すブロック図である。情報処理装置10は、PCを典型例とするが、これには限定されず、例えばタブレット端末やスマートフォンであってもよい。情報処理装置10は、撮像装置110、処理装置120、記憶装置140、表示装置150、及び通信装置160を備える。情報処理装置10の各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。
撮像装置110は、第1の画像及び第2の画像を撮像する装置である。撮像装置110は、処理装置120による制御のもとで、各種画像を撮像する。例えば、PC、タブレット端末、及びスマートフォンに備わるカメラが撮像装置110として好適に利用されるが、これには限定されず、WEBカメラなどの外付けのカメラであってもよい。
第1の画像及び第2の画像がQRコードの場合、情報処理装置10のユーザーは、例えば、情報処理装置10内のアプリケーションを起動し、図示しないQRコード接続ボタンを押下することにより、情報処理装置10のQRコード撮影画面を介して、撮像装置110を用いた撮像を実行する。
処理装置120は、情報処理装置10の全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置120は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置120の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置120は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置140は、処理装置120が読取及び書込が可能な記録媒体であり、処理装置120が実行する制御プログラムPR1を含む複数のプログラム、第1のプロジェクター30Aと接続するための第1の接続情報c1、及び、第2のプロジェクター30Bと接続するための第2の接続情報c2を記憶する。詳しくは後述するが、第1の接続情報c1は、処理装置120に備わる第1接続情報生成部122によって、第1の画像に基づいて生成され、当該第1の接続情報c1は、記憶装置140に格納される。また、第2の接続情報c2は、処理装置120に備わる第2接続情報生成部125によって、第2の画像に基づいて生成され、当該第2の接続情報c2は、記憶装置140に格納される。なお、第1の接続情報c1、及び第2の接続情報c2は、原則的に、通信接続システム1の動作開始時においては、記憶装置140に記憶されていないため、図2では図示されない。また、記憶装置140は、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bでマルチプロジェクションされる画像を記憶する。さらに、記憶装置140は、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bの配置に係るレイアウト情報を記憶する。記憶装置140は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置140は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ又は主記憶装置等と呼ばれてもよい。
表示装置150は、画像や文字情報を表示するデバイスである。表示装置150は、処理装置120による制御のもとで各種の画像を表示する。例えば、液晶表示パネル及び有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の各種の表示パネルが表示装置150として好適に利用される。
通信装置160は、他の装置と通信を行うための、送受信デバイスとしてのハードウェアである。通信装置160は、例えば、ネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等とも呼ばれる。通信装置160は、有線接続用のコネクターを備え、上記コネクターに対応するインタフェース回路を備えていてもよい。また、通信装置160は、無線通信インタフェースを備えていてもよい。有線接続用のコネクター及びインタフェース回路としては有線LAN、IEEE1394、USBに準拠したものが挙げられる。また、無線通信インタフェースとしては無線LANやBluetooth(登録商標)等に準拠したものが挙げられる。
処理装置120は、記憶装置140から制御プログラムPR1を読み出して実行することによって、第1画像取得部121、第1接続情報生成部122、第1接続部123、第2画像取得部124、第2接続情報生成部125、第2接続部126、及び送信制御部127として機能する。なお、制御プログラムPR1は、通信網NETを介して、情報処理装置10を管理するサーバなどの他の装置から送信されてもよい。
第1画像取得部121は、第1の接続情報c1を表す第1の画像を取得する。第1の画像は、第1のプロジェクター30Aから投写されたものである。また、第1の接続情報c1は、後述する第1のプロジェクター30Aが備える第1のアクセスポイント340Aを経由する第1の通信経路によって接続するために必要な情報である。例えば、第1画像取得部121は、第1の接続情報c1を表す第1の画像として、撮像装置110によって撮像された第1のQRコードC1を取得する。ここで、第1の通信経路は、例えば、情報処理装置10から第1のアクセスポイント340Aを経由し、後述する第1のプロジェクター30Aが備える処理装置320Aと接続する経路や、情報処理装置10から第1のアクセスポイント340Aを経由し、後述する第2のプロジェクター30Bが備える処理装置320Bに接続する経路を示す。
第1接続情報生成部122は、第1の画像に基づき第1の接続情報c1を生成する。例えば、第1接続情報生成部122は、第1画像取得部121によって取得された第1のQRコードC1に基づき、第1の接続情報c1を生成する。
第1接続部123は、第1の接続情報c1に基づき、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続する。具体的には、第1接続部123は、第1接続情報生成部122によって生成された第1の接続情報c1に基づき、第1のプロジェクター30Aを経由する第1の通信経路を介して、当該第1のプロジェクター30Aと接続する。
第2画像取得部124は、第2の接続情報c2を表す第2の画像を取得する。第2の画像は、第2のプロジェクター30Bから投写されたものである。また、第2の接続情報c2は、後述する第2のプロジェクター30Bが備える第2のアクセスポイント340Bを経由する第2の通信経路によって接続するために必要な情報である。例えば、第2画像取得部124は、第2の接続情報c2を表す第2の画像として、撮像装置110によって撮像された第2のQRコードC2を取得する。ここで、第2の通信経路は、例えば、情報処理装置10から第2のアクセスポイント340Bを経由し、第2のプロジェクター30Bが備える処理装置320Bと接続する経路を示す。
第2接続情報生成部125は、第2の画像に基づき第2の接続情報c2を生成する。例えば、第2接続情報生成部125は、第2画像取得部124によって取得された第2のQRコードC2に基づき、第2の接続情報c2を生成する。
第2接続部126は、第2の接続情報c2に基づき、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続する。具体的には、第2接続部126は、第2接続情報生成部125によって生成された第2の接続情報c2に基づき、第2のプロジェクター30Bを経由する第2の通信経路を介して、当該第2のプロジェクター30Bと接続する。
送信制御部127は、情報処理装置10が、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続している間に、第2のプロジェクター30Bに対して、通信装置160で第1の接続情報c1を送信することによって、第1の接続情報c1を用いることによる第1のアクセスポイント340Aを経由した第1のプロジェクター30Aへの接続を実行させる。第2のプロジェクター30Bは、情報処理装置10から第1の接続情報c1を受信することにより、第1の接続情報c1に基づいた第1のアクセスポイント340Aを経由した第1のプロジェクター30Aへの接続が可能となる。
1-3:プロジェクターの構成
図3は、第1のプロジェクター30Aの構成を示すブロック図である。第1のプロジェクター30Aは、投写装置310、処理装置320、記憶装置330、アクセスポイント340Aを備える。第1のプロジェクター30Aの各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。また、第1のプロジェクター30Aの各要素は、単数又は複数の機器で構成され、第1のプロジェクター30Aの一部の要素は省略されてもよい。なお、第2のプロジェクター30Bについては、第1のプロジェクター30Aと同様に構成されているため図示を省略するが、第2のプロジェクター30Bは、アクセスポイント340Aの代わりに、アクセスポイント340Aに対応するアクセスポイント340Bを備える。また、必要に応じてアクセスポイント340Aとアクセスポイント340Bとを「アクセスポイント340」と総称する。また、以下では、アクセスポイント340Aを「第1のアクセスポイント340A」、アクセスポイント340Bを「第2のアクセスポイント340B」と呼称することがある。
投写装置310は、後述の画像生成部321によって生成される画像をスクリーンや壁等に投写する装置である。画像には、第1の画像である第1のQRコードC1が含まれる。投写装置310は、処理装置320による制御のもとで、各種画像を投写する。投写装置310は、例えば、光源、液晶パネル、投写レンズを含み、光源からの光を液晶パネルを用いて変調し、変調された光を投写レンズを介してスクリーンや壁等に投写する。
処理装置320は、第1のプロジェクター30Aの全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置320は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置320の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置320は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置330は、処理装置320が読取可能な記録媒体であり、処理装置320が実行する制御プログラムPR2を含む複数のプログラム、及び、他の装置と第1のプロジェクター30Aとを接続するための第1の接続情報c1を記憶する。記憶装置330は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置330は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ又は主記憶装置等と呼ばれてもよい。
アクセスポイント340は、無線LANクライアントとしての第1のプロジェクター30Aを、Wi-Fi等の無線LAN規格を用いて、通信網NET自体と、又は通信網NETを介して他の機器と接続するための通信装置である。アクセスポイント340は、例えば、無線LAN等に準拠した無線インタフェース回路を備える。なお、Wi-Fiは登録商標である。
処理装置320は、記憶装置330から制御プログラムPR2を読み出して実行することによって、画像生成部321、投写制御部322、接続部323として機能する。なお、制御プログラムPR2は、通信網NETを介して、第1のプロジェクター30Aを管理するサーバなどの他の装置から送信されてもよい。
画像生成部321は、記憶装置330に記憶される、第1の接続情報c1を表す第1の画像を生成する。第1の画像は、例えば第1のQRコードC1である。
投写制御部322は、画像生成部321によって生成される第1の画像を、投写装置310により、壁やスクリーン等に対して投写させる。具体的には、第1のプロジェクター30Aのユーザーは、第1のプロジェクター30Aが備える、ボタンやリモコン等の図示しない操作部を操作することにより、マルチプロジェクションモードを選択する。ユーザーによってマルチプロジェクションモードが選択されると、投写制御部322は、第1の画像を、壁やスクリーンに対して、投写装置310に投写させる。また、投写制御部322は、情報処理装置10から受信する、第1のプロジェクター30Aで投写する画像の当該投写を制御する。なお、上述の第1の画像は、例えば第1のQRコードC1である。第1のプロジェクター30Aが第1のQRコードC1を投写することは、本開示における第1の表示装置が第1の画像を表示することの一例である。また、上記したように、マルチプロジェクションモードの選択を契機とせずに、映像入力ソースが、ネットワークを経由して投写画像を受信するLANソースに切替えられた場合に、投写制御部322が、第1の画像を、壁やスクリーンに対して、投写装置310に投写させても良い。
接続部323は、通信装置350を制御することにより、記憶装置330に記憶される第1の接続情報c1に基づいて、アクセスポイント340を経由して、情報処理装置10や、第2のプロジェクター30Bと接続する。
なお、第2のプロジェクター30Bの構成については、図示を省略する。第2のプロジェクター30Bは、第1のプロジェクター30Aに比較して、使用開始時においては、第1の接続情報c1の代わりに第2の接続情報c2を有すると共に、情報処理装置10から第1の接続情報c1を受信した後においては、第1の接続情報c1と第2の接続情報c2との双方を有する点と、第2の接続情報c2を表す第2の画像を生成し、生成した第2の画像を壁やスクリーンに対して投写する構成を有する点で異なる以外は同一の構成を有するためである。なお、上述の第2の画像は、例えば第2のQRコードC2である。第2のプロジェクター30Bが第2のQRコードC2を投写することは、本開示における第2の表示装置が第2の画像を表示することの一例である。
1-4:通信接続システム1の動作
次に、通信接続システム1の動作について説明する。図4A~図4Cは、通信接続システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。
動作を始める前提として、第1のプロジェクター30Aにおいて、第1のプロジェクター30Aにおける処理装置320である処理装置320Aと第1のアクセスポイント340Aとの接続が確立しているとする(p1)。同様に、第2のプロジェクター30Bにおいて、第2のプロジェクター30Bにおける処理装置320である処理装置320Bと第2のアクセスポイント340Bとの接続が確立しているとする(p2)。
まず、第1のプロジェクター30Aにおける画像生成部321である画像生成部321Aが、第1の接続情報c1に基づいて第1の画像を生成し(ステップSb1)、第1のプロジェクター30Aにおける投写制御部322である投写制御部322Aが、第1のプロジェクター30Aにおける投写装置310である投写装置310Aに、第1の画像を壁やスクリーン等に投写させる(ステップSb2)。これと並行して、第2のプロジェクター30Bにおける画像生成部321である画像生成部321Bが、第2の接続情報c2に基づいて第2の画像を生成し(ステップSc1)、第2のプロジェクター30Bにおける投写制御部322である投写制御部322Bが、第2のプロジェクター30Bにおける投写装置310である投写装置310Bに、第2の画像を壁やスクリーン等に投写させる(ステップSc2)。なお、ステップSb1よりも後にステップSb2を、ステップSc1よりも後にステップSc2を実行すればよく、ステップSb1とステップSb2との組、及び、ステップSc1とステップSc2との組の実行順序は問わない。
次に、情報処理装置10の撮像装置110は、ユーザーの操作に基づいて、第1の画像及び第2の画像を撮像する(ステップSa1)。この際、第1の画像と第2の画像とを1つずつ撮像してもよく、第1の画像と第2の画像とをまとめて撮像してもよい。
情報処理装置10の第1画像取得部121が、撮像装置110によって撮像された第1の画像を取得し、第2画像取得部124が、撮像装置110によって撮像された第2の画像を取得する(ステップSa2)。
情報処理装置10の第1接続情報生成部122は、第1の画像に基づき第1の接続情報c1を生成し(ステップSa3)、生成した第1の接続情報c1を記憶装置140に格納する。第2接続情報生成部125は、第2の画像から第2の接続情報c2を生成し、生成した第2の接続情報c2を記憶装置140に格納する(ステップSa4)。これにより、第2接続部126が第2の接続情報c2を用いて、第2のアクセスポイント340Bとの間の接続を確立する(p3)。これを受けて、情報処理装置10のアプリケーションが、第2のアクセスポイント340Bに対して、接続が確立したことを通知し(p4)、第2のアクセスポイント340Bから、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p5)。なお、この際、情報処理装置10のIPアドレスは、第2のアクセスポイント340Bの持つDHCP機能により自動的に設定されることが望ましい。また、DHCP機能を使わずに、同じネットワークグループとなるように、IPアドレスを設定してもよい。
情報処理装置10の送信制御部127が、通信装置160に、第2のプロジェクター30Bに対し、第1の接続情報c1を送信させる(ステップSa5)。これを受けて、第2のアクセスポイント340Bは、第1の接続情報c1を受信する(p6)。第2のアクセスポイント340Bは、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、第1の接続情報c1が第2のプロジェクター30Bに設定されたことを通知する(p7)。これにより、第2のプロジェクター30Bと第1のアクセスポイント340Aとの間の接続が確立する(p8)。
上述のように、ステップSa3において、情報処理装置10が第1の接続情報c1を生成して、当該第1の接続情報c1を記憶装置140に格納したことにより、第1接続部123が当該第1の接続情報c1を用いて第1のアクセスポイント340Aとの間の接続を確立する(p9)。これを受けて、情報処理装置10のアプリケーションが、第1のアクセスポイント340Aに対して、接続が確立したことを通知する(p10)。また、第1のアクセスポイント340Aから、第1のプロジェクター30Aのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p11)。これにより、第1のプロジェクター30Aにおいて、画像受信モードが開始される(ステップSb3)。これに伴い、第1のプロジェクター30Aから、第1のアクセスポイント340Aを経由して、情報処理装置10に対して、画像受信モードが開始したことが通知される(p12)。また、情報処理装置10のアプリケーションが、第1のアクセスポイント340Aに対して、情報処理装置10から、第1のアクセスポイント340Aを経由しての、第2のプロジェクター30Bまでの接続が確立したことを通知(p13)する。また、第1のアクセスポイント340Aから、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p14)。これにより、第2のプロジェクター30Bにおいて、画像受信モードが開始される(ステップSc3)。これに伴い、第2のプロジェクター30Bから、第1のアクセスポイント340Aを経由して、情報処理装置10に対して、画像受信モードが開始したことが通知される(p15)。なお、第1のプロジェクター30Aにおける画像受信モードの開始と、第2のプロジェクター30Bにおける画像受信モードの開始は、その順序を問わない。また、第2のプロジェクター30Bから、情報処理装置10までの画像受信モードの通知は、第1のアクセスポイント340Aの代わりに、第2のアクセスポイント340Bを経由することにより、実行されてもよい。
最後に、情報処理装置10の送信制御部127が、通信装置160に、第1のアクセスポイント340Aに対する記憶装置140に格納された画像の送信を開始させる。これにより、第1のプロジェクター30Aで表示される画像は、情報処理装置10から第1のアクセスポイント340Aを経由して、第1のプロジェクター30Aの処理装置320Aに送信され、第2のプロジェクター30Bで表示される画像は、情報処理装置10から第1のアクセスポイント340Aを経由して、第2のプロジェクター30Bの処理装置320Bに送信される。
なお、上述の通信接続システム1の動作においては、マルチプロジェクション時に、情報処理装置10が、第1のプロジェクター30Aに対して、第1のプロジェクター30Aが投写する画像を、第1のアクセスポイント340Aを経由して送信し、第2のプロジェクター30Bに対して、第2のプロジェクター30Bが投写する画像を、第1のアクセスポイント340Aを経由して送信する。すなわち、第1のアクセスポイント340Aを経由して、情報処理装置10と、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとの接続が完了した状態において、第1のプロジェクター30Aが備える第1のアクセスポイント340Aが親機、第2のプロジェクター30Bが備える第2のアクセスポイント340Bが子機となっている。第1のプロジェクター30Aの第1のアクセスポイント340Aと第2のアクセスポイント340Bのいずれを親機としてそのアクセスポイントを利用するかについて、換言すると、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれを利用するかについては、情報処理装置10が、第1の画像及び第2の画像を取得した順序、換言すると、第1の画像及び第2の画像を撮像した順序に応じて選択してもよい。例えば、第1の画像が第2の画像よりも先に撮像された場合に、第1のアクセスポイント340Aを親機とし、第2のアクセスポイント340Bを子機とし、第1のアクセスポイント340Aを経由して、情報処理装置10と、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとを接続させても良い。あるいは、第1の接続情報c1及び第2の接続情報c2を抽出した順序に応じて選択してもよい。例えば、第1の接続情報c1が第2の接続情報c2よりも先に抽出された場合に、第1のアクセスポイント340Aを親機とし、第2のアクセスポイント340Bを子機としても良い。あるいは、情報処理装置10に対するユーザーの操作に応じて選択してもよい。例えば、情報処理装置10内のアプリケーション上で、第1のアクセスポイント340Aと第2のアクセスポイント340Bのいずれを親機として利用するかをユーザーに選択させ、第1のアクセスポイント340Aが親機として利用することが選択された場合に、第1のアクセスポイント340Aを親機とし、第2のアクセスポイント340Bを子機としても良い。あるいは、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bの機種情報、とりわけ、各プロジェクターの性能と紐づく機種情報に応じて選択してもよい。例えば、機種情報の示す第1のプロジェクター30Aの性能が第2のプロジェクター30Bの性能よりも優れている場合には、第1のアクセスポイント340Aを親機とし、第2のアクセスポイント340Bを子機としても良い。あるいは、取得した第1の画像である第1のQRコードC1及び第2の画像である第2のQRコードC2に基づいて選択してもよい。例えば、第1のプロジェクター30Aの性能を示す機種情報及び第1の接続情報c1を含む第1のQRコードC1を第1のプロジェクター30Aに投写させ、第2のプロジェクター30Bの性能を示す機種情報及び第2の接続情報c2を含む第2のQRコードC2を第2のプロジェクター30Bに投写させ、情報処理装置10によって第1のQRコードC1及び第2のQRコードC2を取得することで、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bの機種情報を取得することができる。この場合、機種情報の示す第1のプロジェクター30Aの性能が第2のプロジェクター30Bの性能よりも優れている場合には、第1のアクセスポイント340Aを親機とし、第2のアクセスポイント340Bを子機としても良い。また、第1のQRコードC1及び第2のQRコードC2に含める情報は機種情報に限定されず、いずれのプロジェクターを親機として設定するかを決定するための情報を第1のQRコードC1及び第2のQRコードC2に含めさせ、当該第1のQRコードC1及び第2のQRコードC2に基づいて選択しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置10と第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとを接続する通信接続方法であって、情報処理装置10が、第1のプロジェクター30Aから投写された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報c1を含む第1の画像を取得することと、情報処理装置10が、第2のプロジェクター30Bから投写された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報c2を含む第2の画像を取得することと、取得した第1の画像及び第2の画像に基づき、情報処理装置10と、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとの接続を実行させることと、を含む、通信接続方法が提供される。
更に、情報処理装置10が、第1の画像から、第1の接続情報を抽出することと、情報処理装置10が、第1の接続情報に基づき、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続することと、情報処理装置10が、第2の画像から、第2の接続情報を抽出することと、情報処理装置10が、第2の接続情報c2に基づき、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続することと、情報処理装置10が、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続している間に、第1の接続情報c1を送信することによって、第2のプロジェクター30Bに、第1の接続情報c1を用いることによる第1のプロジェクター30Aへの接続を実行させることと、を含む、通信接続方法が提供される。
第1のプロジェクター30Aは、第1の接続情報c1を表す第1の画像を投写することにより、第1のプロジェクター30Aは情報処理装置10と通信が確立していなくても、第1の接続情報c1を情報処理装置10に伝えることが可能となる。
同様に第2のプロジェクター30Bは、第2の接続情報c2を表す第2の画像を投写することにより、情報処理装置10と通信が確立していなくても、第2の接続情報c2を情報処理装置10に伝えることが可能となる。さらに、情報処理装置10は、第2の画像に基づき生成された第2の接続情報c2を用いて、第2のプロジェクター30Bと通信を確立することができる。そして、情報処理装置10は、第2のプロジェクター30Bと接続されている期間に、第1の接続情報c1を第2のプロジェクター30Bに送信することよって、第2のプロジェクター30Bに第1のプロジェクター30Aへの接続を実行させる。
従って、情報処理装置10は、第2のプロジェクター30Bと通信が確立していない状態でも、第1のプロジェクター30Aを経由して第2のプロジェクター30Bに各種の情報を伝送できる。
よって、1台の情報処理装置と複数台の表示装置との接続を、自動的かつ簡便に実行することができ、ユーザーの利便性が向上する。
2.第2実施形態
2-1:全体構成
図5は、第2実施形態に係る通信接続システム1Aの構成を示すブロック図である。通信接続システム1Aは、第1実施形態に係る通信接続システム1と同様に、1台の情報処理装置10Aと複数台のプロジェクターである第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとの1対多の通信接続のための設定を自動的に実行する。ただし、通信接続システム1Aは、通信接続システム1が備える構成要素に加えて、さらに電子機器50を備える。
電子機器50は、情報処理装置10A、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bの相互の通信の中継点となる通信装置であり、例えば無線LANルータによって実現される。
2-2:情報処理装置の構成
図6は、情報処理装置10Aの構成を示すブロック図である。なお、以下では、説明の簡略化のため、主として、情報処理装置10Aが情報処理装置10と異なる点について記載し、その他の構成要素については、同一の符号を用いると共に、その説明を省略する。
情報処理装置10Aは、情報処理装置10が備える処理装置120の代わりに処理装置120Aを備える。処理装置120Aは、送信制御部127の代わりに、第1送信制御部128と第2送信制御部129とを備える点、及び第3接続部130をさらに備える点で、処理装置120と相違する。
第1送信制御部128は、情報処理装置10Aが、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続している間に、第1のプロジェクター30Aに対して、通信装置160に第3の接続情報c3を送信させることによって、第1のプロジェクター30Aに、後述のように記憶装置140Aに記憶された第3の接続情報c3を用いることによる電子機器50への接続を実行させる。第1のプロジェクター30Aは、情報処理装置10Aから第3の接続情報c3を受信することにより、第3の接続情報c3に基づいた電子機器50への接続が可能となる。
第2送信制御部129は、情報処理装置10Aが、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続している間に、第2のプロジェクター30Bに対して、通信装置160に第3の接続情報c3を送信させることによって、第2のプロジェクター30Bに、第3の接続情報c3を用いることによる電子機器50への接続を実行させる。第2のプロジェクター30Bは、情報処理装置10Bから第3の接続情報c3を受信することにより、第3の接続情報c3に基づいた電子機器50への接続が可能となる。
第3接続部130は、第3の接続情報c3に基づき、第3の通信経路を介して電子機器50と接続する。具体的には、第3接続部130は、第3の接続情報c3に基づき、後述する電子機器50が備えるアクセスポイント530を経由する第3の通信経路を介して、当該電子機器50と接続する。ここで、第3の通信経路は、例えば、情報処理装置10からアクセスポイント530を経由し、第1のプロジェクター30Aが備える処理装置320Aに接続する経路や、情報処理装置10からアクセスポイント530を経由し、第2のプロジェクター30Bが備える処理装置320Bに接続する経路を示す。
また、情報処理装置10Aは、情報処理装置10が備える記憶装置140の代わりに記憶装置140Aを備える。記憶装置140Aは、記憶装置140が記憶する、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bで投写する画像、第1のプロジェクター30Aと第2のプロジェクター30Bとの配置に係るレイアウト情報、制御プログラムPR1、第1のプロジェクター30Aと接続するための第1の接続情報c1、第2のプロジェクター30Bと接続するための第2の接続情報c2に加え、電子機器50と接続するための第3の接続情報c3を記憶する。この第3の接続情報c3は、通信接続システム1Aの動作開始の時点で、当初より記憶装置140Aに記憶されていてもよい。あるいは、情報処理装置10Aが、電子機器50に貼付されたQRコードを読み取ったり、情報処理装置10Aのユーザーが電子機器50に貼付されるシールの記載内容を図示しないUIを用いて入力したりすることによって、第3の接続情報c3を取得し、当該第3の接続情報c3を記憶装置140Aに格納してもよい。
2-3:電子機器の構成
図7は、電子機器50の構成を示すブロック図である。電子機器50は、処理装置510、記憶装置520、アクセスポイント530を備える。電子機器50の各要素は、単数又は複数の機器で構成され、電子機器50の一部の要素は省略されてもよい。
処理装置510は、電子機器50の全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置510は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置320の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置510は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置520は、処理装置510が読取可能な記録媒体であり、処理装置510が実行する制御プログラムPR3を含む複数のプログラムを記憶する。記憶装置520は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置520は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ又は主記憶装置等と呼ばれてもよい。
アクセスポイント530は、無線LANクライアントとしての情報処理装置10、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bを、Wi-Fi等の無線LAN規格を用いて、通信網NETを介して相互に接続するための通信装置である。
処理装置510は、記憶装置520から制御プログラムPR3を読み出して実行することによって、通信制御部511として機能する。なお、制御プログラムPR3は、通信網NETを介して、電子機器50を管理するサーバなどの他の装置から送信されてもよい。
通信制御部511は、情報処理装置10、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bの相互の通信を制御する。
2-4:通信接続システム1Aの動作
次に、通信接続システム1Aの動作について説明する。図8A~図8Cは、通信接続システム1Aの動作の一例を示すシーケンスチャートである。
動作を始める前提として、第1のプロジェクター30Aにおいて、処理装置320Aと第1のアクセスポイント340Aとの接続が確立しているとする(p21)。同様に、第2のプロジェクター30Bにおいて、処理装置320Bと第2のアクセスポイント340Bとの接続が確立しているとする(p22)。
まず、第1のプロジェクター30Aの画像生成部321Aが、第1の接続情報c1に基づいて第1の画像を生成し(ステップSb11)、投写制御部322Aが、投写装置310Aに、第1の画像を壁やスクリーン等に投写させる(ステップSb12)。これと並行して、第2のプロジェクター30Bの画像生成部321Bが、第2の接続情報c2に基づいて第2の画像を生成し(ステップSc11)、投写制御部322Bが、投写装置310Bに、第2の画像を壁やスクリーン等に投写させる(ステップSc12)。なお、ステップSb11よりも後にステップSb12を、ステップSc11よりも後にステップSc12を実行すればよく、ステップSb11とステップSb12との組、及び、ステップSc11とステップSc12との組の実行順序は問わない。
次に、情報処理装置10Aの撮像装置110は、ユーザーの操作に基づいて、第1の画像及び第2の画像を撮像する(ステップSa11)。この際、第1の画像と第2の画像とを1つずつ撮像してもよく、第1の画像と第2の画像とをまとめて撮像してもよい。
情報処理装置10Aの第1画像取得部121が、撮像装置110によって撮像された第1の画像を取得し、第2画像取得部124が、撮像装置110によって撮像された第2の画像を取得する(ステップSa12)。
情報処理装置10Aの第1接続情報生成部122が、第1の画像に基づき第1の接続情報c1を生成し(ステップSa13)、第2接続情報生成部125が、第2の画像に基づき第2の接続情報c2を生成し、記憶装置140に格納する(ステップSa14)。これにより、第1接続部123が第1の接続情報c1を用いて、第1のアクセスポイント340Aとの間の接続を確立する(p23)。これを受けて、情報処理装置10Aのアプリケーションが、第1のアクセスポイント340Aに対して、接続が確立したことを通知し(p24)、第1のアクセスポイント340Aから、第1のプロジェクター30Aのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p25)。
情報処理装置10Aの送信制御部127が、通信装置160に、第1のプロジェクター30Aに対し、第3の接続情報c3を送信させる(ステップSa15)。第1のアクセスポイント340Aは、第3の接続情報c3を受信する(p26)。第1のアクセスポイント340Aは、第1のプロジェクター30Aのアプリケーションに対し、第3の接続情報c3が第1のプロジェクター30Aに設定されたことを通知する(p27)。これにより、第1のプロジェクター30Aと第3のアクセスポイント530との間の接続が確立する(p28)。
また、第2接続部126が第2の接続情報c2を用いて、第2のアクセスポイント340Bとの間の接続を確立する(p29)。これを受けて、情報処理装置10Aのアプリケーションが、第2のアクセスポイント340Bに対して、接続が確立したことを通知し(p30)、第2のアクセスポイント340Bから、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p31)。
情報処理装置10Aの送信制御部127が、通信装置160に、第2のプロジェクター30Bに対し、第3の接続情報c3を送信させる(ステップSa16)。第2のアクセスポイント340Bは、第3の接続情報c3を受信する(p32)。第2のアクセスポイント340Bは、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、第3の接続情報c3が第2のプロジェクター30Bに設定されたことを通知する(p33)。これにより、第2のプロジェクター30Bと第3のアクセスポイント530との間の接続が確立する(p34)。
第3接続部130が第3の接続情報c3を用いて第3のアクセスポイント530との間の接続を確立する(p35)。これを受けて、情報処理装置10Aのアプリケーションが、第3のアクセスポイント530に対して、情報処理装置10から、第3のアクセスポイント530を経由しての、第1のプロジェクター30Aまでの接続が確立したことを通知し(p36)、第3のアクセスポイント530から、第1のプロジェクター30Aのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p37)。これにより、第1のプロジェクター30Aにおいて、画像受信モードが開始される(ステップSb13)。これに伴い、第1のプロジェクター30Aから、第3のアクセスポイント530を経由して、情報処理装置10に対して、画像受信モードが開始したことが通知される(p38)。また、情報処理装置10のアプリケーションが、第3のアクセスポイント530に対して、情報処理装置10から、第3のアクセスポイント530を経由しての、第2のプロジェクター30Bまでの接続が確立したことを通知し(p39)、第3のアクセスポイント530から、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p40)。これにより、第2のプロジェクター30Bにおいて、画像受信モードが開始される(ステップSc13)。これに伴い、第2のプロジェクター30Bから、第3のアクセスポイント530を経由して、情報処理装置10に対して、画像受信モードが開始したことが通知される(p41)。なお、第1のプロジェクター30Aにおける画像受信モードの開始と、第2のプロジェクター30Bにおける画像受信モードの開始は、その順序を問わない。また、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bからの画像受信モードの開始の通知は、第1のアクセスポイント340A及び第2のアクセスポイント340Bの代わりに、第3のアクセスポイント530を経由することにより、実行されてもよい。
最後に、情報処理装置10Aの第1送信制御部128及び第2送信制御部129が、通信装置160に対し、記憶装置140に格納された画像の送信を開始させる。これにより、第1のプロジェクター30Aで投写される画像は、情報処理装置10Aから第3のアクセスポイント530を経由して、第1のプロジェクター30Aの処理装置320Aに送信され、第2のプロジェクター30Bで投写される画像は、情報処理装置10Aから第3のアクセスポイント530を経由して、第2のプロジェクター30Bの処理装置320Bに送信される。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置10Aと第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとを接続する通信接続方法であって、情報処理装置10Aが、第1のプロジェクター30Aから投写された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を含む第1の画像を取得することと、情報処理装置10Aが、第2のプロジェクター30Bから投写された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を含む第2の画像を取得することと、取得した第1の画像及び第2の画像に基づき、情報処理装置10Aと、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとの接続を実行させることと、を含む、通信接続方法が提供される。
更に、情報処理装置10Aが、第1の画像から、第1の接続情報を抽出することと、情報処理装置10Aが、第1の接続情報に基づき、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続することと、情報処理装置10Aが、第2の画像から、第2の接続情報を抽出することと、情報処理装置10Aが、第2の接続情報に基づき、第2の通信経路を介して第2の表示装置と接続することと、情報処理装置が、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続している間に、第3の接続情報を送信することによって、第1のプロジェクター30Aに、第3の接続情報を用いることによる第3の通信経路を介した情報処理装置10Aへの接続を実行させることと、情報処理装置10Aが、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続している間に、第3の接続情報を送信することによって、第2のプロジェクター30Bに、第3の接続情報を用いることによる第3の通信経路を介した情報処理装置10Aへの接続を実行させることとを含む、通信接続方法が提供される。
第1のプロジェクター30Aは、第1の接続情報c1を表す第1の画像を投写することにより、第1のプロジェクター30Aは情報処理装置10と通信が確立していなくても、第1の接続情報c1を情報処理装置10に伝えることが可能となる。さらに、情報処理装置10は、第1の画像に基づき生成された第1の接続情報c1を用いて、第1のプロジェクター30Aと通信を確立することができる。
同様に第2のプロジェクター30Bは、第2の接続情報c2を表す第2の画像を投写することにより、情報処理装置10と通信が確立していなくても、第2の接続情報c2を情報処理装置10に伝えることが可能となる。さらに、情報処理装置10は、第2の画像に基づき生成された第2の接続情報c2を用いて、第2のプロジェクター30Bと通信を確立することができる。
そして、情報処理装置10は、第1のプロジェクター30Aと接続されている期間に、第3の接続情報c3を第1のプロジェクター30Aに送信することよって、第1のプロジェクター30Aに電子機器50への接続を実行させる。また、情報処理装置10は、第2のプロジェクター30Bと接続されている期間に、第3の接続情報c3を第2のプロジェクター30Bに送信することよって、第2のプロジェクター30Bに電子機器50への接続を実行させる。
従って、情報処理装置10は、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bと通信が確立していない状態でも、電子機器50を経由して第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bに各種の情報を伝送できる。
よって、1台の情報処理装置と複数台の表示装置との接続を、自動的かつ簡便に実行することができ、ユーザーの利便性が向上する。
3.変形例
本開示は、以上に例示した実施形態に限定されない。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を併合してもよい。
上述の第1実施形態及び第2実施形態において、情報処理装置10又は10A、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bの相互の接続は、アクセスポイントを有する通信網NETを介したネットワーク接続であることを前提としているが、これには限定されない。例えば、上述の相互の接続は、Ad-hoc通信による1対1のP2Pの接続としてもよい。
3-2:変形例2
上述の第1実施形態及び第2実施形態において、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bは、各々アクセスポイント340A及び340Bを備える構成としたが、これには限定されない。例えば、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとは別体となったアクセスポイントが、USB端子を用いることにより、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bに接続される構成としてもよい。第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとは別体となったアクセスポイント340としては、例えば、無線LANアダプタを用いても良い。無線LANアダプタの形態としては、接続されるインタフェースに応じて、例えば、拡張カード、PCカード、USB形式の装置を用いることができる。
上述した無線LANアダプタとして、複数の動作モードを備え、アクセスポイントとして動作する親機モード、又は、他のアクセスポイントに対し無線LANクライアントとして接続を行う子機モードのいずれかで動作する無線通信装置を用いても良い。この場合、本発明が開示する通信接続方法の開始直後、すなわち、第1実施形態におけるステップSb1又はステップSc1が行われる時点、又は、第2実施形態におけるステップSb11又はステップSc11が行われる時点において、第1のプロジェクター30Aと接続される無線LANアダプタである無線LANアダプタAと、第2のプロジェクター30Bと接続される無線LANアダプタである無線LANアダプタBの双方を親機モードに設定する。そして、無線LANアダプタAを経由して、情報処理装置10又は10Aと、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとを接続させることが選択された場合に、無線LANアダプタAの動作モードは親機モードを継続させることでアクセスポイントとして機能させ、無線LANアダプタBの動作モードを子機モードに変更し、無線LANアダプタBを無線LANクライアントとして、アクセスポイントとして機能する無線LANアダプタAに接続を行わせる構成としても良い。また、無線LANアダプタBは、情報処理装置10から、第1の接続情報c1を受信した場合に、動作モードを子機モードに変更し、受信した第1の接続情報c1に基づいて無線LANアダプタAに接続を行う構成としても良い。無線LANアダプタA及び無線LANアダプタBは、情報処理装置10Aから、第3の接続情報c3を受信した場合に、動作モードを子機モードに変更し、受信した第3の接続情報c3に基づいてアクセスポイント530に接続を行わせる構成としても良い。
また、DHCPモードはオフモードで第2のプロジェクターの無線LANアダプタBに情報処理装置10又は10AからIPアドレスを設定するような構成でもよいし、ネットワーク内のプロジェクター30または電子機器50のいずれかがDHCPモードで動作しておりIPアドレスを自動設定するような構成でも良い。例えば、情報処理装置10又は10AからIPアドレスを設定するコマンドを第2のプロジェクターに通知し、第2のプロジェクターに接続される無線LANアダプタBのIPアドレスを設定する。
また、QRコードに含まれる接続情報に、接続される無線LANアダプタが親機モードまたは子機モードのどちらで動作しているかを示すフラグが含まれていても良い。無線LANアダプタが子機モードで動作している場合、子機モードで動作する無線LANアダプタと接続されるプロジェクター30は、無線LANアダプタが無線LANクライアントとして接続する接続先であるアクセスポイントのSSIDを、接続情報として含めたQRコードを投写しても良い。ここで、情報処理装置10又は10Aが第1のQRコードC1及び第2のQRコードC2を取得した結果、無線LANアダプタA及び無線LANアダプタBのいずれも親機モードの場合は、前述したシーケンスで接続する。無線LANアダプタA及び無線LANアダプタBのいずれも子機モードの場合は、情報処理装置10Aは接続情報に含まれるSSIDを使い、当該SSIDの示す接続先であるアクセスポイントへ接続する。無線LANアダプタA及び無線LANアダプタBのいずれか1つが親機モードで動作し、他の無線LANアダプタが子機モードで動作し、かつ無線LANアダプタA及び無線LANアダプタBが同一のSSIDを利用している場合は、情報処理装置10は接続情報にあるSSIDを使って該当するアクセスポイントへ繋ぐ構成としても良い。
上記した無線LANアダプタAと無線LANアダプタBは、各プロジェクター30と別体である場合の構成を記載したが、各プロジェクター30に内蔵されてもよい。
3-3:変形例3
上述の第2実施形態において、第3のアクセスポイントとしてのアクセスポイント530を備える、無線LANルータとしての電子機器50が、情報処理装置10A、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bとは別体として、通信網NETに接続される構成としたが、これには限定されない。例えば、第3のアクセスポイントとしてのアクセスポイント530が、例えばUSB端子を用いることにより、情報処理装置10Aに接続される構成としてもよいし、アクセスポイント530が情報処理装置10Aに内蔵される構成としてもよい。
3-4:変形例4
上述の第1実施形態及び第2実施形態において、第1の表示装置及び第2の表示装置は、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bに対応するとしたが、第1の表示装置及び第2の表示装置はプロジェクターに限定されず、プロジェクター以外の表示装置を用いても良い。例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(陰極線管)ディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等を用いることができる。これらの表示装置は、アクセスポイントを備える構成であっても良いし、別体となったアクセスポイントと接続される構成であっても良い。
3-5:変形例5
上述の第1実施形態及び第2実施形態において、情報処理装置10は、第1画像取得部121と、第2画像取得部124を個別に備えていたが、1つの画像取得部を情報処理装置10に備えさせ、当該画像取得部に第1の接続情報c1を表す第1の画像及び第2の接続情報c2を表す第2の画像の双方を取得させても良い。また、情報処理装置10は、第1接続情報生成部122と、第2接続情報生成部125を個別に備えていたが、1つの接続情報生成部を備えさせ、当該接続情報生成部に、取得された第1のQRコードC1に基づき、第1の接続情報c1を生成させ、取得された第2のQRコードC2に基づき、第2の接続情報c2を生成させても良い。また、情報処理装置10は、第1接続部123と、第2接続部126を個別に備えていたが、1つの接続部を備えさせ、当該接続部に第1の接続情報c1に基づき、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続させ、並行して、第2の接続情報c2に基づき、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続させても良い。
3-6:変形例6
上述の第2実施形態において、通信接続システム1Aの動作開始の時点で、情報処理装置10Aは第3の接続情報c3を記憶しており、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bの各々は、第3の接続情報c3を記憶していない状態であったが、この構成に限定されない。例えば、通信接続システム1Aの動作開始の時点で、情報処理装置10A及び第2のプロジェクター30Bの各々は、第3の接続情報c3を記憶していない状態であり、その一方で、第1のプロジェクター30Aが第3の接続情報c3を記憶しており、記憶している第3の接続情報c3に基づきアクセスポイント530との接続を行っている状態から、情報処理装置10Aと、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとを、アクセスポイント530を経由して接続させても良い。この場合、まず、第1のプロジェクター30Aの画像生成部321Aが、既にアクセスポイント530と接続していることを示す情報及び第3の接続情報c3に基づいて生成した第1の画像を、投写制御部322Aが、投写装置310Aに、壁やスクリーン等に投写させる。これと並行して、第2のプロジェクター30Bの画像生成部321Bが、第2の接続情報c2に基づいて生成した第2の画像を、投写制御部322Bが、投写装置310Bに、壁やスクリーン等に投写させる。次に、情報処理装置10Aの撮像装置110は、ユーザーの操作に基づいて、第1のプロジェクター30Aより投写された第1の画像と、第2のプロジェクター30Bから投写された第2の画像を撮像する。情報処理装置10Aは、撮像することにより取得した第1の画像から、第1のプロジェクター30Aが既にアクセスポイント530と接続していることを示す情報及び第3の接続情報c3を生成し、撮像することにより取得した第2の画像から、第2の接続情報c2を生成する。情報処理装置10Aは、生成した第2の接続情報c2を用いて、第2のアクセスポイント340Bを経由し、第2のプロジェクター30Bと接続する。接続後、情報処理装置10Aは、第2のプロジェクター30Bに対し、第3の接続情報c3を送信することで、第2のプロジェクター30Bと第3のアクセスポイント530との間の接続を確立させる。また、情報処理装置10Aは、第3の接続情報c3を用いて、第3のアクセスポイント530との間の接続を確立することで、アクセスポイント530を経由して、情報処理装置10と、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとの接続を行うようにしても良い。この場合、第1の通信経路は、第3のアクセスポイント530を経由する経路と対応する。
1,1A…通信接続システム、10,10A…情報処理装置、110…撮像装置、120…処理装置、121…第1画像取得部、122…第1接続情報生成部、123…第1接続部、124…第2画像取得部、125…第2接続情報生成部、126…第2接続部、127…送信制御部、128…第1送信制御部、129…第2送信制御部、130…第3接続部、140,140A…記憶装置、150…表示装置、160…通信装置、30…プロジェクター、310…投写装置、320…処理装置、321…画像生成部、322…投写制御部、323…接続部、330…記憶装置、340…アクセスポイント、50…電子機器、510…処理装置、511…通信制御部、520…記憶装置、530…アクセスポイント。
例えば、特許文献1には、PC(Personal Computer)とネットワーク接続を行う方法であって、最初にアドホック通信によるP2P(Peer to Peer)通信を自動的に実行し、仮接続としてのP2P通信時に、本接続としてのアクセスポイントを経由するインフラストラクチャ通信を行うための設定値を送信する方法が記載されている。従来は手動でネットワーク接続のための設定値を入力しなければならなかったが、特許文献1の手法により、ネットワーク接続の設定を自動で設定することが可能となる。
本発明の一態様に係る通信接続方法は、情報処理装置と第1の表示装置及び第2の表示装置とを接続する通信接続方法であって、前記情報処理装置が、前記第1の表示装置により表示された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を取得することと、前記情報処理装置が、前記第2の表示装置により表示された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を取得することと、前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、前記第2の表示装置との通信接続を実行させることと、を含む、通信接続方法である。
また、本発明の一態様に係る情報処理装置は、情報処理装置であって、第1の表示装置により表示された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を取得する第1画像取得部と、第2の表示装置により表示された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を取得する第2画像取得部とを備え、前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、前記第2の表示装置との通信接続を実行させること、を特徴とする情報処理装置である。
また、本発明の一態様に係る通信接続システムは、通信接続システムであって、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を表示する第1の表示装置と、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を表示する第2の表示装置と、前記第1の画像と前記第2の画像とを取得する情報処理装置とを備え、前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、前記第2の表示装置との通信接続を実行させること、を特徴とする通信接続システムである。
第2送信制御部129は、情報処理装置10Aが、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続している間に、第2のプロジェクター30Bに対して、通信装置160に第3の接続情報c3を送信させることによって、第2のプロジェクター30Bに、第3の接続情報c3を用いることによる電子機器50への接続を実行させる。第2のプロジェクター30Bは、情報処理装置10Aから第3の接続情報c3を受信することにより、第3の接続情報c3に基づいた電子機器50への接続が可能となる。
第3接続部130は、第3の接続情報c3に基づき、第3の通信経路を介して電子機器50と接続する。具体的には、第3接続部130は、第3の接続情報c3に基づき、後述する電子機器50が備えるアクセスポイント530を経由する第3の通信経路を介して、当該電子機器50と接続する。ここで、第3の通信経路は、例えば、情報処理装置10Aからアクセスポイント530を経由し、第1のプロジェクター30Aが備える処理装置320Aに接続する経路や、情報処理装置10Aからアクセスポイント530を経由し、第2のプロジェクター30Bが備える処理装置320Bに接続する経路を示す。
処理装置510は、電子機器50の全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置510は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置510の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置510は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
アクセスポイント530は、無線LANクライアントとしての情報処理装置10A、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bを、Wi-Fi等の無線LAN規格を用いて、通信網NETを介して相互に接続するための通信装置である。
通信制御部511は、情報処理装置10A、第1のプロジェクター30A、及び第2のプロジェクター30Bの相互の通信を制御する。
第3接続部130が第3の接続情報c3を用いて第3のアクセスポイント530との間の接続を確立する(p35)。これを受けて、情報処理装置10Aのアプリケーションが、第3のアクセスポイント530に対して、情報処理装置10Aから、第3のアクセスポイント530を経由しての、第1のプロジェクター30Aまでの接続が確立したことを通知し(p36)、第3のアクセスポイント530から、第1のプロジェクター30Aのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p37)。これにより、第1のプロジェクター30Aにおいて、画像受信モードが開始される(ステップSb13)。これに伴い、第1のプロジェクター30Aから、第3のアクセスポイント530を経由して、情報処理装置10Aに対して、画像受信モードが開始したことが通知される(p38)。また、情報処理装置10Aのアプリケーションが、第3のアクセスポイント530に対して、情報処理装置10Aから、第3のアクセスポイント530を経由しての、第2のプロジェクター30Bまでの接続が確立したことを通知し(p39)、第3のアクセスポイント530から、第2のプロジェクター30Bのアプリケーションに対し、接続が確立したことが通知される(p40)。これにより、第2のプロジェクター30Bにおいて、画像受信モードが開始される(ステップSc13)。これに伴い、第2のプロジェクター30Bから、第3のアクセスポイント530を経由して、情報処理装置10Aに対して、画像受信モードが開始したことが通知される(p41)。なお、第1のプロジェクター30Aにおける画像受信モードの開始と、第2のプロジェクター30Bにおける画像受信モードの開始は、その順序を問わない。また、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bからの画像受信モードの開始の通知は、第1のアクセスポイント340A及び第2のアクセスポイント340Bの代わりに、第3のアクセスポイント530を経由することにより、実行されてもよい。
更に、情報処理装置10Aが、第1の画像から、第1の接続情報を抽出することと、情報処理装置10Aが、第1の接続情報に基づき、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続することと、情報処理装置10Aが、第2の画像から、第2の接続情報を抽出することと、情報処理装置10Aが、第2の接続情報に基づき、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続することと、情報処理装置が、第1の通信経路を介して第1のプロジェクター30Aと接続している間に、第3の接続情報を送信することによって、第1のプロジェクター30Aに、第3の接続情報を用いることによる第3の通信経路を介した情報処理装置10Aへの接続を実行させることと、情報処理装置10Aが、第2の通信経路を介して第2のプロジェクター30Bと接続している間に、第3の接続情報を送信することによって、第2のプロジェクター30Bに、第3の接続情報を用いることによる第3の通信経路を介した情報処理装置10Aへの接続を実行させることとを含む、通信接続方法が提供される。
第1のプロジェクター30Aは、第1の接続情報c1を表す第1の画像を投写することにより、第1のプロジェクター30Aは情報処理装置10Aと通信が確立していなくても、第1の接続情報c1を情報処理装置10Aに伝えることが可能となる。さらに、情報処理装置10Aは、第1の画像に基づき生成された第1の接続情報c1を用いて、第1のプロジェクター30Aと通信を確立することができる。
同様に第2のプロジェクター30Bは、第2の接続情報c2を表す第2の画像を投写することにより、情報処理装置10Aと通信が確立していなくても、第2の接続情報c2を情報処理装置10Aに伝えることが可能となる。さらに、情報処理装置10Aは、第2の画像に基づき生成された第2の接続情報c2を用いて、第2のプロジェクター30Bと通信を確立することができる。
そして、情報処理装置10Aは、第1のプロジェクター30Aと接続されている期間に、第3の接続情報c3を第1のプロジェクター30Aに送信することよって、第1のプロジェクター30Aに電子機器50への接続を実行させる。また、情報処理装置10Aは、第2のプロジェクター30Bと接続されている期間に、第3の接続情報c3を第2のプロジェクター30Bに送信することよって、第2のプロジェクター30Bに電子機器50への接続を実行させる。
従って、情報処理装置10Aは、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bと通信が確立していない状態でも、電子機器50を経由して第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bに各種の情報を伝送できる。
3-2:変形例2
上述の第1実施形態及び第2実施形態において、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bは、各々アクセスポイント340A及び340Bを備える構成としたが、これには限定されない。例えば、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとは別体となったアクセスポイントが、USB端子を用いることにより、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bに接続される構成としてもよい。第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bとは別体となったアクセスポイントとしては、例えば、無線LANアダプタを用いても良い。無線LANアダプタの形態としては、接続されるインタフェースに応じて、例えば、拡張カード、PCカード、USB形式の装置を用いることができる。
3-6:変形例6
上述の第2実施形態において、通信接続システム1Aの動作開始の時点で、情報処理装置10Aは第3の接続情報c3を記憶しており、第1のプロジェクター30A及び第2のプロジェクター30Bの各々は、第3の接続情報c3を記憶していない状態であったが、この構成に限定されない。例えば、通信接続システム1Aの動作開始の時点で、情報処理装置10A及び第2のプロジェクター30Bの各々は、第3の接続情報c3を記憶していない状態であり、その一方で、第1のプロジェクター30Aが第3の接続情報c3を記憶しており、記憶している第3の接続情報c3に基づきアクセスポイント530との接続を行っている状態から、情報処理装置10Aと、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとを、アクセスポイント530を経由して接続させても良い。この場合、まず、第1のプロジェクター30Aの画像生成部321Aが、既にアクセスポイント530と接続していることを示す情報及び第3の接続情報c3に基づいて生成した第1の画像を、投写制御部322Aが、投写装置310Aに、壁やスクリーン等に投写させる。これと並行して、第2のプロジェクター30Bの画像生成部321Bが、第2の接続情報c2に基づいて生成した第2の画像を、投写制御部322Bが、投写装置310Bに、壁やスクリーン等に投写させる。次に、情報処理装置10Aの撮像装置110は、ユーザーの操作に基づいて、第1のプロジェクター30Aより投写された第1の画像と、第2のプロジェクター30Bから投写された第2の画像を撮像する。情報処理装置10Aは、撮像することにより取得した第1の画像から、第1のプロジェクター30Aが既にアクセスポイント530と接続していることを示す情報及び第3の接続情報c3を生成し、撮像することにより取得した第2の画像から、第2の接続情報c2を生成する。情報処理装置10Aは、生成した第2の接続情報c2を用いて、第2のアクセスポイント340Bを経由し、第2のプロジェクター30Bと接続する。接続後、情報処理装置10Aは、第2のプロジェクター30Bに対し、第3の接続情報c3を送信することで、第2のプロジェクター30Bと第3のアクセスポイント530との間の接続を確立させる。また、情報処理装置10Aは、第3の接続情報c3を用いて、第3のアクセスポイント530との間の接続を確立することで、アクセスポイント530を経由して、情報処理装置10Aと、第1のプロジェクター30Aと、第2のプロジェクター30Bとの接続を行うようにしても良い。この場合、第1の通信経路は、第3のアクセスポイント530を経由する経路と対応する。

Claims (14)

  1. 情報処理装置と第1の表示装置及び第2の表示装置とを接続する通信接続方法であって、
    前記情報処理装置が、第1の表示装置により表示された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を取得することと、
    前記情報処理装置が、第2の表示装置により表示された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を取得することと、
    前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との通信接続を実行させることと、を含む、
    通信接続方法。
  2. 前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との接続に用いる通信経路として、前記第1の通信経路が選択された場合、
    前記情報処理装置が、前記第1の画像に基づき、前記第1の接続情報を生成することと、
    前記情報処理装置が、前記第1の接続情報に基づき、前記第1の通信経路を介して前記第1の表示装置と接続することと、
    前記情報処理装置が、前記第2の画像に基づき、前記第2の接続情報を生成することと、
    前記情報処理装置が、前記第2の接続情報に基づき、前記第2の通信経路を介して前記第2の表示装置と接続することと、
    前記情報処理装置が、前記第2の通信経路を介して前記第2の表示装置と接続している間に、前記第1の接続情報を送信することによって、前記第2の表示装置に、前記第1の接続情報を用いることによる前記第1の通信経路を介した前記情報処理装置への接続を実行させることと、を更に含む、
    請求項1に記載の通信接続方法。
  3. 前記第1の画像及び前記第2の画像を取得した順序に応じて、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との接続に用いる通信経路を、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路のいずれかから選択すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の通信接続方法。
  4. 前記第1の画像及び前記第2の画像から前記第1の接続情報及び前記第2の接続情報を抽出した順序に応じて、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との接続に用いる通信経路を、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路のいずれかから選択すること、を特徴とする、請求項1又は2に記載の通信接続方法。
  5. 前記情報処理装置に対する操作内容に応じて、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との接続に用いる通信経路を、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路のいずれかから選択すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の通信接続方法。
  6. 前記情報処理装置は、前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置の機種情報を取得し、
    前記機種情報に応じて、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との接続に用いる通信経路を、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路のいずれかから選択すること、を特徴とする、請求項1又は2に記載の通信接続方法。
  7. 取得した前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との接続に用いる通信経路を、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路のいずれかから選択すること、を特徴とする、請求項1又は2に記載の通信接続方法。
  8. 前記情報処理装置が、前記第1の画像に基づき、前記第1の接続情報を生成することと、
    前記情報処理装置が、前記第1の接続情報に基づき、前記第1の通信経路を介して前記第1の表示装置と接続することと、
    前記情報処理装置が、前記第2の画像に基づき、前記第2の接続情報を生成することと、
    前記情報処理装置が、前記第2の接続情報に基づき、前記第2の通信経路を介して前記第2の表示装置と接続することと、
    前記情報処理装置が、前記第1の通信経路を介して前記第1の表示装置と接続している間に、第3の接続情報を送信することによって、前記第1の表示装置に、前記第3の接続情報を用いることによる第3の通信経路を介した前記情報処理装置への接続を実行させることと、
    前記情報処理装置が、前記第2の通信経路を介して前記第2の表示装置と接続している間に、前記第3の接続情報を送信することによって、前記第2の表示装置に、前記第3の接続情報を用いることによる前記第3の通信経路を介した前記情報処理装置への接続を実行させることと、を更に含む、
    請求項1に記載の通信接続方法。
  9. 前記第3の通信経路は、外部の無線LANルータに備わるアクセスポイントを経由する通信経路である、請求項7に記載の通信接続方法。
  10. 前記第3の通信経路は、前記情報処理装置に接続されるアクセスポイントを経由する通信経路である、請求項8に記載の通信接続方法。
  11. 情報処理装置であって、
    第1の表示装置により表示された、第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を取得する第1画像取得部と、
    第2の表示装置により表示された、第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を取得する第2画像取得部とを備え、
    前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との通信接続を実行させること、を特徴とする
    情報処理装置。
  12. 通信接続システムであって、
    第1の通信経路を介して接続するために必要な第1の接続情報を表す第1の画像を表示する第1の表示装置と、
    第2の通信経路を介して接続するために必要な第2の接続情報を表す第2の画像を表示する第2の表示装置と、
    前記第1の画像と前記第2の画像とを取得する情報処理装置とを備え、
    前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき、前記情報処理装置と、前記第1の表示装置と、第2の表示装置との通信接続を実行させること、を特徴とする
    通信接続システム。
  13. 前記第1の表示装置は、第1のアクセスポイントを備え、
    前記第2の表示装置は、第2のアクセスポイントを備え、
    前記第1の通信経路は、前記第1のアクセスポイントを経由する通信経路であり、
    前記第2の通信経路は、前記第2のアクセスポイントを経由する通信経路である、請求項11又は請求項12に記載の通信接続システム。
  14. 前記第1の表示装置には、第1のアクセスポイントが接続され、
    前記第2の表示装置には、第2のアクセスポイントが接続され、
    前記第1の通信経路は、前記第1のアクセスポイントを経由する通信経路であり、
    前記第2の通信経路は、前記第2のアクセスポイントを経由する通信経路である、請求項11又は請求項12に記載の通信接続システム。
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