JP6935494B2 - 電子機器、無線lan端末及び無線lanシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器、無線LAN端末、無線LANシステム、無線LAN接続方法及びプログラムに関する。
最近のプロジェクターのなかには、無線LAN(Local Area Network)機能を備えたもの(以下、無線LAN対応プロジェクターと呼ぶ)がある。この無線LAN対応プロジェクターは、無線LAN端末として使用することができる。
一般に、無線LANの接続形態には、アドホックモードとインフラストラクチャモードがある。アドホックモードは、無線LAN端末同士が互いに直接通信を行う形態である。インフラストラクチャモードは、それぞれの無線LAN端末が無線アクセスポイントを介して通信し、互いに直接通信をしない形態である。
無線LAN対応プロジェクターと無線LAN端末とが無線で通信する無線LANシステムにおいて、アドホックモード及びインフラストラクチャモードのいずれも適用可能である。
アドホックモードでは、無線LAN対応プロジェクターは一つの無線LAN端末として動作する。無線LAN対応プロジェクターは、自分の存在を周囲に知らせるためのビーコン信号を定期的にブロードキャストする。ビーコン信号は、SSID(Service Set Identifier)を含む。このSSIDは、無線LAN対応プロジェクターの識別子やPIN(Personal Identification Number)コードなど情報を含む。PINコードは、例えば4ケタの数字からなり、通常、乱数を用いて設定される。
無線LAN対応プロジェクターが、PINコードを示す画像を投写し、ユーザーは、ビーコン信号を受信した無線LAN端末上で、投写されたPINコードを入力する。無線LAN端末は、サイトサーベイにより収集したビーコン信号からSSIDを抽出し、その中からユーザーが入力したPINコードを含むSSIDを取得する。無線LAN端末は、その取得したSSIDに基づいて無線LAN対応プロジェクターとの無線接続を確立する。
一方、インフラストラクチャモードでは、無線LAN対応プロジェクターは、無線LAN端末として動作し、無線アクセスポイント経由で無線LAN端末と通信する。この場合、ユーザーは、無線LAN端末上で、無線アクセスポイント経由で無線LAN対応プロジェクターと通信するために必要なネットワーク接続設定を手動で行う。
関連技術として、アドホックモードで通信を行う無線LANシステムにおいて、ビーコン信号を用いて自動的に接続設定を行う技術が特許文献1に記載されている。
特開2011−188238号公報
しかし、上述したアドホックモードやインフラストラクチャモードで通信を行う無線LANシステムには、以下のような問題がある。
アドホックモードにおいては、無線LAN対応プロジェクター及び無線LAN端末は、イントラネット等のネットワークから完全に切り離されているため、無線LAN端末は、ネットワーク上の共有サーバーにアクセスすることはできない。このため、共有サーバーに格納したファイルを参照したい場合は、ユーザーは、予め、必要なファイルを共有サーバーから無線LAN端末にダウンロードしておく必要がある。そのような作業は、ユーザーにとって非常に煩わしく、不便である。
インフラストラクチャモードにおいては、無線LAN端末は、無線アクセスポイントを介してイントラネット等のネットワーク上の共有サーバーにアクセスすることができる。しかし、この場合は、ユーザーは、無線LAN端末上で、無線アクセスポイント経由で無線LAN対応プロジェクターと通信するために必要なネットワーク接続設定を手動で行う必要がある。そのようなネットワーク接続設定は、ユーザーにとって非常に煩わしく、不便である。
本発明の目的は、上記課題を解決し、利便性に優れた、電子機器、無線LAN端末、無線LANシステム、無線LAN接続方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電子機器は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される電子機器であって、少なくとも無線通信機能を備えた通信部と、前記通信部の通信動作を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されたまま、前記通信部から、前記電子機器の識別情報を含むビーコン信号を送信させる。前記識別情報は、前記ネットワーク上で当該電子機器を識別可能なIPアドレスの情報を含む。
本発明の第1の無線LAN端末は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末であって、文字の入力を受け付ける操作部と、少なくとも無線通信機能を備えた通信部と、前記通信部の通信動作を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記操作部を介して所定の認証情報の入力を受け付け、前記通信部が、前記ネットワークに接続された電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報と前記所定の認証情報とを含む無線信号を受信すると、前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、前記通信部から前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信させ、前記所定の認証情報の入力前に、または、前記無線信号の受信前に、前記通信部が、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されている。
本発明の第2の無線LAN端末は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末であって、少なくとも無線通信機能を備えた通信部と、前記通信部の動作を制御する制御部と、を有する。前記制御部は、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されたまま、前記通信部が、電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報を含む信号を受信すると、前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、前記通信部から前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信させる。
本発明の第1の無線LANシステムは、上記電子機器と、上記のいずれかの無線LAN端末と、を有する。前記電子機器と前記無線LAN端末とが無線アクセスポイントを介して通信する。
本発明の第2の無線LANシステムは、上記電子機器と、無線アクセスポイントと、を有する。前記電子機器と無線端末とが前記無線アクセスポイントを介して通信する。
本発明の第1の無線LAN接続方法は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される電子機器にて行われる無線LAN接続方法であって、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されたまま、前記電子機器の識別情報を含むビーコン信号を送信し、前記識別情報が、前記ネットワーク上で当該電子機器を識別可能なIPアドレスの情報を含む。
本発明の第2の無線LAN接続方法は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末にて行われる無線LAN接続方法であって、所定の認証情報の入力を受け付け、前記ネットワークに接続された電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報と前記所定の認証情報とを含む無線信号を受信し、前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信し、前記所定の認証情報の入力前に、または、前記無線信号の受信前に、当該無線LAN端末を、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続する。
本発明のプログラムは、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末のコンピュータに、所定の認証情報の入力を受け付け、前記ネットワークに接続された電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに前記電子機器のIPアドレスの情報と前記所定の認証情報とを含む無線信号を受信する処理と、前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信する処理と、前記所定の認証情報の入力前に、または、前記無線信号の受信前に、当該無線LAN端末を、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続する処理と、を実行させる。
本発明によれば、利便性に優れた、電子機器、無線LAN端末、無線LANシステム、無線LAN接続方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態である無線LANシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態である無線LAN対応プロジェクターの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態である無線LAN端末の構成を示すブロック図である。 PINコード入力画面の一例を示す模式図である。 図2に示した無線LAN対応プロジェクターにて行われるPINコード接続待ち受けまでの処理の一手順を説明するための図である。 図3に示した無線LAN端末にて行われるPINコード接続待ち受けまでの処理の一手順を説明するための図である。 PINコード接続動作の一手順を説明するための図である。 接続開始ボタンを用いたネットワーク接続動作の一手順を説明するための図である。 本発明の別の実施形態である電子機器の構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施形態である無線LAN端末の構成を示すブロック図である。 IPアドレスを含むビーコン信号の送信を行うか否かを判定する判定処理の一手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態である無線通信システムの構成を示すブロック図である。 図12に示す無線通信システムの無線LAN対応プロジェクターの構成を示すブロック図である。 図12に示す無線通信システムの無線LAN端末の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である無線LANシステムの構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、無線LANシステムは、無線LAN対応プロジェクター100、無線LAN端末200、無線アクセスポイント300、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー400及びイントラネット500を有する。無線LAN対応プロジェクター100は電子機器と呼ぶことができる。
無線アクセスポイント300、DHCPサーバー400及びイントラネット500はいずれも、既存のものを適用することができる。これら無線アクセスポイント300、DHCPサーバー400及びイントラネット500の構成は周知であるので、ここでは、その構成についての詳細な説明は省略する。なお、図1において、2つの無線アクセスポイント300が示されているが、これに限定されない。無線アクセスポイント300の数は、1以上である。また、イントラネット500上に、他のサーバー(例えば、共有サーバー)が配置されても良く、ゲートウェイ等の中継装置を介してイントラネット500を他のネットワークと接続しても良い。
まず、無線LAN対応プロジェクター100の構成について、具体的に説明する。
無線LAN対応プロジェクター100は、画像をスクリーン100a上に投写する。無線LAN対応プロジェクター100は、無線LAN機能を備えており、無線アクセスポイント300との無線通信やビーコン信号の送信が可能である。
図2に、無線LAN対応プロジェクター100の構成を示す。図2を参照すると、無線LAN対応プロジェクター100は、光源101、映像合成投写部102、フレームバッファ103、OSD(On-Screen Display)部104及び無線LANユニット100bを有する。なお、図2には示されていないが、無線LAN対応プロジェクター100には、ユーザーの入力操作を受け付ける操作部も設けられている。ユーザーは、操作部にて、プロジェクターの起動(または無線LANユニット100bの起動)、動作モードの切り替え、メニュー表示及び項目選択など、様々な操作を行うことができる。
映像合成投写部102は、フレームバッファ103及びOSD部104と電気的に接続されている。OSD部104は、無線LANユニット100bと電気的に接続されている。
光源101として、LED(Light Emitting Device)やレーザー光源などの固体光源、蛍光体と固体光源とを組み合わせた光源、高圧水銀ランプなどを用いることができる。光源101から射出した光は、映像合成投写部102に供給される。
フレームバッファ103は、フレーム単位に画像データを一時的に保持する。例えば、映像出力装置から供給された映像信号がフレームバッファ103を介して映像合成投写部102に供給される。映像出力装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、HDD(Hard Disk Drive)プレイヤー、DVD(Digital Versatile Disk)プレイヤーなどである。
OSD部104は、オンスクリーンメニュー画面を示す映像信号を映像合成投写部102に供給する。オンスクリーンメニュー画面は、画質調整メニュー、動作モード設定メニュー、無線LANメニュー、PINコード画面などを表示できる。
無線LANメニューは、「無効」、「アドホック」、「インフラストラクチャ」などの選択項目を含む。「無効」が選択された場合は、無線LANユニット100bは停止する。「アドホック」が選択された場合は、無線LANユニット100bは一つの無線LAN端末として動作し、ビーコン信号の送信が可能である。「インフラストラクチャ」が選択された場合は、無線LANユニット100bは無線LAN端末として動作し、サイトサーベイによるビーコン信号の収集や、少なくとも自身のIPアドレスを含むビーコン信号の送信が可能である。
映像合成投写部102は、映像処理部、画像形成素子及び投写レンズを含む。映像処理部には、フレームバッファ103からの映像信号が第1の映像信号とし入力され、OSD部104からの映像信号が第2の映像信号として入力される。通常は、第1の映像信号のみが映像処理部に供給され、映像処理部は、第1の映像信号に基づく画像を示す映像信号を画像形成素子に供給する。ユーザーがメニューを表示するための入力操作を行った場合は、第1及び第2の映像信号が映像処理部に供給され、映像処理部は、第1の映像信号に基づく画像と第2の映像信号に基づく画像とを合成した合成画像を示す映像信号を画像形成素子に供給する。
画像形成素子は、液晶表示デバイスやDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)などの表示素子である。光源101からの光束が画像形成素子に照射される。画像形成素子は、映像処理部からの入力映像信号に基づいて光束を空間的及び/又は時間的に変調することで画像を形成する。投写レンズは、画像形成素子に形成された画像をスクリーン100a上に拡大投写する。スクリーン100aは、専用のスクリーンであっても良く、また、壁等の構造体であっても良い。
無線LANユニット100bは、無線通信部105、ネットワーク制御部106、SSID生成部107及びPINコード生成部108を有する。ネットワーク制御部106は、無線通信部105と電気的に接続され、かつ、SSID生成部107と電気的に接続されている。SSID生成部107は、PINコード生成部108と電気的に接続されている。PINコード生成部108は、OSD部104と電気的に接続されている。
無線通信部105は、無線アクセスポイント300と無線で通信し、ビーコン信号を無線でブロードキャストする。
ネットワーク制御部106は、インターネットプロトコル(IP)の通信制御を行うコントローラであって、IPアドレスを管理する。ネットワーク制御部106は、イントラネット500上で無線LAN対応プロジェクター100を識別するための情報であるIPアドレスを保持する。ここでは、無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレスは、DHCPサーバー400にて割り当てられる。また、ネットワーク制御部106は、無線通信部105の通信動作も制御する。ネットワーク制御部106は、一般に、制御部と呼ぶことができる。
PINコード生成部108は、複数桁の数字からなるPINコードを生成する。例えば、PINコード生成部108は、乱数を用いて、4桁の数字からなるPINコードを生成する。
SSID生成部107は、PINコード生成部108が生成したPINコードと無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレスとを含むSSIDを生成する。SSIDは、無線アクセスポイント300との無線通信やネットワークへの接続のために必要な他の情報を含んでいても良い。例えば、SSIDは、「プレフィックス」+「IPアドレス」+「PINコード」の命名規則で与えられ、「_」をデリミタとして用いる。具体的には、SSIDは、「MPJ_192.168.010.011_9086」と記述することができる。無線通信部105は、このSSIDを含むビーコン信号を送信する。一般に、SSIDは識別情報と呼ぶことができ、SSID生成部107は、識別情報生成部と呼ぶことができる。
無線LANユニット100bは、無線LAN対応プロジェクター100に内蔵されても良く、無線LAN対応プロジェクター100の筐体から取り外し可能に構成されても良い。取り外し可能な無線LANユニット100bは、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートに挿入して、無線でLAN経由のオペレーションを行うUSBタイプのユニットであっても良い。
次に、無線LAN端末200の構成について、具体的に説明する。
図3に、無線LAN端末200の構成を示す。図3を参照すると、無線LAN端末200は、タッチパネル部201、ユーザーインターフェース制御部202、フレームバッファ203、無線通信部204、ネットワーク制御部205及びSSID解析部206を有する。
ユーザーインターフェース制御部202は、タッチパネル部201、フレームバッファ203及びSSID解析部206のそれぞれと電気的に接続されている。タッチパネル部201は、フレームバッファ203と電気的に接続されている。ネットワーク制御部205は、無線通信部204及びSSID解析部206のそれぞれと電気的に接続されている。
フレームバッファ203は、画像データを一時的に保持する。例えば、フレームバッファ203には、PINコード入力画面を示す画像データが保持される。
タッチパネル部201は、液晶パネル等の表示装置と、タッチパッド等の位置入力装置とからなる。表示装置は、フレームバッファ203に格納された画像データに基づく画像を表示することができ、位置入力装置は、表示画面へのタッチ操作を受け付ける。ユーザーは、表示画面へのタッチ操作を行うことで、必要な情報を入力したり、項目を選択したりすることができる。一般に、タッチパネル部201は操作部と呼ぶことができる。
図4に、タッチパネル部201に表示されるPINコード入力画面の一例を示す。このPINコード入力画面201aは、0〜9までの数字キーと、「C」キーと、矢印キーと、入力された4桁の数字が表示される表示領域201bとを含む。ユーザーは、数字キーをタッチすることで、任意の4桁の数字を入力することができる。「C」キーは、入力した数字を一括してクリアするためのクリアキーである。表示領域201bには、一の位、十の位、百の位、千の位それぞれに対応する4つの表示スペースが設けられており、現在の入力待ちの表示スペースにはカーソルが表示される。矢印キーは、カーソルを一文字前分後退して、そこにあった数字を削除する、いわゆるバックスペースキーである。
ユーザーインターフェース制御部202は、タッチパネル部201を介してユーザーの入力操作を受け付け、入力操作に応じて、フレームバッファ203に保持した画像データを編集したり、入力情報をSSID解析部206に供給したりする。例えば、ユーザーインターフェース制御部202は、ユーザーがPINコード入力画面上で入力した4桁の数字を示す入力情報をSSID解析部206に供給する。
無線通信部204は、無線アクセスポイント300と無線で通信したり、サイトサーベイによってビーコン信号を収集したりする。
ネットワーク制御部205は、インターネットプロトコルの通信制御を行うコントローラであって、IPアドレスを管理する。ネットワーク制御部205は、イントラネット500上で無線LAN端末200を識別するための情報であるIPアドレスを保持する。ここでは、無線LAN端末200のIPアドレスは、DHCPサーバー400にて割り当てられる。
また、ネットワーク制御部205は、無線通信部204の通信動作も制御する。無線通信部204がビーコン信号を受信した場合は、ネットワーク制御部205は、該ビーコン信号に含まれるSSIDをSSID解析部206に供給する。
さらに、ネットワーク制御部205は、SSID解析部206から供給された無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレスを宛先アドレス、無線LAN端末200のIPアドレスを送信元アドレスに設定したセッション開始要求を、無線通信部204から無線アクセスポイント300に送信させる。一般に、ネットワーク制御部205は制御部と呼ぶことができる。
SSID解析部206は、無線通信部204がサイトサーベイにより収集したビーコン信号のSSIDを解析して、ユーザーが入力したPINコード(4桁の数字)を含んだSSIDを抽出する。SSID解析部206は、抽出したSSIDからIPアドレスを取り出し、そのIPアドレスをネットワーク制御部205に供給する。ここで、ユーザーが入力したPINコードを含むSSIDは、無線LAN対応プロジェクター100から受信したビーコン信号に含まれていたSSIDである。よって、SSID解析部206は、SSIDから無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレスを取得することができる。
以上説明した本実施形態の無線LANシステムにおいては、無線LAN対応プロジェクター100及び無線LAN端末200をそれぞれ、無線アクセスポイント300を介してイントラネット500に接続する。そして、PINコードを用いて、無線LAN端末200と無線LAN対応プロジェクター100とを無線アクセスポイント300経由で接続する。
以下、無線LAN対応プロジェクター100及び無線LAN端末200のそれぞれの動作を詳細に説明する。
まず、無線LAN対応プロジェクター100のPINコード接続待ち受けまでの動作を具体的に説明する。
図5に、無線LAN対応プロジェクター100のPINコード接続待ち受けまでの処理を示す。ここでは、無線LANメニューで、予め「インフラストラクチャ」が選択されている。
ユーザーは、無線LAN対応プロジェクター100の電源をONにする(ステップS100)。無線LAN対応プロジェクター100では、光源101が点灯し(ステップS101)、映像合成投写部102が画像をスクリーン100a上に投写する(ステップS102)。
次に、ネットワーク制御部106が、無線接続要求(インフラストラクチャ接続)を無線通信部105から無線アクセスポイント300へ送信させる(ステップS103)。例えば、無線アクセスポイント300はSSIDを含むビーコン信号を定期的に送信しており、無線LAN対応プロジェクター100では、そのビーコン信号からSSIDを抽出し、そのSSIDに基づいて、無線接続要求の送信が行われる。
無線アクセスポイント300は、無線LAN対応プロジェクター100からの無線接続要求を受け付け、許可を示す応答信号を無線LAN対応プロジェクター100に送信する(ステップS104)。これにより、無線LAN対応プロジェクター100と無線アクセスポイント300との間の無線通信が確立する(ステップS105)。
次に、ネットワーク制御部106が、IPアドレスの割り当て要求を無線通信部105から無線アクセスポイント300経由でDHCPサーバー400に送信する(ステップS106)。DHCPサーバー400は、無線LAN対応プロジェクター100からのIPアドレスの割り当て要求を受け付け、IPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を含む応答信号を無線アクセスポイント300経由で無線LAN対応プロジェクター100に送信する(ステップS107)。
無線LAN対応プロジェクター100では、無線通信部105がDHCPサーバー400からの応答信号を受信し、ネットワーク制御部106が、その受信した応答信号に含まれているIPアドレスを保持する(ステップS108)。ネットワーク制御部106は、IPアドレスに基づき、無線アクセスポイント300経由でイントラネット500への接続を確立する(ステップS109)。
次に、PINコード生成部108が、PINコード(例えば、「9086」)を生成する(ステップS110)。そして、OSD部104が、PINコードを示す画像データを映像合成投写部102に供給し、映像合成投写部102が、PINコードを示す画像(例えば、「9086」の画像)をスクリーン100a上に投写する(ステップS111)。これにより、ユーザーは、PINコード(例えば、「9086」)を視認することができる。
次に、SSID生成部107が、PINコード及びIPアドレスを含むSSIDを生成し、ネットワーク制御部106が、そのSSIDを含むビーコン信号を無線通信部105から定期的に送信させる。SSIDは、例えば、「MPJ_192.168.010.011_9086」である。ビーコン信号の送信周期は、例えば100ミリ秒である。
以上が、無線LAN対応プロジェクター100のPINコード接続待ち受けまでの動作である。
次に、無線LAN端末200のPINコード接続待ち受けまでの動作を具体的に説明する。
図6に、無線LAN端末200のPINコード接続待ち受けまでの処理を示す。
ユーザーは、無線LAN端末200の電源をONにする(ステップS200)。無線LAN端末200では、タッチパネル部201が点灯する(ステップS201)。
次に、ネットワーク制御部205が、無線接続要求(インフラストラクチャ接続)を無線通信部204から無線アクセスポイント300へ送信させる(ステップS202)。例えば、無線アクセスポイント300はSSIDを含むビーコン信号を定期的に送信しており、無線LAN端末200では、そのビーコン信号からSSIDを抽出し、そのSSIDに基づいて、無線接続要求の送信が行われる。
無線アクセスポイント300は、無線LAN端末200からの無線接続要求を受け付け、許可を示す応答信号を無線LAN端末200に送信する(ステップS203)。これにより、無線LAN端末200と無線アクセスポイント300との間の無線通信が確立する(ステップS204)。
次に、ネットワーク制御部205が、IPアドレスの割り当て要求を無線通信部204から無線アクセスポイント300経由でDHCPサーバー400に送信する(ステップS205)。DHCPサーバー400は、無線LAN端末200からのIPアドレスの割り当て要求を受け付け、IPアドレス(例えば、「192.168.010.012」)を含む応答信号を無線アクセスポイント300経由で無線LAN端末200に送信する(ステップS206)。
無線LAN端末200では、無線通信部204がDHCPサーバー400からの応答信号を受信し、ネットワーク制御部205が、その受信した応答信号に含まれているIPアドレスを保持する(ステップS207)。これにより、無線LAN端末200のイントラネット500への接続が確立する(ステップS208)。
次に、ユーザーインターフェース制御部202が、タッチパネル部201にPINコード入力画面を表示させる(ステップS209)。
以上が、無線LAN端末200のPINコード接続待ち受けまでの動作である。
次に、PINコードを用いて無線LAN端末200を無線アクセスポイント300経由で無線LAN対応プロジェクター100と接続するPINコード接続動作を説明する。
図7に、PINコード接続動作の一手順を示す。ここでは、無線LAN対応プロジェクター100及び無線LAN端末200はそれぞれ、図5及び図6に示した手順を実行した状態である。
無線LAN対応プロジェクター100の無線通信部105が、SSID(例えば、「MPJ_192.168.010.011_9086」)を含むビーコン信号を定期的に送信する(ステップS300)。
無線LAN端末200では、タッチパネル部201が、図4に示したようなPINコード入力画面を表示する(ステップS301)。ユーザーが、無線LAN対応プロジェクター100がスクリーン100a上に投写しているPINコード(例えば、9086」)を視認し、PINコード入力画面上でPINコードを入力する(ステップS302)。
次に、無線通信部204が、サイトサーベイによりビーコン信号を収集する(ステップS303)。SSID解析部206が、無線通信部204がサイトサーベイにより収集したビーコン信号のSSIDを解析し(ステップS304)、ユーザーが入力したPINコードを含んだSSID(例えば、「MPJ_192.168.010.011_9086」)を抽出する(ステップS305)。そして、SSID解析部206が、抽出したSSIDからIPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を取り出し、そのIPアドレスをネットワーク制御部205に供給する(ステップS306)。
次に、ネットワーク制御部205が、セッション開始要求を無線通信部204から無線アクセスポイント300に送信させる(ステップS307)。ここで、セッション開始要求は、宛先アドレスに無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を設定し、送信元アドレスに無線LAN端末200のIPアドレス(例えば、「192.168.010.012」)を設定したものである。
無線アクセスポイント300は、無線LAN端末200からのセッション開始要求を受け付け、該要求の宛先アドレスに基づいてルーティングを行って(ステップS308)、そのセッション開始要求を無線LAN対応プロジェクター100に送る(ステップS309)。
次に、無線LAN対応プロジェクター100では、無線通信部105が、無線アクセスポイント300からのセッション開始要求を受信する。そして、ネットワーク制御部106が、セッション開始要求に応じて、許可を示す応答信号を無線通信部105から無線アクセスポイント300へ送信させる(ステップS310)。この応答信号は、宛先アドレスに無線LAN端末200のIPアドレス(例えば、「192.168.010.012」)を設定し、送信元アドレスに無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を設定したものである。
無線アクセスポイント300は、無線LAN対応プロジェクター100からの応答信号を受け付け、該応答信号の宛先アドレスに基づいてルーティングを行って(ステップS311)、その応答信号を無線LAN端末200に送る(ステップS312)。
無線LAN端末200では、ネットワーク制御部205が、無線通信部204を介して無線アクセスポイント300からの応答信号を受け付ける。これにより、無線LAN端末200と無線LAN対応プロジェクター100との無線アクセスポイント300経由でのセッションが開始する(ステップS313)。
以上説明した本実施形態の無線LANシステムによれば、以下のような作用効果を奏する。
一般に、無線LAN対応プロジェクターには、無線LANの接続形態の選択項目として、「アドホック」と「インフラストラクチャ」の2つの項目がある。ユーザーは、所持している無線LAN端末(例えば、ノート型パーソナルコンピュータ)を無線LAN対応プロジェクターに接続する場合、「アドホック」と「インフラストラクチャ」のいずれかの項目を選択する。
「アドホック」が選択された場合は、無線LAN対応プロジェクターは一つの無線LAN端末として動作し、無線通信エリア内の無線LAN端末に対して、SSIDを含むビーコン信号をブロードキャストする。この場合は、無線LAN対応プロジェクターと無線LAN端末とが直接通信するネットワーク、いわゆるアドホックモードの接続形態のネットワークが構築される。このネットワークは、イントラネットとは繋がっていないため、無線LAN端末からイントラネット上の共有サーバーにアクセスすることはできない。
一方、「インフラストラクチャ」が選択された場合は、無線LAN対応プロジェクターは、無線LAN端末として動作し、ビーコン信号の送信は行わずに、サイトサーベイにより無線アクセスポイントからのビーコン信号を収集する。無線LAN対応プロジェクターは、ビーコン信号に含まれるSSIDに基づいて最適な無線アクセスポイントとの無線接続を確立し、さらに、イントラネットへのネットワーク接続を確立する。ユーザーは、無線LAN端末を無線アクセスポイント経由で無線LAN対応プロジェクターと接続する。この場合、ユーザーは、無線LAN端末からイントラネット上の共有サーバーにアクセスすることができる。しかし、ユーザーは、無線LAN端末上で、無線アクセスポイント経由で無線LAN対応プロジェクターに接続するためのネットワーク接続設定を手動で行う必要がある。
これに対して、本実施形態では、「インフラストラクチャ」が選択された場合、無線LAN対応プロジェクター100は、無線LAN端末として動作するが、自身のIPアドレスを含むビーコン信号をブロードキャストする。無線LAN端末200は、そのビーコン信号を受信することで、無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレスを取得することができ、そのIPアドレスを用いて、無線アクセスポイント300経由で無線LAN対応プロジェクター100とのネットワーク接続を確立することができる。この場合、ユーザーは、ネットワーク接続設定を手動で行う必要がない。加えて、ユーザーは、無線LAN端末200からイントラネット500上の共有サーバーにアクセスすることができる。
このように、本実施形態によれば、無線LAN端末200を無線アクセスポイント300経由で無線LAN対応プロジェクター100に自動で接続することができ、かつ、無線LAN端末200から共有サーバーにアクセスすることができるので、利便性が向上する。
また、無線LAN端末200は、サイトサーベイによりビーコン信号を収集するため、無線LAN対応プロジェクター100からのビーコン信号だけでなく、他の装置からのビーコン信号も収集する場合がある。ここで、他の装置は、無線アクセスポイント300や他の無線LAN対応プロジェクターなどである。この場合、通常、無線LAN端末は、それぞれのビーコン信号から取得したSSIDに基づき、接続可能なネットワーク名一覧を表示し、ユーザーは、その一覧から、無線LAN対応プロジェクター100に対応するネットワーク名を選択する。本実施形態では、PINコードを用いて接続すべきネットワークを判定するので、そのようなネットワーク名の選択操作は不要である。
具体的に説明すると、無線LAN対応プロジェクター100は、IPアドレス及びPINコードを記述したSSIDを含むビーコン信号を送信するとともに、PINコードを示す画像を投写する。ユーザーは、その投写画像から、無線LAN対応プロジェクター100で用いているPINコードを取得できる。無線LAN端末200は、PINコード入力画面上で入力されたPINコードと一致するビーコン信号に基づいてネットワーク接続設定を行う。このように、ユーザーは、無線LAN端末200上でPINコードを入力するだけで、ネットワーク名の選択操作やネットワーク接続設定を行うことなく、無線LAN端末200を無線アクセスポイント300経由で無線LAN対応プロジェクター100に接続することができる。よって、利便性がさらに向上する。
なお、本実施形態の無線LANシステムにおいて、PINコード入力によるネットワーク接続に代えて、無線LAN端末200に接続開始ボタンを表示し、ユーザーが接続開始ボタンを押すことで、ネットワーク接続を行うことも可能である。
図8に、接続開始ボタンを用いたネットワーク接続の動作手順を示す。
無線LAN対応プロジェクター100の無線通信部105が、SSID(例えば、「MPJ_192.168.010.011_9086」)を含むビーコン信号を定期的に送信する(ステップS400)。
無線LAN端末200では、タッチパネル部201が、接続開始ボタンを表示する(ステップS401)。ユーザーが、接続開始ボタンをタッチすると(ステップS402)、無線通信部204が、サイトサーベイによりビーコン信号を収集する(ステップS403)。SSID解析部206が、サイトサーベイにより収集したビーコン信号のSSIDを解析し(ステップS404)、接続可能なIPアドレスを含むSSIDを抽出する。例えば、SSID解析部206は、信号強度が最も高いビーコン信号のSSIDを無線LAN対応プロジェクター100から送信されたものと判定する。
次に、SSID解析部206が、抽出したSSIDからIPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を取り出し、そのIPアドレスをネットワーク制御部205に供給する(ステップS405)。そして、ネットワーク制御部205が、セッション開始要求を無線通信部204から無線アクセスポイント300に送信させる(ステップS406)。ここで、セッション開始要求は、宛先アドレスに無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を設定し、送信元アドレスに無線LAN端末200のIPアドレス(例えば、「192.168.010.012」)を設定したものである。
無線アクセスポイント300は、無線LAN端末200からのセッション開始要求を受け付け、該要求の宛先アドレスに基づいてルーティングを行って(ステップS407)、そのセッション開始要求を無線LAN対応プロジェクター100に送る(ステップS408)。
次に、無線LAN対応プロジェクター100では、無線通信部105が、無線アクセスポイント300からのセッション開始要求を受信する。そして、ネットワーク制御部106が、セッション開始要求に応じて、許可を示す応答信号を無線通信部105から無線アクセスポイント300へ送信させる(ステップS409)。この応答信号は、宛先アドレスに無線LAN端末200のIPアドレス(例えば、「192.168.010.012」)を設定し、送信元アドレスに無線LAN対応プロジェクター100のIPアドレス(例えば、「192.168.010.011」)を設定したものである。
無線アクセスポイント300は、無線LAN対応プロジェクター100からの応答信号を受け付け、該応答信号の宛先アドレスに基づいてルーティングを行って(ステップS410)、その応答信号を無線LAN端末200に送る(ステップS411)。
無線LAN端末200では、ネットワーク制御部205が、無線通信部204を介して無線アクセスポイント300からの応答信号を受け付ける。これにより、無線LAN端末200と無線LAN対応プロジェクター100との無線アクセスポイント300経由でのセッションが開始する(ステップS412)。
上記の接続開始ボタンを用いたネットワーク接続においても、無線LAN端末200を無線アクセスポイント300経由で無線LAN対応プロジェクター100に自動で接続することができ、かつ、無線LAN端末200から共有サーバーにアクセスすることができる。よって、利便性が向上する。
図5に示したPINコード接続待ち受けまでの処理、及び、図7に示したPINコード接続動作のうちの無線LAN対応プロジェクター100のPINコード接続処理は、プログラムをコンピュータが実行することで実現されても良い。この場合、プログラムは、PINコード接続待ち受けまでの処理、及び、PINコード接続処理を、無線LAN対応プロジェクター100のコンピュータに実行させても良い。
同様に、図8に示した接続開始ボタンを用いたネットワーク接続動作のうちの無線LAN対応プロジェクター100のネットワーク接続処理は、コンピュータがプログラムを実行することで実現されても良い。この場合、プログラムは、ネットワーク接続処理を無線LAN対応プロジェクター100のコンピュータに実行させても良い。
また、図7に示した無線LAN端末200のPINコード接続待ち受けまでの処理、及び、図8に示したPINコード接続動作のうちの無線LAN端末200のPINコード接続処理は、コンピュータがプログラムを実行することで実現されても良い。例えば、プログラムは、PINコード接続待ち受けまでの処理、及び、PINコード接続処理を、無線LAN対応端末200のコンピュータに実行させても良い。
上述したプログラムは、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体(記録媒体とも言う)で提供されてもよく、また、インターネット等のネットワークを介して提供されてもよい。ここで、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、磁気、光、電子、電磁気、赤外線などを用いて情報の記録または読み取りが可能な媒体を含む。そのような媒体として、例えば、半導体メモリ、半導体または固体の記憶装置、磁気テープ、取外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。
(他の実施形態1)
図9は、本発明の別の実施形態である電子機器の構成を示すブロック図である。
図9を参照すると、電子機器600は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続されるものであって、通信部601及び制御部602を有する。電子機器600は、例えば、無線LAN対応プロジェクター100に相当する。ここで、ネットワークは、例えばイントラネットである。
通信部601は、少なくとも無線通信機能を備える。通信部601は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続可能である。例えば、通信部601は、無線アクセスポイントと無線で通信することができる。制御部602は、通信部601の通信動作を制御する。制御部602は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続されたまま、通信部601から、電子機器600の識別情報を含むビーコン信号を送信させる。識別情報は、例えば、ネットワーク上で電子機器600を識別可能なIPアドレスの情報を含む。
少なくともIPアドレスを含むビーコン信号を電子機器600が送信する前提として、電子機器600がイントラネットに接続されていることが望ましい。例えば、電子機器600がイントラネットに接続されていることは、無線LAN端末からセッション要求を受け付けるための前提条件だからである。
本実施形態の電子機器600において、通信部601は、ビーコン信号を受信した端末から、無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介してセッション開始要求を受信しても良い。この場合、ビーコン信号は、ブロードキャストにより送信されても良い。
また、電子機器600において、制御部602は、IPアドレスの割当てが無線アクセスポイントおよびケーブルのいずれを経由して行われたかを判定し、ケーブル経由(例えば、有線LAN経由)である場合に、通信部601にビーコン信号の送信を行わせ、または、無線アクセスポイント経由(例えば、無線LAN経由)である場合で、無線アクセスポイントを介して無線LAN端末と通信する第1のモードが設定されている場合に、通信部601にビーコン信号の送信を行わせても良い。
さらに、制御部602は、IPアドレスの割当てが無線アクセスポイント経由である場合で、第1のモードが設定されていない場合には、通信部601にビーコン信号の送信を行わせないようにしても良い。例えば、IPアドレスの割当てが無線アクセスポイント経由である場合で、無線LAN端末と直接に無線通信を行う第2のモードが設定されている場合には、制御部602は、通信部601にビーコン信号の送信を行わせない。
上記ビーコン信号は、少なくとも電子機器600のIPアドレスを含む。第1のモードは、例えば、インフラストラクチャモードであり、第2のモードは、例えば、アドホックモードやアクセスポイントモードである。ここで、アクセスポイントモードは、自身がアクセスポイントとして動作し、無線LAN端末と直接に無線通信を行う。なお、アドホックモードやアクセスポイントモードでも、ビーコン信号を送信するが、そのビーコン信号には、IPアドレスは含まれていない。
図11に、IPアドレスを含むビーコン信号の送信を行うか否かを判定する具体的な手順を示す。以下、図11を参照して判定動作を説明する。
図11に示すように、制御部602は、有線LAN経由でIPアドレスの割り当てが行われたか否かを判定する(ステップS401)。この判定が「Yes」である場合、制御部602は、通信部601にIPアドレスを含むビーコン信号を送信させる(ステップS402)。
ステップS401の判定が「No」である場合、制御部602は、無線LAN経由でIPアドレスの割り当てが行われたか否かを判定する(ステップS403)。この判定が「Yes」である場合、制御部602は、インフラストラクチャモードが設定されているか否かを判定する(ステップS404)。
ステップS404の判定が「Yes」である場合、制御部602は、ステップ402のビーコン送信を行う。ステップS404の判定が「No」である場合、制御部602は、通信部601でのビーコン信号の送信は行わせない(ステップS405)。
ステップS403の判定が「No」である場合、制御部602は、ステップS401の判定を行う。
ステップS402又はステップS405の処理を実行した後、制御部602は、判定動作を終了する。
また、電子機器600は、文字列の情報を生成するコード生成部を、さらに有しても良い。この場合、電子機器600の識別情報は、コード生成部で生成した文字列の情報をさらに含んでいても良い。さらに、電子機器600の識別情報は、SSIDであっても良い。
また、電子機器600は、画像を表示する表示部を、さらに有していても良い。この場合、表示部は、コード生成部で生成した文字列文字列を示す画像を表示しても良い。
また、電子機器600は、画像を投写する投写部を、さらに有しても良い。この場合、投写部は、コード生成部で生成した文字列を示す画像を投写しても良い。
さらに、電子機器600のIPアドレスは、DHCPで割り当てられても良い。
なお、制御部602による通信部601等の各部の動作制御や処理は、プログラムをコンピュータが実行することで実現されても良い。
図10は、本発明の別の実施形態である無線LAN端末の構成を示すブロック図である。
図10を参照すると、無線LAN端末700は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末であって、通信部701、制御部702、及び操作部703を有する。
通信部701は、少なくとも無線通信機能を備える。通信部701は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続可能である。例えば、通信部701は、無線アクセスポイントと無線で通信することができる。操作部703は、文字の入力を受け付ける。
制御部702は、通信部701の通信動作を制御する。制御部702は、操作部703を介して所定の認証情報の入力を受け付ける。通信部701が、ネットワークに接続された電子機器600から無線アクセスポイントおよびケーブルのいずれも介さずに該電子機器600のIPアドレスの情報と所定の認証情報とを含む無線信号を受信すると、制御部702は、そのIPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、通信部701から無線アクセスポイントまたはケーブルを介して(例えば、無線LAN経由または有線LAN経由で)送信させる。所定の認証情報の入力前に、または、無線信号の受信前に、通信部701が、無線アクセスポイントまたはケーブルを介して(例えば、無線LAN経由または有線LAN経由で)ネットワークに接続されている。ここで、所定の認証情報は、電子機器600が生成した文字列の情報であり、例えば、PINコードである。無線信号は、例えば、ビーコン信号である。ネットワークは、例えば、イントラネットである。
例えば、無線LAN端末700のユーザーがPINコードを入力すると、無線LAN端末700はビーコン信号を収集し、最終的に無線LAN端末700と電子機器600との間のセッションが開始される。この一連の動作の前提として、PINコードが入力される前、又は、無線LAN端末700がビーコン信号を収集する前に、無線LAN端末600がイントラネットに接続されていることが望ましい。この場合、PINコードの入力後、又は、ビーコン信号の収集後、セッションが開始されるまでに要する時間を短縮できるため、利便性が向上する。
なお、無線LAN端末700を以下のように変形しても良い。
無線LAN端末700を、少なくとも無線通信機能を備えた通信部701と、通信部701の動作を制御する制御部702とから構成する。制御部702は、無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続されたまま、通信部701が、電子機器から無線アクセスポイントおよびケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報を含む信号を受信すると、IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、通信部701から無線アクセスポイントまたはケーブルを介して送信させる。
また、本実施形態の無線LAN端末700において、制御部702による通信部701等の各部の動作制御や処理は、プログラムをコンピュータが実行することで実現されても良い。
図9に示した電子機器600と、図10に示した無線LAN端末700とから無線LANシステムを構築する。電子機器600と無線LAN端末700とが無線アクセスポイント経由で通信する。この無線LANシステムによれば、無線LAN端末700を無線アクセスポイント経由で電子機器600に自動で接続することができ、かつ、無線LAN端末700から共有サーバーにアクセスすることができるので、利便性が向上する。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、以下の(1−1)〜(1−3)で説明する処理や構成を適用することができる。
(1−1)ビーコン信号の送信:セッションが確立されるまで
IEEE802.11フレームが用いられる場合、ビーコン信号の送信に用いられるフレームの種類は、「管理フレーム」である。その管理フレームの受信者のMACアドレス(Receiver address)は特に指定されず、例えば「FF:FF:FF:FF:FF:FF」とされる。その結果、ビーコン信号は、ブロードキャストにより送信される。また、受信者のMACアドレスが指定されていないため、ビーコン信号は、無線アクセスポイント300を介してネットワークへ送信されることはない。
例えば、図5の手順において、ビーコン信号は、無線LAN対応プロジェクター100と無線アクセスポイント300との間で無線接続を確立した後(ステップS105の後)、さらにはIPアドレスが割り振られた後(ステップS107〜109の後)、送信される(ステップS113)。つまり、ビーコン信号は、無線LAN対応プロジェクター100が無線アクセスポイント300を介してネットワークに接続されたまま、送信される。
また、図7の手順において、ビーコン信号は、少なくとも、無線LAN対応プロジェクター100と無線LAN端末200との間でセッションが確立されるまで(ステップS313まで)、送信され続けることが望ましい。
(1−2)データの送受信:セッションが確立された後
無線アクセスポイント300を介して、無線LAN対応プロジェクター100と無線LAN端末200との間でセッションが開始されると、無線アクセスポイント300を介してデータの送受信が行われる。データの送受信に用いられるフレームの種類は、「データフレーム」である。
無線LAN端末200から送信されるデータフレームの受信者のMACアドレスは、無線アクセスポイント300のMACアドレスとされる(宛先のMACアドレスは、無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレスとされる)。無線LAN端末200から送信されるデータは、例えば、無線LAN対応プロジェクター100に表示させる画像のデータである。
一方、無線LAN対応プロジェクター100から送信されるデータフレームの受信者のMACアドレスも、無線アクセスポイント300のMACアドレスとされる(宛先のMACアドレスは、無線LAN端末200のMACアドレスとされる)。無線LAN対応プロジェクター100から送信されるデータは、例えば、画像のデータを正常に受信した旨を知らせるためのACKである。
(1−3)ビーコン信号の送信:セッションが確立された後
無線LAN対応プロジェクター100と無線LAN端末200との間でセッションが確立された後にも、ビーコン信号は送信されてもよい。セッションが確立された後にビーコン信号が送信されることにより、例えば、セッションを確立した無線LAN端末200以外の端末等と無線LAN対応プロジェクター100との間で、さらにセッションを確立すること等が可能となる。
その場合には、無線LAN対応プロジェクター100は、ブロードキャストによるビーコン信号の送信と、無線LAN端末200へのデータの送信と、を同時に行うことになる。なお、受信者のMACアドレス等は、上記と同様である。
無線LAN対応プロジェクター100の無線通信部105は、送受信に用いるアンテナを有している。送信用のアンテナが1本である場合には、ビーコン信号の送信とデータの送信を時分割で行う。例えば、ビーコン信号を100ミリ秒毎に定期的に送信するとともに、それ以外の時間にデータの送信を行う。
また、送信用のアンテナが複数ある場合には、そのうちの1本のアンテナを用いてビーコン信号の送信を行い、それ以外のアンテナを用いてデータの送信を同時に行うこともできる。なお、その場合にも、ビーコン信号の送信を行う1本のアンテナを用いて、データの送信を時分割で行ってもよい。
以下、フレーム構成の具体例を説明する。
例えば、図5の手順において、ステップS103で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
さらに、ステップS104で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
さらに、ステップS106で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
さらに、ステップS107で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
Destination address :無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
Transmitter address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
また、図6の手順において、ステップS202で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線LAN端末200のMACアドレス
さらに、ステップS203で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線LAN端末200のMACアドレス
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
さらに、ステップS205で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線LAN端末200のMACアドレス
さらに、ステップS206で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線LAN端末200のMACアドレス
Destination address :無線LAN端末200のMACアドレス
Transmitter address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
また、図7の手順において、ステップS300で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:管理フレーム
Receiver address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Destination address : FF:FF:FF:FF:FF:FF
Transmitter address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
さらに、ステップS307で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
Destination address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
Transmitter address : 無線LAN端末200のMACアドレス
さらに、ステップS309で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
Destination address :無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
Transmitter address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
さらに、ステップS310で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
Destination address : 無線LAN端末200のMACアドレス
Transmitter address : 無線LAN対応プロジェクター100のMACアドレス
さらに、ステップS312で、以下のような構成のフレームを用いても良い。
フレームの種類:データフレーム
Receiver address : 無線LAN端末200のMACアドレス
Destination address :無線LAN端末200のMACアドレス
Transmitter address : 無線アクセスポイント300のMACアドレス
(他の実施形態2)
図1に示した無線LANシステムにおいて、無線LAN対応プロジェクター100と無線LAN端末200とは、無線アクセスポイント300を経由して、イントラネット5000に接続されている。この場合、無線LAN対応プロジェクター100と無線アクセスポイント300の間、および、無線LAN端末200と無線アクセスポイント300の間は、無線LAN経路で繋がっている。
これに対して、本発明の他の実施形態である無線通信システムでは、電子機器の一例である無線LAN対応プロジェクターと無線LAN端末とは、無線LANを介さずに、直接、有線LAN経由で、ネットワークの一例であるイントラネットと接続される。
図12に、本発明の他の実施形態である無線通信システムの構成を示す。図12を参照すると、無線通信システムは、無線LAN対応プロジェクター100−1、無線LAN端末200−1、DHCPサーバー400及びイントラネット500を有する。DHCPサーバー400及びイントラネット500は、図1に示したものと同じである。
無線LAN対応プロジェクター100−1は、図1に示した無線LAN対応プロジェクター100と同様の機能を有する他、有線LANへの接続機能を有する。
図13は、無線LAN対応プロジェクター100−1の構成を示すブロック図である。
図13に示す無線LAN対応プロジェクター100−1は、光源101、映像合成投写部102、フレームバッファ103、OSD部104及び無線/有線LANユニット100cを有する。光源101、映像合成投写部102、フレームバッファ103及びOSD部104は、図2に示したものと基本的に同じである。
無線/有線LANユニット100cは、無線通信部105、有線通信部105a、ネットワーク制御部106、SSID生成部107及びPINコード生成部108を有する。無線通信部105、ネットワーク制御部106、SSID生成部107及びPINコード生成部108は、図2に示したものと基本的に同じである。
有線通信部105aは、ネットワーク制御部106と電気的に接続されている。有線通信部105aは、有線LANへの接続が可能である。ネットワーク制御部106は、無線通信部105及び有線通信部105aそれぞれの通信動作を制御する。有線通信部105aは、有線LAN経由でイントラネット500と接続することができる。有線通信部105aをイントラネット500と接続した場合、ネットワーク制御部106は、無線通信部105を、ビーコン信号を送信する通信部として機能させる。
ネットワーク制御部106は、有線通信部105aが有線LAN経由でイントラネット500に接続されたまま、無線通信部105から、無線LAN対応プロジェクター100−1の識別情報を含むビーコン信号を送信させる。無線LAN対応プロジェクター100−1の識別情報は、イントラネット500上で無線LAN対応プロジェクター100−1を識別可能なIPアドレスの情報や認証情報(例えば、PINコード)を含む。
図14は、無線LAN端末200−1の構成を示すブロック図である。
図14に示す無線LAN端末200−1は、タッチパネル部201、ユーザーインターフェース制御部202、フレームバッファ203、無線通信部204、有線通信部204a、ネットワーク制御部205及びSSID解析部206を有する。タッチパネル部201、ユーザーインターフェース制御部202、フレームバッファ203、無線通信部204、ネットワーク制御部205及びSSID解析部206は、図3に示したものと基本的に同じである。
有線通信部204aは、ネットワーク制御部205と電気的に接続されている。有線通信部204aは、有線LANへの接続が可能である。ネットワーク制御部205は、無線通信部204及び有線通信部204aそれぞれの通信動作を制御する。有線通信部204aは、有線LAN経由でイントラネット500と接続することができる。有線通信部204aをイントラネット500と接続した場合、ネットワーク制御部205は、無線通信部104を、ビーコン信号を受信する通信部として機能させる。
ネットワーク制御部205は、タッチパネル部201を介して所定の認証情報(例えば、PINコード)の入力を受け付ける。無線通信部204が、イントラネット500に接続された無線LAN対応プロジェクター100−1から、無線LAN対応プロジェクター100−1のIPアドレスの情報と上記所定の認証情報とを含むビーコン信号を受信する。ネットワーク制御部205は、そのIPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、有線通信部204aから有線LAN経由で送信させる。上記所定の認証情報の入力前に、または、ビーコン信号の受信前に、有線通信部204aが、有線LAN経由でイントラネット500に接続されている。
以上説明した各実施形態において、無線LAN端末は、以下の手順1〜5で無線LAN対応プロジェクターへ接続することが望ましい。
(手順1)無線接続の確立(例えば、図6のS202〜S204)
(手順2)イントラネットへの接続の確立(例えば、図6のS205〜S208)
(手順3)接続対象の無線LAN対応プロジェクターのPINコードを入力(例えば、図6のS209及び図7のS301〜S302)
(手順4)無線LAN対応プロジェクターのビーコン信号からIPアドレスを取得(例えば、図7のS303〜S306)
(手順5)無線LAN対応プロジェクターとのセッションを開始(例えば、図7のステップS307〜S313)
上記の手順1〜5を行う理由は、以下の通りである。
無線LAN端末が無線LAN対応プロジェクターとのセッションを開始するためには、無線LAN端末と無線LAN対応プロジェクターの双方が相互に通信できるイントラネットへ接続している必要がある。そのため、手順5の前に手順1と手順2を経ていなければならない。
また、手順3と手順4を手順1の前に実施するもできる。しかし、無線LAN対応プロジェクターのビーコン信号から取得するIPアドレスは、手順5のセッションを開始するために必要な情報であり、IPアドレスの取得後に、即時にセッションを開始するためには、手順2の後に手順3と手順4を実施することが望ましい。
さらに、手順1と手順2の煩わしさを解消するメリットがある。一般的に、無線LAN端末は、過去に接続したことがあるアクセスポイントのSSIDとセキュリティ情報を保持している。無線LAN端末は、過去に接続したことがあって、かつ、信号レベルが高い近隣のアクセスポイントを検出すると、自動的にアクセスポイントへの無線接続の確立を実施する。そして、無線接続が確立したら、続けて、無線LAN端末は、アクセスポイントが接続しているイントラネットへの接続の確立を実施する。無線LAN対応プロジェクターが社内のイントラネットに接続されていれば、無線LAN端末を持つ社内のユーザーは、無線LAN端末が社内のイントラネットへの接続を確立するまでの手順を意識せずともよい。
この出願は、2017年6月2日提出のPCT/JP2017/20590を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、600 無線LAN対応プロジェクター
100a スクリーン
100b 無線LANユニット
101 光源
102 映像合成投写部
103 フレームバッファ
104 OSD部
105 無線通信部
106 ネットワーク制御部
107 SSID生成部
108 PINコード生成部
200 無線LAN端末
300 無線アクセスポイント
400 DHCPサーバー
500 イントラネット
601 識別情報生成部
602 無線通信部
603 制御部

Claims (16)

  1. 無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される電子機器であって、
    少なくとも無線通信機能を備えた通信部と、
    前記通信部の通信動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されたまま、前記通信部から、前記電子機器の識別情報を含むビーコン信号を送信させ、前記識別情報は、前記ネットワーク上で当該電子機器を識別可能なIPアドレスの情報を含み、
    前記制御部は、前記IPアドレスの割当てが前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれを経由して行われたかを判定し、前記ケーブル経由である場合に、前記通信部に前記ビーコン信号の送信を行わせ、または、前記無線アクセスポイント経由である場合で、前記無線アクセスポイントを介して無線LAN端末と通信する動作モードが設定されている場合に、前記通信部に前記ビーコン信号の送信を行わせる、電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記通信部は、前記ビーコン信号を受信した端末から、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介してセッション開始要求を受信する、電子機器。
  3. 請求項に記載の電子機器において、
    前記制御部は、前記IPアドレスの割当てが前記無線アクセスポイント経由である場合で、前記動作モードが設定されていない場合には、前記通信部に前記ビーコン信号の送信を行わせない、電子機器。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記ビーコン信号は、ブロードキャストにより送信される、電子機器。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子機器において、
    文字列の情報を生成するコード生成部を、さらに有し、
    前記識別情報は前記文字列の情報をさらに含む、電子機器。
  6. 請求項に記載の電子機器において、
    前記識別情報はSSIDである、電子機器。
  7. 請求項またはに記載の電子機器において、
    画像を表示する表示部を、さらに有し、
    前記表示部は、前記文字列を示す画像を表示する、電子機器。
  8. 請求項またはに記載の電子機器において、
    画像を投写する投写部を、さらに有し、
    前記投写部は、前記文字列を示す画像を投写する、電子機器。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記IPアドレスは、DHCPで割り当てられる、電子機器。
  10. 無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末であって、
    文字の入力を受け付ける操作部と、
    少なくとも無線通信機能を備えた通信部と、
    前記通信部の通信動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記操作部を介して所定の認証情報の入力を受け付け、前記通信部が、前記ネットワークに接続された電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報と前記所定の認証情報とを含む無線信号を受信すると、前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、前記通信部から前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信させ、
    前記所定の認証情報の入力前に、または、前記無線信号の受信前に、前記通信部が、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されている、無線LAN端末。
  11. 無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末であって、
    少なくとも無線通信機能を備えた通信部と、
    前記通信部の動作を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されたまま、前記通信部が、電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報を含む信号を受信すると、前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を、前記通信部から前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信させる、無線LAN端末。
  12. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子機器と、
    請求項10または11に記載の無線LAN端末と、を有し、
    前記電子機器と前記無線LAN端末とが無線アクセスポイントを介して通信する、無線LANシステム。
  13. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子機器と、
    無線アクセスポイントと、を有し、
    前記電子機器と無線端末とが前記無線アクセスポイントを介して通信する、無線LANシステム。
  14. 無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される電子機器にて行われる無線LAN接続方法であって、
    前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続されたまま、前記電子機器の識別情報を含むビーコン信号を送信し、前記識別情報が、前記ネットワーク上で当該電子機器を識別可能なIPアドレスの情報を含み、
    前記IPアドレスの割当てが前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれを経由して行われたかを判定し、前記ケーブル経由である場合に、前記ビーコン信号の送信を行い、または、前記無線アクセスポイント経由である場合で、前記無線アクセスポイントを介して無線LAN端末と通信する動作モードが設定されている場合に、前記ビーコン信号の送信を行う、無線LAN接続方法。
  15. 無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末にて行われる無線LAN接続方法であって、
    所定の認証情報の入力を受け付け、前記ネットワークに接続された電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに該電子機器のIPアドレスの情報と前記所定の認証情報とを含む無線信号を受信し、
    前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信し、
    前記所定の認証情報の入力前に、または、前記無線信号の受信前に、当該無線LAN端末を、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続する、無線LAN接続方法。
  16. 無線アクセスポイントまたはケーブルを介してネットワークに接続される無線LAN端末のコンピュータに、
    所定の認証情報の入力を受け付け、前記ネットワークに接続された電子機器から前記無線アクセスポイントおよび前記ケーブルのいずれも介さずに前記電子機器のIPアドレスの情報と前記所定の認証情報とを含む無線信号を受信する処理と、
    前記IPアドレスを宛先アドレスに設定したセッション開始要求を前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して送信する処理と、
    前記所定の認証情報の入力前に、または、前記無線信号の受信前に、当該無線LAN端末を、前記無線アクセスポイントまたは前記ケーブルを介して前記ネットワークに接続する処理と、を実行させるためのプログラム。
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