JP2022144978A - 接着剤の選定方法及び発電セル - Google Patents

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Abstract

【課題】発電セルに用いるのに適した接着剤を簡単に選定することができる接着剤の選定方法及び発電セルを提供する。【解決手段】発電セル10の流体流路78に露出するように設けられる熱可塑性樹脂の接着剤40aの選定方法は、第1樹脂フィルム80と第2樹脂フィルム82とで接着剤84aを挟んで形成した積層体86に積層方向の圧縮荷重を付与する荷重付与工程と、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に前記積層体を暴露する暴露工程と、暴露工程の際の接着剤84aの流動量Mを測定する測定工程と、流動量Mが所定量M1以下のものを発電セル10に用いられる接着剤40aとして選定する選定工程と、を含む。【選択図】図11

Description

本発明は、接着剤の選定方法及び発電セルに関する。
例えば、特許文献1には、樹脂枠付きMEAにおいて、樹脂枠部材の内周部と電解質膜の外周部とを熱可塑性樹脂の接着剤(ホットメルト接着剤)からなる接着剤層により互いに接合した構成が開示されている。
特開2017-111962号公報
ところで、発電セルにおいて、発電用の反応ガス(酸化剤ガス若しくは燃料ガス)又は冷却媒体である流体を流すための流体流路に熱可塑性樹脂からなる接着剤が露出することがある。この場合、発電セルの運転時に、接着剤は、高温及び高湿度の環境に晒されて軟化して流体流路内に流れ込むことがある。そうすると、流体流路を流れる流体の圧損が増大するため、発電性能が低下するおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、発電セルに用いるのに適した接着剤を簡単に選定することができる接着剤の選定方法及び発電セルを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、発電セルの流体流路に露出するように設けられる熱可塑性樹脂の接着剤の選定方法であって、第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムとで接着剤を挟んで積層体を形成する積層体形成工程と、前記積層体に積層方向の圧縮荷重を付与する荷重付与工程と、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に前記積層体を暴露する暴露工程と、前記暴露工程の際の前記接着剤の流動量を測定する測定工程と、前記流動量が所定量以下のものを前記発電セルに用いられる接着剤として選定する選定工程と、を含む、接着剤の選定方法である。
本発明の他の態様は、電解質膜の両側に電極が配設されてなるMEAと、前記MEAの外周部から外方に突出するように当該外周部に設けられた樹脂枠部材とを有する樹脂枠付きMEAと、前記樹脂枠付きMEAの両側に配設された金属製のセパレータと、を備えた発電セルであって、前記セパレータには、発電用の反応ガス又は冷却媒体である流体が流れる流体流路を囲んで流体の漏れを防止するシールビード部が突出成形され、前記樹脂枠部材の一面には、熱可塑性樹脂の接着剤からなる接着剤層が設けられ、前記電解質膜の外周部は、前記接着剤層の内周部により前記樹脂枠部材の内周部に接合され、前記シールビード部の頂部は、前記接着剤層の外周部により前記樹脂枠部材の外周部に接合され、前記接着剤は、上述した接着剤の選定方法により選定された接着剤である、発電セルである。
本発明によれば、第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムとで接着剤を挟んだ積層体に積層方向の圧縮荷重を付与し、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に積層体を暴露した際の接着剤の流動量を測定している。これにより、発電セルの運転時の環境に近い環境での接着剤の流動量を簡単に知ることができる。そして、測定した流動量が所定量以下のものを発電セルに用いられる接着剤として選定するため、発電セルの運転時に軟化して流体流路に流れ込み難い接着剤を簡単に選定することができる。
また、このような接着剤の選定方法により選定された接着剤からなる接着剤層を樹脂枠部材の一面に設けた発電セルによれば、シールビード部の頂部を接着剤層に接触させた場合であっても、発電セルの運転時に接着剤が流体流路に流れ込み難くなる。これにより、接着剤によって流体流路を流れる流体の圧損が低下することが抑えられるため、発電性能が低下することを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る接着剤の選定方法で選定された接着剤を備えた燃料電池スタックの一部省略分解斜視図である。 図1のII-II線に沿った一部省略縦断面図である。 接合セパレータを樹脂枠付きMEA側から見た平面図である。 図1のIV-IV線に沿った一部省略断面図である。 図1のV-V線に沿った一部省略断面図である。 接合セパレータを樹脂枠付きMEAとは反対側から見た平面図である。 図6のVII-VII線に沿った一部省略縦断面図である。 図6のVIII―VIII線に沿った一部省略断面図である。 図1の発電セルに用いられる接着剤の選定方法を説明するフローチャートである。 積層体形成工程の説明図である。 図11Aは、荷重付与工程及び暴露工程の説明図であり、図11Bは、測定工程の説明図である。 接着剤の流動量と圧損との関係を示すグラフである。 図1の燃料電池スタックの製造方法を説明するフローチャートである。 図14Aは、接着工程の説明図であり、図14Bは、加工工程の説明図である。 接合工程の説明図である。 積層工程の説明図である。
以下、本発明に係る接着剤の選定方法及び発電セルについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、発電セル10は、燃料電池スタック12の単位セルを形成する。燃料電池スタック12は、複数の発電セル10が矢印A方向に積層されて形成される。燃料電池スタック12は、例えば、車載用燃料電池スタックとして燃料電池電気自動車(図示せず)に搭載される。
発電セル10は、横長の長方形状を有する。発電セル10は、樹脂枠付きMEA14(樹脂枠付き電解質膜・電極構造体)と、樹脂枠付きMEA14の両側に配設された第1セパレータ16及び第2セパレータ18とを有する。
第1セパレータ16及び第2セパレータ18は、金属薄板、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、或いはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属薄板の断面を波形にプレス成形して形成される。第1セパレータ16と第2セパレータ18とは、レーザ溶接等による図示しない複数の接合ラインにより互いに接合されて接合セパレータ20を形成する。
図1及び図2において、樹脂枠付きMEA14は、MEA22(電解質膜・電極構造体)と、MEA22の外周部22oから外方に突出するように当該外周部22oに設けられた樹脂枠部材24とを備える。
図2に示すように、MEA22は、電解質膜26と、電解質膜26の一方の面26aに設けられた第1電極28と、電解質膜26の他方の面26bに設けられた第2電極30とを有する。電解質膜26は、例えば、固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)である。固体高分子電解質膜は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である。電解質膜26は、第1電極28及び第2電極30に挟持される。電解質膜26は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。
第1電極28は、電解質膜26の一方の面26aに接合された第1電極触媒層32と、第1電極触媒層32に積層された第1ガス拡散層34とを有する。第2電極30は、電解質膜26の他方の面26bに接合された第2電極触媒層36と、第2電極触媒層36に積層された第2ガス拡散層38とを有する。
第1電極触媒層32は、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が、イオン導電性高分子バインダとともに第1ガス拡散層34の表面に一様に塗布されて形成される。第2電極触媒層36は、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が、イオン導電性高分子バインダとともに第2ガス拡散層38の表面に一様に塗布されて形成される。第1ガス拡散層34及び第2ガス拡散層38は、カーボンペーパ又はカーボンクロス等から形成される。
樹脂枠部材24は、電気的絶縁性を有する。樹脂枠部材24の構成材料としては、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、m-PPE(変性ポリフェニレンエーテル樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又は変性ポリオレフィン等が挙げられる。
樹脂枠部材24は、四角環状に形成されている(図1参照)。樹脂枠部材24の内周部24iは、第1電極28の外周部28oと第2電極30の外周部30oとの間に配置される。具体的に、樹脂枠部材24の内周部24iは、電解質膜26の外周部26oと第2電極30の外周部30oとの間に挟持される。樹脂枠部材24の一方の面24aは電解質膜26の外周部26oに対向し、樹脂枠部材24の他方の面24bは第2電極30の外周部30oに対向している。なお、樹脂枠部材24の内周部24iは、電解質膜26の外周部26oと第1電極28の外周部28oとの間に挟持されてもよい。
樹脂枠部材24の一方の面24a(一面)には、熱可塑性樹脂の接着剤40a(ホットメルト接着剤)からなる接着剤層40が設けられている。電解質膜26の外周部26oは、接着剤層40に接触している。換言すれば、電解質膜26の外周部26oは、接着剤層40の内周部40iにより樹脂枠部材24の内周部24iに接合している。接着剤40aは、液体であってもよいし固体であってもよい。具体的に、接着剤40aとして用いられる樹脂材料は、例えば、シリコーン樹脂系、フッ素樹脂系、エポキシ樹脂系等が挙げられる。
図1に示すように、各発電セル10の長辺方向の一端縁部(矢印B1方向の端縁部)には、酸化剤ガス供給連通孔42a、冷却媒体供給連通孔44a、燃料ガス排出連通孔46bが設けられている。酸化剤ガス供給連通孔42a、冷却媒体供給連通孔44a、燃料ガス排出連通孔46bは、発電セル10の短辺方向(矢印C方向)に配列して設けられている。
酸化剤ガス供給連通孔42aには、一方の反応ガスである酸化剤ガス(例えば、酸素含有ガス)が矢印A2方向に向かって流通する。冷却媒体供給連通孔44aには、冷却媒体(例えば、純水、エチレングリコール、オイル等)が矢印A2方向に向かって流通する。燃料ガス排出連通孔46bには、他方の反応ガスである燃料ガス(例えば、水素含有ガス)が矢印A1方向に向かって流通する。
各発電セル10の長辺方向の他端縁部(矢印B2方向の端縁部)には、燃料ガス供給連通孔46a、冷却媒体排出連通孔44b、酸化剤ガス排出連通孔42bが設けられている。燃料ガス供給連通孔46a、冷却媒体排出連通孔44b、酸化剤ガス排出連通孔42bは、矢印C方向に配列して設けられている。
燃料ガス供給連通孔46aには、燃料ガスが矢印A2方向に向かって流通する。冷却媒体排出連通孔44bには、冷却媒体が矢印A1方向に向かって流通する。酸化剤ガス排出連通孔42bには、酸化剤ガスが矢印A1方向に向かって流通する。
上述した連通孔(酸化剤ガス供給連通孔42a等)の数、配置、形状及び大きさは、本実施形態に限定されるものではなく、要求される仕様に応じて、適宜設定すればよい。
図2及び図3に示すように、第1セパレータ16は、長方形状に形成されている。第1セパレータ16の樹脂枠付きMEA14に向かう面(以下、「表面16a」という。)には、発電セル10の長辺方向(矢印B方向)に延在する酸化剤ガス流路48(反応ガス流路)が設けられる。酸化剤ガス流路48は、酸化剤ガス供給連通孔42aと酸化剤ガス排出連通孔42bとに流体的に連通する。酸化剤ガス流路48は、第1電極28に酸化剤ガスを供給する。
酸化剤ガス流路48は、矢印B方向に延在する複数の第1流路突起50間に形成された複数の第1流路溝52を有する。つまり、酸化剤ガス流路48では、第1流路突起50と第1流路溝52とが流路幅方向(矢印C方向)に交互に配置されている。複数の第1流路突起50と複数の第1流路溝52は、プレス成形により、第1セパレータ16に一体的に設けられている。第1流路突起50及び第1流路溝52は、矢印B方向に直線状に延在している。ただし、第1流路突起50及び第1流路溝52は、矢印B方向に波状に延在してもよい。
図2において、第1流路突起50の横断面形状は、第1流路突起50の突出方向に向かって先細り形状となる台形状である。なお、第1流路突起50の横断面形状は、矩形状であってもよい。
図3において、第1セパレータ16の表面16aには、反応ガス(酸化剤ガス若しくは燃料ガス)又は冷却媒体である流体の漏出を防止するための第1シールビード部54が設けられている。第1シールビード部54は、セパレータ厚さ方向(矢印A方向)から見て、直線状に延在している。ただし、第1シールビード部54は、セパレータ厚さ方向(積層方向)から見て、波状に延在してもよい。
図2、図4及び図5に示すように、第1シールビード部54は、樹脂枠付きMEA14に向かって突出するように第1セパレータ16に一体的に突出成形されている。第1シールビード部54は、矢印A方向の圧縮荷重によって弾性変形する。第1シールビード部54の横断面形状は、第1シールビード部54の突出方向に向かって先細り形状となる台形状である。なお、第1シールビード部54の横断面形状は、矩形状であってもよい。
図3において、第1シールビード部54は、複数の連通孔(酸化剤ガス供給連通孔42a等)を個別に囲む複数の第1連通孔ビード部56と、第1セパレータ16の外周部に設けられた第1流路ビード部58とを有する。
以下、複数の第1連通孔ビード部56のうち、酸化剤ガス供給連通孔42aを囲むものを「第1連通孔ビード部56a」といい、酸化剤ガス排出連通孔42bを囲むものを「第1連通孔ビード部56b」という。また、複数の第1連通孔ビード部56のうち、燃料ガス供給連通孔46aを囲むものを「第1連通孔ビード部56c」といい、燃料ガス排出連通孔46bを囲むものを「第1連通孔ビード部56d」という。さらに、複数の第1連通孔ビード部56のうち、冷却媒体供給連通孔44aを囲むものを「第1連通孔ビード部56e」といい、冷却媒体排出連通孔44bを囲むものを「第1連通孔ビード部56f」という。
第1流路ビード部58は、酸化剤ガス流路48、複数の第1連通孔ビード部56a~56dを囲む。第1連通孔ビード部56e、56fは、第1流路ビード部58の外側に位置する。第1流路ビード部58は、MEA22の発電領域23(図2及び図3参照)を周回するように延在している。
図3及び図4に示すように、第1連通孔ビード部56aのうち酸化剤ガス供給連通孔42aと酸化剤ガス流路48との間に位置する内側部分57aには、酸化剤ガス供給連通孔42aと酸化剤ガス流路48とを互いに連通させるための複数の第1導入連通孔59aが形成されている。第1セパレータ16の表面16aには、各第1導入連通孔59aを流通した酸化剤ガスを酸化剤ガス流路48に導くための複数の第1導入ガイド部61aが樹脂枠部材24に向かって突出成形されている。第1導入ガイド部61aは、第1連通孔ビード部56a側から酸化剤ガス流路48に向かって延在している。
第1導入ガイド部61aの第1連通孔ビード部56a側の第1入口端は、第1連通孔ビード部56aの内側部分57aに対して離間している。すなわち、第1導入ガイド部61aの第1入口端と第1連通孔ビード部56aの内側部分57aとの間には、若干の隙間65aが形成されている。第1導入ガイド部61aの第1入口端には、第1導入連通孔59aに対向する第1入口開口部63aが設けられている。
図3及び図5に示すように、第1連通孔ビード部56bのうち酸化剤ガス排出連通孔42bと酸化剤ガス流路48との間に位置する内側部分57bには、酸化剤ガス排出連通孔42bと酸化剤ガス流路48とを互いに連通させるための複数の第1導出連通孔59bが形成されている。第1セパレータ16の表面16aには、酸化剤ガス流路48を流通した酸化剤ガス(酸化剤排ガス)を各第1導出連通孔59bに導くための複数の第1導出ガイド部61bが樹脂枠部材24に向かって突出成形されている。第1導出ガイド部61bは、酸化剤ガス流路48側から第1連通孔ビード部56bの内側部分57bに向かって延在している。
第1導出ガイド部61bの第1連通孔ビード部56b側の第1出口端は、第1連通孔ビード部56bの内側部分57bに対して離間している。すなわち、第1導出ガイド部61bの第1出口端と第1連通孔ビード部56bの内側部分57bとの間には、若干の隙間65bが形成されている。第1導出ガイド部61bの第1出口端には、第1導出連通孔59bに対向する第1出口開口部63bが設けられている。
図2、図4及び図5に示すように、第1シールビード部54(第1連通孔ビード部56及び第1流路ビード部58)の頂部60は、接着剤層40に接触している。換言すれば、第1シールビード部54(第1連通孔ビード部56及び第1流路ビード部58)の頂部60は、接着剤層40の外周部40oにより樹脂枠部材24の外周部24oに接合している。なお、頂部60と接着剤層40との間には、ゴムシール層(図示を省略)を設けてもよい。ゴムシール層の厚さは、接着剤層40の厚さよりも厚い。
接着剤40aは、酸化剤ガス流路48(複数の第1流路溝52のうち矢印C方向の端に位置する第1流路溝52a)に露出している(図2参照)。また、接着剤40aは、酸化剤ガス供給連通孔42a、酸化剤ガス排出連通孔42b、冷却媒体供給連通孔44a、冷却媒体排出連通孔44b、燃料ガス供給連通孔46a、燃料ガス排出連通孔46bに露出している(図4及び図5参照)。
図2及び図6に示すように、第2セパレータ18は、長方形状に形成されている。第2セパレータ18の樹脂枠付きMEA14に向かう面(以下、「表面18a」という。)には、発電セル10の長辺方向(矢印B方向)に延在する燃料ガス流路62(反応ガス流路)が設けられる。燃料ガス流路62は、燃料ガス供給連通孔46aと燃料ガス排出連通孔46bとに流体的に連通する。燃料ガス流路62は、第2電極30に燃料ガスを供給する。
燃料ガス流路62は、矢印B方向に延在する複数の第2流路突起64間に形成された複数の第2流路溝66を有する。つまり、燃料ガス流路62では、第2流路突起64と第2流路溝66とが流路幅方向(矢印C方向)に交互に配置されている。複数の第2流路突起64と複数の第2流路溝66は、第2セパレータ18に一体的にプレス成形されている。第2流路突起64及び第2流路溝66は、矢印B方向に直線状に延在している。ただし、第2流路突起64及び第2流路溝66は、矢印B方向に波状に延在してもよい。
図2において、第2流路突起64の横断面形状は、第2流路突起64の突出方向に向かって先細り形状となる台形状である。なお、第2流路突起64の横断面形状は、矩形状であってもよい。
図6において、第2セパレータ18の表面18aには、反応ガス(酸化剤ガス若しくは燃料ガス)又は冷却媒体である流体の漏出を防止するための第2シールビード部68が設けられている。第2シールビード部68は、セパレータ厚さ方向(矢印A方向)から見て、直線状に延在している。ただし、第2シールビード部68は、セパレータ厚さ方向(積層方向)から見て、波状に延在してもよい。
図2、図7及び図8に示すように、第2シールビード部68は、樹脂枠付きMEA14に向かって突出するように第2セパレータ18に一体的に突出成形されている。第2シールビード部68は、矢印A方向の圧縮荷重によって弾性変形する。第2シールビード部68の横断面形状は、第2シールビード部68の突出方向に向かって先細り形状となる台形状である。なお、第2シールビード部68の横断面形状は、矩形状であってもよい。
図6において、第2シールビード部68は、複数の連通孔(酸化剤ガス供給連通孔42a等)を個別に囲む複数の第2連通孔ビード部70と、第2セパレータ18の外周部に設けられた第2流路ビード部72とを有する。第2シールビード部68は、セパレータ厚さ方向(積層方向)から見て、第1シールビード部54に重なるように配置されている(図2、図4、図5、図7及び図8参照)。
以下、複数の第2連通孔ビード部70のうち、酸化剤ガス供給連通孔42aを囲むものを「第2連通孔ビード部70a」といい、酸化剤ガス排出連通孔42bを囲むものを「第2連通孔ビード部70b」という。また、複数の第2連通孔ビード部70のうち、燃料ガス供給連通孔46aを囲むものを「第2連通孔ビード部70c」といい、燃料ガス排出連通孔46bを囲むものを「第2連通孔ビード部70d」という。さらに、複数の第2連通孔ビード部70のうち、冷却媒体供給連通孔44aを囲むものを「第2連通孔ビード部70e」といい、冷却媒体排出連通孔44bを囲むものを「第2連通孔ビード部70f」という。
第2流路ビード部72は、燃料ガス流路62、複数の第2連通孔ビード部70a~70dを囲む。第2連通孔ビード部70e、70fは、第2流路ビード部72の外側に位置する。第2流路ビード部72は、発電領域23(図2及び図6参照)を周回するように延在している。
図6及び図7に示すように、第2連通孔ビード部70cのうち燃料ガス供給連通孔46aと燃料ガス流路62との間に位置する内側部分67aには、燃料ガス供給連通孔46aと燃料ガス流路62とを互いに連通させるための複数の第2導入連通孔69aが形成されている。第2セパレータ18の表面18aには、各第2導入連通孔69aを流通した燃料ガスを燃料ガス流路62に導くための複数の第2導入ガイド部71aが樹脂枠部材24に向かって突出成形されている。第2導入ガイド部71aは、第2連通孔ビード部70c側から燃料ガス流路62に向かって延在している。
第2導入ガイド部71aの第2連通孔ビード部70c側の第2入口端は、第2連通孔ビード部70cの内側部分67aに対して離間している。すなわち、第2導入ガイド部71aの第2入口端と第2連通孔ビード部70cの内側部分67aとの間には、若干の隙間75aが形成されている。第2導入ガイド部71aの第2入口端には、第2導入連通孔69aに対向する第2入口開口部73aが設けられている。
図6及び図8に示すように、第2連通孔ビード部70dのうち燃料ガス排出連通孔46bと燃料ガス流路62との間に位置する内側部分67bには、燃料ガス排出連通孔46bと燃料ガス流路62とを互いに連通させるための複数の第2導出連通孔69bが形成されている。第2セパレータ18の表面18aには、燃料ガス流路62を流通した燃料ガス(燃料排ガス)を各第2導出連通孔69bに導くための複数の第2導出ガイド部71bが樹脂枠部材24に向かって突出成形されている。第2導出ガイド部71bは、燃料ガス流路62側から第2連通孔ビード部70dの内側部分67bに向かって延在している。
第2導出ガイド部71bの第2連通孔ビード部70d側の第2出口端は、第2連通孔ビード部70dの内側部分67bに対して離間している。すなわち、第2導出ガイド部71bの第2出口端と第2連通孔ビード部70dの内側部分67bとの間には、若干の隙間75bが形成されている。第2導出ガイド部71bの第2出口端には、第2導出連通孔69bに対向する第2出口開口部73bが設けられている。
図2、図7及び図8に示すように、第2シールビード部68(第2連通孔ビード部70及び第2流路ビード部72)の頂部74は、樹脂枠部材24の他方の面24bに接触している。なお、頂部74と樹脂枠部材24の他方の面24bとの間には、ゴムシール層(図示を省略)を設けてもよい。
図1に示すように、互いに接合される第1セパレータ16の面16bと第2セパレータ18の面18bとの間には、冷却媒体供給連通孔44aと冷却媒体排出連通孔44bとに流体的に連通する冷却媒体流路76が形成される。冷却媒体流路76は、酸化剤ガス流路48が形成された第1セパレータ16の裏面形状と、燃料ガス流路62が形成された第2セパレータ18の裏面形状とが重なり合って形成される。
上述した燃料電池スタック12において、発電用の反応ガス(酸化剤ガス及び燃料ガス)又は冷却媒体である流体が流通する流体流路78は、酸化剤ガス供給連通孔42a、酸化剤ガス流路48、酸化剤ガス排出連通孔42b、燃料ガス供給連通孔46a、燃料ガス流路62、燃料ガス排出連通孔46b、冷却媒体供給連通孔44a、冷却媒体流路76及び冷却媒体排出連通孔44bを含む。
このように構成される発電セル10は、以下のように動作する。
まず、図1に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔42aに供給される。燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔46aに供給される。冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔44aに供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔42aから第1セパレータ16の酸化剤ガス流路48に導入される。そして、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48に沿って矢印B方向に移動し、MEA22の第1電極28に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔46aから第2セパレータ18の燃料ガス流路62に導入される。そして、燃料ガスは、燃料ガス流路62に沿って矢印B方向に移動し、MEA22の第2電極30に供給される。
従って、各MEA22では、第1電極28に供給される酸化剤ガスと、第2電極30に供給される燃料ガスとが、第1電極触媒層32及び第2電極触媒層36内で電気化学反応により消費されて、発電が行われる。
次いで、図1に示すように、第1電極28に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路48から酸化剤ガス排出連通孔42bへと流動し、酸化剤ガス排出連通孔42bに沿って矢印A1方向に排出される。同様に、第2電極30に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス流路62から燃料ガス排出連通孔46bへと流動し、燃料ガス排出連通孔46bに沿って矢印A1方向に排出される。
また、冷却媒体供給連通孔44aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ16と第2セパレータ18との間に形成された冷却媒体流路76に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、MEA22を冷却した後、冷却媒体排出連通孔44bから排出される。
上述したような発電セル10では、発電セル10の運転時に、樹脂枠部材24の一面に設けられた接着剤層40の接着剤40aは、比較的高い温度及び湿度に晒される。そして、接着剤40aが軟化して流体流路78に流れ込むことがある。具体的に、軟化した接着剤40aは、例えば、第1連通孔ビード部56aの内側部分57aと第1導入ガイド部61aの第1入口端との間の隙間65aと、第1連通孔ビード部56bの内側部分57bと第1導出ガイド部61bの第1出口端との間の隙間65bに流れ込むことがある。そうすると、第1導入連通孔59a、第1入口開口部63a、第1導出連通孔59b及び第1出口開口部63bが接着剤40aにより閉塞する可能性がある。そうすると、流体流路78を流れる流体の圧損が増大するため発電性能が低下する。このような流体流路78の圧損の増大を抑えるためには、発電セル10の運転時に流動し難い接着剤40aを適切に選定する必要がある。
次に、発電セル10の流体流路78に露出するように設けられる接着剤40aの選定方法について説明する。
接着剤40aの選定方法は、図9に示すように、積層体形成工程、荷重付与工程、暴露工程、測定工程及び選定工程を含む。
積層体形成工程(ステップS1)では、図10に示すように、第1樹脂フィルム80と第2樹脂フィルム82とで接着剤84aからなる接着剤シート84を挟んで積層体86を形成する。第1樹脂フィルム80及び第2樹脂フィルム82は、例えば、上述した樹脂枠部材24と同じ樹脂材料によって形成されている。ただし、第1樹脂フィルム80及び第2樹脂フィルム82の構成材料は、樹脂枠部材24と同じ樹脂材料に限定されず、適宜設定可能である。
第1樹脂フィルム80及び第2樹脂フィルム82は、矩形状(四角形状)に形成されている。なお、第1樹脂フィルム80及び第2樹脂フィルム82の形状は、四角形状に限定されず、円形状、多角形状(四角形状以外)であってもよい。第2樹脂フィルム82の平面寸法は、第1樹脂フィルム80の平面寸法よりも大きい。
接着剤シート84は、第1樹脂フィルム80と同じ平面寸法にされている。接着剤84aは、予めシート状に形成された例に限定されず、第1樹脂フィルム80の一面に液体状態で塗布しシート状に成形されてもよい。接着剤84aは、熱可塑性樹脂である。接着剤84aを構成する樹脂材料としては、上述した接着剤40aと同じものが挙げられる。
続いて、荷重付与工程(図9のステップS2)では、図11Aに示すように、積層体形成工程で得られた積層体86に積層方向(厚さ方向)の圧縮荷重を付与する。具体的に、荷重付与装置では、積層体86の第2樹脂フィルム82を載置台200に載置した状態で押圧部材202により第1樹脂フィルム80を第2樹脂フィルム82に向かって押圧する。
また、暴露工程(図9のステップS3)では、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に積層体86を暴露する。なお、暴露工程は、荷重付与工程と同時に行われる。つまり、本実施形態では、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境下で積層体86に圧縮荷重を付与する。これにより、接着剤84aは、軟化されて第1樹脂フィルム80の外方に流動する。なお、暴露工程は、荷重付与工程を行った後で行われてもよい。
暴露工程において、所定温度及び所定湿度は、例えば、発電セル10の運転時に接着剤40aが晒される温度及び湿度に対応した値に設定される。具体的に、所定温度は、例えば、60℃以上120℃以下に設定し、所定湿度は、例えば、50%以上60%以下に設定するのが好ましい。ただし、所定温度及び所定湿度は、発電セル10の運転時に接着剤40aが晒される温度及び湿度よりも高い温度及び湿度に設定してもよい。
続いて、測定工程(図9のステップS4)では、図11Bに示すように、暴露工程の際の接着剤84aの流動量Mを測定する。具体的に、測定工程では、積層体86の複数個所において、第1樹脂フィルム80の外周からの接着剤84aのはみ出し量(例えば、第1樹脂フィルム80の各辺からのはみ出し長)を測定し、その平均値を接着剤84aの流動量Mとする。
接着剤84aの流動量Mは、適宜に規定してよい。すなわち、測定工程では、第1樹脂フィルム80の外周からの接着剤84aの最大はみ出し長を接着剤84aの流動量Mとして測定してもよい。また、測定工程では、第1樹脂フィルム80の外周にはみ出した接着剤84aの体積を接着剤84aの流動量Mとして測定してもよい。さらに、測定工程では、第1樹脂フィルム80の外周にはみ出した接着剤84aの面積(積層体86を積層方向から見た時に第1樹脂フィルム80の外周にはみ出した接着剤84aの面積)を接着剤84aの流動量Mとして測定してもよい。
その後、選定工程(図9のステップS5)では、測定工程で測定された接着剤84aの流動量Mが所定量M1以下であるかを判定し、所定量M1以下であるものを発電セル10に用いられる接着剤40aとして選定する。ここで、所定量M1は、図12に示すように、発電セル10の運転時に樹脂枠部材24から流体流路78に流れ込む接着剤40aによる流体の圧損が許容上限値P1となるような流動量に設定される。
圧損の許容上限値P1は、例えば、MEA22の単位面積当たりの電流密度が所定値(例えば、2.5A/cm)となるように発電セル10を運転させる時に必要な流量の流体(燃料ガス、酸化剤ガス及び冷却媒体)を流体流路78に流した場合に、発電セル10の発電性能に影響を与えないような圧損の上限値をいう。発電セル10の発電性能に影響を与えないとは、発電セル10の発電性能への影響が無視できる程度に小さいものも含む。選定工程が終了すると、接着剤40aの選定方法の一連の動作フローが終了する。
次に、上述した燃料電池スタック12(発電セル10)の製造方法について説明する。図13に示すように、燃料電池スタック12の製造方法は、接着工程、加工工程、接合工程、積層工程を含む。
接着工程(ステップS10)では、図14Aに示すように、樹脂シート90の一面に接着剤40aからなる接着剤シート92(ホットメルト接着剤)を貼り付ける。樹脂シート90は、樹脂枠部材24の構成材料と同じ樹脂材料により構成されている。接着剤シート92は、上述する接着剤の選定方法によって選定された接着剤40aが用いられる。
本実施形態において、接着工程は、ロール・ツー・ロール方式により行われる。つまり、図示しない第1のロールから樹脂シート90が引き出されるとともに図示しない第2のロールから接着剤シート92が引き出され、樹脂シート90の一面に接着剤シート92が貼り付けられる。
ただし、接着工程では、枚葉の樹脂シート90の一面に枚葉の接着剤シート92を貼り付けてもよい。また、接着工程では、樹脂シート90の一面に液体状態の接着剤40aを塗布してもよい。
続いて、加工工程(図13のステップS11)では、図14Bに示すように、樹脂シート90の中央部に中央孔94を形成する。また、樹脂シート90の一端縁部に、酸化剤ガス供給連通孔42a、燃料ガス排出連通孔46b及び冷却媒体供給連通孔44aを形成する。さらに、樹脂シート90の他端縁部に、燃料ガス供給連通孔46a、冷却媒体排出連通孔44b及び酸化剤ガス排出連通孔42bを形成する。最後に外周をトリミングする。これにより、一面に接着剤40aからなる接着剤層40が設けられた樹脂枠部材24が形成される。形成はプレス金型を用い同時に行ってもよい。
そして、接合工程(図13のステップS12)では、図15に示すように、接着剤層40が設けられた樹脂枠部材24と、第1電極28と、電解質膜26と、第2電極30とを準備する。なお、第1電極28は、電解質膜26の一方の面26aに予め接着されている。そして、電解質膜26の外周部26oと第2電極30の外周部30oとの間に樹脂枠部材24の内周部24i(接着剤層40の内周部40i)を配置して互いに接合する。この際、厚さ方向に重ねられた第1電極28、電解質膜26、樹脂枠部材24及び第2電極30を加熱するとともに荷重を付与するホットプレスにより接合を行う。
これにより、電解質膜26の他方の面26bと第2電極30とが互いに接合されてMEA22(図1及び図2参照)が形成される。また、電解質膜26の外周部26oは、樹脂枠部材24の内周部24iに対して接着剤層40の内周部40iによって接合される。これにより、樹脂枠付きMEA14が形成される。
その後、積層工程(図13のステップS13)では、複数の樹脂枠付きMEA14と、第1セパレータ16と第2セパレータ18とが互いに接合された複数の接合セパレータ20とを準備する。そして、図16に示すように、樹脂枠付きMEA14と接合セパレータ20とを位置決めして、交互に積層することにより複数の発電セル10(燃料電池スタック12)を形成する。この際、第1セパレータ16の第1シールビード部54の頂部60が接着剤層40の外周部40oに接触する(図2、図4、図5、図7及び図8参照)。つまり、第1シールビード部54の頂部60が樹脂枠部材24の外周部24oに接着剤層40の外周部40oにより接合される。
なお、燃料電池スタック12では、積層方向両端に図示しないターミナルプレート、インシュレータ及びエンドプレートが配置されるとともに積層方向に圧縮荷重が付与される。積層工程が終了すると、発電セル10(燃料電池スタック12)の製造方法の一連の動作フローが終了する。
本実施形態は、以下の効果を奏する。
発電セル10の流体流路78に露出するように設けられる熱可塑性樹脂の接着剤40aの選定方法では、第1樹脂フィルム80と第2樹脂フィルム82とで接着剤84aを挟んだ積層体86に積層方向の圧縮荷重を付与し、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に積層体86を暴露した際の接着剤84aの流動量Mを測定している。これにより、発電セル10の運転時の環境に近い環境での接着剤84aの流動量を簡単に知ることができる。そして、測定した流動量Mが所定量M1以下のものを発電セル10に用いられる接着剤40aとして選定するため、発電セル10の運転時に軟化して流体流路78に流れ込み難い接着剤40aを簡単に選定することができる。
また、このような接着剤40aの選定方法により選定された接着剤40aからなる接着剤層40を樹脂枠部材24の一方の面24aに設けた発電セル10によれば、第1シールビード部54の頂部60を接着剤層40に接触させた場合であっても、発電セル10の運転時に接着剤40aが流体流路78に流れ込み難くなる。これにより、接着剤40aによって流体流路78を流れる流体の圧損が低下することが抑えられるため、発電性能が低下することを抑制することができる。
発電セル10に用いられる接着剤40aは、MEA22の外周部22oから外方に突出するように当該外周部22oに設けられた樹脂枠部材24の一方の面24aに設けられるとともに、発電用の反応ガス又は冷却媒体である流体が流通する流体流路78を囲んで流体の漏れを防止するようにMEA22に隣接する金属製の第1セパレータ16に対して突出成形された第1シールビード部54の頂部60を接合するものである。所定量M1は、発電セル10の運転時に樹脂枠部材24から流体流路78に流れ込む接着剤40aによる流体の圧損が許容上限値P1となるような流動量に設定される。
このような方法によれば、当該方法で選定された接着剤40aを用いた発電セル10において、発電セル10の運転時に流体流路78の流体の圧損の低下を効率的に抑えることができる。
第2樹脂フィルム82の平面寸法は、第1樹脂フィルム80の平面寸法よりも大きい。積層体形成工程では、第1樹脂フィルム80の一面に接着剤84aを設けた状態で第1樹脂フィルム80と第2樹脂フィルム82とで接着剤84aを挟む。測定工程では、接着剤84aの第1樹脂フィルム80の外周からのはみ出し量を流動量Mとして測定する。
このような方法によれば、接着剤40aの流動量Mを簡単に測定することができる。
発電セル10において、流体流路78は、第1セパレータ16を厚さ方向に貫通形成された連通孔(例えば、燃料ガス供給連通孔46a等)を有する。第1シールビード部54は、当該連通孔を囲むように延在している。
このような構成によれば、発電セル10の運転時に接着剤40aが連通孔に流れ込んで圧損が増大することを効果的に抑えることができる。
上述した実施形態において、接着剤40aからなる接着剤層40は、樹脂枠部材24の他方の面24bに設けてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
以上の実施形態をまとめると、以下のようになる。
上記実施形態は、発電セル(10)の流体流路(78)に露出するように設けられる熱可塑性樹脂の接着剤(40a)の選定方法であって、第1樹脂フィルム(80)と第2樹脂フィルム(82)とで接着剤(84a)を挟んで積層体(86)を形成する積層体形成工程と、前記積層体に積層方向の圧縮荷重を付与する荷重付与工程と、所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に前記積層体を暴露する暴露工程と、前記暴露工程の際の前記接着剤の流動量(M)を測定する測定工程と、前記流動量が所定量(M1)以下のものを前記発電セルに用いられる接着剤として選定する選定工程と、を含む、接着剤の選定方法を開示している。
上記の接着剤の選定方法において、前記発電セルに用いられる前記接着剤は、MEA(22)の外周部(22o)から外方に突出するように当該外周部に設けられた樹脂枠部材(24)の一面(24a)に設けられるとともに、発電用の反応ガス又は冷却媒体である流体が流通する流体流路(78)を囲んで前記流体の漏れを防止するように前記MEAに隣接する金属製のセパレータ(16)に対して突出成形されたシールビード部(54)の頂部(60)を接合するものであり、前記所定量は、前記発電セルの運転時に前記樹脂枠部材から前記流体流路に流れ込む前記接着剤による前記流体の圧損が許容上限値(P1)となるような流動量に設定されてもよい。
上記の接着剤の選定方法において、前記第2樹脂フィルムの平面寸法は、前記第1樹脂フィルムの平面寸法よりも大きく、前記積層体形成工程では、前記第1樹脂フィルムの一面に前記接着剤を設けた状態で前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとで前記接着剤を挟み、前記測定工程では、前記接着剤の前記第1樹脂フィルムの外周からのはみ出し量を前記流動量として測定してもよい。
上記実施形態は、電解質膜(26)の両側に電極(28、30)が配設されてなるMEAと、前記MEAの外周部から外方に突出するように当該外周部に設けられた樹脂枠部材とを有する樹脂枠付きMEA(14)と、前記樹脂枠付きMEAの両側に配設された金属製のセパレータ(16、18)と、を備えた発電セルであって、前記セパレータには、発電用の反応ガス又は冷却媒体である流体が流れる流体流路を囲んで前記流体の漏れを防止するシールビード部が突出成形され、前記樹脂枠部材の一面には、熱可塑性樹脂の接着剤からなる接着剤層(40)が設けられ、前記電解質膜の外周部(26o)は、前記接着剤層の内周部により前記樹脂枠部材の内周部に接合され、前記シールビード部の頂部は、前記接着剤層の外周部により前記樹脂枠部材の外周部に接合され、前記接着剤は、上述した接着剤の選定方法により選定された接着剤である、発電セルを開示している。
上記の発電セルにおいて、前記流体流路は、前記セパレータを厚さ方向に貫通形成された連通孔(42a、42b、44a、44b、46a、46b)を有し、前記シールビード部は、前記連通孔を囲むように延在してもよい。
10…発電セル 16…第1セパレータ
18…第2セパレータ 22…MEA
24…樹脂枠部材 28…第1電極
30…第2電極 40…接着剤層
40a、84a…接着剤 42a…酸化剤ガス供給連通孔
42b…酸化剤ガス排出連通孔 44a…冷却媒体供給連通孔
44b…冷却媒体排出連通孔 46a…燃料ガス供給連通孔
46b…燃料ガス排出連通孔 54…第1シールビード部
60、74…頂部 68…第2シールビード部
78…流体流路 80…第1樹脂フィルム
82…第2樹脂フィルム 86…積層体
M…流動量

Claims (5)

  1. 発電セルの流体流路に露出するように設けられる熱可塑性樹脂の接着剤の選定方法であって、
    第1樹脂フィルムと第2樹脂フィルムとで接着剤を挟んで積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記積層体に積層方向の圧縮荷重を付与する荷重付与工程と、
    所定温度及び所定湿度に加熱及び加湿した環境に前記積層体を暴露する暴露工程と、
    前記暴露工程の際の前記接着剤の流動量を測定する測定工程と、
    前記流動量が所定量以下のものを前記発電セルに用いられる接着剤として選定する選定工程と、を含む、接着剤の選定方法。
  2. 請求項1記載の接着剤の選定方法であって、
    前記発電セルに用いられる前記接着剤は、MEAの外周部から外方に突出するように当該外周部に設けられた樹脂枠部材の一面に設けられるとともに、発電用の反応ガス又は冷却媒体である流体が流通する流体流路を囲んで前記流体の漏れを防止するように前記MEAに隣接する金属製のセパレータに対して突出成形されたシールビード部の頂部を接合するものであり、
    前記所定量は、前記発電セルの運転時に前記樹脂枠部材から前記流体流路に流れ込む前記接着剤による前記流体の圧損が許容上限値となるような流動量に設定される、接着剤の選定方法。
  3. 請求項1又は2に記載の接着剤の選定方法であって、
    前記第2樹脂フィルムの平面寸法は、前記第1樹脂フィルムの平面寸法よりも大きく、
    前記積層体形成工程では、前記第1樹脂フィルムの一面に前記接着剤を設けた状態で前記第1樹脂フィルムと前記第2樹脂フィルムとで前記接着剤を挟み、
    前記測定工程では、前記接着剤の前記第1樹脂フィルムの外周からのはみ出し量を前記流動量として測定する、接着剤の選定方法。
  4. 電解質膜の両側に電極が配設されてなるMEAと、前記MEAの外周部から外方に突出するように当該外周部に設けられた樹脂枠部材とを有する樹脂枠付きMEAと、
    前記樹脂枠付きMEAの両側に配設された金属製のセパレータと、を備えた発電セルであって、
    前記セパレータには、発電用の反応ガス又は冷却媒体である流体が流れる流体流路を囲んで前記流体の漏れを防止するシールビード部が突出成形され、
    前記樹脂枠部材の一面には、熱可塑性樹脂の接着剤からなる接着剤層が設けられ、
    前記電解質膜の外周部は、前記接着剤層の内周部により前記樹脂枠部材の内周部に接合され、
    前記シールビード部の頂部は、前記接着剤層の外周部により前記樹脂枠部材の外周部に接合され、
    前記接着剤は、請求項1~3のいずれか1項に記載の接着剤の選定方法により選定された接着剤である、発電セル。
  5. 請求項4記載の発電セルであって、
    前記流体流路は、前記セパレータを厚さ方向に貫通形成された連通孔を有し、
    前記シールビード部は、前記連通孔を囲むように延在している、発電セル。
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