JP2022131421A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置と操作ユニットとを接続するケーブルの中には画像形成装置から操作ユニットに電気信号を送るための電線が設けられている。ユーザが操作ユニットを動かした場合に、ケーブルが引っ張られ、ケーブル内の電線が断線してしまう虞があった。【解決手段】 画像形成装置の筐体と操作ユニットとを接続するケーブルは、電線と長尺で弾性変形可能な棒状体を有し、棒状体のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている。【選択図】 図11

Description

本発明は、画像形成装置と操作ユニットとを接続するケーブルの、画像形成装置および操作ユニットへの接続構成に関する。
複写機等の画像形成装置はユーザが動作の切り換えや各動作における詳細な設定等を操作するための操作ユニットを有する。給紙ユニットや搬送ユニット、後処理ユニットなどのオプション装置を画像形成装置にも連接した系(画像形成システム)においても、ユーザは操作ユニットによって各種オプション装置の設定作業を行う。
ところで、上記のように複数のオプション装置を連接し全長が長い大型の画像形成システムの場合、ユーザは、操作ユニットが設けられている画像形成装置から離れた場所でオプション装置に対する作業を行うことがある。オプション装置及び操作ユニットの操作の度にこれらのオプション装置間を行き来することは面倒である。
そこで、例えば操作ユニットを画像形成装置のみならず、オプション装置にも設置できるものが提案されている(特許文献1)。特許文献1に記載の操作ユニットは、ユーザに情報を表示するディスプレイと、ディスプレイを支持するアームと、アームを介してディスプレイを支持する支持台と、を有する。支持台からのびたアームによって支えられるディスプレイは、支持台が載置される載置面に対して所定の角度をなしている。
この操作ユニットは画像形成装置とケーブルにて接続されており、ケーブル長の許す範囲内において、操作ユニットを天面上の任意の場所に設置することができる。
特開2010-243977号公報
画像形成装置と操作ユニットとを接続するケーブルの中には画像形成装置から操作ユニットに電気信号を送るための電線が設けられている。ユーザが操作ユニットを動かした場合に、ケーブルが引っ張られ、ケーブル内の電線が断線してしまう虞があった。
上述した課題を解決するために、本発明に係る画像形成システムは、用紙に画像形成する画像形成部と、前記画像形成部を備え、天面を有する筐体と、前記天面に対しフリーに配置され、前記画像形成部に用紙への画像形成をさせるにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記筐体から前記操作ユニットに電気信号を伝送する電線と、前記筐体と前記操作ユニットとに接続された長尺の樹脂製の棒状体であって、弾性を有する棒状体と、前記電力線と前記棒状体とを内包し、前記棒状体よりも弾性が少ない被覆と、を備え、前記棒状体のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明に係る画像形成システムは、用紙に画像形成する画像形成部と、前記画像形成部を備え、天面を有する筐体と、前記天面に対しフリーに配置され、前記画像形成部に用紙への画像形成をさせるにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記筐体から前記操作ユニットに電気信号を伝送する電線と、前記筐体と前記操作ユニットとに接続された長尺の樹脂製の棒状体であって、弾性を有する棒状体と、前記電線と前記棒状体とを内包し、前記棒状体よりも弾性が少ない被覆と、を備え、前記棒状体のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との間の部分を撓みなく張った状態としたとき、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との間の部分が撓むように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明に係る画像形成システムは、用紙に画像形成する画像形成部と、前記画像形成部を備え、天面を有する筐体と、前記天面に対しフリーに配置され、前記画像形成部に用紙への画像形成をさせるにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記筐体から前記操作ユニットに電気信号を伝送する電線と、前記筐体と前記操作ユニットとに接続され、前記電線に沿って配置された長尺の樹脂製の棒状体であって、弾性を有する棒状体と、を備え、前記棒状体の一端側は、前記筐体と固定可能な第1の固定部と、前記第1の固定部よりも前記棒状体の先端に近い位置に設けられ前記筐体と固定可能な第2の固定部と、を有し、前記第1の固定部と前記第2の固定部のいずれが前記筐体に固定されている場合においても、前記棒状体のうち前記筐体に固定されている前記第1の固定部もしくは前記第2の固定部と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが操作ユニットを動かして、ケーブルが引っ張られた場合であっても、ケーブル内の電線が断線してしまう虞を低減することができる。
画像形成システムの概略断面図。 画像形成システムの一部の概略断面図。 画像形成システムによる操作ユニットの制御構成について説明するための図。 筐体の天面のうち読取装置よりも左側に操作ユニットを配置した図。 筐体の天面のうち読取装置よりも右側に操作ユニットを配置した図。 操作ユニットについて説明するための図。 操作ユニットの概略斜視図。 天面に対する表示パネルの傾斜角度の調整機構について説明するための図。 操作ユニットからのケーブルの導出部分について説明するための図。 ケーブルの断面図。 ケーブルと補強部材について説明するための図。 操作ユニットおよび画像形成装置への補強部材の固定箇所を示す図。 補強部材の形状について説明するための図。 補強部材の弾性の測定方法について説明するための図。 補強部材の斜視図。 補強部材の構成について説明するための図。 補強部材の連結構成について説明するための図。 補強部材の他の構成について説明するための図。 補強部材に設けられた複数の固定部について説明するための図。
以下にて、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。以下、本実施の形態についての説明をするにあたっては、図1に示すように、画像形成装置2に向かって手前側を前方向F、奥側(背側)を後方向B、左側を左方向L、右側を右方向R、上側を上方向U、下側を下方向Dと定義している。
●画像形成システムの構成
図1に示すように、本実施の形態の画像形成システム1は、例えばプリンタである画像形成装置2と、画像形成装置2の左方向L側に隣接して配置され、画像形成されたシートSを積載可能な後処理装置103とを備えている。なお、本実施例では、画像形成装置2や後処理装置103などを筐体と定義する。画像形成装置2の上面には、作業スペースとして使用可能な天面109が設けられている。本実施例において、天面109の広さは、この画像形成装置2が画像形成可能なシートSの最大サイズより広い。ユーザは、天面109で図面を広げて製図等の作業を行う。したがって、画像形成システム1が設置されているフロアが水平であると仮定すると、天面109も水平になるように構成されている。加えて、天面109は、可能な限りフラットに構成されている。ここで、後述する図4にて符号1010で示す領域が作業スペースの例である。画像形成システム1が水平に設置されていれば、作業スペース1010も水平をなす。また、この領域は天面109の一部であるのでフラットである。「フラットな面」とは、画像形成システム1の外装の設計上やむを得ず出来てしまう部材同士の接続箇所などを除き、溝などの凹凸を極力なくすように設計されている面のことを言う。作業スペース1010は、最低限A3サイズの用紙を広げることが出来る程度の領域があれば十分であり、この領域においてフラットな面が確保されていればよい。なお、天面109は例えば樹脂製のプレートで構成されており、製造上やむを得ず生じる程度のがたつきやうねりがあっても、「フラットな面である」と考えることとする。また、ここで言う水平とは、数学的な厳密の意味での水平ではなく、実用上、水平とみなすことができる程度の水平、すなわち略水平を含む概念である。
本実施の形態では、画像形成装置2の一例としてタンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置2に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。
図2に示すように、本実施例において、筐体の一例である画像形成装置2は、画像形成部筐体2aと搬送部筐体2bの2カ所に分けることができる。搬送部筐体2bは画像形成部筐体2a内で画像形成された用紙を不図示の後処理装置103へ向けて搬送する。画像形成部筐体2aおよび搬送部筐体2bそれぞれも筐体の一例である。画像形成部筐体2aは天面109aを有し、搬送部筐体2bは天面109bを有する。画像形成部筐体2aと搬送部筐体2bとは連結させることができ、天面109aと天面109bも連結して1つのフラットな天面109を構成する。このように、画像形成部筐体2aと搬送部筐体2bとは連結・分離することができるため、例えば建物の高層階に搬送する場合などに、それぞれを分離した状態でエレベータに乗せ所定のフロアへ搬送することができる。こうすることで、全長が長く大型の画像形成システム1であっても容易にエレベータ等を用いて建物内の所定のフロアへ搬送することができる。
トナー供給ユニット20と、シート給送部30と、画像形成部40と、シート搬送部50と、シート排出部60と、電装ユニット70と、操作ユニット80とを備えている。尚、記録材であるシートSは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である合成樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
シート給送部30は、画像形成装置2の下部に配置されており、シートSを積載して収容するシートカセット31と、給送ローラ32とを備え、シートSを画像形成部40に給送するようになっている。
画像形成部40は、画像形成ユニット41と、トナーボトル42と、露光装置43と、中間転写ユニット44と、2次転写部45と、定着装置46とを備え、画像形成を行うよう。
画像形成ユニット41は、イエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の4色のトナー画像を形成するための4個の画像形成ユニット41y、41m、41c、41kを備える。これらは、それぞれ画像形成装置2に対してユーザにより着脱可能になっている。例えば、画像形成ユニット41yは、トナー画像を形成する感光体ドラム47yと、帯電ローラ48yと、現像スリーブ49yと、不図示のドラムクリーニングブレードと、トナー等とを備えている。また、画像形成ユニット41yには、トナーが充填されたトナーボトル42yからトナーが供給される。また、他の画像形成ユニット41m、41c、41kについては、いずれもトナーの色が異なる他は画像形成ユニット41yと同様の構造となっているので、詳細な説明は省略する。
露光装置43yは、感光体ドラム47yの表面を露光して感光体ドラム47yの表面上に静電潜像を形成する露光手段となっている。
中間転写ユニット44は、画像形成ユニット41の下方向Dに配置されている。中間転写ユニット44は、駆動ローラ44aや1次転写ローラ44y、44m、44c、44k等の複数のローラと、これらのローラに巻き掛けられた中間転写ベルト44bとを備えている。1次転写ローラ44y、44m、44c、44kは、感光体ドラム47y、47m、47c、47kにそれぞれ対向して配置され、中間転写ベルト44bに当接するようになっている。中間転写ベルト44bに1次転写ローラ44y、44m、44c、44kによって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム47y、47m、47c、47k上のそれぞれの負極性を持つトナー像が順次中間転写ベルト44bに多重転写される。これにより、中間転写ベルト44bに、フルカラー画像が形成されるようになっている。
2次転写部45は、2次転写内ローラ45aと、2次転写外ローラ45bとを備えている。2次転写外ローラ45bに正極性の2次転写バイアスを印加することによって、中間転写ベルト44bに形成されたフルカラー画像をシートSに転写するようになっている。尚、2次転写内ローラ45aは中間転写ベルト44bの内側で該中間転写ベルト44bを張架しており、2次転写外ローラ45bは中間転写ベルト44bを挟んで2次転写内ローラ45aと対向する位置に設けられている。
定着装置46は、定着ローラ46a及び加圧ローラ46bを備えている。定着ローラ46aと加圧ローラ46bとの間をシートSが挟持搬送されることにより、シートSに転写されたトナー像は加圧加熱されてシートSに定着されるようになっている。なお、本実施の形態においては、搬送部筐体2bが定着装置46を有しているが、このような形態に限らない。例えば、画像形成部筐体2aが定着装置46を有し、搬送部筐体2bは定着装置46を備えない構成でも構わない。当然ながら、いずれの筐体それぞれが定着装置を備えていても構わない。
シート搬送部50は、シート給送部30から給送されたシートSを画像形成部40からシート排出部60に搬送するようになっており、2次転写前搬送経路51と、定着前搬送経路52と、排出経路53と、再搬送経路54とを備えている。
シート排出部60は、排出経路53の下流側に配置された排出ローラ対61と、画像形成装置2の左方向L側の側部に配設された排出口62とを備えている。排出ローラ対61は、排出経路53から搬送されるシートSをニップ部から給送し、排出口62から排出するようになっている。排出口62は、画像形成装置2の左方向L側に配置された後処理装置103にシートSを給送可能になっている。
図3に示すように、電装ユニット70は、制御部を含む制御基板である画像コントローラ710と、リムーバブル大容量記憶装置であるハードディスクドライブ(以下、HDDという)72とを内蔵している。画像コントローラ710はコンピュータにより構成され、例えばCPU73と、各部を制御するプログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM75と、外部と信号を入出力する入出力回路(I/F)76とを備えている。HDD72は、電子データを保存するためのリムーバブルな大容量記憶装置で、主に画像処理プログラム、デジタル画像データ、デジタル画像データの付帯情報を蓄積することができる。画像形成時には、HDD72から画像データが読み出される。
CPU73は、画像形成装置2の制御全体を司るマイクロプロセッサであり、システムコントローラの主体である。CPU73は、入出力回路76を介して、シート給送部30、画像形成部40、シート搬送部50、シート排出部60、HDD72、操作ユニット80に接続され、各部と信号をやり取りすると共に動作を制御するようになっている。また、画像コントローラ710は、画像形成装置2に接続された不図示のコンピュータからの指令や、操作ユニット80の操作等により、ユーザが操作や設定を可能になっている。
操作ユニット80は、画像形成装置2に対して別体に設けられ、画像形成装置2の各部を操作可能になっている。操作ユニット80は、ドライバ基板81と、表示パネル82(表示部)とを備えている。表示パネル82は、画像形成装置2に補給されたシートSの残量やトナーの残量、これらの消耗品がなくなった際の警告メッセージ、消耗品を補給する際の手順の表示等、ユーザが画像形成装置2を操作するために必要な情報を表示するようになっている。また、表示パネル82は、シートSのサイズや坪量、画像の濃度調整、出力枚数の設定等、ユーザの操作入力を受け付けるようになっている。
操作ユニット80は、画像形成装置2の電装ユニット70に対してケーブル90により接続されて通電可能になっている。ケーブル90は、信号線90aと電源線90bがまとめられた束線としているが、信号線90aと電源線90bが別々のケーブルであっても良い。信号線90aは、画像コントローラ710の入出力回路76とドライバ基板81とを接続し、電源線90bは、画像形成装置2の電源装置17とドライバ基板81とを接続している。
次に、このように構成された画像形成装置2における画像形成動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム47y、47m、47c、47kが回転して表面が帯電ローラ48y、48m、48c、48kにより帯電される。そして、露光装置43y、43m、43c、43kにより画像情報に基づいてレーザ光が感光体ドラム47y、47m、47c、47kに対して発光され、感光体ドラム47y、47m、47c、47kの表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像にトナーが付着することにより、現像されてトナー画像として可視化され、中間転写ベルト44bに転写される。
一方、このようなトナー像の形成動作に並行して給送ローラ32が回転し、シートカセット31の最上位のシートSを分離しながら給送する。そして、中間転写ベルト44bのトナー画像にタイミングを合わせて、2次転写前搬送経路51を介してシートSが2次転写部45に搬送される。更に、中間転写ベルト44bからシートSに画像が転写され、シートSは、定着装置46に搬送され、ここで未定着トナー像が加熱加圧されてシートSの表面に定着され、排出ローラ対61により排出口62から排出されて後処理装置103に供給される。
●操作ユニットの構成
まず、電装ユニット70、操作ユニット80、ケーブル90、カバー101、開口部102の概要について説明する。
電装ユニット70は画像形成装置2背面に設けられている。電装ユニット70にケーブル90片端に設けられたコネクタ(不図示)が接続される。ケーブル90は操作ユニット80を制御するための制御信号を伝送ユニット70から操作ユニット80に伝送する。ケーブル90は画像形成装置2と操作ユニット80とを通信可能に接続する役割を果たす。ケーブル90のもう一方の端部はコネクタ(不図示)が設けられ、操作ユニット80へ接続される。このように、操作ユニット80は、ケーブルで画像形成装置2に接続されているものの、天面109に対しては固定されていない。そのため、ユーザはケーブルが延びる範囲内であれば、操作ユニット80を天面109上の任意の位置にフリーに配置することができる。このように、ここで言う「フリー」とは、操作ユニット80は例えばビス等で天面109に固定されていない状態、すなわち天面109上で自由に配置位置を変更できる構成のことである。
なお、本実施の形態においては、画像形成装置2と操作ユニット80とはケーブル90を介して双方向の通信を行う。そのため、上述したように、操作ユニット80はケーブル90のケーブル長の範囲内で自由に配置を変更することができる。他の形態としては、実施例4で詳しく説明するが、無線通信方式を用いる形態が考えられる。この場合は、操作ユニット80を移動させることのできる範囲がケーブルによって制限されることがない。したがって、ケーブル90の長さの範囲を超えて操作ユニット80を移動させることができる。この場合でも、操作ユニット80の配置場所は天面109上において自由に変更することができるので、操作ユニット80を天面109の上においてフリーに配置できる。
図4および図5は、天面109上において、操作ユニット80を配置することができる位置について説明するための図である。例えば、図4に示されるように画像形成装置2上面109の原稿読取装置115寄りのスペースへの配置が可能であり、また、図5に示されるように給紙装置105上面106のスペースへの配置も可能である。図4、図5に示していない操作ユニット80の配置であっても後処理装置103上面104等、画像形成システム上面への配置が可能である。また、画像形成システム上面以外のスペースであっても画像形成システム近傍へ作業台等を設置し、その上へ操作ユニット80を配置することも可能である(不図示)。
図6(a)は操作ユニット80を上方から鉛直方向に沿って見た図、図6(b)は操作ユニット80の底面を見た図、図6(c)は操作ユニット80の側面図である。
図6(a)に示すように操作ユニット80は表示パネル82を有する。本実施の形態における操作ユニット80の表示パネル82は液晶タッチパネルである。つまり、表示パネル82はユーザによるタッチ操作を受け付け可能である。タッチ操作とは、指先で表示パネル82をタッチする操作のことであり、フリックやスクロール等の動作を総称する操作である。操作ユニット80の後方からはケーブル90が延びている。また、図6(b)に示すように、操作ユニット80の底面には弾性部材の一例であるゴム足85(85a、85b1)が設けられている。これらゴム足85は第1の接触部~第4の接触部の一例でもあり、天面109に接触する部分である。ゴム足85は操作ユニット80を天面109に配置した際に天面109に接触する部分である。ゴム足85は表面の摩擦係数が高い弾性部材で構成されている。また、ゴム足85は、操作ユニット80が天面109に配置された際に若干撓む構成となっている。そのため、本実施例のように4点で操作ユニット80を支持することが可能となる。平面波数学的には3点で1つに決まるが、ゴム足85のいずれかが撓むことによって、4点全てが天面109に接触する。本実施例の操作ユニット80では、手前側ゴム足85aが手前側2か所、奥側ゴム足85b1が奥側2か所に設けられている。これにより、ユーザが表示パネル82のいずれの部分を押圧しても操作ユニット80がぐらついてしまう虞を低減している。
また、図6(b)に示すように、4つのゴム足85は操作ユニット80の重心Gを囲むように配置されている。言い換えれば、重心Gは4つのゴム足85に囲まれる領域内に位置する。このように配置されていることで操作ユニット80は4つのゴム足85によって安定的に支持される。つまり、ユーザにとっての操作性が向上する。操作ユニット80を上方から鉛直方向に沿って見たとき、後述する表示面820に垂直な垂直方向と鉛直方向との双方に垂直な方向(紙面の表裏方向)と、表示面820に垂直な方向と、の双方に垂直な方向であって表示パネル82の傾斜を登る方向において、ゴム足85aは重心Gよりも上流側、ゴム足85b1は重心Gより下流側に位置する。
さらに、2つのゴム足85b1は、一方が操作ユニット80の底面の右側端部に、他方は左側端部に設けられている。なお、ここでは、天面109に配置された操作ユニット80を操作ユニット80の底側から見ていると仮定しているため、紙面の左側を操作ユニット80の右側、紙面の右側を操作ユニット80の左側と定義している。操作ユニット80の左右方向の幅をL1と仮定したとき、一方のゴム足85b1はL1を4等分したときの最も右側(一端側)の領域に、他方のゴム足85b1はL1を4等分したときの最も左側(他端側)の領域に位置することが好ましい。このように、2つのゴム足85b1の間隔を離して配置することによって、天面109に配置された場合における操作ユニット80の安定性を向上させることができる。
なお、ここでいう左右方向とは、後述する表示面820に垂直な垂直方向と鉛直方向との双方に垂直な方向のことであり、操作ユニット80の幅方向である。
図6(c)は天面109配置した操作ユニット80を操作ユニット80の右側から見た図である。ここで、操作ユニット80を置いた際にゴム足85が天面109に倣うことでできる面をゴム足面と称することとして、図中においてB面として示す。上述したように、ゴム足85が剛体の場合は、四箇所で天面109に接触した場合、そのうち一箇所が浮き上がってしまう。これは、部品公差上やむを得ないことである。そこで、四箇所のゴム足85のうち、少なくとも二箇所以上を弾性体にすることで、四箇所のゴム足85全てが天面109に倣う。これにより、ユーザは、天面109上において操作ユニット80を安定的に操作することが可能になる。
ここで、図6(c)を用いてケーブル90が操作ユニット80の後方から延びていることの利点を説明する。図6(c)に示すように、ケーブル90は、操作ユニット80を鉛直方向に沿って見たときに、表示パネル82を登る方向に向けて操作ユニット80から延びている。この「延びる方向」は、操作ユニット80を鉛直方向に沿って見たときに、後述する表示面820に垂直な垂直方向と鉛直方向との双方に垂直な方向(紙面の表裏方向)と、表示面820に垂直な方向と、の双方に垂直な方向と一致する。
このように、ケーブル90が操作ユニット80の奥側から後方へ向けて延びていることで、操作ユニット80を操作するユーザからはケーブル90と操作ユニット80との接続部分が見えない。これにより、操作ユニット80のデザイン性を向上させることができる。
図7(a)は操作ユニット80の斜視図と表示パネル82の拡大図である。図に示すように操作ユニット80は支持台86を有する。支持台86は表示パネル82を支持している。より具体的には、支持台86は、操作ユニット80が天面109に配置された場合に、表示パネル82が天面109に対して所定の角度となるように、天面109に対して表示パネル82を支持している。
また、支持台86は、ゴム足85(85a、85b1)を有する。より具体的には、支持台86の手前側における右端と左端にゴム足85aが設けられており、支持台86のお奥側にはアーム822が設けられている。そして、このアーム822の右端と左端にもまたゴム足85b1が設けられている。これら4つのゴム足85が天面109に接触した状態のとき、天面109に対する表示パネル82の角度が所定の角度に決まる。
表示パネル82は、コピースタートのためのボタンや用紙サイズの設定画面、印刷枚数の設定画面、トナー残量の表示画面など、画像形成に関する情報を表示可能な表示面820を有する。本実施例では表示パネル82の端部を除く部分に表示面820が設けられているが、表示パネル82の全面に画像形成に関する情報や印刷設定のための画面を表示しても構わない。ただし、いずれの場合にせよ、天面109に対する表示面820の傾斜角度は、表示パネル82の中央付近(図7(a)における表示面820にあたる領域)が天面109に対してなす角を意味する。
図8は操作ユニット80に設けられたアーム822の機能について説明するための図である。図8(a)は、操作ユニット80の裏側にアーム822が収容された状態を示す。また、図8(b)は、アーム822が起きた状態の操作ユニット80を示す。
図8に示すように、操作ユニット80の裏側には、操作ユニット80に対して回動可能なアーム822が設けられている。アーム822を操作ユニット80の裏側に収容したり(図8(a))、アーム822を起こしたり(図8(b))することで、天面109に対する表示パネル82の角度を調整することができる。本実施の形態において、この角度は、アーム822が操作ユニット80の裏側に収容された状態のときは30度である。また、アーム822が起きた状態のときは45度である。このように、天面109に対する表示パネル82の角度を調整することができるので、車いすに乗ったユーザや高身長のユーザなど、目線の高さが異なる様々ユーザにとって使用し易いという効果がある。
●ケーブル
図9は操作ユニット80からのケーブル90の導出方向について説明するための図である。図9(a)は操作ユニット80を操作ユニット80よりも左側から見たときの模式図である。図9(a)の例は、操作ユニット80の奥側の壁部からケーブル90が導出している構成である。
このように、ケーブル90が操作ユニット80の奥側の壁部から導出していることで、操作ユニット80を操作するユーザにとってケーブル90が目に入りにくいので、操作ユニット80の操作に集中できる。
また、操作ユニット80が載置される天面109は作業スペースとして使われることが多い。つまり、作業物や印刷成果物を操作ユニット80の横や手前に置いた状態で作業する状況があるが、このようなときにケーブル90が邪魔になってしまうことを防ぐことができる。
このように、天面109にフリーに載置される操作ユニット80では、ケーブル90を操作ユニット80の奥側の壁部から導出させることで、作業性を向上することができる。
図9(b)の例は、ケーブル80を操作ユニット80の裏側から導出させ、更にケーブル90を操作ユニット80の奥側に向けて沿わせた構成の例である。図9(b)に示すように、ケーブル90は操作ユニット80の裏側から導出している。導出口よりも更に奥側には、ケーブル90の一部を操作ユニット80に留めるための留め具95が設けられている。留め具95が導出口よりも奥側に設けられているので、ケーブル90は導出口から操作ユニット80の奥側に向けて延びる。本構成によっても、操作ユニット80の奥側の壁部からケーブル90を導出させる構成と同様の効果を得ることができる。
図10はケーブル90の断面図である。図10に示すように、ケーブル90は、映像ケーブル90a(信号線)、電力ケーブル90b(電力線)、補強部材91(棒状体の一種)、およびこれらを内包する被覆90cで構成されている。ここで、映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bを総称して電線と称する。つまり、ケーブル90は、電線(90a、90b)と、補強部材91と、これらを内包する被覆90cと、で構成されている。
映像ケーブル90aは、画像コントローラ71の入出力回路76とドライバ基板81とを接続している。入出力回路76から映像信号(電気信号の一種)がドライバ基板81に伝送され、この映像信号に基づいて液晶タッチパネル82は映像を表示する。また、映像ケーブル90aを伝わる電気信号は画像形成部40に画像形成を指示するための信号の一種でもある。映像ケーブル90aは、信号を伝える信号線がポリ塩化ビニル製の被覆材で覆われた構成である。
電力ケーブル90bは、装置本体10の電源12とドライバ基板81とを接続している。電力ケーブル90bを介して操作ユニット80に電力が供給される。これにより、ドライバ基板81は駆動し、液晶タッチパネル82が映像を表示する。電力ケーブル90bは、電力を伝える電力線がポリ塩化ビニル製の被覆材で覆われた構成である。ここでは、電力ケーブル90bを介して操作ユニット80に供給される電力も電気信号の一種と考える。
補強部材91は長尺で板状の部材である。また、樹脂製で弾性を有する。補強部材91は映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bに沿って配置されている。詳細は後述するが、補強部材91は映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bが断線してしまうことを防ぐ機能を有する。
被覆90cは、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91を内包する。本実施の形態における被覆90cはポリエチレンテレフタラート(PET)を主成分とする部材であり、網状で収縮性を有する部材である。被覆90cの弾性は補強部材91の弾性よりもはるかに小さい。つまり、被覆90c自身の弾性力がケーブル90全体に及ぼす影響はほぼゼロである。被覆90cの主な機能は、映像ケーブル90aや電力ケーブル90b、補強部材91が外部に露出して外観が損なわれる虞を低減することである。この主な効果に加えて、本実施の形態の被覆90cは収縮性を有するので、被覆90cは映像ケーブル90aや電力ケーブル90b、補強部材91を束ねる効果も発揮する。
つまり、本実施の形態においては、画像形成システム1の美観を向上させるために、被覆90cを用いているが、必須ではない。ユーザによってはそこまで美観を求めない者もいるので、そのようなユーザに対しては被覆90cを設けずにケーブル90を構成すればよい。
●ケーブルの固定方法1
図11は映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bと補強部材91の長さの関係について説明するための図である。
図11(a)に示すように、映像ケーブル90aの一端側はドライバ基板81に設けられたコネクタ81aに接続されている。一方、映像ケーブル90aの他端側は本体基板150に設けられたコネクタ150aに接続されている。映像ケーブル90aは、コネクタ150aを介して、画像コントローラ710の入出力回路76に電気的に接続されている。
映像ケーブル90aの一端側は操作ユニット80のフレーム180に設けられた導出口180aから導出している。ここで、フレーム180は、例えば操作ユニット80の外装をなす外装カバーである。
さらに、映像ケーブル90aの一端側のうち、コネクタ81aに接続されている部分と、導出口180aから導出している部分と、の間は、フレーム180に対して例えばバンド151aで固定されている。ここで言う、フレーム180は外装カバーをなすフレームの一部であっても構わないし、外装カバーに対して固定された板金等であっても構わない。フレーム180を操作ユニット80の外装カバーとは別部品とすることにより、ケーブル90が引っ張られたときの負荷はバンド151aを介してフレーム180に伝わる。ドライバ基板81はバンド151aとは独立してフレーム180にビス等によって固定されている。そのため、ケーブル90が引っ張られたときの負荷は直接的にコネクタ81aには伝わらず、一度フレーム180を介する。フレーム180を板金とすることで、剛性も担保されるため、よりコネクタ81aがドライバ基板81から抜けてしまったり、接触不良が起こってしまったりする虞を低減できる。これは、映像ケーブル90aとフレーム181との関係、電力ケーブル90bとフレーム180およびフレーム181との関係、についても同様である。
本実施の形態におけるバンド151aは結束バンドであって、これが映像ケーブル90aを抱き込むようにして、映像ケーブル90aをフレーム180に固定している。なお、バンド151aは、結束バンドでなくとも、映像ケーブル90aをフレーム180に固定できる部品であれば、他のものでも構わない。例えば、ワイヤーサドル等を用いても構わない。このように、映像ケーブル90aがバンド151aでフレーム180に固定されていることにより、映像ケーブル90aのうち導出口180aから露出した部分が引っ張られても、コネクタ81aに負荷が掛かることがなく、映像ケーブル90aがコネクタ81aから抜けてしまう虞を低減される。
同様に、映像ケーブル90aの他端側のうち、コネクタ150aに接続されている部分と、導出口181aから導出している部分と、の間は、フレーム181に対して例えばバンド152aで固定されている。ここで言う、フレーム181は画像形成装置2の筐体の外装カバーをなすフレームの一部であっても構わないし、外装カバーに対して固定された板金等であっても構わない。本実施の形態におけるバンド152aは結束バンドであって、これが映像ケーブル90aを抱き込むようにして、映像ケーブル90aをフレーム181に固定している。このように、映像ケーブル90aがバンド152aでフレーム181に固定されていることにより、映像ケーブル90aのうち導出口181aから露出した部分が引っ張られても、コネクタ150aに負荷が掛かることがなく、映像ケーブル90aがコネクタ150aから抜けてしまう虞を低減される。
次に、電力ケーブル90bの操作ユニット80および画像形成装置2への固定方法について説明する。
図11(a)に示すように、電力ケーブル90bの一端側はドライバ基板81に設けられたコネクタ81bに接続されている。一方、電力ケーブル90bの他端側は本体基板150に設けられたコネクタ150bに接続されている。電力ケーブル90bは、コネクタ150bを介して、電源17に電気的に接続されている。
電力ケーブル90bの一端側は操作ユニット80のフレーム180に設けられた導出口180bから導出している。ここで、フレーム180は、例えば操作ユニット80の外装をなす外装カバーである。
さらに、電力ケーブル90bの一端側のうち、コネクタ81bに接続されている部分と、導出口180bから導出している部分と、の間は、フレーム180に対して例えばバンド151bで固定されている。ここで言う、フレーム180は外装カバーをなすフレームの一部であっても構わないし、外装カバーに対して固定された板金等であっても構わない。本実施の形態におけるバンド151bは結束バンドであって、これが電力ケーブル90bを抱き込むようにして、電力ケーブル90bをフレーム180に固定している。なお、バンド151bは、結束バンドでなくとも、電力ケーブル90bをフレーム180に固定できる部品であれば、他のものでも構わない。例えば、ワイヤーサドル等を用いても構わない。このように、電力ケーブル90bがバンド151bでフレーム180に固定されていることにより、電力ケーブル90bのうち導出口180bから露出した部分が引っ張られても、コネクタ81bに負荷が掛かることがなく、電力ケーブル90bがコネクタ81bから抜けてしまう虞を低減される。
同様に、電力ケーブル90bの他端側のうち、コネクタ150bに接続されている部分と、導出口181bから導出している部分と、の間は、フレーム181に対して例えばバンド152bで固定されている。ここで言う、フレーム181は画像形成装置2の筐体の外装カバーをなすフレームの一部であっても構わないし、外装カバーに対して固定された板金等であっても構わない。本実施の形態におけるバンド152bは結束バンドであって、これが電力ケーブル90bを抱き込むようにして、電力ケーブル90bをフレーム181に固定している。このように、電力ケーブル90bがバンド152bでフレーム181に固定されていることにより、電力ケーブル90bのうち導出口181bから露出した部分が引っ張られても、コネクタ150bに負荷が掛かることがなく、電力ケーブル90bがコネクタ150bから抜けてしまう虞を低減される。
次に補強部材91の操作ユニット80および画像形成装置2への固定方法について説明する。なお、補強部材91自体の構成については後で詳細を説明する。
図11(a)に示すように、補強部材91の一端側は操作ユニット80のフレーム180に例えばビス91aで固定されている。また、補強部材91の他端側は画像形成装置2のフレーム181に例えばビスで固定されている。補強部材91のうち、ビス91aによってフレーム180に固定されている箇所およびビス91bによってフレーム181に固定されている箇所をそれぞれ固定部と称する。
補強部材91の一端側は操作ユニット80のフレーム180に設けられた導出口180cから導出している。ここで、フレーム180は、例えば操作ユニット80の外装をなす外装カバーである。ただし、ここで言う、フレーム180は、外装カバーに対して固定された板金等であっても構わない。
同様に、補強部材91の他端側は、画像形成装置2のフレーム181に対して例えばビス91bで固定されている。ただし、ここで言う、フレーム181は、外装カバーに対して固定された板金等であっても構わない。
以上説明したように、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91はいずれも操作ユニット80のフレーム180および画像形成装置2のフレーム181に対して固定されている。
ここで、映像ケーブル90aがバンド151aによってフレーム180に固定されている箇所を(一端側)固定端、映像ケーブル90aがバンド152aによってフレーム181に固定されている箇所を(他端側)固定端、とする。そして、映像ケーブル90aのうち、一端側固定端から他端側固定端までの距離をL1とする。また、電力ケーブル90bがバンド152aによってフレーム180に固定されている箇所を(一端側)固定端、電力ケーブル90bがバンド152bによってフレーム181に固定されている箇所を(他端側)固定端、とする。そして、電力ケーブル90bのうち、一端側固定端から他端側固定端までの距離をL2とする。また、補強部材91がビス91aによってフレーム180に固定されている箇所を(一端側)固定端、補強部材91がビス91bによってフレーム181に固定されている箇所を(他端側)固定端、とする。そして、補強部材91のうち、一端側固定端から他端側固定端までの距離をL3とする。このとき、本実施の形態において、距離L3はケーブル長L1およびL2よりも短くなるように設定されている。言い換えれば、補強部材91が撓みなく張った状態であっても、ケーブル90aのうち一端側固定端と他端側固定端との間の領域には撓み(余長)が生まれる。同様に、ケーブル90bのうち一端側固定端と他端側固定端との間の領域にも撓み(余長)が生まれる。このように、図11(a)にも示すように、映像ケーブル90aのうち一端側固定端から他端側固定端までの部分と電力ケーブル90bのうち一端側固定端から他端側固定端までの部分とは、どちらも余長が設けられている。補強部材91は後述するように、弾性変形可能な樹脂製の部材であり、ケーブル90は変形可能である。ケーブル90を変形させた場合でも、映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bが断線することが無いように、距離L1~L3が上述した関係となっている。
なお、上述した例では、映像ケーブル90aの一端側はバンド151aによってフレーム180に固定され、映像ケーブル90aの他端側はバンド152aによってフレーム181に固定されていた。また、電力ケーブル90bの一端側はバンド151bによってフレーム180に固定され、電力ケーブル90bの他端側はバンド152bによってフレーム181に固定されていた。しかしながら、例えば、電力ケーブル90bの一端側のみがフレーム180に固定されていない形態でも構わない。この場合でも、映像ケーブル90aの一端側はバンド151aによってフレーム180に固定され、映像ケーブル90aの他端側はバンド152aによってフレーム181に固定されているので、ケーブル90を変形した場合でも、少なくとも映像ケーブル90aが断線してしまう虞を低減することができる。
また、バンド151a、151b、152a、152bなどの部品を使わずに、映像ケーブル90aや電力ケーブル90bの一部をフレーム180、181の一部に巻き付けるなどして、固定端を形成しても構わない。
最後に、ケーブル90の構成部品の1つである被覆90cについて説明する。被覆90cは、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91を内包している。被覆90cの一端側はフレーム180に形成された導出口182から導出している。ここで、導出口182は、各種の導出口180a~cで構成される。つまり、導出口180a~cをそれぞれ個別に説明したが、これらは同じ1つの共通の開口であっても構わない。被覆90cは熱を加えると収縮することができる部材であり、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91を通した状態で、熱を加えることによって、これらのケーブル90a、90bおよび補強部材91を1つの束にまとめることができる。
一方、被覆90cの他端側はフレーム181に形成された導出口183から導出している。ここで、導出口183は、各種の導出口181a~cで構成される。つまり、導出口181a~cをそれぞれ個別に説明したが、これらは同じ1つの共通の開口であっても構わない。被覆90cは熱を加えると収縮することができる部材であり、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91を通した状態で、熱を加えることによって、これらのケーブル90a、90bおよび補強部材91を1つの束にまとめることができる。
被覆90cは、補強部材91よりも弾性が小さな部材である。そのため、ケーブル90のこしに及ぼす影響はほぼゼロである。本実施の形態における被覆90cは、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91を内包して外部から隠す効果をもつ。これによって、各種ケーブルが露出していることによる美観の低下を防ぐことができる。ただし、隠すといっても、映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bが一切見えない状態にする必要は無い。本実施の形態の被覆90cが網状の収縮性を有する部材であることから分かるように、映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bの一部が若干外部から視認できる構成でも構わない。つまり、被覆90cが映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bを内包している、と言うのは、各種ケーブルを1つに束ね、且つその大部分が露出してしまうことを防ぐということを意味している。
図11(a)に示すように、映像ケーブル90aと電力ケーブル90bとは、被覆90cの内部において、バンド190aおよびバンド190bによって補強部材91と束ねられており、補強部材91に対して固定されている。これにより、ケーブル90のうちバンド190aとバンド190bとの間の部分において、ケーブル90が引き延ばされるような力が加わったとしても、この部分で映像ケーブル90aや電力ケーブル90bが断線してしまう虞を低減することができる。
また、図12に、映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、補強部材91の具体的な固定先を示す。図12(a)に示すように、本実施の形態において、フレーム180は操作ユニット80の裏側の外装カバーを取り外したときに露出する板金である。補強部材91の一端側はここに固定される。なお、図示していないが、映像ケーブル90aや電力ケーブル90bの一端側もこの板金に固定される。
また、図12(b)に示すように、本実施の形態において、フレーム181は画像形成装置2の天面109の外装カバーを取り外したときに露出する板金である。補強部材91の他端側はここに固定される。なお、図示していないが、映像ケーブル90aや電力ケーブル90bの他端側もこの板金に固定される。
●ケーブルの固定方法2
次に説明する形態は、映像ケーブル90aの一端側および電力ケーブル90bの一端側のそれぞれを複数個所で固定し、また、映像ケーブル90aの他端側および電力ケーブル90bの他端側のそれぞれを複数個所で固定した形態である。
図11(b)は、映像ケーブル90aおよび電力ケーブル90bと補強部材91の長さの関係について説明するための図である。
図11(b)に示すように、映像ケーブル90aの一端側は、バンド151aに加えてバンド153aでもフレーム180に対して固定されている。また、映像ケーブル90aの他端側はバンド152aに加えてバンド154aでもフレーム181に対して固定されている。このように、映像ケーブル90aの一端側および他端側のそれぞれをフレーム180およびフレーム181に対して複数個所で固定することで、先に説明した1箇所で固定する形態よりも、より確実に映像ケーブル90aをフレーム180およびフレーム181に固定している。この場合において、先に説明した映像ケーブル90aの一端側固定端は、映像ケーブル90aのうちバンド151aによってフレーム180に固定されている箇所を言う。また、映像ケーブル90aの他端側固定端は、映像ケーブル90aのうちバンド152aによってフレーム181に固定されている箇所を言う。本実施の形態において「固定端」の考え方は、固定箇所が複数あるときは最も導出口に近い箇所を指す。例え固定箇所が3箇所以上になった場合であっても、最も導出口に近い箇所を固定端と考える。つまり、映像ケーブル90aのうち導出口から露出した部分を引っ張ったときに、最初に負荷を受けるバンドが固定端を形成する。
また、図11(b)に示すように、電力ケーブル90bの一端側は、バンド151bに加えてバンド153bでもフレーム180に対して固定されている。また、電力ケーブル90bの他端側はバンド152bに加えてバンド154bでもフレーム181に対して固定されている。このように、電力ケーブル90bの一端側および他端側のそれぞれをフレーム180およびフレーム181に対して複数個所で固定することで、先に説明した1箇所で固定する形態よりも、より確実に電力ケーブル90bをフレーム180およびフレーム181に固定している。この場合において、先に説明した電力ケーブル90bの一端側固定端は、電力ケーブル90bのうちバンド151bによってフレーム180に固定されている箇所を言う。また、電力ケーブル90bの他端側固定端は、電力ケーブル90bのうちバンド152bによってフレーム181に固定されている箇所を言う。本実施の形態において「固定端」の考え方は、固定箇所が複数あるときは最も導出口に近い箇所を指す。例え固定箇所が3箇所以上になった場合であっても、最も導出口に近い箇所を固定端と考える。つまり、電力ケーブル90bのうち導出口から露出した部分を引っ張ったときに、最初に負荷を受けるバンドが固定端を形成する。
●補強部材
図13(a)は補強部材91の斜視図である。補強部材91は長尺の部材であり、その材質はナイロンなどの樹脂である。そのため、弾性変形が可能である。なお、本実施の形態における補強部材91は板状の棒材であるが、円柱状の部材であっても構わない。つまり、後述する弾性を有しさえすれば、補強部材91の形状は板状であっても円柱状であっても構わない。
補強部材91の一端側には複数の開口96aが形成されており、これらのうちの1つの開口96aにビス91aが挿通される。こうして、フレーム180に対する補強部材91の固定がなされる。また、補強部材91の他端側には複数の開口96bが形成されており、これらのうちの1つの開口96bにビス91bが挿通される。こうして、フレーム181に対する補強部材91の固定がなされる。ここで、図13(a)中にL3で規定する距離が、補強部材91の一端側の固定端から他端側の固定端までの距離を指す。補強部材91に形成された複数の開口96aのうち、ビス91aおよびビス91bを挿通する開口を変更することで、距離L3を変更することができる。ユーザによって、求めるケーブル90の長さは異なる。そのため、このように、ユーザの要望に応じて、ケーブル90の長さを変更することができる構成としている。
図13(b)は補強部材91の形状について説明するための図である。補強部材91の断面は図13(b)に示すように長方形をなしている。幅W=10mm、厚みH=1.5mm、全長367.5mmであり、厚みHより幅Wの値が大きい。つまり、補強部材91は板状の部材である。
図14(a)は、補強部材91を撓ませたときの状態を説明するための図である。補強部材91の変形によってZ方向へ反力が発生する。補強部材91が弾性を有することによって、ユーザがケーブル90を必要以上に撓ませたりねじったりする虞を低減することができる。なぜならば、補強部材91が弾性を有することで、ケーブル90を撓ませたりねじったりしていった際に、ユーザは違和感を覚えるからである。これによって、映像ケーブル90aや電力ケーブル90bが断線してしまう虞を低減することができる。
ここで、弾性部材91の弾性の測定方法を説明する。測定機器には、東日製作所製のトルクゲージ(ATG3CN)を用いた。測定する際は、まず補強部材91の一端側を治具に固定し動かない状態にする。その状態で補強部材91の他端側をトルクゲージに固定する。このとき、トルクゲージに固定した箇所は、治具に固定した箇所を通り且つ補強部材91の長手方向に沿った延長線上に位置している。この状態で、図14(b)に示すように、トルクゲージを持って補強部材91をねじっていく。図14(b)のA-A断面図にある矢印Sの方向に、補強部材91をねじっていく。この方法により測定した値を補強部材91の弾性と定義する。本実施の形態において、補強部材91の弾性は約4.6cN・mである。発明者の実験によると。補強部材91の弾性がこの値であれば、ユーザがケーブル90を3回転分だけねじった際に違和感を覚える。また、発明者の実験によるとケーブル90を5回転以上ねじると映像ケーブル90aや電力ケーブル90bの断線の可能性が高まる。それよりも前の段階でユーザに違和感を覚えさせることで、ユーザが必要以上にケーブル90をねじってしまい、映像ケーブル90aや電力ケーブル90bが断線する虞を低減することができる。
また、上述した方法によって測定した補強部材91の弾性が4.6cN・mであるときの補強部材91の反力は約34gfである。ここで言う反力とは、図14(c)に示すように、補強部材91をねじることなく、補強部材91の一端側の面と他端側の面とを近付けていき、これらの面が対面して平行な関係になったときの補強部材91の反力である。発明者の実験によると、このように補強部材91を撓ませていき、補強部材91の反力が34gfを超えたとき、ユーザは違和感を覚える。よって、ユーザがケーブル90を必要以上に折り返す動作をする虞が低減される。以上のように、補強部材91の弾性を4.6cN・m確保しておけば、操作ユニット80の移動の容易性を担保しつつ、ケーブル90内の電線が断線する虞を低減できる。
また、被覆90cの弾性についてもトルクゲージを用いて測定し定義すればよい。その測定方法は上述した、補強部材91の弾性の測定方法と同じである。このようにして測定した被覆90cの弾性は補強部材91の弾性よりも小さい。なお、両者の弾性を比較するにあたって、補強部材91の全長と被覆90cの全長は同じにして測定する。
被覆90cの弾性は補強部材91の弾性よりも小さいため、ユーザがケーブル90を曲げていったときに感じる「こし」は、補強部材91に起因することになる。つまり、被覆90cはケーブル90のこしにはほぼ影響を与えない。
●補強部材の連結構成
操作ユニット80に接続されるケーブル90の長さは、画像形成システム1の大きさやユーザの使い方によって様々なケースが想定される。例えば、複数のユーザで1つの画像形成システムを使用するような場合は、一方のユーザが他方のユーザに操作ユニット80の画面を見せたりする場面があるため、比較的広範囲で操作ユニット80を移動させることができる構成が求められる。一方、天面109のうちの限られた場所でしか操作湯にと80を操作しないユーザであれば、そこまで広い範囲で操作ユニット80を動かせる必要性は無い。市場では、ユーザがどのような要望を持っているか、また将来、いかなる形態での使用が主流になるかは予想し難い。そこで、あらゆるユーザや使用状況に対応し得るため、ケーブル90の長さを調整できる構成が求められている。
ケーブル90の長さを調整できるようにするためには、補強部材91の長さも調整できるようにする必要がある。しかし、長さが異なる補強部材91を複数種類用意しておくとなると、補強部材91を製造するための型の費用や、作成した各種補強部材91を長さ毎に管理するための費用が発生してしまう。こうした課題を解決するために、補強部材91同士を連結することによって、補強部材91全体としての長さを調整できる構成とした。
図15は補強部材91の斜視図である。補強部材91の一端側92aには突起が形成されており、補強部材91の他端側92bには開口が形成されている。ある補強部材91の突起が別の補強部材91の開口に嵌合することで両者の連結が完了する。
図16(a)は補強部材91の一端側92aについて詳細を説明するための図である。図16(a)に示すように、補強部材91の一端側92aには、突起94aと固定用ボス93が設けられている。また、図16(a)に固定用ボス93をA-A面で切断したときの断面図を合わせて示す。補強部材91の表面であるK面から突出するように円筒形状93aが形成されている。円筒形状93aは領域93d3を形成している。円筒形状93aの上端部分には傘形状93bが形成されている。傘形状93bの幅93d2は、円筒形状93aの幅93d1より大きい。また、領域93d3は、補強部材の厚さHより大きくなるように形成される。
図16(b)は補強部材91の他端側92bについて詳細を説明するための図である。補強部材91の他端側92bには、補強部材91の一端側92aに設けられた突起94aと固定用ボス93が嵌合する、開口94bと引っ掛け穴95が形成されている。
引っ掛け穴95は前述した傘形状93bの通過を可能とするため、傘形状93bの幅93d2と同等以上の大きさである幅95d1が設定されている。また、円筒領域93aの幅93d1と同等以上かつ傘形状93bの幅93d2より小さい幅95d2が設定されている。
次に図17を用いて補強部材91同士の結合方法について説明する。図17(a)は補強部材91の傘形状93bを引っ掛け穴95に嵌めた状態を示す図である。この状態から固定用ボス93を回転中心として矢印G方向へ一方の補強部材91を回転させる。
図17(b)は一方の補強部材91を他方の補強部材91に対して回転させていき、一方の補強部材91の突起94aが他方の補強部材91に接触した状態を示している。この状態から一方の補強部材91を更に回転させていくと、他方の補強部材91の突起94aを乗り越える。つまり、一方の補強部材91が一度撓んで他方の補強部材91の突起94aを乗り越えた後、一方の補強部材91の開口94bが他方の補強部材91の突起94aに嵌合する。
図17(c)は上述した方法で補強部材91同士が結合した際の結合部分を拡大した図である。突起94aは開口94bに嵌合しており、補強部材91同士が互いにG方向へは回転しないようになっている。
また、2つの補強部材91が連結した状態において、他方の補強部材91の傘形状93bが一方の補強部材91のK面に接触しているため、これらの補強部材91は互いにN方向にも外れない。なお、傘形状93の形状としては、図18(a)~(c)に示すように様々な形態が考え得る。例えば、図18(a)に示すように、先に説明した形態の傘形状93に比べて一部が欠けた形状や、図18(b)のような扇形状、図18(c)のように傘の一部に溝が切られた形状であっても構わない。
いずれの形態であっても、2つの補強部材91それぞれはネジやビスを用いることなく連結される。仮に連結をねじ等で行うと、ねじ足に設けられた鍋部分が映像ケーブル90aや電力ケーブル90bと接触し、これらのケーブルが断線してしまう可能性が無視できない。そのため、本実施の形態においては、ネジやビス等の部品を使用しない結合方法を採用している。
●1つの補強部材中での長さ調整
上の説明では補強部材91を複数用いることで、ケーブル90の長さの変更に対応していた。しかしながら、ケーブル90の長さとして、1つの補強部材91よりも短い長さを求めるユーザもいる。また、1つの補強部材91の長さを出来るだけ長く構成して、部品点数を削減し、コストメリットを出すという思想もある。つまり、補強部材91は1つだけで使用されるケースも十分に想定でき、そのようなケースであっても、補強部材91の長さを調整できる方が好ましい。
仮に長さの異なる補強部材91を複数用意するとなると、その種類の数だけ型を製造する必要がある。また、長さの異なる補強部材91をそれぞれ管理する必要もある。このように、長さの異なる補強部材91を複数用意するためには、型の製造費や部品の管理費がかかってしまう。こうした課題を解決するために、1つの補強部材91中でその長さを調整できる構成を考える。
図19(a)に示すように、本実施の形態の補強部材91は一端側および他端側に複数の開口群96aおよび96bが形成されている。これらの開口群からフレーム180(181)に締結する開口を選択することによって、ケーブル90の長さを調整可能な構成としている。
図19(b)は、補強部材91の他端側の拡大斜視図である。図19(b)に示すように、補強部材91の他端側には複数の開口で構成される開口群96bが形成されている。補強部材91の一端側にも同様に複数の開口で構成される開口群96aが形成されている。
補強部材91の他端側はフレーム181に対してビス91bによって固定される。このとき、ビス91bを挿通する開口を変えることによって、フレーム181の導出口181cからの補強部材91の露出量を変えることができる。
図19(b)に示すように、開口群96bは、第1の開口96b1(第1の固定部の一例)、第2の開口96b2(第2の固定部の一例)、第3の開口96b3、第4の開口96b4を有する。これら第1~第4の開口96b1~96b4は、補強部材91の長手方向に沿って間隔をあけて形成されている。図19(b)に示すように、第1の開口96b1よりも第2の開口96b2は補強部材91の先端側に形成されている。
また、補強部材91の一端側に形成された開口群96aも本実施の形態では4つの開口を有する。これら4つの開口も、補強部材91の長手方向に沿って間隔をあけて形成されている。これら4つの開口のうち、最も補強部材91の中央に近い開口を第1の固定部と考えた場合、この開口よりも補強部材91の先端側に形成されている残りの3つの開口のうちの1つが第2の固定部に相当する。つまり、固定部の考え方は、補強部材91の一端側と他端側とで同じである。
補強部材91の他端側と同様に、補強部材91の一端側はフレーム180に対してビス91aによって固定される。このとき、ビス91aを挿通する開口を変えることによって、フレーム180の導出口180cからの補強部材91の露出量を変えることができる。
このようにして、フレーム180およびフレーム181から露出している補強部材91の領域の長さを調整することで、ケーブル90の長さの調整を可能にしている。
上述したように、補強部材91の一端側のうちフレーム180に固定する箇所および補強部材91の他端側のうちフレーム181に固定する箇所を調整できるが、どの箇所で固定端を形成したとしても、先に述べた距離L3が距離L1および距離L2よりも短いという関係は満たされる。
以上のように、本実施の形態における画像形成システム1は、補強部材91のうち操作ユニット80のフレーム180に固定されている箇所と画像形成装置2のフレーム181に固定されている箇所との距離が、電線(映像ケーブル90a、電力ケーブル90b、もしくはその両方)のうち操作ユニット80のフレーム180に固定されている箇所と画像形成装置2のフレーム181に固定されている箇所との距離よりも長くなるように規定されていることにより、ケーブル90が引っ張られた時に電線が断線する虞を低減することができる。
1 画像形成システム
2 画像形成装置
80 操作ユニット
90 ケーブル
90a 映像ケーブル
90b 電力ケーブル
90c 被覆
96a 開口群
96b 開口群
109 天面
151a バンド
151b バンド
152a バンド
152b バンド
180 フレーム
181 フレーム

Claims (16)

  1. 用紙に画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を備え、天面を有する筐体と、
    前記天面に対しフリーに配置され、前記画像形成部に用紙への画像形成をさせるにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、
    前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記筐体から前記操作ユニットに電気信号を伝送する電線と、
    前記筐体と前記操作ユニットとに接続された長尺の樹脂製の棒状体であって、弾性を有する棒状体と、
    前記電力線と前記棒状体とを内包し、前記棒状体よりも弾性が少ない被覆と、を備え、
    前記棒状体のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記操作ユニットは、
    前記電線の一端が接続されるコネクタを有する基板と、
    前記基板を収容し、前記電線を導出する導出口が形成された外装カバーと、を備え、
    前記電線は前記外装カバーに対して固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記電線は前記操作ユニットに電力を供給する電力線であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成部を制御する制御部と、
    前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記画像形成部に画像形成を指示する信号を前記操作ユニットから前記制御部に伝送する信号線と、を備え、
    前記被覆は前記電力線と前記信号線と前記棒状体とを内包し、
    前記棒状体のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記信号線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記信号線は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 用紙に画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を備え、天面を有する筐体と、
    前記天面に対しフリーに配置され、前記画像形成部に用紙への画像形成をさせるにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、
    前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記筐体から前記操作ユニットに電気信号を伝送する電線と、
    前記筐体と前記操作ユニットとに接続された長尺の樹脂製の棒状体であって、弾性を有する棒状体と、
    前記電線と前記棒状体とを内包し、前記棒状体よりも弾性が少ない被覆と、を備え、
    前記棒状体のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との間の部分を撓みなく張った状態としたとき、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との間の部分が撓むように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記操作ユニットは、
    前記電線の一端が接続されるコネクタを有する基板と、
    前記基板を収容し、前記電線を導出する導出口が形成された外装カバーと、を備え、
    前記電線は前記外装カバーに対して固定される、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記電線は前記操作ユニットに電力を供給する電力線であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成部を制御する制御部と、
    前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記画像形成部に画像形成を指示する信号を前記操作ユニットから前記制御部に伝送する信号線と、を備え、
    前記被覆は前記電力線と前記信号線と前記棒状体とを内包し、
    前記棒状のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との間の部分を撓みなく張った状態としたとき、前記信号線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との間の部分が撓むように、前記信号線は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記被覆は収縮性を有することを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 前記棒状体は板状の部材であることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  11. 前記棒状体には、前記筐体との固定箇所が当該棒状体の長手方向に沿って複数設けられている、ことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  12. 用紙に画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を備え、天面を有する筐体と、
    前記天面に対しフリーに配置され、前記画像形成部に用紙への画像形成をさせるにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、
    前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記筐体から前記操作ユニットに電気信号を伝送する電線と、
    前記筐体と前記操作ユニットとに接続され、前記電線に沿って配置された長尺の樹脂製の棒状体であって、弾性を有する棒状体と、を備え、
    前記棒状体の一端側は、前記筐体と固定可能な第1の固定部と、前記第1の固定部よりも前記棒状体の先端に近い位置に設けられ前記筐体と固定可能な第2の固定部と、を有し、
    前記第1の固定部と前記第2の固定部のいずれが前記筐体に固定されている場合においても、前記棒状体のうち前記筐体に固定されている前記第1の固定部もしくは前記第2の固定部と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記電線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記電線および前記棒状体は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする画像形成システム。
  13. 前記操作ユニットは、
    前記電力線の一端が接続されるコネクタを有する基板と、
    前記基板を収容し、前記電力線を導出する導出口が形成された外装カバーと、を備え、
    前記電力線は前記外装カバーに固定される、ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成システム。
  14. 前記電線は前記操作ユニットに電力を供給する電力線であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の画像形成システム。
  15. 前記画像形成部を制御する制御部と、
    前記筐体と前記操作ユニットとに電気的に接続され、前記画像形成部に画像形成を指示する信号を前記操作ユニットから前記制御部に伝送する信号線と、を備え、
    前記棒状体のうち前記筐体に固定されている前記第1の固定部もしくは前記第2の固定部と前記操作ユニットに固定された固定端との距離が、前記信号線のうち前記筐体に固定された固定端と前記操作ユニットに固定された固定端との距離よりも短くなるように、前記信号線は前記筐体および前記操作ユニットに固定されている、ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成システム。
  16. 前記棒状体は板状の部材であることを特徴とする請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
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