JP2021163982A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 天面に設けられたリーダーやボトル収容部は開閉するカバーである開閉部を有している。しかしながら、操作ユニットを天面においてフリーに載置できる構成では、操作ユニットに接続されているケーブルが開閉部によって挟まれてしまう虞があった。
【解決手段】 ケーブルカバーを鉛直方向に沿って見たときに、開口部を形成する縁のうち背面から正面へ向かう方向と鉛直方向とに直交する方向において開閉部の縁部は、留め部に留められたケーブルの外周表面のうち前記直交する方向において開閉部側の端部よりも前記直交する方向において前記開閉部が位置する側とは反対側に位置している。
【選択図】 図8

Description

本発明は、天面においてフリーに載置可能な操作ユニットを有する画像形成システムに関する。
複写機等の画像形成装置はユーザが動作の切り換えや各動作における詳細な設定等を操作するための操作ユニットを有する。給紙ユニットや搬送ユニット、後処理ユニットなどのオプション装置を画像形成装置にも連接した系(画像形成システム)においても、ユーザは操作ユニットによって各種オプション装置の設定作業を行う。
ところで、上記のように複数のオプション装置を連接し全長が長い大型の画像形成システムの場合、ユーザは、操作ユニットが設けられている画像形成装置から離れた場所でオプション装置に対する作業を行うことがある。オプション装置及び操作ユニットの操作の度にこれらのオプション装置間を行き来することは面倒である。
そこで、例えば操作ユニットを画像形成装置のみならず、オプション装置にも設置できるものが提案されている(特許文献1)。特許文献1に記載の操作ユニットは、ユーザに情報を表示するディスプレイと、ディスプレイを支持するアームと、アームを介してディスプレイを支持する支持台と、を有する。ディスプレイにはケーブルが接続されており、このケーブルを介してディスプレイへの電力の供給や通信に用いられる信号の伝送が行われる。ユーザは、ケーブルの長さが許容する範囲内で操作ユニットを天面においてフリーに載置することができる。
特開2010−243977号公報
画像形成システムによっては、天面に読取装置(リーダー)やトナーボトルを収容するボトル収容部を有するものがある。これらリーダーやボトル収容部は開閉するカバーである開閉部を有している。しかしながら、上述したような操作ユニットを画像形成システムの天面においてフリーに載置できる構成では、操作ユニットに接続されているケーブルが開閉部によって挟まれてしまう虞があった。
上述した課題を解決するために、本発明に係る画像形成システムは、天面を有する画像形成システムであって、原稿画像を読み取るリーダーであって前記天面に設置された前記リーダーを開閉するリーダー開閉部と、前記天面に対してフリーに載置され、画像形成を行うにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、前記操作ユニットに接続され、前記操作ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、前記天面を鉛直方向に沿って見たときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向と鉛直方向とに直交する直交方向において前記リーダー開閉部と並んで且つ前記天面に背面から正面に向けて形成され、前記ケーブルを収容するケーブル収容部と、前記ケーブル収容部に沿って収容された前記ケーブルをカバーするケーブルカバーと、前記収容部の内部で前記ケーブルを留める留め部と、前記ケーブルカバーの正面側に形成され、前記ケーブルが前記ケーブル収容部の外部へ導出することを許容する開口部と、を備え、前記ケーブルカバーを鉛直方向に沿って見たときに、前記開口部を形成する縁のうち前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側の縁部は、前記留め部に留められた前記ケーブルの外周表面のうち前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側の端部よりも前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成システムは、天面を有する画像形成システムであって、トナーボトルを収容するボトル収容部であって前記天面に設置された前記ボトル収容部を開閉するボトル開閉部と、前記天面に対してフリーに載置され、画像形成を行うにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、前記操作ユニットに接続され、前記操作ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、前記天面を鉛直方向に沿って見たときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向と鉛直方向とに直交する直交方向において前記ボトル開閉部と並んで且つ前記天面に背面から正面に向けて形成され、前記ケーブルを収容するケーブル収容部と、前記ケーブル収容部に沿って収容された前記ケーブルをカバーするケーブルカバーと、前記収容部の内部で前記ケーブルを留める留め部と、前記ケーブルカバーの正面側に形成され、前記ケーブルが前記ケーブル収容部の外部へ導出することを許容する開口部と、を備え、前記ケーブルカバーを鉛直方向に沿って見たときに、前記開口部を形成する縁のうち前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側の縁部は、前記留め部に留められた前記ケーブルの外周表面のうち前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側の端部よりも前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成システムの天面から操作ユニットに延びているケーブルがリーダーやトナーボトル収容部を開閉する開閉部によって挟まれてしまう虞を低減できる。
画像形成システムの概略断面図。 スキャナ装置の斜視図である。 画像形成システムの一部の概略断面図。 画像形成システムによる操作ユニットの制御構成について説明するための図。 画像形成システムの天面に操作ユニットを載置した様子を説明するための図。 操作ユニットについて説明するための図。 ケーブル収容部について説明するための図。 開口部と留め部との位置関係について説明するための図。 留め部とケーブルとの位置関係について説明するための図。 USBメモリが接続される部分の斜視図。 認証用カードリーダーとUSBメモリ挿入部との位置関係について説明するための図。 BLE認証を行う部分、認証用カードにより認証を行う部分、USBメモリ挿入部、の位置関係について説明するための図。
以下にて、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
(画像形成装置)
図1に示すように、本実施の形態の画像形成システム1は、例えばプリンタである画像形成装置2と、画像形成装置2の左方向L側に隣接して配置され、画像形成されたシートSを積載可能な後処理装置103とを備えている。なお、本実施例では、画像形成装置2や後処理装置103などを筐体と定義する。また、本実施例では、図1に示すように、画像形成装置2に向かって手前側を前方向F、奥側(背側)を後方向B、左側を左方向L、右側を右方向R、上側を上方向U、下側を下方向Dと定義する。
図1に示すように、画像形成装置2の上面には、作業スペースとして使用可能な天面109が設けられている。本実施例において、天面109は、この画像形成装置2が画像形成可能なシートSの最大サイズ(例えば、A3サイズ)より広く構成されている。画像形成システム1を使用するユーザはこの天面109で例えば製図図面等を広げて製図等の作業を行う。したがって、天面109は可能な限りフラットな水平面である。ここで、後述する図5(a)にて符号1010で示す領域が作業スペースの例である。画像形成システム1が水平に設置されていれば、作業スペース1010も水平をなす。また、この領域には特に溝などの凹凸がないように設計されており、可能な限りフラットな面となるよう構成されている。なお、ここで言う水平とは、数学的な厳密の意味での水平ではなく、実用上、水平とみなすことができる程度の水平、すなわち略水平を含む概念である。
本実施の形態では、画像形成装置2の一例としてタンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置2に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。
また、画像形成装置2の天面109にはスキャナ装置115が設けられている。スキャナ装置115は、画像を読み取るべき原稿を搬送する原稿搬送装置750と原稿画像を読み取る画像読取装置751(リーダーの一例)とから構成されている。スキャナ装置115は画像形成装置2に備え付けの装置であっても構わないし、ユーザが設置の有無を判断できるオプションの装置であっても構わない。すなわち、スキャナ装置115はユーザが画像形成装置2とは別に購入することができ、後付けすることが可能な構成であっても構わない。本実施例では、スキャナ装置115を含めて画像形成システム1と称することにする。
図2は本実施の形態のスキャナ装置115を説明するための図である。図2(a)は原稿搬送装置750(リーダー開閉部の一例)が画像読取装置751に対して開いた開位置であるときの状態を示す図である。一方、図2(b)は原稿搬送装置750が画像読取装置751に対して閉じた閉位置であるときの状態を示す図である。このように、原稿搬送装置750は画像読取装置751に対して開閉可能に設けられている。原稿搬送装置750の回動軸線方向は画像形成システム1の左右方向と略平行である。原稿搬送装置750の回動軸線は原稿搬送装置750の奥側に位置する。したがって、ユーザは画像形成システム1の正面に立ったとき、原稿搬送装置750の手前側を持って上方へ持ち上げることにより、原稿搬送装置750を閉位置から開位置へ向けて移動させることできる。
スキャナ装置115には、画像読取装置751上に原稿をセットして不図示の画像読取手段を移動させながら原稿の画像を読み取る固定読み方式と原稿搬送装置750を用いて多数枚の原稿を一枚ずつ分離して原稿を搬送しながら画像を読み取る流し読み方式がある。
固定読み方式では、画像読取装置751上に配置された原稿台ガラス752上に原稿をセットして、画像読取手段を移動させながら原稿の画像を読み取る方式である。この時、原稿搬送装置750の下面に設けられた白色板752によって原稿を原稿台ガラス752に押し付けることによって、原稿に発生するシワ等の浮きを防止している。
一方、流し読み方式では、原稿搬送装置750が有するトレイ上に積載された原稿が不図示のピックアップローラによって1枚ずつに分離されながら原稿搬送装置750内に向けて搬送される。原稿搬送装置750内に搬送された原稿は画像読取手段によって原稿の画像が読取られる。
ここでは、原稿搬送装置750が画像読取装置751を開閉する開閉部として機能しているが、開閉部は原稿を搬送する機能を有している必要はない。すなわち、画像読取装置751を開放する開位置と原稿台ガラス752を覆う閉位置とに移動可能なカバー全般を「開閉部」と定義する。
図3は画像形成システム1の概略断面図である。図3に示すように、本実施例において、筐体の一例である画像形成装置2は、画像形成部筐体2aと搬送部筐体2bの2カ所に分けることができる。搬送部筐体2bは画像形成部筐体2a内で画像形成された用紙を不図示の後処理装置103へ向けて搬送する。画像形成部筐体2aおよび搬送部筐体2bそれぞれも筐体の一例である。画像形成部筐体2aは天面109aを有し、搬送部筐体2bは天面109bを有する。画像形成部筐体2aと搬送部筐体2bとは連結させることができ、天面109aと天面109bも連結して1つのフラットな天面109を構成する。このように、画像形成部筐体2aと搬送部筐体2bとは連結・分離することができるため、例えば建物の高層階に搬送する場合などに、それぞれを分離した状態でエレベータに乗せ所定のフロアへ搬送することができる。こうすることで、全長が長く大型の画像形成システム1であっても容易にエレベータ等を用いて建物内の所定のフロアへ搬送することができる。
トナー供給装置20と、シート給送部30と、画像形成部40と、シート搬送部50と、シート排出部60と、電装装置70と、操作ユニット80とを備えている。尚、記録材であるシートSは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である合成樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
シート給送部30は、画像形成装置2の下部に配置されており、シートSを積載して収容するシートカセット31と、給送ローラ32とを備え、シートSを画像形成部40に給送するようになっている。
画像形成部40は、画像形成ユニット41と、トナーボトル42と、露光装置43と、中間転写ユニット44と、2次転写部45と、定着装置46とを備え、画像形成を行うよう。詳しくは後述するが、トナーボトル42の収容場所は図3に示す位置に限らない。例えば。画像形成装置2の天面にトナーボトル42の収容部が設けられていても構わない。
画像形成ユニット41は、イエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の4色のトナー画像を形成するための4個の画像形成ユニット41y、41m、41c、41kを備える。これらは、それぞれ画像形成装置2に対してユーザにより着脱可能になっている。例えば、画像形成ユニット41yは、トナー画像を形成する感光ドラム47yと、帯電ローラ48yと、現像スリーブ49yと、不図示のドラムクリーニングブレードと、トナー等とを備えている。また、画像形成ユニット41yには、トナーが充填されたトナーボトル42yからトナーが供給される。また、他の画像形成ユニット41m、41c、41kについては、いずれもトナーの色が異なる他は画像形成ユニット41yと同様の構造となっているので、詳細な説明は省略する。
露光装置43yは、感光ドラム47yの表面を露光して感光ドラム47yの表面上に静電潜像を形成する露光手段となっている。
中間転写ユニット44は、画像形成ユニット41の下方向Dに配置されている。中間転写ユニット44は、駆動ローラ44aや1次転写ローラ44y、44m、44c、44k等の複数のローラと、これらのローラに巻き掛けられた中間転写ベルト44bとを備えている。1次転写ローラ44y、44m、44c、44kは、感光ドラム47y、47m、47c、47kにそれぞれ対向して配置され、中間転写ベルト44bに当接するようになっている。中間転写ベルト44bに1次転写ローラ44y、44m、44c、44kによって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光ドラム47y、47m、47c、47k上のそれぞれの負極性を持つトナー像が順次中間転写ベルト44bに多重転写される。これにより、中間転写ベルト44bに、フルカラー画像が形成されるようになっている。
2次転写部45は、2次転写内ローラ45aと、2次転写外ローラ45bとを備えている。2次転写外ローラ45bに正極性の2次転写バイアスを印加することによって、中間転写ベルト44bに形成されたフルカラー画像をシートSに転写するようになっている。尚、2次転写内ローラ45aは中間転写ベルト44bの内側で該中間転写ベルト44bを張架しており、2次転写外ローラ45bは中間転写ベルト44bを挟んで2次転写内ローラ45aと対向する位置に設けられている。
定着装置46は、定着ローラ46a及び加圧ローラ46bを備えている。定着ローラ46aと加圧ローラ46bとの間をシートSが挟持搬送されることにより、シートSに転写されたトナー像は加圧加熱されてシートSに定着されるようになっている。なお、本実施の形態においては、搬送部筐体2bが定着装置46を有しているが、このような形態に限らない。例えば、画像形成部筐体2aが定着装置46を有し、搬送部筐体2bは定着装置46を備えない構成でも構わない。当然ながら、いずれの筐体それぞれが定着装置を備えていても構わない。
シート搬送部50は、シート給送部30から給送されたシートSを画像形成部40からシート排出部60に搬送するようになっており、2次転写前搬送経路51と、定着前搬送経路52と、排出経路53と、再搬送経路54とを備えている。
シート排出部60は、排出経路53の下流側に配置された排出ローラ対61と、画像形成装置2の左方向L側の側部に配設された排出口62とを備えている。排出ローラ対61は、排出経路53から搬送されるシートSをニップ部から給送し、排出口62から排出するようになっている。排出口62は、画像形成装置2の左方向L側に配置された後処理装置103にシートSを給送可能になっている。
図4に示すように、電装ユニット70は、制御部を含む制御基板であるコントローラ71と、リムーバブル大容量記憶装置であるハードディスクドライブ(以下、HDDという)72とを内蔵している。コントローラ71はコンピュータにより構成され、例えばCPU73と、各部を制御するプログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM75と、外部と信号を入出力する入出力回路(I/F)76とを備えている。HDD72は、電子データを保存するためのリムーバブルな大容量記憶装置で、主に画像処理プログラム、デジタル画像データ、デジタル画像データの付帯情報を蓄積することができる。画像形成時には、HDD72から画像データが読み出される。
CPU73は、画像形成装置2の制御全体を司るマイクロプロセッサであり、システムコントローラの主体である。CPU73は、入出力回路76を介して、シート給送部30、画像形成部40、シート搬送部50、シート排出部60、HDD72、操作ユニット80に接続され、各部と信号をやり取りすると共に動作を制御するようになっている。また、コントローラ71は、画像形成装置2に接続された不図示のコンピュータからの指令や、操作ユニット80の操作等により、ユーザが操作や設定を可能になっている。
操作ユニット80は、画像形成装置2に対して別体に設けられ、画像形成装置2の各部を操作可能になっている。操作ユニット80は、ドライバ基板81と、表示パネル82とを備えている。表示パネル82は、画像形成装置2に補給されたシートSの残量やトナーの残量、これらの消耗品がなくなった際の警告メッセージ、消耗品を補給する際の手順の表示等、ユーザが画像形成装置2を操作するために必要な情報を表示するようになっている。また、表示パネル82は、シートSのサイズや坪量、画像の濃度調整、出力枚数の設定等、ユーザの操作入力を受け付けるようになっている。
操作ユニット80は、画像形成装置2の電装ユニット70に対してケーブル90により接続されて通電可能になっている。ケーブル90は、信号線90aと電源線90bがまとめられた束線としているが、信号線90aと電源線90bが別々のケーブルであっても良い。すなわち、本実例中で言うケーブル90は操作ユニット80に対して電力を供給するための電源ケーブルであっても構わないし、操作ユニット80が通信を行うための信号を伝送する通信ケーブルであっても構わない。信号線90aは、コントローラ71の入出力回路76とドライバ基板81とを接続し、電源線90bは、画像形成装置2の電源12とドライバ基板81とを接続している。
次に、このように構成された画像形成装置2における画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、まず感光ドラム47y、47m、47c、47kが回転して表面が帯電ローラ48y、48m、48c、48kにより帯電される。そして、露光装置43y、43m、43c、43kにより画像情報に基づいてレーザ光が感光ドラム47y、47m、47c、47kに対して発光され、感光ドラム47y、47m、47c、47kの表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像にトナーが付着することにより、現像されてトナー画像として可視化され、中間転写ベルト44bに転写される。
一方、このようなトナー像の形成動作に並行して給送ローラ32が回転し、シートカセット31の最上位のシートSを分離しながら給送する。そして、中間転写ベルト44bのトナー画像にタイミングを合わせて、2次転写前搬送経路51を介してシートSが2次転写部45に搬送される。更に、中間転写ベルト44bからシートSに画像が転写され、シートSは、定着装置46に搬送され、ここで未定着トナー像が加熱加圧されてシートSの表面に定着され、排出ローラ対61により排出口62から排出されて後処理装置103に供給される。
(操作ユニット)
次に、電装ユニット70、操作ユニット80、ケーブル90(電源ケーブルの一例)、カバー101(ケーブルカバーの一例)、開口部102の概要について説明する。
電装ユニット70は画像形成装置2背面に設けられ、電装ユニット70にケーブル90片端に設けられたコネクタ(不図示)が接続される。ケーブル90は操作ユニット80を制御するための制御信号を伝送ユニット70から操作ユニット80に伝送する。ケーブル90は画像形成装置2と操作ユニット80とを通信可能に接続する役割を果たす。ケーブル90のもう一方の端部はコネクタ(不図示)が設けられ、操作ユニット80へ接続される。このように、操作ユニット80は、ケーブルで画像形成装置2に接続されているものの、天面109に対しては固定されていない。そのため、ユーザはケーブルが延びる範囲内であれば、操作ユニット80を天面109上の任意の位置にフリーに載置することができる。このように、ここで言う「フリー」とは、操作ユニット80は例えばビス等で天面109に固定されていない状態、すなわち天面109上で自由に載置位置を変更できる構成のことである。
図5は天面109上における操作ユニット80の載置可能位置について説明するための図である。図5(a)は画像形成システム1の天面109を鉛直方向に沿って見た図である。すなわち、画像形成システム1を上方から鉛直方向に沿って見たときの図である。後述するカバー101に形成された開口部102からケーブル90が導出されており、操作ユニット80に接続されている。開口部102はカバー101の手前側、すなわち画像形成システム1の正面側に形成されている。なお、ここで言うカバー101の手前側とは、カバー101の長手方向においてカバー101の中央よりも手前側の領域を言う。ケーブル90のうち開口部102から露出している部分は自由に動くことが可能である。すなわち、操作ユニット80はケーブル90が動かせる範囲内であれば天面109にフリーに載置することができる。
なお、図5(a)に示していない部分、例えば後処理装置103上面104等においても操作ユニット80の配置が可能である。また、画像形成システム上面以外のスペースであっても画像形成システム近傍へ作業台等を設置し、その上へ操作ユニット80を配置することも可能である。
図5(b)は開口部102からケーブル90が導出されている部分の拡大図である。図5(b)に示すように、開口部102から導出するケーブル90はスキャナ装置115から離れる方向、すなわち図5(b)で言うところの左側へ向けて延びている。このような構成にすることで、ケーブル90がスキャナ装置115の原稿搬送装置750によって挟まれてしまう虞を低減している。
図6(a)は操作ユニット80の斜視図と表示パネル82の拡大概略図である。図に示すように操作ユニット80はゴム足85を有する支持台86を有する。支持台86が設けられていることで、表示パネル82は天面109に対して所定の角度だけ傾斜する。また、支持台86はゴム足85b1が設けられたアーム822を有する。このアーム822は支持台86に対して回動可能である、アーム822を支持台86に対して回動させることで、天面109に対する表示パネル82の傾斜角度を調整することができる。
表示パネル82は、コピースタートのためのボタンや用紙サイズの設定画面、印刷枚数の設定画面、トナー残量の表示画面など、画像形成に関する情報や印刷条件設定のための画面を表示可能な表示面820を有する。本実施例では表示パネル82の端部を除く部分に表示面820が設けられているが、表示パネル82の全面に画像形成に関する情報や印刷設定のための画面を表示しても構わない。ただし、いずれの場合にせよ、天面109に対する表示面820の傾斜角度は、表示パネル82の中央付近(図7(a)における表示面820にあたる領域)が天面109に対してなす角を意味する。このようにして測定される、天面109に対する表示面820の傾斜角度を5度以上45度以下とすることでユーザにとって良好な視認性を確保することができる。
図6(b)は操作ユニット80の裏側を見た図である。図に示すように操作ユニット80の裏側にはアーム822が収容される空間が形成されている。この空間にアーム822を収容することで、支持台86が直接天面109に接触して、操作ユニット80を天面109に対して支持する。
(ケーブル収容部)
次に操作ユニット80に接続されているケーブル90を収容するための収容部118(ケーブル収容部の一例)について説明する。収容部118は天面109に形成された溝である。
図7は収容部118について説明するための図である。図7(a)は収容部118を画像形成システム1の後方から見た図である。この図において、収容部118をカバーするカバー101は取り外された状態である。また、図7(b)は収容部118を上方から見た図である。こちらの図においてもカバー101は取り外した状態としている。なお、ここで言うカバーとは、収容部118に収容されたケーブル90が全く見えない状態にまで覆うことを意味するのではない。例えば、カバー101の縁と収容部118の縁との隙間から一部が見えていても構わない。
図7(a)に示すように、収容部118は縦長の直方体形状をなしている。また、画像形成システム1の上方から鉛直方向に沿って天面109を見たとき、画像形成システム1の左右方向において収容部118はスキャナ装置115に並んでいる。収容部118はスキャナ装置115の近傍(スキャナ装置115から50cm程度の範囲内)に設けられている。そのため、仮に収容部118のカバー101からスキャナ装置115に向けてケーブル90が導出されていると、ケーブル90が原稿搬送装置750などの開閉部によって挟まれてしまう虞がある。このような虞を低減するため、本実施の形態において、ケーブル90はカバー101からスキャナ装置115側とは反対側へ向けて導出されている。
図7(a)および図7(b)に示すように、ケーブル90は収容部118の長手方向、すなわち画像形成システム1の背面から正面へと向かう方向に沿って、収容部118に収容されている。収容部118には、ケーブル90を留めるための留め部125が設けられている。留め部125は例えばプラスチック製のバンドである。バンドは一部が外れるように構成されている。バンドの一部を外した状態でケーブル90に巻き付けて、再度バンドを留める。バンドは収容部118の底に対して固定される。固定方法は着脱可能なスナップフィット構造になっていても構わないし、接着剤等を用いて固定する方法でも構わない。本実施の形態においては、留め部125はプラスチック、すなわち樹脂製であるが、金属製のものでも構わない。しかしながら、操作ユニット80はユーザによってフリーに動かされるものであるため、ケーブル90が意図せず引っ張られる虞がある。そのような場合に備えて留め部125を樹脂製にしておくことで、ケーブル90が損傷してしまう虞を低減することができる。
なお、図7(a)や図7(b)に示すように、本実施の形態においては、ケーブル90は複数の留め部125によって収容部118に固定されている。しかしながら本実施例で言う留め部125とは、収容部118内で最も開口部102に近い位置の留め部125のことを指す。後述する、開口部102と留め部125との位置関係についても、開口部102と当該開口部102に最も近い位置に位置する留め部125との位置関係を説明している。
図8は留め部125と開口部102との位置関係によってケーブル90がスキャナ装置115から離れる方向へ向けて延びる構成となっていることを説明するための図である。
図8(a)はカバー101に形成された開口部102を通るように画像形成システム1を左右方向に沿って切断したときの断面図である。図8(a)に示すように、留め部125よりも開口部102の方が画像形成システム1の左側に位置している。具体的には、開口部102の右側の縁がケーブル90のうち留め部125によって留められる部分の右側よりも左側に位置する。本実施の形態においては、スキャナ装置115が開口部102および留め部125よりも右側に位置するため、開口部102と留め部125との位置関係を上述した位置関係となるように配置することで、開口部102から収容部118の外部へと導出されるケーブル90をスキャナ装置115から遠ざける方向へ導出させることができる。
こうすることで、ケーブル90が点線で示すように延びることを防ぐことができ、ケーブル90が原稿搬送装置750等によって挟まれてしまう虞を低減することができる。図8(b)は、操作ユニット80をスキャナ装置115の手前の天面109に載置した例であるが、ケーブル90が左右方向において開口部102からスキャナ装置115が配置されている側とは反対側に向けて導出されていることで、ケーブル90が点線で示すように配線されることを防いでいる。
また、本実施の形態ではカバー101に形成された開口部102は「孔」ではなく、カバー101の縁を切り欠くようにして形成されている。そのため、収容部118に取り付けられたときに、収容部118の縁と共に孔である開口を形成する。言い換えれば、収容部118の縁とカバー101の縁とによって開口の縁が形成される。しかしながら、本実施の形態に限らず、収容部118の縁側が切り欠かれていても構わないし、カバー101自体に孔が形成されていても構わない。
ここで、切り欠きをカバー101側に形成した場合、天面109に切り欠きを形成する必要がなくなるため、作業スペースを広くとることができる。すなわち、天面109における作業スペースを可能な限り広くとりたい場合は、開口部102を形成するための切り欠きはカバー101に形成すべきである。その一方でカバー101側に切り欠きが形成されていると、ケーブル90が動かされた場合に、ケーブル90の外周表面と切り欠きとが摺接することがある。特にカバー101が天面109や収容部118に対して固定されていない場合、ケーブル90が動かされたことによってカバー101が収容部118から外れてしまう虞がでてくる。したがって、収容部118に対するカバー101の固定性を確保する観点からすると、開口部102を形成する切り欠きは収容部118の縁に形成する方が良い。
また、図8(b)に示すように、開口部102は、画像形成システム1の背面から正面へ向かう方向において原稿搬送装置750の中央を通り左右方向に平行な仮想線750cよりも手前側に位置し、原稿搬送装置750の手前側の端部を通り左右方向に平行な仮想線750fよりも奥側に位置する。
このように、開口部102が原稿搬送装置750の中央を示す750cよりも手前側に位置することで、ケーブル90の露出量を低減させている。一般に天面109において作業スペースとして用いられる範囲の大部分は天面109の手前側の領域である。ユーザの一般的な腕の長さを考えても分かるが、天面109の奥側の領域よりも手前側の領域の方が多く使用される。したがって、カバー101の奥側からケーブル90を導出させたところで、ケーブル90の露出量が不要に多くなり見栄えが悪くなるデメリットが増えてしまう。この点を鑑み、本実施の形態においては、開口部102を原稿搬送装置750の中央を示す750cよりも手前側に配置している。言い換えれば、画像形成システム1の背面から正面へと向かう方向において、開口部102は原稿搬送装置750の中央を示す仮想線750cよりも下流側に位置する。
その一方で、開口部102を原稿搬送装置750の手前側を示す750fよりも更に手前側に配置すると、ケーブル90の導出部分の撓みが目立ってしまう。操作ユニット80をある程度の範囲でフリーに載置できるようにするためには、フリーな移動を可能とする領域が広くなることに応じて開口部102からのケーブル90の露出量も多くする必要がある。そのため、開口部102を天面109の手前側に配置し過ぎてしまうと、ケーブル90が湾曲して姿勢の矯正が難しくなる。この点を鑑み、本実施の形態においては、開口部102を原稿搬送装置750の手前側を示す750fよりも奥側に配置している。言い換えれば、画像形成システム1の背面から正面へと向かう方向において、開口部102は原稿搬送装置750の手前側を示す仮想線750fよりも上流側に位置する。
(開口部と留め部との位置関係)
図9は開口部102と留め部125との位置関係について説明するための図である。開口部102および留め部125を通るように画像形成システム1を左右方向に沿って切断したときの断面図である。図9に示すように、留め部125はケーブル90を収容部118の底に向けて押圧している。一般的にケーブル90の被覆は塩化ビニルやポリエチレン等を主成分とする絶縁物であり、適度な弾性を有している。そのため、ケーブル90は、留め部125によって収容部118の底に向けて押圧されることによって若干変形して、左右方向への移動が規制される。
図9(a)中に示す点線102Lは、開口部102の左側の縁、すなわち画像形成システム1の背面から正面へ向かう方向と鉛直方向との双方に直交する直交方向(左右方向と略平行)において、原稿搬送装置750が配置されている側から遠い側の縁の位置を示す。
また、図9(a)中に示す点線102Rで示す位置は、開口部102の右側の縁、すなわち画像形成システム1の背面から正面へ向かう方向と鉛直方向との双方に直交する直交方向(左右方向と略平行)において、原稿搬送装置750が配置されている側に近い側の縁の位置を示す。
図9(a)中に示す点線90Lで示す位置は、ケーブル90のうち留め部125によって留められている部分であって、ケーブル90の外周表面のうち原稿搬送装置750が配置されている側とは反対側の端部の位置を示す。
また、図9(a)中に示す点線90Rで示す位置は、ケーブル90のうち留め部125によって留められている部分であって、ケーブル90の外周表面のうち原稿搬送装置750が配置されている側の端部の位置を示す。
上記のように、点線102Lで示す位置および点線102Rで示す位置を開口部102の縁部の位置として定義する。また、点線90Lで示す位置および点線90Rで示す位置をケーブル90の外周表面の端部の位置として定義する。このとき、開口部102の縁のうち右側の縁部の位置102Rが、ケーブル90の右側の端部の位置90Rよりも左側、すなわち原稿搬送装置750が配置されている側とは反対側に配置されている。これにより、ケーブル90が開口部102の右側の縁部によって、開口部102から左側へ向けて導出するように姿勢が矯正される。したがって、ケーブル90が、原稿搬送装置750が配置されている側へ向けて導出される虞を低減することができる。
ケーブル90は画像形成装置1の製造時に収容部118に対して留め部125によって留められる。したがって、図9に示すように留め部125とケーブル90との間には若干の隙間が形成される場合が考えられる。ここで、図9(b)は、ケーブル90が留め部125内において左側に寄った状態、すなわち原稿搬送装置750から離れる方向へ寄った状態を示す。このような状態でケーブル90が留め部125によって収容部118に留められることがある。
図9(b)は留め部125内においてケーブル90が左側に寄っているものの、開口部102の右側の縁部の位置102Rはケーブル90の右側端部の位置90Rよりも原稿搬送装置750が配置されている側とは反対側に位置している。ケーブル90がどれほど左側へ寄ってもケーブル90と留め部125の左側とが接触するため、ケーブル90の右側端部の位置90Rが開口部102の右側の縁部の位置102Rよりも原稿搬送装置750が配置されている側とは反対側に位置することはない。
ここで、操作ユニット80に接続されるケーブル90の太さとしては4mm以上〜10mm以下のものが好ましい。絶縁被覆の厚さを考えた場合、上述した程度の太さ以下であればユーザは容易に操作ユニット80の位置を天面109において変更することができる。また、上記した範囲よりも細いケーブルを用いても構わないが、その場合はケーブル自体のこしが弱くなるため、ケーブル自体の姿勢が若干不安定になる。ケーブルの姿勢を開口部102から左側へ向かうように矯正することを考えると、4mm以上が好ましい。
さらに、ケーブル90の太さを4mm以上10mm以下としたとき、開口部102の右側の縁部はケーブル90の右側の端部よりもケーブル太さの6割以上左に寄っていることが好ましい。例えば、ケーブル90の太さが6mmである場合、開口部102の右側の縁部はケーブル90の右側の端部よりも3.6mm以上左に寄っていることが好ましい。こうすることで、ケーブル自体が有するこしを用いて十分にケーブル90の導出方向を矯正することが可能である。
(天面の構成)
次に、天面109のうち特にスキャナ装置115の手前の領域の特徴について説明する。図1で本実施の形態における画像形成システム1の全体構成を示した。図1に示すように、スキャナ装置115の手前にはUSBメモリ挿入部123(USBメモリ接続部の一例)と認証用カードがかざされる箇所を示すターゲットマーク124が設けられている。ターゲットマーク124が印字されている部分の天面109の裏側には認証用カードリーダー(不図示)が配置されている。
USBメモリ挿入部123は、主にUSBメモリを利用した印刷データの読み込みや各種設定の導入等、必要な時に都度接続するような場面で利用される。後処理装置103や給紙装置105が装着されるような大型の画像形成システム1の場合、USBメモリ挿入部123を画像形成装置2の左右側面に設けると、後処理装置103や給紙装置105を装着したユーザにとってアクセス性が悪い。
一方で、USBメモリ挿入部123を画像形成装置2の背面に設けると、ユーザはUSBメモリ挿入部123を使用する際、その都度画像形成装置2の背面側へ移動する必要があるため、アクセス性が良いとは言い難い。また、USBメモリ挿入部123を画像形成装置2の正面に配置した場合、ユーザが画像形成装置2の使用中に意図せずUSBメモリ挿入部123に挿入状態にあるUSBメモリに触れてしまう可能性が高くなる。以上を鑑み、本実施の形態ではUSBメモリ挿入部123を天面109のうちスキャナ装置115の手前に設けている。
図10にUSBメモリ挿入部123が設けられた部分の拡大図を示す。USBメモリ挿入部123は、天面109に凹部123aを設け、その中にUSBコネクタ123bを斜め上方(鉛直上向きとコネクタ挿入方向の間の角度が60度)向きに配置し、凹部123aの底とUSBコネクタ123bの間には、不図示のUSBメモリやUSBケーブルのためのクリアランス123cが設けられている。天面109に対してくぼむ形に配置することで、USBコネクタ123123bを使用していない際、例えばコピー原稿の束を仮置きするスペースとして天面109を利用する際に邪魔にならない。天面109に垂直に配置せず、45度よりも水平よりの斜め上方向きに配置することで、クリップやステープラの針といった異物が凹部123aに入り込んでも、クリアランス123cに集まり、USBコネクタ123bに入り込むことを抑制できる。
USBメモリ挿入部123によるデータの読み込みは、近年の複合機にとっては基本的な機能であるため標準設定される。そのためUSBコネクタ123は画像形成装置2の天面109のうち最も端部(図1で言うところの右端部分)に配置している。
次に、認証用カードリーダーおよび認証用カードをかざすターゲットとなるターゲットマーク124の設置箇所について説明する。
近年、セキュリティ対策の観点から、「複合機を特定ユーザのみが使用可能にする」「ユーザが複合機の前に到着してからプリントを開始する」などといった使い方への対応が求められている。その機能一つとして、認証用カードリーダーを複合機に設け、ユーザが社員証等の認証用カード(ICカード)を認証用カードリーダーに照合し、複合機の使用を許可する機能が提供されている。
認証用カードリーダーはその機能上、一定時間ICカードを認証用カードリーダーに正対した状態で保持する必要がある。ユーザビリティを考えると認証用カードリーダーの検知面を上方向に設け、ICカードを置くようにアクセス可能にすることが望ましい。
そこで本実施例では、画像形成装置2の天面109の内側に埋没するように認証用カードリーダーの収容空間を設け、外側にターゲットマーク124を設置する構成を採用している。ターゲットマーク124は天面109に直接印字される構成でも構わないし、例えば透明のシート等を貼り付ける構成でも構わない。
ターゲットマーク124が印字された天面109の構成を図11に示す。図11(a)は天面109を非表示にした場合の内側の上面図。図11(b)はターゲットマーク124を通るように背面から正面へ向かう方向に平行な方向に切断した断面の図である。
天面109には凹部109aが設けられており、ターゲットマーク124が凹部109aに設置される。天面109の内側には、カードリーダー保持部124dが設けられており、カードリーダー保持部124dはビス124fによって天面109に対して固定される。認証用カードリーダーの一例である無線通信モジュール124bは、カードリーダー保持部124dの内側に収納される。無線通信モジュール124bの通信可能距離は比較的短いため、認証用カードはターゲットマーク124に近付けられる必要がある。しかし、無線通信モジュール124bはユーザによって採用するモジュールが異なるため、弾性部材でできたカードリーダースペーサ124eによって無線通信モジュール124bを天面109に押し付けている。無線通信モジュール124bに接続されたケーブル124cは、中継ケーブル124gを介してコントローラ71に接続される。なお、カードリーダーケーブル124cを直接コントローラ71に接続しても良い。
無線通信モジュール124bは、ユーザの使い方、画像形成装置2の設置場所によって要否が異なる。そのため、標準設定ではなく選択設定されている。ただ、近年のセキュリティ意識の高まりを受け、特に大規模オフィスに導入される場合等で設置率は高い。そのため、画像形成装置2の天面109の端部(図1では右端部分)から2番目、すなわちUSBコネクタ123の次に配置される。
次に、モバイル連携用の通信機器(BLE/NFC)の配置について説明する。近年のモバイル機器(ノートPCやスマートフォン等)の普及を受けて、簡易に画像形成装置に搭載された無線LANに接続できる方法が求められている。具体的な方法としてNFCやBluetooth(登録商標) LEによる機器認証機能などがあげられる。
NFCは画像機器側のNFCモジュールに対してモバイル機器を近接させることで、画像形成装置搭載の無線LANの識別名をモバイル機器側に伝達する。
NFCはモバイル機器を必要な時に近接させる必要があるため、画像機器本体の上方にあることが望ましい。
一方、Bluetooth LEでは数m程度離れた状態でも、NFCと同様に画像形成装置搭載の無線LANの識別名を伝えられる他、近傍にあるプリンタを自動的に専用アプリの提示するビーコン機能などを提供できる。加えてBluetooth LEでは、モバイル機器側が近接していることを通信の電波強度から識別することが可能で、近接していることを条件に「ユーザがその画像形成装置を使おうとしている」を判断し、アドレス帳の連携などの機能を開放している。
Bluetooth LEは、近接時には連携した状態でモバイル機器側を操作することも想定されるため、モバイル機器を置いて操作できるよう、上面に配置することが望ましい。
NFC及びBluetooth LE構成を図12に示す。図12(a)は天面109を非表示にした内側の上面図である。図12(b)はBluetooth LEの斜視図、図12(c)はNFCの斜視図である。
Bluetooth LEユニット137は、無線LAN機能とBluetooth通信機能を両方備えたものを採用している。Bluetooth LEユニット137はケーブル137aを介してコントローラ71に接続される。Bluetooth LEユニット137はフレーム等の金属面に近すぎると電波が減衰してしまうため一定距離離す必要がある。そこで本実施例では、支柱137b、137cによって一定距離を確保した状態でフレームに固定している。本実施例では、ケーブル137aを介して直接コントローラ71に接続したが、中継ケーブルを介してコントローラ71に接続しても良い。
NFCユニット138は、ケーブル138aを介してコントローラ71に接続される。無線通信モジュール124b同様のNFCユニット138の通信可能距離は短いため、天面109に近付ける必要がある。無線通信モジュール124bとは異なり、NFCユニット138は専用の基板で構成されるため、基板ホルダー138b、支柱138c、138cによって天面109に近接するように設置される。
本実施例では、ケーブル138aを介して直接コントローラ71に接続したが、無線通信モジュール124b同様に中継ケーブルを介したり、別の基板を介したりしてコントローラ71に接続しても良い。
モバイル連携用の通信機器は、その用途から固定のユーザが利用する環境に設置される画像形成装置に対して選択されることは少なく、フリーアドレス環境などの特定のユーザが選択する。そのため、ユーザ認証用の通信機器に比べると設置率は低い。そのため、画像形成装置2の天面109の端部(図12では右端)から3番目、USBコネクタ123、無線通信モジュール124bの次に配置される。
本実施例では、端から順にBluetooth LEユニット137、NFCユニット138の順に配置したが、この2つのユニットに関しては、順番が逆であったり、前後に並列したりしても良い。
また、無線通信モジュール124bとは異なり、毎回利用されるものではないため、上面に配置する優先度は低くなる。3番目の配置でかつ本体の上方に配置されていれば、基板を画像形成装置前方からアクセスするように配置されていても良い。
上述した通り、画像形成装置に給紙ユニット、搬送ユニット、後処理ユニットなどの画像形成対象のシートに関するオプション装置を装着するような大型の画像形成装置において、本体幅方向外側(本実施例では右端)から順に標準設定のUSBコネクタ123、選択設定だが設置率の高い無線通信モジュール124b、選択設定で設置率が相対的に低いBluetooth LE137/ NFC138の順に天面109に設置することにより、ユーザの機能選択に応じてより広くフラットな天面109のスペースを提供することができる。
具体的には、例えば選択設定機能がすべて不要なユーザであれば、操作ユニット80とUSBメモリ挿入部123の間全てを作業スペースとすることができる。設置率が高い無線通信モジュール124bのみを選択設置したユーザであれば、操作ユニット80と無線通信モジュール124bの間全てを作業スペースとすることができる。
また、USBコネクタ123、無線通信モジュール124b、Bluetooth LE137/NFC138共に天面109から上方に飛び出さないように配置することによって、原稿を天面109に仮置きする等の限定された作業については、ユーザ作業を阻害しないスペースとして提供することができる。
<実施例2>
実施例1ではスキャナ装置115の開閉部にあたる原稿搬送装置750によってケーブル90が挟まれてしまうことを防ぐ構成を説明した。ここで、画像形成システム1の種類によっては、スキャナ装置115を備えないものもある。詳しくは後述するが、そのような画像形成システム1であっても、天面109にトナーボトル42y〜42kを収容するボトル収容部815を備える場合がある。本実施例ではボトル収容部815が有するカバー(ボトル開閉部の一例)850によってケーブル90が挟まれてしまうことを防ぐための構成について説明する。
図13は天面109に設けられたボトル収容部815について説明するための図である。図13に示すように、ボトル収容部815には各色のトナーボトル42y〜42kが収容されている。これらのトナーボトル42から画像形成装置2の内部の現像器等にトナーが供給される。
ボトル収容部815の正面には下端を回動軸として回動するカバー850が設けられている。ユーザやサービスマンはこのカバー850を開けてトナーボトル42の交換作業を行う。
カバー101や開口部102の構成については実施例1で説明した構成と同様なので説明を割愛する。カバー850が開かれた状態であっても、操作ユニット80に接続されるケーブル90は開口部102から左側、すなわちカバー850が配置されている側とは反対側へ向けて延びる。そのため、ケーブル90がカバー850と天面109との間で挟まれてしまう虞を低減することができる。
開口部102とカバー850との位置関係に関しても実施例1と同様である。すなわち、カバー850が開いた状態において、画像形成システム1の背面から正面へと向かう方向におけるカバー850の中央よりも手前側に開口部102は位置する。また、カバー850が開いた状態において、開口部102は、カバー850の手前側端部よりも奥側に位置するように設けられている。
以上、実施例1および実施例2で、画像形成システム1の左右方向において、右側から順に、原稿搬送装置750、留め部125、開口部102が配置されている例で説明したが、この位置関係は逆であっても構わない。すなわち、画像形成システム1の左右方向において、左側から順に、原稿搬送装置750、留め部125、開口部102が配置されている構成であっても構わない。この場合は、開口部102の縁のうち左側の縁部がケーブル90の外周面のうち左側の端部よりも右側に位置する構成となる。こうすることで、本実施の形態と同じように、ケーブル90を開口部102から原稿搬送装置750が配置されている側とは反対側に向けて導出させることができる。したがって、原稿搬送装置750によってケーブル90が挟まれてしまう虞を低減することができる。
1 画像形成システム
2 画像形成装置
80 操作ユニット
82 表示パネル
85 ゴム足
86 アーム
861 数値入力ユニット

Claims (17)

  1. 天面を有する画像形成システムであって、
    原稿画像を読み取るリーダーであって前記天面に設置された前記リーダーを開閉するリーダー開閉部と、
    前記天面に対してフリーに載置され、画像形成を行うにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、
    前記操作ユニットに接続され、前記操作ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、
    前記天面を鉛直方向に沿って見たときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向と鉛直方向とに直交する直交方向において前記リーダー開閉部と並んで且つ前記天面に背面から正面に向けて形成され、前記ケーブルを収容するケーブル収容部と、
    前記ケーブル収容部に沿って収容された前記ケーブルをカバーするケーブルカバーと、
    前記収容部の内部で前記ケーブルを留める留め部と、
    前記ケーブルカバーの正面側に形成され、前記ケーブルが前記ケーブル収容部の外部へ導出することを許容する開口部と、
    を備え、
    前記ケーブルカバーを鉛直方向に沿って見たときに、前記開口部を形成する縁のうち前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側の縁部は、前記留め部に留められた前記ケーブルの外周表面のうち前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側の端部よりも前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記開口部の前記縁部は、前記直交方向において前記ケーブルの前記端部よりも前記ケーブルの太さの6割以上前記リーダー開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記ケーブルの太さは4mm以上かつ10mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記開口部の前記縁部は、前記留め部に留められた前記ケーブルの外周表面のうち前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側とは反対側の端部よりも前記直交方向において前記リーダー開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記開口部は前記収容部の縁と共に前記ケーブルを前記収容部の外部へ導出する開口を形成することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記開口部は、前記リーダー開閉部が閉じられた閉位置に位置するときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向において前記リーダー開閉部の中央よりも下流側に位置することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記開口部は、前記リーダー開閉部が閉じられた閉位置に位置するときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向において前記リーダー開閉部の手前側の端部よりも上流側に位置することを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記天面のうち前記リーダーよりも手前側の領域には、USBメモリが接続されるUSBメモリ接続部とユーザがICカードをかざすターゲットとなるターゲットマークとが設けられており、前記開口部と前記USBメモリ接続部と前記ターゲットマークとは前記直交方向に関して順に並んでいることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 天面を有する画像形成システムであって、
    トナーボトルを収容するボトル収容部であって前記天面に設置された前記ボトル収容部を開閉するボトル開閉部と、
    前記天面に対してフリーに載置され、画像形成を行うにあたりユーザによる操作を受け付ける操作ユニットと、
    前記操作ユニットに接続され、前記操作ユニットに電力を供給する電源ケーブルと、
    前記天面を鉛直方向に沿って見たときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向と鉛直方向とに直交する直交方向において前記ボトル開閉部と並んで且つ前記天面に背面から正面に向けて形成され、前記ケーブルを収容するケーブル収容部と、
    前記ケーブル収容部に沿って収容された前記ケーブルをカバーするケーブルカバーと、
    前記収容部の内部で前記ケーブルを留める留め部と、
    前記ケーブルカバーの正面側に形成され、前記ケーブルが前記ケーブル収容部の外部へ導出することを許容する開口部と、
    を備え、
    前記ケーブルカバーを鉛直方向に沿って見たときに、前記開口部を形成する縁のうち前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側の縁部は、前記留め部に留められた前記ケーブルの外周表面のうち前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側の端部よりも前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする画像形成システム。
  10. 前記開口部の前記縁部は、前記直交方向において前記ケーブルの前記端部よりも前記ケーブルの太さの6割以上前記ボトル開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
  11. 前記ケーブルの太さは4mm以上かつ10mm以下であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 前記開口部の前記縁部は、前記留め部に留められた前記ケーブルの外周表面のうち前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側とは反対側の端部よりも前記直交方向において前記ボトル開閉部が位置する側とは反対側に位置していることを特徴とする請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  13. 前記開口部は前記収容部の縁と共に前記ケーブルを前記収容部の外部へ導出する開口を形成することを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  14. 前記開口部は、前記ボトル開閉部が閉じられた閉位置に位置するときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向において前記ボトル開閉部の中央よりも下流側に位置することを特徴とする請求項9から請求項13までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  15. 前記開口部は、前記ボトル開閉部が閉じられた閉位置に位置するときに前記画像形成システムの背面から正面へ向かう方向において前記ボトル開閉部の手前側の端部よりも上流側に位置することを特徴とする請求項14に記載の画像形成システム。
  16. 前記天面のうち前記ボトル収容部よりも手前側の領域には、USBメモリが接続されるUSBメモリ接続部とユーザがICカードをかざすターゲットとなるターゲットマークとが設けられており、前記開口部と前記USBメモリ接続部と前記ターゲットマークとは前記直交方向に関して順に並んでいることを特徴とする請求項9から請求項15までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  17. 前記開口部は前記留め部よりも前記画像形成システムの正面側に位置することを特徴とする請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の画像形成システム。
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