JP2022124402A - エアスポイラ及びスポイラ装着部構造 - Google Patents

エアスポイラ及びスポイラ装着部構造 Download PDF

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健亮 棚橋
Kensuke Tanahashi
正樹 柴田
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Abstract

【課題】耐久性の向上を図ることが可能なエアスポイラの提供。【解決手段】エアスポイラ10は、車幅方向に延びかつ複数の取付孔20を有し、それら取付孔20に通される締結部材80によって車両90に固定され、複数の取付孔20に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に、車両90の外面に突き合わされる複数の突合せ突部30を有する。【選択図】図3

Description

本開示は、エアスポイラと、エアスポイラが取り付けられるスポイラ装着部構造に関する。
近年、エアスポイラをつけた車両が普及してきている(例えば、特許文献1参照)。
実登3020469(段落[0008]、図1、図4等)
エアスポイラの普及に伴って、エアスポイラの耐久性不足が問題になることもあった。
上記課題を解決するためになされた発明の第1態様は、車幅方向に延びかつ複数の取付孔を有し、それら取付孔に通される締結部材によって車両に固定されるエアスポイラであって、前記複数の取付孔に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に、前記車両の外面に突き合わされる複数の突合せ突部を有するエアスポイラである。
発明の第1態様では、車幅方向に延びるエアスポイラにおいて、取付孔に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に、車両の外面に突き合わされる突合せ突部が設けられる。従って、エアスポイラの姿勢を傾けるような外力が生じた場合に、突合せ突部を車両の外面に当接させてエアスポイラを支持することが可能となる。これにより、エアスポイラを変形し難くすることが可能となり、エアスポイラの耐久性の向上を図ることが可能となる。
(A)本開示の一実施形態に係るエアスポイラが取り付けられた車両後部の側面図、(B)エアスポイラの平面図 エアスポイラの下方斜視図 車両後部に取り付けられたエアスポイラの側断面図 第1の装着突部の取付孔付近の下方斜視図 車両後部に取り付けられたエアスポイラの取付孔周辺の拡大側断面図 第2の装着突部の取付孔付近の下方斜視図 車両後部に取り付けられたエアスポイラの側断面図 下側から外力を受けたときのエアスポイラの側断面図 下側から外力を受けたときのエアスポイラの側断面図
図1(A)に示すように、本開示の一実施形態に係るエアスポイラ10は、車両90の後部に取り付けられるルーフエンドスポイラである。例えば、エアスポイラ10は、いわゆるハッチバックタイプ等の車両90の車体パネルのうちリアゲート93の上部に固定される。エアスポイラ10は、車両90から後ろ側に突出し、車両90の後部ガラス窓97の上方に庇状に配置される。
図1(B)に示すように、エアスポイラ10は、車両90の車幅方向(左右方向)に長い形状をなしている。図2及び図3に示すように、エアスポイラ10は、リアゲート93との対向面に複数の取付孔20を有し、それら取付孔20に通される締結部材80によって、リアゲート93のスポイラ装着部95に固定される。なお、複数の取付孔20は、例えば、車幅方向にずれた位置に設けられる。
図3に示すように、本実施形態では、エアスポイラ10は、中空構造をなし、上下に連結される上側壁部11と下側壁部12とを有する。上側壁部11は、エアスポイラ10の上面を構成する。下側壁部12は、リアゲート93と対向配置され、上述の複数の取付孔20を有する。
具体的には、下側壁部12には、リアゲート93に上側から対向する横壁部12Yと、リアゲート93に後側から対向する縦壁部12Tとが設けられている。横壁部12Yは、下側壁部12の前端部に設けられて上側壁部11に宛がわる。縦壁部12Tは、横壁部12Yに連続し、上側壁部11から離れるように後ろ下がりに延びている。上述の取付孔20は、横壁部12Yにも一部配置されているが、主に縦壁部12Tに配置されている。
なお、例えば、下側壁部12の横壁部12Yの下面には、複数の緩衝部材19(図2及び図4参照)が取り付けられている。複数の緩衝部材19は、例えば車幅方向に並び、車両90のリアゲート93に上側から宛がわれる。
本実施形態では、取付孔20は、下側壁部12の装着突部40に形成されている。装着突部40は、車両90の外面(詳細にはリアゲート93の外面)に向かって突出する。具体的には、装着突部40は、中空構造をなし、リアゲート93側から見て上下方向に長くなった略長方形状をなしている。図4に示すように、装着突部40は、車幅方向で対向する1対の横対向壁41と、それら横対向壁41の突出先端同士の間を連絡する先端壁42とを備えている。そして、取付孔20は、先端壁42に開口している。なお、装着突部40は、縦壁部12Tにおける途中位置から上側に形成され、装着突部40の上端部は、横壁部12Yと連絡されている。また、装着突部40の下端部は、下端壁43により閉塞されている。
また、図4に示すように、装着突部40のうち取付孔20に隣接する部分には、締結部材80を、締結部材80の軸方向とは交差する方向から取付孔20に受容させるための開口部46が形成されている。これにより、締結部材80を取付孔20に通し易くすることが可能となる。
なお、図5に示すように、例えば、締結部材80は、ボルト81と、ボルト81が挿通されるナット82とを備えている。ボルト81は、リアゲート93のスポイラ装着部95の挿通孔93Hと、エアスポイラ10の取付孔20とに挿通される。ナット82は、エアスポイラ10の取付孔20の開口縁が嵌まり込んで固定される外周溝82Uを外周面に有している。そして、取付孔20の開口縁が(即ちエアスポイラ10が)固定されたナット82に、リアゲート93の内側から挿通孔93Hに挿通されたボルト81が螺合することで、ナット82とボルト81の間にリアゲート93の挿通孔93Hの開口縁が挟み付けられ、リアゲート93にエアスポイラ10が取り付けられる。
ここで、図3及び図4に示すように、エアスポイラ10の下側壁部12には、車両90の外面(例えばリアゲート93の外面)に突き合わされる複数の突合せ突部30が形成されている。複数の突合せ突部30は、エアスポイラ10のうち取付孔20に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に配置され、本実施形態の例では、取付孔20よりも上側に配置されている。具体的には、複数の突合せ突部30は、縦壁部12Tに設けられ、取付孔20の近傍(詳細には、装着突部40)に設けられている。
図4に示すように、本実施形態の例では、突合せ突部30は、突片構造をなしたリブになっていて、1対設けられている。1対の突合せ突部30は、車幅方向で対向し、横対向壁41と平行になっている。突合せ突部30の先端面には、リアゲート93の外面形状に対応する湾曲凹部30Sが形成されている。なお、例えば、下側壁部12は、突合せ突部30が装着突部40に一体成形された樹脂成形品になっている。
本実施形態では、装着突部40として、複数種類の形状のものが設けられている。図3及び図4には、そのうちの1種類である第1の装着突部40Aが示されている。第1の装着突部40Aは、取付孔20を先端壁42の下端寄り部分に有し、突合せ突部30を、第1の装着突部40Aの先端壁42のうち取付孔20よりも上端側の部分に有している。1対の突合せ突部30は、先端壁42のうち各横対向壁41と連絡される両長辺部から突出すると共に、各突合せ突部30の上端部は、横壁部12Yと連絡されている。また、1対の突合せ突部30のうち一方の突合せ突部30は他方の突合せ突部30よりも車幅方向外側に配置され、その一方の突合せ突部30の方が、下方まで長く延びている。上述の開口部46は、取付孔20の側方に(詳細には、取付孔20に対して車幅方向内側に)配置される。なお、縦壁部12Tのうち第1の装着突部40Aよりも下側の部分からは、下端壁43と連絡される1対の三角リブ49が突出している。
図6及び図7には、別の種類の装着突部40である第2の装着突部40Bが示されている。第2の装着突部40Bは、取付孔20を先端壁42の下端寄り部分に有し、突合せ突部30を、取付孔20よりも上側部分に有している。1対の突合せ突部30は、1対の横対向壁41から延長された構造になっている。また、上述の開口部46は、取付孔20の上方に配置され、1対の突合せ突部30の間全体に開口している。従って、締結部材80は、1対の突合せ突部30の間を通して取付孔20に受容される。なお、縦壁部12Tのうち第2の装着突部40Bよりも下側の部分からは、下端壁43と連絡される1対の三角リブ49が突出している。また、縦壁部12Tのうち第2の装着突部40Bの取付孔20の両側方の部分からは、それぞれ各横対向壁41と連絡される1対の三角リブ48が突出している。
なお、エアスポイラ10では、長手方向(車幅方向)において中央に対して略対称な位置に、第1の装着突部40Aが対をなして設けられると共に第2の装着突部40Bも対をなして設けられている。
ところで、エアスポイラ10が外部の物に接触された場合等に、エアスポイラ10が傾くように外力を受ける場合がある。具体的には、例えば、車両90の洗車時に、自動洗車機M(図1参照)の洗車ブラシB(図8参照)が、エアスポイラ10の後部に下側から接触することで、エアスポイラ10の後部が持ち上がるようにエアスポイラ10に回転モーメントが生じる場合がある。この場合、従来のエアスポイラでは、リアゲート93への固定部分である取付孔20の開口縁が壊れ易くなり、エアスポイラ10の耐久性不足が問題になることがある。
これに対し、本実施形態のエアスポイラ10では、リアゲート93の外面に突き合わされる突合せ突部30が、取付孔20の上側に配置される。従って、このようにエアスポイラ10の姿勢を傾けるような外力が生じた場合に、図8及び図9に示すように、突合せ突部30をリアゲート93の外面に当接させてエアスポイラ10を支持することが可能となる。これにより、エアスポイラ10(特に取付孔20の開口縁)を変形し難くすることが可能となり、エアスポイラ10の耐久性の向上を図ることが可能となる。また、突合せ突部30が、取付孔20の近傍に配置されているので、取付孔20の付近をより壊れ難くすることが可能となる。
ここで、エアスポイラ10とスポイラ装着部95を備えるスポイラ装着部構造100では、突合せ突部30が、リアゲート93の外面に対して近接配置され、突合せ突部30の先端面とリアゲート93の外面との間に、車両90の走行時に互いの当接を防ぐためのクリアランスSが設けられる(図5参照)。従って、車両90の走行時に突合せ突部30が車両90の外面に当たって音が発生することを抑えることが可能となる。なお、自動洗車機Mの洗車ブラシBからエアスポイラ10が力を受けたときに、突合せ突部30が車両90の外面に当接可能で、かつ車両90の走行時に突合せ突部30とリアゲート93が当接し難いクリアランスSとしては、例えば1mm程度のものが好ましい。
本実施形態では、車両90の外面に向かって突出し、取付孔20が先端面に開口する装着突部40が設けられ、突合せ突部30が、装着突部40に一体になっている。従って、エアスポイラ10が外部から負荷を受けたときに、突合せ突部30が車両90の外面に当接することで、装着突部40が変形することをより抑えることが可能となる。これにより、エアスポイラ10のうち取付孔20の付近をより壊れ難くすることが可能となる。また、突合せ突部30が、装着突部40に一体に成形されていることで、取付孔20に対して突合せ突部30の位置をずれ難くすることが可能となる。
本実施形態では、突合せ突部30が、突片状のリブになっているので、取付孔20の周辺を補強することができる。また、突合せ突部30が、取付孔20に対して車幅方向の両側に1対設けられるので、取付孔20の周辺をより補強することができる。また、第1の装着突部40Aのように、突合せ突部30を、突合せ突部30の上端部が横壁部12Yと連絡される構成とすれば、装着突部40における先端壁42をさらに補強でき、開口部46の開口縁の強度も上げることができる。また、第2の装着突部40Bでは、開口部46が1対の突合せ突部30に挟まれるので、開口部46の開口縁の強度を高めることが可能となる。
[他の実施形態]
(1)突合せ突部30を有するエアスポイラ10は、例えば、セダンタイプの車両の後部に取り付けられてもよいし、車両90の前側下部に取り付けられるフロントスポイラであってもよいし、車両90の側面下部に取り付けられるサイドスポイラであってもよい。これらの場合においても、エアスポイラ10と車両90の外面との間に、上記実施形態と同様にクリアランスSが設けられることが好ましい。
(2)上記実施形態では、突合せ突部30が、取付孔20よりも上側に配置されていたが、突合せ突部30は、エアスポイラ10のうち取付孔20に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に設けられていればよく、例えば、取付孔20よりも下側に配置されていてもよいし、取付孔20よりも後側に配置されていてもよい。これらの場合においても、突合せ突部30は、取付孔20の近傍に配置されている(例えば、装着突部40に設けられている)ことが好ましい。なお、例えば、取付孔20を、装着突部40の先端壁42のうち上寄り部分に配置して、突合せ突部30を、装着突部40の先端壁42のうち取付孔20よりも下側部分に配置してもよい。このように突合せ突部30が取付孔20よりも下側にある場合には、外力によって、エアスポイラ10の後部を下側に動かすようにエアスポイラ10に回転モーメントが生じた場合等に、エアスポイラ10を支持することが可能となる。
(3)上記実施形態では、突合せ突部30が、突片状であったが、これに限定されるものではなく、例えば、柱状であってもよいし、半球状であってもよい。また、突合せ突部30が、取付孔20に対して、1対ずつ設けられていなくてもよく、例えば、1つずつ設けられていてもよいし、3つ以上設けられていてもよい。また、各取付孔20に対応する突合せ突部30の個数が全て同じでなくてもよい。
(4)上記実施形態において、装着突部40は、例えば、第1の装着突部40Aと同様の形状のみであってもよいし、第2の装着突部40Bと同様の形状のみであってもよい。
(5)上記実施形態では、装着突部40が、リアゲート93側から見て、略長方形状であったが、これに限定されるものではなく、例えば、半球状であってもよい。また、装着突部40が、中空構造でなくてもよいし、装着突部40が設けられていなくてもよい。
(6)上記実施形態において、締結部材80が、例えばリベット等であってもよい。
<付記>
以下、上記実施形態から抽出される特徴群について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。
[特徴1]
車幅方向に延びかつ複数の取付孔を有し、それら取付孔に通される締結部材によって車両に固定されるエアスポイラであって、
前記複数の取付孔に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に、前記車両の外面に突き合わされる複数の突合せ突部を有するエアスポイラ。
特徴1では、車幅方向に延びるエアスポイラにおいて、取付孔に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に、車両の外面に突き合わされる突合せ突部が設けられる。従って、エアスポイラの姿勢を傾けるような外力が生じた場合に、突合せ突部を車両の外面に当接させてエアスポイラを支持することが可能となる。これにより、エアスポイラを変形し難くすることが可能となり、エアスポイラの耐久性の向上を図ることが可能となる。
[特徴2]
前記車両の外面に向かって突出し、先端面に前記取付孔が開口する複数の装着突部を有し、
前記複数の突合せ突部は、前記複数の装着突部に一体に成形されている、特徴1に記載のエアスポイラ。
特徴2では、車両の外面に向かって突出し、取付孔が先端面に開口する装着突部が設けられている。そして、突合せ突部が、装着突部に一体になっている。従って、エアスポイラが外部から負荷を受けたときに、突合せ突部が車両の外面に当接することで、装着突部が変形することをより抑えることが可能となる。これにより、エアスポイラのうち取付孔の付近をより壊れ難くすることが可能となる。また、突合せ突部が、装着突部に一体に成形されていることで、取付孔に対して突合せ突部の位置をずれ難くすることが可能となる。
[特徴3]
前記装着突部は、車幅方向で対向する1対の横対向壁と、それら横対向壁の先端間を連絡しかつ前記取付孔が貫通した先端壁とを備えて、前記装着突部の全体が上下方向又は前後方向に延び、
前記取付孔は、前記先端壁の長手方向の一端寄りに配置され、
前記突合せ突部は、前記先端壁の長手方向で前記取付孔よりも他端側の部分から突出している、特徴2に記載のエアスポイラ。
[特徴4]
一方の前記横対向壁には、前記締結部材をその軸方向と交差する方向から前記取付孔に受容させるための開口部が形成されている、特徴3に記載のエアスポイラ。
特徴4では、締結部材をその軸方向とは交差する方向から取付孔に受容させるための開口部が形成されているので、締結部材を取付孔に通し易くすることが可能となる。
[特徴5]
前記装着突部は、車幅方向で対向する1対の横対向壁と、それら横対向壁の先端間を連絡しかつ前記取付孔が貫通した先端壁とを備え、
前記突合せ突部は、前記装着突部の前記1対の横対向壁から延長された突片構造をなしている、特徴2に記載のエアスポイラ。
[特徴6]
前記先端壁には、前記1対の横対向壁から延長された1対の前記突合せ突部の間を通して前記締結部材をその軸方向と交差する方向から前記取付孔に受容させるための開口部が形成されている、特徴5に記載のエアスポイラ。
特徴6では、締結部材をその軸方向とは交差する方向から取付孔に受容させるための開口部が形成されているので、締結部材を取付孔に通し易くすることが可能となる。また、開口部が突合せ突部に挟まれるので、開口部の開口縁の強度を高めることが可能となる。
[特徴7]
前記複数の突合せ突部が、前記車両の後面に重なる前記取付孔の上側に配置されている特徴1から6の何れか1の特徴に記載のエアスポイラ。
特徴7では、突合せ突部が取付孔の上側に配置されているので、エアスポイラの後部が持ち上がるような外力が生じた場合に、突合せ突部を当接させることが可能となり、エアスポイラを支持することが可能となる。
[特徴8]
特徴1から7の何れか1の特徴に記載のエアスポイラと、前記車両のうち前記エアスポイラが取り付けられるスポイラ装着部と、を有するスポイラ装着部構造であって、
前記突合せ突部の先端面と前記車両の外面との間に、前記車両の走行時に互いの当接を防ぐためのクリアランスが設けられ、
自動洗車機の洗車ブラシからエアスポイラが力を受けたときに、前記突合せ突部の先端面と前記車両の外面とが当接可能なスポイラ装着部構造。
特徴8では、突合せ突部の先端面と車両の外面との間に、車両の走行時に互いの当接を防ぐためのクリアランスが設けられる。従って、車両の走行時に突合せ突部が車両の外面に当たって音が発生することを抑えることが可能となる。また、上記クリアランスを、自動洗車機の洗車ブラシからエアスポイラが力を受けたときに、突合せ突部が車両の外面に当接可能になるように設けることで、エアスポイラが洗車ブラシから力を受けても、エアスポイラが(特に取付孔の付近が)壊れることを抑制可能となる。
なお、本明細書及び図面には、特許請求の範囲に含まれる技術の具体例が開示されているが、特許請求の範囲に記載の技術は、これら具体例に限定されるものではなく、具体例を様々に変形、変更したものも含み、また、具体例から一部を単独で取り出したものも含む。
10 エアスポイラ
11 上側壁部
12 下側壁部
12T 縦壁部
12Y 横壁部
19 緩衝部材
20 取付孔
30 突合せ突部
40 装着突部
41 横対向壁
42 先端壁
46 開口部
80 締結部材
81 ボルト
82 ナット
90 車両
93 リアゲート
95 スポイラ装着部
100 スポイラ装着部構造
B 洗車ブラシ
S クリアランス

Claims (8)

  1. 車幅方向に延びかつ複数の取付孔を有し、それら取付孔に通される締結部材によって車両に固定されるエアスポイラであって、
    前記複数の取付孔に対して前後方向又は上下方向にずれた位置に、前記車両の外面に突き合わされる複数の突合せ突部を有するエアスポイラ。
  2. 前記車両の外面に向かって突出し、先端面に前記取付孔が開口する複数の装着突部を有し、
    前記複数の突合せ突部は、前記複数の装着突部に一体に成形されている、請求項1に記載のエアスポイラ。
  3. 前記装着突部は、車幅方向で対向する1対の横対向壁と、それら横対向壁の先端間を連絡しかつ前記取付孔が貫通した先端壁とを備えて、前記装着突部の全体が上下方向又は前後方向に延び、
    前記取付孔は、前記先端壁の長手方向の一端寄りに配置され、
    前記突合せ突部は、前記先端壁の長手方向で前記取付孔よりも他端側の部分から突出している、請求項2に記載のエアスポイラ。
  4. 一方の前記横対向壁には、前記締結部材をその軸方向と交差する方向から前記取付孔に受容させるための開口部が形成されている、請求項3に記載のエアスポイラ。
  5. 前記装着突部は、車幅方向で対向する1対の横対向壁と、それら横対向壁の先端間を連絡しかつ前記取付孔が貫通した先端壁とを備え、
    前記突合せ突部は、前記装着突部の前記1対の横対向壁から延長された突片構造をなしている、請求項2に記載のエアスポイラ。
  6. 前記先端壁には、前記1対の横対向壁から延長された1対の前記突合せ突部の間を通して前記締結部材をその軸方向と交差する方向から前記取付孔に受容させるための開口部が形成されている、請求項5に記載のエアスポイラ。
  7. 前記複数の突合せ突部が、前記車両の後面に重なる前記取付孔の上側に配置されている請求項1から6の何れか1の請求項に記載のエアスポイラ。
  8. 請求項1から7の何れか1の請求項に記載のエアスポイラと、前記車両のうち前記エアスポイラが取り付けられるスポイラ装着部と、を有するスポイラ装着部構造であって、
    前記突合せ突部の先端面と前記車両の外面との間に、前記車両の走行時に互いの当接を防ぐためのクリアランスが設けられ、
    自動洗車機の洗車ブラシからエアスポイラが力を受けたときに、前記突合せ突部の先端面と前記車両の外面とが当接可能なスポイラ装着部構造。
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