JP2022116892A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱調理器が備える操作部の操作性を高め、また、操作部の設計自由度を高める。【解決手段】加熱調理器1は、調理器本体10と、操作部4と、扉5とを備える。調理器本体10は、加熱部2と調理室3とを有する。操作部4は、調理器本体10の前部に設けられ、加熱部2を操作することができる。扉5は、調理器本体10の前部に設けられ、調理室3を開閉することができる。操作部4は、調理器本体10の前方に露出する先端部分41を有する。先端部分41は、扉5に対して横方向に隣接して位置する。【選択図】図1
Description
本開示は、加熱調理器に関する。
加熱部と調理室とを備えた加熱調理器が、従来公知である(例えば特許文献1等参照)。この種の加熱調理器では、加熱部と調理室とを有する調理器本体の前部に、加熱部を操作するための操作部と、調理室を開閉するための扉とが設けられている。
上記した従来の加熱調理器において、調理器本体の前部の限られたスペースの中では、操作部の幅を十分に確保することが困難な場合があり、また、操作部の設計自由度を確保することが困難な場合がある。本開示は、ユーザーにとっての操作部の操作性を高めることができ、また、操作部の設計自由度を高めることができる加熱調理器を提案することを、目的とする。
本開示の一態様に係る加熱調理器は、加熱部と調理室とを有する調理器本体と、前記調理器本体の前部に設けられ、前記加熱部を操作することができる操作部と、前記調理器本体の前部に設けられ、前記調理室を開閉することができる扉とを備える。前記操作部は、前記調理器本体の前方に露出する先端部分を有する。前記先端部分は、前記扉に対して横方向に隣接して位置する。
本開示の別態様に係る加熱調理器は、加熱部を有する調理器本体と、前記加熱部を操作することができる操作部とを備える。前記調理器本体の前面には、前記操作部が挿し通される開口部が設けられ、前記操作部は、前記開口部よりも横方向の寸法が大きな先端部分を有する。前記先端部分が、前記調理器本体の前方に露出する。
本開示は、ユーザーにとっての操作部の操作性を高めることができ、また、操作部の設計自由度を高めることができるという効果を奏する。
(一実施形態)
図1には、本開示の一実施形態の加熱調理器1の全体を示している。一実施形態の加熱調理器1は、ビルトイン式のグリル付きガスこんろであり、図示略のキッチンキャビネットに組み込まれる調理器本体10と、調理器本体10に設けられた加熱部2と、調理器本体10の前部に開口するように設けられた調理室3と、調理器本体10の前部において調理室3を挟んだ左右の両側に設けられた複数の操作部4とを備える。
図1には、本開示の一実施形態の加熱調理器1の全体を示している。一実施形態の加熱調理器1は、ビルトイン式のグリル付きガスこんろであり、図示略のキッチンキャビネットに組み込まれる調理器本体10と、調理器本体10に設けられた加熱部2と、調理器本体10の前部に開口するように設けられた調理室3と、調理器本体10の前部において調理室3を挟んだ左右の両側に設けられた複数の操作部4とを備える。
本文中では、調理器本体10に対して、これを利用するユーザーが位置する方向を前方向、これの逆方向を後方向と定義する。左右方向においては、調理器本体10を利用するときのユーザーの視点を基準として左方向と右方向を定義する。
加熱部2は、こんろバーナー21と、図示略のグリルバーナーとを含む。こんろバーナー21は、調理器本体10のトッププレートにおいて、互いに距離をあけて複数設置されている。複数のこんろバーナー21は、左側のバーナー21aと、右側のバーナー21bと、後ろ側のバーナー21cとで構成されている。
調理室3は、調理器本体10の前面に開口するように形成されたグリル庫で構成されている。調理室3の開口部分は、該開口部分に対応した寸法形状を有する扉5が、調理器本体10に設置された図示略のスライド機構を介して前後にスライド移動することによって、開閉される。
扉5は、ガラス製である透明板材51と、透明板材51の下端部を支持する不透明な扉下部52とを備えたグリル扉である。扉下部52の前面には、前方に突出する隆起部55が設けられている。隆起部55は、扉5の左右方向の全長に亘って、左右方向に一直線状に伸びている。隆起部55の下面には、ユーザーが自身の指先を引っ掛けることのできる凹部57が、上方に向けて凹むように形成されている。隆起部55の前端面550は、扉下部52ひいては扉5の全体のうち、最も前方に突出した位置にある。隆起部55の前端面550は、扉5の左右方向の全長に亘って、左右方向に一直線状に伸びた外形を有する。
複数の操作部4は、四つの操作部4であり、それぞれが押し操作式のスイッチで構成されている。四つの操作部4は、調理室3の左側に位置する二つの操作部4と、調理室3の右側に位置する二つの操作部4とで構成されている。
左側の二つの操作部4のうち一方は、左側のバーナー21aの点消火用であり、他方は、後ろ側のバーナー21cの点消火用である。右側の二つの操作部4のうち一方は、グリルバーナーの点消火用であり、他方は、右側のバーナー21bの点消火用である。
(操作部)
操作部4は、調理器本体10の前部において、図3から図5に示すシャフト6を介して回転可能に支持されている。操作部4は、操作部4を配置するために調理器本体10の前部に設けられた開口部15(図1、図2参照)を通じて、その先端部分41が前方に露出するように配置されている。
操作部4は、調理器本体10の前部において、図3から図5に示すシャフト6を介して回転可能に支持されている。操作部4は、操作部4を配置するために調理器本体10の前部に設けられた開口部15(図1、図2参照)を通じて、その先端部分41が前方に露出するように配置されている。
操作部4の先端部分41は、言い換えれば操作部4の前部である。先端部分41は、ユーザーの指先で押し込まれる部分であり、上下方向の中央部分が、前方に隆起している。先端部分41の前方に隆起した部分の前端面415は、操作部4のうち最も前方に突出した位置にあり、操作部4の左右方向の全長に亘って、左右方向に一直線状に伸びた外形を有する。
(シャフト)
シャフト6は、操作部4とは別体で設けられた例えば金属部材であり、操作部4の上端部を左右方向に貫通するように、操作部4に挿し通されている。左右方向は、言い換えれば横方向である。ユーザーが、前方に露出する操作部4の先端部分41を押し込むことにより、操作部4は、シャフト6を中心として後方に向けて回転する。これにより、加熱部2に含まれるバーナー21等のうち操作部4と対応するものが、点消火される。
シャフト6は、操作部4とは別体で設けられた例えば金属部材であり、操作部4の上端部を左右方向に貫通するように、操作部4に挿し通されている。左右方向は、言い換えれば横方向である。ユーザーが、前方に露出する操作部4の先端部分41を押し込むことにより、操作部4は、シャフト6を中心として後方に向けて回転する。これにより、加熱部2に含まれるバーナー21等のうち操作部4と対応するものが、点消火される。
シャフト6は、左右方向と一致した軸方向を有する円柱状のシャフト本体60と、シャフト本体60の軸方向の一側(以下、これを「第1側」という。)の端部に設けられたフランジ部62とを一体に有する。フランジ部62は、シャフト本体60よりも大径である。
調理器本体10は、シャフト6を介して操作部4を回転可能に支持するための支持構造7を有し、支持構造7には、貫通孔715を有する支持壁71が含まれている。支持壁71は、後方に向けて突出した突壁である。
シャフト本体60が貫通孔715に挿し通された状態で、フランジ部62は、支持壁71に対して第1側(つまりシャフト6の軸方向において、シャフト本体60に対してフランジ部62が位置する側)に位置する。フランジ部62は貫通孔715よりも大径であり、フランジ部62が支持壁71に当たることで、シャフト6の軸方向の他側(以下、これを「第2側」という。)への抜け止めがなされる。シャフト6の第1側への抜け止めは、支持構造7に取り付けられた後述のストッパー8によりなされる。
(ストッパー)
ストッパー8は、例えば合成樹脂製の部材であり、ストッパー本体80と、一対の爪821で構成される係止部82と、フック84とを一体に有する。
ストッパー8は、例えば合成樹脂製の部材であり、ストッパー本体80と、一対の爪821で構成される係止部82と、フック84とを一体に有する。
ストッパー本体80は、支持構造7に係止される第1部分801と、第1部分801から直交するように伸びる第2部分802と、第1部分801と第2部分802をつなぐ一対の補強部分803とを、一体に有する。
第1部分801は平板状であり、第1部分801の前面の一部から、弾性を有する一対の爪821が前方に突出している。一対の爪821は、互いに近づく向きに曲がった形状を有する。一対の爪821は、支持構造7が有する一対の係止孔721に対して、一対一で弾性的に引っ掛かるように構成されている。一対の係止孔721は、支持壁71よりも第1側の部分において、左右方向に並んで位置している。一対の係止孔721が、ストッパー8の係止部82が係止する被係止部72を構成している。
第2部分802は平板状であり、第1部分801が支持構造7に係止された状態で、支持壁71に対して第1側に隣接して位置する。第2部分802のうち第2側(つまりシャフト6の軸方向において、フランジ部62に対してシャフト本体60が位置する側)を向く面に、シャフト6の第1側の端面が当たることで、シャフト6の第1側への抜け止めがなされる。
第2部分802の後方の突先からは、フック84が更に延長されている。フック84はL字状であり、第2部分802の突先から第2側に向けて伸びる基部841と、基部841の突先部から前方に向けて伸びる先端部842とを、一体に有する。
第1部分801が支持構造7に係止された状態で、フック84の先端部842の少なくとも一部は、支持壁71の先端部分に対して第2側に位置する。つまり、第1部分801が支持構造7に係止された状態で、フック84の先端部842の少なくとも一部は、前後方向において支持壁71の一部とオーバーラップするように構成されている。
一対の補強部分803は、上下に距離をあけて互いに平行に位置している。第1部分801と第2部分802との間に、三角板状の一対の補強部分803が挟まれて位置することで、ストッパー8が変形すること(特に第2部分802が変形すること)が効果的に抑えられる。
ストッパー8は、上記の構造を備えることで、シャフト6の第1側への抜け止めを図ることができ、仮にストッパー8に大きな負荷が掛かっても、フック84が支持壁71に引っ掛かることで、係止部82が破損、変形等することは抑えられる。その結果、ストッパー8が第1側に横滑りするように移動することは、効果的に抑えられる。
加えて、一実施形態の支持構造7は、ストッパー8が第1側に移動することを抑える突起部74を、更に有している。突起部74は、後方に突出する突片であり、被係止部72よりも第1側に位置する。支持構造7は、一対の係止孔721が開口する平坦な面70を有し、この面70のうち一対の係止孔721よりも第1側の部分から突起部74が突出している。
突起部74は、ストッパー8が支持構造7に係止された状態で、ストッパー8の第1側の端面800(つまり第1部分801の第1側の端面800)よりも第1側に位置し、ストッパー8が第1側に移動したときには、端面800が突起部74に当たることでこれを止めるように構成されている。突起部74がストッパー8の横滑りを止めることで、係止部82が破損、変形等することは効果的に抑えられる。ストッパー8が支持構造7に係止された状態で、ストッパー8の端面800と突起部74との間には、僅かなクリアランス(例えば0.5mm以上かつ1.0mm以下の範囲内のクリアランス)が設けられていることが好ましい。
一実施形態の加熱調理器1では、上記のように、操作部4とは別部材のシャフト6とストッパー8とを用い、操作部4にシャフト6を挿し込み、その後にストッパー8でシャフト6の抜け止めを図るように構成されているので、加熱調理器1を組み立てるときに、調理器本体10の開口部15に対して、操作部4を前方から簡単に挿し込むことが可能である。これに対して、例えば、操作部4とこれを支持するシャフト部分とが、樹脂等を用いて一体に成形されていた場合には、シャフト部分が開口部15の周縁に引っ掛かるため、開口部15に対して操作部4を前方から挿し込むことが容易でない。
加えて、一実施形態の加熱調理器1においては、左右に並んで位置する二つの操作部4のうち、扉5に近い側の操作部4(以下「操作部4a」とする。)の先端部分41は、扉5に対して横方向に隣接して位置している。ここでの隣接は、僅かなクリアランス(例えば0.5mm以上かつ2.0mm以下の範囲内のクリアランス)を介して隣接することを含み、また、クリアランスがゼロの状態で隣接することも含む。クリアランスがゼロの場合、滑りをよくするために、扉5と操作部4aの先端部分41との突き合わせ面の両方又は一方に、潤滑オイルが塗られていることが好ましい。
図2に示すように、操作部4aの先端部分41の横方向の寸法D1は、これに対応する開口部15の横方向の寸法D2よりも、大きく設定されている。操作部4aにおいて、先端部分41は、操作部4aの他の部分よりも、扉5に近づく側に張り出した形状を有している。
このような寸法形状を有する操作部4aは、調理器本体10の開口部15に対して後方から挿し込むことは困難であるが、一実施形態の加熱調理器1では、操作部4aを開口部15に対して前方から挿し込むことができ、調理器本体10に対して操作部4aを簡単に取り付けることができる。
また、一実施形態の加熱調理器1では、ストッパー8を支持構造7に対してねじ固定するのではなく、係止部82を支持構造7の一部(被係止部72)に対して弾性的に係止させる簡単な作業で、ストッパー8を支持構造7に取り付けることができる。しかも、例えばストッパー8に対してシャフト6が大きな負荷を掛けても、フック84が支持構造7の一部(支持壁71)に引っ掛かることや、ストッパー8の端面800が支持構造7の別の一部(突起部74)に当たることによって、係止部82が破損、変形等することが抑えられる。そのため、一実施形態の加熱調理器1では、ストッパー8が適正位置から外れて機能を失うことは効果的に抑えられる。
これに対して、仮に、支持構造7が突起部74を有する一方で、ストッパー8がフック84を有さない場合には、シャフト6に押されたストッパー8が突起部74に接触し、当該接触個所を中心としてストッパー8全体が傾き、その結果、係止部82が破損、変形等して、ストッパー8が機能を失うおそれがある。
また、ストッパー8がフック84を有する一方で、支持構造7が突起部74を有さない場合には、シャフト6に押されたストッパー8のフック84が変形等して支持壁71から外れ、その結果、係止部82が破損、変形等して、ストッパー8が機能を失うおそれがある。
これに対して、一実施形態の加熱調理器1では、支持構造7が突起部74を有し、かつストッパー8がフック84を有するので、ストッパー8がシャフト6に押されてもその負荷を突起部74の側とフック84の側とに分散することができ、係止部82が破損、変形等することを効果的に抑制することができる。
そして、一実施形態の加熱調理器1では、扉5とこれに隣接する操作部4aとの間にデッドスペースが生じることを抑え、これにより、操作部4aの左右方向の幅を確保することができる(図1参照)。加えて、ユーザーにとっては、正面視において扉5と操作部4aとが一つながりのように視認され、全体としてすっきりとした印象が与えられる。特に、一実施形態の加熱調理器1では、扉5の隆起部55の前端面550と、これに隣接する操作部4の前端面415とが、一つながりの直線状に視認されるため、全体として一層すっきりとして印象が与えられる。
(変形例)
上記した一実施形態の加熱調理器1の構成は一例に過ぎず、加熱調理器1が備える調理器本体10、加熱部2、調理室3、操作部4、扉5、シャフト6,支持構造7、ストッパー8等の各構成において、本開示の意図する範囲内において適宜の変更を行うことが可能である。
上記した一実施形態の加熱調理器1の構成は一例に過ぎず、加熱調理器1が備える調理器本体10、加熱部2、調理室3、操作部4、扉5、シャフト6,支持構造7、ストッパー8等の各構成において、本開示の意図する範囲内において適宜の変更を行うことが可能である。
例えば、一実施形態の加熱調理器1では、操作部4aを、開口部15に対して前方から挿し込むように設けているが、操作部4aの先端部分41の横方向の寸法D1を、対応する開口部15の横方向の寸法D2よりも小さく設け、操作部4aの先端部分41を、開口部15に対して後方から挿し込んだ後に、操作部4aを、横方向の扉5に近づく側にスライドさせてセットすることも可能である。これにより、操作部4aの先端部分41を、扉5に隣接するようにセットすることができる。
この場合、操作部4aを挟んで扉5とは反対側の位置には、操作部4aを上記のようにセットした後に、別の部材をセットすることが好ましい。ここでセットする部材は、例えば、操作部4aと並んで位置する別の操作部4や、横方向に並んだ操作部4a,4の間に介在するように設けられたスペーサーである。
また、一実施形態の加熱調理器1では、フック84の先端部842が支持壁71に引っ掛かるように設けているが、これに加えて、フック84の一部に凸部(又は凹部)を設け、支持壁71の一部に凹部(又は凸部)を設け、フック84の凸部(又は凹部)と支持壁71の凹部(又は凸部)とが嵌まり合うように設けることも可能である。より具体的には、例えば、フック84の基部841のうち支持壁71と対向する面に凸部を設け、支持壁71の突先面に凹部を設け、フック84の凸部と支持壁71の凹部とが嵌まり合うように設けることも可能である。これにより、ストッパー8のフック84が支持壁71から外れることが、一層効果的に抑制される。
(作用効果)
以上、一実施形態及び各種の変形例に基づいて説明したように、本開示の加熱調理器1は、第1の特徴として、調理器本体10と、操作部4と、扉5とを備える。調理器本体10は、加熱部2と調理室3とを有する。操作部4は、調理器本体10の前部に設けられ、加熱部2を操作することができる。扉5は、調理器本体10の前部に設けられ、調理室3を開閉することができる。操作部4は、調理器本体10の前方に露出する先端部分41を有する。先端部分41は、扉5に対して横方向に隣接して位置する。
以上、一実施形態及び各種の変形例に基づいて説明したように、本開示の加熱調理器1は、第1の特徴として、調理器本体10と、操作部4と、扉5とを備える。調理器本体10は、加熱部2と調理室3とを有する。操作部4は、調理器本体10の前部に設けられ、加熱部2を操作することができる。扉5は、調理器本体10の前部に設けられ、調理室3を開閉することができる。操作部4は、調理器本体10の前方に露出する先端部分41を有する。先端部分41は、扉5に対して横方向に隣接して位置する。
したがって、第1の特徴を有する本開示の加熱調理器1では、扉5と操作部4との間にデッドスペースが生じることを抑え、操作部4の幅を確保することで、ユーザーにとっての操作部4の操作性を高めることができる。また、操作部4が扉5に寄って位置することから、他の部分のスペースが確保され、その結果として、操作部4の設計自由度が高められる。
また、本開示の加熱調理器1は、第2の特徴として、加熱部2を有する調理器本体10と、加熱部2を操作することができる操作部4とを備える。調理器本体10の前面には、操作部4が挿し通される開口部15が設けられる。操作部4は、開口部15よりも横方向の寸法が大きな先端部分41を有し、先端部分41が、調理器本体10の前方に露出する。
したがって、第2の特徴を有する本開示の加熱調理器1では、操作部4のうち開口部15に挿し通される部分をコンパクトに設けたとしても、操作部4のうちユーザーが触れる先端部分41の横方向の幅を確保し、ユーザーにとっての操作部4の操作性を高めることができる。また、操作部4のうち開口部15に挿し通される部分の幅と、先端部分41の幅とを、ともに高い自由度で設定することができ、操作部4の設計自由度が高められる。
更に、本開示の加熱調理器1は、第1又は第2の特徴に加えた第3の特徴として、操作部4を回転可能に支持するシャフト6と、シャフト6が装着される支持構造7と、ストッパー8とを更に備える。ストッパー8は、シャフト6がその軸方向の一側に抜けることを抑えるために、支持構造7に取り付けられる。ストッパー8は、支持構造7に係止する係止部82と、ストッパー8が一側に移動することを抑えるフック84とを有する。フック84は、支持構造7に引っ掛かるように構成されている。
したがって、第3の特徴を有する本開示の加熱調理器1では、ストッパー8を支持構造7に対してねじ固定するのではなく、係止部82を支持構造7に係止させる簡単な作業で、ストッパー8を支持構造7に取り付けることができる。しかも、フック84が支持構造7に引っ掛かることによって、係止部82に掛かる負荷が分散され、係止部82が破損、変形等することが抑えられ、その結果として、ストッパー8が適正位置から外れて機能を失うことが抑えられる。
更に、本開示の加熱調理器1では、第3の特徴に加えた第4の特徴として、支持構造7は、ストッパー8の係止部82が係止する被係止部72と、ストッパー8が一側に移動することを抑える突起部74とを有する。突起部74は、ストッパー8の端面800が当るように構成されている。
したがって、第4の特徴を有する本開示の加熱調理器1では、フック84が支持構造7に引っ掛かることに加えて、ストッパー8の端面800が突起部74に当たることによって、係止部82に掛かる負荷が分散され、係止部82が破損、変形等することが抑えられ、その結果として、ストッパー8が適正位置から外れて機能を失うことが抑えられる。
更に、本開示の加熱調理器1は、第1又は第2の特徴に加えた第5の特徴として、操作部4を回転可能に支持するシャフト6と、シャフト6が装着される支持構造7と、ストッパー8とを更に備える。ストッパー8は、シャフト6がその軸方向の一側に抜けることを抑えるために、支持構造7に取り付けられる。支持構造7は、ストッパー8が係止する被係止部72と、ストッパー8が一側に移動することを抑える突起部74とを有する。突起部74は、ストッパー8の端面800が当接可能に構成されている。
したがって、第5の特徴を有する本開示の加熱調理器1では、ストッパー8を支持構造7に対してねじ固定するのではなく、係止部82を支持構造7に係止させる簡単な作業で、ストッパー8を支持構造7に取り付けることができる。しかも、ストッパー8の端面800が突起部74に当たることによって、係止部82に掛かる負荷が分散され、係止部82が破損、変形等することが抑えられ、その結果として、ストッパー8が適正位置から外れて機能を失うことが抑えられる。
1 加熱調理器
10 調理器本体
15 開口部
2 加熱部
3 調理室
4 操作部
41 先端部分
5 扉
6 シャフト
7 支持構造
72 被係止部
74 突起部
8 ストッパー
82 係止部
84 フック
10 調理器本体
15 開口部
2 加熱部
3 調理室
4 操作部
41 先端部分
5 扉
6 シャフト
7 支持構造
72 被係止部
74 突起部
8 ストッパー
82 係止部
84 フック
Claims (5)
- 加熱部と調理室とを有する調理器本体と、
前記調理器本体の前部に設けられ、前記加熱部を操作することができる操作部と、
前記調理器本体の前部に設けられ、前記調理室を開閉することができる扉とを備え、
前記操作部は、前記調理器本体の前方に露出する先端部分を有し、
前記先端部分は、前記扉に対して横方向に隣接して位置する、
加熱調理器。 - 加熱部を有する調理器本体と、
前記加熱部を操作することができる操作部とを備え、
前記調理器本体の前面には、前記操作部が挿し通される開口部が設けられ、
前記操作部は、前記開口部よりも横方向の寸法が大きな先端部分を有し、
前記先端部分が、前記調理器本体の前方に露出する、
加熱調理器。 - 前記操作部を回転可能に支持するシャフトと、
前記シャフトが装着される支持構造と、
前記シャフトがその軸方向の一側に抜けることを抑えるために、前記支持構造に取り付けられるストッパーとを更に備え、
前記ストッパーは、前記支持構造に係止する係止部と、前記ストッパーが前記一側に移動することを抑えるフックとを有し、
前記フックは、前記支持構造に引っ掛かるように構成されている、
請求項1又は2の加熱調理器。 - 前記支持構造は、前記ストッパーの前記係止部が係止する被係止部と、前記ストッパーが前記一側に移動することを抑える突起部とを有し、
前記突起部は、前記ストッパーの端面が当るように構成されている、
請求項3の加熱調理器。 - 前記操作部を回転可能に支持するシャフトと、
前記シャフトが装着される支持構造と、
前記シャフトがその軸方向の一側に抜けることを抑えるために、前記支持構造に取り付けられるストッパーとを更に備え、
前記支持構造は、前記ストッパーが係止する被係止部と、前記ストッパーが前記一側に移動することを抑える突起部とを有し、
前記突起部は、前記ストッパーの端面が当接可能に構成されている、
請求項1又は2の加熱調理器。
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