JP2022105800A - 情報蓄積システム、および、情報蓄積方法 - Google Patents

情報蓄積システム、および、情報蓄積方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにする。【解決手段】情報蓄積システムは、情報記憶装置10と、情報通信装置12とを備える。情報通信装置12は、送信用情報を作成する。送信用情報は複数の記憶対象情報を含む。情報通信装置12は、送信用情報を記憶する。情報通信装置12は、情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。情報記憶装置10は、送信用情報を受信する。情報記憶装置10は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。情報記憶装置10は、記憶された記憶対象情報から送信用情報を復元する。情報記憶装置10は、復元された送信用情報である復元情報を情報通信装置12へ送信する。情報通信装置12は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。情報通信装置12は、記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。情報通信装置12は、結果情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報蓄積システム、および、情報蓄積方法に関する。
特許文献1は検査結果フィードバックシステムを開示する。この検査結果フィードバックシステムは、自動はんだ付け装置と、はんだ検査装置と、コンピュータとを備える。自動はんだ付け装置は、溶融はんだを用いて電子部品を基板に自動的に接合する。はんだ検査装置は、自動はんだ付け後の電子部品と基板との接合状態を検査する。コンピュータは、データ記憶部と、演算部と、通信機能部とを有する。データ記憶部は、不具合データを不具合ごとにデータベース化して記憶する。演算部は、はんだ検査装置の検査結果、自動はんだ付け装置によるはんだ付け条件、ならびに、不具合データを照合・分析しながら接合状態の不具合に対する望ましい是正方法を定める。通信機能部は、少なくとも不具合データをはんだ検査装置から自動はんだ装置に送信可能とする。特許文献1に開示されている検査結果フィードバックシステムによれば、より迅速に自動はんだ付け装置のはんだ付け不具合に対応できる。
特開2019-118936号公報
しかしながら、特許文献1に開示された検査結果フィードバックシステムには、望ましい是正方法を定めることに失敗する恐れがあるという問題点がある。その失敗の原因の一種には、不具合データの記憶に不備が生じたことがある。情報の記憶に不備が生じたことに起因してその不備とは別の問題が生じ得るのは、特許文献1に開示された検査結果フィードバックシステムに限られない。
本発明は、このような問題を解消するものである。その目的は、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにできる、情報蓄積システム、および、情報蓄積方法を提供することにある。
図面に基づいて本発明の情報蓄積システム、および、情報蓄積方法が説明される。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上述された課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、情報蓄積システムは、情報記憶装置10と、情報通信装置12とを備える。情報記憶装置10は複数の記憶対象情報を記憶する。情報通信装置12は、情報記憶装置10との間で複数の記憶対象情報を通信する。情報通信装置12が、送信用情報作成部100と、送信用情報記憶部102と、送信用情報送信部104とを有している。送信用情報作成部100は、送信用情報を作成する。送信用情報は複数の記憶対象情報を含む。送信用情報記憶部102は、送信用情報作成部100が作成した送信用情報を記憶する。送信用情報送信部104は、情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。情報記憶装置10が、送信用情報受信部60と、複数情報記憶部62と、送信用情報復元部64と、復元情報送信部66とを有している。送信用情報受信部60は、送信用情報を受信する。複数情報記憶部62は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。送信用情報復元部64は、複数情報記憶部62が記憶する複数の記憶対象情報から送信用情報を復元する。復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元部64が復元した送信用情報である。情報通信装置12が、復元情報受信部110と、一致判断部112と、結果情報出力部114とをさらに有している。復元情報受信部110は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。一致判断部112は、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。結果情報出力部114は、一致判断部112の判断結果を示す結果情報を出力する。
情報通信装置12が情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。情報記憶装置10の複数情報記憶部62は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。送信用情報復元部64は、複数情報記憶部62が記憶する記憶対象情報から送信用情報を復元する。復元情報送信部66は、その復元された送信用情報すなわち復元情報を情報通信装置12へ送信する。情報通信装置12の送信用情報記憶部102は、情報記憶装置10へ送信される前の送信用情報を記憶している。一致判断部112は、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。情報記憶装置10におけるそれら複数の記憶対象情報の記憶には、様々な要因により不備が生じることがある。送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを一致判断部112が判断すると、情報記憶装置10におけるそれら複数の記憶対象情報の記憶に不備が生じた可能性の有無が明らかになる。
また、上述された送信用情報が、複数種類の序列情報を複数の記憶対象情報に加えて含むことが望ましい。それら複数種類の序列情報は、送信用情報に含まれる記憶対象情報間における序列をそれぞれ示す。この場合、送信用情報が含む複数の記憶対象情報は、複数種類の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられている。この場合、複数情報記憶部62が、次に述べられるように複数の記憶対象情報を記憶していることが望ましい。すなわち、送信用情報内で対応付けられていた序列情報と同一である所定の序列情報にそれぞれ対応付けられるように複数の記憶対象情報が複数情報記憶部62に記憶されることが望ましい。あわせて、含まれていた送信用情報が共通する複数の記憶対象情報同士が互いに対応付けられるように複数の記憶対象情報が複数情報記憶部62に記憶されることが望ましい。この場合、送信用情報復元部64が、基礎情報記憶部84と、復元情報作成部86とを有していることが望ましい。基礎情報記憶部84は、復元用基礎情報を記憶する。復元用基礎情報は、送信用情報と同一の複数種類の序列情報を含む。復元情報作成部86は、次に述べられる複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。それら複数の記憶対象情報は、次に述べられる序列情報に対応付けられるよう復元用基礎情報に追加される。その序列情報は、復元用基礎情報が含む複数種類の序列情報のうち複数情報記憶部62によって対応付けられていた所定の序列情報と同一の序列情報である。
復元情報作成部86は、複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加するすることで復元情報を作成する。これにより、例えば次に述べられる場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなる。その場合とは、送信された送信用情報に含まれていた記憶対象情報のいずれかが複数情報記憶部62に記憶されなかった場合である。このようなことが生じるのは、複数情報記憶部62に記憶されなかった記憶対象情報が対応付けられていた序列情報が、複数情報記憶部62に記憶される複数の記憶対象情報がそれぞれ対応付けられる所定の序列情報のいずれとも一致していない場合である。情報の記憶に関する他の不備がある場合にも、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなることがある。情報の記憶に関する不備がある場合にそれらの内容が一致しないことがあるので、それらの内容が一致しない場合には情報の記憶に関する何らかの不備が生じている可能性がある。情報の記憶に関する不備の有無に応じて送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなることがあるので、複数情報記憶部62における記憶対象情報と内容識別情報との対応付けに不備が生じた可能性の有無が明かにされる。
もしくは、上述された送信用情報が、互いに内容が異なる複数種類の位置情報を序列情報として含むことが望ましい。この場合、結果情報出力部114が、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しない場合には送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報とのうち少なくとも一方を結果情報として出力することが望ましい。この場合、記憶対象情報に序列情報として対応付けられている位置情報が示す位置に記憶対象情報が示されるように送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報とのうち少なくとも一方が出力される。この結果情報において、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示されることが望ましい。
位置付情報形成部134が形成する送信用情報において、記憶対象情報には位置情報が対応付けられる。これにより、記憶対象情報が同一でその記憶対象情報に対応付けられる位置情報が異なる場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しないこととなる。送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しない場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報とのうち少なくとも一方が出力される。この場合、記憶対象情報に対応付けられている位置情報が示す位置に記憶対象情報が示される。その際、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示される。相違箇所の位置という手掛かりがある分、記憶対象情報が同一でその記憶対象情報に対応付けられる位置情報が異なる場合において、出力された結果情報に基づき相違箇所において示される記憶対象情報の内容を推測することが容易になる。その結果、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明かにでき、かつ、不備の原因をヒトが容易に推測できる。
もしくは、上述された送信用情報が、互いに内容が異なる複数種類の位置情報を序列情報として含むことが望ましい。この場合、送信用情報作成部100が、記憶対象情報受付部130と、位置情報受付部132と、位置付情報形成部134とを有していることが望ましい。記憶対象情報受付部130は、複数の記憶対象情報の少なくとも一部を受付ける。位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、次に述べられる情報を受付ける。その情報は、次に述べられる位置情報を示す。その位置情報は、次に述べられる記憶対象情報に対応付けられる位置情報である。その記憶対象情報は、記憶対象情報受付部130によって受付けられる。位置付情報形成部134が、次に述べられる記憶対象情報を含む送信用情報を形成する。その記憶対象情報は、記憶対象情報受付部130が受付けた記憶対象情報である。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が序列情報として対応付けられるよう送信用情報を形成する。
位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、位置情報を示す情報を受付ける。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が対応付けられるよう送信用情報を形成する。これにより、縦横に並ぶ欄のいずれかを指定するという簡単な方法で記憶対象情報それぞれが対応する位置情報が設定されることとなる。その結果、記憶対象情報に対する位置情報の対応関係をヒトが容易に設定でき、かつ、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明かにできる。
本発明の他の局面に従うと、情報蓄積方法は、記憶対象情報送信工程S230と、記憶対象情報記憶工程S232とを備える。記憶対象情報送信工程S230において、情報通信装置12が情報記憶装置10へ複数の記憶対象情報を送信する。記憶対象情報記憶工程S232において、情報記憶装置10が複数の記憶対象情報を記憶する。記憶対象情報送信工程S230が、送信用情報作成工程S250と、送信用情報記憶工程S252と、送信用情報送信工程S254を有している。送信用情報作成工程S250において、情報通信装置12が複数の記憶対象情報を含む送信用情報を作成する。送信用情報記憶工程S252において、送信用情報作成工程S250において作成された送信用情報を情報通信装置12が記憶する。送信用情報送信工程S254において、送信用情報を情報通信装置12が情報記憶装置10へ送信する。記憶対象情報記憶工程S232が、送信用情報受信工程S270と、受信情報記憶工程S272と、送信用情報復元工程S274と、復元情報送信工程S276とを有している。送信用情報受信工程S270において、情報記憶装置10が送信用情報を受信する。受信情報記憶工程S272において、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を情報記憶装置10が記憶する。送信用情報復元工程S274において、情報記憶装置10が受信情報記憶工程S272において記憶された複数の記憶対象情報から送信用情報を復元する。復元情報送信工程S276において、情報記憶装置10が復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元工程S274において復元された送信用情報である。情報蓄積方法は、復元情報受信工程S234と、一致判断工程S236と、結果情報出力工程S238とをさらに備える。復元情報受信工程S234において、情報通信装置12が情報記憶装置10から復元情報を受信する。一致判断工程S236において、情報通信装置12が送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。結果情報出力工程S238において、情報通信装置12が結果情報を出力する。結果情報は、一致判断工程S236における判断結果を示す。
本発明にかかる情報蓄積方法によれば、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにできる。
本発明にかかる情報蓄積システム、および、情報蓄積方法によれば、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにできる。
本発明の一実施形態にかかる情報蓄積システムの構成が示される概念図である。 本発明の一実施形態にかかる情報記憶装置のハードウェア構成が示される概念図である。 本発明の一実施形態にかかる情報記憶装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる情報通信装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる情報蓄積方法の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報送信工程の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報記憶工程の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる製品検査データシートを作成するための画像の概念図である。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報入力中の画像の概念図である。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報の入力完了時点の画像の概念図である。 本発明の一実施形態にかかるデータテーブルの構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる複数情報記憶部が記憶するデータベースの構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる復元用基礎情報の構成が示される概念図である。 本発明の一実施形態にかかる不備のあるデータテーブルの構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる情報の記憶に不備が生じた場合の結果情報の構成を示す概念図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態が説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[表形式情報改変装置の用途の説明]
以下、本発明の一実施形態が説明される。図1は、本実施形態にかかる情報蓄積システムの構成が示される概念図である。図1に基づいて、本実施形態にかかる情報蓄積システムの構成が説明される。
本実施形態にかかる情報蓄積システムは、情報記憶装置10と情報通信装置12とを備える。本実施形態にかかる情報記憶装置10は複数の記憶対象情報を記憶する。本実施形態にかかる情報通信装置12は情報記憶装置10との間で複数の記憶対象情報を通信する。本実施形態において「記憶対象情報」とは記憶により蓄積されるために情報記憶装置10に送信される情報を意味する。データベースを構成する情報が本実施形態における記憶対象情報の一種である。送信のための具体的な手段は特に限定されない。
[情報記憶装置のハードウェア構成の説明]
図2は、本実施形態にかかる情報記憶装置10のハードウェア構成が示される概念図である。図2に基づいて、本実施形態にかかる情報記憶装置10のハードウェア構成が説明される。本実施形態にかかる情報記憶装置10は、コンピュータ20とプリンタ22とマウス24とを備える。コンピュータ20は、情報を処理する。プリンタ22は、紙に画像を印刷することにより情報を出力する。マウス24は、これを操作する者の操作に応じて信号を生成する。これにより、コンピュータ20に情報が入力される。
本実施形態の場合、コンピュータ20は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、コネクタ40と、第1I/O(Input/Output)42と、第2I/O44と、第3I/O46とを有する。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)などによって実現される。制御部30は、これがメモリ32から読出したプログラムを実行することにより、そのプログラムにおいて定められた手順にしたがってコンピュータ20を構成する各装置を制御する。メモリ32は、ROM(Read only memory)およびRAM(Random access memory)などによって実現される。メモリ32は、プログラムとデータその他の情報とを記憶する。固定ディスク34は、プログラムとデータその他の情報とを記録する。キーボード36は、これを操作する者の操作に応じて信号を生成する。これにより、コンピュータ20に情報が入力される。表示装置38は、画像を表示することにより情報を出力する。コネクタ40には図1に示されたUSB(Universal Serial Bus)メモリ26が接続される。USBメモリ26に記録されたプログラムおよび情報はコネクタ40を介して制御部30に読み込まれる。第1I/O42は、情報通信装置12に接続される。第1I/O42は、情報通信装置12と通信する。第2I/O44は、プリンタ22に接続される。第2I/O44は、プリンタ22と通信する。第3I/O46は、マウス24に接続される。第3I/O46は、マウス24と通信する。
本実施形態の場合、情報記憶装置10は、コンピュータ20の制御部30がプログラムを実行することにより実現される。
[情報通信装置のハードウェア構成の説明]
本実施形態にかかる情報通信装置12のハードウェア構成は、本実施形態にかかる情報記憶装置10と同様である。したがって、ここではその詳細な説明は繰り返されない。なお、本実施形態の場合、情報通信装置12もまた、コンピュータ20の制御部30がプログラムを実行することにより実現される。
[情報記憶装置の機能の説明]
図3は、本実施形態にかかる情報記憶装置10の機能ブロック図である。図3に基づいて、本実施形態にかかる情報記憶装置10の構成とその機能とが説明される。
情報記憶装置10は、送信用情報受信部60と、複数情報記憶部62と、送信用情報復元部64と、復元情報送信部66と、複数情報出力部68とを有している。
送信用情報受信部60は、制御部30と、メモリ32と、第1I/O42とによって実現される。送信用情報受信部60は、送信用情報を受信する。送信用情報は複数の記憶対象情報を含む情報である。
複数情報記憶部62は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。複数情報記憶部62は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。
送信用情報復元部64は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。送信用情報復元部64は、複数情報記憶部62が記憶する記憶対象情報から送信用情報を復元する。
復元情報送信部66は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、第1I/O42とによって実現される。復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元部64が復元した送信用情報である。
複数情報出力部68は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、コネクタ40と、第2I/O44と、第3I/O46と、プリンタ22と、マウス24とによって実現される。複数情報出力部68は、複数情報記憶部62が記憶した記憶対象情報を出力する。
本実施形態の場合、送信用情報復元部64が、基礎情報記憶部84と、復元情報作成部86とを有している。
基礎情報記憶部84は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。基礎情報記憶部84は、復元用基礎情報を記憶する。本実施形態の場合、復元用基礎情報は、複数の序列情報と複数の名称情報とを含む。それら複数の内容識別情報は、それら複数の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられている。
復元情報作成部86は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。復元情報作成部86は、次に述べられる複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加する。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。それら複数の記憶対象情報は、次に述べられる序列情報に対応付けられるよう復元用基礎情報に追加される。その序列情報は、復元用基礎情報が含む複数種類の序列情報のうち複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報である。その追加の完了により、復元情報が作成されることとなる。
[情報通信装置の機能の説明]
図4は、本実施形態にかかる情報通信装置12の機能ブロック図である。図4に基づいて、本実施形態にかかる情報通信装置12の構成とその機能とが説明される。
本実施形態の場合、情報通信装置12が、送信用情報作成部100と、送信用情報記憶部102と、送信用情報送信部104と、復元情報受信部110と、一致判断部112と、結果情報出力部114とを有している。
送信用情報作成部100は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、第3I/O46と、マウス24とによって実現される。送信用情報作成部100は、複数の記憶対象情報を含む送信用情報を作成する。
送信用情報記憶部102は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。送信用情報記憶部102は、送信用情報作成部100が作成した送信用情報を記憶する。
送信用情報送信部104は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、第1I/O42とによって実現される。送信用情報送信部104は、情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。
復元情報受信部110は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、第1I/O42と、第3I/O46と、マウス24とによって実現される。復元情報受信部110は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。
一致判断部112は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。一致判断部112は、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。
結果情報出力部114は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、第2I/O44と、第3I/O46と、プリンタ22と、マウス24とによって実現される。結果情報出力部114は、所定の指示を受けると結果情報を出力する。その結果情報は、一致判断部112の判断結果を示す。
本実施形態の場合、送信用情報作成部100は、記憶対象情報受付部130と、位置情報受付部132と、位置付情報形成部134とを有している。
記憶対象情報受付部130は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38とによって実現される。記憶対象情報受付部130は、複数の記憶対象情報の少なくとも一部を受付ける。
位置情報受付部132は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、表示装置38と、第3I/O46と、マウス24とによって実現される。位置情報受付部132は、次に述べられる情報を受付ける。その情報は、次に述べられる位置情報を示す。その位置情報は、記憶対象情報受付部130が受付ける記憶対象情報に対応付けられる位置情報である。本実施形態の場合、位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、その位置情報を受付ける。本実施形態の場合、記憶対象情報に対応付けられた位置情報は、複数の記憶対象情報が共に表示される際のそれら複数の記憶対象情報の位置をそれぞれ示す。本実施形態の場合、位置情報受付部132が受付けた位置情報は送信用情報の送信時に記憶対象情報に対応付けられる。位置情報は記憶対象情報と共に送信用情報として送信される。上述されたように、記憶対象情報に対応付けられた位置情報は、複数の記憶対象情報が共に表示される際のそれら複数の記憶対象情報の位置をそれぞれ示す。この場合、複数の記憶対象情報の位置関係は、それら複数の記憶対象情報が並ぶ順序でもある。これにより、位置情報は、送信用情報に含まれる記憶対象情報間における序列をそれぞれ示すこととなる。その結果、位置情報は本実施形態にかかる序列情報とみなされる。
位置付情報形成部134は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36とによって実現される。位置付情報形成部134は、次に述べられる送信用情報を形成する。その送信用情報は、次に述べられる記憶対象情報と次に述べられる位置情報とを含む。その記憶対象情報は、記憶対象情報受付部130が受付けた記憶対象情報である。その位置情報は、位置情報受付部132が受付けた情報が示す位置情報である。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が対応付けられるよう送信用情報を形成する。これにより、送信用情報が含む複数の記憶対象情報は、複数種類の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられることとなる。このようにして形成された送信用情報は、本実施形態において「位置付情報」と称される。
[プログラムの説明]
上述されたように、本実施形態にかかる情報記憶装置10は、上述されたコンピュータ20の制御部30がメモリ32から読出したプログラムを実行することにより実現される。本実施形態にかかる情報通信装置12もまた、上述されたコンピュータ20の制御部30がメモリ32から読出したプログラムを実行することにより実現される。一般的にこれらのプログラムは、USBメモリ26などのコンピュータ20が読取可能な記録媒体に記録された状態で流通する。こうしたプログラムは図示されないインターネットを介して流通することもある。これらのプログラムは、固定ディスク34にいったん記録される。制御部30が実行するプログラムは、その固定ディスク34に記録されたプログラムをメモリ32が記憶したものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、USBメモリ26などのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録されたソフトウェアである。
[情報蓄積方法にかかるフローチャートの説明]
図5は、本実施形態にかかる情報蓄積方法の制御の手順を示すフローチャートである。この表形式情報改変方法は、次に述べられる複数の工程を情報記憶装置10と情報通信装置12とに実行させるものである。それら複数の工程は、記憶対象情報送信工程S230、記憶対象情報記憶工程S232、復元情報受信工程S234と、一致判断工程S236と、および、結果情報出力工程S238である。情報記憶装置10を実現するコンピュータ20の制御部30がプログラムを実行し、かつ、情報通信装置12を実現するコンピュータ20の制御部30がプログラムを実行する。その結果、それらは、上述された複数の工程を備える情報蓄積方法を実施することとなる。以下、それらの各工程の具体的な内容が説明される。
記憶対象情報送信工程S230において、情報通信装置12(現実には、情報通信装置12を実現するコンピュータ20)が情報記憶装置10(現実には、情報記憶装置10を実現するコンピュータ20)へ複数の記憶対象情報を送信する。本実施形態の場合、それら複数の記憶対象情報は、送信用情報に含まれた状態で送信される。
記憶対象情報記憶工程S232において、情報記憶装置10が複数の記憶対象情報を記憶する。本実施形態の場合、送信用情報から抽出された複数の記憶対象情報が記憶される。
復元情報受信工程S234において、情報通信装置12の復元情報受信部110(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、表示装置38、第1I/O42、第3I/O46、および、マウス24)は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。
一致判断工程S236において、情報通信装置12の一致判断部112(現実には制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。一致判断部112は、結果情報を記憶する。結果情報は、その判断結果を示す。
結果情報出力工程S238において、情報通信装置12の結果情報出力部114(現実には制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、表示装置38、第2I/O44、第3I/O46、プリンタ22、および、マウス24)は、所定の指示を受けると一致判断部112から結果情報を読み出す。結果情報が読み出されると、結果情報出力部114はその結果情報を出力する。
図6は、本実施形態にかかる記憶対象情報送信工程S230における制御の手順を示すフローチャートである。この工程は、情報通信装置12に対して次に述べられる複数の工程を実行させるものである。それら複数の工程は、送信用情報作成工程S250、送信用情報記憶工程S252、および、送信用情報送信工程S254である。以下、これらの各工程の具体的な内容が説明される。
送信用情報作成工程S250において、送信用情報作成部100(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、表示装置38、第3I/O46、および、マウス24)が送信用情報を作成する。この送信用情報には、複数の記憶対象情報が含まれる。本実施形態の場合、送信用情報作成工程S250は、位置情報受付工程S260と、記憶対象情報受付工程S262と、位置付情報形成工程S264とを有している。
位置情報受付工程S260において、位置情報受付部132(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、表示装置38、第3I/O46、および、マウス24)が、位置情報を受付ける。
記憶対象情報受付工程S262において、記憶対象情報受付部130(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、および、表示装置38)が、記憶対象情報を受付ける。
位置付情報形成工程S264において、位置付情報形成部134(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、および、キーボード36)が、位置付情報を形成する。
送信用情報記憶工程S252において、送信用情報記憶部102(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)が、送信用情報作成工程S250において作成された送信用情報を記憶する。
送信用情報送信工程S254において、送信用情報送信部104(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、および、第1I/O42)が、送信用情報を情報記憶装置10へ送信する。
図7は、本実施形態にかかる記憶対象情報記憶工程S232における制御の手順を示すフローチャートである。この工程は、情報記憶装置10に対して次に述べられる複数の工程を実行させるものである。それら複数の工程は、送信用情報受信工程S270、受信情報記憶工程S272、送信用情報復元工程S274、および、復元情報送信工程S276である。以下、これらの各工程の具体的な内容が説明される。
送信用情報受信工程S270において、送信用情報受信部60(現実には、制御部30、メモリ32、および、第1I/O42)は、送信用情報を受信する。
受信情報記憶工程S272において、複数情報記憶部62(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。
送信用情報復元工程S274において、送信用情報復元部64(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、および、表示装置38)は、受信情報記憶工程S272において記憶された複数の記憶対象情報から送信用情報を復元する。本実施形態の場合、送信用情報復元工程S274は、基礎情報呼出工程S290と、復元情報作成工程S292とを有している。
基礎情報呼出工程S290において、復元情報作成部86は(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、復元用基礎情報を読み出す。その復元用基礎情報は、基礎情報記憶部84(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)によって記憶されている。
復元情報作成工程S292において、復元情報作成部86は(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、次に述べられる複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する。それら複数の記憶対象情報は、複数情報記憶部62において内容識別情報それぞれが対応付けられている記憶対象情報である。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。それら複数の記憶対象情報は、次に述べられる序列情報に対応付けられるよう復元用基礎情報に追加される。その序列情報は、復元用基礎情報が含む複数種類の序列情報のうち複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報である。
復元情報送信工程S276において、復元情報送信部66(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、および、第1I/O42)が復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元工程S274において復元された送信用情報である。
[動作の説明]
「製品検査データシート」と称される送信用情報が蓄積される場合を例にとって、本実施形態にかかる情報蓄積システムの動作が説明される。本実施形態にかかる製品検査データシートの具体的内容は後述される。
(情報の記憶に不備がない場合)
本実施形態にかかる情報蓄積システムの使用者(以下単に「使用者」と称される)は、情報通信装置12の位置情報受付部132に対して製品検査データシートを作成するための画像を表示するように指示する。その指示を受付けた位置情報受付部132(現実には表示装置38)は、製品検査データシートを作成するための画像を表示する。その画像が表示されると、使用者は、位置情報受付部132に対して位置情報を入力する。位置情報受付部132はその位置情報を受付ける(S260)。
図8は、本実施形態にかかる製品検査データシートを作成するための画像の概念図である。その画像は、列情報欄310と、行情報欄312と、名称欄314と、入力情報欄316と、空白欄318とを含む。列情報欄310は、列情報を示す。行情報欄312は、行情報を示す。名称欄314は、検査項目の名称を示す。本実施形態の場合、名称欄314には検査項目の名称が予め示されている。入力情報欄316は、使用者によって入力された情報の内容を示す。本実施形態の場合、入力情報欄316のうち情報が入力されていない欄は空欄となっている。本実施形態の場合、入力情報欄316は、塗り潰されている。空白欄318は、情報の入力が予定されない欄である。本実施形態の場合、空白欄318は空欄となっている。本実施形態の場合、空白欄318は塗り潰されていない。図8から明らかな通り、図8に示される画像において、複数の欄が縦横に並んでいる。これにより、名称欄314に示される情報と入力情報欄316に示される情報とは列情報欄310のいずれかに示される情報と行情報欄312のいずれかに示される情報とに対応付けられることとなる。例えば、図8において最も右下にある入力情報欄316に示される情報は、「C3」という列情報と「R8」という行情報とに対応付けられることとなる。列情報欄310に示される情報と行情報欄312に示される情報とは、本実施形態において位置情報を構成する。本実施形態の場合、使用者は、位置情報を入力するためにマウス24を操作する。その際、このマウス24は位置情報受付部132として動作している。使用者がそのマウス24の操作によって入力情報欄316のいずれかを指定すると、上述された対応付けにより、列情報欄310に示される情報と行情報欄312に示される情報とが間接的に指定されることとなる。それらの情報が間接的に指定されたこととなるので、使用者がマウス24の操作によって入力情報欄316のいずれかを指定すると、位置情報受付部132として動作する制御部30は、その欄に対応する位置情報が入力されたとみなす。位置情報受付部132として動作するマウス24が受付けた情報(例えばマウス24がクリックされた瞬間におけるマウスポインタの位置を示す情報)そのものは、位置情報を示す情報である。その結果、位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、位置情報を示す情報を受付けることとなる。
位置情報受付部132が位置情報を示す情報を受付けると、記憶対象情報受付部130が、その位置情報に対応する入力情報欄316にカーソルを表示させる。そのカーソルが表示されると、使用者は、記憶対象情報を入力する。入力された記憶対象情報はカーソルが表示されていた入力情報欄316に表示される。記憶対象情報の入力が完了すると、記憶対象情報受付部130が記憶対象情報を受付けたこととなる(S262)。図9は、本実施形態にかかる記憶対象情報入力中の画像の概念図である。図9において最も右下にある入力情報欄316に「OK」という情報が示されている。
使用者は、記憶対象情報の入力が完了すると、その旨の情報を位置付情報形成部134として動作するキーボード36に入力する。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が対応付けられるよう位置付情報を作成する(S264)。本実施形態の場合、その位置付情報が製品検査データシートである。図10は、本実施形態にかかる記憶対象情報の入力完了時点の画像の概念図である。この場合、位置付情報形成部134は、図10に示された各情報に基づいて製品検査データシートを作成することとなる。本実施形態の場合、位置付情報形成部134は、製品検査データシートの作成にあたり、次に述べられる2種類の情報をこの製品検査データシートに含ませる。それら2種類の情報の一方は、この製品検査データシートと他の製品検査データシートとを識別するための識別情報である。それら2種類の情報の他方は、この製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す情報である。
本実施形態にかかる製品検査データシートは、位置情報(位置情報は列情報と行情報とを含む)と、名称情報(名称欄314に示されていた情報)と、記憶対象情報と、空欄情報(製品検査データシートが表として示される際に空白欄318となることを示す情報)とを有している。図8乃至図10から明らかなように、本実施形態にかかる製品検査データシートは、複数種類の位置情報を有する。本実施形態にかかる製品検査データシートにおいて、それぞれの名称情報とそれぞれの記憶対象情報とそれぞれの空欄情報とは、互いに異なる位置情報に対応付けられている。その結果、本実施形態にかかる製品検査データシートが含む複数種類の位置情報は、製品検査データシートが示される際のそれぞれの名称情報とそれぞれの記憶対象情報とそれぞれの空欄情報との位置をそれぞれ示すこととなる。上述の説明から明らかなように、本実施形態の場合、1個の位置情報は、行情報と欄情報とを含む。行情報は、表の行方向の座標を示す。本実施形態の場合、行情報は、行情報であることを示す「R」という情報と表のうち上から何行目に位置する欄かを示す数値とを含む。列情報は、表の列方向の座標を示す。列情報は、列情報であることを示す「C」という情報と表のうち左から何行目に位置する欄かを示す数値とを含む。これにより、製品検査データシートが示される際の、名称情報と記憶対象情報と空欄情報との製品検査データシートにおける位置は一意に定まる。記憶対象情報が位置情報に対応付けられているので、本実施形態にかかる製品検査データシートは位置付情報の一種である。表形式で示すことが可能なので、本実施形態にかかる製品検査データシートは表形式情報の一種でもある。
製品検査データシートが作成されると、送信用情報記憶部102が、この製品検査データシートを記憶する(S252)。製品検査データシートが記憶されると、送信用情報送信部104が、その製品検査データシートを情報記憶装置10へ送信する(S254)。これにより、本実施形態にかかる製品検査データシートは送信用情報として送信されることとなる。
情報記憶装置10の送信用情報受信部60は、その製品検査データシートを受信する(S270)。
製品検査データシートが受信されると、複数情報記憶部62は、その製品検査データシートが含む複数の記憶対象情報を記憶する(S272)。本実施形態の場合、複数情報記憶部62は、次に述べられる手順でそれら複数の記憶対象情報を記憶する。
その第1の手順は、記憶対象情報を特定するためのデータテーブルを選択するというものである。複数情報記憶部62は、複数種類のデータテーブルを記憶している。複数情報記憶部62は、製品検査データシートに含まれた、この製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す情報に基づいて、この製品検査データシートに対応するデータテーブルを選択する。この場合、この製品検査データシートに対応する復元用基礎情報は「5」という数値情報によって示されることとする。その第2の手順は、第1の手順において選択されたデータテーブルに基づき製品検査データシートに含まれた記憶対象情報を特定するというものである。その第3の手順は、第2の手順において特定された記憶対象情報を記憶するというものである。
図11は、本実施形態にかかるデータテーブルの構成を示す概念図である。製品検査データシートの「2-3ピン接続」という項目に関する「OK」という記憶対象情報を例として、複数の記憶対象情報が記憶される際の具体的な手順が以下の通り説明される。
第1の手順において、複数情報記憶部62は、データテーブルを選択する。この場合、上述された「5」という数値情報に基づき、図11に示されたデータテーブルが選択されたこととする。
第2の手順において、複数情報記憶部62は、図11に示されたデータテーブルに基づき、「2-3ピン接続」という内容識別情報に対応付けられるべき記憶対象情報が製品検査データシート内で対応付けられている位置情報を特定する。図11に示されたデータテーブルによれば、「2-3ピン接続」という内容識別情報には「R4C3」という位置情報(「R4」という行情報、および、「C3」という列情報)が対応付けられている。これにより、「2-3ピン接続」という内容識別情報に対応付けられるべき記憶対象情報が製品検査データシート内で「R4C3」という位置情報に対応付けられていることとなる。図8乃至図10から明らかなように、製品検査データシートにおいて「R4C3」という位置情報に対応付けられている記憶対象情報は「OK」である。したがって、その位置情報が特定されることにより、製品検査データシートに含まれた「OK」という記憶対象情報が特定されることとなる。
第3の手順において、複数情報記憶部62は、製品検査データシートからその「OK」という記憶対象情報を読み出す。記憶対象情報が読み出されると、複数情報記憶部62は、その記憶対象情報を記憶する。その際、複数情報記憶部62は、上述されたデータテーブルに基づいて、記憶対象情報に「2-3ピン接続」という内容識別情報を対応付ける。複数情報記憶部62は、製品検査データシートに含まれる他の記憶対象情報も同様に記憶する。本実施形態の場合、それらの記憶対象情報は、データベースとして記憶される。
図12は、複数情報記憶部62が記憶するデータベースの構成を示す概念図である。図12において、「識別情報」という欄が設けられている。その欄の1つに「MF0059201」という情報が入っている。その情報と図8乃至図10に示された記憶対象情報とが同じ列に並んでいる。このことから明らかなように、複数情報記憶部62は、それらの記憶対象情報を、この製品検査データシートと他の製品検査データシートとを識別するための識別情報にも対応付ける。これにより、複数情報記憶部62は、含まれていた製品検査データシートが共通する複数の記憶対象情報同士が互いに対応付けられるように、それら複数の記憶対象情報を記憶することとなる。なお、図12に示されているように、複数情報記憶部62が記憶するデータベースには「Ver.」という欄が設けられている。この欄に示される情報は、製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す。そのため、この欄には「5」という数値情報が示されている。
その後、復元情報作成部86は、基礎情報記憶部84から復元用基礎情報を読み出す(S290)。本実施形態の場合、基礎情報記憶部84は複数種類の復元用基礎情報を記憶している。復元情報作成部86は、製品検査データシートに含まれたこの製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す情報に基づいて復元用基礎情報を読み出す。この場合、図12にも示された「5」という数値情報がその復元用基礎情報を示す情報であることとする。
図13は、本実施形態にかかる復元用基礎情報の構成が示される概念図である。この場合、図13に示される内容の復元用基礎情報が読み出されたこととする。図13の内容からも明らかな通り、本実施形態にかかる復元用基礎情報の構成は製品検査データシートの構成とほぼ同様である。ただし、本実施形態にかかる復元用基礎情報には記憶対象情報が含まれていない。そのため、図13では、製品検査データシートにおける記憶対象情報に対応する欄が空欄となっている。
復元用基礎情報が読み出されると、復元情報作成部86は、複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する(S292)。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。また、それら複数の記憶対象情報は、複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報に対応付けられる。このことは、図12に示されたデータベースにおいて「MAC ID:49」という内容識別情報に対応付けられていた「OK」という記憶対象情報を例として次の通り説明される。その「OK」という記憶対象情報は、図12に示されたデータベースにおいて「MAC ID:49」という内容識別情報に対応付けられている。「MAC ID:49」という内容識別情報は、図11に示されたデータテーブルによれば「R8C3」という位置情報に対応付けられている。これにより、その「OK」という記憶対象情報は、間接的に「R8C3」という位置情報に対応付けられている。その「OK」という記憶対象情報は、復元用基礎情報に追加されると、「R8C3」という位置情報に対応付けられる。これにより、送信用情報復元部64が、複数情報記憶部62が記憶した複数の記憶対象情報に基づいて送信用情報を復元することとなる。
送信用情報が復元されると、復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する(S276)。
情報通信装置12の復元情報受信部110は、その復元情報を受信する(S234)。復元情報が受信されると、一致判断部112は、送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。一致判断部112は、結果情報を記憶する(S236)。
結果情報出力部114は、所定の指示を受けると一致判断部112から結果情報を読み出す。結果情報が読み出されると、結果情報出力部114はその結果情報を出力する(S238)。
[動作の説明]
(情報の記憶に不備がある場合)
上述された説明と同様にして、S230の処理が実施されると、情報記憶装置10の送信用情報受信部60は、その製品検査データシートを受信する(S270)。製品検査データシートが受信されると、複数情報記憶部62は、その製品検査データシートが含む複数の記憶対象情報を記憶する(S272)。この場合、記憶対象情報を特定するためのデータテーブルに不備があることとする。図14は不備があるデータテーブルの構成を示す概念図である。本来、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられる位置情報が「R1C2」であるところ、このデータベースでは「R2C2」という位置情報に対応付けられることとする。図10に示された画像が示す内容と同一の内容の製品検査データシートが受信されたとすると、複数情報記憶部62が記憶するデータベースにおいて、空欄情報(空欄であることを示す情報)が記憶対象情報として記憶される。その空欄情報は、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられる。「ABC-0123」という本来の記憶対象情報は記憶されない。
その後、復元情報作成部86は、基礎情報記憶部84から復元用基礎情報を読み出す(S290)。復元用基礎情報が読み出されると、復元情報作成部86は、複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する(S292)。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。また、それら複数の記憶対象情報は、複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報に対応付けられる。この場合、図14に示されたデータテーブルに基づいて位置情報が特定される。このため、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられて複数情報記憶部62に記憶された空欄情報は、復元用基礎情報に追加される際、「R2C2」に対応付けられる。図14に示されたデータテーブルによれば、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられる位置情報は「R2C2」だからである。本来正しい記憶対象情報が対応付けられるはずの位置情報「R1C2」には記憶対象情報が対応付けられない。
送信用情報が復元されると、復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する(S276)。復元情報受信部110は、その復元情報を受信する(S234)。復元情報が受信されると、一致判断部112は、送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する(S236)。一致判断部112は、結果情報を記憶する。
結果情報出力部114は、所定の指示を受けると一致判断部112から結果情報を読み出す。結果情報が読み出されると、結果情報出力部114はその結果情報を出力する(S238)。図15は、この場合の結果情報の構成を示す概念図である。本実施形態の場合、結果情報出力部114は、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートと復元情報とが重なった状態を示す画像を結果情報として出力する。その結果、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートに含まれる「ABC-0123」という記憶対象情報に対して取消線が付されている。本実施形態の場合、この取消線は、復元情報ではこの欄が空欄であることを意味する。その結果、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートと復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示されることとなる。
[効果の説明]
以上のようにして、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを一致判断部112が判断する。情報記憶装置10における記憶対象情報の記憶には不備が生じることがある。送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを一致判断部112が判断すると、情報記憶装置10におけるそれら複数の記憶対象情報の記憶に不備が生じた可能性の有無が明らかになる。
また、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、例えば次に述べられる場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなる。その場合とは、複数情報記憶部62における記憶対象情報と序列情報との対応付けが送信用情報における記憶対象情報と序列情報との対応付けに対して食い違っている場合である。情報の記憶に関する不備がある場合にそれらの内容が一致しないことがあるので、それらの内容が一致しない場合には情報の記憶に関する何らかの不備が生じている可能性がある。すなわち、情報の記憶に関する不備があると、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなることがある。したがって、それらの内容とが一致しなくなることがあると、複数情報記憶部62における記憶対象情報と内容識別情報との対応付けに不備があり得るか否かが明かになる。
また、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、縦横に並ぶ欄のいずれかを指定するという簡単な方法で記憶対象情報それぞれが対応する位置情報が設定されることとなる。その結果、記憶対象情報に対する位置情報の対応関係をヒトが容易に設定できる。
また、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様となるように結果情報が示される。その結果、不備の原因の推測が容易になる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではない。もちろん、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、送信用情報作成部100の構成は上述したものに限定されない。送信用情報の構成も上述されたものに限定されない。したがって、位置情報の代わりに別の序列情報が送信用情報に含まれてもよい。その場合、位置情報以外の序列情報も位置情報と同様に記憶対象情報に対応付けられてもよい。
また、送信用情報復元部64の構成は上述されたものに限定されない。したがって、送信用情報復元部64における送信用情報の復元の手順も上述されたものに限定されない。
また、結果情報の具体的内容は特に限定されない。例えば、結果情報は、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートと復元情報とのうち一方のみを含む情報であってもよい。
10…情報記憶装置
12…情報通信装置
20…コンピュータ
22…プリンタ
24…マウス
26…USBメモリ
30…制御部
32…メモリ
34…固定ディスク
36…キーボード
42…表示装置
40…コネクタ
42…第1I/O
44…第2I/O
46…第3I/O
60…送信用情報受信部
62…複数情報記憶部
64…送信用情報復元部
66…復元情報送信部
68…複数情報出力部
84…基礎情報記憶部
86…復元情報作成部
100…送信用情報作成部
102…送信用情報記憶部
104…送信用情報送信部
110…復元情報受信部
112…一致判断部
114…結果情報出力部
130…記憶対象情報受付部
132…位置情報受付部
134…位置付情報形成部
310…列情報欄
312…行情報欄
314…名称欄
316…入力情報欄
318…空白欄
本発明は、情報蓄積システム、および、情報蓄積方法に関する。
特許文献1は検査結果フィードバックシステムを開示する。この検査結果フィードバックシステムは、自動はんだ付け装置と、はんだ検査装置と、コンピュータとを備える。自動はんだ付け装置は、溶融はんだを用いて電子部品を基板に自動的に接合する。はんだ検査装置は、自動はんだ付け後の電子部品と基板との接合状態を検査する。コンピュータは、データ記憶部と、演算部と、通信機能部とを有する。データ記憶部は、不具合データを不具合ごとにデータベース化して記憶する。演算部は、はんだ検査装置の検査結果、自動はんだ付け装置によるはんだ付け条件、ならびに、不具合データを照合・分析しながら接合状態の不具合に対する望ましい是正方法を定める。通信機能部は、少なくとも不具合データをはんだ検査装置から自動はんだ装置に送信可能とする。特許文献1に開示されている検査結果フィードバックシステムによれば、より迅速に自動はんだ付け装置のはんだ付け不具合に対応できる。
特開2019-118936号公報
しかしながら、特許文献1に開示された検査結果フィードバックシステムには、望ましい是正方法を定めることに失敗する恐れがあるという問題点がある。その失敗の原因の一種には、不具合データの記憶に不備が生じたことがある。情報の記憶に不備が生じたことに起因してその不備とは別の問題が生じ得るのは、特許文献1に開示された検査結果フィードバックシステムに限られない。
本発明は、このような問題を解消するものである。その目的は、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにできる、情報蓄積システム、および、情報蓄積方法を提供することにある。
図面に基づいて本発明の情報蓄積システム、および、情報蓄積方法が説明される。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上述された課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、情報蓄積システムは、情報記憶装置10と、情報通信装置12とを備える。情報記憶装置10は複数の記憶対象情報を記憶する。情報通信装置12は、情報記憶装置10との間で複数の記憶対象情報を通信する。情報通信装置12が、送信用情報作成部100と、送信用情報記憶部102と、送信用情報送信部104とを有している。送信用情報作成部100は、送信用情報を作成する。送信用情報は複数の記憶対象情報を含む。送信用情報記憶部102は、送信用情報作成部100が作成した送信用情報を記憶する。送信用情報送信部104は、情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。情報記憶装置10が、送信用情報受信部60と、複数情報記憶部62と、送信用情報復元部64と、復元情報送信部66とを有している。送信用情報受信部60は、送信用情報を受信する。複数情報記憶部62は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。送信用情報復元部64は、複数情報記憶部62が記憶する複数の記憶対象情報から送信用情報を復元する。復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元部64が復元した送信用情報である。情報通信装置12が、復元情報受信部110と、一致判断部112と、結果情報出力部114とをさらに有している。復元情報受信部110は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。一致判断部112は、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。結果情報出力部114は、一致判断部112の判断結果を示す結果情報を出力する。
情報通信装置12が情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。情報記憶装置10の複数情報記憶部62は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。送信用情報復元部64は、複数情報記憶部62が記憶する記憶対象情報から送信用情報を復元する。復元情報送信部66は、その復元された送信用情報すなわち復元情報を情報通信装置12へ送信する。情報通信装置12の送信用情報記憶部102は、情報記憶装置10へ送信される前の送信用情報を記憶している。一致判断部112は、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。情報記憶装置10におけるそれら複数の記憶対象情報の記憶には、様々な要因により不備が生じることがある。送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを一致判断部112が判断すると、情報記憶装置10におけるそれら複数の記憶対象情報の記憶に不備が生じた可能性の有無が明らかになる。
また、上述された送信用情報が、複数種類の序列情報を複数の記憶対象情報に加えて含むことが望ましい。それら複数種類の序列情報は、送信用情報に含まれる記憶対象情報間における序列をそれぞれ示す。この場合、送信用情報が含む複数の記憶対象情報は、複数種類の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられている。この場合、複数情報記憶部62が、次に述べられるように複数の記憶対象情報を記憶していることが望ましい。すなわち、送信用情報内で対応付けられていた序列情報と同一である所定の序列情報にそれぞれ対応付けられるように複数の記憶対象情報が複数情報記憶部62に記憶されることが望ましい。あわせて、含まれていた送信用情報が共通する複数の記憶対象情報同士が互いに対応付けられるように複数の記憶対象情報が複数情報記憶部62に記憶されることが望ましい。この場合、送信用情報復元部64が、基礎情報記憶部84と、復元情報作成部86とを有していることが望ましい。基礎情報記憶部84は、復元用基礎情報を記憶する。復元用基礎情報は、送信用情報と同一の複数種類の序列情報を含む。復元情報作成部86は、次に述べられる複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。それら複数の記憶対象情報は、次に述べられる序列情報に対応付けられるよう復元用基礎情報に追加される。その序列情報は、復元用基礎情報が含む複数種類の序列情報のうち複数情報記憶部62によって対応付けられていた所定の序列情報と同一の序列情報である。
復元情報作成部86は、複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加するすることで復元情報を作成する。これにより、例えば次に述べられる場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなる。その場合とは、送信された送信用情報に含まれていた記憶対象情報のいずれかが複数情報記憶部62に記憶されなかった場合である。このようなことが生じるのは、複数情報記憶部62に記憶されなかった記憶対象情報が対応付けられていた序列情報が、複数情報記憶部62に記憶される複数の記憶対象情報がそれぞれ対応付けられる所定の序列情報のいずれとも一致していない場合である。情報の記憶に関する他の不備がある場合にも、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなることがある。情報の記憶に関する不備がある場合にそれらの内容が一致しないことがあるので、それらの内容が一致しない場合には情報の記憶に関する何らかの不備が生じている可能性がある。情報の記憶に関する不備の有無に応じて送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなることがあるので、複数情報記憶部62における記憶対象情報と内容識別情報との対応付けに不備が生じた可能性の有無が明かにされる。
もしくは、上述された送信用情報が、互いに内容が異なる複数種類の位置情報を序列情報として含むことが望ましい。この場合、結果情報出力部114が、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しない場合には送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報とのうち少なくとも一方を結果情報として出力することが望ましい。この場合、記憶対象情報に序列情報として対応付けられている位置情報が示す位置に記憶対象情報が示されるように送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報とのうち少なくとも一方が出力される。この結果情報において、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示されることが望ましい。
位置付情報形成部134が形成する送信用情報において、記憶対象情報には位置情報が対応付けられる。これにより、記憶対象情報が同一でその記憶対象情報に対応付けられる位置情報が異なる場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しないこととなる。送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しない場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報とのうち少なくとも一方が出力される。この場合、記憶対象情報に対応付けられている位置情報が示す位置に記憶対象情報が示される。その際、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示される。相違箇所の位置という手掛かりがある分、記憶対象情報が同一でその記憶対象情報に対応付けられる位置情報が異なる場合において、出力された結果情報に基づき相違箇所において示される記憶対象情報の内容を推測することが容易になる。その結果、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明かにでき、かつ、不備の原因をヒトが容易に推測できる。
もしくは、上述された送信用情報が、互いに内容が異なる複数種類の位置情報を序列情報として含むことが望ましい。この場合、送信用情報作成部100が、記憶対象情報受付部130と、位置情報受付部132と、位置付情報形成部134とを有していることが望ましい。記憶対象情報受付部130は、複数の記憶対象情報の少なくとも一部を受付ける。位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、次に述べられる情報を受付ける。その情報は、次に述べられる位置情報を示す。その位置情報は、次に述べられる記憶対象情報に対応付けられる位置情報である。その記憶対象情報は、記憶対象情報受付部130によって受付けられる。位置付情報形成部134が、次に述べられる記憶対象情報を含む送信用情報を形成する。その記憶対象情報は、記憶対象情報受付部130が受付けた記憶対象情報である。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた位置情報を示す情報が示す位置情報が序列情報として対応付けられるよう送信用情報を形成する。
位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、位置情報を示す情報を受付ける。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が対応付けられるよう送信用情報を形成する。これにより、縦横に並ぶ欄のいずれかを指定するという簡単な方法で記憶対象情報それぞれが対応する位置情報が設定されることとなる。その結果、記憶対象情報に対する位置情報の対応関係をヒトが容易に設定でき、かつ、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明かにできる。
本発明の他の局面に従うと、情報蓄積方法は、記憶対象情報送信工程S230と、記憶対象情報記憶工程S232とを備える。記憶対象情報送信工程S230において、情報通信装置12が情報記憶装置10へ複数の記憶対象情報を送信する。記憶対象情報記憶工程S232において、情報記憶装置10が複数の記憶対象情報を記憶する。記憶対象情報送信工程S230が、送信用情報作成工程S250と、送信用情報記憶工程S252と、送信用情報送信工程S254を有している。送信用情報作成工程S250において、情報通信装置12が複数の記憶対象情報を含む送信用情報を作成する。送信用情報記憶工程S252において、送信用情報作成工程S250において作成された送信用情報を情報通信装置12が記憶する。送信用情報送信工程S254において、送信用情報を情報通信装置12が情報記憶装置10へ送信する。記憶対象情報記憶工程S232が、送信用情報受信工程S270と、受信情報記憶工程S272と、送信用情報復元工程S274と、復元情報送信工程S276とを有している。送信用情報受信工程S270において、情報記憶装置10が送信用情報を受信する。受信情報記憶工程S272において、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を情報記憶装置10が記憶する。送信用情報復元工程S274において、情報記憶装置10が受信情報記憶工程S272において記憶された複数の記憶対象情報から送信用情報を復元する。復元情報送信工程S276において、情報記憶装置10が復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元工程S274において復元された送信用情報である。情報蓄積方法は、復元情報受信工程S234と、一致判断工程S236と、結果情報出力工程S238とをさらに備える。復元情報受信工程S234において、情報通信装置12が情報記憶装置10から復元情報を受信する。一致判断工程S236において、情報通信装置12が送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。結果情報出力工程S238において、情報通信装置12が結果情報を出力する。結果情報は、一致判断工程S236における判断結果を示す。
本発明にかかる情報蓄積方法によれば、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにできる。
本発明にかかる情報蓄積システム、および、情報蓄積方法によれば、情報の記憶に不備が生じた可能性の有無を明らかにできる。
本発明の一実施形態にかかる情報蓄積システムの構成が示される概念図である。 本発明の一実施形態にかかる情報記憶装置のハードウェア構成が示される概念図である。 本発明の一実施形態にかかる情報記憶装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる情報通信装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる情報蓄積方法の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報送信工程の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報記憶工程の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる製品検査データシートを作成するための画像の概念図である。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報入力中の画像の概念図である。 本発明の一実施形態にかかる記憶対象情報の入力完了時点の画像の概念図である。 本発明の一実施形態にかかるデータテーブルの構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる複数情報記憶部が記憶するデータベースの構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる復元用基礎情報の構成が示される概念図である。 本発明の一実施形態にかかる不備のあるデータテーブルの構成を示す概念図である。 本発明の一実施形態にかかる情報の記憶に不備が生じた場合の結果情報の構成を示す概念図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態が説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[表形式情報改変装置の用途の説明]
以下、本発明の一実施形態が説明される。図1は、本実施形態にかかる情報蓄積システムの構成が示される概念図である。図1に基づいて、本実施形態にかかる情報蓄積システムの構成が説明される。
本実施形態にかかる情報蓄積システムは、情報記憶装置10と情報通信装置12とを備える。本実施形態にかかる情報記憶装置10は複数の記憶対象情報を記憶する。本実施形態にかかる情報通信装置12は情報記憶装置10との間で複数の記憶対象情報を通信する。本実施形態において「記憶対象情報」とは記憶により蓄積されるために情報記憶装置10に送信される情報を意味する。データベースを構成する情報が本実施形態における記憶対象情報の一種である。送信のための具体的な手段は特に限定されない。
[情報記憶装置のハードウェア構成の説明]
図2は、本実施形態にかかる情報記憶装置10のハードウェア構成が示される概念図である。図2に基づいて、本実施形態にかかる情報記憶装置10のハードウェア構成が説明される。本実施形態にかかる情報記憶装置10は、コンピュータ20とプリンタ22とマウス24とを備える。コンピュータ20は、情報を処理する。プリンタ22は、紙に画像を印刷することにより情報を出力する。マウス24は、これを操作する者の操作に応じて信号を生成する。これにより、コンピュータ20に情報が入力される。
本実施形態の場合、コンピュータ20は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、コネクタ40と、第1I/O(Input/Output)42と、第2I/O44と、第3I/O46とを有する。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)などによって実現される。制御部30は、これがメモリ32から読出したプログラムを実行することにより、そのプログラムにおいて定められた手順にしたがってコンピュータ20を構成する各装置を制御する。メモリ32は、ROM(Read only memory)およびRAM(Random access memory)などによって実現される。メモリ32は、プログラムとデータその他の情報とを記憶する。固定ディスク34は、プログラムとデータその他の情報とを記録する。キーボード36は、これを操作する者の操作に応じて信号を生成する。これにより、コンピュータ20に情報が入力される。表示装置38は、画像を表示することにより情報を出力する。コネクタ40には図1に示されたUSB(Universal Serial Bus)メモリ26が接続される。USBメモリ26に記録されたプログラムおよび情報はコネクタ40を介して制御部30に読み込まれる。第1I/O42は、情報通信装置12に接続される。第1I/O42は、情報通信装置12と通信する。第2I/O44は、プリンタ22に接続される。第2I/O44は、プリンタ22と通信する。第3I/O46は、マウス24に接続される。第3I/O46は、マウス24と通信する。
本実施形態の場合、情報記憶装置10は、コンピュータ20の制御部30がプログラムを実行することにより実現される。
[情報通信装置のハードウェア構成の説明]
本実施形態にかかる情報通信装置12のハードウェア構成は、本実施形態にかかる情報記憶装置10と同様である。したがって、ここではその詳細な説明は繰り返されない。なお、本実施形態の場合、情報通信装置12もまた、コンピュータ20の制御部30がプログラムを実行することにより実現される。
[情報記憶装置の機能の説明]
図3は、本実施形態にかかる情報記憶装置10の機能ブロック図である。図3に基づいて、本実施形態にかかる情報記憶装置10の構成とその機能とが説明される。
情報記憶装置10は、送信用情報受信部60と、複数情報記憶部62と、送信用情報復元部64と、復元情報送信部66と、複数情報出力部68とを有している。
送信用情報受信部60は、制御部30と、メモリ32と、第1I/O42とによって実現される。送信用情報受信部60は、送信用情報を受信する。送信用情報は複数の記憶対象情報を含む情報である。
複数情報記憶部62は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。複数情報記憶部62は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。
送信用情報復元部64は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。送信用情報復元部64は、複数情報記憶部62が記憶する記憶対象情報から送信用情報を復元する。
復元情報送信部66は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、第1I/O42とによって実現される。復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元部64が復元した送信用情報である。
複数情報出力部68は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、コネクタ40と、第2I/O44と、第3I/O46と、プリンタ22と、マウス24とによって実現される。複数情報出力部68は、複数情報記憶部62が記憶した記憶対象情報を出力する。
本実施形態の場合、送信用情報復元部64が、基礎情報記憶部84と、復元情報作成部86とを有している。
基礎情報記憶部84は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。基礎情報記憶部84は、復元用基礎情報を記憶する。本実施形態の場合、復元用基礎情報は、複数の序列情報と複数の名称情報とを含む。それら複数の内容識別情報は、それら複数の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられている。
復元情報作成部86は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。復元情報作成部86は、次に述べられる複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加する。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。それら複数の記憶対象情報は、次に述べられる序列情報に対応付けられるよう復元用基礎情報に追加される。その序列情報は、復元用基礎情報が含む複数種類の序列情報のうち複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報である。その追加の完了により、復元情報が作成されることとなる。
[情報通信装置の機能の説明]
図4は、本実施形態にかかる情報通信装置12の機能ブロック図である。図4に基づいて、本実施形態にかかる情報通信装置12の構成とその機能とが説明される。
本実施形態の場合、情報通信装置12が、送信用情報作成部100と、送信用情報記憶部102と、送信用情報送信部104と、復元情報受信部110と、一致判断部112と、結果情報出力部114とを有している。
送信用情報作成部100は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、第3I/O46と、マウス24とによって実現される。送信用情報作成部100は、複数の記憶対象情報を含む送信用情報を作成する。
送信用情報記憶部102は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。送信用情報記憶部102は、送信用情報作成部100が作成した送信用情報を記憶する。
送信用情報送信部104は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、第1I/O42とによって実現される。送信用情報送信部104は、情報記憶装置10へ送信用情報を送信する。
復元情報受信部110は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、第1I/O42と、第3I/O46と、マウス24とによって実現される。復元情報受信部110は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。
一致判断部112は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34とによって実現される。一致判断部112は、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。
結果情報出力部114は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38と、第2I/O44と、第3I/O46と、プリンタ22と、マウス24とによって実現される。結果情報出力部114は、所定の指示を受けると結果情報を出力する。その結果情報は、一致判断部112の判断結果を示す。
本実施形態の場合、送信用情報作成部100は、記憶対象情報受付部130と、位置情報受付部132と、位置付情報形成部134とを有している。
記憶対象情報受付部130は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36と、表示装置38とによって実現される。記憶対象情報受付部130は、複数の記憶対象情報の少なくとも一部を受付ける。
位置情報受付部132は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、表示装置38と、第3I/O46と、マウス24とによって実現される。位置情報受付部132は、次に述べられる情報を受付ける。その情報は、次に述べられる位置情報を示す。その位置情報は、記憶対象情報受付部130が受付ける記憶対象情報に対応付けられる位置情報である。本実施形態の場合、位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、その位置情報を受付ける。本実施形態の場合、記憶対象情報に対応付けられた位置情報は、複数の記憶対象情報が共に表示される際のそれら複数の記憶対象情報の位置をそれぞれ示す。本実施形態の場合、位置情報受付部132が受付けた位置情報は送信用情報の送信時に記憶対象情報に対応付けられる。位置情報は記憶対象情報と共に送信用情報として送信される。上述されたように、記憶対象情報に対応付けられた位置情報は、複数の記憶対象情報が共に表示される際のそれら複数の記憶対象情報の位置をそれぞれ示す。この場合、複数の記憶対象情報の位置関係は、それら複数の記憶対象情報が並ぶ順序でもある。これにより、位置情報は、送信用情報に含まれる記憶対象情報間における序列をそれぞれ示すこととなる。その結果、位置情報は本実施形態にかかる序列情報とみなされる。
位置付情報形成部134は、制御部30と、メモリ32と、固定ディスク34と、キーボード36とによって実現される。位置付情報形成部134は、次に述べられる送信用情報を形成する。その送信用情報は、次に述べられる記憶対象情報と次に述べられる位置情報とを含む。その記憶対象情報は、記憶対象情報受付部130が受付けた記憶対象情報である。その位置情報は、位置情報受付部132が受付けた情報が示す位置情報である。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が対応付けられるよう送信用情報を形成する。これにより、送信用情報が含む複数の記憶対象情報は、複数種類の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられることとなる。このようにして形成された送信用情報は、本実施形態において「位置付情報」と称される。
[プログラムの説明]
上述されたように、本実施形態にかかる情報記憶装置10は、上述されたコンピュータ20の制御部30がメモリ32から読出したプログラムを実行することにより実現される。本実施形態にかかる情報通信装置12もまた、上述されたコンピュータ20の制御部30がメモリ32から読出したプログラムを実行することにより実現される。一般的にこれらのプログラムは、USBメモリ26などのコンピュータ20が読取可能な記録媒体に記録された状態で流通する。こうしたプログラムは図示されないインターネットを介して流通することもある。これらのプログラムは、固定ディスク34にいったん記録される。制御部30が実行するプログラムは、その固定ディスク34に記録されたプログラムをメモリ32が記憶したものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、USBメモリ26などのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録されたソフトウェアである。
[情報蓄積方法にかかるフローチャートの説明]
図5は、本実施形態にかかる情報蓄積方法の制御の手順を示すフローチャートである。この表形式情報改変方法は、次に述べられる複数の工程を情報記憶装置10と情報通信装置12とに実行させるものである。それら複数の工程は、記憶対象情報送信工程S230、記憶対象情報記憶工程S232、復元情報受信工程S234と、一致判断工程S236と、および、結果情報出力工程S238である。情報記憶装置10を実現するコンピュータ20の制御部30がプログラムを実行し、かつ、情報通信装置12を実現するコンピュータ20の制御部30がプログラムを実行する。その結果、それらは、上述された複数の工程を備える情報蓄積方法を実施することとなる。以下、それらの各工程の具体的な内容が説明される。
記憶対象情報送信工程S230において、情報通信装置12(現実には、情報通信装置12を実現するコンピュータ20)が情報記憶装置10(現実には、情報記憶装置10を実現するコンピュータ20)へ複数の記憶対象情報を送信する。本実施形態の場合、それら複数の記憶対象情報は、送信用情報に含まれた状態で送信される。
記憶対象情報記憶工程S232において、情報記憶装置10が複数の記憶対象情報を記憶する。本実施形態の場合、送信用情報から抽出された複数の記憶対象情報が記憶される。
復元情報受信工程S234において、情報通信装置12の復元情報受信部110(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、表示装置38、第1I/O42、第3I/O46、および、マウス24)は、情報記憶装置10から復元情報を受信する。
一致判断工程S236において、情報通信装置12の一致判断部112(現実には制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。一致判断部112は、結果情報を記憶する。結果情報は、その判断結果を示す。
結果情報出力工程S238において、情報通信装置12の結果情報出力部114(現実には制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、表示装置38、第2I/O44、第3I/O46、プリンタ22、および、マウス24)は、所定の指示を受けると一致判断部112から結果情報を読み出す。結果情報が読み出されると、結果情報出力部114はその結果情報を出力する。
図6は、本実施形態にかかる記憶対象情報送信工程S230における制御の手順を示すフローチャートである。この工程は、情報通信装置12に対して次に述べられる複数の工程を実行させるものである。それら複数の工程は、送信用情報作成工程S250、送信用情報記憶工程S252、および、送信用情報送信工程S254である。以下、これらの各工程の具体的な内容が説明される。
送信用情報作成工程S250において、送信用情報作成部100(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、表示装置38、第3I/O46、および、マウス24)が送信用情報を作成する。この送信用情報には、複数の記憶対象情報が含まれる。本実施形態の場合、送信用情報作成工程S250は、位置情報受付工程S260と、記憶対象情報受付工程S262と、位置付情報形成工程S264とを有している。
位置情報受付工程S260において、位置情報受付部132(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、表示装置38、第3I/O46、および、マウス24)が、位置情報を受付ける。
記憶対象情報受付工程S262において、記憶対象情報受付部130(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、および、表示装置38)が、記憶対象情報を受付ける。
位置付情報形成工程S264において、位置付情報形成部134(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、および、キーボード36)が、位置付情報を形成する。
送信用情報記憶工程S252において、送信用情報記憶部102(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)が、送信用情報作成工程S250において作成された送信用情報を記憶する。
送信用情報送信工程S254において、送信用情報送信部104(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、および、第1I/O42)が、送信用情報を情報記憶装置10へ送信する。
図7は、本実施形態にかかる記憶対象情報記憶工程S232における制御の手順を示すフローチャートである。この工程は、情報記憶装置10に対して次に述べられる複数の工程を実行させるものである。それら複数の工程は、送信用情報受信工程S270、受信情報記憶工程S272、送信用情報復元工程S274、および、復元情報送信工程S276である。以下、これらの各工程の具体的な内容が説明される。
送信用情報受信工程S270において、送信用情報受信部60(現実には、制御部30、メモリ32、および、第1I/O42)は、送信用情報を受信する。
受信情報記憶工程S272において、複数情報記憶部62(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、送信用情報が含む複数の記憶対象情報を記憶する。
送信用情報復元工程S274において、送信用情報復元部64(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、キーボード36、および、表示装置38)は、受信情報記憶工程S272において記憶された複数の記憶対象情報から送信用情報を復元する。本実施形態の場合、送信用情報復元工程S274は、基礎情報呼出工程S290と、復元情報作成工程S292とを有している。
基礎情報呼出工程S290において、復元情報作成部86は(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、復元用基礎情報を読み出す。その復元用基礎情報は、基礎情報記憶部84(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)によって記憶されている。
復元情報作成工程S292において、復元情報作成部86は(現実には、制御部30、メモリ32、および、固定ディスク34)は、次に述べられる複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する。それら複数の記憶対象情報は、複数情報記憶部62において内容識別情報それぞれが対応付けられている記憶対象情報である。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。それら複数の記憶対象情報は、次に述べられる序列情報に対応付けられるよう復元用基礎情報に追加される。その序列情報は、復元用基礎情報が含む複数種類の序列情報のうち複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報である。
復元情報送信工程S276において、復元情報送信部66(現実には、制御部30、メモリ32、固定ディスク34、および、第1I/O42)が復元情報を情報通信装置12へ送信する。復元情報は、送信用情報復元工程S274において復元された送信用情報である。
[動作の説明]
「製品検査データシート」と称される送信用情報が蓄積される場合を例にとって、本実施形態にかかる情報蓄積システムの動作が説明される。本実施形態にかかる製品検査データシートの具体的内容は後述される。
(情報の記憶に不備がない場合)
本実施形態にかかる情報蓄積システムの使用者(以下単に「使用者」と称される)は、情報通信装置12の位置情報受付部132に対して製品検査データシートを作成するための画像を表示するように指示する。その指示を受付けた位置情報受付部132(現実には表示装置38)は、製品検査データシートを作成するための画像を表示する。その画像が表示されると、使用者は、位置情報受付部132に対して位置情報を入力する。位置情報受付部132はその位置情報を受付ける(S260)。
図8は、本実施形態にかかる製品検査データシートを作成するための画像の概念図である。その画像は、列情報欄310と、行情報欄312と、名称欄314と、入力情報欄316と、空白欄318とを含む。列情報欄310は、列情報を示す。行情報欄312は、行情報を示す。名称欄314は、検査項目の名称を示す。本実施形態の場合、名称欄314には検査項目の名称が予め示されている。入力情報欄316は、使用者によって入力された情報の内容を示す。本実施形態の場合、入力情報欄316のうち情報が入力されていない欄は空欄となっている。本実施形態の場合、入力情報欄316は、塗り潰されている。空白欄318は、情報の入力が予定されない欄である。本実施形態の場合、空白欄318は空欄となっている。本実施形態の場合、空白欄318は塗り潰されていない。図8から明らかな通り、図8に示される画像において、複数の欄が縦横に並んでいる。これにより、名称欄314に示される情報と入力情報欄316に示される情報とは列情報欄310のいずれかに示される情報と行情報欄312のいずれかに示される情報とに対応付けられることとなる。例えば、図8において最も右下にある入力情報欄316に示される情報は、「C3」という列情報と「R8」という行情報とに対応付けられることとなる。列情報欄310に示される情報と行情報欄312に示される情報とは、本実施形態において位置情報を構成する。本実施形態の場合、使用者は、位置情報を入力するためにマウス24を操作する。その際、このマウス24は位置情報受付部132として動作している。使用者がそのマウス24の操作によって入力情報欄316のいずれかを指定すると、上述された対応付けにより、列情報欄310に示される情報と行情報欄312に示される情報とが間接的に指定されることとなる。それらの情報が間接的に指定されたこととなるので、使用者がマウス24の操作によって入力情報欄316のいずれかを指定すると、位置情報受付部132として動作する制御部30は、その欄に対応する位置情報が入力されたとみなす。位置情報受付部132として動作するマウス24が受付けた情報(例えばマウス24がクリックされた瞬間におけるマウスポインタの位置を示す情報)そのものは、位置情報を示す情報である。その結果、位置情報受付部132は、縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、位置情報を示す情報を受付けることとなる。
位置情報受付部132が位置情報を示す情報を受付けると、記憶対象情報受付部130が、その位置情報に対応する入力情報欄316にカーソルを表示させる。そのカーソルが表示されると、使用者は、記憶対象情報を入力する。入力された記憶対象情報はカーソルが表示されていた入力情報欄316に表示される。記憶対象情報の入力が完了すると、記憶対象情報受付部130が記憶対象情報を受付けたこととなる(S262)。図9は、本実施形態にかかる記憶対象情報入力中の画像の概念図である。図9において最も右下にある入力情報欄316に「OK」という情報が示されている。
使用者は、記憶対象情報の入力が完了すると、その旨の情報を位置付情報形成部134として動作するキーボード36に入力する。位置付情報形成部134は、記憶対象情報受付部130によって受付けられた記憶対象情報に対して位置情報受付部132によって受付けられた情報が示す位置情報が対応付けられるよう位置付情報を作成する(S264)。本実施形態の場合、その位置付情報が製品検査データシートである。図10は、本実施形態にかかる記憶対象情報の入力完了時点の画像の概念図である。この場合、位置付情報形成部134は、図10に示された各情報に基づいて製品検査データシートを作成することとなる。本実施形態の場合、位置付情報形成部134は、製品検査データシートの作成にあたり、次に述べられる2種類の情報をこの製品検査データシートに含ませる。それら2種類の情報の一方は、この製品検査データシートと他の製品検査データシートとを識別するための識別情報である。それら2種類の情報の他方は、この製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す情報である。
本実施形態にかかる製品検査データシートは、位置情報(位置情報は列情報と行情報とを含む)と、名称情報(名称欄314に示されていた情報)と、記憶対象情報と、空欄情報(製品検査データシートが表として示される際に空白欄318となることを示す情報)とを有している。図8乃至図10から明らかなように、本実施形態にかかる製品検査データシートは、複数種類の位置情報を有する。本実施形態にかかる製品検査データシートにおいて、それぞれの名称情報とそれぞれの記憶対象情報とそれぞれの空欄情報とは、互いに異なる位置情報に対応付けられている。その結果、本実施形態にかかる製品検査データシートが含む複数種類の位置情報は、製品検査データシートが示される際のそれぞれの名称情報とそれぞれの記憶対象情報とそれぞれの空欄情報との位置をそれぞれ示すこととなる。上述の説明から明らかなように、本実施形態の場合、1個の位置情報は、行情報と欄情報とを含む。行情報は、表の行方向の座標を示す。本実施形態の場合、行情報は、行情報であることを示す「R」という情報と表のうち上から何行目に位置する欄かを示す数値とを含む。列情報は、表の列方向の座標を示す。列情報は、列情報であることを示す「C」という情報と表のうち左から何行目に位置する欄かを示す数値とを含む。これにより、製品検査データシートが示される際の、名称情報と記憶対象情報と空欄情報との製品検査データシートにおける位置は一意に定まる。記憶対象情報が位置情報に対応付けられているので、本実施形態にかかる製品検査データシートは位置付情報の一種である。表形式で示すことが可能なので、本実施形態にかかる製品検査データシートは表形式情報の一種でもある。
製品検査データシートが作成されると、送信用情報記憶部102が、この製品検査データシートを記憶する(S252)。製品検査データシートが記憶されると、送信用情報送信部104が、その製品検査データシートを情報記憶装置10へ送信する(S254)。これにより、本実施形態にかかる製品検査データシートは送信用情報として送信されることとなる。
情報記憶装置10の送信用情報受信部60は、その製品検査データシートを受信する(S270)。
製品検査データシートが受信されると、複数情報記憶部62は、その製品検査データシートが含む複数の記憶対象情報を記憶する(S272)。本実施形態の場合、複数情報記憶部62は、次に述べられる手順でそれら複数の記憶対象情報を記憶する。
その第1の手順は、記憶対象情報を特定するためのデータテーブルを選択するというものである。複数情報記憶部62は、複数種類のデータテーブルを記憶している。複数情報記憶部62は、製品検査データシートに含まれた、この製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す情報に基づいて、この製品検査データシートに対応するデータテーブルを選択する。この場合、この製品検査データシートに対応する復元用基礎情報は「5」という数値情報によって示されることとする。その第2の手順は、第1の手順において選択されたデータテーブルに基づき製品検査データシートに含まれた記憶対象情報を特定するというものである。その第3の手順は、第2の手順において特定された記憶対象情報を記憶するというものである。
図11は、本実施形態にかかるデータテーブルの構成を示す概念図である。製品検査データシートの「2-3ピン接続」という項目に関する「OK」という記憶対象情報を例として、複数の記憶対象情報が記憶される際の具体的な手順が以下の通り説明される。
第1の手順において、複数情報記憶部62は、データテーブルを選択する。この場合、上述された「5」という数値情報に基づき、図11に示されたデータテーブルが選択されたこととする。
第2の手順において、複数情報記憶部62は、図11に示されたデータテーブルに基づき、「2-3ピン接続」という内容識別情報に対応付けられるべき記憶対象情報が製品検査データシート内で対応付けられている位置情報を特定する。図11に示されたデータテーブルによれば、「2-3ピン接続」という内容識別情報には「R4C3」という位置情報(「R4」という行情報、および、「C3」という列情報)が対応付けられている。これにより、「2-3ピン接続」という内容識別情報に対応付けられるべき記憶対象情報が製品検査データシート内で「R4C3」という位置情報に対応付けられていることとなる。図8乃至図10から明らかなように、製品検査データシートにおいて「R4C3」という位置情報に対応付けられている記憶対象情報は「OK」である。したがって、その位置情報が特定されることにより、製品検査データシートに含まれた「OK」という記憶対象情報が特定されることとなる。
第3の手順において、複数情報記憶部62は、製品検査データシートからその「OK」という記憶対象情報を読み出す。記憶対象情報が読み出されると、複数情報記憶部62は、その記憶対象情報を記憶する。その際、複数情報記憶部62は、上述されたデータテーブルに基づいて、記憶対象情報に「2-3ピン接続」という内容識別情報を対応付ける。複数情報記憶部62は、製品検査データシートに含まれる他の記憶対象情報も同様に記憶する。本実施形態の場合、それらの記憶対象情報は、データベースとして記憶される。
図12は、複数情報記憶部62が記憶するデータベースの構成を示す概念図である。図12において、「識別情報」という欄が設けられている。その欄の1つに「MF0059201」という情報が入っている。その情報と図8乃至図10に示された記憶対象情報とが同じ列に並んでいる。このことから明らかなように、複数情報記憶部62は、それらの記憶対象情報を、この製品検査データシートと他の製品検査データシートとを識別するための識別情報にも対応付ける。これにより、複数情報記憶部62は、含まれていた製品検査データシートが共通する複数の記憶対象情報同士が互いに対応付けられるように、それら複数の記憶対象情報を記憶することとなる。なお、図12に示されているように、複数情報記憶部62が記憶するデータベースには「Ver.」という欄が設けられている。この欄に示される情報は、製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す。そのため、この欄には「5」という数値情報が示されている。
その後、復元情報作成部86は、基礎情報記憶部84から復元用基礎情報を読み出す(S290)。本実施形態の場合、基礎情報記憶部84は複数種類の復元用基礎情報を記憶している。復元情報作成部86は、製品検査データシートに含まれたこの製品検査データシートに対応する復元用基礎情報を示す情報に基づいて復元用基礎情報を読み出す。この場合、図12にも示された「5」という数値情報がその復元用基礎情報を示す情報であることとする。
図13は、本実施形態にかかる復元用基礎情報の構成が示される概念図である。この場合、図13に示される内容の復元用基礎情報が読み出されたこととする。図13の内容からも明らかな通り、本実施形態にかかる復元用基礎情報の構成は製品検査データシートの構成とほぼ同様である。ただし、本実施形態にかかる復元用基礎情報には記憶対象情報が含まれていない。そのため、図13では、製品検査データシートにおける記憶対象情報に対応する欄が空欄となっている。
復元用基礎情報が読み出されると、復元情報作成部86は、複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する(S292)。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。また、それら複数の記憶対象情報は、複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報に対応付けられる。このことは、図12に示されたデータベースにおいて「MAC ID:49」という内容識別情報に対応付けられていた「OK」という記憶対象情報を例として次の通り説明される。その「OK」という記憶対象情報は、図12に示されたデータベースにおいて「MAC ID:49」という内容識別情報に対応付けられている。「MAC ID:49」という内容識別情報は、図11に示されたデータテーブルによれば「R8C3」という位置情報に対応付けられている。これにより、その「OK」という記憶対象情報は、間接的に「R8C3」という位置情報に対応付けられている。その「OK」という記憶対象情報は、復元用基礎情報に追加されると、「R8C3」という位置情報に対応付けられる。これにより、送信用情報復元部64が、複数情報記憶部62が記憶した複数の記憶対象情報に基づいて送信用情報を復元することとなる。
送信用情報が復元されると、復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する(S276)。
情報通信装置12の復元情報受信部110は、その復元情報を受信する(S234)。復元情報が受信されると、一致判断部112は、送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する。一致判断部112は、結果情報を記憶する(S236)。
結果情報出力部114は、所定の指示を受けると一致判断部112から結果情報を読み出す。結果情報が読み出されると、結果情報出力部114はその結果情報を出力する(S238)。
[動作の説明]
(情報の記憶に不備がある場合)
上述された説明と同様にして、S230の処理が実施されると、情報記憶装置10の送信用情報受信部60は、その製品検査データシートを受信する(S270)。製品検査データシートが受信されると、複数情報記憶部62は、その製品検査データシートが含む複数の記憶対象情報を記憶する(S272)。この場合、記憶対象情報を特定するためのデータテーブルに不備があることとする。図14は不備があるデータテーブルの構成を示す概念図である。本来、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられる位置情報が「R1C2」であるところ、このデータベースでは「R2C2」という位置情報に対応付けられることとする。図10に示された画像が示す内容と同一の内容の製品検査データシートが受信されたとすると、複数情報記憶部62が記憶するデータベースにおいて、空欄情報(空欄であることを示す情報)が記憶対象情報として記憶される。その空欄情報は、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられる。「ABC-0123」という本来の記憶対象情報は記憶されない。
その後、復元情報作成部86は、基礎情報記憶部84から復元用基礎情報を読み出す(S290)。復元用基礎情報が読み出されると、復元情報作成部86は、複数の記憶対象情報を復元用基礎情報に追加することで復元情報を作成する(S292)。それら複数の記憶対象情報は、含まれていた送信用情報が共通する。また、それら複数の記憶対象情報は、複数情報記憶部62によって対応付けられていた序列情報と同一の序列情報に対応付けられる。この場合、図14に示されたデータテーブルに基づいて位置情報が特定される。このため、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられて複数情報記憶部62に記憶された空欄情報は、復元用基礎情報に追加される際、「R2C2」に対応付けられる。図14に示されたデータテーブルによれば、「製品形式」という内容識別情報に対応付けられる位置情報は「R2C2」だからである。本来正しい記憶対象情報が対応付けられるはずの位置情報「R1C2」には記憶対象情報が対応付けられない。
送信用情報が復元されると、復元情報送信部66は、復元情報を情報通信装置12へ送信する(S276)。復元情報受信部110は、その復元情報を受信する(S234)。復元情報が受信されると、一致判断部112は、送信用情報記憶工程S252において記憶された送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを判断する(S236)。一致判断部112は、結果情報を記憶する。
結果情報出力部114は、所定の指示を受けると一致判断部112から結果情報を読み出す。結果情報が読み出されると、結果情報出力部114はその結果情報を出力する(S238)。図15は、この場合の結果情報の構成を示す概念図である。本実施形態の場合、結果情報出力部114は、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートと復元情報とが重なった状態を示す画像を結果情報として出力する。その結果、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートに含まれる「ABC-0123」という記憶対象情報に対して取消線が付されている。本実施形態の場合、この取消線は、復元情報ではこの欄が空欄であることを意味する。その結果、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートと復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示されることとなる。
[効果の説明]
以上のようにして、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを一致判断部112が判断する。情報記憶装置10における記憶対象情報の記憶には不備が生じることがある。送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致するか否かを一致判断部112が判断すると、情報記憶装置10におけるそれら複数の記憶対象情報の記憶に不備が生じた可能性の有無が明らかになる。
また、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、例えば次に述べられる場合には、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなる。その場合とは、複数情報記憶部62における記憶対象情報と序列情報との対応付けが送信用情報における記憶対象情報と序列情報との対応付けに対して食い違っている場合である。情報の記憶に関する不備がある場合にそれらの内容が一致しないことがあるので、それらの内容が一致しない場合には情報の記憶に関する何らかの不備が生じている可能性がある。すなわち、情報の記憶に関する不備があると、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報の内容と復元情報の内容とが一致しなくなることがある。したがって、それらの内容とが一致しなくなることがあると、複数情報記憶部62における記憶対象情報と内容識別情報との対応付けに不備があり得るか否かが明かになる。
また、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、縦横に並ぶ欄のいずれかを指定するという簡単な方法で記憶対象情報それぞれが対応する位置情報が設定されることとなる。その結果、記憶対象情報に対する位置情報の対応関係をヒトが容易に設定できる。
また、本実施形態にかかる情報蓄積システムにおいては、送信用情報記憶部102が記憶する送信用情報と復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様となるように結果情報が示される。その結果、不備の原因の推測が容易になる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではない。もちろん、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、送信用情報作成部100の構成は上述したものに限定されない。送信用情報の構成も上述されたものに限定されない。したがって、位置情報の代わりに別の序列情報が送信用情報に含まれてもよい。その場合、位置情報以外の序列情報も位置情報と同様に記憶対象情報に対応付けられてもよい。
また、送信用情報復元部64の構成は上述されたものに限定されない。したがって、送信用情報復元部64における送信用情報の復元の手順も上述されたものに限定されない。
また、結果情報の具体的内容は特に限定されない。例えば、結果情報は、送信用情報記憶部102が記憶する製品検査データシートと復元情報とのうち一方のみを含む情報であってもよい。
10…情報記憶装置
12…情報通信装置
20…コンピュータ
22…プリンタ
24…マウス
26…USBメモリ
30…制御部
32…メモリ
34…固定ディスク
36…キーボード
42…表示装置
40…コネクタ
42…第1I/O
44…第2I/O
46…第3I/O
60…送信用情報受信部
62…複数情報記憶部
64…送信用情報復元部
66…復元情報送信部
68…複数情報出力部
84…基礎情報記憶部
86…復元情報作成部
100…送信用情報作成部
102…送信用情報記憶部
104…送信用情報送信部
110…復元情報受信部
112…一致判断部
114…結果情報出力部
130…記憶対象情報受付部
132…位置情報受付部
134…位置付情報形成部
310…列情報欄
312…行情報欄
314…名称欄
316…入力情報欄
318…空白欄

Claims (5)

  1. 複数の記憶対象情報を記憶する情報記憶装置と、
    前記情報記憶装置との間で前記複数の記憶対象情報を通信する情報通信装置とを備える情報蓄積システムであって、
    前記情報通信装置が、
    前記複数の記憶対象情報を含む送信用情報を作成する送信用情報作成部と、
    前記送信用情報作成部が作成した前記送信用情報を記憶する送信用情報記憶部と、
    前記情報記憶装置へ前記送信用情報を送信する送信用情報送信部とを有しており、
    前記情報記憶装置が、
    前記送信用情報を受信する送信用情報受信部と、
    前記送信用情報が含む前記複数の記憶対象情報を記憶する複数情報記憶部と、
    前記複数情報記憶部が記憶する前記複数の記憶対象情報から前記送信用情報を復元する送信用情報復元部と、
    前記送信用情報復元部が復元した前記送信用情報である復元情報を前記情報通信装置へ送信する復元情報送信部とを有しており、
    前記情報通信装置が、
    前記情報記憶装置から前記復元情報を受信する復元情報受信部と、
    前記送信用情報記憶部が記憶する前記送信用情報の内容と前記復元情報の内容とが一致するか否かを判断する一致判断部と、
    前記一致判断部の判断結果を示す結果情報を出力する結果情報出力部とをさらに有していることを特徴とする情報蓄積システム。
  2. 前記送信用情報が、前記送信用情報に含まれる記憶対象情報間における序列をそれぞれ示す複数種類の序列情報を前記複数の記憶対象情報に加えて含み、
    前記送信用情報が含む前記複数の記憶対象情報は、前記複数種類の序列情報のいずれかにそれぞれ対応付けられており、
    前記複数情報記憶部が、前記送信用情報内で対応付けられていた前記序列情報と同一である所定の前記序列情報にそれぞれ対応付けられ、かつ、含まれていた前記送信用情報が共通する前記複数の記憶対象情報同士が互いに対応付けられるように、前記複数の記憶対象情報を記憶しており、
    前記送信用情報復元部が、
    前記送信用情報と同一の前記複数種類の序列情報を含む復元用基礎情報を記憶する基礎情報記憶部と、
    前記復元用基礎情報が含む前記複数種類の序列情報のうち前記複数情報記憶部によって対応付けられていた前記所定の序列情報と同一の前記序列情報に対応付けられるよう、含まれていた前記送信用情報が共通する前記複数の記憶対象情報を前記復元用基礎情報に追加することで前記復元情報を作成する復元情報作成部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の情報蓄積システム。
  3. 前記送信用情報が、互いに内容が異なる複数種類の位置情報を前記序列情報として含み、
    前記結果情報出力部が、前記送信用情報記憶部が記憶する前記送信用情報の内容と前記復元情報の内容とが一致しない場合には前記記憶対象情報に前記序列情報として対応付けられている位置情報が示す位置に前記記憶対象情報が示されるように前記送信用情報記憶部が記憶する前記送信用情報と前記復元情報とのうち少なくとも一方を前記結果情報として出力し、
    前記結果情報において、前記送信用情報記憶部が記憶する前記送信用情報と前記復元情報との相違箇所が一致箇所とは異なる態様で示されることを特徴とする請求項2に記載の情報蓄積システム。
  4. 前記送信用情報が、互いに内容が異なる複数種類の位置情報を前記序列情報として含み、
    前記送信用情報作成部が、
    前記複数の記憶対象情報の少なくとも一部を受付ける記憶対象情報受付部と、
    縦横に並ぶ複数の欄のいずれかに対する指定を受付けることにより、前記位置情報を示す情報を受付ける位置情報受付部と、
    前記記憶対象情報受付部が受付けた前記記憶対象情報を含む前記送信用情報を形成する位置付情報形成部とを有しており、
    前記位置付情報形成部が、前記記憶対象情報受付部によって受付けられた前記記憶対象情報に対して前記位置情報受付部によって受付けられた前記情報が示す前記位置情報が前記序列情報として対応付けられるよう前記送信用情報を形成することを特徴とする請求項1に記載の情報蓄積システム。
  5. 情報通信装置が情報記憶装置へ複数の記憶対象情報を送信する記憶対象情報送信工程と、
    前記情報記憶装置が前記複数の記憶対象情報を記憶する記憶対象情報記憶工程とを備える情報蓄積方法であって、
    前記記憶対象情報送信工程が、
    前記情報通信装置が前記複数の記憶対象情報を含む送信用情報を作成する送信用情報作成工程と、
    前記送信用情報作成工程において作成された前記送信用情報を前記情報通信装置が記憶する送信用情報記憶工程と、
    前記送信用情報を前記情報通信装置が前記情報記憶装置へ送信する送信用情報送信工程とを有しており、
    前記記憶対象情報記憶工程が、
    前記情報記憶装置が前記送信用情報を受信する送信用情報受信工程と、
    前記送信用情報が含む前記複数の記憶対象情報を前記情報記憶装置が記憶する受信情報記憶工程と、
    前記情報記憶装置が前記受信情報記憶工程において記憶された前記複数の記憶対象情報から前記送信用情報を復元する送信用情報復元工程と、
    前記情報記憶装置が前記送信用情報復元工程において復元された前記送信用情報である復元情報を前記情報通信装置へ送信する復元情報送信工程とを有しており、
    前記情報通信装置が前記情報記憶装置から前記復元情報を受信する復元情報受信工程と、
    前記情報通信装置が前記送信用情報記憶工程において記憶された前記送信用情報の内容と前記復元情報の内容とが一致するか否かを判断する一致判断工程と、
    前記情報通信装置が前記一致判断工程における判断結果を示す結果情報を出力する結果情報出力工程とをさらに備えることを特徴とする情報蓄積方法。
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