JP2022097657A - 画像形成装置 - Google Patents

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雄一郎 稲葉
Yuichiro Inaba
健男 河波
Takeo Kawanami
哲司 鈴木
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Abstract

【課題】 本発明は、電源素子を実装した回路基板を装置本体が大型化することなく配置することができる画像形成装置を提供することを目的としている。【解決手段】 画像形成装置A本体の背面側に上下方向に配置される記録材Pの搬送路Rに略平行して回路基板100が設けられ、該搬送路Rと回路基板100との間に形成される空間19内に該回路基板100に実装された低圧電源素子部110と高圧電源素子部120とが収容されることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
画像形成装置には、交流電源や直流電源等の電装部を備えた回路基板が設けられる。特許文献1では、給紙カセットから記録材を給送する給紙ローラから定着器にかけての斜め方向に向かう記録材搬送経路の下部空間に電装部が設けられている。これにより電装部から発生する熱により生じるエアーフローの経路を確保している。
電装部上部に配置されている定着器から発生する熱は外装カバーに設けられているルーバー部から装置外部に排出される。定着器の後面と外装カバーとの間に空間を設けることにより、この部分にも定着器の廃熱によるエアーフローを発生させる。定着器の下部に大きな空間を設け電装部を配置することで冷却ファン等が無くても電装部から定着器にかけての廃熱のためのエアーフローを発生させることができ、画像形成装置内部の熱こもりを解消し、昇温を防止出来る。
特開2001-235919
電装部を備えた回路基板には、複数の電子素子が基板に対して略垂直に実装されている。これらの背の高い電源素子を図9及び図10に示して後述する比較例の装置本体に収容するためには、側板の装置本体外側に大きなスペースを確保する必要がある。このため装置本体が左右長手方向に広がり、装置が大型化してしまう。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、電源素子を実装した回路基板を装置本体が大型化することなく配置することができる画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、記録材の搬送路に略平行して回路基板が設けられ、前記搬送路と前記回路基板との間に形成される空間内に該回路基板に実装された電子素子が収容されることを特徴とする。
本発明によれば、電源素子を実装した回路基板を装置本体が大型化することなく配置することができる。
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。 第1実施形態の画像形成装置の枠体構成を一方の側板側から見た斜視説明図である。 第1実施形態の画像形成装置の枠体構成を他方の側板側から見た斜視説明図である。 図2に示す画像形成装置の本体に駆動ユニットと画像信号線を取り付けた様子を示す斜視説明図である。 図3に示す画像形成装置の本体に駆動ユニットと画像信号線を取り付けた様子を示す斜視説明図である。 第1実施形態の駆動ユニットの構成を示す斜視説明図である。 第1実施形態の回路基板の構成を示す斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成を示す断面説明図である。 比較例の画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 比較例の画像形成装置の枠体構成を示す斜視説明図である。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
図1~図7を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
先ず、図1を用いて本発明に係る画像形成装置Aの構成について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置Aの第1実施形態の構成を示す断面説明図である。図1に示す画像形成装置Aは、電子写真方式のレーザビームプリンタの一例である。図1に示す画像形成装置A本体には、プロセスカートリッジBが着脱可能に装着される。プロセスカートリッジBには、像担持体となる感光ドラム8と、図示しない帯電手段となる帯電ローラと、現像手段となる現像装置1と、クリーニング手段となるクリーナ2等が枠体内に一体的に設けられている。
画像形成装置A本体の上部には、開閉扉13が回動可能に支持されている。図1の破線で示すように、開閉扉13を開くことによりプロセスカートリッジBが画像形成装置A本体に対して着脱可能な状態となる。画像形成装置A本体内には、露光装置(露光手段)となるレーザスキャナ3が設けられている。
図示しない帯電ローラにより一様に帯電された感光ドラム8の表面にレーザスキャナ3から出射された画像情報に応じたレーザ光Lを照射する。これにより感光ドラム8の表面上に画像情報に応じた静電潜像が形成される。レーザスキャナ3(露光装置)は、感光ドラム8(像担持体)の表面に画像情報に応じた静電潜像を形成する。感光ドラム8の表面上に形成された静電潜像に対して現像装置1に設けられた図示しない現像剤担持体となる現像ローラから現像剤となるトナーが供給されてトナー像として現像される。
一方、画像形成装置A本体の下部には、記録材Pを収容した給送トレイ4が設けられている。また、画像形成装置A本体には、記録材Pが搬送される搬送路Rが設けられている。該搬送路Rには、図1の矢印D方向で示す記録材Pの搬送方向に沿って、給送ローラ5、記録材Pを搬送する搬送回転体となる搬送ローラ11、記録材Pを搬送する搬送回転体となる搬送ローラとしてのレジストローラ6が設けられている。
更に、感光ドラム8(像担持体)の表面に形成されたトナー像を記録材Pに転写する転写手段であって記録材Pを搬送する搬送回転体となる転写ローラ7が設けられている。更に、記録材Pにトナー像(画像)を定着する定着手段となる定着装置9に設けられる加熱ローラ9a、該加熱ローラ9aに対向して設けられ、記録材Pを搬送する搬送回転体であって定着ローラとなる加圧ローラ9b、排出ローラ10等が順次配置されている。
<枠体構成>
次に、図2~図5を用いて画像形成装置Aの枠体構成について説明する。図2は、画像形成装置Aの枠体構成を一方の側板15側から見た斜視説明図である。図3は、画像形成装置Aの枠体構成を他方の側板16側から見た斜視説明図である。図4は、図2に示す画像形成装置A本体に駆動ユニット50と画像信号線150,151を取り付けた様子を示す斜視説明図である。図5は、図3に示す画像形成装置A本体に駆動ユニット50と画像信号線150,151を取り付けた様子を示す斜視説明図である。図2~図5の矢印M方向は、画像形成装置A本体の長手方向であり、転写ローラ7等の記録材Pを搬送する各ローラの軸方向である。
画像形成装置A本体には、記録材Pの搬送路Rを構成する搬送ガイド14が設けられている。該搬送ガイド14の矢印M方向の両端部には、該搬送ガイド14に対して直交し、互いに対向する側板15,16が設けられている。搬送ガイド14と、側板15,16とは、画像形成装置A本体の小型軽量化と低コスト化のために一体型樹脂モールドで構成されている。
側板15,16の画像形成装置A本体の内側には、プロセスカートリッジBの着脱の際に該プロセスカートリッジBの移動を案内するガイドレール15a,16aがそれぞれ設けられている。プロセスカートリッジBの長手方向の両端部に設けられた図示しない係合部をガイドレール15a,16aに沿って挿入することにより該プロセスカートリッジBが各側板15,16に対して位置決めされる。
レーザスキャナ3は、画像形成装置Aの設置面に対して略垂直方向に配置されるように支持ステー17に対してビス等の固定手段により固定して支持されている。一方、支持ステー17は、側板15,16の外側で付勢手段となる引っ張りバネ17aにより引っ張られて支持されている。
支持ステー17を付勢している一対の引っ張りバネ17aの一端部は、該支持ステー17の長手方向両端部にそれぞれ係止される。一方の引っ張りバネ17aの他端部は、図4に示す板金52に係止され、他方の引っ張りバネ17aの他端部は、図5に示す板金18に係止されてそれぞれ張架されている。
画像形成装置A本体(画像形成装置の本体)の背面側には、回路基板100が搬送ガイド14の外側にビス等の固定手段により固定して支持されている。回路基板100は、画像形成装置Aの設置面に対して略垂直に配置される。回路基板100は、図2~図5の矢印M方向に平行に配置される。図1に示すように、レーザスキャナ3(露光装置)は、画像形成装置Aの設置面に対して略垂直に配置される。これによりレーザスキャナ3(露光装置)と回路基板100の基板表面100aとが略平行に配置される。
<駆動ユニット>
次に、図6を用いて駆動ユニット50の構成について説明する。図6は、駆動ユニット50の構成を示す斜視説明図である。図4及び図5に示すように、側板15の外側には、駆動ユニット50が設けられている。図6に示すように、駆動ユニット50の板金52には、複数のギア12a~12hが回転可能に支持されている。
側板15には、図示しないビス等の固定部材により駆動源となるモータ51が固定して支持されている。モータ51の駆動軸に固定された駆動ギア51aがギア12a,12gにそれぞれ噛合されている。ギア12aは、ギア12bに噛合され、ギア12bは、ギア12cに噛合され、ギア12cは、ギア12d,12fにそれぞれ噛合されている。更に、ギア12dは、ギア12eに噛合されている。また、ギア12gは、ギア12hに噛合されている。
これによりモータ51の回転駆動力は、複数のギア12a~12hからなるギア列12により図1に示す給送ローラ5、搬送ローラ11、レジストローラ6、感光ドラム8、加熱ローラ9a、加圧ローラ9b、排出ローラ10のそれぞれに伝達される。
<画像形成動作>
次に、図1を用いて画像形成装置Aの画像形成動作について説明する。図1の時計回り方向に回転する感光ドラム8の表面は、図示しない帯電ローラにより一様に帯電される。一様に帯電された感光ドラム8の表面に対してレーザスキャナ3から出射された画像情報に応じたレーザ光Lが照射される。これにより感光ドラム8の表面に静電潜像が形成される。感光ドラム8の表面に形成された静電潜像に対して現像装置1に設けられた現像剤担持体となる図示しない現像ローラから現像剤となるトナーが供給される。これにより感光ドラム8の表面に画像情報に応じたトナー像が形成される。
一方、レーザスキャナ3から出射されるレーザ光Lの出力タイミングと合わせて、図6に示す駆動ユニット50によりモータ51の回転駆動力が伝達された給送ローラ5により給送トレイ4内に収容された記録材Pが繰り出される。その後、図示しない分離手段との協働により記録材Pが一枚ずつ分離給送される。
その後、記録材Pは、搬送ローラ11により挟持搬送されて、該記録材Pの先端部が停止したレジストローラ6のニップ部に付き当てられる。該記録材Pの腰の強さにより扱かれて記録材Pの斜行が補正された後、所定のタイミングでレジストローラ6が回転して記録材Pは、レジストローラ6に挟持されて感光ドラム8と転写ローラ7とにより形成される転写ニップ部N1に搬送される。
図2~図5に示すように、搬送ガイド14の矢印M方向の両端部には、一対の軸受部材7aを介して転写ローラ7が回転可能に支持されている。転写ローラ7は、軸受部材7aに取り付けられた付勢手段となる押圧バネ7bにより感光ドラム8の表面に対して所定の当接圧を与えるように設けられている。
転写ローラ7は、感光ドラム8の表面に当接することで転写ニップ部N1を形成する。図示しない転写バイアス電源から転写ローラ7に転写バイアスが印加される。これにより感光ドラム8の表面に形成されたトナー像がレジストローラ6により挟持搬送されてきた記録材Pに転写される。搬送ガイド14に設けられた転写ローラ7は、図6に示すギア列12には接続されておらず、感光ドラム8の回転に従動回転する。
転写ニップ部N1において、トナー像が転写された記録材Pは、搬送路Rを経由して定着装置9に搬送される。定着装置9には、枠体9cに対して回転可能に支持された加圧ローラ9bと加熱ローラ9aとが設けられている。定着装置9の枠体9cは、側板15,16のそれぞれの上面部に対して図示しないビス等の固定部材により固定されている。加圧ローラ9bの回転軸の長手方向の一端部には、図示しない駆動ギアが固定されている。該加圧ローラ9bの駆動ギアは、図6に示すギア列12のギア12dに噛合されている。これにより駆動源であるモータ51からの回転駆動力がギア列12を介して加圧ローラ9bに伝達されて該加圧ローラ9bが回転する。
転写ニップ部N1において、トナー像が転写された記録材Pは、加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとにより形成される定着ニップ部N2を通過する過程において、加熱及び加圧されてトナー像が熱溶融し、記録材Pに熱定着される。その後、トナー像が定着された記録材Pは、加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとにより挟持搬送され、更に、排出ローラ10により挟持搬送されて開閉扉13上に設けられた排出トレイ13a上に排出される。
<回路基板>
次に、図7を用いて回路基板100の構成について説明する。図7は、回路基板100の構成を示す斜視説明図である。図7に示す回路基板100には、外部の商用電源から交流電力を取り込み、直流電力に変換する低圧電源素子部110が設けられている。更に、画像形成に必要な高電圧をプロセスカートリッジB及び転写ローラ7に供給するための高圧電源素子部120が設けられている。
本実施形態の回路基板100は、低圧電源素子からなる低圧電源素子部110と、高圧電源素子からなる高圧電源素子部120とを含む電子素子を一体的に実装している。図7に示す回路基板100には、更に、搬送路Rを搬送される記録材Pの搬送状態を検知するための複数の搬送センサ130が設けられている。更に、レーザスキャナ3に画像信号を送るために図4及び図5に示す画像信号線150,151をそれぞれ接続するコネクタ部140等が実装されている。
本実施形態では、回路基板100の基板表面100aに対して垂直方向に低圧電源素子部110と、高圧電源素子部120の複数の電子素子が実装されている。これらの複数の電子素子のうちで、回路基板100の基板表面100aから突出する最も背の高い電子素子は、低圧電源素子部110の一部である低圧電源トランス111である。このため低圧電源トランス111の回路基板100の基板表面100aから突出している最も背の高い頂点部Tが回路基板100の垂直方向に対して最も突出した部分となっている。
回路基板100は、図1の上下方向に配置された記録材Pの搬送路Rに略平行して設けられている。搬送路Rの回路基板100側は、図1の上下方向に配置された搬送ガイド14により構成されている。回路基板100の基板表面100aと搬送ガイド14との間には、空間19が形成されている。回路基板100に実装された電子素子となる低圧電源素子部110と高圧電源素子部120とは、搬送ガイド14と回路基板100との間に形成された空間19内(空間内)に収容される。
ここで、搬送ローラ11、レジストローラ6、転写ローラ7、加圧ローラ9bのうちの少なくとも一つのローラの表面が回路基板100の基板表面100aに最も近接する点6a,7c,9b1を考慮する。これらの点6a,7c,9b1を通り且つ回路基板100の基板表面100aに平行な面V1を考慮する。低圧電源トランス111の頂点部Tは、該面V1よりも搬送路R側(図1の右側)に近接するように突出して配置される。
即ち、搬送路Rに設けられる搬送回転体となる搬送ローラ11、レジストローラ6、転写ローラ7、加圧ローラ9b(定着ローラ)のうちの少なくとも一つのローラの表面の回路基板100側(回路基板側)の最近接部を考慮する。その最近接部を通り且つ回路基板100の基板表面100aに対して平行な面V1を考慮する。そして、回路基板100に実装された複数の電子素子のうち、最も背の高い電子素子となる低圧電源トランス111の頂点部Tが該面V1よりも搬送路R側(搬送路側)に突出して配置される。これにより低圧電源トランス111を収容するために画像形成装置Aの前後方向(図1の左右方向)を広げる必要がなく、画像形成装置Aの小型化ができる。
また、低圧電源トランス111を含む低圧電源素子部110(電子素子)を図1に示す転写ローラ7よりも下側に集約して配置する。これにより画像形成装置Aの重心がより下方側に位置する。これにより外部からの振動等による影響を小さくし、画像形成装置A本体を安定させることができる。
更に、低圧電源トランス111を含む低圧電源素子部110を図1に示す定着装置9から離すことができる。これにより定着装置9で発生した熱の影響による動作不良等を抑制することができる。また、低圧電源素子部110の動作により発熱した場合にも発熱により加熱された空気は、搬送ガイド14と回路基板100との間に形成された空間19内を自然対流により図1の上方に流れる。これにより効率的な排熱ができる。
<電磁ノイズ対策>
次に、図4及び図5を用いて画像形成装置Aの電磁ノイズ対策について説明する。回路基板100は、電磁ノイズを発生する電磁ノイズ発生源ともなり得る。電磁ノイズの発生は、画像形成装置Aの内部だけでなく、画像形成装置Aの外部の機器にも影響を与える。
特に、本実施形態のように、回路基板100を非導電体である一体型の樹脂モールドにより構成される搬送ガイド14に固定して支持するのみであれば、導電体によるシールド効果が期待できない。このため回路基板100から発生する電磁ノイズが様々な箇所にまで放射されて広がる可能性が高い。本実施形態では、回路基板100の外側には、回路基板100から発生する電磁ノイズをシールドする導電性を有する図1及び図3に示す板金18が設けられている。
板金18は、回路基板100と、図4及び図5に示す導電性を有する板金52にビス等の図示しない固定部材により締結されている。板金18と板金52とは、導電性を有する支持ステー17と、同じく導電性を有する引っ張りバネ17aとにより通電可能に接続されている。
これにより、それぞれが導電性を有する板金18、板金52、支持ステー17は、画像形成装置Aの設置面に対して垂直方向となる画像形成装置A本体の4方向の側面を覆うシールド板として構成される。これにより電磁ノイズを遮蔽する。これにより画像形成装置Aの外部からの電磁ノイズが回路基板100の電気的な動作に影響を及ぼすことが無い。また、回路基板100に実装された低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の各種電源素子等から発生した電磁ノイズが外部の機器等に影響を与えることが無い。
また、図4及び図5に示すように、回路基板100に設けられたコネクタ部140と、レーザスキャナ3とを接続する画像信号線150,151がシールド板として構成される板金18、板金52、支持ステー17の外側近傍に配置される。これにより回路基板100に実装された低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の各種電源素子等から発生した電磁ノイズが画像信号線150,151に影響することを抑制することができる。これによりレーザスキャナ3の電気的な動作に対して電磁ノイズの影響を受けることが無い。
<比較例>
次に、図9及び図10を用いて比較例の構成について説明する。図9は、比較例の画像形成装置Aの構成を示す断面説明図である。図10は、比較例の画像形成装置Aの枠体構成を示す斜視説明図である。図9及び図10に示す比較例の画像形成装置Aでは、記録材Pを収容する給送トレイ4から給送ローラ5、搬送ローラ11、レジストローラ6により記録材Pが搬送路Rを経由して転写ニップ部N1に送り出される。そして、転写ローラ7により感光ドラム8の表面上に形成されたトナー像が記録材Pに転写される。その後、定着装置9により記録材P上に転写されたトナー像を定着する。その後、記録材Pは、排出ローラ10により排出トレイ13a上に排出される。
比較例の画像形成装置A本体にも搬送路Rを構成する搬送ガイド14が設けられている。また、比較例の画像形成装置A本体では、レーザスキャナ3を固定して支持するための支持ステー17が画像形成装置A本体の長手方向(図9の左右方向)に平行に延びるように設けられている。
また、搬送ガイド14と支持ステー17との長手方向両端部には、互いに対向して配置された側板15,16がそれぞれ連結して支持されている。側板15の外側には、駆動ユニット50が配置され、側板16の外側には、回路基板100が配置されている。回路基板100に実装された低圧電源素子部110や高圧電源素子部120は、回路基板100の基板表面100aから画像形成装置A本体の外側に向かって突出している。このように回路基板100を配置すると、画像形成装置Aの大型化を招く。
図1に示す本実施形態では、低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の複数の電子素子が実装された回路基板100を画像形成装置A本体の背面側で且つ画像形成装置Aの設置面に対して略垂直に配置する。そして、回路基板100の基板表面100aから突出する低圧電源素子部110や高圧電源素子部120の背の高い電源素子等を搬送路R側に向かって画像形成装置Aの前方に突出するように配置する。
これらの電源素子は、搬送ガイド14と回路基板100との間に形成された空間19内に収容される。これにより画像形成装置A本体が前後方向(図1の左右方向)に大型化しない。図9及び図10に示す比較例との比較において、本実施形態では、画像形成装置Aの小型化を達成することができる。
次に、図8を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。図8は、本発明に係る画像形成装置Aの第2実施形態の構成を示す断面説明図である。図8に示す画像形成装置Aでは、回路基板100に実装された低圧電源素子部110の低圧電源トランス111の頂点部Tが転写ローラ7の回転中心7dを通り、回路基板100の基板表面100aに平行な面V2よりも搬送路R側(図8の右側)に突出している。
即ち、搬送路Rに設けられる搬送回転体となる転写ローラ7の回転中心7dを通り且つ回路基板100の基板表面100aに対して平行な面V2を考慮する。そして、回路基板100に実装された複数の電子素子のうち、最も背の高い電子素子となる低圧電源トランス111の頂点部Tが該面V2よりも搬送路R側に突出して配置される。
これにより回路基板100に実装された低圧電源素子部110の低圧電源トランス111の頂点部Tが図1に示す前記第1実施形態よりも更に搬送路R側に突出する構成となる。これにより背の高い大型の低圧電源トランス111を実装した回路基板100であっても画像形成装置A本体が前後方向(図8の左右方向)に大型化しない。
尚、本実施形態では、転写ローラ7の回転中心7dを通る面V2の一例について説明した。他に、画像形成装置Aの種々の構成に合わせて、転写ローラ7の回転中心7d以外にも加圧ローラ9bの回転中心やレジストローラ6の回路基板100に近接する側のローラの回転中心を通る面V2を考慮する。そして、回路基板100に実装された低圧電源素子部110の低圧電源トランス111の頂点部Tが該面V2よりも搬送路R側に突出する構成とすることもできる。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
A…画像形成装置
P…記録材
R…搬送路
19…空間
100…回路基板
110…低圧電源素子部(低圧電源素子)
120…高圧電源素子部(高圧電源素子)
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、記録材を支持するトレイから記録材を給送する給送手段と、トナー像を担持する回転可能な像担持体と、前記給送手段よりも鉛直方向において上側に位置し、前記給送手段によって給送された記録材に前記像担持体に形成されたトナー像を転写する転写手段と、前記転写手段よりも鉛直方向において上側に位置し、トナー像が形成された記録材を排出する排出手段と、を有し、鉛直方向において見たとき、前記給送手段が記録材を給送する給送方向と前記排出手段が記録材を排出する排出方向が反対である画像形成装置において、前記給送手段から前記転写手段まで記録材をガイドする湾曲部を含んだ搬送路を形成する搬送ガイドと、外部電源から供給された交流を直流に変換するための回路基板と、前記回路基板に実装された電子部品と、を有し、前記電子部品が実装された前記回路基板の面が水平面と交差するような向きに前記回路基板は配置され、前記像担持体の回転軸線の方向において見たとき、前記電子部品は前記回路基板の面から前記湾曲部に向かって突出し、前記電子部品は前記転写手段よりも鉛直方向において下側に位置し、鉛直方向において見たとき、前記転写手段と前記電子部品の少なくとも一部は重なっていることを特徴とする

Claims (9)

  1. 記録材の搬送路に略平行して回路基板が設けられ、
    前記搬送路と前記回路基板との間に形成される空間内に該回路基板に実装された電子素子が収容されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回路基板は、画像形成装置の本体の背面側で、且つ前記画像形成装置の設置面に対して略垂直に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回路基板に実装された複数の電子素子のうち、最も背の高い電子素子の頂点部が、前記搬送路に設けられる搬送回転体の前記回路基板側の最近接部を通り且つ前記回路基板の基板表面に対して平行な面よりも前記搬送路側に突出して配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回路基板に実装された複数の電子素子のうち、最も背の高い電子素子の頂点部が、前記搬送路に設けられる搬送回転体の回転中心を通り且つ前記回路基板の基板表面に対して平行な面よりも前記搬送路側に突出して配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送回転体は、
    記録材を搬送する搬送ローラ、像担持体に形成されたトナー像を記録材に転写する転写ローラ、記録材に画像を定着する定着ローラのうちの少なくとも一つからなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記電子素子は、低圧電源素子からなることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記電子素子は、前記転写ローラよりも下側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記回路基板は、低圧電源素子と高圧電源素子とを含む電子素子を一体的に実装したことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 像担持体に静電潜像を形成するための露光装置が画像形成装置の設置面に対して略垂直に配置され、前記露光装置と前記回路基板の基板表面とが略平行に配置されることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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