JP2022089926A - 印刷装置、印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷画像において、印刷チップ重複領域における印刷画質の低下を抑制する。【解決手段】第1印刷チップと第2印刷チップとが第2方向に見て重複する領域である印刷チップ重複領域において、第1ノズル列のノズル使用率と第3ノズル列のノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第1オーバーラップ領域と、第2ノズル列のノズル使用率と第4ノズル列のノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第2オーバーラップ領域と、が第2方向に見て少なくとも一部が重複しないように、インクを吐出させる。【選択図】図3
Description
本発明は、印刷装置に関する。
近年、印刷装置として、ピエゾ素子やインク室やノズル等のインク吐出機構が半導体加工技術を応用してチップ化された印刷チップを搭載したインクジェットプリンターが用いられている。各印刷チップは、印刷媒体の搬送方向に沿った複数のノズル列を備える。複数の印刷チップが同一の印刷ヘッドに搭載された構成において、主走査方向に隣り合う複数の印刷チップの端部同士が主走査方向に見て互いに重複するように配置されることがある。印刷チップの端部同士が互いに重複する領域では、一方の印刷チップに配置されたノズル列と、他方の印刷チップに配置されたノズル列とのノズルの使用比率が100%となるように各印刷チップの各ノズル列からインクを吐出させることによって、かかる領域のラスターを形成する(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1では、印刷チップの端部同士が互いに重複する領域(以下、「印刷チップ重複領域」と呼ぶ)において、同一印刷チップ内における各ノズル列は、主走査方向に見たときに、互いにほぼ同じ位置に配置されている。このため、インク滴の着弾位置ずれが生じた場合に、かかる着弾位置ずれが、印刷チップ重複領域において複数のノズル列で同時に生じ、印刷画像において濃淡ムラが顕著に表れてしまうおそれがある。
また、特許文献1では、各印刷チップにおいて各ノズル列は、互いに同一色のインクを吐出し、かつ、各ノズル列において同時にインクを吐出するノズル群が位置する領域(以下、「インク吐出領域」と呼ぶ)は、主走査方向に見たときに、互いにほぼ同じ位置となっている。このため、ノズルごとの駆動周波数の相違に起因するインクの吐出量およびインクの吐出速度のばらつき等によりインク滴の着弾位置ずれが生じた場合にも、かかる着弾位置ずれが、インク吐出領域において同時に生じ、印刷画像において濃淡ムラがより目立ってしまうおそれがある。このため、印刷画像において、印刷チップ重複領域における印刷画質の低下を抑制する技術が望まれている。
また、特許文献1では、各印刷チップにおいて各ノズル列は、互いに同一色のインクを吐出し、かつ、各ノズル列において同時にインクを吐出するノズル群が位置する領域(以下、「インク吐出領域」と呼ぶ)は、主走査方向に見たときに、互いにほぼ同じ位置となっている。このため、ノズルごとの駆動周波数の相違に起因するインクの吐出量およびインクの吐出速度のばらつき等によりインク滴の着弾位置ずれが生じた場合にも、かかる着弾位置ずれが、インク吐出領域において同時に生じ、印刷画像において濃淡ムラがより目立ってしまうおそれがある。このため、印刷画像において、印刷チップ重複領域における印刷画質の低下を抑制する技術が望まれている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一実施形態によれば、印刷装置が提供される。この印刷装置は、媒体に印刷を行う印刷装置であって;前記媒体に対してインクを吐出する複数のノズルが第1方向に並んだ第1ノズル列および第2ノズル列であって、前記第1方向と交差する第2方向に互いに離れた該第1ノズル列および該第2ノズル列を有する第1印刷チップと、前記媒体に対して前記インクを吐出する複数のノズルが前記第1方向に並んだ第3ノズル列および第4ノズル列であって、前記第2方向に互いに離れた該第3ノズル列および該第4ノズル列を有する第2印刷チップと、が前記第2方向に見て互いに少なくとも一部が重複するように配置された印刷ヘッドと;前記媒体を前記印刷ヘッドに対して相対的に搬送する搬送部と;各ノズルから前記インクを吐出する割合としてのノズル使用率に基づいて、前記媒体に対して前記印刷ヘッドから前記インクを吐出させる印刷制御部と;を備え;前記第1ノズル列と、前記第3ノズル列とは、互いに同じ色の前記インクを吐出し;前記第2ノズル列と、前記第4ノズル列とは、互いに同じ色の前記インクを吐出し;前記印刷制御部は、前記第1印刷チップと前記第2印刷チップとが前記第2方向に見て重複する領域である印刷チップ重複領域において、前記第1ノズル列の前記ノズル使用率と前記第3ノズル列の前記ノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第1オーバーラップ領域と、前記第2ノズル列の前記ノズル使用率と前記第4ノズル列の前記ノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第2オーバーラップ領域と、が前記第2方向に見て少なくとも一部が重複しないように、前記インクを吐出させる。
この形態の印刷装置によれば、第1印刷チップと第2印刷チップとが第2方向に見て重複する領域である印刷チップ重複領域において、第1ノズル列のノズル使用率と第3ノズル列のノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第1オーバーラップ領域と、第2ノズル列のノズル使用率と第4ノズル列のノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第2オーバーラップ領域と、が第2方向に見て少なくとも一部が重複しないようにインクを吐出させるので、インク滴の着弾位置ずれが第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域との両方で生じた場合、第2方向において着弾位置ずれが生じる領域を分散させて印刷画像において濃淡ムラが第2方向において重複して表れることを抑制でき、印刷チップ重複領域における印刷画質の低下を抑制できる。
(2)上記形態の印刷装置において、前記印刷制御部は、前記印刷チップ重複領域において、前記第1オーバーラップ領域と前記第2オーバーラップ領域とが前記第2方向に見て重複しないように、前記インクを吐出させてもよい。この形態の印刷装置によれば、印刷チップ重複領域において、第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域とが第2方向において重複しないようにインクを吐出させるので、インク滴の着弾位置ずれが第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域との両方で生じた場合、第2方向において着弾位置ずれが生じる領域を重複しないようにして印刷画像において濃淡ムラが第2方向において重複して表れることを抑制でき、印刷チップ重複領域における印刷画質の低下を抑制できる。
(3)上記形態の印刷装置において、前記印刷ヘッドは、前記第1印刷チップと前記第2印刷チップとを含む2以上の印刷チップを備え;前記第1ノズル列および前記第3ノズル列は、いずれも黒色のインクを吐出し;前記第2ノズル列および前記第4ノズル列は、いずれも黄色のインクを吐出し;前記2以上の印刷チップは、前記第1ないし前記第4ノズル列とは異なる第5ノズル列および第6ノズル列であって、黒色および黄色とは異なる同一色のインクを吐出する複数のノズルが前記第1方向に並んだ第5ノズル列および第6ノズル列を、さらに有し;前記第5ノズル列と前記第6ノズル列とは、前記第2方向に互いに離れて配置され;前記印刷制御部は、前記印刷チップ重複領域において、前記第1オーバーラップ領域と、前記第2オーバーラップ領域と、が前記第2方向に見て少なくとも一部が重複するように、前記インクを吐出させてもよい。
この形態の印刷装置によれば、印刷チップ重複領域において、第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域とが第2方向に見て少なくとも一部が重複するようにインクを吐出させるので、第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域とが第2方向に見て重複しないようにインクを吐出させる構成に比べて、黒色および黄色とは異なる色のオーバーラップ領域と第1オーバーラップ領域および第2オーバーラップ領域とを第1方向において離れた位置に配置できる。また、黒色および黄色とは異なる色のインクが複数色ある場合、黒色および黄色とは異なる各色のオーバーラップ領域を第2方向に見て互いに重複しないように配置するための領域(ノズル群)を確保できる。加えて、印刷装置の小型化を図れる。
(4)上記形態の印刷装置において、前記印刷制御部は、前記第1オーバーラップ領域と前記第2オーバーラップ領域とが前記第2方向に見て完全に重複するように、前記インクを吐出させてもよい。この形態の印刷装置によれば、第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域とが第2方向に見て完全に重複するようにインクを吐出させるので、第1オーバーラップ領域と第2オーバーラップ領域とが第2方向に見て重複するようにインクを吐出させる構成に比べて、印刷チップ重複領域において黒色および黄色とは異なる同一色のオーバーラップ領域を第1方向において離れた位置に配置できる。
本発明は、種々の形態で実現することも可能である。例えば、印刷装置における印刷方法、かかる印刷方法を実現するためのコンピュータープログラム、かかるコンピュータープログラムを記録した記録媒体等の形態で実現できる。
A.第1実施形態:
A1.装置構成:
図1は、本発明の一実施形態としての印刷装置100の概略構成を示すブロック図である。印刷装置100は、シリアル方式のインクジェットプリンターであり、印刷制御装置10から入力される画像データを印刷データに変換し、かかる印刷データに基づいて媒体Pに対して複数のノズルからインクを吐出することにより、媒体P上にドットを形成し、画像や文字等を印刷する。具体的には、印刷装置100は、黒色のインクと黄色のインクとを含む3色以上の色のインクを吐出する。本実施形態では、印刷装置100は、4色のインク、C(シアン色)、M(マゼンタ色)、Y(黄色)、K(黒色)のインクを吐出する。本実施形態において、媒体Pは、印刷用紙である。なお、印刷用紙に限らず、インクドットにより画像等を形成可能な任意の媒体を用いてもよい。
A1.装置構成:
図1は、本発明の一実施形態としての印刷装置100の概略構成を示すブロック図である。印刷装置100は、シリアル方式のインクジェットプリンターであり、印刷制御装置10から入力される画像データを印刷データに変換し、かかる印刷データに基づいて媒体Pに対して複数のノズルからインクを吐出することにより、媒体P上にドットを形成し、画像や文字等を印刷する。具体的には、印刷装置100は、黒色のインクと黄色のインクとを含む3色以上の色のインクを吐出する。本実施形態では、印刷装置100は、4色のインク、C(シアン色)、M(マゼンタ色)、Y(黄色)、K(黒色)のインクを吐出する。本実施形態において、媒体Pは、印刷用紙である。なお、印刷用紙に限らず、インクドットにより画像等を形成可能な任意の媒体を用いてもよい。
印刷装置100は、制御部200と、媒体供給ユニット310と、媒体搬送ユニット320と、キャリッジ搬送ユニット330と、キャリッジ500と、印刷ヘッド400とを備える。
制御部200は、印刷装置100の全体的な制御を行う。制御部200は、マイクロコンピューターにより構成されており、CPU220と、メモリー230と、入出力インターフェイス(入出力I/F)210とを備えている。CPU220と、メモリー230と、入出力インターフェイス210とは、いずれも内部バスに接続され、互いに通信可能に構成されている。
CPU220は、メモリー230に予め格納されている図示しない制御プログラムを実行することにより、印刷制御部221として機能する。印刷制御部221は、印刷制御装置10から入力される画像データから印刷データを生成する処理および印刷データに基づく印刷の統合制御処理を行う。具体的には、印刷制御部221は、印刷制御装置10から入力される画像データの解像度を印刷解像度に変換し、インク色C、M、Y、Kの階調値で表現される画像データに変換する。また、印刷制御部221は、各インク色の画像データを各インク色のドットの有無、すなわち、ドット有り(255)とドット無し(0)の2階調の階調値に変換する。印刷制御部221は、各インク色C、M、Y、Kの媒体P上のドットの有無を示すデータをラスタライズし、印刷制御用のコマンドを含む印刷データを生成する。
また、印刷制御部221は、印刷データに基づき印刷ヘッド400が有するノズル群を駆動させるための信号(以下、「入力信号」と呼ぶ)を生成して、印刷ヘッド400に送信する。また、印刷制御部221は、媒体供給ユニット310を制御して媒体Pの供給を制御する。また、印刷制御部221は、媒体搬送ユニット320を制御して媒体Pの搬送を行わせる。図1において、媒体Pは、副走査方向Yの上流から下流に沿って搬送される。また、印刷制御部221は、キャリッジ搬送ユニット330を制御してキャリッジ500の往復動作を行わせる。図1において、キャリッジ500は、主走査方向Xに沿って移動する。主走査方向Xは、副走査方向Yと交差する方向であり、本実施形態においては副走査方向Yと直交する方向である。
メモリー230には、第1ディザマスク231と、第2ディザマスク232と、マスク選択用マップ233と、ノズル使用率設定マップ234と、が予め格納されている。第1ディザマスク231と第2ディザマスク232とは、互いに異なるディザマスクである。
本実施形態では、後述の印刷処理におけるハーフトーン処理において、画像データの示す画像領域のうち、或る画像領域(後述のオーバーラップ領域)のドットデータは第1ディザマスク231に設定された閾値を用いて生成し、或る画像領域(後述の単一印刷チップ領域)のドットデータは第2ディザマスク232に設定された閾値を用いて生成する。マスク選択用マップ233には、画像データの各画素に対し、第1ディザマスク231と第2ディザマスク232とのうちのいずれのディザマスクを用いるかが予め設定されている。ノズル使用率設定マップ234には、ノズルごとのノズル使用率が予め設定されている。印刷制御部221は、後述の印刷処理において、ノズル使用率に基づいて各ノズルからインクを吐出させる。なお、ノズル使用率についての詳細な説明は、後述する。
本実施形態では、後述の印刷処理におけるハーフトーン処理において、画像データの示す画像領域のうち、或る画像領域(後述のオーバーラップ領域)のドットデータは第1ディザマスク231に設定された閾値を用いて生成し、或る画像領域(後述の単一印刷チップ領域)のドットデータは第2ディザマスク232に設定された閾値を用いて生成する。マスク選択用マップ233には、画像データの各画素に対し、第1ディザマスク231と第2ディザマスク232とのうちのいずれのディザマスクを用いるかが予め設定されている。ノズル使用率設定マップ234には、ノズルごとのノズル使用率が予め設定されている。印刷制御部221は、後述の印刷処理において、ノズル使用率に基づいて各ノズルからインクを吐出させる。なお、ノズル使用率についての詳細な説明は、後述する。
入出力インターフェイス210は、印刷装置100において、外部装置との接続を行うための各種インターフェイス群を備えている。外部装置としては、印刷制御装置10や、図示しないデジタルスチルカメラや、図示しないスマートフォンなどが該当する。各種インターフェイス群としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)や、Bluetooth(登録商標)や、IEEE802.3において規定されている各種有線LANや、IEEE802.11において規定されている各種無線LANにより通信を行うためのインターフェイス群が該当する。入出力インターフェイス210は、外部装置から入力される画像データをCPU220に出力する。
印刷制御装置10は、印刷装置100と通信可能に構成されており、印刷装置100に印刷対象の画像データを送信して印刷を実行させる。本実施形態において、印刷制御装置10は、パーソナルコンピューターにより構成されている。印刷制御装置10において動作するオペレ-ティグシステムには、プリンタードライバーが組み込まれている。
媒体供給ユニット310は、図示しない用紙トレイを備える。媒体供給ユニット310は、印刷制御部221からの制御信号に応じて、用紙トレイに収容されている媒体Pを副走査方向Yの下流側へと供給する。なお、用紙トレイに代えて、媒体Pが巻装されたロール体と、ロール駆動モーターと、ロール駆動輪列と、を備える構成であってもよい。
媒体搬送ユニット320は、搬送ローラー321を備える。媒体搬送ユニット320は、印刷制御部221からの制御信号に応じて、搬送ローラー321を回転駆動させることにより、媒体供給ユニット310から供給された媒体Pをキャリッジ搬送ユニット330に対して相対的に移動させる。図示は省略するが、媒体搬送ユニット320には、媒体Pの搬送量を検出する送り検出センサー、媒体Pの先端位置を検出する先端検出センサー等のセンサーが設けられている。印刷制御部221は、これらのセンサーからの信号を参照し、媒体搬送ユニット320の制御を行う。
キャリッジ搬送ユニット330は、印刷制御部221からの制御信号に応じて、キャリッジ500を主走査方向Xに沿って往復移動させる。キャリッジ搬送ユニット330は、キャリッジガイド軸331と、図示しないキャリッジモーターと、を備える。キャリッジガイド軸331は、主走査方向Xに沿って配置され、両端部が印刷装置100の筐体に固定されている。
キャリッジ500は、主走査方向Xに往復移動可能にキャリッジガイド軸331に取り付けられている。キャリッジ搬送ユニット330が印刷制御部221からの制御信号に応じてキャリッジモーターを駆動すると、キャリッジ500はキャリッジガイド軸331に沿って往復移動する。また、図示は省略するが、キャリッジ搬送ユニット330は、キャリッジ500の位置を検出するキャリッジ位置センサーを備える。印刷制御部221は、キャリッジ位置センサーからの信号を参照し、キャリッジ500の移動量の制御を行う。
このようなキャリッジ500の主走査方向Xの往復動作が、印刷ヘッド400からのインクの吐出と共に行われ、また、媒体Pが副走査方向Yに搬送されることにより、媒体Pに画像等が印刷される。
このようなキャリッジ500の主走査方向Xの往復動作が、印刷ヘッド400からのインクの吐出と共に行われ、また、媒体Pが副走査方向Yに搬送されることにより、媒体Pに画像等が印刷される。
印刷ヘッド400は、各色(C、M、Y、K)のインクを吐出する複数のノズル(ノズル群)を有する印刷チップをそれぞれ2つずつ備えた合計4つの印刷ヘッドにより構成されている。印刷ヘッド400は、キャリッジ500に搭載されており、キャリッジ500の往復動作に伴い、媒体P上を、主走査方向Xに往復移動する。
本実施形態において、主走査方向Xは、課題を解決するための手段における第2方向の下位概念に相当する。また、副走査方向Yは課題を解決するための手段における第1方向の下位概念に、媒体搬送ユニット320は課題を解決するための手段における搬送部の下位概念に、それぞれ相当する。
A2.印刷ヘッドの詳細構成:
図2は、印刷ヘッド400の詳細構成を示す説明図である。図2では、媒体Pからキャリッジ500に向かう方向に見たときの印刷ヘッド400の構成を示している。印刷ヘッド400は、第1印刷ヘッドHd1と、第2印刷ヘッドHd2と、第3印刷ヘッドHd3と、第4印刷ヘッドHd4とを備える。各印刷ヘッドHd1~Hd4は、それぞれ2つの印刷チップを備えている。各印刷ヘッドHd1~Hd4が備える2つの印刷チップは、いずれも各印刷ヘッドHd1~Hd4における同様な位置に同様に配置されている。具体的には、各印刷ヘッドHd1~Hd4における2つの印刷チップは、主走査方向Xに見て互いに一部が重複するように配置されている。
図2は、印刷ヘッド400の詳細構成を示す説明図である。図2では、媒体Pからキャリッジ500に向かう方向に見たときの印刷ヘッド400の構成を示している。印刷ヘッド400は、第1印刷ヘッドHd1と、第2印刷ヘッドHd2と、第3印刷ヘッドHd3と、第4印刷ヘッドHd4とを備える。各印刷ヘッドHd1~Hd4は、それぞれ2つの印刷チップを備えている。各印刷ヘッドHd1~Hd4が備える2つの印刷チップは、いずれも各印刷ヘッドHd1~Hd4における同様な位置に同様に配置されている。具体的には、各印刷ヘッドHd1~Hd4における2つの印刷チップは、主走査方向Xに見て互いに一部が重複するように配置されている。
第1印刷ヘッドHd1は、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とを備える。
第2印刷ヘッドHd2は、第3印刷チップCh3と第4印刷チップCh4とを備える。第3印刷ヘッドHd3は、第5印刷チップCh5と第6印刷チップCh6とを備える。第4印刷ヘッドHd4は、第7印刷チップCh7と第8印刷チップCh8とを備える。各印刷チップCh1~Ch8は、いずれもピエゾ素子やインク室やノズル等のインク吐出機構が半導体加工技術を応用してチップ化された印刷チップである。
第2印刷ヘッドHd2は、第3印刷チップCh3と第4印刷チップCh4とを備える。第3印刷ヘッドHd3は、第5印刷チップCh5と第6印刷チップCh6とを備える。第4印刷ヘッドHd4は、第7印刷チップCh7と第8印刷チップCh8とを備える。各印刷チップCh1~Ch8は、いずれもピエゾ素子やインク室やノズル等のインク吐出機構が半導体加工技術を応用してチップ化された印刷チップである。
第1印刷チップCh1は、互いに吐出するインク色が異なる2つのノズル列(ノズル群)を備える。具体的には、第1印刷チップCh1は、シアン色(C)インクを吐出する第1ノズル列CL1と、マゼンタ色(M)インクを吐出する第2ノズル列ML1とを備える。同様に、第2印刷チップCh2は、シアン色(C)インクを吐出する第3ノズル列CL2と、マゼンタ色(M)インクを吐出する第4ノズル列ML2とを備える。このように、2つの印刷チップCh1、Ch2は、吐出するインク色の組み合わせが同じ2つのノズル列を備える。
同様に、第3印刷チップCh3は、黄色(Y)インクを吐出する第5ノズル列YL3と、黒色(K)インクを吐出する第6ノズル列KL3とを備える。第4印刷チップCh4は、黄色(Y)インクを吐出する第7ノズル列YL4と、黒色(K)インクを吐出する第8ノズル列KL4とを備える。
第5印刷チップCh5は、黒色(K)インクを吐出する第9ノズル列KL5と、黄色(Y)インクを吐出する第10ノズル列YL5とを備える。第6印刷チップCh6は、黒色(K)インクを吐出する第11ノズル列KL6と、黄色(Y)インクを吐出する第12ノズル列YL6とを備える。
第7印刷チップCh7は、マゼンタ色(M)インクを吐出する第13ノズル列ML7と、シアン色(C)インクを吐出する第14ノズル列CL7とを備える。第8印刷チップCh8は、マゼンタ色(M)インクを吐出する第15ノズル列ML8と、シアン色(C)インクを吐出する第16ノズル列CL8とを備える。
各印刷チップCh1~Ch8における2つのノズル列は、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。具体的には、第1ノズル列CL1と第2ノズル列ML1とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。同様に、第3ノズル列CL2と第4ノズル列ML2とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。また、第5ノズル列YL3と第6ノズル列KL3とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。また、第7ノズル列YL4と第8ノズル列KL4とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。また、第9ノズル列KL5と第10ノズル列YL5とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。また、第11ノズル列KL6と第12ノズル列YL6とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。また、第13ノズル列ML7と第14ノズル列CL7とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。また、第15ノズル列ML8と第16ノズル列CL8とは、主走査方向Xに互いに離れて配置されている。
各印刷チップCh1~Ch8では、それぞれ、印刷制御部221から入力信号が供給され、かかる入力電圧に応じて各ノズル列からインクが吐出される。
上述のように、各印刷ヘッドHd1~Hd4における2つの印刷チップは、主走査方向Xに見て一部が重複するように配置されている。本実施形態では、印刷制御部221は、2つの印刷チップが主走査方向Xに見て重複する領域(以下、「印刷チップ重複領域」と呼ぶ)において、各ノズル列における同一色のインクを同時に吐出するノズル群が配置される領域と、各ノズル列における他の異なる色のインクを同時に吐出するノズル群が配置される領域と、が主走査方向Xに見て互いに重複しないように、予め定められているノズル使用率に基づいてインクを吐出させる。
図2に示すように、印刷チップ重複領域ChOAr1は、第1印刷ヘッドHd1における第1印刷チップCh1の副走査方向Yの下流側の端部と第2印刷チップCh2の副走査方向Yの上流側の端部とが、主走査方向Xに見て重複する領域である。また、第2印刷ヘッドHd2において、第3印刷チップCh3の副走査方向Yの下流側の端部と第4印刷チップCh4の副走査方向Yの上流側の端部とは、主走査方向Xに見て互いに重複し、また、主走査方向Xに見て印刷チップ重複領域ChOAr1と重複している。また、第3印刷ヘッドHd3において、第5印刷チップCh5の副走査方向Yの下流側の端部と第6印刷チップCh6の副走査方向Yの上流側の端部とは、主走査方向Xに見て互いに重複し、また、主走査方向Xに見て印刷チップ重複領域ChOAr1と重複している。また、第4印刷ヘッドHd4において、第7印刷チップCh7の副走査方向Yの下流側の端部と第8印刷チップCh8の副走査方向Yの上流側の端部とは、主走査方向Xに見て互いに重複し、また、主走査方向Xに見て印刷チップ重複領域ChOAr1と重複している。すなわち、各印刷ヘッドHd1~Hd4における各印刷チップCh1~Ch8は、主走査方向Xに見て一部が重複している。
A3.印刷チップ重複領域およびノズル使用率:
図3は、印刷チップ重複領域ChOAr1におけるノズル列の構成とそのノズル使用率を示す説明図である。図3の上段は、印刷チップ重複領域ChOAr1における各ノズル列CL1、CL2、ML1およびML2の詳細構成を示している。図3の下段左側は、印刷チップ重複領域ChOAr1における第1ノズル列CL1および第3ノズル列CL2の各ノズル使用率を示し、図3の下段右側は、印刷チップ重複領域ChOAr1における第2ノズル列ML1および第4ノズル列ML2の各ノズル使用率を示している。図3の上段に示すように、各ノズル列CL1、ML1、CL2およびML2は、ノズル列方向に所定の間隔で並んだ複数のノズル92を備える。本実施形態において、「ノズル列方向」とは、副走査方向Yを意味する。なお、ノズル列方向は、副走査方向Yに限らず、主走査方向Xであってもよいし、主走査方向Xおよび副走査方向Yと交差する方向であってもよい。
図3は、印刷チップ重複領域ChOAr1におけるノズル列の構成とそのノズル使用率を示す説明図である。図3の上段は、印刷チップ重複領域ChOAr1における各ノズル列CL1、CL2、ML1およびML2の詳細構成を示している。図3の下段左側は、印刷チップ重複領域ChOAr1における第1ノズル列CL1および第3ノズル列CL2の各ノズル使用率を示し、図3の下段右側は、印刷チップ重複領域ChOAr1における第2ノズル列ML1および第4ノズル列ML2の各ノズル使用率を示している。図3の上段に示すように、各ノズル列CL1、ML1、CL2およびML2は、ノズル列方向に所定の間隔で並んだ複数のノズル92を備える。本実施形態において、「ノズル列方向」とは、副走査方向Yを意味する。なお、ノズル列方向は、副走査方向Yに限らず、主走査方向Xであってもよいし、主走査方向Xおよび副走査方向Yと交差する方向であってもよい。
印刷チップ重複領域ChOAr1における各ノズル列CL1、ML1、CL2およびML2の各ノズル92は、2つのオーバーラップ領域OAr1およびOAr2に属するノズル群と、2つの単一印刷チップ領域SAr1およびSAr2に属するノズル群と、に分類される。本実施形態において、「オーバーラップ領域」とは、異なる印刷チップにおける同一色のインクを吐出する2つのノズル列の各ノズル92からインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域であって、かかる2つのノズル列のノズル使用率がいずれも0%または100%でない領域を意味する。「ノズル使用率」とは、各ノズル92からインクを吐出する割合であり、主走査方向Xの全ドット数に対する1回の主走査でそのノズル92により形成させるドット数の割合を意味する。上述のノズル使用率設定マップ234では、かかる領域ごとに各ノズル列のノズル使用率が予め設定されている。
また、「単一印刷チップ領域」とは、単一の印刷チップにおける各ノズル列の各ノズル92からインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域を意味する。図3では、各オーバーラップ領域OAr1およびOAr2においてインクを吐出するノズル92を黒丸で示し、各単一印刷チップ領域SAr1およびSAr2においてインクを吐出するノズル92にハッチングを付して示している。
図3上段に示すように、第1単一印刷チップ領域SAr1は、印刷チップ重複領域ChOAr1の副走査方向Yの最下流に位置している。第1単一印刷チップ領域SAr1は、第2印刷チップCh2における各ノズル列CL2およびML2の各ノズル92からインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。第1オーバーラップ領域OAr1は、第1単一印刷チップ領域SAr1の副走査方向Yの上流側に位置している。第1オーバーラップ領域OAr1は、第1印刷チップCh1における第1ノズル列CL1および第2印刷チップCh2における第3ノズル列CL2の各ノズル92からシアン色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。
第2オーバーラップ領域OAr2は、第1オーバーラップ領域OAr1の副走査方向Yの上流側に位置している。第2オーバーラップ領域OAr2は、第1印刷チップCh1における第2ノズル列ML1および第2印刷チップCh2における第4ノズル列ML2の各ノズル92からマゼンタ色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。第2単一印刷チップ領域SAr2は、第2オーバーラップ領域OAr2の副走査方向Yの上流側に位置している。第2単一印刷チップ領域SAr2は、第1印刷チップCh1における各ノズル列CL1およびML1の各ノズル92からインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。
印刷チップ重複領域ChOAr1における、各オーバーラップ領域OAr1、OAr2および各単一印刷チップ領域SAr1、SAr2に分類されるノズル92の数は、例えば、印刷チップ重複領域ChOAr1全体のノズル92の数が40である場合、各オーバーラップ領域OAr1およびOAr2のノズル92の数は12であり、各単一印刷チップ領域SAr1およびSAr2のノズル92の数は8である。なお、印刷チップ重複領域ChOAr1、各オーバーラップ領域OAr1およびOAr2、および各単一印刷チップ領域SAr1およびSAr2のノズル92の数は、上述の例に限られず、他の任意の数であってもよい。
第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とは、主走査方向Xに見て互いに重複していない。これは、ノズル92ごとの駆動周波数の相違に起因するインクの吐出量およびインクの吐出速度のばらつき等によるインク滴の着弾位置ずれが第1オーバーラップ領域OAr1および第2オーバーラップ領域OAr2において生じた場合、印刷画像における主走査方向Xにおいて濃淡ムラ(スジ)が集中することを抑制し、印刷画質の低下を抑制できるという理由からである。
図3の下段左側および右側において、縦軸はノズル使用率を示しており、横軸は印刷チップ重複領域ChOAr1を示しており、横軸は図3の上段の印刷チップ重複領域ChOAr1の各ノズル92の副走査方向Yに沿った位置に対応している。図3下段左側において、二点鎖線で示すように、第1ノズル列CL1の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1オーバーラップ領域OAr1の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第1ノズル列CL1の各ノズル92のノズル使用率は、第1オーバーラップ領域OAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第1オーバーラップ領域OAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第1ノズル列CL1の各ノズル92のノズル使用率は、第1オーバーラップ領域OAr1の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図3下段左側において、実線で示すように、第3ノズル列CL2の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1オーバーラップ領域OAr1の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第3ノズル列CL2の各ノズル92のノズル使用率は、第1オーバーラップ領域OAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第1オーバーラップ領域OAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第3ノズル列CL2の各ノズル92のノズル使用率は、第1オーバーラップ領域OAr1の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図3下段右側において、破線で示すように、第2ノズル列ML1の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2オーバーラップ領域OAr2の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第2ノズル列ML1の各ノズル92のノズル使用率は、第2オーバーラップ領域OAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第2オーバーラップ領域OAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第2ノズル列ML1の各ノズル92のノズル使用率は、第2オーバーラップ領域OAr2の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図3下段右側において、一点鎖線で示すように、第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2オーバーラップ領域OAr2の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、第2オーバーラップ領域OAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第2オーバーラップ領域OAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。
また、第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、第2オーバーラップ領域OAr2の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
また、第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、第2オーバーラップ領域OAr2の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図3下段左側に示すように、第1オーバーラップ領域OAr1において、第1ノズル列CL1のノズル使用率と第3ノズル列CL2のノズル使用率とは、いずれも0%または100%でない値に設定されている。また、各ノズル列CL1、CL2のノズル使用率の和が100%となるように各ノズル使用率が設定されている。図3下段右側に示すように、第2オーバーラップ領域OAr2において、第2ノズル列ML1のノズル使用率と第4ノズル列ML2のノズル使用率とは、いずれも0%または100%でない値に設定されている。また、各ノズル列ML1、ML2のノズル使用率の和が100%となるように各ノズル使用率が設定されている。
A4.印刷処理:
図4は、印刷処理の処理手順を示すフローチャートである。本実施形態では、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とが主走査方向Xに見て互いに重複しないように、また、各オーバーラップ領域OAr1およびOAr2における各ノズル使用率が図3に示すノズル使用率となるように、印刷データを生成し、かかる印刷データに基づいて印刷を実行する。以下、詳細に説明する。
図4は、印刷処理の処理手順を示すフローチャートである。本実施形態では、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とが主走査方向Xに見て互いに重複しないように、また、各オーバーラップ領域OAr1およびOAr2における各ノズル使用率が図3に示すノズル使用率となるように、印刷データを生成し、かかる印刷データに基づいて印刷を実行する。以下、詳細に説明する。
図4に示すように、印刷処理は、例えば、ユーザーが印刷制御装置10において画像データを指定して印刷指示を行うと、開始される。印刷制御部221は、指定された画像データに対して、解像度変換処理を実行する(ステップS100)。処理対象となる画像データとしては、印刷制御装置10内において図示しないアプリケーションにより生成された画像データや、図示しない入力インターフェイスから受信した画像データが該当する。
本実施形態では、画像データは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色の階調値からなる画像データである。ステップS100において、印刷制御部221は、画像データの解像度を媒体Pに印刷する際の解像度に変換する。
本実施形態では、画像データは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色の階調値からなる画像データである。ステップS100において、印刷制御部221は、画像データの解像度を媒体Pに印刷する際の解像度に変換する。
印刷制御部221は、色変換処理を実行する(ステップS105)。具体的には、印刷制御部221は、メモリー230に格納されている図示しない色変換テーブルを参照して、RGB画像データを印刷装置100のインク色(C、M、Y、K)の各色の階調値からなる256階調のCMYKデータに変換する。
印刷制御部221は、色変換後のCMYKデータに対して、ハーフトーン処理を実行する(ステップS110)。具体的には、印刷制御部221は、メモリー230に格納されている第1ディザマスク231および第2ディザマスク232を参照して、CMYKデータの256階調(段階)の階調値を、印刷装置100で表現可能な4段階の階調値(2ビットデータ)に変換する。4段階とは、大きさが異なる2種類のドット(大ドットおよび小ドット)の単独使用、組み合わせ使用、および不使用により表わされる4つの段階を意味する。ステップS110において、印刷制御部221は、マスク選択用マップ233を参照して、対応するディザマスクから閾値を取得する。具体的には、印刷制御部221は、各オーバーラップ領域OAr1およびOAr2においては第1ディザマスク231に設定されている閾値を用いてCMYKデータを生成し、各単一印刷チップ領域SAr1およびSAr2においては第2ディザマスク232に設定されている閾値を用いてCMYKデータを生成する。
印刷制御部221は、ハーフトーン処理後の画像データに基づいてラスタライズ処理を実行し、印刷データを出力する(ステップS115)。具体的には、印刷制御部221は、上述のノズル使用率に基づいて各ノズル92に対してハーフトーン処理後の画像データを対応づけて、印刷制御用のコマンドを付加して、印刷データを生成する。
印刷制御部221は、印刷データの生成を完了すると、キャリッジ搬送ユニット330と、媒体搬送ユニット320とをそれぞれ制御して、印刷を実行する(ステップS120)。具体的には、キャリッジ搬送ユニット330の複数回の走査および媒体Pへのインクの吐出と、媒体Pの副走査方向Yの下流側への搬送とを交互に繰り返して、媒体P上にドットを形成する。
以上の構成を有する第1実施形態の印刷装置100によれば、印刷チップ重複領域ChOAr1において、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とが主走査方向Xに見て重複しないようにインクを吐出させる。このため、インク滴の着弾位置ずれが第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2との両方で生じた場合、主走査方向Xにおいて着弾位置ずれが生じる領域を分散させて印刷画像において濃淡ムラが主走査方向Xにおいて重複して表れることを抑制でき、印刷チップ重複領域ChOAr1における印刷画質の低下を抑制できる。
B.第2実施形態:
第2実施形態における印刷装置100および印刷ヘッド400は、それぞれ、図1、図2に示す第1実施形態における印刷装置100および印刷ヘッド400と同様であるので、その詳細な説明は省略する。また、第2実施形態における印刷処理の処理手順は、図4に示す第1実施形態における印刷処理の処理手順と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
第2実施形態における印刷装置100および印刷ヘッド400は、それぞれ、図1、図2に示す第1実施形態における印刷装置100および印刷ヘッド400と同様であるので、その詳細な説明は省略する。また、第2実施形態における印刷処理の処理手順は、図4に示す第1実施形態における印刷処理の処理手順と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
図5は、第2実施形態における印刷チップ重複領域ChOAr2を示す説明図である。
第1実施形態における印刷チップ重複領域ChOAr1は、第1印刷ヘッドHd1における第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とが主走査方向Xにおいて重複する領域であった。これに対して、第2実施形態における印刷チップ重複領域ChOAr2は、印刷ヘッド400における各印刷チップCh1~Ch8が主走査方向Xにおいて重複する領域である。
第1実施形態における印刷チップ重複領域ChOAr1は、第1印刷ヘッドHd1における第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とが主走査方向Xにおいて重複する領域であった。これに対して、第2実施形態における印刷チップ重複領域ChOAr2は、印刷ヘッド400における各印刷チップCh1~Ch8が主走査方向Xにおいて重複する領域である。
印刷チップ重複領域ChOAr2における各ノズル列CL1、ML1、CL2、ML2、YL3、KL3、YL4、KL4、KL5、YL5、KL6、YL6、ML7、CL7、ML8およびCL8の各ノズル92は、2つのシアン色オーバーラップ領域COAr1およびCOAr2に属するノズル群と、2つのマゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1およびMOAr2に属するノズル群と、2つの黄色オーバーラップ領域YOAr1およびYOAr2に属するノズル群と、2つの黒色オーバーラップ領域KOAr1およびKOAr2に属するノズル群と、に分類される。
図5に示すように、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1は、第1印刷チップCh1における第1ノズル列CL1および第2印刷チップCh2における第3ノズル列CL2の各ノズル92からシアン色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。第2シアン色オーバーラップ領域COAr2は、第7印刷チップCh7における第14ノズル列CL7および第8印刷チップCh8における第16ノズル列CL8の各ノズル92からシアン色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。
第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1は、第1印刷チップCh1における第2ノズル列ML1および第2印刷チップCh2における第4ノズル列ML2の各ノズル92からマゼンタ色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2は、第7印刷チップCh7における第13ノズル列ML7および第8印刷チップCh8における第15ノズル列ML8の各ノズル92からマゼンタ色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。
第1黄色オーバーラップ領域YOAr1は、第5印刷チップCh5における第10ノズル列YL5および第6印刷チップCh6における第12ノズル列YL6の各ノズル92から黄色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。第2黄色オーバーラップ領域YOAr2は、第3印刷チップCh3における第5ノズル列YL3および第4印刷チップCh4における第7ノズル列YL4の各ノズル92から黄色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。
第1黒色オーバーラップ領域KOAr1は、第3印刷チップCh3における第6ノズル列KL3および第4印刷チップCh4における第8ノズル列KL4の各ノズル92から黒色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。第2黒色オーバーラップ領域KOAr2は、第5印刷チップCh5における第9ノズル列KL5および第6印刷チップCh6における第11ノズル列KL6の各ノズル92から黒色のインクを吐出させて媒体P上にドットを形成する領域である。
図5に示すように、黒色オーバーラップ領域KOAr1、KOAr2と、黄色オーバーラップ領域YOAr1、YOAr2とは、主走査方向Xに見て互いに完全に重複している。具体的には、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1と第1黄色オーバーラップ領域YOAr1とは、主走査方向Xに見て互いに完全に重複している。また、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2と第2黄色オーバーラップ領域YOAr2とは、主走査方向Xに見て互いに完全に重複している。
他方、2つの印刷チップにおけるシアン色オーバーラップ領域とマゼンタ色オーバーラップ領域とは、主走査方向Xに見て互いに重複していない。具体的には、第1印刷チップCh1および第2印刷チップCh2において、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1と第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1とは、主走査方向Xに見て互いに重複していない。また、第7印刷チップCh7および第8印刷チップCh8において、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2と第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2とは、主走査方向Xに見て互いに重複していない。
また、印刷チップ重複領域ChOAr2において、各シアン色オーバーラップ領域は、主走査方向Xに見て互いに重複しておらず、また、各マゼンタ色オーバーラップ領域は、主走査方向Xに見て互いに重複していない。具体的には、印刷チップ重複領域ChOAr2において、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1と第2シアン色オーバーラップ領域COAr2とは、主走査方向Xに見て互いに重複しておらず、副走査方向Yにおいて可能な限り大きく離れるように配置されている。また、印刷チップ重複領域ChOAr2において、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1と第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2とは、主走査方向Xに見て互いに重複しておらず、副走査方向Yにおいて可能な限り大きく離れるように配置されている。
このように黒色オーバーラップ領域KOAr1およびKOAr2と黄色オーバーラップ領域YOAr1およびYOAr2とを、主走査方向Xに見て互いに完全に重複させるのは、以下の理由からである。黒色のインクと黄色のインクとは、同時に多くのインク量を吐出する可能性が低い。このため、ノズル92ごとの駆動周波数の相違に起因するインクの吐出量およびインクの吐出速度のばらつき等によりインク滴の着弾位置ずれが生じた場合、黒色オーバーラップ領域KOAr1およびKOAr2と、黄色オーバーラップ領域YOAr1およびYOAr2とにおいて、着弾位置ずれが同時に生じる可能性は低く、印刷画像において印刷画質が低下するおそれが低いからである。
また、印刷チップ重複領域ChOAr2における各ノズル92の総数は、印刷装置100の構成上、予め定められている。このため、黒色オーバーラップ領域KOAr1およびKOAr2と黄色オーバーラップ領域YOAr1およびYOAr2とを完全に重複させることにより、黒色および黄色とは異なる色のオーバーラップ領域COAr1、COAr2、MOAr1およびMOAr2が、主走査方向Xに見て重複しないように、また、副走査方向Yにおいて可能な限り大きく離れた位置に配置されるようにするためのノズル92の数を確保できる。
なお、シアン色オーバーラップ領域COAr1およびCOAr2とマゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1およびMOAr2とが、それぞれ異なる印刷チップにおけるオーバーラップ領域である場合、主走査方向Xに見て重複していてもよい。具体的には、図5に示すように、第7印刷チップCh7および第8印刷チップCh8における第2シアン色オーバーラップ領域COAr2と、第1印刷チップCh1および第2印刷チップCh2における第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1とは、主走査方向Xに見て、一部の領域が重複している。
図6、図7、図8および図9は、第2実施形態の印刷チップ重複領域ChOAr2における各ノズル92のノズル使用率を示す説明図である。図6は、シアン色のインクを吐出するノズル列CL1、CL2、CL7およびCL8の各ノズル使用率を示している。図7は、マゼンタ色のインクを吐出するノズル列ML1、ML2、ML7およびML8の各ノズル使用率を示している。図8は、黄色のインクを吐出するノズル列YL3、YL4、YL5およびYL6の各ノズル使用率を示している。図9は、黒色のインクを吐出するノズル列KL3、KL4、KL5およびKL6の各ノズル使用率を示している。
図6上段において、二点鎖線で示すように、第1ノズル列CL1の各ノズル92のノズル使用率は、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第1ノズル列CL1の各ノズル92のノズル使用率は、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図6上段において、実線で示すように、第3ノズル列CL2の各ノズル92のノズル使用率は、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第3ノズル列CL2の各ノズル92のノズル使用率は、第1シアン色オーバーラップ領域COAr1の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図6下段において、破線で示すように、第14ノズル列CL7の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2シアン色オーバーラップ領域COAr2の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第14ノズル列CL7の各ノズル92のノズル使用率は、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第14ノズル列CL7の各ノズル92のノズル使用率は、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図6下段において、二点鎖線で示すように、第16ノズル列CL8の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2シアン色オーバーラップ領域COAr2の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第16ノズル列CL8の各ノズル92のノズル使用率は、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第16ノズル列CL8の各ノズル92のノズル使用率は、第2シアン色オーバーラップ領域COAr2の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図7上段において、二点鎖線で示すように、第2ノズル列ML1の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第2ノズル列ML1の各ノズル92のノズル使用率は、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第2ノズル列ML1の各ノズル92のノズル使用率は、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図7上段において、実線で示すように、第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第4ノズル列ML2の各ノズル92のノズル使用率は、第1マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図7下段において、破線で示すように、第13ノズル列ML7の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第13ノズル列ML7の各ノズル92のノズル使用率は、第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。
また、図7下段において、二点鎖線で示すように、第15ノズル列ML8の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第15ノズル列ML8の各ノズル92のノズル使用率は、第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第2マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。
図8上段において、二点鎖線で示すように、第5ノズル列YL3の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2黄色オーバーラップ領域YOAr2の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第5ノズル列YL3の各ノズル92のノズル使用率は、第2黄色オーバーラップ領域YOAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第2黄色オーバーラップ領域YOAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第5ノズル列YL3の各ノズル92のノズル使用率は、第2黄色オーバーラップ領域YOAr2の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図8上段において、実線で示すように、第7ノズル列YL4の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2黄色オーバーラップ領域YOAr2の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第7ノズル列YL4の各ノズル92のノズル使用率は、第2黄色オーバーラップ領域YOAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第2黄色オーバーラップ領域YOAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第7ノズル列YL4の各ノズル92のノズル使用率は、第2黄色オーバーラップ領域YOAr2の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図8下段において、破線で示すように、第10ノズル列YL5の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1黄色オーバーラップ領域YOAr1の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第10ノズル列YL5の各ノズル92のノズル使用率は、第1黄色オーバーラップ領域YOAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第1黄色オーバーラップ領域YOAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第10ノズル列YL5の各ノズル92のノズル使用率は、第1黄色オーバーラップ領域YOAr1の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図8下段において、二点鎖線で示すように、第12ノズル列YL6の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1黄色オーバーラップ領域YOAr1の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第12ノズル列YL6の各ノズル92のノズル使用率は、第1黄色オーバーラップ領域YOAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第1黄色オーバーラップ領域YOAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第12ノズル列YL6の各ノズル92のノズル使用率は、第1黄色オーバーラップ領域YOAr1の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図9上段において、二点鎖線で示すように、第6ノズル列KL3の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1黒色オーバーラップ領域KOAr1の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第6ノズル列KL3の各ノズル92のノズル使用率は、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。また、第6ノズル列KL3の各ノズル92のノズル使用率は、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図9上段において、実線で示すように、第8ノズル列KL4の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第1黒色オーバーラップ領域KOAr1の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第8ノズル列KL4の各ノズル92のノズル使用率は、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第8ノズル列KL4の各ノズル92のノズル使用率は、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図9下段において、破線で示すように、第9ノズル列KL5の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2黒色オーバーラップ領域KOAr2の最上流側までにおいて、100%に設定されている。第9ノズル列KL5の各ノズル92のノズル使用率は、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように設定されており、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、0%に設定されている。
また、第9ノズル列KL5の各ノズル92のノズル使用率は、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、第9ノズル列KL5の各ノズル92のノズル使用率は、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2の副走査方向Yの下流側において0%に設定されている。
また、図9下段において、二点鎖線で示すように、第11ノズル列KL6の各ノズル92のノズル使用率は、副走査方向Yの上流側から第2黒色オーバーラップ領域KOAr2の最上流側までにおいて、0%に設定されている。第11ノズル列KL6の各ノズル92のノズル使用率は、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2において、副走査方向Yの上流側から下流側に向かうにつれて次第に大きくなるように設定されており、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2における最下流のノズル92のノズル使用率は、100%に設定されている。また、第11ノズル列KL6の各ノズル92のノズル使用率は、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2の副走査方向Yの下流側において100%に設定されている。
図6、図7、図8および図9を比較して理解できるように、いずれのオーバーラップ領域COAr1、COAr2、MOAr1、MOAr2、YOAr1、YOAr2、KOAr1およびKOAr2においても、各オーバーラップ領域における各ノズル列のノズル使用率は、いずれも0%または100%でない値に設定されている。また、各オーバーラップ領域における各ノズル列のノズル使用率の和が100%となるように各ノズル使用率が設定されている。
なお、第2実施形態において、黒色オーバーラップ領域KOAr1およびKOAr2は、課題を解決するための手段における第1オーバーラップ領域の下位概念に相当する。黄色オーバーラップ領域YOAr1およびYOAr2は、課題を解決するための手段における第2オーバーラップ領域の下位概念に相当する。第6ノズル列KL3および第9ノズル列KL5は、課題を解決するための手段における第1ノズル列の下位概念に相当する。第8ノズル列KL4および第11ノズル列KL6は、課題を解決するための手段における第3ノズル列の下位概念に相当する。第5ノズル列YL3および第10ノズル列YL5は、課題を解決するための手段における第2ノズル列の下位概念に相当する。第7ノズル列YL4および第12ノズル列YL6は、課題を解決するための手段における第4ノズル列の下位概念に相当する。第1ノズル列CL1および第2ノズル列ML1は、課題を解決するための手段における第5ノズル列の下位概念に相当する。第3ノズル列CL2および第4ノズル列ML2は、課題を解決するための手段における第6ノズル列の下位概念に相当する。
以上の構成を有する第2実施形態の印刷装置100によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。加えて、印刷制御部221は、印刷チップ重複領域ChPolAr2において、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1と第1黄色オーバーラップ領域YOAr1とが主走査方向Xに見て完全に重複するようにインクを吐出させ、また、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2と第2黄色オーバーラップ領域YOAr2とが主走査方向Xに見て完全に重複するようにインクを吐出させる。このため、黒色オーバーラップ領域KOAr1、KOAr2と黄色オーバーラップ領域YOAr1、YOAr2とが主走査方向Xに見て重複しないようにインクを吐出させる構成に比べて、黒色および黄色とは異なる色のオーバーラップ領域COAr1、COAr2、MOAr1およびMOAr2と、黒色オーバーラップ領域KOAr1、KOAr2および黄色オーバーラップ領域YOAr1、YOAr2と、を副走査方向Yにおいて離れた位置に配置できる。また、各シアン色オーバーラップ領域COAr1、COAr2を主走査方向Xに見て互いに重複しないように配置するための領域(ノズル群)および各マゼンタ色オーバーラップ領域MOAr1、MOAr2を主走査方向Xに見て互いに重複しないように配置するための領域(ノズル群)を確保できる。加えて、印刷装置100の小型化を図れる。
C.他の実施形態:
C1.他の実施形態1:
上記第1実施形態において、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とは、主走査方向Xに見て重複していなかったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とは、主走査方向Xに見て一部が重複していてもよい。すなわち、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とが、主走査方向Xに見て少なくとも一部が重複しないように配置される構成であってもよい。かかる構成においても、上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
C1.他の実施形態1:
上記第1実施形態において、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とは、主走査方向Xに見て重複していなかったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とは、主走査方向Xに見て一部が重複していてもよい。すなわち、第1オーバーラップ領域OAr1と第2オーバーラップ領域OAr2とが、主走査方向Xに見て少なくとも一部が重複しないように配置される構成であってもよい。かかる構成においても、上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
C2.他の実施形態2:
上記第2実施形態において、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1と第1黄色オーバーラップ領域YOAr1とは主走査方向Xに見て完全に重複し、また、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2と第2黄色オーバーラップ領域YOAr2とは主走査方向Xに見て完全に重複していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1と第1黄色オーバーラップ領域YOAr1とは、主走査方向Xに見て一部が重複していてもよい。また、例えば、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2と第2黄色オーバーラップ領域YOAr2とは、主走査方向Xに見て一部が重複していてもよい。
かかる構成においても、上記第2実施形態と同様の効果を奏する。
上記第2実施形態において、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1と第1黄色オーバーラップ領域YOAr1とは主走査方向Xに見て完全に重複し、また、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2と第2黄色オーバーラップ領域YOAr2とは主走査方向Xに見て完全に重複していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1黒色オーバーラップ領域KOAr1と第1黄色オーバーラップ領域YOAr1とは、主走査方向Xに見て一部が重複していてもよい。また、例えば、第2黒色オーバーラップ領域KOAr2と第2黄色オーバーラップ領域YOAr2とは、主走査方向Xに見て一部が重複していてもよい。
かかる構成においても、上記第2実施形態と同様の効果を奏する。
C3.他の実施形態3:
上記各実施形態において、印刷装置100は、シリアル方式のインクジェットプリンターであったが、これに代えて、ライン方式の印刷を行うラインプリンターであってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
上記各実施形態において、印刷装置100は、シリアル方式のインクジェットプリンターであったが、これに代えて、ライン方式の印刷を行うラインプリンターであってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
C4.他の実施形態4:
上記各実施形態において、印刷制御部221は、印刷ヘッド400の1回の主走査によりラスターを完成するシングルパス印刷を行っていたが、これに代えて、印刷ヘッド400の複数回の主走査により各ラスターを完成するマルチパス印刷を行ってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
上記各実施形態において、印刷制御部221は、印刷ヘッド400の1回の主走査によりラスターを完成するシングルパス印刷を行っていたが、これに代えて、印刷ヘッド400の複数回の主走査により各ラスターを完成するマルチパス印刷を行ってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
C5.他の実施形態5:
上記第2実施形態において、印刷ヘッド400が、黒色のインクを吐出するノズル列KL3~KL6に加えて、薄黒色インクを吐出するノズル列と、極薄黒色インクを吐出するノズル列と、をさらに有する構成では、黒色オーバーラップ領域と極薄黒色オーバーラップ領域とが主走査方向Xに見て、重複する、または、完全に重複するように、黒色インクおよび極薄黒色インクを吐出させてもよい。これは、黒色のインクと、極薄黒色のインクとは、同時に多くのインク量を吐出する可能性が低いため、インク滴の着弾位置ずれが生じた場合、黒色オーバーラップ領域と極薄黒色オーバーラップ領域とにおいて着弾位置ずれが同時に生じる可能性は低く、印刷画像において印刷画質が低下するおそれが低いという理由からである。このような構成においても、上記第2実施形態と同様の効果を奏する。
上記第2実施形態において、印刷ヘッド400が、黒色のインクを吐出するノズル列KL3~KL6に加えて、薄黒色インクを吐出するノズル列と、極薄黒色インクを吐出するノズル列と、をさらに有する構成では、黒色オーバーラップ領域と極薄黒色オーバーラップ領域とが主走査方向Xに見て、重複する、または、完全に重複するように、黒色インクおよび極薄黒色インクを吐出させてもよい。これは、黒色のインクと、極薄黒色のインクとは、同時に多くのインク量を吐出する可能性が低いため、インク滴の着弾位置ずれが生じた場合、黒色オーバーラップ領域と極薄黒色オーバーラップ領域とにおいて着弾位置ずれが同時に生じる可能性は低く、印刷画像において印刷画質が低下するおそれが低いという理由からである。このような構成においても、上記第2実施形態と同様の効果を奏する。
C6.他の実施形態6:
上記各実施形態において、印刷制御部221は、印刷データの生成を行っていたが、これに代えて、印刷制御装置10に組み込まれているプリンタードライバーが印刷データの生成を行ってもよい。この構成では、印刷制御部221は、印刷制御装置10から受信した印刷データに基づいて、媒体Pの搬送動作、キャリッジ500の往復動作および印刷ヘッド400からのインクの吐出動作を制御することによって、印刷を実行できる。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
上記各実施形態において、印刷制御部221は、印刷データの生成を行っていたが、これに代えて、印刷制御装置10に組み込まれているプリンタードライバーが印刷データの生成を行ってもよい。この構成では、印刷制御部221は、印刷制御装置10から受信した印刷データに基づいて、媒体Pの搬送動作、キャリッジ500の往復動作および印刷ヘッド400からのインクの吐出動作を制御することによって、印刷を実行できる。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
C7.他の実施形態7:
上記各実施形態において、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とは、主走査方向Xに見て一部が重複していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とは、全部が重複していてもよい。すなわち、一般には、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とが主走査方向Xに見て少なくとも一部が重複するように配置される構成であってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
上記各実施形態において、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とは、主走査方向Xに見て一部が重複していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とは、全部が重複していてもよい。すなわち、一般には、第1印刷チップCh1と第2印刷チップCh2とが主走査方向Xに見て少なくとも一部が重複するように配置される構成であってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
C8.他の実施形態8:
上記各実施形態において、印刷装置100の機能の少なくとも一部を他の装置が有していてもよい。例えば、印刷制御部221を印刷制御装置10が有する構成であってもよい。また、印刷制御装置10の機能のすべてを、印刷装置100が有する構成であってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記各実施形態において、印刷装置100の機能の少なくとも一部を他の装置が有していてもよい。例えば、印刷制御部221を印刷制御装置10が有する構成であってもよい。また、印刷制御装置10の機能のすべてを、印刷装置100が有する構成であってもよい。かかる構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
C9.他の実施形態9:
上記各実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。また、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータープログラム)は、コンピューター読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。
この発明において、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD-ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピューター内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピューターに固定されている外部記憶装置も含んでいる。すなわち、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、データを一時的ではなく固定可能な任意の記録媒体を含む広い意味を有している。
上記各実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。また、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータープログラム)は、コンピューター読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。
この発明において、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD-ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピューター内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピューターに固定されている外部記憶装置も含んでいる。すなわち、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、データを一時的ではなく固定可能な任意の記録媒体を含む広い意味を有している。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…印刷制御装置、92…ノズル、100…印刷装置、200…制御部、210…入出力インターフェイス、220…CPU、221…印刷制御部、230…メモリー、231…第1ディザマスク、232…第2ディザマスク、233…マスク選択用マップ、234…ノズル使用率設定マップ、310…媒体供給ユニット、320…媒体搬送ユニット、321…搬送ローラー、330…キャリッジ搬送ユニット、331…キャリッジガイド軸、400…印刷ヘッド、500…キャリッジ、CL1…第1ノズル列、CL2…第3ノズル列、CL7…第14ノズル列、CL8…第16ノズル列、COAr1…第1シアン色オーバーラップ領域、COAr2…第2シアン色オーバーラップ領域、Ch1…第1印刷チップ、Ch2…第2印刷チップ、Ch3…第3印刷チップ、Ch4…第4印刷チップ、Ch5…第5印刷チップ、Ch6…第6印刷チップ、Ch7…第7印刷チップ、Ch8…第8印刷チップ、ChOAr1…印刷チップ重複領域、ChOAr2…印刷チップ重複領域、Hd1…第1印刷ヘッド、Hd2…第2印刷ヘッド、Hd3…第3印刷ヘッド、Hd4…第4印刷ヘッド、KL3…第6ノズル列、KL4…第8ノズル列、KL5…第9ノズル列、KL6…第11ノズル列、KOAr1…第1黒色オーバーラップ領域、KOAr2…第2黒色オーバーラップ領域、ML1…第2ノズル列、ML2…第4ノズル列、ML7…第13ノズル列、ML8…第15ノズル列、MOAr1…第1マゼンタ色オーバーラップ領域、MOAr2…第2マゼンタ色オーバーラップ領域、OAr1…第1オーバーラップ領域、OAr2…第2オーバーラップ領域、P…媒体、SAr1…第1単一印刷チップ領域、SAr2…第2単一印刷チップ領域、X…主走査方向、Y…副走査方向、YL3…第5ノズル列、YL4…第7ノズル列、YL5…第10ノズル列、YL6…第12ノズル列、YOAr1…第1黄色オーバーラップ領域、YOAr2…第2黄色オーバーラップ領域
Claims (5)
- 媒体に印刷を行う印刷装置であって、
前記媒体に対してインクを吐出する複数のノズルが第1方向に並んだ第1ノズル列および第2ノズル列であって、前記第1方向と交差する第2方向に互いに離れた該第1ノズル列および該第2ノズル列を有する第1印刷チップと、前記媒体に対して前記インクを吐出する複数のノズルが前記第1方向に並んだ第3ノズル列および第4ノズル列であって、前記第2方向に互いに離れた該第3ノズル列および該第4ノズル列を有する第2印刷チップと、が前記第2方向に見て互いに少なくとも一部が重複するように配置された印刷ヘッドと、
前記媒体を前記印刷ヘッドに対して相対的に搬送する搬送部と、
各ノズルから前記インクを吐出する割合としてのノズル使用率に基づいて、前記媒体に対して前記印刷ヘッドから前記インクを吐出させる印刷制御部と、
を備え、
前記第1ノズル列と、前記第3ノズル列とは、互いに同じ色の前記インクを吐出し、
前記第2ノズル列と、前記第4ノズル列とは、互いに同じ色の前記インクを吐出し、
前記印刷制御部は、前記第1印刷チップと前記第2印刷チップとが前記第2方向に見て重複する領域である印刷チップ重複領域において、前記第1ノズル列の前記ノズル使用率と前記第3ノズル列の前記ノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第1オーバーラップ領域と、前記第2ノズル列の前記ノズル使用率と前記第4ノズル列の前記ノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第2オーバーラップ領域と、が前記第2方向に見て少なくとも一部が重複しないように、前記インクを吐出させる、
印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記印刷制御部は、前記印刷チップ重複領域において、前記第1オーバーラップ領域と前記第2オーバーラップ領域とが前記第2方向に見て重複しないように、前記インクを吐出させる、
印刷装置。 - 請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
前記印刷ヘッドは、前記第1印刷チップと前記第2印刷チップとを含む2以上の印刷チップを備え、
前記第1ノズル列および前記第3ノズル列は、いずれも黒色のインクを吐出し、
前記第2ノズル列および前記第4ノズル列は、いずれも黄色のインクを吐出し、
前記2以上の印刷チップは、前記第1ないし前記第4ノズル列とは異なる第5ノズル列および第6ノズル列であって、黒色および黄色とは異なる同一色のインクを吐出する複数のノズルが前記第1方向に並んだ第5ノズル列および第6ノズル列を、さらに有し、
前記第5ノズル列と前記第6ノズル列とは、前記第2方向に互いに離れて配置され、
前記印刷制御部は、前記印刷チップ重複領域において、前記第1オーバーラップ領域と、前記第2オーバーラップ領域と、が前記第2方向に見て少なくとも一部が重複するように、前記インクを吐出させる、
印刷装置。 - 請求項3に記載の印刷装置において、
前記印刷制御部は、前記第1オーバーラップ領域と前記第2オーバーラップ領域とが前記第2方向に見て完全に重複するように、前記インクを吐出させる、
印刷装置。 - 媒体に対してインクを吐出する複数のノズルを有する印刷ヘッドを備える印刷装置による印刷方法であって、
前記印刷ヘッドは、前記複数のノズルが第1方向に並んだ第1ノズル列および第2ノズル列であって、前記第1方向と交差する第2方向に互いに離れた該第1ノズル列および該第2ノズル列を有する第1印刷チップと、前記複数のノズルが前記第1方向に並んだ第3ノズル列および第4ノズル列であって、前記第2方向に互いに離れた該第3ノズル列および該第4ノズル列を有する第2印刷チップと、を有し、該第1印刷チップと該第2印刷チップとは、前記第2方向に見て互いに少なくとも一部が重複するように配置され、
前記第1ノズル列と、前記第3ノズル列とは、互いに同じ色の前記インクを吐出し、
前記第2ノズル列と、前記第4ノズル列とは、互いに同じ色の前記インクを吐出し、
前記印刷方法は、
前記媒体を前記印刷ヘッドに対して相対的に搬送する工程と、
各ノズルから前記インクを吐出する割合としてのノズル使用率に基づいて、前記媒体に対して前記印刷ヘッドから前記インクを吐出させる工程と、
を備え、
前記媒体に対して前記印刷ヘッドから前記インクを吐出させる工程は、前記第1印刷チップと前記第2印刷チップとが前記第2方向に見て重複する領域である印刷チップ重複領域において、前記第1ノズル列の前記ノズル使用率と前記第3ノズル列の前記ノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第1オーバーラップ領域と、前記第2ノズル列の前記ノズル使用率と前記第4ノズル列の前記ノズル使用率とがいずれも0%または100%でない領域である第2オーバーラップ領域と、が前記第2方向に見て少なくとも一部が重複しないように、前記インクを吐出させる工程を、含む、
印刷方法。
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---|---|---|---|
JP2022068697A JP2022089926A (ja) | 2018-02-09 | 2022-04-19 | 印刷装置、印刷方法 |
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