JP4348221B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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この発明は、複数の色インクを使用するインクジェットプリンタに関し、特に、高濃度の表現が可能なインクジェットプリンタに関する。
従来の複数のヘッドを使用するインクジェットプリンタにおいては、CMYKLcLmというインクヘッドの配置をしたものがある。ここで、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yはイェロー、Kは黒、Lcは濃度の低いシアン、Lmは濃度の低いマゼンタである。
そのようなインクジェットプリンタにおいて、ヘッドの数を増やしたものがたとえば特開2003−276300号公報(特許文献1)に記載されている。
同公報によれば、YMCK以外に赤、緑、青インクを吐出する7個のヘッドを有するインクジェットプリンタが開示されている。
特開2003−276300号公報(段落番号0024)
従来のインクジェットプリンタのヘッドは上記のように構成されていた。従来のインクジェットプリンタでは、各ヘッドが吐出する1ドットのインク量が決まっているので、解像度により単位面積当りに打ち込める最大インク量が決まっている。しかしながら、この最大インク量を打ち込んでも、濃度が足りない場合がある。
これを解決するのに、従来は最大インク量を増やすために解像度を上げていた。すなわち、単位面積当りに打ち込めるインクの量を増やしていた。しかしこれでは印刷速度が遅くなるという問題があった。というのは、ヘッドにはドットを打ち出す早さ(駆動周波数)に限界があり、解像度を上げるほど、ヘッドの走査スピードを落とす必要があるためである。もしくは、ヘッドのスピードを落とさずに複数の走査で単位面積の塗りつぶしを完成させるという方法もとりうる。いずれにしても、全体の印刷速度が遅くなり、印刷速度が27m/h程度までしか出すことができないという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、高い印刷速度でかつ濃度の高い画像を形成できるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
この発明にかかる、インクジェットプリンタは、複数の色のインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリンタであって、用紙に対して相対的に移動され、用紙上にそれぞれが異なる色のインクを吐出するための6個のインクジェットヘッドを有し、6個のインクジェットヘッドは、1個の黄色および黒と、一対のシアンおよびマゼンタとを含む。
シアンとマゼンタの濃度が黄色に比べて低いため、従来の印刷ではYは70%程度しか濃度を出していない。このため、シアンとマゼンタの印字ヘッドを追加して黄色の濃度とバランスを取ることで、黄色の100%の濃度を出すことができるようになり、結果的に全体の濃度が上がる。主走査方向の解像度を低くできることにより、走査速度を上げて印刷速度を上げることができるようになる。その結果、高い印刷速度でかつ濃度の高い画像を形成できるインクジェットプリンタを提供できる。
好ましくは、複数のインクジェットヘッドは、中央部に1個の色のヘッドが配置され、用紙に対する、主走査方向において一対の色のヘッドが中央部に対して対称的に配列される。
インクジェットヘッドとして、中央に単独のヘッドである黄色と黒が配置され、印刷される主走査方向の先端側からシアン、マゼンタまたはマゼンタ、シアンの順に配列したため、双方向印刷において同じ順で色が印刷される。
さらに好ましくは、一対の色のヘッドは同一位置にインクを吐出する。
以下、この発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る、インクジェットプリンタの全体構成を示す概略図である。
図1を参照して、インクジェットプリンタ10は、本体11と本体11を支持する脚18とを含む。本体11は、インクを出力するインクジェットヘッド15と、インクジェットヘッド15を図中左右方向の主走査方向に移動させる際のガイドとなるガイドレール16と、本体11の一方端部に設けられた操作パネル13と、本体11の両側端部に設けられたサイドカバー12とを含む。
本体11の前面には、フロントカバー21が設けられ、本体11のインクジェットヘッド15の下部には、プラテン20が設けられている。本体11の左端部には、インクジェットヘッド15での印字時に図示のない用紙をプラテン20上でピンチロール(図示無し)で挟むためのピンチロールレバー19が設けられている。
次にインクジェットヘッド15について説明する。図2は、インクジェットヘッド15がインクジェットプリンタの駆動側端部(図1の操作パネルの存在する側)に位置する場合の状態を示す図である。図2を参照して、インクジェットヘッド15は、主走査方向(図中矢印A,Bで示す左右方向)にガイドレール16に沿って、図示のないモータによって駆動チェーンを介して駆動される。これに対して、印字される用紙Pは主走査方向に直交する副走査方向(紙面に向かう方向)に図示のないピンチローラで押されながら駆動される。
図2に示すように、インクジェットヘッド15は、主走査方向(たとえば、図中矢印Bで示す方向)において、シアン(C)インクジェットヘッド151a、マゼンタ(M)インクジェットヘッド152a、黄色(Y)インクジェットヘッド153、黒(K)インクジェットヘッド154、マゼンタ(M)インクジェットヘッド151b、シアン(C)インクジェットヘッド151bの順に配列される。すなわち、CとMのインクジェットヘッドが2組設けられ、YとKについては1個のみ設けられる。また、これら6個のインクジェットヘッドのそれぞれに対応したキャッピング装置30が設けられる。
各色のインクジェットヘッドが上記のように設けられるのは、次の理由による。すなわち、Yは単独でもCやMに対して相対的に濃度が濃いため1個のインクジェットヘッドとし、CとMについては、Yに対応する濃度を表現するため、2組設けている。そして、インクジェットヘッド15が主走査方向に駆動されると、1回のパスでKとYについては、1ドット分のインクが吐出され、CとMについては、2ドット分のインクが吐出される。
次に、CMYのベタ画像を印刷する場合について説明する。図3はそのような場合の印刷される図柄(ドット配置図3(A))と、その場合のインクの吐出手順を示す図(図3(B)および(C))である。
図において、2度打ちしているドットには斜線を引いている。すなわち、図3(A)に示すように、Yは1度、CとMについては2度打ちしたべた画像を印刷するものとする。このとき、インクジェットヘッド15の各色のノズルの配置は(B)、(C)に示すように、CMYKMCであるものとする。
まずインクジェットヘッド15の最初のパスで所定の位置にYを吐出する。図3(B)の左端の図はYノズルからインクを吐出し終わった状態を示す。図において、矢印はそのノズルからインクが吐出されたことを示す。ついで、図3(B)の中央部に示すように、先頭のCノズルからCインクが吐出される。右端の図はMノズルからインクが吐出された状態を示す。
次いで、図3(C)に示すようにヘッドが移動するが、Yノズルからのインクの吐出は無い。インクジェットヘッド15の後部のCノズルからは図3(B)でインクを吐出したのと同じ位置に2度目のインクを吐出する。ついで後部のMノズルからも図3(B)でインクを吐出したのと同じ位置に2度目のインクを吐出する。以上のように、Yについては1度、CMについては2度のインク吐出を行なう。
上記のような割合でインクを吐出すると、C:M:Yの濃度比は150%:150%:100%となり、人間の見た感覚ではちょうどよいバランスになる。
このように、各色のインクジェットヘッドをその濃度がバランスよく表現できるような数だけ設ける。CとMの印字ヘッドを追加してYの濃度とバランスを取ることで、Yの100%の濃度を出すことができるようになり、全体の濃度が上がる。主走査方向の解像度を低くできることにより、走査速度を上げて印刷速度を上げることができるようになる。その結果、高い印刷速度でかつ濃度の高い画像を形成できるインクジェットプリンタを提供できる。
したがって、360dpi×360dpiモードのような低解像度において実用濃度を確保できる。また、印刷速度を50m/h程度まであげることが可能となる。
また、各色のインクジェットヘッドを、複数の色のインクジェットヘッドをインクジェットヘッド15の中央部に対して対称的になるよう、主走査方向にC、M、Y、K、M、Cのように配列したため、双方向印字のときに同じ順で色が打たれる。
なお、本来そのままで適切であるが、CとMについては2度インクが吐出されるため、その分濃度が上昇する場合がある。この場合は、濃度が上昇した分、印刷する面積を間引くようにしてもよい。たとえば、濃度が濃くなり過ぎた分、印刷面積を減らしてもよい。または、複数ある色のインクジェットヘッドについては、予め1個の色のインクジェットヘッドに対して、1ヘッドごとの吐出量の割合を定めておいてもよい。また、印刷する画像の解像度に応じて、360dpi×360dpiモードのような解像度であれば70%インクを吐出し、それ以下の解像度であれば、100%インクを吐出するようにしてもよい。
上記実施の形態においては、1個の黒色および黄色ならびに一対のシアンおよびマゼンタの6個のインクジェットヘッドを、主走査方向にC、M、Y、K、M、Cの順に並べる例について説明したが、中央部に1個のヘッドのみの色を配置し、その外部に中央部に対して一対のヘッドを有する色のヘッドを対称的に配列してもよい。
上記実施の形態においては、中央部に1個のヘッドのみの色を配置し、その外部に中央部に対して一対のヘッドを有する色のヘッドを対称的に配列する例について説明したが、これに限らず、この6個のインクジェットヘッドを任意の順で配列してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1個の黄色、黒と2個づつのシアン、マゼンタの6個のインクジェットヘッドを用いて画像を印刷するため、従来相対的に濃度が低かったシアン、マゼンタの濃度を上げることができる。基本の4色を人間の目から見てほぼ等しい濃度で印刷できるため、インクジェットプリンタのインクジェットヘッドの配列に有利に使用可能である。
この発明の一実施の形態に係るインクジェットプリンタの外観を示す図である。 インクジェットプリンタの6個のインクジェットヘッドの配置状態を示す図である。 実際のインク吐出状態の例を示す図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ、12 サイドカバー、13 操作パネル、15 インクジェットヘッド、16 ガイドレール、18 脚、19 ピンチロールレバー、20フロントカバー、21 プラテン30 キャッピング装置。

Claims (2)

  1. 4色のインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリンタであって、
    用紙に対して相対的に移動され、前記用紙上にそれぞれが異なる色のインクを吐出するための6個のインクジェットヘッドを有し、
    前記6個のインクジェットヘッドは、中央部に1個の黄色および黒のヘッドが配置され、用紙に対する主走査方向において、一対のシアンおよびマゼンタのヘッドが前記中央部に対して対称的に配列され、
    前記一対のシアンおよびマゼンタのヘッドは、主走査方向に対する1回の移動において、同一位置にインクを吐出する
    インクジェットプリンタ。
  2. 前記ヘッドの配置は主走査方向にシアン、マゼンタ、黄色、黒、マゼンタ、シアンの順に配置される、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
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