JP2003054016A - 縦配列ヘッドを用いたカラー印刷 - Google Patents

縦配列ヘッドを用いたカラー印刷

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JP2003054016A
JP2003054016A JP2001246004A JP2001246004A JP2003054016A JP 2003054016 A JP2003054016 A JP 2003054016A JP 2001246004 A JP2001246004 A JP 2001246004A JP 2001246004 A JP2001246004 A JP 2001246004A JP 2003054016 A JP2003054016 A JP 2003054016A
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ink
nozzle group
nozzle
sub
scanning direction
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JP2001246004A
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Koichi Otsuki
幸一 大槻
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数色のドットを形成して印刷を行う場合に
おいて、色相の異なるドットの形成される順序の相違に
伴う色相の変化を抑制する。 【解決手段】 本発明の印刷ヘッドにおいては、色相が
ほぼ同一のカラーインクを吐出するノズル群同士が副走
査方向において重なる位置に配列されているので、主走
査の往動時および復動時の双方で印刷する双方向印刷に
おいても色相がほぼ同一のドット同士の重なる順序が往
復で変わるだけである。この結果、ドットの重ね打ちに
伴う色相の変化を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数色のインク
を吐出可能な印刷ヘッドを用いて印刷媒体上にドットを
形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
数色のインクをインクヘッドから吐出するインクジェッ
トプリンタが普及し、コンピュータが処理した画像を多
色多階調で印刷するために広く用いられている。インク
ジェットプリンタの中には、濃度の異なるものも含む多
色のカラーインクを用いて印刷媒体上にドットを重ねて
形成し、多色多階調の印刷画像を表現しているようなも
のもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなイ
ンクジェットプリンタでは、ドットの形成される順序の
相違に伴って色相が変化するという問題が生じていた。
たとえば、シアンドットが形成された上にマゼンタドッ
トが形成された場合と、マゼンタドットが形成された上
にシアンドットが形成された場合とでは、表現される色
相が異なるという問題である。
【0004】このような問題は、ドットの形成される時
間的間隔が短い場合に特に顕著である。先に吐出された
インク滴が印刷媒体に吸収される前に、その上に次のイ
ンク滴が吐出されると、次のインク滴は印刷媒体に吸収
されずに表面で大きく広がってしまう傾向があるからで
ある。この結果、たとえばシアンインク滴が印刷媒体に
着弾した直後にマゼンタインク滴が着弾すると、マゼン
タインクの色相が顕著に強調されてしまうという問題が
生じていた。
【0005】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、複数色のドット
を形成することにより行われる印刷において、色相の異
なるドットの形成される順序の相違に伴う色相の変化を
抑制する技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の印
刷装置は、双方向印刷可能な印刷装置であって、複数色
のインクを吐出可能な印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドと
前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行う
主走査駆動部と、前記主走査が終わる度に前記印刷ヘッ
ドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動して副走査を
行う副走査駆動部とを備え、前記印刷ヘッドは、副走査
方向に沿って配列された同一色のインクを吐出する複数
のノズルであるノズル群が副走査方向に沿って複数組ず
つそれぞれ配列された少なくとも2個のカラーノズル列
を備え、前記2個のカラーノズル列において、色相がほ
ぼ同一のカラーインクを吐出するノズル群同士が、副走
査方向において重なる位置に配列されていることを特徴
とする。
【0007】本発明の印刷装置では、色相がほぼ同一の
カラーインクを吐出するノズル群同士が副走査方向にお
いて重なる位置に配列されているので、主走査の往動時
および復動時の双方で印刷する双方向印刷においても色
相がほぼ同一のドット同士の重なる順序が往復で変わる
だけである。この結果、ドットの重ね打ちに伴う色相の
変化を抑制することができる。
【0008】なお、「副走査方向において重なる位置」
とは、主走査方向の位置が一致していると仮定すると、
互いの領域の少なくとも一部が重なりあうような位置関
係を意味する。
【0009】上記印刷装置において、前記印刷ヘッド
は、シアンインクを吐出するためのシアンノズル群と、
マゼンタインクを吐出するためのマゼンタノズル群と、
イエロインクを吐出するためのイエロノズル群と、前記
シアンインクに比べて濃度が低い淡シアンインクを吐出
するための淡シアンノズル群と、前記マゼンタインクに
比べて濃度が低い淡マゼンタインクを吐出するための淡
マゼンタノズル群とを備え、前記シアンノズル群は、前
記淡シアンノズル群と副走査方向において重なる位置に
配列されており、前記マゼンタノズル群は、前記淡マゼ
ンタノズル群と副走査方向において重なる位置に配列さ
れているとともに、前記シアンノズル群および前記淡シ
アンノズル群とは副走査方向において異なる位置に配列
されているようにするのが好ましい。
【0010】このように、濃度のみが異なる色相がほぼ
同一のカラーインクを吐出するノズル群同士を副走査方
向において重なる位置に配列するようにすれば、ドット
の重ね打ちに伴う色相の変化を顕著に抑制することがで
きる。
【0011】上記印刷装置において、前記印刷ヘッド
は、さらに、ブラックインクを吐出するためのブラック
ノズル群を有するブラックノズル列を備え、前記ブラッ
クノズル群は、前記シアンノズル群の3倍の数のノズル
を有するようにするのが好ましい。
【0012】こうすれば、印刷ヘッドの下面のスペース
を有効に利用して多数のブラックノズルを装備すること
ができるので、高速のモノクロ印刷を実現することがで
きる。
【0013】上記印刷装置において、前記2個のカラー
ノズル列は、前記イエロインクに比べて明度が低いダー
クイエロインクを吐出するためのダークイエロノズル群
を備え、前記ダークイエロノズル群は、副走査方向にお
いて前記イエロノズル群に重なる位置に配列されている
とともに、前記シアンノズル群および前記マゼンタノズ
ル群とは副走査方向において異なる位置に配列されてい
るようにするのが好ましい。
【0014】ダークイエロインクはイエロインクとほぼ
同一の色相を有するので、こうすることにより、ドット
の重ね打ちに伴う色相の変化を抑制しつつ、特にシャド
ー寄りの中間調部の印刷画質を向上させることができ
る。なお、ダークイエロインクとは、イエロインクと比
較して、色相がほぼ同一であり明度と彩度が低いインク
をいう。
【0015】上記印刷装置において、前記2個のカラー
ノズル列は、前記ブラックインクに比べて明度が高い淡
ブラックインクを吐出するための淡ブラックノズル群を
備え、前記淡ブラックノズル群は、副走査方向において
前記イエロノズル群に重なる位置に配列されているとと
もに、前記シアンノズル群および前記マゼンタノズル群
とは副走査方向において異なる位置に配列されているよ
うにするのが好ましい。
【0016】こうすれば、ノズル列を増やすことなく淡
ブラックインクを使用でき、これによりコンポジットブ
ラックの生成に伴うカラーバランスのばらつきや、シャ
ドー部における粒状感を抑制することができる。
【0017】上記印刷装置において、前記シアンノズル
群と前記マゼンタノズル群とは、前記印刷媒体上の同一
位置においてマゼンタドットがシアンドットよりも後に
形成されるような副走査方向の位置関係に配列されてお
り、前記マゼンタノズル群と前記イエロノズル群とは、
前記印刷媒体上の同一位置においてイエロドットがマゼ
ンタドットよりも後に形成されるような副走査方向の位
置関係に配列されているようにするのが好ましい。
【0018】シアンインク、マゼンタインク、イエロイ
ンクの順にドットが目立つので、目立たないドットが後
のタイミングで形成されるようなノズル群の配列とする
ことにより、ドットの粒状性が目立たないようにするこ
とができる。
【0019】上記印刷装置において、前記印刷ヘッド
は、さらに、顔料系ブラックインクを吐出するための顔
料系ブラックノズル群を有する顔料系ブラックノズル列
を備え、前記2個のカラーノズル列は、染料系シアンイ
ンクを吐出するための染料系シアンノズル群と、染料系
マゼンタインクを吐出するための染料系マゼンタノズル
群と、染料系イエロインクを吐出するための染料系イエ
ロノズル群と、染料系淡シアンインクを吐出するための
染料系淡シアンノズル群と、染料系淡マゼンタインクを
吐出するための染料系淡マゼンタノズル群と、染料系ブ
ラックインクを吐出するための染料系ブラックノズル群
とを備え、前記染料系イエロノズル群は、前記染料系ブ
ラックノズル群と副走査方向において重なる位置に配列
されているとともに、前記染料系シアンノズル群および
前記染料系マゼンタノズル群とは副走査方向において異
なる位置に配列されており、前記染料系マゼンタノズル
群は、前記染料系淡マゼンタノズル群と副走査方向にお
いて重なる位置に配列されているとともに、前記染料系
シアンノズル群とは副走査方向において異なる位置に配
列されており、前記染料系シアンノズル群は、前記染料
系淡シアンノズル群と副走査方向において重なる位置に
配列されているようにするのが好ましい。
【0020】こうすれば、たとえば白黒印刷モードにお
いては顔料系ブラックノズル群のみを用いてにじみの少
ない文字や線画の高速印刷が可能となり、カラー印刷モ
ードにおいては2つの染料系カラーノズル列のみを用い
て写真画像等のきれいな印刷が可能となる。
【0021】上記印刷装置において、主走査の往動時に
印刷を行う場合において、単独で同一の大きさのドット
が形成されたと仮定したときに比較的に目立つドットか
ら順に形成されるように前記ノズル群が主走査方向に配
列されているようにするのが好ましい。
【0022】こうすれば、特に高画質が求められる往方
向の単方向印刷において粒状性を抑制してきれいな印刷
画像を実現することができる。
【0023】本発明の印刷ヘッド組立体は、印刷ヘッド
と印刷媒体の少なくとも一方を駆動して主走査を行うと
ともに、前記主走査が終わる度に前記印刷ヘッドと前記
印刷媒体の少なくとも一方を駆動して副走査を行うこと
により印刷される双方向印刷に使用される印刷ヘッド組
立体であって、複数色のインクを吐出可能な印刷ヘッド
と、前記複数色のインクを収容するインクカートリッジ
と、前記印刷ヘッドと前記インクカートリッジとを接続
する導管とを備え、前記印刷ヘッドは、副走査方向に沿
って配列された同一色のインクを吐出する複数のノズル
であるノズル群が副走査方向に沿って複数組ずつそれぞ
れ配列された少なくとも2個のカラーノズル列を備え、
前記2個のカラーノズル列において、色相がほぼ同一の
カラーインクを吐出するノズル群同士が、副走査方向に
おいて重なる位置に配列されていることを特徴とする。
【0024】本発明の印刷ヘッド組立体では、色相がほ
ぼ同一のカラーインクを吐出するノズル群同士が副走査
方向において重なる位置に配列されているので、印刷装
置に本印刷ヘッド組立体を装備することにより、印刷ヘ
ッド組立体の主走査を行いつつ行われる印刷におけるド
ットの重ね打ちに伴う色相の変化を抑制することができ
る。
【0025】なお、印刷ヘッドユニットにインクカート
リッジが装着されるような構成となっていても良いし、
インクカートリッジが印刷ヘッドから分離されているカ
ートリッジ装着部にインクカートリッジが装着されるよ
うな構成であっても良い。
【0026】なお、本発明は、印刷装置や印刷ヘッド等
の種々の形態で実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施の形態を実
施例に基づいて以下の順序で説明する。 A.印刷装置の構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
【0028】A.印刷装置の構成:図1は、カラープリ
ンタ20の概略構成図である。カラープリンタ20は、
紙送りモータ22によって印刷用紙Pを副走査方向に搬
送する副走査送り機構と、キャリッジモータ24によっ
てキャリッジ30をプラテン26の軸方向(主走査方
向)に往復動させる主走査送り機構と、キャリッジ30
に搭載された印刷ヘッドユニット60を駆動してインク
の吐出およびドット形成を制御するヘッド駆動機構と、
これらの紙送りモータ22,キャリッジモータ24,印
刷ヘッドユニット60および操作パネル32との信号の
やり取りを司る制御回路40とを備えている。制御回路
40は、コネクタ56を介してコンピュータ88に接続
されている。
【0029】印刷用紙Pを搬送する副走査送り機構は、
紙送りモータ22の回転をプラテン26と用紙搬送ロー
ラ(図示せず)とに伝達するギヤトレインを備える(図
示省略)。また、キャリッジ30を往復動させる主走査
送り機構は、プラテン26の軸と並行に架設されキャリ
ッジ30を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッ
ジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設する
プーリ38と、キャリッジ30の原点位置を検出する位
置センサ39とを備えている。
【0030】図2は、印刷ヘッドユニット60の斜視図
である。この印刷ヘッドユニット60には、図示しない
ブラックインクカートリッジ71と後述する5色のカラ
ーインクカートリッジ72が搭載可能である。印刷ヘッ
ドユニット60の下部に設けられた印刷ヘッド28に
は、ブラックインクとカラーインクとに対応して合計6
個のノズル群が形成されている。
【0031】印刷ヘッドユニット60の底部には、この
各ノズル群にインクタンクからのインクを導く導入管7
3〜78が立設されている。導入管73は、ブラックイ
ンクカートリッジ71からインクを導くための管であ
る。導入管74〜78は、カラーインクカートリッジ7
2からインクを導くための管である。
【0032】図3は、カラーインクカートリッジ72の
斜視図である。このカラーインクカートリッジ72に
は、シアンインクと、淡シアンインクと、マゼンタイン
クと、淡マゼンタインクと、イエローインクと、の5種
類のインクが一体的に収容されている。なお、淡シアン
インクは、シアンインクと色相がほぼ同一で濃度がシア
ンインクよりも低いインクであり、淡マゼンタインク
は、マゼンタインクと色相がほぼ同一で濃度がマゼンタ
インクよりも低いインクである。
【0033】なお、本明細書において、1種類のインク
を収容する容器を「インクタンク」と呼ぶ。さらに、少
なくとも1つのインクタンクを有し、一体として交換さ
れる容器を「インクカートリッジ」と呼ぶ。図3に描か
れているカラーインクカートリッジ72は、5つのイン
クタンクを有している。一方、図示しないブラックイン
ク用のインクカートリッジ71は、1つのインクタンク
のみを有している。
【0034】B.第1実施例:図4は、本発明の第1実
施例における印刷ヘッド28の下面のノズル配列を示す
説明図である。印刷ヘッド28の下面には、第1のカラ
ーノズル列と、第2のカラーノズル列と、ブラックノズ
ル列Kと、が備えられている。
【0035】第1のカラーノズル列においては、シアン
インクを吐出するためのシアンノズル群Cと、マゼンタ
インクを吐出するためのマゼンタノズル群Mと、イエロ
ーインクを吐出するためのイエローノズル群Yとが副走
査方向に沿って配列されている。第2のカラーノズル列
においては、淡シアンインクを吐出するための淡シアン
ノズル群LCと、淡マゼンタインクを吐出するための淡
マゼンタノズル群LMとが副走査方向に沿って配列され
ている。なお、第2のカラーノズル列においては、一部
のノズルが使用されていない。ブラックノズル列Kは、
ブラックインクを吐出するためのブラックノズル群Kの
みを備えている。
【0036】シアンノズル群Cはノズル#C1〜#C6
0の計60個の副走査方向に沿って配列されたノズルを
有し、また、マゼンタノズル群Mはノズル#M1〜#M
60の、イエロノズル群Yはノズル#Y1〜#Y60
の、淡シアンノズル群LCはノズル#LC1〜#LC6
0の、淡マゼンタノズル群LMはノズル#LM1〜#L
M60の、それぞれ60個の副走査方向に沿って配列さ
れたノズルを有している。一方、ブラックノズル群Kは
#K1〜#K180の計180個の副走査方向に沿って
配列されたノズルを有している。
【0037】各ノズルには、各ノズルを駆動してインク
滴を吐出させるための駆動素子としてのピエゾ素子(図
示せず)が設けられている。印刷時には、印刷ヘッド2
8が主走査方向に移動しつつ、各ノズルからインク滴が
吐出される。
【0038】2個のカラーノズル列に着目すると、図4
から分かるように、ほぼ同一の色相を有するシアンノズ
ル群Cと淡シアンノズル群は、副走査方向において重な
る位置に配列されている。ここで、「副走査方向におい
て重なる位置」とは、主走査方向の位置が一致している
と仮定すると、互いの領域の少なくとも一部が重なりあ
うような位置関係を意味する。また、ほぼ同一の色相を
有するマゼンタノズル群Mと淡マゼンタノズル群LMも
副走査方向において重なる位置に配列されている。な
お、イエロノズル群Yの副走査方向に重なる位置には、
カラーインクを吐出するノズル群は配列されていない。
【0039】このような配列としているのは、往方向へ
の主走査での印刷(往方向印刷)時と、復方向への主走
査での印刷(復方向印刷)時とで、色相の変化が小さく
なるようにするためである。仮に色相が異なるインクを
吐出するノズル群が副走査方向において重なる位置に配
列されているとすると、印刷時の主走査の方向に応じ
て、いずれかのインクの色相が強調されてしまうので、
色相が変化してしまうからである。
【0040】たとえばシアンノズル群とマゼンタノズル
群とが副走査方向において重なる位置に配列されている
と、着弾の順序によりシアンインクの色相が強調された
り、マゼンタインクの色相が強調されたりすることにな
る。具体的には、たとえばシアンインク滴が印刷媒体に
着弾した直後にマゼンタインク滴が着弾すると、マゼン
タインクの色相が顕著に強調されてしまうことになる。
【0041】一方、本発明の第1実施例の印刷ヘッドで
は、色相がほぼ同一のカラーインクを吐出するノズル群
同士が、副走査方向において重なる位置に配列されてい
るので、主走査の往動時および復動時の双方で印刷する
双方向印刷においても色相がほぼ同一のドット同士の重
なる順序が往復で変わるだけである。この結果、ドット
の重ね打ちに伴う色相の変化を抑制することができる。
【0042】なお、ブラックインクは色相を有しない無
彩色インクなので、このような色相の変化の要因とはな
りにくい。この結果、カラーインクを吐出するノズル群
とブラックインクを吐出するノズル群とが副走査方向に
おいて重なる位置に配列されていても、ドットの重ね打
ちに伴う色相の変化は小さい。
【0043】また、本発明の第1実施例では、往方向印
刷において、ブラックインク、濃度が高いインク(イエ
ロインク、シアンインク、マゼンタインク)、濃度が低
いインク(淡シアンインク、淡マゼンタインク)の順に
ドットが形成されるように各ノズル群やノズル列が配列
されている。
【0044】このような配列としたのは、特に高画質が
望まれる往方向の単方向印刷における印刷画像の粒状性
を抑制するためである。このような配列では、最も目立
つブラックドットが最初に形成され、最も目立たないド
ット(濃度が低いインクで形成されるドット)が最後に
形成されることになる。この結果、目立つドットの上か
ら目立たないドットを形成することになるので、粒状性
を抑制することができる。なお、本実施例では、印刷ヘ
ッドユニット60と、ブラックインクカートリッジ71
と、カラーインクカートリッジ72とが特許請求の範囲
における「印刷ヘッド組立体」に相当する。
【0045】C.第2実施例:図5は、本発明の第2実
施例における印刷ヘッド28の下面のノズル配列を示す
説明図である。第2実施例は、印刷ヘッド28がダーク
イエロインクを吐出するダークイエロノズル群を備えて
いる点で第1実施例と異なる。なお、第2実施例の印刷
装置においては、ダークイエロインク用の導入管を有す
る図示しない印刷ヘッドユニット60aが備えられてお
り、これにはダークイエロインクを収容するインクタン
クを有する図示しないカラーインクカートリッジ72a
が装着可能である。
【0046】ここでダークイエロインクとは、イエロイ
ンクと比較して、色相がほぼ同一であり明度と彩度が低
いインクをいう。ダークイエロインクは暗イエロインク
とも呼ばれる。具体的には、ダークイエローインクは、
イエローインクに他のインク用の色材(例えばシアンと
マゼンタ)が混合されたインクである。シアン成分とマ
ゼンタ成分とを含むダークイエローインクを用いると、
イエローとシアンとマゼンタのインク滴を別々に吐出す
る場合に比べて、印刷媒体上に吐出するインク量(特に
溶剤の量)が少なくて済む。この結果、特にシャドー部
の印刷画質を向上させることができるという利点があ
る。
【0047】図5から分かるように、ダークイエロノズ
ル群は、これと色相がほぼ同一のイエロノズル群と副走
査方向において重なる位置に配列されている。このよう
に、色相がほぼ同一のカラーインクを吐出するノズル群
同士が副走査方向において重なる位置に配列されている
ので、本実施例においても第1実施例と同様に色相の変
化を抑制することができる。
【0048】なお、ダークイエロインクとイエロインク
とでは、ダークイエロインクで形成されるドットの方が
イエロインクで形成されるドットよりも目立つ。従っ
て、これらのノズル群DY、Yの主走査方向における配
列は、往方向の主走査時に、ダークイエロインクで形成
されるドットの方が先に形成されるように決定されてい
る。
【0049】このように、本発明は、ダークイエロイン
クを使用する印刷装置にも適用可能であり、本発明の適
用によりドットの重ね打ちに伴う色相の変化を抑制しつ
つ、特にシャドー部の印刷画質を向上させることができ
るという利点がある。なお、本実施例では、印刷ヘッド
ユニット60aと、ブラックインクカートリッジ71
と、カラーインクカートリッジ72aとが特許請求の範
囲における「印刷ヘッド組立体」に相当する。
【0050】D.第3実施例:図6は、本発明の第3実
施例における印刷ヘッドの下面のノズル配列を示す説明
図である。第3実施例は、顔料系ブラックインクと、染
料系のブラックインクと、染料系のカラーインクとを使
用している点で上述の実施例と異なる。
【0051】ここで、「染料系インク」とは、インクの
色料として染料を用いたインクであり、「顔料系イン
ク」とは、インクの色料として顔料を用いたインクであ
る。染料インクを用いる場合には、印刷媒体上で透明感
のある色を表現することができ、顔料インクを用いる場
合には、印刷媒体上ではっきりした色(ベタな色)を表
現することができる。また、顔料インクを使用すれば、
にじみの少ない文字や線画を印刷することができるとい
う利点もある。
【0052】第3実施例の印刷ヘッド28は、180個
のノズル#GK1〜#GK180を備える顔料系ブラッ
クノズル列と、第1の染料系カラーノズル列と、第2の
染料系カラーノズル列とを備えている。第1の染料系カ
ラーノズル列は、染料系ブラックノズル群SKと、染料
系マゼンタノズル群SMと、染料系シアンノズル群SC
とを備えている。第2の染料系カラーノズル列は、染料
系イエロノズル群SYと、染料系淡マゼンタノズル群S
LMと、染料系淡シアンノズル群SCMとを備えてい
る。顔料系ブラックノズル列は、顔料系ブラックインク
を吐出するための顔料系ブラックノズル群GKのみを備
えている。なお、特許請求の範囲における「カラーノズ
ル列」は、カラーインクを吐出するノズル群を含むノズ
ル列をいい、これには第1の染料系カラーノズル列のよ
うにブラックインクを吐出するノズル群を有するものも
含まれる。
【0053】これらのノズル列は、たとえば白黒印刷を
行う白黒印刷モードとカラー印刷を行うカラー印刷モー
ドとにおいて以下のような方法で使用することができ
る。 (1)白黒印刷モードにおいては、顔料系ブラックノズ
ル列に備えられた顔料系ブラックノズル群のみを用いて
印刷が行われる。この印刷モードでは、顔料系インクが
用いられるので、にじみの少ない文字や線画を高速に印
刷することができる。 (2)カラー印刷モードにおいては、第1の染料系カラ
ーノズル列と第2の染料系カラーノズル列のみを用いて
印刷が行われる。この印刷モードでは、染料系インクが
用いられるので、印刷媒体上で透明感のある色を表現す
ることができ、写真画像等のきれいな印刷を実現するこ
とができる。
【0054】本実施例においても、染料系シアンノズル
群、染料系淡シアンノズル群、染料系マゼンタノズル
群、染料系淡マゼンタノズル群の4つのノズル群につい
ては、上述の実施例と同様に、色相がほぼ同一のカラー
インクを吐出するノズル群同士が副走査方向において重
なる位置に配列されている。一方、染料系イエロノズル
群と染料系ブラックノズル群とは、副走査方向において
重なる位置に配列されているが、ブラックインクは彩度
を有しない無彩色のインクであるため、いずれの色が強
調されても色相の変化は小さい。
【0055】なお、第3実施例の印刷装置は、第2実施
例と同じ印刷ヘッドユニット60aを備えており、装着
されたインクカートリッジだけが第2実施例と異なる。
すなわち、第2実施例で用いられているカラーインクカ
ートリッジ72aから上述の染料系インクを供給可能な
図示しないカラーインクカートリッジ72bに、第1、
2実施例で用いられているブラックインクカートリッジ
71から図示しない顔料系ブラックインクを収容するブ
ラックインクカートリッジ71aに、それぞれ変更され
ている点で第2実施例と異なる。
【0056】このように、印刷装置に装着するインクカ
ートリッジの変更することにより、第2実施例に示した
ような印刷と第3実施例に示したような印刷との双方を
実現することが可能である。なお、本実施例では、印刷
ヘッドユニット60aと、ブラックインクカートリッジ
71aと、カラーインクカートリッジ72bとが特許請
求の範囲における「印刷ヘッド組立体」に相当する。
【0057】E.変形例:なお、この発明は上記の実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0058】E−1.上記実施例では、印刷ヘッドユニ
ットにインクカートリッジが装着されるような構成とな
っているが、印刷ヘッドから分離されているカートリッ
ジ装着部にインクカートリッジが装着されるような構成
であっても良い。また、印刷ヘッドとインクカートリッ
ジとが一体として構成されていても良い。一般に、印刷
ヘッド組立体は、印刷ヘッドと、インクカートリッジ
と、印刷ヘッドとインクカートリッジとを接続する導管
と、を含むものであれば良い。
【0059】E−2.上記第2実施例では、各ノズル群
の複数のノズルは、副走査方向に沿って一直線上に配列
されているが、例えば千鳥状に配列されていてもよい。
本発明において、「副走査方向に沿って配列されたノズ
ル」とは、一直線上に配列されたノズルという意味と、
千鳥状に配列されたノズルという意味と、を包含する広
い意味を有している。
【0060】E−3.上記第2実施例のダークイエロノ
ズル群の代わりに淡ブラックインクを吐出する淡ブラッ
クノズル群を印刷ヘッドに配列するようにしても良い。
淡ブラックインクが印刷に使用可能であれば、コンポジ
ットブラックの生成に伴うカラーバランスのばらつき
や、シャドー部における粒状感を抑制することができる
という利点がある。カラーバランスとは、カラーインク
を用いてコンポジットブラックを形成する際のシアン、
マゼンタ、イエロのバランスをいう。カラーバランスが
ばらつくと、たとえばシアンが多いとシアンがかったブ
ラックとなるという問題がある。
【0061】E−4.上記各実施例では、カラーノズル
列は2個であるが、たとえば図7に示すように3列であ
っても良い。また、第3ノズル列が備えるノズル群は、
たとえば、イエロノズル群の一組だけでも良い。一般
に、本発明で使用される印刷ヘッドは、ノズル群が副走
査方向に沿って複数組ずつそれぞれ配列された少なくと
も2個のカラーノズル列を備えていれば良い。なお、図
7に示す変形例では、淡シアンインクよりもさらに濃度
の低い超淡シアンインクLLCと、淡マゼンタインクよ
りもさらに濃度の低い超淡マゼンタインクLLMと、ダ
ークイエロインクよりもさらに明度の低い超ダークイエ
ロインクDDYと、が利用できるので、さらにきめ細か
な階調表現が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの構成を示す説明図。
【図2】印刷ヘッドユニット60の斜視図。
【図3】カラーインクカートリッジの斜視図。
【図4】本発明の第1実施例における印刷ヘッドの下面
のノズル配列を示す説明図。
【図5】本発明の第2実施例における印刷ヘッドの下面
のノズル配列を示す説明図。
【図6】本発明の第3実施例における印刷ヘッドの下面
のノズル配列を示す説明図。
【図7】変形例における印刷ヘッドの下面のノズル配列
を示す説明図。
【符号の説明】
20…カラープリンタ 22…紙送りモータ 24…キャリッジモータ 26…プラテン 28…印刷ヘッド 30…キャリッジ 32…操作パネル 34…摺動軸 36…駆動ベルト 38…プーリ 39…位置センサ 40…制御回路 56…コネクタ 60、60a…印刷ヘッドユニット 71…ブラックインクカートリッジ 72、72a、72b…カラーインクカートリッジ 73〜78…導入管 88…コンピュータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向印刷可能な印刷装置であって、 複数色のインクを吐出可能な印刷ヘッドと、 前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を駆動
    して主走査を行う主走査駆動部と、 前記主走査が終わる度に前記印刷ヘッドと前記印刷媒体
    の少なくとも一方を駆動して副走査を行う副走査駆動部
    と、を備え、 前記印刷ヘッドは、副走査方向に沿って配列された同一
    色のインクを吐出する複数のノズルであるノズル群が副
    走査方向に沿って複数組ずつそれぞれ配列された少なく
    とも2個のカラーノズル列を備え、 前記2個のカラーノズル列において、色相がほぼ同一の
    カラーインクを吐出するノズル群同士が、副走査方向に
    おいて重なる位置に配列されていることを特徴とする、
    印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記印刷ヘッドは、 シアンインクを吐出するためのシアンノズル群と、マゼ
    ンタインクを吐出するためのマゼンタノズル群と、イエ
    ロインクを吐出するためのイエロノズル群と、前記シア
    ンインクに比べて濃度が低い淡シアンインクを吐出する
    ための淡シアンノズル群と、前記マゼンタインクに比べ
    て濃度が低い淡マゼンタインクを吐出するための淡マゼ
    ンタノズル群とを備え、 前記シアンノズル群は、前記淡シアンノズル群と副走査
    方向において重なる位置に配列されており、 前記マゼンタノズル群は、前記淡マゼンタノズル群と副
    走査方向において重なる位置に配列されているととも
    に、前記シアンノズル群および前記淡シアンノズル群と
    は副走査方向において異なる位置に配列されている、印
    刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印刷装置であって、 前記印刷ヘッドは、さらに、ブラックインクを吐出する
    ためのブラックノズル群を有するブラックノズル列を備
    え、 前記ブラックノズル群は、前記シアンノズル群の3倍の
    数のノズルを有する、印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の印刷装置であ
    って、 前記2個のカラーノズル列は、前記イエロインクに比べ
    て明度が低いダークイエロインクを吐出するためのダー
    クイエロノズル群を備え、 前記ダークイエロノズル群は、副走査方向において前記
    イエロノズル群に重なる位置に配列されているととも
    に、前記シアンノズル群および前記マゼンタノズル群と
    は副走査方向において異なる位置に配列されている、印
    刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または3に記載の印刷装置であ
    って、 前記2個のカラーノズル列は、前記ブラックインクに比
    べて明度が高い淡ブラックインクを吐出するための淡ブ
    ラックノズル群を備え、 前記淡ブラックノズル群は、副走査方向において前記イ
    エロノズル群に重なる位置に配列されているとともに、
    前記シアンノズル群および前記マゼンタノズル群とは副
    走査方向において異なる位置に配列されている、印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の印
    刷装置であって、 前記シアンノズル群と前記マゼンタノズル群とは、前記
    印刷媒体上の同一位置においてマゼンタドットがシアン
    ドットよりも後に形成されるような副走査方向の位置関
    係に配列されており、 前記マゼンタノズル群と前記イエロノズル群とは、前記
    印刷媒体上の同一位置においてイエロドットがマゼンタ
    ドットよりも後に形成されるような副走査方向の位置関
    係に配列されている、印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記印刷ヘッドは、さらに、 顔料系ブラックインクを吐出するための顔料系ブラック
    ノズル群を有する顔料系ブラックノズル列を備え、 前記2個のカラーノズル列は、 染料系シアンインクを吐出するための染料系シアンノズ
    ル群と、 染料系マゼンタインクを吐出するための染料系マゼンタ
    ノズル群と、 染料系イエロインクを吐出するための染料系イエロノズ
    ル群と、 染料系淡シアンインクを吐出するための染料系淡シアン
    ノズル群と、 染料系淡マゼンタインクを吐出するための染料系淡マゼ
    ンタノズル群と、 染料系ブラックインクを吐出するための染料系ブラック
    ノズル群と、を備え、 前記染料系イエロノズル群は、前記染料系ブラックノズ
    ル群と副走査方向において重なる位置に配列されている
    とともに、前記染料系シアンノズル群および前記染料系
    マゼンタノズル群とは副走査方向において異なる位置に
    配列されており、 前記染料系マゼンタノズル群は、前記染料系淡マゼンタ
    ノズル群と副走査方向において重なる位置に配列されて
    いるとともに、前記染料系シアンノズル群とは副走査方
    向において異なる位置に配列されており、 前記染料系シアンノズル群は、前記染料系淡シアンノズ
    ル群と副走査方向において重なる位置に配列されてい
    る、印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の印
    刷装置であって、 主走査の往動時に印刷を行う場合において、単独で同一
    の大きさのドットが形成されたと仮定したときに比較的
    に目立つドットから順に形成されるように前記ノズル群
    が主走査方向に配列されている、印刷装置。
  9. 【請求項9】 印刷ヘッドと印刷媒体の少なくとも一方
    を駆動して主走査を行うとともに、前記主走査が終わる
    度に前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を
    駆動して副走査を行うことにより印刷される双方向印刷
    に使用される印刷ヘッド組立体であって、 複数色のインクを吐出可能な印刷ヘッドと、 前記複数色のインクを収容するインクカートリッジと、 前記印刷ヘッドと前記インクカートリッジとを接続する
    導管と、を備え、 前記印刷ヘッドは、副走査方向に沿って配列された同一
    色のインクを吐出する複数のノズルであるノズル群が副
    走査方向に沿って複数組ずつそれぞれ配列された少なく
    とも2個のカラーノズル列を備え、 前記2個のカラーノズル列において、色相がほぼ同一の
    カラーインクを吐出するノズル群同士が、副走査方向に
    おいて重なる位置に配列されていることを特徴とする、
    印刷ヘッド組立体。
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