JP2001038930A - 記録方法および記録装置、並びに、そのためのプログラムを記録した可読媒体 - Google Patents

記録方法および記録装置、並びに、そのためのプログラムを記録した可読媒体

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JP2001038930A
JP2001038930A JP11219940A JP21994099A JP2001038930A JP 2001038930 A JP2001038930 A JP 2001038930A JP 11219940 A JP11219940 A JP 11219940A JP 21994099 A JP21994099 A JP 21994099A JP 2001038930 A JP2001038930 A JP 2001038930A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/14Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction
    • B41J19/142Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction with a reciprocating print head printing in both directions across the paper width
    • B41J19/145Dot misalignment correction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向印字調整をブラック一色で行っていた
ため、カラーで印刷される画像を双方向印刷したときの
印字品質が劣悪であった。 【解決手段】 印刷する画像や文書ごとに、最適な吐出
タイミングを選択して設定する。これを実現するため
に、複数の調整パターンを印刷し、使用者がそれぞれの
調整パターンについて最適な調整値を選択する。調整パ
ターンは、往動時に形成されるドットと復動時に形成さ
れるドットの位置を合わせることによって調整値を得る
ようなパターンである。このようなパターンを、往復同
色や往復異色のドットによって構成する。特に、目立ち
易い色によるパターンを含ませることが望ましい。調整
によって得られた複数の吐出タイミングの中から、実際
の印刷に使用するタイミングを一つ選択する選択基準
は、画像や文書を印刷する際のドット使用率やファイル
の属性を参照する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主走査中に記録媒
体に複数色のドットを形成して画像を記録する記録装置
に関し、詳しくは該主走査中におけるドットの吐出タイ
ミングを調整可能な記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドを記録媒体に対して相対的に往復
動する主走査を行うとともに、記録媒体を副走査方向に
走査しながら複数色の画像を記録する記録装置の一つと
して、インクジェットプリンタがある。インクジェット
プリンタは、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックなどの各色のインクを吐出してドットを形成す
る。この際、各色のドットを種々の記録率で形成するこ
とによって、複数色の画像を記録する。
【0003】インクジェットプリンタには、記録速度を
向上するために、主走査方向における往復双方向の運動
中にドットを形成するものもある(以下、このような記
録方法を双方向記録とよぶ)。この場合、良好な画像を
記録するためには、往動時に形成されたドットと復動時
に形成されたドットとの主走査方向の位置を一致させる
必要がある。
【0004】通常は、このようなずれが生じないよう
に、調整パターンを用いた吐出タイミングの調整が行わ
れている。つまり、往動時と復動時の吐出タイミングを
種々に変化させて所定の調整パターンを記録させ、最も
良好な記録結果が得られたタイミングに基づいて、吐出
タイミングの調整を行う方法である。
【0005】ところで、図1に示すように、ヘッドの構
造上、各記録素子列間の吐出速度の違いがあり、厳密に
等しくすることは困難である。この結果、往復でのドッ
トの位置ずれが顕著に生じる。このような色間の吐出速
度差に起因するドットのずれは、全記録素子同時駆動方
式のプリンタ(すなわち、記録素子列ごとにタイミング
を調整できないプリンタ)では、必ず調整した色以外の
色で生じることになる。従来は、ブラックで調整を行っ
て、他の色にこのずれを負担させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなヘッドを用
いたプリンタにおいて、従来は、ブラックインクに対す
る調整タイミングをもって復動時吐出タイミングを設定
し、ブラック以外の色も同じタイミングで吐出させてい
た。その結果、ブラック以外のドットは往復でドットの
位置ずれが大きくなっていた。
【0007】図2は、この往復のドットの位置ずれの様
子をブラックとマゼンタの二色を例に挙げ説明してい
る。図2(A)は、ブラックの吐出速度がマゼンタの吐
出速度より遅いときのずれの様子を、図2(B)は、ブ
ラックの吐出速度がマゼンタの吐出速度より速いときの
ずれの様子をそれぞれ示している。いずれの場合も、ブ
ラックによって調整を行った場合、他色にずれが生じて
しまう。
【0008】このため、ブラックインクのみで記録され
るテキスト文書などは双方向記録を行っても良好な品質
であったが、ブラック以外の色も含む複数色のインクに
よって記録される写真画像やグラフィックを双方向記録
した場合、ブラックインク以外の色のドットが往復で位
置がずれることとなり、著しい画質の劣化をもたらして
いた。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、ヘッドの主走査を行いつつ複数
色の画像を記録する記録装置において、モノクロのテキ
スト文書のみならず、カラーの画像やグラフィックを双
方向記録で記録した場合であっても、画質の劣化を低減
することが可能な記録装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段および効果・作用】上記課
題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
【0011】本発明の記録装置は、ヘッドを往復動させ
ながら複数の記録素子列から複数色のドットを往動時復
動時ともに記録することが可能な記録装置であって、復
動時の吐出タイミングを異なる複数の条件で設定するた
めに使用される調整パターンを記録する調整パターン記
録手段と、前記調整パターンに従ってそれぞれ設定され
た複数のタイミングを格納する記憶部と、前記記憶部に
格納された複数のタイミングのうちから、一つのタイミ
ングを選択するタイミング選択手段とを備え、前記タイ
ミング選択手段によって選択されたタイミングにしたが
って画像や文書を記録することを特徴とする。
【0012】このような記録装置によれば、ブラックで
記録される文書のみならず、複数色のインクを用いて記
録する画像やグラフィックを、双方向記録した場合であ
っても、往復のドットの位置ずれによってもたらされる
画質の劣化を低減することができる。また、このような
記録を実現するためのタイミング調整を正確かつ簡単に
行うことができる。
【0013】従来の記録装置の双方向記録モードでは、
ブラックで記録される文書の印字品質を重視していたた
め、復動時の吐出タイミングの調整をブラックによって
行っていた。そのためブラックで記録されるテキスト文
書の品質は双方向記録であっても良好であった。しか
し、シアン、マゼンタ、イエローなどのカラーインクも
含めて記録される画像や文書を双方向記録した場合は、
復動時の吐出タイミングとしてブラックで調整した同一
のタイミングを用いていたため、ブラック以外の色の往
復のドットのずれが目立ち、著しい画質の劣化をもたら
していた。
【0014】発明者は、このような画質劣化を軽減する
ためには、復動時の吐出タイミングをあらかじめ調整さ
れた複数のタイミングの中から選択して設定できること
が最良であるとの観点から上記記録装置を発明した。本
発明の記録装置によれば、このようなタイミング調整と
タイミング選択が正確かつ簡単に行うことができる。
【0015】適切なタイミングの考え方としては大きく
二つある。一つの考え方は、画像や文書を記録する際の
ドット使用率が最も多い色のドットの往復のずれを少な
くすることである。こうすることによって、往復のずれ
が生じているドットの数を常に少なくすることができる
ため、画質劣化を最低限に押さえることができる。とこ
ろが一般に、特定の一色の使用率が多い場合よりも二色
以上の使用率が同程度に多い場合がある。このようなと
きに最も使用率が多い一色によって調整すると、二番目
に使用率の多い色のずれが目立ちやすくなり、画質劣化
につながる。そこでもう一つの考え方は、使用率の最も
多い色と次に多い色の二色の間で均等にずれを分担する
ことである。
【0016】上記のような二つの考え方を実現するため
の調整パターンの構成と、記録を行う際の適切なタイミ
ングの選択方法は、それぞれ種々の態様がありうる。
【0017】調整パターンの第一の態様として、前記調
整パターンに、往動時に形成されるドットと復動時に形
成されるドットとを前記複数色のドットのうちの同一の
色のドットによって構成する調整パターンを、複数の異
なる色について備えたものとすることができる。
【0018】このようにすることで、特定の一色だけで
なく他の複数色のそれぞれについての調整をも正確かつ
簡単に行うことができる。
【0019】調整パターンの第二の態様として、前記調
整パターンに、往動時に形成されるドットと復動時に形
成されるドットとを前記複数色のうちの異なる二色のド
ットによって構成する調整パターンを、少なくとも一つ
含むものとしてもよい。
【0020】このようにすれば、往復のドットの位置ず
れ量を、調整パターンを構成した二色の間で均等に分担
するような調整を正確かつ簡単に行うことができる。
【0021】また、プリンタによっては記録速度を上げ
るために、ある特定色の記録素子列を複数備えたものも
ありうる。このようなプリンタの場合、同色であっても
記録素子列間で吐出速度が異なっていることがあり、こ
れらのずれが画質を劣化させる原因となることがある。
【0022】そこで調整パターンの第三の態様として、
前記調整パターンに、往動時に形成されるドットと復動
時に形成されるドットとを異なる二つの記録素子列から
形成されたドットで構成する調整パターンを、少なくと
も一つ含むものとしてもよい。
【0023】このようにすれば、同色で異なる記録素子
列から形成されたドット間であっても、往復のドットの
位置ずれ量を均等に分担するような調整を正確かつ簡単
に行うことができる。
【0024】以上のような調整パターンを用いて調整を
行った後、タイミング選択手段が選択するタイミング選
択方法として、種々の態様がありうる。
【0025】タイミング選択方法の第一の態様として、
前記タイミング選択手段が、画像や文書を記録する際の
ドット使用率を参照することによって前記適切な一つの
タイミングを選択するものとすることができる。
【0026】このようにすることで、任意の記録する画
像や文書ごとに適切なタイミングを一つ設定し記録する
ことが可能となる。
【0027】さらに、前記タイミング選択手段によって
選択されるタイミングが、前記複数色のうち画像や文書
を記録する際のドット使用率が最も高い色に対して設定
されたタイミングであることとしてもよい。
【0028】このようにすることによって、往復の位置
ずれが起こるドットの数を画像全体として少なくするよ
うなタイミングを設定することができ、このタイミング
によって記録することが可能となる。
【0029】あるいは、前記タイミング選択手段によっ
て選択されるタイミングが、前記複数色のうち画像や文
書を記録する際のドット使用率が最も高い色と次に高い
色による調整によって設定されたタイミングであること
としてもよい。
【0030】このようにすれば、二色の間で往復のドッ
トの位置ずれ量を均等に分担するようなタイミングを設
定することができ、このタイミングによって記録するこ
とが可能となる。
【0031】記録する画像や文書によっては、イエロー
や濃度の薄いシアンや濃度の薄いマゼンタなどの目立ち
にくい色のドット使用率が高い場合がある。
【0032】そこで、前記複数色が、シアンとマゼンタ
とブラックであることとしてもよい。
【0033】このようにすることで、目立ちやすいシア
ンやマゼンタやブラックのうち、記録する際のドット使
用率の高い一色または二色に対して設定されたタイミン
グを選択することができ、目立ちやすくかつ使用率の高
い色のドットのずれを少なくするような記録を行うこと
ができる。
【0034】タイミング選択方法の第二の態様として、
前記タイミング選択手段が、記録する画像データや文書
データの属性を判断し、記録する画像や文書が文字デー
タから構成されていると判断される属性を持つ場合に、
ブラックについて設定されたタイミングを選択するもの
としてもよい。
【0035】このようにすれば、テキスト文書を記録す
る場合は即座にブラックの吐出タイミングを用いるよう
に設定することができる。テキスト文書以外の画像を記
録する場合は、上記タイミング選択方法の第一の態様に
記載したドット使用率を参照する方法を用いることとし
てもよい。従って、テキスト文書を記録する場合のドッ
ト使用率を計算する作業を省略することができる。
【0036】本発明は、上述した記録装置で使用されて
いるインクジェット記録方法の態様も有している。ま
た、コンピュータを用いてこれらの装置や方法を実施す
るためのコンピュータプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な可読媒体としての態様も有している。
【0037】さらに、本発明は記録媒体にとどまらず、
該可読媒体に記録されたプログラム自体も含むものであ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例に基づき説明する。
【0039】(1)装置の構成 図3により本発明の記録装置の概略構成を説明する。図
示するように、この記録装置は、紙送りモータ23によ
って用紙Pを搬送する回路と、キャリッジモータ24に
よってキャリッジ31をプラテン26の軸方向に往復動
させる回路と、キャリッジ31に搭載された印字ヘッド
28を駆動してインクの吐出およびドット形成を行う回
路と、これらの紙送りモータ23,キャリッジモータ2
4,印字ヘッド28および操作パネル32との信号のや
り取りを司る制御回路40とから構成されている。
【0040】キャリッジ31をプラテン26の軸方向に
往復動させる回路は、プラテン26の軸と並行に架設さ
れキャリッジ31を摺動可能に保持する摺動軸34と、
キャリッジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を
張設するプーリ38と、キャリッジ31の原点位置を検
出する位置検出センサ39等から構成されている。
【0041】この記録装置のキャリッジ31には、ブラ
ックインク(K)用のカートリッジ71とシアン
(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の3色のイン
クを収納したカラーインク用カートリッジ72が搭載可
能である。キャリッジ31の下部の印字ヘッド28には
計4個のインク吐出用ヘッド61ないし64が形成され
ている。キャリッジ31の底部には、この各色用ヘッド
にインクタンクからのインクを導くインク通路が設けら
れている。
【0042】図4は、インク吐出用ヘッド61〜64に
おけるノズルNzの配列を示す説明図である。これらの
ノズルの配置は、各色ごとにインクを吐出する4組のノ
ズルアレイから成っており、48個のノズルNzが一定
のノズルピッチで配列されている。各ノズルにはピエゾ
素子が配置されている。ピエゾ素子は、周知の通り、電
圧の印加により結晶構造が歪み、極めて高速に電気−機
械エネルギの変換を行う素子である。本実施例では、ピ
エゾ素子の両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧
を印加することにより、ノズルNzの先端から高速にイ
ンク滴が吐出される。このインク滴がプラテン26に装
着された用紙Pに染み込むことにより記録が行われる。
【0043】図5は本記録装置のソフトウェア構成を示
すブロック図である。コンピュータ90では、所定のオ
ペレーティングシステムの下で、アプリケーションプロ
グラム95が動作している。オペレーティングシステム
にはプリンタドライバ96が組み込まれている。アプリ
ケーションプログラム95は、ワードプロセッサのよう
な文書を処理するものであってもよいし、フォトレタッ
チソフトのような画像処理を行うものであってもよい
し、図形やグラフを描くソフトウェアであってもよい。
【0044】プリンタドライバ96はフロッピー(登録
商標)ディスクやCD−ROM等で提供され、図示しな
いFDドライバやCD−ROMドライバから、図示しな
いコンピュータ内部のRAMにロードされて実行され
る。
【0045】プリンタドライバ96は、入力部100を
介して、アプリケーション95からの記録命令などを入
力する。プリンタドライバ96は、入力の種類に応じて
それぞれ以下の処理を実行する。まず、アプリケーショ
ンプログラム95からの記録命令に対しては、画像デー
タをアプリケーションプログラム95から受け取り、通
常記録モジュール101によりプリンタ22が処理可能
な信号に変換する。また、通常記録を行う前に、あらか
じめ調整モジュール102により調整を行っておく。
【0046】通常記録モジュール101は、画像データ
の色成分をプリンタ22のインクに応じた色成分に補正
する色補正処理、画像データの階調値をドットの分散性
によって表現するためのハーフトーン処理、これらの2
つの処理を施されたデータをプリンタに転送する順序に
並べ替えるラスタライズ処理などを行う。出力部104
は、これらの処理を施されたデータに、後述するタイミ
ング指定情報を付け加えて、プリンタ22に転送する。
【0047】調整モジュールは102は、ドット吐出タ
イミングの調整を行うためのモジュールである。プリン
タ22の使用者がドット吐出タイミングの調整を行う旨
をプリンタドライバ96に指定すると、調整モジュール1
02は、後述する複数の調整パターンを記録するための
調整パターンデータをプリンタ22に出力する。使用者
は、これらの調整パターンの記録結果に基づいて最適な
記録タイミングを指定する。調整モジュール102は、
入力部100を介してこの記録タイミングの指定を受け
取り、出力部104からプリンタ22に出力する。プリ
ンタ22の入力部110はこのデータを入力すると、P
ROM120内の駆動タイミングテーブル114の内容
を書き換えて、ドットの吐出タイミングを変更する。
【0048】プリンタ22は、プリンタドライバ96か
ら転送された画像データまたは調整パターンのデータを
入力部110が受け取り、一旦バッファ115に記憶す
る。そして、バッファ115に記憶されたデータに従っ
て、主走査部111および副走査部112がヘッドの主
走査および記録用紙の搬送を行い、ヘッド駆動部113
がヘッドを駆動して画像を記録する。プリンタ22は、
主走査の往動時および復動時の双方でドットを形成可能
である。ヘッドを駆動する複数のタイミングは、駆動タ
イミングテーブル114に記憶されている。プリンタド
ライバから転送されたデータに付されているタイミング
指定情報にしたがって、復動時の吐出タイミングが設定
される。なお、復動時の吐出タイミングの代わりに、往
動時の吐出タイミングを調整してもよく、また、復動時
と往動時の双方の吐出タイミングを調整してもよい。す
なわち、一般には、往動時と復動時の吐出タイミングの
少なくとも一方を調整すればよい。
【0049】以上のソフトウェア構成により、本実施例
の記録装置は、画像を記録することができ、またドット
の吐出タイミングを調整することができる。
【0050】(2)ドット吐出タイミング調整 本実施例の記録装置は、双方向記録を行う場合のドット
の吐出タイミングを調整することができる。この調整
は、プリンタドライバ96のドット吐出タイミング調整
処理が実行されることによって行われる。図6はドット
吐出タイミング調整処理のフローチャートである。この
処理は、コンピュータ90側のCPUの制御の下で実行
される処理である。
【0051】この処理が開始されると、まずステップS
11において調整パターンを記録する。図7に、ここで
形成される調整パターンの様子を示す。図7(A)は往
復ともブラックで構成するパターンを、図7(B)は往
復ともシアンで構成するパターンを、図7(C)は往復
ともマゼンタで構成するパターンを、図7(D)は往時
はシアン復時はマゼンタで構成するパターンをそれぞれ
示している。調整パターンはそれぞれ、復動時のドット
の吐出タイミングを、1〜6の番号で示された6段階に
変化させて記録される。この番号は、以下では「調整番
号」と呼ぶ。吐出タイミングの変化は、図示しないディ
レイ回路のディレイ時間の指定値を変化させることによ
って実現される。制御回路40は、調整パターンの記録
が指示されているときは、復動時におけるディレイ時間
として、PROM120に記憶された値ではなく、プリ
ンタドライバ96から指定された値を用いる。ディレイ
時間を段階的に変化させることで、往動時におけるドッ
トの記録位置に対して、復動時におけるドットの記録位
置を相対的に左右にずらして形成したのが図7のパター
ンである。
【0052】ステップS12において、プリンタ22の
使用者は、記録された調整パターンを検査し、その中で
往動時の罫線と復動時の罫線が最も一致しているものの
調整番号(Tk、Tc、Tm、Tcm)を、それぞれのパターン
について選択し、コンピュータ90にそれらに調整番号
を入力する。図7に示した例では、往動時と復動時のド
ットの記録位置が一致しているのは、ブラックの単一色
調整パターン(図7(A))については調整番号が4番
であるタイミングであり、シアンの単一色調整パターン
(図7(B))については調整番号が2であるタイミン
グ、マゼンタの単一色調整パターン(図7(C))につ
いては調整番号が5であるタイミング、往時シアン復時
マゼンタの二色調整パターン(図7(D))については
調整番号が4であるタイミングである。したがって、適
切な吐出タイミングを示す調整番号(Tk、Tc,T
m、Tcm)としてそれぞれ(4、2、5、4)を入力
する。入力されたデータは、タイミングテーブルとして
コンピュータ90のRAMに一旦記憶される。
【0053】次に、使用者が吐出タイミングを更新する
旨を指示すると、調整モジュール102は、ステップS
13において、RAMに一旦記憶されたタイミングテーブ
ルを、プリンタのPROM120に格納する。適切でな
いと判断したら、ステップS11に戻り、再び調整を繰
り返す。
【0054】上述の記録装置によれば、双方向記録時に
おけるドットの吐出タイミングを各色につき調整するこ
とができる。また、調整パターンに基づいて適切なタイ
ミングを指定するだけで、吐出タイミングの調整を行う
ことができるため、プリンタの製造時のみならず出荷後
に生じた事後的な要因によって吐出タイミングが不適切
になった場合でも、使用者が容易に調整をすることがで
きる。
【0055】上述した吐出タイミングの調整方法は、一
例に過ぎず、吐出タイミングの入力と該吐出タイミング
による調整パターンの記録とを繰り返し行うことによっ
て、逐次良好なタイミングに調整していくものとしても
よい。また、上記コンピュータ90、プリンタドライバ
96および入力部92に相当する機能をプリンタ22本
体に備え、プリンタ22単独で、ドット吐出タイミング
の調整が行えるものとしてもよい。
【0056】本実施例では、イエローのドットは視認性
が低いものとして調整を省略しているが、図7の調整パ
ターンの中に、往時復時ともにイエローの罫線を描くも
のを加えてもよい。この際、イエローの視認性を高める
ための方法として、すべてのイエローのドットをシアン
やマゼンタのドットと重ねるようにすることができる。
このような混色調整パターンを使用すれば、イエローと
シアンを重ねた場合はグリーン、イエローとマゼンタを
重ねた場合はレッドという視認性の高い色として認識さ
れるため、正確にタイミングを選択することができる。
【0057】さらに、濃度の薄いシアン、濃度の薄いマ
ゼンタを加えた6色のインクを備えているプリンタがあ
る。このようなプリンタにおいて薄い濃度のドットの位
置ずれが目立つ場合は、調整パターンの中に、薄いシア
ン、薄いマゼンタの単一色調整パターンや二色調整パタ
ーンを加えてもよい。この際も上記と同じように、異な
るドットを重ねた混色調整パターンによってドットの視
認性を高め、タイミング選択を正確に行うことができ
る。
【0058】上記の異なるドットを重ねる方法として、
たとえばシアンのベタ領域上にイエローの調整パターン
を記録するものとしてもよい。もちろん、イエローとと
もに用いる色は、マゼンタを採用しても構わない。
【0059】本実施例中の、往動時のシアンを形成し、
復動時にマゼンタを形成する調整パターン(図7
(D))は、往動時にマゼンタを、復動時にシアンを形
成するものとしても全く同じ効果を有する。また、往復
異色の二色調整パターンを用いた場合は往復のドットの
重なった部分が異なる色となる。本実施例では、シアン
とマゼンタが重なり合いブルーと認識される。その結
果、往復同色の単一色調整パターンを用いた場合より
も、ドットの一致具合が分かりやすくなり正確に調整で
きるという格別の効果も有する。また本実施例では、往
動時にシアンを復動時にマゼンタを形成する二色調整パ
ターンのみを示しているが、ブラックとシアン、ブラッ
クとマゼンタなど任意の二色による二色調整パターンを
加えてもよい。
【0060】本実施例中の、往動時にシアンを形成し復
動時にマゼンタを形成する二色調整パターンの変形例と
して、往動時と復動時を異なる吐出速度をもつドットに
よって形成した異速度調整パターンが挙げられる。プリ
ンタの中には、記録速度を上げるために同色の記録素子
列を複数備えたものがある。このようなプリンタにおい
ても、前記複数の記録素子列間には吐出速度差が存在
し、この速度差に起因した往復のドットのずれが画質を
劣化させる場合がある。このような場合には、異なる速
度のドット同士によって構成した異速度調整パターンを
用いて、画質の劣化を低減する調整を行うことができ
る。
【0061】(3)吐出タイミングの選択方法 吐出タイミングを選択するフローチャートを図8に示
す。本実施例にしたがって、調整によって得られたタイ
ミング調整番号(Tk、Tc、Tm、Tcm)のうちから、実際
に駆動する際の復動時の吐出タイミング調整値(T)を
選択する方法について以下に述べる。アプリケーション
から記録命令が実行されると、ステップS21において
記録する画像に対してハーフトーン処理が施される。こ
のとき、画像がテキスト文書である場合、即座にT=Tk
としてもよい(ステップ22)。なぜなら、通常テキス
ト文書は、ブラックのみで記録されるからである。記録
する画像がテキストであるかどうかの判別は、ファイル
名に拡張子を用いるようなオペレーティングシステムに
おいては、記録する画像の拡張子を用いてもよいし、フ
ァイルのタグ情報を利用することもできる。あるいは、
プリンタドライバの中の設定項目に、モノクロかカラー
を選択できるような項目を加え、使用者がいずれかを選
択するものとしてもよい。
【0062】記録される画像が複数色のインクで記録さ
れる画像である場合は、以下のようにタイミングを選択
する。ハーフトーン処理が終わった後では、各色のドッ
トの使用率をそれぞれ算出することができる(ステップ
S23)。画像を記録するときの使用率の多いドットの
ずれを少なくするのが、全体として画質が良好である。
したがって、ブラックが多い場合はT=Tk(ステップS2
4)、シアンが多い場合はT=Tc(ステップS25)、マ
ゼンタが多い場合はT=Tm(ステップS27)とする。
【0063】必ずしも一色の使用率が際立って多いとは
限らない。このような場合には、使用率の多い二色でド
ットのずれを負担するのがよい。往動時にシアン復動時
にマゼンタを形成する調整パターンによってタイミング
を調整した場合のドットのずれの様子を図9に示す。こ
のようにして実際の吐出タイミングTを、T=Tcmとする
(ステップS26)。
【0064】本実施例では、シアンとマゼンタの使用率
が他の色よりも高く、かつ両者の差が30%以内である場
合にT=Tcmとしている。同じ画像を記録する場合であっ
ても、プリンタによって、また記録モードによってドッ
ト使用率が異なることがあるため、上記の程度は様々な
設定値がありうる。
【0065】あるいは、常に使用率の上位二色による調
整タイミングを選択するものとしてもよい。さらに、例
えばシアン、マゼンタ、ブラックなどの目立ちやすい色
のうちから使用率の上位二色を用いるものとしてもよ
い。このとき複数の調整パターンに、往復異色のパター
ンとして、シアンとマゼンタ、シアンとブラック、マゼ
ンタとブラックを用いる調整パターンを含ませておけば
よい。
【0066】以上のようにして選択した実際の吐出タイ
ミング(T)を指定する情報を、通常記録モジュール1
02によって処理されたデータに付して、プリンタ22
に転送する。
【0067】(4)プリンタの記録動作 上述のプリンタ22が画像を記録する場合の制御処理に
ついて説明する。この処理は、プリンタドライバ96か
らの指令に従って、プリンタ22の制御回路40に備え
られたCPUが実行する処理である。なお、ここでは主
走査の往復双方向の運動時にドットを形成する記録モー
ドに対応する処理を示した。プリンタ22は、記録モー
ドの指定に応じて一方向の運動時においてのみドットを
形成することも可能である。
【0068】この処理が開始されると、制御回路40に
備えられたCPUは画像データを入力する。画像データ
は、プリンタドライバ96で処理されたデータであり、
各画素ごとに各色のドットのオン・オフを指定するデー
タである。ここで、データに付されたタイミング指定情
報をもとに復動時吐出タイミングを設定する。
【0069】この画像データに基づいて制御回路40に
備えられたCPUは、往動用データの設定を行う。つま
り、主走査の往動時に形成すべきドットのオン・オフを
指定するデータを駆動用バッファ47に転送する。こう
して往動用のデータが設定されると、制御回路40に備
えられたCPUは主走査としてキャリッジ31を往運動
しながらドットを吐出する。プリンタ22は各色ごとに
48個のノズルを備えているから、この処理により48
本のラスタが形成される。
【0070】次に、制御回路40に備えられたCPUは
副走査を行う。つまり、記録モードに応じて予め設定さ
れた所定の送り量で記録用紙の搬送を行う。そして、駆
動用バッファ47に復動用のデータを設定する。処理時
間の短縮のため、復動用のデータの設定は、副走査と一
部並行して行われる。復動用のデータが設定されると、
キャリッジ31を復運動しながら設定されたタイミング
によってドットを吐出し、副走査を行う。以上の処理を
記録が終了するまで、つまり入力された画像データが終
わるまで繰り返し実行する。
【0071】以上説明したように、本実施例によれば、
記録物の種類や記録時のドット使用率に応じて複数のタ
イミング調整値の中から適切な値を選択し、選択された
調整値で吐出タイミングを調整しつつ双方向記録を実行
するので、種々の記録物に関してそれぞれドットずれに
よる画質の劣化を低減することができる。
【0072】以上、本発明の種々の実施例について説明
してきたが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態での実施
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録素子列によって吐出速度が異なっている様
子を説明する図である。
【図2】色ごとの吐出速度差が往復のドットのずれを生
じさせる様子を説明する図である。
【図3】本発明のプリンタの全体の構成をあらわす図で
ある。
【図4】本実施例に用いるプリンタのノズル配列をあら
わす図である。
【図5】本発明の機能ブロック図である。
【図6】調整時の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本実施例の調整パターンをあらわしている。
【図8】本実施例において、画像を記録する際のフロー
チャートをあらわしている。
【図9】往動時にシアン、復動時にマゼンタを形成する
調整パターンによって調整したときのドットのずれの様
子をあらわしている。
【符号の説明】
22…カラープリンタ 23…紙送りモータ 24…キャリッジモータ 26…プラテン 28…印字ヘッド 31…キャリッジ 32…操作パネル 34…摺動軸 36…駆動ベルト 38…プーリ 39…位置検出センサ 40…制御回路 61、62、63、64…インク吐出用ヘッド 71…ブラックインク用のカートリッジ 72…カラーインク用カートリッジ 90…コンピュータ 95…アプリケーションプログラム 96…プリンタドライバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドを往復動させながら複数の記録素
    子列から複数色のドットを往動時復動時ともに記録する
    ことが可能な記録装置であって、往動時と復動時の吐出
    タイミングの少なくとも一方を異なる複数の条件で設定
    するために使用される調整パターンを記録する調整パタ
    ーン記録手段と、前記調整パターンに応じてそれぞれ設
    定された複数のタイミング調整値を格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納された複数のタイミング調整値のうち
    から、一つのタイミング調整値を選択するタイミング選
    択手段とを備え、前記タイミング選択手段によって選択
    されたタイミング調整値にしたがって前記往動時と復動
    時の吐出タイミングの少なくとも一方を調整しつつ、記
    録を実行することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記調整パターンは、往動時に形成され
    るドットと復動時に形成されるドットとが前記複数色の
    ドットのうちの同一の色のドットによって形成された単
    一色調整パターンを、複数の異なる色について備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記調整パターンは、往動時に形成され
    るドットと復動時に形成されるドットとが前記複数色の
    うちの異なる二色のドットによってそれぞれ形成された
    二色調整パターンを含むことを特徴とする請求項1記載
    の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記調整パターンは、往動時に形成され
    るドットと復動時に形成されるドットとが異なる二つの
    記録素子列から吐出されたドットで形成された調整パタ
    ーンを含むことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミング選択手段は、画像や文書
    を記録する際の前記複数色のドットの使用率を参照する
    ことによって前記適切な一つのタイミング調整値を選択
    することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング選択手段は、前記複数色
    のドットのうち画像や文書を記録する際のドット使用率
    が最も高い色のドットで形成された単一色調整パターン
    に応じて設定されたタイミング調整値を選択することを
    特徴とする請求項2記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記タイミング選択手段は、前記複数色
    のドットのうち画像や文書を記録する際のドット使用率
    が最も高い色のドットと次に高い色のドットとで形成さ
    れた二色調整パターンに応じて設定されたタイミング調
    整値を選択することを特徴とする請求項3記載の記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記複数色が、シアンとマゼンタとブラ
    ックを含むことを特徴とした請求項5ないし請求項7の
    いずれかに記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記タイミング選択手段は、記録する画
    像データや文書データの属性を判断し、記録する画像や
    文書が文字データから構成されていると判断される属性
    を持つ場合に、ブラックに対して設定されたタイミング
    調整値を選択することを特徴とする請求項1記載の記録
    装置。
  10. 【請求項10】 ヘッドを往復動させながら複数の記録
    素子列から複数色のドットを往動時復動時ともに記録す
    ることが可能な記録方法であって、往動時と復動時の吐
    出タイミングの少なくとも一方を異なる複数の条件で設
    定するために使用される調整パターンを記録するステッ
    プと、前記調整パターンに応じてそれぞれ設定された複
    数のタイミング調整値を記憶部に格納するステップと、
    前記記憶部に格納された複数のタイミング調整値のうち
    から、一つのタイミング調整値を選択するステップとを
    備え、前記タイミング選択ステップによって選択された
    タイミング調整値にしたがって前記往動時と復動時の吐
    出タイミングの少なくとも一方を調整しつつ、記録を実
    行することを特徴とする記録方法。
  11. 【請求項11】 ヘッドを往復動させながら複数の記録
    素子列から複数色のドットを往動時復動時ともに記録可
    能な記録装置の制御をコンピュータに実行させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ可読媒体であって、往動時
    と復動時の吐出タイミングの少なくとも一方を異なる複
    数の条件で設定するために使用される調整パターンを記
    録させる機能と、前記調整パターンに応じてそれぞれ設
    定された複数のタイミング調整値を記憶部に設定させる
    機能と、前記記憶部に格納された複数のタイミング調整
    値のうちから、一つのタイミング調整値を選択する機能
    と、前記タイミング選択ステップによって選択されたタ
    イミング調整値にしたがって前記往動時と復動時の吐出
    タイミングの少なくとも一方を調整しつつ、記録を行わ
    せる機能と、をコンピュータに実行させるコンピュータ
    可読媒体。
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