JP3610998B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3色の1次色の内、2色の重ね合わせにより、2次色を表現するようにしたカラー画像形成装置に関する。
【0002】
カラー画像形成装置は、通常、3色の1次色の記録のできる記録ヘッドを持つ。そして、それらを重ね合わせて、2次色を表現して、色調を多様にしている。
【0003】
例えば、カラー画像形成装置として、インクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタは、ヘッドからインクを噴出して、記録を行う装置である。このインクジェットプリンタにおいて、圧電素子の電歪動作を利用したや、加熱による気泡の発生を利用するものが提供されている。
【0004】
このようなカラー画像形成装置では、2次色の色調数を増加しても、画像形成速度が低下しないものが要求される。
【0005】
【従来の技術】
図4(A)及び図4(B)は、カラー印刷ヘッドの説明図である。
【0006】
図4(A)に示すように、カラー印刷ヘッド1は、シアン(C)色のインクジェットドット素子群10と、マゼンダ(M)色のインクジェットドット素子群11と、イエロー(Y)色のインクジェットドット素子群12とを有する。即ち、シアン、マゼンダ、イエロー色の3色を記録できる記録ヘッドを有する。
【0007】
このシアン、マゼンダ、イエロー色の3色が、1次色である。これら1次色を重ね合わせることにより、5色の2次色(白、黒色を含む)の表現が可能である。従って、3色の1次色のドット素子群を有する記録ヘッドでは、8色の表現が可能となる。
【0008】
各インクジェットドット素子群10〜12は、各色のインクを噴出して、記録媒体にその色のドットを形成する。そして、図示しない主走査機構により、図4(A)の矢印方向に、ヘッド1が主走査され、記録媒体上に1行分の印刷が行われる。尚、記録媒体は、副走査機構により、主走査方向と直角の方向に、副走査され、改行動作が行われる。
【0009】
図4(B)のカラー印刷ヘッド2は、シアン(C)色のインクジェットドット素子群20と、マゼンダ(M)色のインクジェットドット素子群21と、イエロー(Y)色のインクジェットドット素子群22とを、主走査方向と直角の副走査方向に配列したものである。
【0010】
このカラー印刷ヘッド2においては、図示しない主走査機構により、図4(B)の矢印方向に、ヘッド2が主走査される。1回の主走査の終了後、図示しない副走査機構により、記録媒体が1/3行改行され、再び主走査が行われる。従って、3回の改行動作により、1行分の印刷が行われる。
【0011】
ここで、例えば、特開平6−143616号公報に示されるように、2次色の色調数を増加することが提案されている。この提案の内容は、複数色を重ね合わせる順番を変えることにより、色合いの異なるドットを形成するものである。
【0012】
例えば、シアン色とマゼンダ色とを重ね合わせると、ブルー色のドットが得られる。しかし、シアン色のドットを形成した後、マゼンダ色のドットを重ね合わせた場合のブルー色と、マゼンダ色のドットを形成した後、シアン色のドットを重ね合わせた場合のブルー色とは、色が異なる。これを利用して、2次色の色調を3色分増加する。
【0013】
これを実現するためには、従来、図5及び図6に示すヘッドの移動方法が必要である。先ず、図5に示すように、ヘッド1の主走査方向に、右からイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の色の順でドット素子群10〜12が、並べられたヘッド1を例に説明する。
【0014】
このヘッド1は、右方向への主走査においては、次の色の重ね合わせが可能である。
【0015】
▲1▼マゼンダ(M)のドットを先に形成し、シアン(C)のドットを重ね合わせる場合(M→C)、
▲2▼イエロー(Y)のドットを先に形成し、シアン(C)のドットを重ね合わせる場合(Y→C)、
▲3▼イエロー(Y)のドットを先に形成し、マゼンダ(M)のドットを重ね合わせる場合(Y→M)。
【0016】
次に、左方向の主走査においては、次の色の重ね合わせが可能である。
【0017】
▲4▼マゼンダ(M)のドットを先に形成し、イエロー(Y)のドットを重ね合わせる場合(M→Y)、
▲5▼シアン(C)のドットを先に形成し、イエロー(Y)のドットを重ね合わせる場合(C→Y)、
▲6▼シアン(C)のドットを先に形成し、マゼンダ(M)のドットを重ね合わせる場合(C→M)。
【0018】
即ち、2回の主走査により、2次色が各々2種類の色調をもつようにできる。
【0019】
次に、図6に示すように、ヘッド2の副走査方向に、上からシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の色の順でドット素子群20〜22が、並べられたヘッド2を例に説明する。
【0020】
▲1▼印字行に対し、ヘッド2を主走査して、1回目のイエロー(Y)色のドットを形成する、
▲2▼1/3改行して、印字行に、マゼンダ色のドット素子群を位置付ける。そして、主走査して、マゼンダ色のドットを形成する。これにより、イエロー(Y)のドットを先に形成し、マゼンダ(M)のドットを重ね合わせる(Y→M)ことができる。
【0021】
▲3▼1/3改行して、印字行に、シアン色のドット素子群を位置付ける。そして、主走査して、シアン色のドットを形成する。これにより、イエロー(Y)のドットを先に形成し、シアン(C)のドットを重ね合わせる(Y→C)ことと、マゼンダ(M)のドットを先に形成し、シアン(C)のドットを重ね合わせる(M→C)こととが可能となる。
【0022】
▲4▼次に、1回目の位置に戻り、印字行に、イエロー色のドット素子群を位置付ける。即ち、用紙を2/3行逆戻りさせる。そして、主走査して、イエロー色のドットを形成する。これにより、シアン(C)のドットを先に形成し、イエロー(Y)のドットを重ね合わせる(C→Y)ことと、マゼンダ(M)のドットを先に形成し、イエロー(Y)のドットを重ね合わせる(M→Y)こととが可能となる。
【0023】
▲5▼1/3改行して、印字行に、マゼンダ色のドット素子群を位置付ける。そして、主走査して、マゼンダ色のドットを形成する。これにより、シアン(C)のドットを先に形成し、マゼンダ(M)のドットを重ね合わせる(C→M)ことができる。
【0024】
このようにして、ヘッド2を用紙に対して、相対的に逆戻りさせることにより、5回の改行動作及び主走査により、2次色が各々2種類の色調をもつようにできる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、次の問題点があった。
【0026】
▲1▼図5に示すカラー印刷ヘッドでは、2次色に各々2種類の色調をもたせるためには、主走査回数が2回となり、印刷時間が長くなる。
【0027】
▲2▼図6に示すカラー印刷ヘッドでは、2次色に各々2種類の色調をもたせるためには、ヘッドを記録媒体に対し、相対的に逆戻りさせる必要があり、印刷時間が長くなる。
【0028】
本発明の目的は、2次色の色調数を増加しても、印刷速度が低下することを防止するためのカラー画像形成装置を提供するにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は、各々異なる3色の1次色の2色の重ね合わせにより、2次色を表現するようにしたカラー画像形成装置において、各々異なる色のドット形成を行うためのドット素子群A,B,Cを有するカラー印刷ヘッドと、前記カラー印刷ヘッドを主走査方向に走査するための走査機構と、画像形成されるべき記録媒体を副走査方向に移動するための移動機構とを有し、前記カラー印刷ヘッドは、前記ドット素子群が、前記主走査方向又は前記副走査方向に対し、ドット素子群ABCBAの順で配置され、1主走査の送り又は1副走査の送りに対し、階調信号に応じて、前記1次色の2色の重ね合わせ順が、異なるように、前記ドット素子群ABCBAの各ドット素子を選択する信号を決定し、前記前記1主走査又は1副走査の前記ドット素子群ABCBAの駆動を行う制御機構を設け、前記1主走査又は1副走査に対する前記1次色の2色の重ね合わせによる、前記2次色の色調を増加することを特徴とする。
【0030】
本発明では、カラー印刷ヘッドを、主走査方向に対し、ドット素子群ABCBAの順で配置し、ドット素子群Cを中心に対称形を形成したため、1回の主走査により、2次色の色調を増加することができる。従って、印刷速度を低下することなく、2次色の色調の増加が可能となる。
【0031】
又、本発明では、カラー印刷ヘッドを、副走査方向に対し、ドット素子群ABCBAの順で配置し、ドット素子群Cを中心に対称形を形成したため、記録媒体を逆戻りさせることなく、2次色の色調を増加することができる。従って、印刷速度を低下することなく、2次色の色調の増加が可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施例説明図である。
【0033】
図1に示すように、カラー印刷ヘッド3は、第1のイエロー(Ya)色のインクジェットドット素子群34と、第1のマゼンダ(Ma)色のインクジェットドット素子群33と、シアン(C)色のインクジェットドット素子群32と、第2のマゼンダ(Mb)色のインクジェットドット素子群31と、第2のイエロー(Yb)色のインクジェットドット素子群30が、主走査方向に、順番に並べられている。
【0034】
各インクジェットヘッド素子群30〜34は、例えば、図4(A)に示したように、8行2列のインクジェットヘッド素子で構成されており、各ヘッド素子は、圧電駆動によりインクを噴出する。
【0035】
カラー印刷ヘッド3は、図の矢印方向に主走査される。尚、主走査方向と直角方向に、用紙が副走査され、改行される。
【0036】
次に、この動作について、説明する。図1の矢印方向に、ヘッド3を主走査する。その間に、次の2次色の形成が可能となる。
【0037】
▲1▼第1のイエロー色のドット素子群34により、イエロー(Y)のドットを先に形成し、第1のマゼンダ(M)色のドット素子群33により、マゼンダのドットを重ね合わせる場合(Y→M)、
▲2▼第1のイエロー色のドット素子群34により、イエロー(Y)のドットを先に形成し、シアン(C)色のドット素子群32により、シアン(C)のドットを重ね合わせる場合(Y→C)、
▲3▼第1のマゼンダ色のドット素子群33により、マゼンダ(M)のドットを先に形成し、シアン色のドット素子群32により、シアン(C)のドットを重ね合わせる場合(M→C)。
【0038】
▲4▼シアン色のドット素子群32により、シアン(C)のドットを先に形成し、第2のマゼンダ色のドット素子群31により、マゼンダ(M)のドットを重ね合わせる場合(C→M)、
▲5▼シアン色のドット素子群32により、シアン(C)のドットを先に形成し、第2のイエロー色のドット素子群30により、イエロー(Y)のドットを重ね合わせる場合(C→Y)、
▲6▼第2のマゼンダ色のドット素子群31により、マゼンダ(M)のドットを先に形成し、第2のイエロー色のドット素子群30により、イエロー(Y)のドットを重ね合わせる場合(M→Y)。
【0039】
このようにして、1回の走査により、各2種類の2次色の表現が可能となる。
【0040】
又、インクジェットプリンタのように、液状の記録塗料を紙に付着後、乾燥して、記録を行う装置では、1色目のドットが形成されてから、2色目のドットが形成までの時間差が生じることにより、所望の色調と異なる場合がある。
【0041】
この実施例では、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の順で、並んでいるので、図1に示すように、1色目と2色目との記録時間差は、同一の2色の組み合わせで、同一となる。
【0042】
例えば、前述のシアンとイエローの混色の場合に、イエロー色の後に、シアン色を重ねる場合(Y→C)と、シアン色の後に、イエロー色を重ねる場合(C→Y)とで、時間差は、同一である。同様に、イエロー色とマゼンダ色とを重ね合わせる場合にも、重ね合わせ順を変えても、時間差は、同一である。又、マゼンダ色とシアン色をとを重ね合わせる場合にも、重ね合わせ順を変えても、時間差は、同一である。
【0043】
このため、2色の重ね合わせ順を変えても、1色目と2色目との時間差が同一のため、所望の色調を維持できる。
【0044】
更に、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の順で、並んでいるので、往復印字しても、単に記録順を変えれば良く、簡易に制御できる。
【0045】
図2は、本発明の第2の実施例説明図である。
【0046】
図2に示すように、カラー印刷ヘッド4は、第1のイエロー(Ya)色のインクジェットドット素子群44と、第1のマゼンダ(Ma)色のインクジェットドット素子群43と、シアン(C)色のインクジェットドット素子群42と、第2のマゼンダ(Mb)色のインクジェットドット素子群41と、第2のイエロー(Yb)色のインクジェットドット素子群40が、用紙の改行方向である副走査方向に、下から順番に並べられている。
【0047】
各インクジェットヘッド素子群40〜44は、例えば、図4(B)に示したように、8行2列のインクジェットヘッド素子で構成されており、各ヘッド素子は、圧電駆動によりインクを噴出する。カラー印刷ヘッド3は、図の矢印方向に主走査される。
【0048】
次に、この動作について、説明する。
【0049】
▲1▼第1のイエロー(Ya)色のドット素子群44を印字行に合わせて、ヘッド4を主走査して、イエロー色(Ya)のドットを印字行に形成する。
【0050】
▲2▼次に、第1のマゼンダ(Ma)色のドット素子群43に印字行を合わせるように、1/3行改行した後、ヘッド4を主走査して、第1のマゼンダ(M)色のドット素子群33により、マゼンダのドットを形成する。これにより、イエロー色とマゼンダ色との重ね合わせ(Y→M)が可能となる。
【0051】
▲3▼次に、シアン(C)色のドット素子群42に印字行を合わせるように、1/3行改行した後、ヘッド4を主走査して、シアン(C)のドットを形成する。これにより、イエロー(Y)とシアン(C)との重ね合わせ(Y→C)と、マゼンダ(M)とシアン(C)との重ね合わせ(M→C)が可能となる。
【0052】
▲4▼次に、第2のマゼンダ(Mb)色のドット素子群41に印字行を合わせるように、1/3行改行した後、ヘッド4を主走査して、マゼンダ(M)のドットを形成する。これにより、シアン(C)色とマゼンダ(M)色との重ね合わせ(C→M)が可能となる。
【0053】
▲5▼次に、第2のイエロー(Yb)色のドット素子群40に印字行を合わせるように、1/3行改行した後、ヘッド4を主走査して、イエロー(Y)のドットを形成する。これにより、シアン(C)色とイエロー(Y)色との重ね合わせ(C→Y)と、マゼンダ(M)色とイエロー(Y)色との重ね合わせ(M→Y)が可能となる。
【0054】
このようにして、用紙を逆に戻すことなく、一方向に改行送り(副走査送り)して、各2種類の2次色の表現が可能となる。
【0055】
又、第1の実施例と同様に、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の順で、並んでいるので、図1と同様に、1色目と2色目との記録時間差は、同一の2色の組み合わせで、同一となる。
【0056】
このため、2色の重ね合わせ順を変えても、1色目と2色目との時間差が同一のため、所望の色調を維持できる。
【0057】
尚、ヘッド4の主走査中は、印字行に位置付けられたドット素子群のみが印字しているのではなく、他のヘッド素子群も印字を行っている。
【0058】
図3は、第1及び第2の実施例のためのブロック図である。
【0059】
記録ヘッド107は、図1又は図2に示すカラー印刷ヘッド3又は4である。ヘッド駆動回路106は、記録ヘッド107を駆動するためのものである。制御部105は、CPU100の指示に従い、ヘッド駆動回路106を制御する。
【0060】
CPU(プロセッサ)100は、外部のコンピュータ等から受信した階調(印刷)信号に従い、駆動すべき色のドット素子群を選択する信号を、制御部105に発する。ROM(リードオンリーメモリ)101は、CPU100に接続され、CPU100の制御プログラムや、階調信号に対する駆動色の対照テーブルを備える。RAM102は、CPU100に接続され、CPU100のためのデータを記憶する。
【0061】
記録用紙搬送機構111は、モーターにより、1行印字毎又は1/3行印字毎に、用紙を1行又は1/3行改行方向(副走査方向)に送る。キャリッジ機構112は、モーターにより、記録ヘッド107を主走査方向に送るものである。モータドライバ110は、CPU100の制御の元に、記録用紙搬送機構111のモータと、キャリッジ機構112のモータとを駆動する。
【0062】
コントロールパネル103は、CPU100に接続され、プリンタの動作に必要な操作を入力し、且つプリンタの動作状態を表示するものである。
【0063】
この実施例では、CPU100が、外部から受信した階調信号を3色の駆動色に変換する。この時、前述のヘッドの構成を考慮して、駆動順も決定する。制御部105は、これにより、ヘッド駆動回路106を制御して、記録ヘッド107を駆動する。
【0064】
このようにして、受信されたデータが、ヘッドに対応した形に変換され、カラー印刷が可能となる。
【0065】
上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能である。
【0066】
▲1▼カラー画像形成装置を、圧電素子によるインクジェットヘッドで説明したが、加熱によるインクジェットヘッドや、熱転写記録方式のヘッド等に適用することもできる。
【0067】
▲2▼ドット素子群を、図4のもので説明したが、1行分のもの等他の構成のものであっても良い。
【0068】
▲3▼1次色を、シアン、マゼンダ、イエローのもので説明したが、他の色の組み合わせであっても良い。
【0069】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏する。
【0071】
(1)カラー印刷ヘッドを、主走査方向又は副走査方向に対し、ドット素子群ABCBAの順で配置し、ドット素子群Cを中心に対称形を形成し、且つ1主走査の送り又は1副走査の送りに対し、階調信号に応じて、前記1次色の2色の重ね合わせ順が、異なるように、前記ドット素子群ABCBAの各ドット素子を選択する信号を決定し、前記前記1主走査又は1副走査の前記ドット素子群ABCBAの駆動を行う制御機構を設けたため、1回の主走査により、又はヘッドの逆送りをしないで、2次色の色調の増加が可能となる。
【0072】
▲2▼カラー印刷ヘッドを、主走査方向又は副走査方向に対し、ドット素子群ABCBAの順で配置し、ドット素子群Cを中心に対称形を形成したため、第1色目と第2色目との各2次色での記録時間差が同一となり、色調の適切な2次色が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例説明図である。
【図3】本発明の実施例のためのブロック図である。
【図4】カラー印刷ヘッドの説明図である。
【図5】従来技術の説明図(その1)である。
【図6】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
1、2、3、4 カラー印刷ヘッド
10〜12、20〜22、30〜34、40〜44 ドット素子群
107 記録ヘッド
111 記録用紙搬送機構(移動機構)
112 キャリッジ機構(走査機構)

Claims (3)

  1. 各々異なる3色の1次色の2色の重ね合わせにより、2次色を表現するようにしたカラー画像形成装置において、
    各々異なる色のドット形成を行うためのドット素子群A,B,Cを有するカラー印刷ヘッドと、
    前記カラー印刷ヘッドを主走査方向に走査するための走査機構と、
    画像形成されるべき記録媒体を副走査方向に移動するための移動機構とを有し、
    前記カラー印刷ヘッドは、前記ドット素子群が、前記主走査方向又は前記副走査方向に対し、ドット素子群ABCBAの順で配置され
    1主走査の送り又は1副走査の送りに対し、階調信号に応じて、前記1次色の2色の重ね合わせ順が、異なるように、前記ドット素子群ABCBAの各ドット素子を選択する信号を決定し、前記前記1主走査又は1副走査の前記ドット素子群ABCBAの駆動を行う制御機構を設け、
    前記1主走査又は1副走査に対する前記1次色の2色の重ね合わせによる、前記2次色の色調を増加することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 請求項1のカラー画像形成装置において、
    前記制御機構は、1主走査又は1副走査に対し、階調信号に応じて、前記1次色の2色の重ね合わせ順が、異なるように、前記ドット素子群ABCBAの各ドット素子を選択する信号を決定するためのテーブルを有することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 請求項1又は2のカラー画像形成装置において、
    前記制御機構は、前記2次色の形成のため、前記ドット素子群ABCBAを、ドット素子A,Bの順で、前記記録媒体に2次色を形成する第1のモードと、ドット素子B,Aの順で、前記記録媒体に2次色を形成する第2のモードと、ドット素子A,Cの順で、前記記録媒体に2次色を形成する第3のモードと、ドット素子C,Aの順で、前記記録媒体に2次色を形成する第4のモードと、ドット素子B,Cの順で、前記記録媒体に2次色を形成する第5のモードと、ドット素子C,Bの順で、前記記録媒体に2次色を形成する第1のモードとを有することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
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