JP2022083966A - 計時器のリュウズ押しボタン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ばねケージを備えるリュウズ押しボタンを改善する。【解決手段】 本発明は、ケージ(11)内に配置されるばね(10)が設けられるリュウズ押しボタン(3)に関する。このケージ(11)は、リュウズ押しボタン(3)の頭部(4)とともに回転運動するように一体化されている。ばね(10)は、ケージ(11)とともに回転するようにケージ(11)内に配置される。ばねケージのベース(13c)には、セル(18)が形成されており、このセル(18)は、リュウズ押しボタン(3)の管状体(6)の座部(6a)上に配置されるワッシャー(14)に形成される突起(17)と連係する。そして、リュウズ押しボタンが回転して、突起(17)がセル(18)内を通るにしたがって、クリック感が発生し、このことによって、所望の機能がアクティベートされたことをユーザーが感実にすることが可能になる。【選択図】 図3

Description

本発明は、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)の製造の分野に関し、特に、リュウズ押しボタン内のばねの構成と、リュウズ押しボタンの回転にクリック感を与えることを可能にする手段に関する。
計時器に備えられるリュウズ押しボタンには、通常、リュウズのロッドのまわりに戻しばねが配置される。このばねの一端は、リュウズの頭部の内側に支持され、このばねの他端は、リュウズの管状体の支持面に、又はこの支持面上に配置されるワッシャーに、支持される。使用時には、このばねとリュウズ押しボタンの回転部品の間の相対的な運動によって、引っかき現象が発生して、ばねが早期に摩耗してしまう。
欧州特許出願EP19212451によって、頭部の運動と一体的に回転するケージ内にばねを備えるリュウズ押しボタンが知られている。このばねは、ケージ内に配置されてケージとともに回転する。このようにケージ内にばねを配置することで、ばねとリュウズの凹んだ底の間の擦れの影響をなくして、ばねの寿命を伸ばすことができる。リュウズ押しボタンを操作したときにケージがばねとともに回転するので、ばねは特定の部品に対する相対的な運動の影響を受けない。また、ケージにはそのケージが支持される部品の面と同様な形状の面があるために、その支持領域には法線方向の摩擦が発生し、このことによって、リュウズの連続駆動が確実になる。
前記アプリケーションに対応したばねケージ付きのリュウズ押しボタンは、電子式携行型時計などに備えられている。この場合、リュウズ押しボタンは、1つ又は複数のセンサーと連係するように意図された多極磁石と運動学的にリンクしている。したがって、リュウズ押しボタンを回転させるときに機械的な抵抗を受けないようにすることができ、このことによって、リュウズ押しボタンの頭部を真空中で回転させているような印象を与えることができる。
本発明は、従来技術によるばねケージを備えるリュウズ押しボタンを改善することを目的とする。
このために、ばねケージのベースには、セルが設けられ、このセルは、リュウズ押しボタンの管状体の座部上に配置されるワッシャーに形成される突起と連係する。そして、リュウズ押しボタンが回転すると、突起がセルの間を通る際にクリック感が発生して、このことによって、リュウズ押しボタンの頭部が実際に回転していることをユーザーが確認することが可能になる。
突起とそれらに対応するセルの形状は、ばねの力に起因してリュウズがブロックされるリスクがなくクリック感が得られるように判断された。また、これらの突起の数と対応するセルの数は、所望のトルクに調整するように判断された。これらのパラメーターは、リュウズ押しボタンの理論的な回転速度と関連づけられており、システムが共振しないように、また、ばねの寿命を疲労で短くしないようにするようにテストを行った。このようなワッシャーを用いる設計によって、リュウズ押しボタンシステム全体ではなくワッシャーという1つの部品のみを変更することで、いくつかの技術的パラメーターに基づいてワッシャーの設計を調整することができる。
図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによって、本発明の特徴や利点が明らかになる。
本発明に係るリュウズ押しボタンを備える計時器を上から見た図である。 本発明に係るリュウズ押しボタンの縦方向の断面図である。 本発明に係る、ワッシャー上に取り付けられるばねケージについての立体図である。 本発明に係るばねケージの下側部分の立体図である。 本発明に係るばねケージのベースを上から見た図である。 図6Aは、本発明に係るばねケージの下側部分の側面図である。図6Bは、本発明に係るばねケージの下側部分の断面図である。 本発明に係るワッシャーの立体図である。 本発明に係るワッシャーの断面図である。 本発明に係るワッシャーを上から見た図である。 計時器において、最終的に取り付けられた位置にある本発明に係るリュウズ押しボタンについての縦方向の半断面図である。 押された位置にあるリュウズ押しボタンについての同様な縦方向の半断面図である。
本発明は、計時器に備えられるように意図されたリュウズ押しボタンに関する。本発明によると、リュウズ押しボタンを正しく操作したことをユーザーが感じることができるように、リュウズ押しボタンを回転させたときに「クリック感」がある。本発明に係るリュウズ押しボタンは、特に、機械的な抵抗なしにアクチュエートが行われるアプリケーション、例えば、磁気式のリュウズ押しボタンを備える電子式携行型時計や機械式携行型時計、に適合する。
図1及び2を参照すると、計時器は、伝統的な形態においては、ミドル部2を備えるケース1と、凹んだ頭部4を備えるリュウズ押しボタン3を備え、この頭部4は、ミドル部2に固定された管状体6内を動くロッド7と一体化されている。管状体6は、凹んだ頭部4に接続されたロッド7によって貫かれる。凹んだ頭部4は、ロッド7の軸7aに沿った並進運動が、また、軸7aのまわりの回転運動が、可能なように取り付けられる。図2に示した電子式携行型時計の代替形態において、ロッド7は、そのベースにおいて、保持用要素8と一体化されている。ロッド7の遠位端には、多極磁石のような磁石9が固定されており、これは1つ又は複数のセンサー(図示せず)と連係するように意図されている。機械式携行型時計の場合、ロッドは、クロノグラフ機能のような機能をアクチュエートすることができる。
リュウズ押しボタン3は、さらに、ロッド7のまわりに配置されるばね10を備える。本発明によって、戻しばね10は、ケージ11内にて圧縮されて取り付けられ、この様子は図3に詳しく示している。ケージ11は、管状体6とロッド7の間に配置される。ケージ11は、軸方向の一端にて、凹んだ頭部4の内側面に支持され、軸方向の他端にて、管状体6の座部6aに、好ましくは、摺動を容易にするワッシャー14に、支持される。このワッシャー14は、この同じ座部6a上に配置される。ケージ11は、上側部分12と下側部分13の2つの異なる部分によって構成しており、上側部分12は凹んだ頭部4と一体化されている。このために、上側部分12は、凹んだ頭部4の内側面からロッド7のまわりに部分的に延在しているコア5に固定される。上側部分12と下側部分13の2つの部分は互いに、連係する。すなわち、嵌まり合う。ケージの上側部分12は、凹んだ頭部4と一体的に回転し、ケージの下側部分13は、凹んだ頭部に対して軸方向に自由であるが、凹んだ頭部の回転時にはケージの上側部分12によって回転される。また、上側部分12は、リュウズ押しボタンが押されるときに、ロッド7の軸7aに沿って並進運動ができるように、下側部分13に取り付けられる。2つの部分の回転に関係する連係と、下側部分に対する上側部分の並進運動を確実にするために、異なる構成も可能である。下に詳細に説明する図3の代替形態において、上側部分12には、下側部分13の開口13bに嵌め込まれる少なくとも1つの部分12fがある。例えば、図示していない別の代替形態において、上側部分には、下側部分の内壁に形成されるスライド体の範囲内にて摺動する少なくとも1つの部分があることができる。
図3の代替形態を参照すると、各部分12、13は、側壁12a、13aを含む円筒の形状を構成している。この側壁12a、13aには、少なくとも1つの開口12b、13b、好ましくは、2つの開口、さらには3つ、4つなどの開口、がある。側壁12a、13aは、一端において、中央穴が開いているベース12c、13cによって、他端において、完全に開いたベース12d、13dによって、境界が定められる。側壁12a、13aが切られて形成された開口12b、13bは、U字形の輪郭を定める。図示している例においては、これらの2つの開口は直径的に反対の位置にある。開口12b、13bは、側壁12a、13aの部分12f、13fによって境界が定められている。このように、側壁12a、13aは、開口12b、13bによって形成される部分12f、13fによって形成されている。本発明によると、2つの部分12、13は、ロッド7に沿って同軸に、かつ、互いに90°の角度変位を伴って、互いに反対方向に取り付けられる。このように、開いたベース12d、13dが互いに向き合い、上側部分12の側壁12aの部分12fが、下側部分13の側壁13aの開口13bに嵌め込まれ、これによって、一方においては、下側部分に対する上側部分の並進運動を可能にし、他方においては、回転する上側部分が下側部分を駆動して運動させることができるようになる。図2、3及び10に示しているようなリュウズ押しボタン3のデプロイ位置においては、上側部分12の側壁12aの部分12fは、下側部分13の対応する開口13bにわずかに係合しているだけである。図11に示しているように、リュウズ押しボタン3の押された位置においては、側壁12aの部分12fは、開口13bに前記係合よりも深く係合している。図10に示している最大ストロークdは、凹んだ頭部4の下面が管状体6のエッジ6bに当たることで制限される。
ばね10は、側壁12a、13aと中央穴のフランジ12e、13eによって境界が定められた空間において、中央穴12c、13cが開いている2つのベースの間にて、ケージ11内に収容される。この構成によって、使用時にケージとともにばねを回転させることができ、このことによって、ばねと回転部品の間の相対的な運動に起因するばねの早期劣化を防ぐことができる。
本発明によると、図3、4及び7に示しているように、ケージ11は、その下側部分13のベース13cに、具体的には、座部6aに対向するケージの面に、ワッシャー14に形成される突起17と連係するように意図されたセル18を備える。突起とセルは同じ数存在し、互いに嵌まり合うように相補的な形状をしている。1つのセルから別のセルまでの突起のおかげで、リュウズ押しボタンの回転にはクリック感が伴う。
好ましいことに、セルと突起は、ケージ13のベース13cと、ワッシャー14の上面14aのそれぞれにて、規則的な角度間隔で分布している。好ましくは、ベースとワッシャーの平面から形成されている突起とセルは、楕円形的な形状をしており、その周部は、ワッシャーとベースの外周の方に近くなるにしたがって広がっている。セルと突起の横断面は、円弧状であり、その円弧は、ワッシャー及びケージの底面の外周に近づくにしたがって長さが大きくなっている。ここで、横断面とは、半径方向に垂直でありロッド7の軸7aに平行な方向の面を意味する。
好ましくは、セルと突起は、ケージの底面とワッシャーの上面の周部に分布している。好ましくは、突起とセルは、ワッシャーとケージのベースそれぞれの外周に開いている。好ましくは、セル18は、ケージの下側部分13のベース13cのベベル13gの厚みにて空洞が形成される(図4)。セル18は、そのベースの周部の方向における対称軸18aに沿って、ベースの平面から、周部のベベル13gの厚みに対応する深さまで線形的に大きくなる深さを有する(図6B)。ミラーリングによって、ワッシャー14には、セル18に収容されるように意図された曲がった突起17がある。したがって、突起17は、円弧状の鉛直方向の壁17bがワッシャの鉛直方向の壁14bと整列した状態でワッシャー14の外周に現れるまで、その対称軸17aに沿って厚みが大きくなる(図3、7、8)。
好ましいことに、ワッシャーの鉛直方向の壁14bには、さらに、半径方向に延在しているラグ19が設けられ、このラグは、管状体内においてワッシャーの回転をブロックするように意図されている(図7及び9)。
最後に、本発明の範囲を逸脱することなく、ケージの底面やワッシャーのセルに突起を設けることも可能である。また、製造は複雑であるが、本発明は、管状体の座部に突起を直接加工して、リュウズ押しボタンにワッシャーを設けないことを排除するものではない。
1 ケース
2 ミドル部
3 リュウズ押しボタン
4 凹んだ頭部
5 コア
6 管状体
6a 座部
6b エッジ
7 ロッド
7a 軸
8 保持用要素
9 多極磁石
10 戻しばね
11 ケージ
12 ケージの上側部分
12a 側壁
12b 開口
12c 中央穴があるベース
12d 開いたベース
12e 中央穴フランジ
12f 側壁部分
13 ケージの下側部分
13a 側壁
13b 開口
13c 中央穴付きベース
13d 開いたベース
13e 中央穴フランジ
13f 側壁部分
13g ベベル
14 ワッシャー
14a 上面
14b 鉛直方向の壁
15 シール
16 カバー
17 突起
17a 対称軸
17b 垂直部分
18 セル
18a 対称軸
19 ラグ

Claims (18)

  1. 管状体(6)と、凹んだ頭部(4)と、戻しばね(10)と、及びケージ(11)とを備えるリュウズ押しボタン(3)であって、
    前記管状体(6)は、携行型時計ケース(1)に固定されるように意図されており、
    前記凹んだ頭部(4)は、その凹んだ部分にて延在しているロッド(7)と一体化されており、
    前記ロッド(7)は、軸(7a)を定めており、
    前記凹んだ頭部(4)は、前記ロッド(7)の前記軸(7a)のまわりに回転運動が、そして、前記軸(7a)に沿って並進運動が、できるように取り付けられ、
    前記戻しばね(10)は、前記ロッド(7)のまわりに配置され、
    前記ケージ(11)は、前記ばね(10)を収容し、
    前記ケージ(11)は、前記ロッド(7)によって貫かれ、
    前記ケージ(11)には、前記凹んだ頭部(4)と一体化された上側部分(12)と、前記凹んだ頭部(4)に対して自由に取り付けられる下側部分(13)があり、
    前記上側部分(12)は、前記下側部分(13)が回転運動をするように前記下側部分(13)を駆動することができるように、かつ、前記下側部分(13)に対して前記軸(7a)に沿った並進運動をすることができるように、前記下側部分(13)と連係し、
    前記ばね(10)は、前記ケージ(11)とともに回転するように、前記ケージ(11)内にて圧縮するようにして取り付けられ、
    前記ケージ(11)は、その軸方向の一端において、前記凹んだ頭部(4)の内側面に支持され、軸方向の他端において、前記管状体(6)の座部(6a)に配置されたワッシャー(14)に支持されており、
    前記ケージ(11)と前記ワッシャー(14)の間の前記支持においては、前記ケージ(11)の前記下側部分(13)の前記ベース(13c)と、前記ワッシャー(14)の上面(14a)との間で支持され、
    前記リュウズ押しボタン(3)において、前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)と、前記ケージ(11)の前記ベース(13c)にはそれぞれ、突起(17)とセル(18)があり、又は逆にセル(18)と突起(17)があり、
    前記突起(17)は、前記リュウズ押しボタン(3)が回転するときにクリック感を発生させるように前記セル(18)と連係する
    ことを特徴とするリュウズ押しボタン(3)。
  2. 前記突起(17)と前記セル(18)の数は同じであり、
    前記突起(17)と前記セル(18)は、互いに嵌まり合うように相補的な形状をしている
    ことを特徴とする請求項1に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  3. 前記突起(17)と前記セル(18)は、前記ケージ(11)の前記下側部分(13)の前記ベース(13c)、又は前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)のいずれかにおいて、規則的な角度的間隔にて分布している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  4. 前記突起(17)と前記セル(18)は、前記ベース(13c)、又は前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)のいずれかの周部に分布している
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  5. 前記突起(17)と前記セル(18)は、前記ベース(13c)、又は前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)のいずれかの外周に開いている
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  6. 前記突起(17)と前記セル(18)は、前記軸(7a)に平行な方向にて円弧状の断面を有する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  7. 前記円弧は、前記ベース(13c)の外周の方に、かつ、前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)の外周の方に、なるにしたがって長さが大きくなる
    ことを特徴とする請求項6に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  8. 前記突起(17)と前記セル(18)はそれぞれ、前記ベース(13c)、及び半径方向にて前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)の周部の方になるにしたがって大きくなる高さと深さを有する
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  9. 前記突起(17)と前記セル(18)はそれぞれ、前記ワッシャー(14)の前記上面(14a)と、前記ケージ(11)の前記下側部分(13)の前記ベース(13c)に設けられる
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  10. 前記ベース(13c)の外周にはベベル(13g)が形成されており、
    前記セル(18)は、前記ベース(13c)の周部と自身の対称軸(18a)において、前記ベベル(13g)の厚みに対応する深さを有する
    ことを特徴とする請求項9に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  11. 前記上側部分(12)と前記下側部分(13)は、少なくとも1つの開口(12b、13b)が形成された側壁(12a、13a)と同じ円筒の形状を含み、
    前記側壁(12a、13a)は、一端において、前記ロッド(7)を通すための中央穴(12c、13c)が開いているベースによって、他端において、別の完全に開いたベース(12d、13d)によって、境界が定められており、
    前記上側部分(12)と前記下側部分(13)は、前記上側部分(12)の前記側壁(12a)の部分(12f)が前記下側部分(13)の前記側壁(13a)の開口(13b)に嵌るように、前記ロッド(7)のまわりに互いに反対方向に同軸的に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  12. 前記開口(12b、13b)は、U字形の輪郭を形成する
    ことを特徴とする請求項11に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  13. 前記上側部分(12)と前記下側部分(13)に、2つの開口(12b、13b)があり、
    前記上側部分(12)と前記下側部分(13)それぞれの開口(12b、13b)は、前記ロッド(7)の前記軸(7a)を中心とする直径の反対側にある
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  14. 前記ケージ(11)は、その上側部分(12)において、前記凹んだ頭部(4)の前記内側面から延在しており前記ロッド(7)のまわりに配置されたコア(5)に固定される
    ことを特徴とする請求項1~13のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  15. 前記ばね(10)は、前記側壁(12a、13a)と、前記中央穴のフランジ(12e、13e)によって境界が定められた空間において、前記中央穴(12c、13c)がそれぞれ開いた前記ベースと他のベースの間にて、前記ケージ(11)内に収容される
    ことを特徴とする請求項11~14のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  16. 前記凹んだ頭部(4)が軸方向に前記管状体(6)から最も遠い位置にあるときに、前記上側部分(12)の前記側壁(12a)の前記部分(12f)は、前記下側部分(13)の前記開口(13b)に部分的に係合し、
    前記凹んだ頭部(4)が軸方向に前記管状体(6)から最も近い位置にあるときに、前記上側部分(12)の前記側壁(12a)の前記部分(12f)は、前記下側部分(13)の前記開口(13b)に前記係合よりも深く係合する
    ことを特徴とする請求項11~15のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)。
  17. 請求項1~16のいずれか一項に記載のリュウズ押しボタン(3)を備える
    ことを特徴とする電子式又は機械式携行型時計。
  18. 磁気式のリュウズ押しボタンを備える
    ことを特徴とする請求項17に記載の機械式携行型時計。
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