JP2022083840A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】返品操作を容易にする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置(POS端末)10において、プロセッサ101は、返品処理対象の取引情報を取得する取得部1011と、取得部1011により取得された取引情報に含まれる第1の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、第1の取引方法に基づく返品処理用の処理データを作成する作成部1012と、作成部1012により作成された処理データを、第1の取引方法に基づく返品処理を実行する決済サーバに出力する出力部1014と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
スーパーマーケット等の商業施設においては、買上商品の登録から決済までの操作を店員が行うPOS(point-of-sale)端末、買上商品の登録は店員が行い、支払い方法によっては決済を客が行ういわゆるセミセルフPOS端末、又は買上商品の登録から決済までを客が行ういわゆるセルフPOS端末等のうち複数のタイプのPOS端末が用いられる場合がある。
POS端末のタイプ毎に異なるクレジットカード取引端末を付属して運用している商業施設においては、返品作業を行う際、買上商品の決済処理を実行したPOS端末と同種類のクレジットカード取引端末を付属したPOS端末を使用して返品操作をする必要がある。そのため、返品操作が可能なPOS端末を探す手間と時間がかかることがある。
特開2003-132285号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、返品操作を容易にすることである。
一実施形態において、情報処理装置は、取得部と、作成部と、出力部とを備える。取得部は、返品処理対象の取引情報を取得する。作成部は、取得部により取得された取引情報に含まれる第1の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、第1の取引方法に基づく返品処理用の処理データを作成する。出力部は、作成部により作成された処理データを、第1の取引方法に基づく返品処理を実行する決済サーバに出力する。
図1は、実施形態に係る情報処理システムを例示するブロック図である。 図2は、実施形態に係るPOS端末の要部回路構成を例示するブロック図である。 図3は、実施形態に係るPOS端末による返品処理の手順を例示するフローチャートである。 図4は、実施形態に係る取引データの構成例を概略的に示す図である。
以下、図面を用いて実施形態について説明する。なお、本実施形態では、情報処理装置の一態様として、POS端末を例示する。
図1は、実施形態に係る情報処理システム100を例示するブロック図である。
情報処理システム100は、店舗システム201、第1の決済代行サーバ202、及び第2の決済代行サーバ203を含む。店舗システム201と第1の決済代行サーバ202、及び第2の決済代行サーバ203は、ネットワーク200を介して互いに通信自在に接続する。例えば、ネットワーク200は、インターネット又はVPN(Virtual Private Network)等の専用線である。店舗システム201は、商業施設において買物客が商品を購入する際の商取引を行うためのシステムである。店舗システム201の構成例については後述する。
第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203は、いわゆる決済代行サービスの事業者が運営するサーバである。第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203は、それぞれ別の決済代行サービスの事業者が運営するサーバ等、互いにデータのやり取りを行わない独立した決済代行サーバである。第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203の各々は、客が指定した支払方法に応じて、POS端末又はPOS端末に付属された取引端末と連携して買上商品に関する決済処理を実行する。取引端末は、第1の決済代行サーバ202又は第2の決済代行サーバ203に対して決済処理に必要な種々のデータを出力し、決済処理の結果を受け取るための端末である。第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203の各々は、専用の取引端末と通信を行う。決済処理は、客の買上商品に対する代金支払いを意味する。決済処理は、決済取引とも称する。また、決済処理は、単に「決済」とも称する。
第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203は、POS端末又はPOS端末に付属された取引端末と連携して、客が買上商品の全部又は一部を返品する返品処理を実行する。返品処理は、客が買上商品の全部又は一部を返品する際の返金処理を意味する。取引端末は、第1の決済代行サーバ202又は第2の決済代行サーバ203に対して返品処理に必要な種々のデータを出力し、返品処理の結果を受け取る。返品処理は、返品取引とも称する。また、返品処理は、単に「返品」とも称する。なお、単に「取引」というときは、決済処理と返品処理の少なくとも一方、決済処理又は返品処理、決済処理と返品処理の両方を示す。第1の決済代行サーバ202は、第1の決済サーバ、又は決済サーバに相当する。第2の決済代行サーバ203は、第2の決済サーバに相当する。
本実施形態では、説明の簡略化のため、第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203は、客がクレジットカードによる支払方法を指定した場合に買上商品に関する決済処理を実行することを想定する。第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203は、決済処理に際し、各種クレジットカード会社に対して認証処理を実行する。第1の決済代行サーバ202は、後述する第1の取引端末を介してクレジットカード決済を実行する。第1の決済代行サーバ202は、第1の決済代行サーバ202において記録のない決済取引に対しても第1の取引端末を介して返品処理を実行することができるサーバである。第1の決済代行サーバ202において記録のない決済取引は、第1の決済代行サーバ202以外の第2の決済代行サーバ203などの他の決済代行サーバでクレジットカード決済が実行され、他の決済代行サーバにおいて記録された決済取引である。第2の決済代行サーバ203は、後述する第2の取引端末40を介してクレジットカード決済を実行する。第2の決済代行サーバ203は、第2の決済代行サーバ203に記録された決済取引に対してのみ第2の取引端末を介して返品処理を実行することができるサーバである。第2の決済代行サーバ203に記録された決済取引は、第2の決済代行サーバ203で実行されたクレジット決済の決済取引である。
店舗システム201は、少なくとも1台のPOS端末10と、少なくとも1台の第1の取引端末20と、少なくとも1台のセルフPOS端末30と、少なくとも1台の第2の取引端末40と、ストアサーバ50と、ルータ70とを含む。また、店舗システム201は、ネットワーク60を含み、このネットワーク60に、各POS端末10、第1の取引端末20、セルフPOS端末30、第2の取引端末40、ストアサーバ50、及びルータ70を接続して、システムを構築する。ネットワーク60は、典型的にはLAN(Local Area Network)である。LANは、有線であってもよいし無線であってもよい。また、各POS端末10、各第1の取引端末20、各セルフPOS端末30、各第2の取引端末40、及びストアサーバ50は、ネットワーク60に接続されたルータ70を介して、店舗システム201と第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203を繋ぐネットワーク200に接続することが可能である。
図1においては、2台のPOS端末10と、2台の第1の取引端末20と、2台のセルフPOS端末30と、2台の第2の取引端末40とを含んだ店舗システム201を示している。店舗システム201が、POS端末10及びセルフPOS端末30をそれぞれ何台含むかは任意である。店舗システム201は、POS端末10と同一の台数の第1の取引端末20を含み、セルフPOS端末30と同一の台数の第2の取引端末40を含む。第1の取引端末20は、POS端末10に付属され、有線又は無線でPOS端末10に接続されてもよい。第2の取引端末40は、セルフPOS端末30に付属され、有線又は無線でセルフPOS端末30に接続されてもよい。なお、店舗システム201は、POS端末10、第1の取引端末20、セルフPOS端末30、第2の取引端末40、及びストアサーバ50のうちの少なくとも2つの機器を含むシステムを指すこともある。
POS端末10は、店舗の会計場に設置される。POS端末10は、商品の登録から決済までの操作を店員が行う購入支援装置である。POS端末10の詳細については後述する。
第1の取引端末20は、POS端末10に付属して設置される。第1の取引端末20は、第1の決済代行サーバ202と通信を行うための第1の決済代行サーバ202専用の取引端末である。第1の取引端末20は、クレジットカード決済を行う際、クレジットカードの種々のデータを取得する。第1の取引端末20は、取得したクレジットカードの種々のデータをネットワーク200を介して第1の決済代行サーバ202に出力する。第1の決済代行サーバ202は、クレジットカードの種々のデータに基づいて認証処理を行い、認証されると決済処理を実行する。第1の決済代行サーバ202は、認証処理の結果及び決済処理の結果を第1の取引端末20を介してPOS端末10に出力する。なお、本実施形態において、「出力」は、「送信」又は「表示」を含む。第1の取引端末20により取得されたクレジットカードの種々のデータは、ストアサーバ50に随時記憶される。クレジットカードの種々のデータは、カード番号、クレジットカード会員情報、有効期限等のクレジットカード決済に必要なデータを含む。クレジットカードの種々のデータは、クレジット情報とも称する。
セルフPOS端末30は、店舗の会計場に設置される。セルフPOS端末30は、商品を買い上げる客自身に操作により、買上商品の登録から決済までの一連の処理を行えるようにした購入支援装置である。
第2の取引端末40は、セルフPOS端末30に付属して設置される。第2の取引端末40は、第2の決済代行サーバ203と通信を行うための第2の決済代行サーバ203専用の取引端末である。第2の取引端末40は、クレジットカード決済を行う際、クレジットカードの種々のデータを取得する。第2の取引端末40は、取得したクレジット情報をネットワーク200を介して第2の決済代行サーバ203に出力する。第2の決済代行サーバ203は、クレジット情報に基づいて認証処理を行い、認証されると決済処理を実行する。第2の決済代行サーバ203は、認証処理の結果及び決済処理の結果を第2の取引端末40を介してセルフPOS端末30に出力する。第2の取引端末40により取得されたクレジット情報は、ストアサーバ50に随時記憶される。
ストアサーバ50は、各POS端末10又は各セルフPOS端末30で実行される買上商品の登録及び決済に係る処理を制御する。ストアサーバ50は、ネットワーク60を介して、各POS端末10又は各セルフPOS端末30で処理されたデータを収集し、適宜加工して、データファイルに保存する。データファイルは、取引毎の取引情報を含む。取引情報は、取引データ、クレジット処理データ、クレジット情報を含む。取引情報は、適宜更新されてもよい。
取引データは、各決済処理又は各返品処理に関する店舗識別情報、取引識別情報、取引日、取引時刻、支払方法、取引方法識別情報、取引金額、取引種別等を含む情報である。取引データは、各取引が実行される毎に作成される。取引データは、決済処理の際に作成される決済処理用の取引データと、返品処理の際に作成される返品処理用の取引データを含む。決済処理用の取引データは、第1の取引データに相当する。返品処理用の取引データは、第2の取引データに相当する。
店舗識別情報は、取引を行った店舗を識別するために店舗毎に割り当てられた固有の識別情報である。店舗識別情報は、店コードに相当する。取引識別情報は、各取引を識別するために取引毎に割り当てられた固有の識別情報である。取引識別情報は、取引番号に相当する。取引日は、各取引を行った日付を示す情報である。取引時刻は、各取引を行った時刻を示す情報である。支払方法は、各決済取引における客により指定された支払方法を示す情報である。支払方法は、現金決済、クレジットカード決済、デビットカード決済、電子マネー決済等である。取引方法識別情報は、各取引の取引方法を識別するために取引方法毎に割り当てられた固有の識別情報である。
取引方法は、第1の取引端末20を介した第1の決済代行サーバ202による第1の取引方法、又は第2の取引端末40を介した第2の決済代行サーバ203による第2の取引方法等である。例えば、決済処理の取引方法が第1の取引方法である場合、決済処理用の取引データは、取引方法が第1の取引方法であることを示す。取引方法が第1の取引方法である場合、決済処理用の取引データは、第1の取引方法による決済処理であることを示す。例えば、決済処理の取引方法が第2の取引方法である場合、決済処理用の取引データは、取引方法が第2の取引方法であることを示す。取引方法が第2の取引方法である場合、決済処理用の取引データは、第2の取引方法による決済処理であることを示す。返品処理用の取引データの取引方法も同様である。
取引金額は、決済金額又は返金額を示す。取引種別は、取引が決済処理であるか返品処理であるかを示す。取引データは、決済処理又は返品処理が実行される度にデータファイルに保存される。取引データの詳細については図4を参照して後述する。
クレジット処理データは、クレジット情報に基づき作成される、第1の決済代行サーバ202又は第2の決済代行サーバ203で処理可能な形式のデータである。第1の取引方法により取引処理を実行する場合、第1の決済代行サーバ202で要求される全ての項目に情報がセットされているクレジット処理データが作成される。第2の取引方法により取引処理を実行する場合、第2の決済代行サーバ203で要求される全ての項目に情報がセットされているクレジット処理データが作成される。クレジット処理データは、クレジット決済による決済処理、又はクレジット決済による決済処理に対して返品処理を行う際に、取引データとクレジット情報に基づき作成される。クレジット処理データは、キャッシュレスの処理データの一例である。
図2は、実施形態に係るPOS端末10の要部回路構成を示すブロック図である。
POS端末10は、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、時計104、釣銭機インタフェース105、通信インタフェース106、入力デバイス108、表示デバイス109、印刷デバイス110、スキャナ107、カードリーダ111、及びシステムバス112を含む。そしてPOS端末10は、システムバス112に、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、時計104、釣銭機インタフェース105、通信インタフェース106、入力デバイス108、表示デバイス109、印刷デバイス110、スキャナ107、及びカードリーダ111を直接又は信号入出力回路を介して電気的に接続している。図1では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
POS端末10は、プロセッサ101、メインメモリ102及び補助記憶デバイス103と、これらを接続するシステムバス112とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ101は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ101は、種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ101は、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に予め記憶されている制御プログラムをメインメモリ102に展開する。プロセッサ101は、メインメモリ102に展開された制御プログラムを実行することで、後述する各部を実装し、種々の動作を実行する。
メインメモリ102は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域でオペレーティングシステム及び制御プログラムを記憶する。また、メインメモリ102は、プロセッサ101が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ101によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス103は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス103として使用される。補助記憶デバイス103は、プロセッサ101が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ101での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス103は、上記の制御プログラムを記憶する場合もある。また、補助記憶デバイス103は、上述のストアサーバ50において記憶される取引情報を記憶してもよい。
時計104は、POS端末10の時刻情報源として機能する。プロセッサ101は、時計104によって計時される時刻情報を基に、現在の日付及び時刻を計時する。
釣銭機インタフェース105は、図示しない自動釣銭機との間でデータ信号の入出力を行う。例えば釣銭機インタフェース105は、自動釣銭機から投入金額データを入力する。また釣銭機インタフェース105は、釣銭額データを自動釣銭機に出力する。因みに自動釣銭機では、釣銭額データに応じた釣銭額相当の紙幣又は硬貨が払い出される。
通信インタフェース106は、ネットワーク60に接続されており、所定の通信プロトコルに従い、ネットワーク60に接続された他の機器とデータ通信を行う。
ストアサーバ50は、各POS端末10で実行される商品の登録及び決済に係る処理を制御する。またストアサーバ50は、ネットワーク60を介して、各POS端末10で処理されたデータを収集し、適宜加工して、データファイルに保存する。
スキャナ107は、読取窓に翳された商品のバーコードをスキャンして読み取る。店舗で販売される商品には、その商品を識別するための商品コードをバーコード化したバーコードシンボルが付されている。商品コードは、商品を個々に識別するために商品毎に割り当てられた固有の識別情報である。商品コードは、商品識別情報ともいう。スキャナ107は、商品に付されたバーコードシンボルが読取窓に翳される毎に、そのバーコードを読み取る。
また、スキャナ107は、読取窓に翳されたクーポンや割引券等に付された特典バーコードをスキャンして読み取る。特典バーコードは、クーポンや割引券の媒体に付された印刷物又はスマートフォン等の端末に表示される画像である。クーポン、割引券、ポイント券等の特典には、その特典を識別するための特典コードをバーコード化したバーコードシンボルが付与されている。特典コードは、特典識別情報ともいう。特典コードは、特典の内容を示す特典情報に関連づけられている。
ここで、バーコードは、二次元データコードと読み替えてもよい。スキャナ107は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。スキャナ107は、カメラ等の撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
入力デバイス108は、POS端末10へのデータ入力インタフェースとして機能するデバイスである。例えば、入力デバイス108は、キーボード、タッチパネル等である。
表示デバイス109は、プロセッサ101の制御により種々の画面を表示可能なデバイスである。表示デバイス109は、店員用のデバイスと客用のデバイスとが別々に設けられる場合がある。例えば、表示デバイス109は、液晶ディスプレイ、EL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。
印刷デバイス110は、レシート、伝票等を印刷するためのデバイスである。例えば、印刷デバイス110は、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ等である。
カードリーダ111は、カード媒体の磁気ストライプに記録されたカードデータを読み取る。
なお、POS端末10のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。POS端末10は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ101に実装される各部について説明する。
プロセッサ101は、取得部1011、作成部1012、検知部1013、出力部1014、判断部1015、表示制御部1016、決済処理部1017及び発行部1018を実装する。プロセッサ101に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ101に実装される各部は、プロセッサ101及びメインメモリ102を含む制御部に実装されるということもできる。
取得部1011は、ストアサーバ50から取引情報を取得する。
作成部1012は、取得部1011により取得された取引情報に基づいて返品処理用の取引データを作成する。作成部1012は、取引情報に含まれる決済処理用の取引データが第1の取引方法による決済処理であることを示す場合、第1の取引方法により返品処理を行うことを示す返品処理用の取引データを作成する。他方、作成部1012は、取引情報に含まれる決済処理用の取引データが第2の取引方法による決済処理であることを示す場合、第2の取引方法と異なる第1の取引方法により返品処理を行うことを示す返品処理用の取引データを作成する。
また、作成部1012は、クレジット情報及び返品処理用の取引データに基づいて、クレジット処理データを作成する。作成部1012は、第1の決済代行サーバ202で処理可能な形式の返品処理用のクレジット処理データを作成する。
なお、作成部1012は、決済処理の際、決済処理が実行される毎に決済処理用の取引データを作成する。作成部1012は、決済処理の取引方法が第1の取引方法であることを示す取引データを作成する。また、作成部1012は、第1の取引方法により決済処理が行われた場合、第1の決済代行サーバ202で処理可能な形式の決済処理用のクレジット処理データを作成する。
なお、第2の取引端末40を付属したセルフPOS端末30において決済処理を行った場合、セルフPOS端末30は、作成部1012と同様に、決済処理の取引方法が第2の取引方法であることを示す取引データを作成する。また、第2の取引端末40を付属したセルフPOS端末30において決済処理を行った場合、セルフPOS端末30は、作成部1012と同様に、第2の決済代行サーバ203で処理可能な形式の決済処理用のクレジット処理データを作成する。
検知部1013は、入力デバイス108を介した操作者による表示デバイス109へのタッチ入力を検知する。タッチ入力は、入力デバイス108に表示される種々の画像に従い操作者によって画面がタッチされることにより実現される。画像が表示される画面は、操作を指定するためのボタンを含む。操作者は、表示されたボタンをタッチすることにより操作を指定する。検知部1013は、キーボードに配置されたハードウェアキーによる入力を検知してもよい。
出力部1014は、作成部1012により作成された返品処理用のクレジット処理データを第1の取引端末を介して第1の決済代行サーバ202に出力する。なお、出力部1014は、決済処理の場合は、作成部1012により作成された決済処理用のクレジット処理データを第1の取引端末を介して第1の決済代行サーバ202に出力する。
判断部1015は、第1の決済代行サーバ202によるクレジットカード取引の認証がされたか否かを判断する。
表示制御部1016は、種々の画像を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1016は、第1の決済代行サーバ202により出力される認証結果に応答して画像を切替えて表示させる。以下では、「応答して」は、「基づいて」と読み替えてもよい。
決済処理部1017は、決済処理を実行する。例えば、決済処理部1017は、客による支払い方法の選択に従って決済処理を実行する。例えば、決済処理部1017は、現金決済、クレジットカード決済、デビットカード決済、電子マネー決済等の決済方法に従った決済処理を行う。例えば、現金決済の場合、決済処理部1017は、入金額を算出し、合計金額を超えると決済処理を実行する。例えば、クレジットカード決済の場合、第1の取引端末20においてクレジットカードの情報を取得し、決済処理部1017は、第1の取引端末20を介して第1の決済代行サーバと通信を行う。第1の決済代行サーバにおいて認証がされると、決済処理が実行される。これらの決済処理において、合計金額、支払方法、支払金額等を含む決済処理用の取引データが補助記憶デバイス103に記憶される。決済処理用の取引データは、ストアサーバ50に記憶されてもよい。
発行部1018は、印刷デバイス110を動作させ、今回の商取引の内容を表したレシートを発行する。
なお、検知部1013及び出力部1014は、プログラムを実行することでプロセッサ101に実装されるものとして説明したが、これに限定されない。検知部1013は、入力デバイス108で実現されてもよい。検知部1013は、プログラムを実行することでプロセッサ101と入力デバイス108との協働で実現されてもよい。出力部1014は、通信インタフェース106で実現されてもよい。出力部1014は、プログラムを実行することでプロセッサ101と通信インタフェース106との協働で実現されてもよい。
次に、POS端末10による返品処理の手順について説明する。
図3は、実施形態に係るPOS端末10による返品処理の手順を例示するフローチャートである。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。なお、操作者は、店員、客、又は人と読み替えてもよい。また、特段の記載がない限り、POS端末10における操作者は、通常の場合は店員であるが、その他の操作者であってもよい。
以下で説明する処理手順は、買上商品の決済処理を終えた客に対し、返品処理を行う際の処理手順である。
取得部1011は、返品処理対象の取引情報を取得する(ACT1)。ACT1では、例えば、取得部1011は、入力デバイス108で入力された返品処理対象の取引を特定した返品処理の開始指示に基づいて、ストアサーバ50から返品処理対象の取引情報を取得する。返品処理対象の取引情報は、返品処理を行う対象となる取引の決済処理の際にストアサーバ50に保存された取引情報である。
作成部1012は、取得部1011により取得された取引情報に含まれる決済処理用の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すか否かを判断する(ACT2)。ACT2では、例えば、作成部1012は、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第1の取引方法であることを示すか否かを判断する。作成部1012により、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第1の取引方法であることを示すと判断された場合(ACT2:YES)、処理はACT2からACT3に遷移する。作成部1012により、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第1の取引方法であることを示さないと判断された場合(ACT2:NO)、処理はACT2からACT4に遷移する。この例では、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第1の取引方法であることを示さないことは、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第2の取引方法であることを示すことに対応する。
作成部1012は、第1の取引方法に基づく返品処理用のクレジット処理データを作成する(ACT3)。ACT3では、例えば、作成部1012は、決済処理用の取引データが第1の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、第1の取引方法に基づく返品処理用のクレジット処理データを作成する。まず、作成部1012は、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第1の取引方法であることを示すことに基づいて、第1の取引方法に基づく返品処理用の取引データを作成する。次に、作成部1012は、返品処理用の取引データの作成に基づいて、第1の決済代行サーバ202で処理可能な形式でクレジット処理データを作成する。
作成部1012は、第1の取引方法に基づく返品処理用のクレジット処理データを作成する(ACT4)。ACT4では、例えば、作成部1012は、決済処理用の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、第1の取引方法に基づく返品処理用のクレジット処理データを作成する。まず、作成部1012は、決済処理用の取引データに含まれる取引方法が第2の取引方法であることを示すことに基づいて、第1の取引方法に基づく返品処理用の取引データを作成する。具体的には、作成部1012は、取引方法を第1の取引方法にセットした返品処理用の取引データを作成する。次に、作成部1012は、返品処理用の取引データの作成に基づいて、第1の決済代行サーバで処理可能な形式で返品処理用のクレジット処理データを作成する。作成部1012は、第1の決済代行サーバ202で返品処理を行うために要求される全ての情報を含むクレジット処理データを作成する。
この例によれば、決済処理を第2の取引方法に基づいて実行した場合でも、第1の取引方法に基づく返品処理用の取引データが作成されるため、作成部1012は、第1の取引方法に基づく返品処理用のクレジット処理データを作成することができる。そのため、第2の取引端末40が附属されたセルフPOS端末30において決済処理を行った取引に対しても、第1の取引端末20が附属されたPOS端末10において返品処理が可能となる。これにより、操作者は、POS端末10において、セルフPOS端末30における取引に対しても返品操作を容易に行うことができる。
検知部1013は、作成部1012により作成された返品処理用のクレジット処理データを第1の決済代行サーバ202へ出力する指示の入力を検知する(ACT5)。ACT5では、例えば、検知部1013は、表示デバイス109における操作者による「確認」ボタンのタッチ入力を検知する。「確認」ボタンのタッチ入力は、返品処理用のクレジット処理データを第1の決済代行サーバ202へ出力する指示の一例である。検知部1013により「確認」ボタンのタッチ入力が検知されたことは、「確認」ボタンがタッチ入力されたことの一例である。例えば、検知部1013は、入力デバイス108からの信号により「確認」ボタンがタッチ入力されたことを検知する。
出力部1014は、返品処理用のクレジット処理データを第1の決済代行サーバ202に出力する(ACT6)。ACT6では、例えば、出力部1014は、作成部1012により作成された返品処理用のクレジット処理データを、第1の取引方法に基づく返品処理を実行する第1の決済代行サーバ202に出力する。出力部1014は、第1の取引端末20を介して返品処理用のクレジット処理データを第1の決済代行サーバ202に出力する。
判断部1015は、第1の決済代行サーバ202によるクレジットカード取引の認証がされたか否かを判断する(ACT7)。ACT7では、例えば、判断部1015は、第1の決済代行サーバ202による返品処理用のクレジット処理データの認証結果を第1の取引端末20を介して取得する。判断部1015により、第1の決済代行サーバ202により返品処理用のクレジット処理データが認証されたと判断された場合(ACT7:YES)、処理はACT7からACT9に遷移する。判断部1015により、第1の決済代行サーバ202により返品処理用のクレジット処理データが認証されなかったと判断された場合(ACT7:NO)、処理はACT7からACT8に遷移する。第1の決済代行サーバ202により返品処理用のクレジット処理データが認証されなかったと判断された場合とは、例えば、通信エラーによりクレジット処理データが認証されなかった場合を含む。なお、返品処理用のクレジット処理データが認証されたことは、返品処理が完了したことを示す。
表示制御部1016は、返品処理用のクレジット処理データが認証されなかった場合、認証結果を表示デバイス109に表示させる(ACT8)。ACT8では、例えば、表示制御部1016は、返品処理用のクレジット処理データが認証されなかったことを示すエラーメッセージを表示デバイス109に表示させる。
発行部1018は、印刷デバイス110を動作させ、今回の商取引の内容を表したレシートを発行する(ACT9)。ACT9では、例えば、発行部1018は、返品処理が完了したことを示すレシートを発行する。なお、発行部1018は、決済処理が第2の取引方法により実行された場合であっても、決済処理が第1の取引方法により実行された場合と同様の表示形態により返品処理が完了したことを示すレシートを発行する。
この例によれば、POS端末10は、決済処理の際の取引方法の違いに関わらず同様の形式により返品処理用のレシートを発行することができる。そのため、決済処理の際の取引方法が異なる場合でもレシート発行処理に変更を加える必要がない。また、客は、決済処理の際の取引方法が異なる場合でも同様の返品処理用のレシートを受け取ることができるため、返品処理の完了を容易に認識することできる。
次に、取引データの構成例について説明する。
図4は、実施形態に係る取引データの構成例を概略的に示す図である。
この例では、決済処理用の取引データと、それに基づく返品処理用の取引データを示す。取引データは、各取引を識別する取引識別情報と関連付けられたデータで構成されるレコードを含む。レコードを構成するデータは、例えば、店舗識別情報、取引識別情報、取引日、取引時刻、取引方法識別情報、取引金額、取引種別等により構成される。
取引1は、決済処理用の取引データであり、取引2は、取引1について返品処理を行った際の返品処理用の取引データである。取引1は、第1の取引端末20を介した第1の決済代行サーバ202による決済取引を示す。取引1を示すレコードにおいて、「取引種別」には「決済」がセットされ、「取引方法」には、決済処理の取引方法が第1の取引方法であることを示す「1」がセットされている。
取引2は、第1の取引端末20を介した第1の決済代行サーバ202による返品取引を示す。取引2を示すレコードにおいて、「取引種別」には「返品」がセットされ、「取引方法」には、返品処理の取引方法が第1の取引方法であることを示す「1」がセットされている。取引2の返品処理用の取引データの作成に際しては、返品処理対象の取引1の決済処理の取引方法が第1の取引方法であるため、返品処理の取引方法も第1の取引方法のままである。取引2の取引データは、図3のフローチャートにおけるACT3において作成される取引データに対応する。
取引3は、決済処理用の取引データであり、取引4は、取引3について返品処理を行った際の返品処理用の取引データである。取引3は、第2の取引端末40を介した第2の決済代行サーバ203による決済取引を示す。取引3を示すレコードにおいて、「取引種別」には「決済」がセットされ、「取引方法」には、決済処理の取引方法が第2の取引方法であることを示す「2」がセットされている。
取引4は、第1の取引端末20を介した第1の決済代行サーバ202による返品取引を示す。取引4を示すレコードにおいて、「取引種別」には「返品」がセットされ、「取引方法」には、返品処理の取引方法が第1の取引方法であることを示す「1」がセットされている。取引4の返品処理用の取引データの作成に際しては、返品処理対象の取引3の取引方法が第2の取引方法であるため、返品処理の取引方法は第1の取引方法に振り替えられる。取引4の取引データは、図3のフローチャートにおけるACT4において作成される取引データに対応する。
この例によれば、POS端末10は、返品処理用の取引データを作成する際に、取引方法をすべて第1の取引方法にセットして作成するため、第1の取引端末20を介した第1の決済代行サーバ202による返品取引が可能なクレジット処理データを作成することができる。そのため、POS端末10におけるクレジット処理データの作成処理手順を変更することなく、第1の取引方法以外の方法による決済取引の返品処理が可能である。また、第2の取引端末40を付属したセルフPOS端末30において決済処理を行った場合でも、第1の取引端末20を付属したPOS端末10において返品処理が可能となる。
上述の実施形態では、第1の決済代行サーバ202及び第2の決済代行サーバ203は、客がクレジットカードによる支払方法を指定した場合に買上商品に関する決済処理を実行することを想定して説明したが、これに限られない。上述の実施形態は、客が電子マネー決済、デビットカード決済等のクレジットカード以外の支決済を指定した場合にも適用可能である。この例では、上述の実施形態の「クレジット」の表記は、適宜「キャッシュレス」と読み替えられてもよい。
上述の実施形態では、第1の取引方法又は第2の取引方法により取引が行われる場合を想定して説明したが、これに限られない。上述の実施形態は、第1の取引方法以外の取引方法が2以上である場合にも適用可能である。その場合、上述の実施形態は、「第2の取引方法」は、「第1の取引方法以外の方法」と読み替えて適用される。また、「第2の取引端末」、及び「第2の決済代行サーバ」は、「第1の取引端末以外の取引端末」、「第1の決済代行サーバ以外の決済代行サーバ」とそれぞれ読み替えて適用される。
上述の実施形態では、POS端末10を例示したが、商品の登録は店員が行い、決済を客が行ういわゆるセミセルフ方式の決済装置に、本実施形態のPOS端末10が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。また、商品の登録から決済までの操作を客が行ういわゆるフルセルフPOS端末に、本実施形態のPOS端末10が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。さらに、客が操作する専用端末がカートに取り付けられているいわゆるカートPOS端末又は商品登録をタブレット又はスマートフォン等の端末で行ういわゆるスマホPOS端末に、本実施形態のPOS端末10が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。
なお、図1では、第2の取引端末40が附属される購入支援装置として、セルフPOS端末30を示している。しかし、セルフPOS端末30に代えて、又はセルフPOS端末30に加えて、商品登録を店員が行い、決済を客が行ういわゆるセミセルフ方式の決済装置(会計装置)に第2の取引端末が附属されてもよい。その場合、ストアサーバ50は、セルフPOS端末30と同様に各セミセルフPOS端末も併せて制御することとなる。
なお、情報処理装置は、POS端末10を例に説明したように1つの装置で実現されてもよいし、複数の装置に機能を分散させたシステムによって実現されてもよい。
なお、情報処理装置の譲渡は一般に、プログラムがメインメモリ又は補助記憶デバイスに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、プログラムがメインメモリ又は補助記憶デバイスに記憶されていない状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、情報処理装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この情報処理装置とは個別に譲渡されたプログラムがユーザ等の操作に応じて書き込まれる。プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読取可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…POS端末、20…第1の取引端末、30…セルフPOS端末、40…第2の取引端末、50…ストアサーバ、60…ネットワーク、70…ルータ、100…情報処理システム、101…プロセッサ、102…メインメモリ、103…補助記憶デバイス、104…時計、105…釣銭機インタフェース、106…通信インタフェース、107…スキャナ、108…入力デバイス、109…表示デバイス、110…印刷デバイス、111…カードリーダ、112…システムバス、200…ネットワーク、201…店舗システム、202…第1の決済代行サーバ、203…第2の決済代行サーバ、1011…取得部、1012…作成部、1013…検知部、1014…出力部、1015…判断部、1016…表示制御部、1017…決済処理部、1018…発行部。

Claims (6)

  1. 返品処理対象の取引情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記取引情報に含まれる第1の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、前記第1の取引方法に基づく返品処理用の処理データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された前記処理データを、前記第1の取引方法に基づく返品処理を実行する決済サーバに出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記決済サーバは、記録のない決済取引に対して前記第1の取引方法に基づく返品処理を実行することができるサーバである、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記作成部は、前記取引情報に含まれる前記第1の取引データが前記第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、前記第1の取引方法に基づく返品処理用の第2の取引データを作成し、前記第2の取引データの作成に基づいて前記処理データを作成する、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記作成部は、前記決済サーバで処理可能な形式で前記処理データを作成する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が、
    返品処理対象の取引情報を取得することと、
    取得された取引情報に含まれる第1の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、前記第1の取引方法に基づく返品処理用の処理データを作成することと、
    作成された処理データを、前記第1の取引方法に基づく返品処理を実行する決済サーバに出力することと、
    を備える情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    返品処理対象の取引情報を取得する取得機能と、
    前記取得機能により取得された前記取引情報に含まれる第1の取引データが第1の取引方法とは異なる第2の取引方法に基づく決済処理を示すことに基づいて、前記第1の取引方法に基づく返品処理用の処理データを作成する作成機能と、
    前記作成機能により作成された前記処理データを、前記第1の取引方法に基づく返品処理を実行する決済サーバに出力する出力機能と、
    を実行させるためのプログラム。
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