JP2022083044A - スクロール流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏心ブッシュを支持する軸受に潤滑油を良好に供給する。【解決手段】スクロール圧縮機100は、ハウジング140に固定された固定スクロール122、固定スクロール122に対して旋回運動を行う旋回スクロール124、及び、駆動軸166の回転運動と旋回スクロール124の旋回運動とを相互に変換する変換機構300を有する。変換機構300は、駆動軸166の端面に設けられて駆動軸166に対して偏心した偏心軸260と、偏心軸260が嵌入される貫通孔271を有する偏心ブッシュ270と、旋回スクロール124に形成されたボス部250に圧入されて偏心ブッシュ270の外周面272を支持する軸受280と、を含む。偏心ブッシュ270には、軸受280に潤滑油を供給するための潤滑油供給流路350が貫通形成されている。潤滑油供給流路350の流出口356が、偏心ブッシュ270の外周面272に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、スクロール圧縮機やスクロール膨張機などのスクロール流体機械に関する。
特許文献1は、スクロール流体機械の一例であるスクロール圧縮機を開示している。このスクロール圧縮機では、駆動軸がクランク機構を介して旋回スクロールに連結されている。クランク機構は、旋回スクロールの底板の背圧室側端面に形成されたボス部と、駆動軸の端部に設けられたクランクピンに偏心状態で取り付けられた偏心ブッシュとを有している。偏心ブッシュは軸受を介してボス部の内周面に回転可能に支持されている。
特開2019-015188号公報
しかしながら、前述の軸受は、旋回スクロールの背面側に形成された背圧室の潤滑油が飛散することで潤滑しているため、当該軸受への潤滑油の供給が不十分となるおそれがあった。
そこで、本発明は、偏心ブッシュを支持する軸受に潤滑油を良好に供給することを目的とする。
本発明の一側面によると、スクロール流体機械は、ハウジング内に、回転自在に設けられた回転主軸、ハウジングに固定された固定スクロール、固定スクロールに対して旋回運動を行う旋回スクロール、及び、回転主軸の回転運動と旋回スクロールの旋回運動とを相互に変換する変換機構を有する。変換機構は、回転主軸の端面に設けられて回転主軸に対して偏心した偏心軸と、偏心軸が嵌入される貫通孔を有する偏心ブッシュと、旋回スクロールに形成されたボス部に圧入されて偏心ブッシュの外周面を支持する軸受と、を含む。偏心ブッシュには、軸受に潤滑油を供給するための潤滑油供給流路が貫通形成されている。ここにおいて、潤滑油供給流路の流出口が、偏心ブッシュの外周面に配置されている。
本発明の一側面によれば、偏心ブッシュの外周面に潤滑油供給流路の流出口が配置されている。これにより、潤滑油を潤滑油供給流路の流出口から軸受に直接的に供給することができるので、軸受に潤滑油を良好に供給することができる。
本発明の第1実施形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図である。 前記第1実施形態における気体冷媒及び潤滑油の流れを説明するブロック図である。 前記第1実施形態における変換機構の拡大断面図である。 前記第1実施形態における偏心ブッシュの斜視図である。 前記第1実施形態における偏心ブッシュの断面図である。 本発明の第2実施形態における変換機構の拡大断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。尚、ここでは、本発明に係るスクロール流体機械がスクロール圧縮機である場合について説明する。但し、本発明は、スクロール膨張機にも適用可能であることは言うまでもない。
図1は、本発明の第1実施形態におけるスクロール圧縮機100の縦断面図である。
スクロール圧縮機100は、例えば、車両用空調機器の冷媒回路に組み込まれ、冷媒回路の低圧側から吸入した気体冷媒(流体)を圧縮して吐出する。スクロール圧縮機100は、スクロールユニット120と、気体冷媒の吸入室H1及び吐出室H2を内包するハウジング140と、スクロールユニット120を駆動する電動モータ160と、電動モータ160を駆動制御するインバータ180と、を備えている。尚、スクロールユニット120は、電動モータ160に代えて、例えば、エンジン出力によって駆動されてもよい。また、インバータ180は、スクロール圧縮機100に組み込まれていなくてもよい。
スクロールユニット120は、互いに噛み合わされる固定スクロール122及び旋回スクロール(可動スクロール)124を有している。固定スクロール122は、円板形状の底板122Aと、底板122Aの一面から立設するインボリュート形状(渦巻形状)のラップ122Bと、を含んでいる。旋回スクロール124は、固定スクロール122と同様に、円板形状の底板124Aと、底板124Aの一面から立設するインボリュート形状のラップ124Bと、を含んでいる。ここで、円板形状とは、見た目で円板形状であると認識できる程度でよく、例えば、外面に凸部、凹部、スリットなどが形成されていてもよい(形状については以下同様)。
固定スクロール122及び旋回スクロール124は、そのラップ122B及び124Bを噛み合わせるように配置されている。詳細には、固定スクロール122のラップ122Bの先端部が、旋回スクロール124の底板124Aの一面に接触し、旋回スクロール124のラップ124Bの先端部が、固定スクロール122の底板122Aの一面に接触するように配置されている。尚、ラップ122B及び124Bの先端部には、チップシール(図示せず)が夫々取り付けられている。
また、固定スクロール122及び旋回スクロール124は、そのラップ122B及び124Bの周方向の角度が互いにずれた状態で、そのラップ122B及び124Bの側壁が互いに部分的に接触するように配置されている。従って、固定スクロール122のラップ122Bと旋回スクロール124のラップ124Bとの間には、圧縮室H3として機能する、三日月形状の密閉空間が形成されている。
旋回スクロール124は、固定スクロール122に対して旋回運動を行う。旋回スクロール124は、その自転が阻止された状態で、後述する変換機構300を介して、固定スクロール122の軸心周りに公転可能に配置されている。従って、スクロールユニット120は、固定スクロール122のラップ122Bと旋回スクロール124のラップ124Bとにより区画される圧縮室H3を中央部に移動させ、その容積を徐々に減少させる。その結果、スクロールユニット120は、ラップ122B及び124Bの外端部から圧縮室H3に吸入される気体冷媒を圧縮する。
ハウジング140は、電動モータ160及びインバータ180を収容するフロントハウジング142と、スクロールユニット120を収容するセンターハウジング144と、リアハウジング146と、インバータカバー148と、を有している。そして、フロントハウジング142、センターハウジング144、リアハウジング146及びインバータカバー148が、例えば、ボルト及びワッシャを含む締結具(図示せず)によって一体的に締結されることで、スクロール圧縮機100のハウジング140が構成されている。
フロントハウジング142は、円筒形状の周壁部142Aと薄板形状の仕切壁部142Bとを有している。フロントハウジング142の内部空間は、仕切壁部142Bによって、電動モータ160を収容するための空間とインバータ180を収容するための空間とに仕切られている。周壁部142Aの一端側、即ち、インバータ180を収容するための空間の開口は、インバータカバー148によって閉塞されている。また、周壁部142Aの他端側、即ち、電動モータ160を収容するための空間の開口は、センターハウジング144によって閉塞されている。仕切壁部142Bには、その径方向の中央部に後述する駆動軸166の一端部を回転自由に支持する、円筒形状の支持部142B1が、周壁部142Aの他端側に向かって突設されている。ここで、駆動軸166は、本発明の「回転主軸」の一例であり、ハウジング140内に回転自在に設けられている。
また、フロントハウジング142の周壁部142A及び仕切壁部142Bとセンターハウジング144とにより、気体冷媒の吸入室H1が区画されている。吸入室H1には、周壁部142Aに形成された吸入ポートP1を介して、冷媒回路の低圧側から気体冷媒が吸入される。尚、吸入室H1では、気体冷媒が電動モータ160の周囲を流通して電動モータ160を冷却可能になっており、電動モータ160の一方側の空間とその他方側の空間とが連通する、1つの吸入室H1が形成されている。吸入室H1には、回転駆動される駆動軸166などの摺動箇所の潤滑のため、適量の潤滑油が貯留されている。このため、吸入室H1においては、気体冷媒は、潤滑油との混合流体として流れている。
センターハウジング144は、フロントハウジング142との締結側とは反対側が開口した有底円筒形状をなし、その内部にスクロールユニット120を収容することができる。センターハウジング144は、円筒部144Aとその一端側の底壁部144Bとを有している。円筒部144Aと底壁部144Bとによって区画される空間に、スクロールユニット120が収容されている。円筒部144Aの他端側には、固定スクロール122が嵌合する嵌合部144A1が形成されている。従って、センターハウジング144の開口は、固定スクロール122によって閉塞されている。また、底壁部144Bは、その径方向の中央部が電動モータ160に向かって膨出するように形成されている。底壁部144Bの膨出部144B1の径方向の中央部には、駆動軸166の他端部を貫通させるための貫通孔が形成されている。そして、膨出部144B1のスクロールユニット120側には、駆動軸166の他端部を回転自由に支持するベアリング200が嵌合する嵌合部が形成されている。
センターハウジング144の底壁部144Bと旋回スクロール124の底板124Aとの間には、薄板円環形状のスラストプレート210が配置されている。底壁部144Bの外周部は、スラストプレート210を介して、旋回スクロール124からのスラスト力を受ける。底壁部144B及び底板124Aのスラストプレート210と当接する部位には、シール部材220が夫々埋設されている。
また、底板124Aの電動モータ160側端面と底壁部144Bとの間、つまり、旋回スクロール124の固定スクロール122とは反対側の端面とセンターハウジング144との間には、背圧室H4が形成されている。センターハウジング144には、吸入室H1からスクロールユニット120のラップ122B及び124Bの外端部付近の空間H5へと気体冷媒を導入する、冷媒導入通路L1が形成されている。冷媒導入通路L1は、空間H5と吸入室H1とを連通しているため、空間H5の圧力は、吸入室H1の圧力(吸入圧力Ps)と等しくなっている。
リアハウジング146は、センターハウジング144の円筒部144Aの嵌合部144A1側端部に、締結具によって締結されている。従って、固定スクロール122は、その底板122Aが嵌合部144A1とリアハウジング146との間に挟持されて固定されている。即ち、固定スクロール122はハウジング140に固定されている。リアハウジング146は、センターハウジング144との締結側が開口した有底円筒形状をなし、円筒部146Aとその他端部の底壁部146Bとを有している。
リアハウジング146の円筒部146A及び底壁部146Bと固定スクロール122の底板122Aとによって、気体冷媒の吐出室H2が区画されている。底板122Aの中央部には、気体冷媒の吐出通路(吐出孔)L2が形成されている。吐出通路L2には、吐出室H2からスクロールユニット120への気体冷媒の流れを規制する、例えば、リードバルブからなる逆止弁230が付設されている。吐出室H2には、スクロールユニット120の圧縮室H3で圧縮された気体冷媒が、吐出通路L2及び逆止弁230を介して吐出される。
尚、図示を省略するが、リアハウジング146には、吐出室H2の気体冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータが配置されている。オイルセパレータにより潤滑油が分離された気体冷媒は、リアハウジング146の底壁部146Bに形成された吐出ポートP2を介して、冷媒回路の高圧側へと吐出される。一方、オイルセパレータにより分離された潤滑油は、後述する背圧供給通路L3を介して、背圧室H4へと供給される。
電動モータ160は、例えば、三相交流モータからなり、ロータ162と、ロータ162の径方向外側に配置されるステータコアユニット164と、を有している。そして、例えば、車載のバッテリ(図示せず)からの直流電流が、インバータ180によって交流電流に変換され、電動モータ160のステータコアユニット164に供給される。
ロータ162は、その径方向中心に形成された軸孔に圧入される駆動軸166を介して、ステータコアユニット164の径方向内側で回転可能に支持されている。駆動軸166の一端部は、滑り軸受240を介して、フロントハウジング142の支持部142B1に回転可能に支持されている。駆動軸166の他端部は、センターハウジング144に形成された貫通孔を貫通して、ベアリング200によって回転可能に支持されている。インバータ180からの給電によって、ステータコアユニット164に磁界が発生すると、ロータ162に回転力が作用し、駆動軸166が回転駆動される。駆動軸166の他端部は、変換機構300を介して、旋回スクロール124に連結されている。
変換機構300は、前述の回転主軸(本実施形態では駆動軸166)の回転運動と旋回スクロール124の旋回運動とを相互に変換する機能を有する。変換機構300の詳細については図3~図5を用いて後述する。本実施形態では、旋回スクロール124は、その自転が阻止された状態で、変換機構300を介して、固定スクロール122の軸心周りに公転可能になっている。尚、駆動軸166の他端部には、旋回スクロール124の遠心力に対抗するバランサウェイト(カウンタウェイト)290が取り付けられている。
図2は、スクロール圧縮機100における、気体冷媒及び潤滑油の流れを説明するためのブロック図である。
図1及び図2に示すように、冷媒回路の低圧側からの低温・低圧の気体冷媒は、吸入ポートP1を介して吸入室H1へと導入された後、冷媒導入通路L1を介してスクロールユニット120の外端部付近の空間H5へと導かれる。そして、空間H5の気体冷媒は、スクロールユニット120の圧縮室H3に取り込まれて圧縮される。圧縮室H3で圧縮された気体冷媒は、吐出通路L2及び逆止弁230を経由して吐出室H2へと吐出された後、吐出ポートP2を介して冷媒回路の高圧側へと吐出される。このようにして、吸入室H1を介して流入される気体冷媒を圧縮室H3で圧縮し、この気体冷媒を吐出室H2を介して吐出するスクロールユニット120が構成される。
ここで、図1に示すように、スクロール圧縮機100は、背圧室H4の背圧Pmを制御する背圧制御弁400を更に備えている。背圧制御弁400は、吐出室H2の吐出圧力Pdと背圧室H4の背圧Pmとの差圧に応じて作動し、背圧室H4の背圧Pmが目標背圧Pcに近づくように、その弁開度を自動的に調整する、機械式(自律式)の圧力調整弁である。背圧制御弁400は、リアハウジング146の底壁部146Bにおいて、底壁部146Bの外周面から電動モータ160の駆動軸166の中心軸と直交する方向に延びるように形成された収容室146Cに収容されている。
スクロール圧縮機100は、図1及び図2に示すように、冷媒導入通路L1及び吐出通路L2に加えて、背圧供給通路L3、放圧通路L4及び吸入圧力感知通路L5を更に備えている。
背圧供給通路L3は、吐出室H2と背圧室H4とを連通するように、リアハウジング146及びセンターハウジング144に形成されている。ここで、リアハウジング146における背圧供給通路L3は、背圧制御弁400が収容される収容室146Cを経由している。そして、オイルセパレータにより吐出室H2の気体冷媒から分離された潤滑油は、背圧制御弁400及び背圧供給通路L3を介して背圧室H4へと導かれて、各摺動部位の潤滑に供されると共に、背圧室H4の背圧Pmを上昇させる。
背圧制御弁400は、背圧供給通路L3の一部を形成するように、背圧供給通路L3の途上に配置されている。従って、吐出室H2の気体冷媒から分離された潤滑油は、背圧制御弁400によって適宜減圧されつつ、その下流側に位置する背圧供給通路L3を介して背圧室H4に供給される。つまり、背圧室H4の入口側(上流側)に接続される背圧供給通路L3の開度を背圧制御弁400によって調整することで、背圧室H4へと流入する潤滑油の流量を増減して背圧Pmを調整する。
放圧通路L4は、背圧室H4と吸入室H1とを連通するように、駆動軸166の軸方向に貫通して形成されている。放圧通路L4の途上、例えば、駆動軸166の吸入室H1側の端部には、オリフィスOLが配置されている。従って、背圧室H4の潤滑油は、オリフィスOLによって流量が制限されつつ、吸入室H1へと戻される。
吸入圧力感知通路L5は、背圧制御弁400において吸入室H1の吸入圧力Psを感知できるようにすべく、スクロールユニット120の外端部付近の空間H5と収容室146Cとを連通する。具体的には、吸入圧力感知通路L5は、固定スクロール122の底板122A及びリアハウジング146に形成されている。尚、吸入圧力感知通路L5は、空間H5を介して吸入室H1の吸入圧力Psを間接的に感知しているが、吸入室H1の吸入圧力Psを直接感知することもできる。
ここで、背圧室H4(駆動軸166などの公転駆動要素が設けられた機械室)は、旋回スクロール124の背面側(即ち、旋回スクロール124の固定スクロール122とは反対側の端面側)に形成されている。背圧室H4は、旋回スクロール124を固定スクロール122側へ押圧付勢する背圧Pmを生じるものである。ゆえに、背圧室H4の背圧Pmによって、旋回スクロール124が固定スクロール122に向けて押し付けられる。スクロールユニット120の圧縮運転中において、旋回スクロール124の底板124Aの背圧室H4側端面に作用する背圧Pmの合力が底板124Aの圧縮室H3側端面に作用する圧縮反力より低すぎる、即ち、背圧不足状態になると、旋回スクロール124のラップ124Bの先端部と固定スクロール122の底板122Aとの間に隙間が生じると共に、旋回スクロール124の底板124Aと固定スクロール122のラップ122Bの先端部との間に隙間が生じ、圧縮機の体積効率が低下する。背圧制御弁400は、背圧Pmが目標背圧Pcを下回った場合、背圧不足状態にならないように、背圧Pmを上昇させて目標背圧Pcに近づける。
一方、背圧室H4の背圧Pmによる合力が圧縮反力よりも高すぎる、即ち、背圧過剰状態になると、固定スクロール122と旋回スクロール124との間の摩擦力が大きくなるため、圧縮機の機械効率が低下する。背圧制御弁400は、背圧Pmが目標背圧Pcを上回った場合、背圧過剰状態にならないように、背圧Pmを低下させて目標背圧Pcに近づける。
次に、変換機構300の詳細について、図1に加えて、図3~図5を用いて説明する。図3は変換機構300の拡大断面図である。図4は偏心ブッシュ270の斜視図である。図5は偏心ブッシュ270の断面図である。
変換機構300は偏心軸(クランクピン)260と偏心ブッシュ270と軸受280とを有する。偏心軸260は駆動軸166の他端面に設けられており、駆動軸166に対して偏心している(オフセットしている)。偏心ブッシュ270は、円柱状で、その中心軸BSから偏心した位置に偏心軸260が嵌入される貫通孔271を有する。ゆえに、偏心ブッシュ270は、貫通孔271を介して、偏心軸260に偏心状態で取り付けられる。
軸受280は、旋回スクロール124の底板124Aの背圧室H4側端面に突出形成された円筒形状のボス部250に圧入されて偏心ブッシュ270の外周面272を支持する。本実施形態では軸受280として滑り軸受が用いられている。従って、偏心ブッシュ270は、軸受280を介して、ボス部250の内周面に回転可能に支持されている。このようにして、旋回スクロール124は、その自転が阻止された状態で、変換機構300を介して、固定スクロール122の軸心周りに公転可能になっている。
偏心ブッシュ270には、軸受280に潤滑油を供給するための潤滑油供給流路350が貫通形成されている。潤滑油供給流路350は、偏心ブッシュ270の軸方向に延びる軸方向流路部351と、偏心ブッシュ270の径方向に延びる径方向流路部352と、を含む。
軸方向流路部351は、偏心ブッシュ270の中心軸BS及び駆動軸166の中心軸RSに略平行に延びて、偏心ブッシュ270を貫通している。径方向流路部352は、軸方向流路部351の途中から分岐して偏心ブッシュ270の径方向に延び、偏心ブッシュ270の外周面272に至っている。
駆動軸166の他端面に隣接する偏心ブッシュ270の端面には、偏心ブッシュ270の径方向に延びる凹部273が形成されており、この凹部273の底面に、軸方向流路部351の一端側の開口が位置している。この開口が、潤滑油供給流路350の流入口355として機能し得る。即ち、軸方向流路部351が潤滑油供給流路350の流入口355を有する。
偏心ブッシュ270の外周面272に位置する径方向流路部352の一端側の開口が、潤滑油供給流路350の流出口356として機能し得る。即ち、径方向流路部352が潤滑油供給流路350の流出口356を有する。潤滑油供給流路350の流出口356は、軸受280の内周面(支持面)281に臨んでいる。尚、潤滑油供給流路350の流出口356は、軸受280の内周面281における軸方向中央部に臨むように配置されることが好ましい。
図5に示すように、本実施形態では、駆動軸166の中心軸RSを含む第1仮想平面PL1で偏心ブッシュ270を第1領域T1と第2領域T2とに分けたときに、第1領域T1内に、偏心ブッシュ270の中心軸BSと、潤滑油供給流路350と、貫通孔271とが位置する。この第1仮想平面PL1は、駆動軸166の中心軸RSと偏心ブッシュ270の中心軸BSとの両方を含む第2仮想平面PL2に直交する仮想平面である。
本実施形態では、第1仮想平面PL1と偏心ブッシュ270の中心軸BSとの間の距離をN1とし、第1仮想平面PL1と軸方向流路部351の中心軸WSとの間の距離をN2とすると、N1<N2の関係を満たす。即ち、第1仮想平面PL1から見て、軸方向流路部351の中心軸WSが、偏心ブッシュ270の中心軸BSよりも離れている。また、第1仮想平面PL1から見て、潤滑油供給流路350が、偏心ブッシュ270の中心軸BSよりも離れている。
本実施形態では、駆動軸166の中心軸RSと偏心ブッシュ270の中心軸BSとの間の距離をN3とし、駆動軸166の中心軸RSと軸方向流路部351の中心軸WSとの間の距離をN4とすると、N3<N4の関係を満たす。即ち、駆動軸166の中心軸RSから見て、軸方向流路部351の中心軸WSが、偏心ブッシュ270の中心軸BSよりも離れている。また、駆動軸166の中心軸RSから見て、潤滑油供給流路350が、偏心ブッシュ270の中心軸BSよりも離れている。
ここで、軸受280への潤滑油の供給について、図1及び図3~図5を参照しつつ説明する。
背圧室H4内の潤滑油の一部は、偏心ブッシュ270の凹部273を経て流入口355から軸方向流路部351内に入る。そして、駆動軸166の中心軸RSを回転中心とする駆動軸166の回転運動により発生する遠心力により、軸方向流路部351内の潤滑油の大部分が、径方向流路部352に至って、流出口356から軸受280の内周面281に供給される。この遠心力の作用を十分に得るために、本実施形態では、前述のような潤滑油供給流路350のレイアウトを採用している。
本実施形態によれば、スクロール流体機械の一例であるスクロール圧縮機100は、ハウジング140内に、回転自在に設けられた駆動軸166(回転主軸)、ハウジング140に固定された固定スクロール122、固定スクロール122に対して旋回運動を行う旋回スクロール124、及び、駆動軸166(回転主軸)の回転運動と旋回スクロール124の旋回運動とを相互に変換する変換機構300を有する。変換機構300は、駆動軸166(回転主軸)の端面に設けられて駆動軸166(回転主軸)に対して偏心した偏心軸260と、偏心軸260が嵌入される貫通孔271を有する偏心ブッシュ270と、旋回スクロール124に形成されたボス部250に圧入されて偏心ブッシュ270の外周面272を支持する軸受280と、を含む。偏心ブッシュ270には、軸受280に潤滑油を供給するための潤滑油供給流路350が貫通形成されている。潤滑油供給流路350の流出口356が、偏心ブッシュ270の外周面272に配置されている。これにより、潤滑油を潤滑油供給流路350の流出口356から軸受280に直接的に供給することができるので、軸受280に潤滑油を良好に供給することができる。
また本実施形態によれば、潤滑油供給流路350の流出口356が、軸受280の内周面281に臨んでいる。これにより、軸受280の内周面281に潤滑油を良好に供給することができる。
また本実施形態によれば、潤滑油供給流路350は、偏心ブッシュ270の軸方向に延びる軸方向流路部351と、偏心ブッシュ270の径方向に延びる径方向流路部352と、を含む。軸方向流路部351が潤滑油供給流路350の流入口355を有する。径方向流路部352が潤滑油供給流路350の流出口356を有する。これにより、潤滑油供給流路350を容易に形成することができる。
また本実施形態によれば、駆動軸166(回転主軸)の中心軸RSから見て、潤滑油供給流路350が、偏心ブッシュ270の中心軸BSよりも離れている。これにより、駆動軸166の回転運動により発生する遠心力を利用して、潤滑油を積極的に軸受280に供給することができる。
また本実施形態によれば、駆動軸166(回転主軸)の中心軸RSを含む第1仮想平面PL1で偏心ブッシュ270を第1領域T1と第2領域T2とに分けたときに、第1領域T1内に、偏心ブッシュ270の中心軸BSと、潤滑油供給流路350と、貫通孔271とが位置する。第1仮想平面PL1から見て、潤滑油供給流路350が、偏心ブッシュ270の中心軸BSよりも離れている。これにより、駆動軸166の回転運動により発生する遠心力を利用して、潤滑油を積極的に軸受280に供給することができる。
また本実施形態によれば、スクロール流体機械の一例であるスクロール圧縮機100は、旋回スクロール124の背面側に形成されて、旋回スクロール124を固定スクロール122側へ押圧付勢する背圧を生じる背圧室H4を更に有する。潤滑油供給流路350の流入口355が背圧室H4に連通している。ゆえに、背圧室H4内の潤滑油をスムーズに軸受280に供給することができる。
また本実施形態によれば、偏心ブッシュ270の端面に形成された凹部273に、潤滑油供給流路350の流入口355が配置されている。これにより、背圧室H4内からの潤滑油をスムーズに潤滑油供給流路350に導くことができる。
また本実施形態によれば、軸受280として滑り軸受が用いられている。これにより、簡素な構成で偏心ブッシュ270を回転可能に支持することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施形態における変換機構300の拡大断面図である。
前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
偏心ブッシュ270には、これと一体的に、バランサウェイト(カウンタウェイト)290’が設けられている。バランサウェイト290’は、駆動軸166の中心軸RSを挟んで貫通孔271とは反対の側に設けられている。このような、バランサウェイト290’を一体的に備える偏心ブッシュ270においても、前述と同様の潤滑油供給流路350が形成されることが好ましい。
尚、前述の第1及び第2実施形態において、バランサウェイト290,290’を省略してもよい。
前述の第1及び第2実施形態では、本発明に係るスクロール流体機械がスクロール圧縮機である場合について説明したが、本発明は、スクロール膨張機にも適用可能であることは言うまでもない。スクロール膨張機に適用される場合、スクロール膨張機は、例えば、車両用ランキンサイクル装置の冷媒回路に組み込まれ、当該冷媒回路から導入した冷媒を膨張させて動力を発生する(冷媒から動力を回収する)ように構成され得る。また、スクロール膨張機に適用される場合には、前述の駆動軸166が出力軸となる。即ち、本発明に係るスクロール流体機械がスクロール圧縮機であれば、本発明の「回転主軸」は駆動軸として機能し、本発明に係るスクロール流体機械がスクロール膨張機であれば、本発明の「回転主軸」は出力軸として機能する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は前述の実施形態に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて更なる変形等が可能であることはもちろんである。
100 スクロール圧縮機(スクロール流体機械)
122 固定スクロール
124 旋回スクロール
140 ハウジング
166 駆動軸(回転主軸)
250 ボス部
260 偏心軸
270 偏心ブッシュ
271 貫通孔
272 外周面
273 凹部
280 軸受
290,290’ バランサウェイト
281 内周面
300 変換機構
350 潤滑油供給流路
351 軸方向流路部
352 径方向流路部
355 流入口
356 流出口
BS,RS,WS 中心軸
H4 背圧室
PL1 第1仮想平面
PL2 第2仮想平面
T1 第1領域
T2 第2領域

Claims (9)

  1. ハウジング内に、回転自在に設けられた回転主軸、前記ハウジングに固定された固定スクロール、前記固定スクロールに対して旋回運動を行う旋回スクロール、及び、前記回転主軸の回転運動と前記旋回スクロールの旋回運動とを相互に変換する変換機構を有するスクロール流体機械であって、
    前記変換機構は、
    前記回転主軸の端面に設けられて前記回転主軸に対して偏心した偏心軸と、
    前記偏心軸が嵌入される貫通孔を有する偏心ブッシュと、
    前記旋回スクロールに形成されたボス部に圧入されて前記偏心ブッシュの外周面を支持する軸受と、
    を含み、
    前記偏心ブッシュには、前記軸受に潤滑油を供給するための潤滑油供給流路が貫通形成されており、
    前記潤滑油供給流路の流出口が、前記偏心ブッシュの外周面に配置されている、スクロール流体機械。
  2. 前記潤滑油供給流路の流出口が、前記軸受の内周面に臨んでいる、請求項1に記載のスクロール流体機械。
  3. 前記潤滑油供給流路は、前記偏心ブッシュの軸方向に延びる軸方向流路部と、前記偏心ブッシュの径方向に延びる径方向流路部と、を含み、
    前記軸方向流路部が前記潤滑油供給流路の流入口を有し、
    前記径方向流路部が前記潤滑油供給流路の流出口を有する、請求項1又は請求項2に記載のスクロール流体機械。
  4. 前記回転主軸の中心軸から見て、前記潤滑油供給流路が、前記偏心ブッシュの中心軸よりも離れている、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載のスクロール流体機械。
  5. 前記回転主軸の中心軸を含む仮想平面で前記偏心ブッシュを第1領域と第2領域とに分けたときに、前記第1領域内に、前記偏心ブッシュの中心軸と、前記潤滑油供給流路と、前記貫通孔とが位置する、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載のスクロール流体機械。
  6. 前記仮想平面から見て、前記潤滑油供給流路が、前記偏心ブッシュの中心軸よりも離れている、請求項5に記載のスクロール流体機械。
  7. 前記旋回スクロールの背面側に形成されて、前記旋回スクロールを前記固定スクロール側へ押圧付勢する背圧を生じる背圧室を更に有し、
    前記潤滑油供給流路の流入口が前記背圧室に連通している、請求項1~請求項6のいずれか1つに記載のスクロール流体機械。
  8. 前記偏心ブッシュの端面に形成された凹部に、前記潤滑油供給流路の流入口が配置されている、請求項1~請求項7のいずれか1つに記載のスクロール流体機械。
  9. 前記軸受として滑り軸受が用いられている、請求項1~請求項8のいずれか1つに記載のスクロール流体機械。
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