JP2012062854A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機 Download PDF

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Abstract

【課題】スクロール型圧縮機において、潤滑油を確実且つ円滑にブッシュとクランクピンとの間に流通させることによって耐久性の向上を図ることができ、しかも、騒音及び振動の発生を抑制する。
【解決手段】スクロール型圧縮機を構成するブッシュ52には、回転シャフトに連結された軸心に対して偏心したクランクピン70の挿入されるピン孔72が形成されると共に、前記ブッシュ52の軸線と直交し、前記ピン孔72の中心を通る油通路80が形成されている。この油通路80は、その一端部及び他端部がブッシュ52の外周面52aまで貫通すると共に、該油通路80の軸線に対して前記ブッシュ52の外周面52aに接する接線とのなす角度θがそれぞれ鈍角となるように形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、スクロール型圧縮機に関し、一層詳細には、固定スクロールに対して可動スクロールを旋回させることにより圧縮機内部において流体を圧縮するスクロール型圧縮機に関する。
従来から、固定板と該固定板に直立した渦巻状の固定壁を有する固定スクロールと、可動板と該可動板に直立した渦巻状の可動壁を前記固定壁に噛み合わせるように配置した可動スクロールとをハウジングの内部に備えるスクロール型圧縮機が知られている。このスクロール型圧縮機は、ハウジングに対して回転自在に支持されたブッシュに対して偏心したクランクピンを挿通させ、前記ブッシュを介して前記可動スクロールを旋回させる。これにより、固定スクロールの固定壁及び可動スクロールの可動壁と固定板及び可動板との間で形成される圧縮室を外周部位から徐々に中央部位へと移動させて冷媒を圧縮させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−9781号公報
一般的に、上述したようなスクロール型圧縮機においては、冷媒に潤滑油が含有されており、該冷媒がハウジング内に流通することにより各部位の潤滑を行う構成としている。しかしながら、クランクピンと、該クランクピンの挿入されるブッシュの孔部との間には、冷媒が入り込みにくく十分な潤滑が行われないことが懸念される。このように潤滑が不十分な場合には、クランクピン及びブッシュの耐久性が低下してしまうと共に、潤滑不足に起因した騒音及び振動の発生が懸念される。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、潤滑油を確実且つ安定的にブッシュとクランクピンとの間に流通させることによって耐久性の向上を図ることができ、しかも、騒音及び振動の発生を抑制することが可能なスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に設けられた固定スクロールと、該固定スクロールと噛合された可動スクロールと、該ハウジング内に設けられ駆動源の駆動作用下に回転する回転シャフトと、該回転シャフトの軸心に対して偏心したクランクピンと、前記クランクピンが挿通されるピン孔を有し可動スクロールを揺動変位させるブッシュと、前記ブッシュを前記可動スクロールに対して回転自在に保持する軸受とを備えたスクロール型圧縮機において、
前記ブッシュには、該ブッシュの中心軸を通らず、前記ピン孔と前記ブッシュの外周面とを貫通する油通路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ブッシュの外周面からピン孔へと貫通し、該ブッシュの中心軸を通らないように油通路を形成し、前記油通路を通じて潤滑油を流通させる構成としている。そして、ブッシュが回転シャフトの回転作用下に回転する際、該ブッシュの外周面から潤滑油が油通路へと取り込まれ、遠心力によって前記油通路に沿ってピン孔へと移動させる。
従って、潤滑油を、ブッシュの外周面から油通路を通じてピン孔へと供給することができるため、クランクピンと前記ピン孔との間の潤滑を確実且つ安定的に行うことができる。その結果、クランクピンの摩耗が抑制され耐久性の向上を図ることができると共に、潤滑不足に起因した騒音及び振動の発生を抑制することが可能となる。
また、油通路は、一直線状に形成され両端部が外周面において開口し、一端部と前記ピン孔との間の通路距離が、他端部と前記ピン孔との間の通路距離に対して長く形成されると共に、前記油通路の軸線と、前記他端部において前記軸線と交差する前記外周面の接線とのなす角度を、前記軸線に対する前記ブッシュの回転方向側で鈍角に設定するとよい。
さらに、油通路の開口部を、ブッシュの回転方向側となる部位が拡径して形成するとよい。
さらにまた、可動スクロールには、ブッシュを支持するボス部を有し、前記ボス部には、前記ボス部の外周側と前記ブッシュの設けられる凹部とを連通する連通路を備えるとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、ブッシュの外周面からピン孔へと貫通し、該ブッシュの中心軸を通らないように油通路を形成することにより、前記ブッシュが回転する際に、前記外周面から油通路へと取り込まれた潤滑油を遠心力によって前記油通路に沿って移動させピン孔に供給することができる。その結果、潤滑油によってクランクピンとピン孔との間の潤滑を確実且つ安定的に行うことができ、それに伴って、前記クランクピンの摩耗が抑制され耐久性の向上及び騒音、振動の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機の一部省略縦断面図である。 図1のスクロール型圧縮機におけるブッシュ近傍を示す拡大断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。
本発明に係るスクロール型圧縮機について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機を示す。
このスクロール型圧縮機10は、図1及び図2に示されるように、蓋状に形成されたフロントハウジング(ハウジング)12と、カップ状に形成されたリアハウジング(ハウジング)14とを含む。
リアハウジング14の上部には、例えば、冷媒ガス等からなるガスをその内部へと導入する吸入口16が形成されている。この吸入口16は、リアハウジング14の外周面に開口すると共に、該リアハウジング14の中心側に向かって貫通して内部と連通している。
また、リアハウジング14の上部には、スクロール型圧縮機10によりガスが圧縮された圧縮ガスを、例えば、図示しない冷媒循環系へと吐出する吐出口18が形成されている。なお、リアハウジング14には、スクロール型圧縮機10を、例えば、図示しないエンジンや外部機器等に取り付けるための複数の取付部20が設けられている。なお、スクロール型圧縮機10は、例えば、フロントハウジング12及びリアハウジング14の軸線が地面と略平行となるように横置きに配置され固定される。
そして、リアハウジング14の内部には、その開口した一端部側から固定スクロール22と、該固定スクロール22に対して旋回する可動スクロール24が挿入される。
固定スクロール22は、リアハウジング14に連結される外周縁部を含む固定側基板部26と、この固定側基板部26から可動スクロール24側へと渦巻状に立設される固定側渦巻壁28とを有する。
また、固定スクロール22の背面とリアハウジング14との間には、吐出口18に連通するガス吐出室30が形成されると共に、固定側基板部26の略中心部には、後述するガス圧縮室32からガス吐出室30へと連通する圧縮ガス導出孔34が形成される。そして、固定側基板部26は、複数の締結ボルト36によってリアハウジング14と互いに連結される。
さらに、固定側基板部26の背面には、圧縮ガス導出孔34を閉塞する一方、ガス圧縮室32において圧縮された圧縮ガスが所定圧となった際に、開動作してガス吐出室30へ該圧縮ガスを導出する吐出弁38が備えられている。
可動スクロール24は、図1に示されるように、可動側基板部40と、該可動側基板部40から固定スクロール22側へと渦巻状に立設され、前記固定側渦巻壁28に噛み合う可動側渦巻壁42とを有する。
そして、リアハウジング14内において、可動側渦巻壁42が固定スクロール22側となるように配置され、前記固定スクロール22を構成する固定側基板部26及び固定側渦巻壁28と、可動スクロール24を構成する可動側基板部40及び可動側渦巻壁42とによってガス圧縮室32が形成される。このガス圧縮室32を封止するために、固定側渦巻壁28及び可動側渦巻壁42の各端部には、それぞれ可動側基板部40及び固定側基板部26に摺接するようにシール部材44が装着されている。
一方、可動側基板部40の中央には、固定スクロール22から離間する方向(矢印A方向)に突出したボス部46が設けられ、その内部に開口した円形凹部48には内周面に接するように配置された旋回軸受(軸受)50を介してブッシュ52が回転自在に嵌挿される。
また、ボス部46には、その外周面から内周側に向かって延在し、円形凹部48に連通する供給通路(連通路)54が形成される。供給通路54は、例えば、ボス部46の外周面から可動側基板部40側(矢印B方向)に向かって所定角度傾斜して半径内方向に延在した後に、折曲して可動スクロール24の軸線方向(矢印A方向)に沿って延在して円形凹部48へと接続される。そして、ガスに含有された潤滑油が、固定スクロール22及び可動スクロール24の外周側から供給された際、ボス部46の供給通路54を通じて円形凹部48へと導かれる。
駆動部55は、回転シャフト56と、前記回転シャフト56の端部に連結されたブッシュ52と、前記回転シャフト56を回転自在に支持する第1及び第2軸受58、60と、前記ブッシュ52を回転自在に支持する旋回軸受50とを備え、前記回転シャフト56は、その一端である軸部62がフロントハウジング12の端部に設けられた開口に挿入され、第2軸受60を介して回転自在に支持される。また、軸部62の外周側には、フロントハウジング12との間にガス吸入室64を封止するための封止部材66が嵌挿される。
一方、回転シャフト56の他端には、軸部62に対して拡径した支持体68が設けられ、前記支持体68は、貫通孔に設けられた第1軸受58に挿通されることによって回転自在に支持される。なお、第1軸受58はフロントハウジング12の内部に保持される。支持体68の端面には、その軸心に対して偏心したクランクピン70が設けられている。
クランクピン70は、支持体68の端面から所定長さだけ突出し、ブッシュ52の軸心に対して偏心したピン孔72に挿入される。また、クランクピン70の先端部近傍には環状溝(図示せず)を介して係止リング76が装着されている。これにより、ブッシュ52が、係止リング76によりクランクピン70の軸線方向(矢印A、B方向)への抜け止めがなされた状態で、該クランクピン70を中心として回転可能となる。
ブッシュ52は、図3に示されるように、断面円形状に形成され、その中心から半径外方向に偏心した位置にピン孔72が形成されている。なお、ピン孔72は、ブッシュ52の軸線方向(矢印A、B方向)に沿って貫通し、前記ブッシュ52の中心に対して偏心して形成されている。
また、ブッシュ52には、ピン孔72を通過し、且つ、前記ブッシュ52の中心軸を通らないように油通路80が一直線状に形成され、前記ブッシュ52の軸線と略直交するように延在している。
この油通路80は、略一定径で形成され、その一端部がピン孔72側においてブッシュ52の外周面52aに貫通して開口部82aを形成すると共に、他端部が、前記外周面52aに貫通して開口部82bを形成している。油通路80の軸線C1と、開口部82bにおいて前記軸線C1と交差してブッシュ52の外周面52aに接する接線C2とのなす角度θが鈍角(90°<θ)に設定される。
すなわち、油通路80は、ピン孔72を中心として一端部側となる第1通路部80a(図3中、D1)が短く、他端部側となる第2通路部80b(図3中、D2)が長く形成され(D1<D2)、前記第2通路部80b側が、開口部82bにおいて接線C2と鈍角に形成されている。
また、開口部82a、82bは、ブッシュ52の回転方向(矢印E方向)側となる外縁部がブッシュ52の外周面52aに向かって徐々に拡径するテーパ状に形成される。すなわち、油通路80の開口部82a、82bは、ブッシュ52が回転する際に該ブッシュ52の外周側に設けられた旋回軸受50に付着した潤滑油や前記ブッシュ52の外周面52aに付着した潤滑油を取り込みやすい形状としている。
そして、ブッシュ52のピン孔72にクランクピン70が挿入されることで回転シャフト56によってスイング運動可能に旋回され、これにより、可動スクロール24が旋回半径を可変させながら旋回する。なお、クランクピン70の根元近傍には、ブッシュ52を介してバランスウェイト84が装着される。
可動スクロール24における可動側基板部40とフロントハウジング12の内部に形成された支持面との間には、可動スクロール24を摺接面によって摺動可能に支持するスラストプレート86が設けられる。
一方、フロントハウジング12の開口の外周部には、第3軸受88を介してプーリ90が装着されている。このプーリ90に図示しないエンジン等の回転駆動源からベルト等を介して回転力が伝達され、電磁クラッチ92のオン/オフ動作によって前記回転シャフト56への前記回転力の伝達あるいは切り離しが行われる。
本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、電磁クラッチ92の動作作用下に、回転シャフト56に回転力が伝達されると、支持体68が第1軸受58を介して回転し、これによって前記支持体68に固着されたクランクピン70が回転シャフト56の軸心に対して偏心した状態で旋回する。これにより、ブッシュ52が回転して、スラストプレート86に摺動可能に支持された可動スクロール24が固定スクロール22に対して旋回する。
そして、吸入口16から供給されたガスが、リアハウジング14の内部に導入され、固定スクロール22における固定側渦巻壁28と可動スクロール24における可動側渦巻壁42との間で形成されるガス圧縮室32に導入されると共に、前記ガスの一部が、駆動部55側へと導かれ該ガス中に含有された潤滑油が、例えば、供給通路54を通じてブッシュ52と旋回軸受50との間に供給されることにより、前記ブッシュ52と前記旋回軸受50との潤滑がなされる。
また、ブッシュ52が回転することにより、旋回軸受50の内周側及び前記ブッシュ52の外周面52aに付着した潤滑油が、開口部82a、82bを介して油通路80へと取り込まれ、該ブッシュ52の回転によって生じる遠心力によって前記油通路80に沿ってピン孔72へと供給される。これにより、潤滑油が、ピン孔72の内周面とクランクピン70の外周面との間に供給され、ブッシュ52と前記クランクピン70との間の潤滑がなされる。この際、開口部82bが、ブッシュ52の外周面52aの接線C2と油通路80の軸線C1とのなす角度θが鈍角となっているため、より確実且つ好適に潤滑油を前記油通路80へと取り込んで回収することができる。
一方、固定スクロール22における固定側渦巻壁28と可動スクロール24における可動側渦巻壁42との間で形成されるガス圧縮室32が外周部位から徐々に中央部位へと進行し、シール部材44の封止作用下にガス吸入室64に導入されたガスが徐々に圧縮されていく。その後、圧縮された圧縮ガスが、圧縮ガス導出孔34からガス吐出室30へと導出され、吐出口18を介して図示しない冷媒循環系へと吐出される。
以上のように、本実施の形態では、ブッシュ52において、クランクピン70の挿入されるピン孔72が形成されると共に、前記ピン孔72の中心と前記ブッシュ52の外周面52aとを貫通するように油通路80を形成している。この油通路80は、ブッシュ52の中心軸を通らない位置に形成されているため、前記ブッシュ52の回転作用下にブッシュ52の外周面52aから油通路80を通じて潤滑油を該ブッシュ52の内部へと取り込み、遠心力によってピン孔72側へと導くことが可能となる。その結果、クランクピン70とピン孔72との間の潤滑を確実且つ安定的に行うことができるため、その摩耗が抑制され耐久性の向上を図ることができると共に、潤滑不足に起因した騒音及び振動の発生を抑制することが可能となる。
さらに、油通路80は、その軸線C1とブッシュ52の外周面52aに対する接線C2とのなす角度θが、前記ブッシュ52の回転方向(図3中、矢印E方向)側、且つ、ピン孔72から開口部82bまでの距離が長い第2通路部80b側において鈍角となるように形成されているため、前記ブッシュ52が回転した際に、開口部82bを介して潤滑油を確実且つ容易に取り込むことが可能となる。
さらに、第2通路部80bに取り込まれた潤滑油は、ピン孔72までの距離D2が長く形成されているため、前記潤滑油を、前記第2通路部80bの内部に好適に溜めておくことが可能となる。その結果、潤滑油を、ピン孔72に対して安定的に供給することができ潤滑に用いることが可能となる。
さらに、油通路80は、その開口部82a、82bがブッシュ52の回転方向(矢印E方向)側が広く開口しているため、前記ブッシュ52が回転した際に、その外周面52aに付着した潤滑油を確実且つ効率的に前記油通路80へと取り込むことが可能となる。
なお、本発明に係るスクロール型圧縮機は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…スクロール型圧縮機 12…フロントハウジング
14…リアハウジング 16…吸入口
18…吐出口 22…固定スクロール
24…可動スクロール 26…固定側基板部
28…固定側渦巻壁 34…圧縮ガス導出孔
40…可動側基板部 42…可動側渦巻壁
44…シール部材 46…ボス部
48…円形凹部 50…旋回軸受
52…ブッシュ 54…供給通路
56…回転シャフト 68…支持体
70…クランクピン 72…ピン孔
76…係止リング 80…油通路
80a…第1通路部 80b…第2通路部
82a、82b…開口部

Claims (4)

  1. ハウジングと、該ハウジング内に設けられた固定スクロールと、該固定スクロールと噛合された可動スクロールと、該ハウジング内に設けられ駆動源の駆動作用下に回転する回転シャフトと、該回転シャフトの軸心に対して偏心したクランクピンと、前記クランクピンが挿通されるピン孔を有し可動スクロールを揺動変位させるブッシュと、前記ブッシュを前記可動スクロールに対して回転自在に保持する軸受とを備えたスクロール型圧縮機において、
    前記ブッシュには、該ブッシュの中心軸を通らず、前記ピン孔と前記ブッシュの外周面とを貫通する油通路を備えることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 請求項1記載のスクロール型圧縮機において、
    前記油通路は、一直線状に形成され両端部が前記外周面において開口し、一端部と前記ピン孔との間の通路距離が、他端部と前記ピン孔との間の通路距離に対して長く形成されると共に、前記油通路の軸線と、前記他端部において前記軸線と交差する前記外周面の接線とのなす角度が、前記軸線に対する前記ブッシュの回転方向側で鈍角に設定されることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  3. 請求項1又は2記載のスクロール型圧縮機において、
    前記油通路の開口部は、前記ブッシュの回転方向側となる部位が拡径して形成されることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクロール型圧縮機において、
    前記可動スクロールには、前記ブッシュを支持するボス部を有し、前記ボス部には、前記ボス部の外周側と前記ブッシュの設けられる凹部とを連通する連通路を備えることを特徴とするスクロール型圧縮機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022113558A1 (ja) * 2020-11-24 2022-06-02 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 スクロール流体機械

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