JP2022075951A - 整列樋 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球の流下状態を変化させる操作を容易に行うことが可能であり、その操作位置や状態も容易に確認することが可能であり、メンテナンスを行うときの作業効率を高めることができる整列樋を提供する。【解決手段】整列樋10において球経路11上の遊技球の流下状態を変化させる球規制部材20と、球規制部材20が取り付けられると共に、球経路11の下流側の上方に配置され、遊技球を一列に整列させるための球整列部材30と、を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機島で遊技機を含む各種遊技装置に向けて遊技球を流下させる補給樋に設置され、該補給樋を流下する遊技球を各種遊技装置へ供給する整列樋に関する。
従来の遊技機島では、パチンコ機や台間球貸機等の各種遊技装置に遊技球を補給するために、島上段内部に配設した補給樋によって、各種遊技装置の上方まで遊技球を流下させる。そして、補給樋の途中に設置した整列樋によって、遊技球を整列させた状態にして各種遊技装置へ補給している。
ここで遊技機島の島上段内部には、前述した補給樋や整列樋の他にも、設備機器としてコンピュータの情報中継機やトランス、それに呼出しランプ等が配設されている。また、これらの設備機器や各種遊技装置に接続する様々な信号線、電源配線(100V、200V、24V配線、および変圧器等)、さらに配線収納用のダクト等も、島上段内部に配設されていた(例えば、特許文献1参照)。このように島上段内部では、各種遊技装置、設備機器、それに配線類が、それぞれ近接した状態になっている。
ところで、遊技機島の島上段内部での設備メンテナンスを行うときは、前述したような設備機器等の配置の状態では十分な作業スペースを取ることが困難であり、実際には作業者の手首から先が島内部に入るだけの状態である。そのため、複雑な動作を必要とする作業や、ある程度の力作業をするようなメンテナンスは、他の装置や機器に影響しないように配慮した取り扱いをする必要があった(例えば、配線を引っ張らない、衝撃を与えないようにする等)。
また、パチンコ機や台間球貸機のメンテナンスを行うときは、遊技球が流れている状態では作業ができないことがある。よって、整列樋には、遊技球の排出を停止させる球止め機構を設けていた。球止め機構としては、整列樋の底面に回転可能に設けられたストッパーが知られている(例えば、特許文献2参照)。かかるストッパーは、上方に回転させると、突片が整列樋の底面にある透孔から内側に入り込み遊技球を堰き止める一方、下方に回転させておけば、突片が整列樋の底面より外側に出て遊技球を流下させる。
特開平10-113456号公報 特開2011-104042号公報
しかしながら、前述した従来の球止め機構では、ストッパーが整列樋の底面に設けられているため、遊技機島外部より島上段内部に接近可能な方向である前方からだと通常は死角となる。そのため、メンテナンスを行うときに、ストッパーのある位置が分かりづらいだけでなく、ストッパーの回転状態も判別し難いことがあり、球止め操作に手間取って時間がかかるという問題があった。
また、整列樋におけるストッパーの位置が分かったとしても、ストッパーのある整列樋の底面側は、島上段内部の限られたスペース内では一般に操作しづらい場所である。特に、島上段内部における他の装置等との配置関係により、整列樋の底面側に手を入れる作業スペースが十分に取れないような配置場所では、球止め操作を行うことが極めて困難であるという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題点に着目してなされたものであり、遊技機島内部の限られたスペース内でも、遊技機島外部より遊技球の流下状態を変化させる操作を容易に行うことが可能であり、その操作位置や状態も容易に確認することが可能であり、メンテナンスを行うときの作業効率を高めることができる整列樋を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の発明に存する。
遊技機島(1)で遊技機(2)を含む各種遊技装置に向けて遊技球を流下させる補給樋(5)に設置され、該補給樋(5)を流下する遊技球を各種遊技装置へ供給する整列樋(10)において、
前記補給樋(5)から受け入れた遊技球を整列させた状態で流下させる球経路(11)と、該球経路(11)上の遊技球の流下状態を変化させる球規制部材(20)と、
前記球規制部材(20)が取り付けられると共に、前記球経路(11)の下流側の上方に配置され、遊技球を一列に整列させるための球整列部材(30)と、を備えたことを特徴とする整列樋(10)。
本発明の実施の形態に係る整列樋において球規制部材が停止位置にある状態を示す正面図(a)と、抜粋した球規制部材の側面図(b)である。 本発明の実施の形態に係る整列樋において球規制部材が回転途中にある状態を示す正面図(a)と、抜粋した球規制部材の側面図(b)と、球規制部材の要部の拡大側面図(c)である。 本発明の実施の形態に係る整列樋において球規制部材が流下位置にある状態を示す正面図(a)と、抜粋した球規制部材の側面図(b)である。 本発明の実施の形態に係る整列樋において球均し部材が揺動規制部に保持された状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を別の角度で上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を別の角度で下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を示す右側面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を示す右側面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材を示す底面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球規制部材の支持状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を示す右側面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を示す底面図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を構成する押さえ部を上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球整列部材を構成する押さえ部を下方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球均し部材を支持する取付軸を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る整列樋の球均し部材を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る遊技機島において整列樋の設置位置を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る遊技機島において他の装置の設置位置を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る遊技機島内部を示す縦端面図である。
以下、図面に基づき本発明を代表する実施の形態を説明する。
図1~図34は、本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係る整列樋10は、遊技機島1で遊技機2を含む各種遊技装置に向けて遊技球を流下させる補給樋5に設置され、該補給樋5を流下する遊技球を整列させた状態で各種遊技装置へ供給するものである。
<遊技機島1の概要>
先ず、遊技機島1の概要について説明する。
図32~図34に示すように、遊技機島1は、島枠となるフレームの島中段に複数の遊技機2を横並びに列設して成る。遊技機2は、例えば、盤面上に遊技球を打ち出して入賞を楽しむパチンコ機である。遊技機島1では、一般に遊技機2が背中合わせで前後2列に列設されているが、遊技機2が片側一列に列設される場合もある。また、各遊技機2の間には、遊技球を貸し出すための台間球貸機3が配設されている。
遊技機島1において、遊技機2の上方の一箇所には、島上段内部で遊技球を貯留する上部タンク4が配設されている。また、遊技機2の上方の島長手方向に亘り、上部タンク4内の遊技球を遊技機2や台間球貸機3等の各種遊技装置に向けて流下させる補給樋5が配設されている。補給樋5については、整列樋10と共に後述する。なお、遊技機2の下方には、図示省略したが、島下段内部で各遊技機2から回収した遊技球を貯留する下部タンク等が配設されている。下部タンク内の遊技球は、島内部に立設された揚送装置によって前記上部タンク4に揚送され、島内部における遊技球の循環経路が構成されている。
また、遊技機島1の島上段内部には、[背景技術]でも説明したとおり、コンピュータの情報中継機6やトランス7等が配設されている。これらの設備機器は、図34に示すように、島上段内部の幅(奥行)方向における略中央を通る補給樋5の両側、すなわち遊技機島1の前後何れにおいても遊技機2の正面寄りの位置に配置されている。なお、島上段外側には幕板8が開閉可能に設けられており、幕板8を閉じることで島上段内部を覆い隠す一方、メンテナンス時には幕板8を開いて作業を行う。また、幕板8の下方で遊技機2の上方には、個々の遊技機2ごとに対応した呼出ランプ9が配設されている。
<補給樋5の構成>
次に、補給樋5について説明する。
図32,図34に示すように、補給樋5は、島上段内部で前記上部タンク4の一端側の底部から遊技機島1の一端側の島端に向かって下方に傾斜するように配設されている。ここで補給樋5は、前述したように、島上段内部の幅(奥行)方向における略中央を通るように配置されている。
補給樋5は、島長手方向に直線状に延びる所定幅の底面壁と、この底面壁の両側縁に沿って所定高さに立設された両側壁とから成る。補給樋5の底面壁における両側の角隅には、各遊技機2および台間球貸機3ごとに対応して、図示省略したが、補給樋5の傾斜により自重で流下する遊技球を落下させる落下口が設けられている。この落下口ごとに整列樋10が設置されており、整列樋10を介して遊技球は各遊技機2等に供給される。
<整列樋10の構成>
次いで、本発明の根幹を成す整列樋10について説明する。
図1~図12に示すように、整列樋10は、前記補給樋5から受け入れた遊技球を一列に整列させた状態で流下させる球経路11と、該球経路11上の遊技球の流下状態を変化させる球規制部材20と、を備えている。ここで球経路11は、樋本体10aに形成されており、詳しくは、樋本体10aの長手方向に延びる底面壁12と、該底面壁12の前後両側に沿って起立した正面壁13と背面壁14とで囲まれた溝状の空間である。
球経路11は、上流端から下流端に亘って下方に傾斜しており、球経路11の幅は、遊技球の直径よりも若干広く設定されている。球経路11の上流端には一端面壁15が、球経路の下流端には他端面壁16が、それぞれ底面壁12の両端から起立している。球経路11の下流端にて他端面壁16の手前には、下方へ延出した管状の球出口17が設けられている。
球出口17は、ジャバラと称される屈曲可能な管部材17b(図34参照)を介して遊技機2等の遊技装置に連結される。これにより、球出口17から一列に整列した状態で排出された遊技球は、そのまま管部材17bを通って遊技機2等に供給される。また、球経路11の底面壁12と、その前後の正面壁13および背面壁14との角隅に沿って、球経路11に侵入した塵等の異物を落下させる複数の開口部12aが設けられている。
球経路11の上流側の略半分では、背面壁14が上端縁より途中の高さ位置まで切り欠かれており、この切り欠き端より、外側に広がる球受け片18が延設されている。球受け片18は、前記補給樋5の底面壁にある落下口に合致して、補給樋5から落下する遊技球を受け入れる部位となる。なお、整列樋10は、その主要部である樋本体10aの他、以下、逐次説明する各構成部品についても、内部の透過性を考慮して透明な合成樹脂により形成すると良い。各図において、一部の構成については透過して見える状態を示す場合もある。
本実施の形態に係る遊技機島1では、遊技機2が背中合わせの前後2列となるため、各遊技機列に対応するように、整列樋10は補給樋5の左右両側にそれぞれ設置される。よって、整列樋10には、補給樋5の右側に設置するものと、補給樋5の左側に設置するものとが存在し、両者は補給樋5を間にして互いに左右対称形に構成される。以下、本実施の形態では一方の整列樋10を代表して説明する。なお、左右対称形の何れの整列樋10であっても、補給樋5の両側のうち各遊技機列ごとに手前側となる側壁の前方に正面壁13が配され、当該側壁の下方の落下口に球受け片18が合致した状態で設置される。
<球規制部材20の構成>
次に、整列樋10を構成する球規制部材20について説明する。
図1~図3に示すように、球規制部材20は、球経路11上の遊技球の流下状態を変化させるものであり、球経路11の下流端の手前上方に設けられている。ここで「流下状態を変化させる」とは、通常時における遊技球の流下状態に対して、遊技球の流下を停止させる、あるいは遊技球の流下速度を減速させること等が相当する。本実施の形態では、通常時の遊技球の流下状態と、遊技球の流下を停止させる状態との2つの状態の変化を主として説明する。
図13~図20に示すように、球規制部材20は、球経路11上の遊技球の流下状態を変化させるときに操作する操作部21と、該操作部21の操作に連動して球経路11上の遊技球の流下を規制する規制部22と、を有している。操作部21は、球経路11を構成する各壁面12~16のうち、操作時に遊技機島1の外部より接近可能な方向を臨む壁面上に配置されている。ここで操作部21が配置される壁面は、整列樋10が遊技機島1内部の補給樋5に設置された状態で、遊技機島1外部より接近可能な方向となる前方(作業者側)を臨む正面壁13が該当する。
よって、図1~図3に示すように、操作部21は、球経路11を囲む樋本体10aの正面壁13上に配置され、該正面壁13より外側に突出している。かかる操作部21の操作によって、規制部22は、球経路11上の遊技球の流下を許容する流下位置と、球経路11上の遊技球の流下を停止させる停止位置とに、それぞれ変位する。なお、前述したように遊技機島1は、遊技機2が背中合わせの前後2列に並ぶため、一方の遊技機列において外部より接近可能な方向となる前方(作業者側)は、他方の遊技機列においては後方となる。
球規制部材20は、球経路11の下流端の手前上方で遊技球の流下方向と直交する水平状態で回転可能に支持される回転軸部23を有している。回転軸部23は、後述する球整列部材30に回転可能に支持されて、球規制部材20は、この球整列部材30を介して樋本体10aに取り付けられている。回転軸部23に対して操作部21および規制部22は一体に設けられており、回転軸部23の回転に伴って操作部21および規制部22も同期して回転する。
詳しく言えば規制部22は、回転軸部23の両側から下方に二股状に分岐し延出しており、一対の分岐部位221a,221b(以下、分岐部位221a,221bを総称するときは各分岐部位221とする)を備えている。図1に示すように、規制部22が回転軸部23より垂下して、各分岐部位221の下端が球経路11上の遊技球に係合する状態が、球規制部材20の停止位置に相当する。一方、図3に示すように、規制部22が回転軸部23より流下方向の上向き(略45度)に回転して、各分岐部位221の下端が球経路11上の遊技球に係止しない状態が、球規制部材20の流下位置に相当する。
図1(b)に示すように、規制部22が停止位置にあるとき、各分岐部位221の下端が球経路11上の遊技球の上側に対して両側から係合するように設定されている。ここで各分岐部位221の下端は、それぞれ外側端から内側端にかけて互いに中央寄りに斜め上方に延びる傾斜端222として形成されている。また、各分岐部位221にて遊技球が当たる側には、長手方向に延びて遊技球に当接するリブ223が設けられている。リブ223は、各分岐部位221の遊技球が当たる側だけに設ければ足りるが、本実施の形態では、各分岐部位221で遊技球が当たらない側にも、同様のリブ223が予め設けられており、球規制部材20は左右対称に形成されている。
詳しく言えば、図13~図16に示すように、各分岐部位221の傾斜端222には、さらに前後の両側面で少し上側から下端の前後中央に向かって傾斜するテーパーが設けられている。このテーパーに含まれるリブ223の傾斜端面の一部の箇所224(図20中で塗り潰した部位)が遊技球に直接当接する部位となる。このような各分岐部位221の傾斜端222によれば、遊技球と抵触する面積が少ないため、垂下した停止位置から流下位置に向かって上向きに僅かな角度揺動すれば(図2参照)、遊技球との係合が回避される。また、傾斜端222が停止位置で遊技球に係合するときは、リブ223の傾斜端面の一部の箇所224だけで、なるべく狭い面積で遊技球に当接する。
図20に示すように、球規制部材20の操作部21は、規制部22の外側端(一側端)、すなわち一方の分岐部位221aの外側端の上方より、前記正面壁13を跨いで該正面壁13の外側に沿って下方に突出するように形成されている。詳しく言えば操作部21は、前記規制部22の基準面と同一面上に並ぶ板状に形成されており、正面壁13に対して直交する状態で外側に突出している。よって、操作部21は、正面壁13の前方より接近して容易に触ることができ、前記回転軸部23を中心とした回転操作が可能である。
操作部21が跨ぐ正面壁13には、その上端縁より下方に切り欠かれた凹溝13aが形成されている。操作部21の上端側は、凹溝13aにより正面壁13との干渉が回避された状態で回転操作時に案内される。ここで球規制部材20は、操作部21の内側と一方の分岐部位221aの外側端との隙間225に前記正面壁13を挟む状態に配置されている。また、球規制部材20は、回転軸部23が後述する球整列部材30に回転可能に支持されており、規制部22の各分岐部位221a,221bが、球経路11上で正面壁13と背面壁14との間に配されている。
このような球規制部材20の支持状態によれば、互いに対接する規制部22の外側端と正面壁13の内側との間の摩擦力、および互いに対接する操作部21の内側と正面壁13の外側との間の摩擦力によって、球規制部材20の回転位置を保持することも可能であるが、摩擦力に勝る負荷がかかれば予期せず回転する虞がある。そこで、本実施の形態では、規制部22の外側端および正面壁13の内側の何れか一方に設けた係合部226と、何れか他方に設けた被係合部19a,19bとの係脱によって、球規制部材20は停止位置ないし流下位置に移動かつ保持が可能に構成されている。
すなわち、規制部22の分岐部位221aの外側端には、半球形の突起として係合部226が設けられている。一方、正面壁13には、分岐部位221aが停止位置ないし流下位置にあるときに、前記係合部226がそれぞれの位置で係合する2つの小孔である被係合部19a,19bが設けられている。正面壁13を含む樋本体10aや球規制部材20は、ともに合成樹脂によって形成されており、ある程度の弾性変形が可能であり、また詳しくは後述する図20中の隙間(遊び)[A]によって、係合部226は被係合部19a,19bに対して弾発的に係脱可能となっている。なお、逆の態様として、規制部22に小孔である被係合部19を一つ設ける一方、正面壁13に突起である係合部226を2つ設けるように構成しても良い。
<球整列部材30の構成>
図1に示すように、球経路11の下流側の上方には、球整列部材30が配設されている。球整列部材30は、球経路11上で2段以上に競り上がろうとする遊技球を徐々に一列に整列させるものである。球整列部材30は、球経路11内を上方から臨ませて遊技球を一列に案内するガイド片31と、該ガイド片31の上端に水平状態に連なる上面部32とを備えている。ガイド片31は、球経路11上で正面壁13と背面壁14との間に介装され、底面壁12と対向する下端縁31aが一端(上流)側から他端(下流)側にかけて下方へ湾曲し、遊技球を一列に整列させて球出口17に導く部位である。
上面部32は、前記ガイド片31の上端に水平状態に連なり、球経路11の正面壁13と背面壁14との上端縁間に固定される部位である。球整列部材30が配設される正面壁13と背面壁14の下流側は、各面壁の上端縁が段状に低い位置まで切り欠かれて凹段部をなし、この凹段部における上端縁間に上面部32は載置される。図21~図27に示すように、上面部32の略中央には、前記球規制部材20の回転軸部23を回転可能に支持する軸受部33が設けられている。
軸受部33では、上面部32が当該部位でのみ両側方向に切り欠かれており、この切り欠きの中央下方に表出したガイド片31の上端に、前記回転軸部23が回転可能に嵌る半円形断面の凹溝が形成されている。よって、球規制部材20は、その規制部22の各分岐部位221が軸受部33を跨ぐ状態で、回転軸部23が球整列部材30の軸受部33に回転可能に支持される。
図22に示すように、ガイド片31の上端両側と上面部32の下面側との接合箇所の角隅には、補強用のリブ34が複数設けられている。これらのリブ34のうち軸受部33の直ぐ傍らにあるリブ34aは、前記球規制部材20を停止位置よりも上流側へ回動させないためのストッパーの役目を担っている。また、上面部32の一端(上流)側には、後述する球均し部材40の揺動範囲を規制する揺動規制部35が一体に設けられている。この揺動規制部35については後述する。
また、図5~図8に示すように、上面部32の上側には、軸受部33に嵌った球規制部材20の回転軸部23ごと覆うように別体の押さえ部36が後付けされている。これにより回転軸部23は、球整列部材30から外れないように囲まれる。詳しく言えば押さえ部36は、図28,図29に示すように、上面部32の上側を覆う大きさの矩形の下面部37と、該下面部37の一端縁より直角に立設された矩形の立壁部38とから成る。下面部37と立壁部38の両端には、両者の端縁間に連なる直角二等辺三角形の補強片39が一体に設けられている。
押さえ部36は、球整列部材30の上面部32に固定された状態で、立壁部38が球経路11の背面壁14と同一平面上に並ぶよう設計されている。この立壁部38は、整列樋10を補給樋5の側壁に固定するためのブラケットとなる。立壁部38の略中央には、補給樋5の側壁に対する固着手段であるクリップ50を挿通させる取付孔38aが設けられている。
下面部37の周囲には、上面部32を外側から囲む支持片37aが下方に突設されている。各支持片37aの内側には、それぞれ上面部32を載置した球経路11の正面壁13と背面壁14の外側にある小孔に嵌合する突起37bが設けられている。よって、上面部32に対して押さえ部36を被せた状態で押し付けることにより、各支持片37aが弾性変形して外側に開きつつ、正面壁13と背面壁14の外側を乗り越えて前記小孔に嵌合して固定される。
また、ガイド片31において上面部32から垂下する後端に沿って、後面部31bが連なるように設けられている。後面部31bは、球整列部材30を球経路11の下流側の凹段部に取り付けるとき、他端面壁16の外側に表出させるものである。他端面壁16には、後面部31bに連なるガイド片31の後端が嵌入して、後面部31bを他端面壁16の外側に表出させるための縦溝が設けられている。
<球均し部材40の構成>
図1に示すように、球経路11の下流側で前記球整列部材30の上流手前の上方には、球均し部材40が配設されている。球均し部材40は、球経路11上で多段に重なる遊技球を一段に均すためのものである。球均し部材40は、球経路11の正面壁13と背面壁14との間で、前記球経路11内を上方から臨む状態で遊技球の流下方向ないしその逆方向に揺動可能に設けられている。
詳しく言えば球均し部材40は、遊技球に当接する外周が円筒面とされた振り子41から成る。振り子41は、その上方部位に水平に貫通させた取付軸43を介して、球経路11の正面壁13と背面壁14との間に揺動可能に軸支されている。振り子41は、球経路11上で多段に重なる遊技球のうち2段目以上の上層の遊技球に当接する位置で揺動するように配置されている。振り子41の取付軸43と反対に偏心した下方部位には、この下方側に顕著に重心が偏るように、比重の重い金属製の重錘42が内装されている。
振り子41の揺動中心となる取付軸43は、図30,図31に示すように、円柱形の軸部44の基端に、フランジ状の扁平な円板形の頭部45が設けられている。また、軸部44の先端には、弾性変形により拡開可能なクリップ部46が設けられている。図10に示すように、クリップ部46は、球経路11の正面壁13にある小孔に嵌合される。ここでクリップ部46に続く軸部44の先端側の細径部位の長さは、正面壁13の厚みに合致している。
軸部44の基端側は、球経路11の背面壁14にある小孔に嵌合し、円板形の頭部45は、背面壁14の外側に位置して抜け止めとなる。背面壁14の小孔の周囲には、頭部45を嵌入させる円形の凹溝が設けられている。この凹溝に頭部45が嵌入することにより、頭部45の外面は、背面壁14の外側の基準面と同一平面上に並ぶように設計されており、補給樋5の側壁に固定するときに密に対接させることができる。
また、球均し部材40の揺動に際しては、上層の遊技球の進行を確実に阻止するために、その揺動範囲を規制する必要がある。よって、球均し部材40の特に流下方向への揺動範囲を規制するための揺動規制部35を設けるが、この揺動規制部35は前記球整列部材30に一体に設けられている。すなわち、図22に示すように、球整列部材30の上面部32の一端側には、揺動規制部35が上方に向かって立設されている。
揺動規制部35は、前記振り子41を下流側から臨む位置に配置されている。揺動規制部35において球経路11の上流側を向く側には、振り子41の外周の下流側半分に離隔して囲むように対向する屈曲面が形成されている。この揺動規制部35の屈曲面のうち上端側において下方に傾斜する面が、図4に示すように、球均し部材40が流下方向に所定角度まで揺動したときに当接する規制面35aとなっている。
揺動規制部35は、その規制面35aも含めて球整列部材30の一部として合成樹脂により一体成形されており、ある程度の弾性変形が可能である。ここで球均し部材40が規制面35aに対して所定値以上の押圧力で当接したとき、揺動規制部35の弾性変形により、球均し部材40は規制面35aに当接した状態に保持されるように設定されている。なお、揺動規制部35によって球均し部材40の揺動が規制される所定角度は、適宜定め得る設計事項であるが、球均し部材40が流下方向へ180度までは回転しないように、180度以下の任意の角度に定めると良い。
<整列樋10の主な作用>
次に、整列樋10の作用について説明する。
図32において、上部タンク4から補給樋5に流出した遊技球は、補給樋5の両端にある落下口より各整列樋10の上流側に流入する。整列樋10に流入する遊技球は、球経路11に直接落下するか、球受け片18に一旦落ちてから球経路11に流入する。球経路11に受け入れられた遊技球は、上流端から下流端に向かって底面壁12の傾斜に従い自重で流下する。
図1に示すように、球経路11の下流側の上方には球均し部材40が配置されており、球均し部材40によって、球経路11で多段に重なる遊技球は一段に均される。さらに、球均し部材40の直ぐ下流側には球整列部材30が配置されており、球整列部材30によって、遊技球は2段以上に競り上がらないように一列に整列した状態となる。このように遊技球を確実に一列に整列させた状態にすることで、球出口17から効率良く排出することができる。
図34に示すように、整列樋10(の球出口17)は、管部材17bを介して遊技機2や台間球貸機3に連結されている。よって、球出口17から排出された遊技球は、そのまま管部材17bを通って遊技機2等に供給される。このような整列樋10では、球規制部材20によって、球経路11上の遊技球の流下状態を変化させることができる。例えば、遊技機2や台間球貸機3のメンテナンスを行うときは、遊技球が供給されている状態では作業ができないことがある。
各種遊技装置のメンテナンスを行うときに、整列樋10にある球規制部材20によって、球経路11上の遊技球の流下を停止させれば、各種遊技装置への遊技球の供給を止めることができる。球規制部材20は、その操作部21が作業者の手で操作されると、操作部21の操作に連動する規制部22によって、球経路11上の遊技球の流下を規制することができる。
図1~図3に示すように、球規制部材20の操作部21は、球経路11を囲む樋本体10aの各壁面12~16のうち、特に正面壁13上に配置されており、正面壁13より外側に突出している。ここで正面壁13は、整列樋10が遊技機島1内部の補給樋5に設置された状態において、遊技機島1外部より接近可能な方向となる前方(作業者側)を臨む壁面である。
図34において、遊技機島1でメンテナンスを行うときに作業者は、作業者側となる遊技機島1の正面側から幕板8を開き、遊技機島1外部より島上段内部に接近して手を入れて作業することになる。ここで補給樋5や整列樋10の配置は、遊技機島1の幅(奥行)方向における略中央を通っている。そのため、整列樋10では背面壁14のみならず底面壁12も、遊技機島1外部より接近可能な方向である前方からだと死角となる。仮に、底面壁12での作業が必要である場合、底面壁12は死角となるため、手探りでの効率の悪い作業を強いられることになる。
一方、球経路11の正面壁13は、遊技機島1外部より容易にアクセスしたり視認することが可能であるため、球規制部材20の操作部21を、この正面壁13上に配置させて、正面壁13より外側に突出させる。このような操作部21の配置位置によれば、遊技機島1内部の狭いスペースにあっても、操作部21を簡単に操作することができる。操作部21の簡単な操作によって、詳しくは後述するが規制部22は、球経路11上の遊技球の流下を許容する流下位置と、球経路11上の遊技球の流下を停止させる停止位置とに変位する。
このように遊技機島1でメンテナンスを行うに際して、各種遊技装置への遊技球の供給を止めるときは、その作業効率の観点から操作部21の配置位置が重要となる。操作部21の配置位置に関しては、樋本体10aの各壁面12~16の向きだけでなく、作業者の身長と関係する高さ位置も重要となる。例えば、厚生労働省「平成25年国民健康・栄養調査報告」(第2部 身体状況調査の結果)によると、男女合わせて約70%の身長は、140~174cmの範囲にあることが分かる。
一方、遊技機島1の島上段内部において、各整列樋10が配設されている高さは、補給樋5の勾配によって多少の高さ変動はあるが、通常は160~190cmの間に収められている。なお、遊技機島1より補給樋5が外部に突出することは、遊技機島1の天井がフラットにならないため使い勝手が良くなく、デザイン的にも好ましくないので余り行われない。また、メンテナンスも脚立が必要になるので実用的ではない。
また、島上段内部における正面側には、通常は150~170cm辺りの高さに呼出しランプ9や配線ダクト9aが配設されている。そのため、島上段内部においては、呼出しランプ9等の配設位置より上方である170~190cmの高さの空間が、整列樋10に対して前方から容易に接近できる作業上の有効な空間となる。この20cm程度の上下幅の高さの空間(図34中の[D])に、補給樋5や整列樋10だけでなく、コンピュータの情報中継機6やトランス7等が密に配設されている。
従って、島上段内部において設備機器や各種遊技装置のメンテナンスを行うことは、実際には手首より先が入る程度の作業スペースしかなく容易ではなかった。しかも、前述したように、補給樋5や整列樋10の配設位置は、遊技機島1の幅(奥行)方向における略中央にあるので、補給樋5の下流側(図32中で左側)では、作業者から見て補給樋5や整列樋10の底面は死角となる。また、補給樋5の上流側(図32中で右側)でも、補給樋5や整列樋10は他の設備機器の背面に位置することも多く、視認性が良くなかった。
このような島上段内部における事情も考慮した上で、球規制部材20の操作部21を球経路11の正面壁13上に配置している。これにより、遊技機島1の全高のうち通常は170~190cmの限られた高さの空間において、しかも他の設備機器も密に配置されている状況であっても、作業者は球規制部材20の操作部21の位置や状態も容易に確認することが可能であり、指先だけで簡単に操作することができる。よって、手探りでの効率の悪い作業を強いられることはなく、誤った操作によって操作部21を破損するような虞もない。
<整列樋10による遊技球の流下の規制>
整列樋10において球規制部材20は、回転軸部23により、球経路11の下流端の手前上方に回転可能に支持されている。球規制部材20の規制部22は、回転軸部23より下方に延出している。また、球規制部材20の操作部21は、規制部22の一方の分岐部位221aの外側端の上方より球経路11の正面壁13の上端縁を跨いで、該正面壁13の外側に沿って下方に突出している。これにより、操作部21に指をかけて、回転軸部23を中心として回転させるという簡単な動作だけで、規制部22を流下位置ないし停止位置に回転させることができる。
また、操作部21は正面壁13の外側にあるため、操作部21に大きな負荷がかかって万一破損(破断)したとしても、破損した操作部21が球経路11内に落下することはなく、整列樋10内に留まってしまう事態を防ぐことができる。さらに、回転軸部23は、球整列部材30にある軸受部33に支持され、その上から押さえ部36が被さっているため、操作部21が万一破損(破断)したとしても、回転軸部23と規制部22は球整列部材30によって球経路11の上方に支持されたままの状態に保たれる。このように、球規制部材20の規制部22についても、回転軸部23で支持されているので、球経路11に落下して留まってしまうことがない。
図20に示すように、球規制部材20の前述した支持状態によれば、互いに対接する規制部22の分岐部位221aの外側端と球経路11の正面壁13の内側との間の摩擦力、および互いに対接する操作部21の内側と球経路11の正面壁13の外側との間の摩擦力によって、球規制部材20の回転位置を保持することが考えられる。しかしながら、球規制部材20に対して、前記摩擦力に勝る負荷がかかれば予期せず回転する虞がある。
そこで、本実施の形態に係る球規制部材20では、分岐部位221aの外側端および正面壁13の内側の何れか一方に設けた係合部226を、何れか他方に設けた被係合部19a,19bに係脱させる。すなわち、球規制部材20が停止位置にあるとき、分岐部位221aにある係合部226が、正面壁13にある一の被係合部19aに係合する。一方、球規制部材20が流下位置あるとき、分岐部位221aにある係合部226が、正面壁13にある他の被係合部19bに係合する。
これにより、球規制部材20を、前記摩擦力だけでなく係脱による機械的な保持力も相俟って、停止位置ないし流下位置に移動かつ強固に保持することができる。また、操作部21を操作した作業者にも、係合部226と被係合部19a,19bとの係脱による操作感が伝わるため、停止位置ないし流下位置に変化したことが認識しやすい。正面壁13を含む樋本体10aや球規制部材20は、ともに合成樹脂によって形成されており、ある程度の弾性変形が可能であり、また、図20中に示した隙間(遊び)[A]によって、係合部226は被係合部19a,19bに対して弾発的に係脱可能となっている。
詳しく言えば図20において、球規制部材20の操作部21を指で動かし、回転軸部23を中心に回転させると、図20中で矢印[C]に示すように、分岐部位221aの外側端にある係合部226が正面壁13の内側へ入り込むように、球規制部材20が弾性変形する。このとき、分岐部位221aの変形分がガイド片31の正面に寄ることになるので、その変形分を余分に逃がすために、分岐部位221aの内側端とガイド片31の正面との間には、広めの隙間[A]を設定しておく必要がある。
ただし、ガイド片31の上端(軸受部33)に乗る回転軸部23まで寄り分を逃がしてしまうと、球規制部材20がガタついてしまうので、回転軸部23の周辺では僅かな隙間[B]だけしか設定しない。同様に、分岐部位221bの外側端とガイド片31の背面との間にも、僅かな隙間[B]だけ設定しておけば足りる。これにより、球規制部材20がガタつくことなく、係合部226を被係合部19a,19bに対して弾発的に係脱させることができる。
また、係合部226および被係合部19a,19bを、操作部21の内側と正面壁13の外側ではなく、分岐部位221aの外側端と正面壁13の内側に設けたことにより、操作部21に大きな負荷がかかって変形等したとしても、正面壁13との係脱関係は操作部21ではなく規制部22との間で保たれる。そのため、球規制部材20がどこにも固定されないフリーな状態となることを防ぐことができ、球規制部材20の機能を維持することができる。
図3に示すように、整列樋10において球経路11上を遊技球が滞りなく流下している通常時は、球規制部材20は流下位置にある。すなわち、操作部21と共に規制部22は、回転軸部23を通る鉛直線より流下方向の上向き45度に回転した位置に保持されている。ここで規制部22の分岐部位221aにある係合部226は、正面壁13にある被係合部19bに係合している(図20参照)。このように、球規制部材20が流下位置にあるとき、規制部22における各分岐部位221の傾斜端222は、球経路11上の遊技球に係合しないため、遊技球はそのまま流下する。
遊技機島1でメンテナンスを行うに際して、各種遊技装置への遊技球の供給を止めるときは、前述したように正面壁13の外側にあって接近が容易な操作部21を操作する。すなわち、操作部21に指をかけて回転軸部23を中心に垂下させるように動かし、球規制部材20を停止位置に回転させる。操作部21を動かし始めた時点で、規制部22の分岐部位221aにある係合部226は、正面壁13で係合していた被係合部19bから離脱し、正面壁13の内側を摺動する。
図1に示すように、球規制部材20が停止位置まで回転すると、規制部22にある係合部226は、正面壁13にある他の被係合部19aに係合して、球規制部材20は停止位置に保持される。このように、球規制部材20が停止位置にあるとき、規制部22における各分岐部位221の傾斜端222は、球経路11上の遊技球に係合するため、遊技球は流下できずに停止する。よって、各種遊技装置への遊技球の供給は一時的に中止され、この間に各種遊技装置の保守点検を行うことができる。
詳しく言えば、球規制部材20が停止位置にあるとき、図1(b)に示すように、各分岐部位221の傾斜端222が球経路11上の遊技球の上側に対して両側から係合する。このように、規制部22が各分岐部位221として二股状に分岐することにより、弾力性を付与することが容易となり、しかも、遊技球に対して一箇所だけでなく、両側の二箇所から確実に係合させることができる。
各分岐部位221には、遊技球が係合して停止させるときに負荷がかかる。そこで、各分岐部位221の遊技球が当たる側にリブ223を設けることにより、強度を高めている。リブ223に遊技球を当接させることで、各分岐部位221の変形ないし破損を防止することができる。図20に示すように、特にリブ223の傾斜端面の一部の箇所224(図中で塗り潰した部位)のみを遊技球に直接当接する部位としている。これにより、各分岐部位221のなるべく狭い面積でのみ遊技球に当接させることができる。
ところで、リブ223は、各分岐部位221の遊技球が当たる側だけに設ければ足りるが、本実施の形態では、各分岐部位221で遊技球が当たらない側にも、同様のリブ223を設けることにより、球規制部材20を左右対称に形成している。前述したように整列樋10は、補給樋5の左右両側に沿って設置するので、右側に設置するものと左側に設置するものが存在し、両者は補給樋5を間にして左右対称形に構成される。
2種類の整列樋10に合わせて球規制部材20も、規制部22で遊技球が係合する向きの違いで通常は2種類用意する必要がある。そこで、本実施の形態では、規制部22の各分岐部位の両側にリブ223を設けて、左右どちら側にも対応可能な1種類に予め共用化している。これにより、球規制部材20を成形するための金型を一つにする等、製造コストを低減することができる。また、規制部22の両側にリブ223があるため、規制部22の強度をよりいっそう高めることができる。
さらに、規制部22の各分岐部位221の下端は、それぞれ外側端から内側端にかけて互いに中央寄りに斜め上方に延びる傾斜端222となっている。これにより、図2に示すように、規制部22が回転軸部23より真下に垂下した停止位置から流下位置に向かって上向きに揺動する角度が小さい途中の過程でも、球経路11上の遊技球との係合を回避することができる。従って、球規制部材20を停止位置から流下位置に戻す過程では、その途中の早い段階でも遊技球が通過しやすくなる。
また逆に、球規制部材20を流下位置から停止位置に回転させる過程では、各分岐部位221が停止位置に至った時点ないしその直前でのみ、遊技球を停止させることになる。すなわち、規制部22の揺動する角度が小さい変化(操作としては極めて短い時間での変化)で、遊技球との係合状態を変化させるので、規制部22が遊技球を停止させるときの遊技球の押し返しを少なくすることができ、余分な負荷がかからず、容易な操作を実現できる。なお、球規制部材20を流下位置から停止位置に回転させるとき、球整列部材30にあるリブ34aがストッパーとなるため、球規制部材20が停止位置よりも上流側へ回動することが防止される。
以上のような球規制部材20によれば、簡易な構成で、遊技機島1内部の限られたスペース内でも、遊技機島1外部より遊技球の流下状態を変化させる操作を容易に行うことができる。また、操作部21のその操作位置や状態も容易に確認することが可能であり、メンテナンスを行うときの作業効率を高めることができる。また、従来一般のストッパーは、整列樋の底面外側で回動するように構成されているため、ストッパーが回動する軌跡分だけ余計な配置スペースが必要となるが、球規制部材20によれば、規制部22が球経路11外に飛び出すことはないため、いっそうコンパクト化することができる。
<整列樋10のその他の作用>
また、前記整列樋10によれば、球経路11の下流側で球整列部材30の上流手前の上方に球均し部材40が配置されており、球均し部材40によって多段に重なる遊技球は一段に均される。これにより、遊技球が球整列部材30に到達するときに重なり合っていることがなく、確実に整列させることができる。
球均し部材40は、球経路11内を上方から臨む状態で遊技球の流下方向ないしその逆方向に揺動可能に設けられている。よって、2段目以上の上層の遊技球は球均し部材40に当接して進行を阻止されるが、このとき球均し部材40の揺動により上層の遊技球は若干動くことができるので、一段目の遊技球の流下を妨げることはなく、遊技球は一段に均された状態で流下する。
このような球均し部材40の揺動に際しては、上層の遊技球の進行を確実に阻止するために、その揺動範囲を規制する必要がある。よって、球均し部材40の揺動範囲を規制するための揺動規制部35を設けるが、ここで揺動規制部35を前記球整列部材30に一体に設けている。これにより、揺動規制部35を別部品として用意する必要はなく、部品点数や組立工数が削減され、構成を簡易化することができる。
ここで揺動規制部35は、前記球均し部材40が流下方向へ所定角度まで揺動したときに当接する規制面35aを備えている。この規制面35aに対して、球均し部材40が所定値以上の押圧力で当接したとき、揺動規制部35自体の弾性変形により、球均し部材40を規制面35aに当接した状態に保持させることができる。これにより、整列樋10の輸送時に球均し部材40が不必要に揺動することはなく、部材の摩耗を防止することができる。
さらに、整列樋10によれば、球経路11の下流側の上方には球整列部材30が配置されており、球整列部材30によって遊技球は一列に整列した状態で排出される。球整列部材30は、球経路11内を上方から臨むガイド片31により、遊技球を一列に整列させて案内する。ガイド片31の上端には上面部32が水平状態に連なっており、上面部32は球経路11の正面壁13と背面壁14との上端縁間に固定される。
このように球整列部材30は、上面部32によって球経路11の正面壁13と背面壁14との間に固定され、上面部32の下方に連なるガイド片31が球経路11内を上方から臨んでいる。この球整列部材30を、そのまま球規制部材20の取り付けに利用している。すなわち、球整列部材30の上面部32の上側に軸受部33を設けて、この軸受部33に、回転軸部23を回転可能に支持する。これにより、軸受部33を別部品として用意する必要はなく、部品点数や組立工数が削減され、構成を簡易化することができる。
特に、球整列部材30では、図5~図8に示すように、上面部32の上側には、軸受部33に嵌った球規制部材20の回転軸部23ごと覆うように別体の押さえ部36が後付けされている。これにより回転軸部23は、球整列部材30から外れないように囲まれる。ここで押さえ部36は、上面部32に対してスナップフィットにより固定されるため、接着剤やネジ等の固着手段を用いることなく、容易かつ確実に組み付けることができる。なお、押さえ部36の各支持片37aにある突起37bには、正面壁13と背面壁14の外側を乗り越えやすくするためのテーパーが設けられている。
<別の発明概念について>
次に、前述した実施の形態(変形例を含む)から把握できる別の発明概念についても記載する。以下、[特許請求の範囲]に記載していない発明概念[A]~[E]について順に説明する。
[A]前記球規制部材20の規制部22は、前記回転軸部23の両側から下方に二股状に分岐し延出し、
前記操作部21は、前記規制部22の各分岐部位221a,221bのうち一方の分岐部位221aの一側端の上方より外側に連なり、
前記規制部22は前記停止位置にあるときに、前記各分岐部位221a,221bの下端が前記球経路11上の遊技球の上側に対して両側から係合し、前記各分岐部位221a,221bの下端は、それぞれ外側端から内側端にかけて互いに中央寄りに斜め上方に延びる傾斜端222として形成されたことを特徴とする整列樋10。
このような[A]に記載の整列樋10によれば、既に前述したが、球規制部材20の規制部22は、前記回転軸部23の両側から下方に二股状に分岐し延出している。ここで規制部22は停止位置にあるときに、各分岐部位221a,221bの下端が球経路11上の遊技球の上側に対して両側から係合する。このように、規制部22が二股状に分岐することにより、弾力性を付与することが容易となり、しかも、遊技球に対して一箇所だけでなく、両側の二箇所から確実に係合させることができる。
また、規制部22の各分岐部位221a,221bの下端は、それぞれ外側端から内側端にかけて互いに中央寄りに斜め上方に延びる傾斜端222として形成する。これにより、規制部22が回転軸部23より真下に垂下した停止位置から流下位置に向かって上向きに揺動する角度が小さくても、球経路11上の遊技球との係合を回避することができ、遊技球が通過しやすくなる。
逆に、規制部22を流下位置から停止位置に変化させたときにも、揺動する角度が小さい変化(操作としては極めて短い時間での変化)で、遊技球との係合状態を変化させるので、規制部22が遊技球を停止させるときの遊技球の押し返しを少なくすることができ、余分な負荷がかからず、容易な操作を実現できる。
[B]前記規制部22の各分岐部位221a,221bで遊技球が当たる側に、長手方向に延びて遊技球に当接するリブ223を設けたことを特徴とする前記[A]に記載の整列樋10。
このような[B]に記載の整列樋10によれば、既に前述したが、球規制部材20の規制部22をなす各分岐部位221a,221bで遊技球が当たる側に、遊技球に当接するリブ223を設ける。規制部22の各分岐部位221a,221bには、遊技球を係合して停止させるときに負荷がかかる。そこで、各分岐部位221a,221bにリブ223を設けることで強度を高めることができ、リブ223に遊技球を当接させることで、各分岐部位221a,221bの変形ないし破損を防止することができる。
[C]前記規制部22の各分岐部位221a,221bで遊技球が当たらない側にも、長手方向に延びる前記リブ223を設けたことにより、前記球規制部材20は左右対称に形成されたことを特徴とする前記[B]に記載の整列樋10。
このような[C]に記載の整列樋10によれば、既に前述したが、球規制部材20は、規制部22の各分岐部位221a,221bで遊技球が当たらない側にも、前記リブ223を同様に設けることにより、左右対称に形成する。一般的に整列樋10は、補給樋5の左右両側に沿って設置するので、右側に設置するものと左側に設置するものが存在し、両者は補給樋5を間にして左右対称形に構成される。これに合わせて球規制部材20も、規制部22で遊技球が係合する側が左右対称のもので異なるため、通常は2種類用意する必要がある。
そこで、規制部22の各分岐部位221a,221bの両側にリブ223を設けて、左右どちら側にも対応可能な1種類に予め共用化することにより、球規制部材20を成形するための金型を一つにする等、製造コストを低減することができる。また、規制部22の両側にリブ223があるため、規制部22の強度をよりいっそう高めることができる。
[D]前記球経路11の下流側で前記球整列部材30の上流手前の上方に配置され、前記球経路11上で多段に重なる遊技球を一段に均すための球均し部材40を有し、
前記球均し部材40は、前記球経路11内を上方から臨む状態で遊技球の流下方向ないしその逆方向に揺動可能に設けられ、
前記球整列部材30に、前記球均し部材40の流下方向への揺動範囲を規制する揺動規制部35を設けたことを特徴とする前記[C]に記載の整列樋10。
このような[D]に記載の整列樋10によれば、既に前述したが、球経路11の下流側で前記球整列部材30の上流手前の上方には球均し部材40が配置されており、球均し部材40によって多段に重なる遊技球は一段に均される。これにより、遊技球が前記球整列部材30に到達するときに重なり合っていることがなく、確実に整列させることができる。
ここで球均し部材40は、前記球経路11内を上方から臨む状態で遊技球の流下方向ないしその逆方向に揺動可能に設けられている。よって、2段目以上の上層の遊技球は球均し部材40に当接して進行を阻止されるが、このとき球均し部材40の揺動により上層の遊技球は若干動くことができるので、一段目の遊技球の流下を妨げることはなく、遊技球は一段に均された状態で流下する。
球均し部材40の揺動に際しては、上層の遊技球の進行を確実に阻止するために、その揺動範囲を規制する必要がある。よって、球均し部材40の揺動範囲を規制するための揺動規制部35を設けるが、ここで揺動規制部35を前記球整列部材30に設ける。これにより、揺動規制部35を別部品として用意する必要はなく、部品点数や組立工数が削減され、構成を簡易化することができる。
[E]前記揺動規制部35は、前記球均し部材40が流下方向へ所定角度まで揺動したときに当接する規制面35aを備え、
前記球均し部材40が、前記規制面35aに対して所定値以上の押圧力で当接したとき、前記揺動規制部35の弾性変形により、前記球均し部材40は前記規制面35aに当接した状態に保持されることを特徴とする前記[D]に記載の整列樋10。
このような前記[E]に記載の整列樋10によれば、既に前述したが、前記揺動規制部35は、前記球均し部材40が流下方向へ所定角度まで揺動したときに当接する規制面35aを備える。この規制面35aに対して、前記球均し部材40が所定値以上の押圧力で当接したとき、揺動規制部35自体の弾性変形により、球均し部材40を規制面35aに当接した状態に保持させる。これにより、整列樋10の輸送時に球均し部材40が不必要に揺動することはなく、部材の摩耗を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形態では、球規制部材20の操作部21を整列樋10の正面壁13上に配置したが、正面壁13以外の他の壁面の方が外部より接近容易な場合には、当該壁面上に配置しても良い。
また、球規制部材20により遊技球の流下状態を変化させる形態として、通常時における遊技球の流下状態と、遊技球の流下の停止との2パターンであるが、その他、例えば図2に示したように、規制部22を係合させないフリーな状態として、遊技球に対して自重で垂下する状態で当てることにより、遊技球の流下する速度を減速させることも考えられる。さらに、整列樋10の各構成部品の具体的な形状は、図示したものに限定されることはない。
遊技球を遊技媒体とするパチンコ機により構成された遊技機島において、各パチンコ機に遊技球を供給する補給樋の付帯設備として、特に適用することができる。
1…遊技機島
2…遊技機
3…台間球貸機
4…上部タンク
5…補給樋
6…情報中継機
7…トランス
8…幕板
10…整列樋
10a…樋本体
11…球経路
12…底面壁
13…正面壁
14…背面壁
20…球規制部材
21…操作部
22…規制部
221a,221b…分岐部位
222…傾斜端
223…リブ
23…回転軸部
30…球整列部材
31…ガイド片
32…上面部
33…軸受部
34…リブ
35…揺動規制部
36…押さえ部
40…球均し部材
41…振り子
42…重錘
43…取付軸
50…クリップ

Claims (2)

  1. 遊技機島で遊技機を含む各種遊技装置に向けて遊技球を流下させる補給樋に設置され、該補給樋を流下する遊技球を各種遊技装置へ供給する整列樋において、
    前記補給樋から受け入れた遊技球を整列させた状態で流下させる球経路と、該球経路上の遊技球の流下状態を変化させる球規制部材と、
    前記球規制部材が取り付けられると共に、前記球経路の下流側の上方に配置され、遊技球を一列に整列させるための球整列部材と、を備えたことを特徴とする整列樋。
  2. 前記球規制部材は、前記球経路上の遊技球の流下状態を変化させるときに操作する操作部と、該操作部の操作に連動して前記球経路上の遊技球の流下を規制する規制部と、を有し、
    前記操作部は、前記整列樋が遊技機島内部の補給樋に設置された状態で、遊技機島上段内部に作業者が手を入れる方向に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の整列樋。
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