JP4713309B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、タンクレール内を積み重なった状態で流下する遊技球を平らに均すための球均し部材を備えたパチンコ遊技機に関する。
一般に、パチンコ遊技機にあっては、図27に示すように、遊技機本体の裏面側に装着される裏機構板mの上部位置に、遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクkと、該球タンクkから放出された遊技球を流下させる緩勾配で下方傾斜した左右方向のタンクレールaとが配設されており、該タンクレールaを流下する遊技球は上下方向の球通路eを介して下方の球払出装置fに送られるようになっている。
前記タンクレールaには、遊技球が積み重なった状態で流下することに起因して発生する種々の不具合を未然に防ぐために球均し部材bが設けられており、この球均し部材bによって積み重なった状態の遊技球を平らに均すようにしている(以下、球均しという。)。従来の球均し部材bは、タンクレールa内における遊技球の流下方向に直交させてタンクレールaの上方に突設された支持軸cに上端部を軸支してタンクレールaに沿って回動可能に取り付けられており、下端部には回動した球均し部材bを垂下状態に復帰させる重錘dが収納されている。そして、遊技球がタンクレールa内を積み重なった状態で流下した場合に、球均し部材bが、タンクレールaの上流側から遊技球の流圧を受けて下流側へ回動し、該球均し部材bの最下端部分とタンクレールaの内底面との間に前記回動に伴って生じる遊技球1個分の間隙から最下層の遊技球を流下させるとともに、重錘dによって垂下状態に復帰しようとする球均し部材bの復帰力により、最下層の遊技球上に積み重なる遊技球を押し下げて、タンクレールa内を積み重なった状態で流下する遊技球を平らに均すようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、上述したように、タンクレールaを流下する遊技球は球通路eを介して球払出装置fに送られる。ここで、故障や保守点検等で該球払出装置fや球通路eを取り外す場合にはタンクレールa内から流下する遊技球が機外にこぼれ落ちるおそれがあるため、かかる場合には、タンクレールaの下端近傍部に配設された球止め部材gによって、タンクレールaの遊技球通過を遮断するようにしている(以下、球止めという。)。従来の球止め部材gは、略直角に曲成されたストッパ片部hを先端に備えた断面略L形の帯板材からなり、その基部がタンクレールaの上部に横架された回動軸jに回動可能に軸支されている。そして、回動軸jの上部側で、基部を支点として正逆いずれかの方向へ球止め部材gを選択的に回動させることにより、先端のストッパ片部hがタンクレールa内に挿入されて遊技球を塞き止める球止め位置と、タンクレールa内から退避して遊技球の流下を許容する待機位置とに変換可能に設けられている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−84836号公報(段落番号[0003]、図5) 特開平8−243211号公報(段落番号[0002]、図8) 特開平9−70476号公報(段落番号[0002]、図11)
ところで、パチンコ遊技機においては、遊技盤の裏面側に突出した状態で取り付けられる制御装置や該制御装置の保護カバーとの干渉を避けるために、裏機構板mの略中央部に矩形状の開口部n(図27参照)が形成されており、該開口部nの上方に前記球タンクkとタンクレールaが配設され、該開口部nの側方に前記球通路eと球払出装置fが配設されている。さらに裏機構板mには、遊技状態等の所要情報信号を出力する情報端子基板p(図27参照)が、遊技島設備の通信装置との配線が容易な裏機構板mの上部位置で、球タンクkの横に並べて配設されており、該情報端子基板pの下方に前記タンクレールaの球止め部材gが配設された位置関係となっている。一方、近年、遊技領域の拡大化や図柄表示装置の大型化によって遊技盤のサイズが拡大され、これに対応して裏機構板mの開口部nも大きくなる傾向にある。そして、このように裏機構板mの開口部nが大きくなると、これに伴って前記タンクレールaと情報端子基板pとの上下間隔が狭くなることとなる。ここで、タンクレールaの下端近傍部に配設されている従来の球止め部材gにあっては、回動軸jの上部側で、基部を支点として回動操作を行うものであるため、上記のようにタンクレールaと情報端子基板pとの上下間隔が狭くなると操作スペースが減少し、球止め部材gの回動操作がし難くなったり、情報端子基板pに接続されている配線ケーブルに先端のストッパ片部hが引っ掛かったりする不具合が生じることとなり、裏機構板mの開口部nの拡大に伴う操作スペースの減少化に対応できないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであって、裏機構板の開口部の拡大による操作スペースの減少化にも対応可能な球止め機能も具備する球均し部材を備えたパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
本発明は、遊技機本体の裏面側に、遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクと、球タンクから放出された遊技球を流下させる下方傾斜したタンクレールと、該タンクレール内における遊技球の流下方向に直交させてタンクレールの上方に突設された支持軸と、タンクレールに沿って回動可能となるように支持軸から吊り下げられて、当該タンクレール内を積み重なって流下する遊技球を平らに均す球均し部材とを備えたパチンコ遊技機において、球均し部材は、タンクレール内の遊技球の流路を遮断するための遮断端部が形成された可動球止片を具備してなり、該可動球止片は、遮断端部を支持軸から離間する方向に突出させてタンクレール内の遊技球の流路を遮断可能となる球止め位置と、遮断端部を支持軸方向に退避してタンクレール内の遊技球の流路を遮断不能となる球均し位置とに変換可能なものであり、さらに、可動球止片の遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断した状態で、遮断端部がタンクレール下流側へ移動しないよう保持する端部保持手段を備えることを特徴とするパチンコ遊技機である。
かかる構成によれば、可動球止め片の球均し位置では、タンクレール内の遊技球の流路は遮断端部によって遮断されず、球均し部材の下端とタンクレールの内底面との間に遊技球が通過可能な間隙が生じることとなる。かかる状態では、球均し部材は、上流側から積み重なって流下してくる遊技球のうち、最下層の遊技球を通過させると共に、最下層の遊技球上に積み重なっている上層の遊技球と当接して下流側に回動し、垂下状態に復帰しようとする復帰力によって上層の遊技球を下方に押圧することによって、タンクレール内を積み重なった状態で流下する遊技球を一層に均すこととなる。
一方で、可動球止片の球止め位置では、遮断端部によってタンクレール内の遊技球の流路を遮断可能となると共に、端部保持手段によって、タンクレールの流路を遮断した状態で遮断端部を下流側に移動しないよう保持可能となり、遮断端部によってタンクレールの遊技球を塞き止めることが可能となる。
このように、本発明の球均し部材は、可動球止片を球均し位置とすることによって既存の球均し部材同様の球均し機能を発揮するとともに、可動球止片を球止め位置とすることによってタンクレール内の遊技球の流れを遮断する球均し機能を発揮することができる。したがって、通常時は、可動球止片を球均し位置に保持することで、球均し部材によりタンクレール内の遊技球の球均しを行うことができると共に、保守点検や交換のために球止めを行うときには、可動球止片を球止め位置に変換することで、球均し部材によってタンクレール内の遊技球の流下を遮断することができる。このため、本発明では、従来の球止め部材を裏機構板から省略することができ、裏機構板のスペースを有効活用することが可能となる。
具体的には、球均し部材は、支持軸に回動可能に軸支される揺動片を備え、可動球止片は、該揺動片の下部に回動可能に軸支されて遮断端部を支持軸に対して離近させるものであり、遮断端部には、可動球止片を球均し位置に係止するための球均し係止手段が設けられている構成が提案される。かかる構成では、可動球止片は、支持軸に直接軸支された揺動片の下部に軸支され、揺動片に軸支された部分を中心に回動することにより球均し位置と球止め位置とに変換可能となる。また、球均し係止手段によって可動球止片を球均し位置で支持軸や揺動片に係止することで、可動球止片の球均し位置で、可動球止片と揺動片とを一体的に回動させて球均しをさせることが可能なる。
上記構成にあっては、端部保持手段は、支持軸と揺動片の少なくとも一方に配設されて揺動片の回動範囲を規定する上部回動範囲規定手段と、揺動片と可動球止片の少なくとも一方に配設されて可動球止片の回動範囲を規定する下部回動範囲規定手段とで構成されることが提案される。すなわち、かかる構成では、上部回動範囲規定手段と下部回動範囲規定手段により揺動片と可動球止片の回動範囲を夫々適正範囲に設定することによって、遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断する位置において、揺動片と可動球止片がタンクレールの下流側へ回動不能となるようにして、これにより、遮断端部が遊技球の流圧によって下流側に回動しないよう保持可能とするものである。
また、球均し部材は、支持軸に回動可能に軸支される揺動片と、長尺状のガイド溝に支持軸を挿通させて、該支持軸がガイド溝の長手方向に沿って相対移動するように移動させることによって球均し位置と球止め位置とに変換可能な可動球止片と、可動球止片の球均し位置において支持軸をガイド溝内で保持し、可動球止片を、支持軸を中心に回動可能とする支持軸保持手段とを備えてなり、可動球止片の球均し位置では、可動球止片と揺動片とが一体となって回動可能となり、タンクレール内にある遊技球に均し作用を生じる構成も提案される。かかる構成では、揺動片と可動球止片の夫々を直接支持軸に取り付けるため、可動球止め部材がより安定に保持されることとなる。
ここで、端部保持手段は、遮断端部に形成される係合凸部と、該係合凸部と係合可能なタンクレール内底面の係合凹部とで構成されることが提案される。すなわち、かかる構成は、可動球止片の球止め位置で遮断端部がタンクレールの内底面に当接可能とすると共に、遮断板部が流路を遮断した状態で、遮断端部の係合凸部をタンクレール内底面の係合凹部と係合することにより、遮断端部がタンクレール下流側へ移動しないよう保持するものである。かかる構成では、遊技球の流圧が加わる遮断端部を直接支持するため、遮断端部が回動しないよう確実に保持可能となる。
また、端部保持手段は、遮断端部に形成されて、遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断した状態でタンクレール内を流下する遊技球を収容する収容凹部により構成されることも提案される。かかる構成では、遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断した状態で、タンクレールの上流側から流下する遊技球を収容凹部に受け入れて、当該収容した遊技球の重みによって遮断端部を下流側に移動しないよう保持する。このため、本構成では、保持部材によって可動球止片を保持したり、可動球止片をタンクレール等に係止したりすることなく遮断端部を保持可能となる。
なお、本発明の可動球止片は金属製とすることが望ましい。かかる構成では、可動球止片の重量が比較的重くなり、球均し位置で球均し部材の重錘として機能させることができると共に、球止め位置では、遊技球の流圧により可動球止片が動き難くなるからである。
以上に述べたように、本発明は、球均し部材が、遮断端部によって遊技球の流路を遮断可能となる球止め位置と遮断不能となる球均し位置とに変換可能な可動球止片と、遊技球の流路を遮断した状態で遮断端部がタンクレール下流側へ回動しないよう保持する端部保持手段とを備えることを特徴とするパチンコ遊技機であるから、保守点検や交換のために球止めを行う必要が生じたときに、可動球止片を球均し位置から球止め位置に変換することによって、球均し部材によってタンクレール内の遊技球の流下を遮断することができる。このため、本発明では従来の球止め部材を省略して裏機構板のスペースに余裕を持たせることが可能となり、裏機構板の開口部を拡大したとしても可動球止片を操作するスペースが不足せず不具合が生じないという利点がある。また、従来の球止め部材を省略することによって、遊技機の部材点数を減少できると共に製造時の組付作業を簡易することができ、製造コストを削減することもできる。
特に、本発明では、タンクレールの流路を遮断するための遮断端部を、球均し位置において支持軸方向に退避させるため、球均し部材によって球均しを行う時に、通過させるべきタンクレール最下層の遊技球に球均し部材が干渉せず、円滑な球流れを実現できるといった利点がある。
上記構成にあって、可動球止片が、支持軸に回動可能に軸支される揺動片の下部に軸支されると共に、遮断端部に、可動球止片を球均し位置に係止するための球均し係止手段が設けられている場合には、球均しを行う際に可動球止片を球均し位置に安定して保持できるため、タンクレールを流下する遊技球によって球均し部材が回動・振動しても、可動球止片が球止め位置へ変位して遊技球の流路が妨げられるおそれがない。
ここで、端部保持手段を、揺動片の回動範囲を規定する上部回動範囲規定手段と、可動球止片の回動範囲を規定する下部回動範囲規定手段とで構成した場合には、端部保持手段をコンパクトな構成により実現できるため、端部保持手段を配設するためのスペースが裏機構板に殆ど必要がないという利点がある。また、端部保持手段は裏機構板に直接取り付ける必要がないため組付作業も容易となる。さらに、本構成では、可動球止片を球止め位置に変換して、遮断端部でタンクレール内の流路を遮断するだけで遮断端部が下流側に回動しないよう保持されるため、遮断端部を保持するための操作も必要ない。
また、球均し部材が、支持軸に回動可能に軸支される揺動片と、支持軸がガイド溝の長手方向に沿って相対移動するように移動することによって球均し位置と球止め位置とに変換可能な可動球止片とを備え、可動球止片の球均し位置で、可動球止片と揺動片とが一体となってタンクレール内にある遊技球に均し作用を生じるようにした場合にも、可動球止片を位置変換することによって、球均し部材により球均しと球止めを適切に行うことができる。特に、本構成では、揺動片と可動球止片の夫々を直接支持軸に取り付けるため、可動球止片を安定に保持することができ、また、揺動片には可動球止片を保持するための機構を設ける必要がない。また、可動球止片が揺動片を介さず支持軸に直接保持されるため、遮断端部がタンクレール下流側へ回動しないよう保持する端部保持手段を比較的簡素なものにできる。
また、上記構成にあって、端部保持手段を、遮断端部の係合凸部と、該係合凸部と係合可能なタンクレール内底面の係合凹部とで構成した場合には、遊技球の流圧を受ける遮断端部を直接支持するため可動球止片を確実に保持できる。特に、遮断端部は、可動球止片の位置変換に伴って支持軸周囲を大きく移動するものであるため、係合凸部と係合凹部の係合部には強い力が加わり難く、遊技球の流圧によって係合凸部と係合凹部との係合が外れ難いという利点がある。また、本構成によれば、可動球止片とタンクレールに係合凸部と係合凹部を事前に形成するだけで、部品点数を増加させずに端部保持手段が実現できるという利点もある。
また、端部保持手段を、遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断した状態で、タンクレール内を流下する遊技球を収容する収容凹部により構成した場合には、遮断端部に形成される収容凹部のみで端部保持手段を実現できるため、部品点数を増加させずに端部保持手段を実現できると共に、可動球止片を端部保持手段によって保持する際に、可動球止片をタンクレール等に係止するといった手間を要しないという利点がある。
本発明の実施形態を、以下の各実施例に従って説明する。
第一実施例のパチンコ遊技機1は、図1,図2に示すように、遊技島設備(図示省略)に固定される外枠2と、該外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。
遊技機本体3は、略正方形状の開口部5が中央上部に形成された前枠6を備え、該前枠6の一側縁がヒンジ部材4,4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。この前枠6には、略円形のレール7により区画形成された遊技領域を備える遊技盤8が前記開口部5に嵌合された状態で取り付けられており、さらに前枠6には、遊技盤8を覆うガラス扉10と、上受皿11を備えた上皿パネル12とが夫々開閉可能に軸支されている。また、前枠6の下部には、上受皿11の下方に位置させて下受皿13が一体形成されており、該下受皿13の右側方に発射ハンドル14が配設されている。なお、図示省略されているが、前記遊技盤8の遊技領域には、図柄表示装置,大入賞口,電動役物,遊技釘,風車等の各種遊技部材が所定位置に配設されている。
一方、遊技機本体3の裏面側には、遊技盤8の背面に当接させるようにして裏機構板15(図3参照)が対設されている。該裏機構板15は、その一側縁が前枠6の裏面側縁部にヒンジ部材16,16を介して開閉可能に枢結されている。該裏機構板15には、図3に示すように、その上部に球タンク17が配設されており、図示しない遊技島設備の補給樋から可撓パイプを介して供給される遊技球を該球タンク17内に受け入れ得るようになっている。また、裏機構板15には、球タンク17の底壁に開口された球出口18から放出される遊技球を受け入れて流下させる緩勾配で下方傾斜した左右方向のタンクレール19と、該タンクレール19の下端部と連通して遊技球を下方の球払出装置20に導く上下方向の球通路21とが設けられている。また、裏機構板15には、前記球払出装置20から払い出される遊技球をさらに下方に導く二股状に分岐された払出し流路22a,22bが設けられており、その一方の払出し流路22aは上受皿11の球出口23に連通され、他方の払出し流路22bは下受皿13の球出口24に連通されている。なお、前記タンクレール19,球通路21,払出し流路22a,22bは、透光性を有する合成樹脂によって形成されており、内部を流下する遊技球を視認し得るようになっている。
また、裏機構板15には、遊技盤8の裏面側に突出した状態で取り付けられる制御装置や該制御装置の保護カバー(いずれも図示省略)との干渉を避けるために、その略中央部に矩形状の開口部25が形成されており、該開口部25の上方に前記タンクレール19が配設され、該開口部25の側方に前記球通路21と球払出装置20が配設されている。さらに裏機構板15の上部位置には、遊技状態等の所要情報信号を出力する情報端子基板26が、球タンク17の横に並べて配設されている。
以下に、本発明の要部に係る構成を詳細に説明する。
前記タンクレール19は、図4に示すように、底壁部30と前後の側壁部31a,31bとにより断面略コ字形に形成され、その内部には底壁部30に立設された仕切り壁部32によって二条の流路33,33が区画形成されている。この流路33,33の各横幅は、遊技球xの直径寸法より若干広く設定されており、これによって、遊技球xを一列状に整列させて流下させ得るようになっている。また、タンクレール19の中流部位には、本発明の要部にかかる球均し部材35(図3参照)が配設されている。この球均し部材35より上流側の側壁部31bは、所定高さ位置まで上方に延設されており、該側壁部31bによってタンクレール19の後面側の側部を遮断して、遊技球xが積み重なった状態で流下してもタンクレール19からこぼれ落ちないようにしている。
図5(a),(b)に示すように、裏機構板15の、タンクレール19中流部位の上方位置には、タンクレール19内における遊技球の流下方向に直交する細長円柱形状の支持軸36が突設される。前記球均し部材35は、この支持軸36に上端部を軸支されて、タンクレール19に沿って回動可能となるよう吊り下げられる。この支持軸36は、太径の根元側部分と細径の先端側部分とからなり、球均し部材35が支持軸36の先端側部分で保持されるようになっている。また、支持軸36の先端には、球均し部材35の脱落を防止する脱落防止用ビス38が螺着される。さらに、支持軸36の先端側部分には、球均し部材35の回動範囲を規定するための切欠状の規制欠部42が軸方向に沿って形成される。
球均し部材35は、図5,6に示すように、前後対称形状をなすものであって、支持軸36に直接吊り下げられる中央の揺動片39と、該揺動片39の前後に夫々軸支される可動球止片40,40とで構成される。
揺動片39は、図6に示すように、正面視略長円形状の樹脂製板片からなる。この揺動片39の上端部には板面を前後に貫通する円形の軸孔37が形成されており、該軸孔37に支持軸36を挿通させることによって、揺動片39はタンクレール19に沿って回動可能に吊り下げられる。ここで、軸孔37の内周面には規制凸部41が突成されており、支持軸36の挿通時に、この規制凸部41が支持軸36の規制欠部42に遊嵌して、図7(a)〜(c)に示すように、規制凸部41が規制欠部42内を移動できる範囲内でのみ揺動片39が回動可能となっている。具体的には、揺動片39は垂下した状態から、タンクレール上流側(以下、上流側という)とタンクレール下流側(以下、下流側という)のいずれ側にも45°の回動角度まで回動可能となっている。このように、本実施例においては、端部保持手段を構成する上部回動範囲規定手段が、規制凸部41と規制欠部42とによって構成される。
また、揺動片39の前後面下部には、図6に示すように、可動球止片40を夫々回動可能に軸支するための保持軸46,46が突設され、保持軸46の直上位置には、各可動球止片40の回動範囲を規定するための規制軸47,47が夫々突設される。
揺動片39の両面に軸支される二つの可動球止片40,40は、図6に示すように、揺動片39を挟んで相互に対称形状をなす。この可動球止片40は、揺動片39の保持軸46に直接軸支される肉厚な中央板部43と、該中央板部43の一端から突出し、タンクレール19の各流路33を遮断する肉薄な遮断端部44とで構成される。この可動球止片40は樹脂材を主体とするものであり、中央板部43の内部には球均し部材35を垂下させるための金属製の重錘(図示省略)が内蔵される。
中央板部43は、正面視が上下に長尺な長円形状をなしており、後述するように、その上流側下部の曲面部分がタンクレール19の遊技球を均す作用を生じる。中央板部43の、揺動片39に対向する面には、図6に示すように、円形の保持穴48が中央に形成されると共に、保持穴48の周囲には円弧状の規制溝49が形成される。可動球止片40は、この保持穴48に揺動片39の保持軸46を内嵌させることによって、揺動片39に対して保持軸46を中心に回動可能に軸支される。また、当該軸支状態で、規制溝49内に揺動片39の規制軸47が内嵌して、可動球止片40の回動に伴って規制軸47が規制溝49内を相対摺動するようになっており、規制軸47が規制溝49内を摺動可能な範囲内でのみ可動球止片40が回動可能となっている。すなわち、本実施例においては、端部保持手段を構成する下部回動範囲規定手段が、規制軸47と規制溝49とで構成される。
遮断端部44は、樹脂製の杆状薄肉片からなり、図6に示すように、中央板部43の側面から突出するように配設される。この遮断端部44は、正面略C字状をなすように切り欠かれており、当該切欠部分を支持軸36と嵌合する嵌合凹部45としている。
各可動球止片40は、図8に示すように、保持軸46を中心に回動することにより、遮断端部44を上方の支持軸36側に向ける球均し位置α1と、当該球均し位置α1から遮断端部44を上流側に向ける方向に135°回動し、遮断端部44を支持軸36から離間させる球止め位置β1とに変換可能となっている。可動球止片40の球均し位置α1では、図8(a)に示すように、遮断端部44の前記嵌合凹部45が支持軸36に密嵌し、これによって遮断端部44は球均し位置α1に係止されることとなる。すなわち、本実施例では、この嵌合凹部45によって本発明に係る球均し係止手段が構成される。一方、可動球止片40の球止め位置β1では、自重によって可動球止め片40が球止め位置β1に留まるようになっている。また、可動球止片40は、上述の規制軸47と規制溝49によって、球均し位置α1と球止め位置β1が回動可能範囲の両端となるよう設定されている。
球均し部材35を支持軸36に取り付けた状態では、図4,9に示すように、揺動片39が仕切り壁部32と上下に重なるように配置され、前後の可動球止片40が各流路33内に位置することとなる。かかる取付状態で、揺動片39は、仕切り壁部32との間に常に間隙が生じるように設計されており、仕切り壁部32と当接せずにタンクレール19に沿って回動可能となっている。ここで、可動球止片40の球均し位置α1では、図4(a),9(a),10(a)に示すように、可動球止片40は、遮断端部44を支持軸36側に退避させると共に、中央板部43を流路33内に位置させて、中央板部43の下端とタンクレール19の内底面との間に、遊技球約1.5個分の間隙を生じさせる。かかる状態では、流路33の最下層の遊技球xが当該間隙から下流側に通過可能となると共に、最下層の遊技球xに積み重なった上層の遊技球xは中央板部43の下部と衝突し、球均し部材35を下流側に押圧することとなる。これにより、図9(b),10(b)に示すように、球均し部材35は支持軸36を中心に下流側に回動し、自重によって垂下状態に復帰しようとする球均し部材35の復帰力によって上層の遊技球xが下方に押圧されることとなり、タンクレール19の遊技球xは球均し部材35によって一層に均されることとなる。
一方、可動球止片40の球止め位置β1では、図4(b),9(c),10(c)に示すように、遮断端部44が支持軸36から離間して下方に突出し、遮断端部44の先端がタンクレール19の内底面に近接することにより流路33が遮断される。ここで、上述のように、可動球止片40は、球止め位置β1において下流側にそれ以上回動不能となっており、また、揺動片39は、下流側に45°傾いた位置で、下流側に回動不能となる。本実施例では、このように可動球止片40と揺動片39の回動範囲を規定することにより、図9(c),10(c)に示すように、遮断端部44が流路33を遮断した状態で、揺動片39と可動球止片40が下流側に回動不能となり、上流側から遊技球xに押圧されても遮断端部44が下流側に移動せず、遮断端部44によって遊技球xが塞き止められることとなる。
このように、本実施例に係る球均し部材35は、可動球止片40を球均し位置α1に保持することで、球均し機能を好適に発揮することとなり、可動球止片40を球止め位置β1に保持することで球止め機能を発揮することとなる。したがって、本実施例では、図10(a),(b)に示すように、通常状態では、各可動球止片40を球均し位置α1に保持し、球均し部材35によってタンクレール19内を流れる遊技球xを一層に均すようにする。そして、故障や保守点検の際にタンクレール19の遊技球を塞き止めるときは、支持軸36と嵌合凹部45の係合を解除して、図10(c)に示すように、各可動球止片40を球均し位置α1から球止め位置β1に変換し、タンクレール19の遊技球xを遮断端部44によって塞き止める。
したがって、本実施例のパチンコ機1では、球均し部材35によってタンクレール19の球均しと球止めの両方を好適に行うことができるため、既存のパチンコ遊技機における球止め部材(図27中のg)を省略することができ、球止め部材が設けられている裏機構板のスペースを有効活用することができる。また、球止め部材を省略することにより、部品点数を省略できるとともに、裏機構板への部品の組み付け作業を簡易化できるといった利点もある。
また、本実施例では、可動球止片40の球均し位置α1で、遮断端部44の嵌合凹部45を支持軸36に嵌合することで、可動球止片40を揺動片39に係止するようにしている。このため、球均しの際に、遊技球に押圧されて球均し部材35が回動したり、振動したりしても、可動球止片40は球均し位置α1に保持されることとなり、球均し部材35の回動や振動によって可動球止片40が球止め位置β1に変位して流路33を遮断するおそれがない。
また、本実施例では、本発明に係る端部保持手段を、揺動片39の回動範囲を規定する規制凸部41及び規制欠部42と、可動球止片40の揺動片39に対する回動範囲を規定する規制軸47と規制溝49とによって構成している。かかる構成によれば、端部保持手段をコンパクトな構成によって実現でき、裏機構板15のスペースを割くことなく端部保持手段を設けることができる。また、端部保持手段は球均し部材35と支持軸36に一体的に設けられているため、裏機構板15に組み付ける手間も要しない。さらに、本構成では、可動球止片40を球止め位置β1に変換して遮断端部44で流路33を遮断するだけで、遮断端部44を自動的に保持できるといった利点がある。
次に、第一実施例から球均し部材の構成を変更した第二実施例について説明する。なお、第一実施例と共通する構成については、説明を簡略又は省略する。
図11(a),(b)に示すように、本実施例では、第一実施例同様に、裏機構板15の、タンクレール19の上方位置に、タンクレール19の遊技球の流下方向に直交する細長円柱形状の支持軸36aが突設され、球均し部材35aは、上端部をこの支持軸36aに軸支され、タンクレール19に沿って回動可能となるよう吊り下げられる。
また、球均し部材35aは、図11,12に示すように、前後対称形状をなすものであって、支持軸36aに直接吊り下げられる揺動片39aと、該揺動片39aに軸支される一対の可動球止片40a,40aとからなる。なお、本実施例では、揺動片39が合成樹脂により構成されるのに対し、可動球止片40aは樹脂より比重の重いステンレスにより構成されており、球均し部材35aを下方に垂下させる重錘として機能する。
揺動片39aは、図11,12に示すように、平面略L字状をなす樹脂片を、平面略コ字状をなすように前後に接合してなるものであり、下流側に開放するコ字状の凹部内を、可動球止片40aを収納する収納部50とする。収納部50の上部には、管状の軸孔管部51が前後に架設されており、この軸孔管部51に支持軸36aを挿通させることによって、揺動片39aはタンクレール19に沿って回動可能に吊り下げられる。また、収納部50の下部には、管状の保持軸46aが前後方向に設けられており、この保持軸46aに、各可動球止片40a,40aがワッシャ58を挟んで前後に並んで軸支される。さらに、揺動片39aの上流側板部の下部は、当接する遊技球を均すために湾曲形状をなすとともに、下部中央にはタンクレール19の仕切り壁部32を進入させる溝状の逃げ部57が形成される。
可動球止片40aは、図12に示すように、保持軸46aを挿通させる軸孔が形成された保持孔部52と、該保持孔部52から突出する杆状の遮断端部44aとで構成される。各可動球止片40aは、図13に示すように、保持軸46aを中心に回動することによって、遮断端部44aを支持軸36a側に向けて、揺動片39aの収納部50内に収容される球均し位置α2と、遮断端部44aを、該球均し位置α2から下流側に135°回動して支持軸36aから離間する球止め位置β2とに変換可能となっている。また、遮断端部44aの側部には正面視略C字状の嵌合凹部45aが形成されており、可動球止片40aの球均し位置α2で、この嵌合凹部45aが軸孔管部51に外嵌して係合することによって、可動球止片40aが球均し位置α2に係止されるようになっている。すなわち、本実施例では、この嵌合凹部45aによって本発明に係る球均し係止手段が構成される。
また、遮断端部44aの先端には、遮断端部44aをタンクレール19の内底面に係止するための鉤状の係合凸部55が形成される。すなわち、図14に示すように、タンクレール19の内底面には、この係合凸部55と係合し得る溝状の係合凹部56が貫設されており、可動球止片40aの球止め位置β2において係合凸部55と係合凹部56を係合させることによって、遊技球xの流圧に抗して遮断端部44aを当該位置で保持可能となっている。すなわち、本実施例では、本発明に係る端部保持手段が、この係合凸部55と係合凹部56とにより構成される。
球均し部材35aを支持軸36aに取り付けた状態では、図15に示すように揺動片39aの逃げ部57内に仕切り壁部32が進入し、揺動片39aの両側下部が各流路33内に位置する。ここで、可動球止片40aの球均し位置α2では、図15(a),16(a),17(a)に示すように収納部50に収容されて遮断端部44aを支持軸36a側に退避させており、球均し部材35aの下端(揺動片39aの下端)とタンクレール19の内底面との間には遊技球約1.5個分の間隙が生じると共に、球均し部材35aはタンクレール19と衝突することなく支持軸36aを中心に回動可能となる。このため、かかる状態では、流路33の最下層の遊技球xが球均し部材35aの下方の間隙から下流側に通過可能となると共に、上層の遊技球xは揺動片39aの上流側下部に衝突し、球均し部材35を下流側に回動させ、図17(b)に示すように、垂下状態に復帰しようとする球均し部材35aに適切な力で下方に押圧されることによって平らに均されることとなる。
一方、可動球止片40aが球止め位置β2に変位した状態では、図15(b),16(b),17(c)に示すように、遮断端部44aが支持軸36から離間して突出し、遮断端部44aの先端がタンクレール19の内底面に当接することにより、流路33が遮断される。ここで、上述のように、遮断端部44aの係合凸部55をタンクレール19内底面の係合凹部56に係合することにより、遮断端部44aを下流側に移動不能となるよう保持できるため、このように、遮断端部44aを保持することによって、タンクレール19の遊技球xを遮断端部44によって塞き止めることができる。
このように、本実施例に係る球均し部材35aは、可動球止片40aを球均し位置α2に保持することで球均し機能を発揮することとなり、可動球止片40aを球止め位置β2に保持することで球止め機能を発揮することとなる。したがって、本実施例では、図17(a),(b)に示すように、通常状態では、各可動球止片40aを球均し位置α2に保持し、球均し部材35aによってタンクレール19内を流れる遊技球xを一層に均すようにする。そして、故障や保守点検の際にタンクレール19の遊技球を塞き止めるときは、可動球止片40aと支持軸36aの係合を解除して、図17(c)に示すように、各可動球止片40aを球均し位置α2から球止め位置β2に変換して、各流路33を遮断端部44aで遮断すると共に、遮断端部44aの係合凸部55を係合凹部56と係合させて遮断端部44aが下流側に移動しないように保持し、タンクレール19の遊技球xを塞き止める。
したがって、本実施例にあっても、球均し部材35aによってタンクレール19の球均しと球止めの両方を好適に行うことができ、既存のパチンコ遊技機における球止め部材を省略することができる。特に、本実施例では、図17(c)に示すように、可動球止片40aを球止め位置β2に変位させる際に、揺動片39aによって上層の遊技球xの流下を抑えておくことができるため、可動球止片40aを円滑に変位させることができるといった利点がある。
また、本実施例では、遮断端部44aの先端に形成された係合凸部55と、該係合凸部55と係合可能なタンクレール19内底面の係合凹部56とにより本発明に係る端部保持手段を構成している。かかる構成では、遊技球を塞き止める遮断端部44aを直接支持するため、保持孔部52周囲で可動球止片40bの回動を規制するよりも、一定量の流圧に対して遮断端部44aを少ない力で安定に保持できるといった利点がある。また、本構成によれば、可動球止片40bとタンクレール19に係合凸部55と係合凹部56を形成するだけで、部品点数を増加させずに端部保持手段が実現できるという利点もある。
また、本実施例では、可動球止片40aを比重の比較的大きい金属(ステンレス)で形成することにより、可動球止片40a自体を軽量な揺動片39aの錘部として機能させ、流下する遊技球から流圧が加わっても球均し部材35aが支持軸36aを中心に一回転することなく球均し機能を発揮することができる。
次に、第一実施例から球均し部材の構成を変更した第三実施例について説明する。なお、第一実施例と共通する構成については、説明を簡略又は省略する。
図18(a),(b)に示すように、本実施例では、第一実施例同様に、裏機構板15の、タンクレール19の上方位置に、タンクレール19の遊技球の流下方向に直交する断面略円形の支持軸36bが突設され、球均し部材35bは、上端部をこの支持軸36bに軸支され、タンクレール19に沿って回動可能となるよう吊り下げられる。支持軸36bは弾性樹脂材からなると共に、その中央を上下に縦断する切り溝60によって左右に分離しており、支持軸36bを左右から摘んで切り溝60内に撓ませることによって、支持軸36bの左右幅を縮小できるようになっている。また、支持軸36bの先端側部分と根元側部分は中間部分よりも太径であり、且つ先端側部分は先端方向に縮径するテーパー状をなしており、球均し部材35を先端側部分から圧入して中間部分で保持するようになっている。
球均し部材35bは、図18,19に示すように、前後対称形状をなすものであり、支持軸36bに軸支される肉厚な揺動片39bと、該揺動片39bの前後に位置する薄板状の可動球止片40b,40bとで構成される。ここで、本実施例の可動球止片40b,40bは、揺動片39bに軸支されるのではなく、支持軸36bに直接軸支されることを特徴とする。
揺動片39bは、正面視略長円形状の樹脂製板片からなり、その内部には金属製の重錘(図示省略)が組み込まれている。揺動片39bの上端部には板面を前後に貫通する円形の軸孔37bが形成されており、該軸孔37bに支持軸36bを挿通させることによって、揺動片39bはタンクレール19に沿って回動可能に吊り下げられる。この揺動片39bの前後幅は、タンクレール19の幅よりも僅かに狭幅であり、後述するように、その上流側下部をタンクレール19の遊技球xと当接することにより当該遊技球に均し作用を生じることとなる。揺動片39bの下部には、仕切り壁部32との当接を回避するための溝状の逃げ部57bが形成され、揺動片39b下部の上流側面には、遊技球を均すための湾曲面が形成される。
揺動片39bの前後の可動球止片40b,40bは、図19に示すように、前後に扁平な杆状薄板片からなるものであり、揺動片39bを挟んで相互に対称形状をなし、揺動片39bを挟んで相互に対向するように支持軸36bに取り付けられる。各可動球止片40bは、上下に長尺な板片からなり、支持軸36bを挿通させる上下に長尺なガイド溝62が形成された上部のガイド部61と、タンクレール19内の遊技球の流路を遮断するための遮断端部44bとで構成される。
遮断端部44bは、その下縁と下流側縁とから、揺動片39b方向に延出する正面視略L字状の球止板63を備え、該球止板63内を、遊技球xを収容する収容凹部64とする。後述するように、本実施例では、本発明に係る端部保持手段が、この収容凹部64により構成される。
一方、ガイド溝62は、切り溝60内に撓んで縮幅した支持軸36bの中間部分が辛うじて通過し得る幅をなしており、且つその上下の端部には、支持軸36bの中間部分を内部で回転させ得る円形の膨大部65a,65bが形成される。
このようにガイド溝62は、上述のように両端部以外が狭幅となっているため、縮径させない限り支持軸36bは膨大部65a,65bのいずれかに保持されることとなる。本実施例では、支持軸36bを下端の膨大部65bに保持して遮断端部44bを支持軸36b側に退避させる位置を可動球止片40bの球均し位置α3(図20(a)参照)とすると共に、支持軸36bを上端の膨大部65aに保持して遮断端部44bを支持軸36から離間する方向に突出させる位置を可動球止片40bの球止め位置β3(図20(b)参照)とする。
ここで、可動球止片40bの球均し位置α3では、図20(a)に示すように、遮断端部44bを垂下させた状態で、垂下する揺動片39bの下部に球止板63を下流側から当接するようになっており、かかる状態から揺動片39bが下流側に回動すると可動球止片40bも一体となって回動するようになっている。一方、可動球止片40bの球止め位置β3では、揺動片39bと可動球止片40bとが衝突することなく支持軸36bを中心に独立して回動可能となる。
球均し部材35bを支持軸36bに取り付けた状態では、図20,21に示すように揺動片39bの逃げ部57b内に仕切り壁部32が進入し、揺動片39bの両側下部が各流路33内に位置する。
ここで、可動球止片40bの球均し位置α3では、図20(a),21(a),22(a)に示すように、遮断端部44bの下端は揺動片39bの下端と略同じ高さ位置にあり、球均し部材35bの下端とタンクレール19の内底面との間には、遊技球約1.5個分の間隙が生じる。このため、かかる状態では、球均し部材35bは、図22(a)に示すように、流路33の最下層の遊技球xに積み重なった上層の遊技球xが球均し部材35の下部(揺動片39bの下部)と衝突することとなり、かかる上層の遊技球xに押圧されて、揺動片39bと可動球止片40bが一体となって、支持軸36を中心に下流側に回動すると共に、自重によって垂下状態に復帰しようとする復帰力により上層の遊技球xを下方に押圧することにより、タンクレール19の遊技球に均し作用を生じることとなる。
一方、可動球止片40bの球止め位置β3では、図20(b),21(b),22(b)に示すように、垂下した遮断端部44bが下方に突出し、タンクレール19の内底面に当接することにより流路33を遮断可能となる。ここで、図22(b)に示すように、遮断端部44bの下端をタンクレール19の内底面に当接した状態で、上流側から流下する遊技球xが、遮断端部44b先端の収容凹部64に進入して収容され、当該収容凹部64に収容した遊技球xの重みによって遮断端部44bは遊技球の流圧が加わっても移動しないよう保持されることとなる。したがって、可動球止片40bの球止め位置β3では、遮断端部44bによって流路33を遮断すると共に、可動球止片40bを下流側に移動不能に保持することができ、タンクレール19の遊技球xを遮断端部44bによって塞き止めることができる。
このように、本実施例に係る球均し部材35bは、可動球止片40bを球均し位置α3に保持することで、球均し機能を発揮させることができ、可動球止片40bを球止め位置β3に保持することで、球止め機能を発揮させることができる。したがって、本実施例では、通常状態では、図22(a)に示すように、各可動球止片40bを球均し位置α3に保持し、球均し部材35bによってタンクレール19内を流れる遊技球xを一層に均させる。一方、故障や保守点検の際にタンクレール19の遊技球を塞き止めるときは、図22(b)に示すように、各可動球止片40bを球止め位置β3に保持してタンクレール19内の遊技球通過を遮断して、球払出装置20や球通路21を取り外す場合に、タンクレール19内の遊技球xが球通路21に流下して機外にこぼれ落ちるのを防止できる。
次に、可動球止片40bの位置変換方法を、図23〜26を用いて説明する。
可動球止片40bを球均し位置α3から球止め位置β3に移動させる際には、まず、図23(a)〜23(c),25に示すように、遮断端部44bが上方に向くように回動させる。そして、図23(d),図26(a),(b)に示すように、かかる状態から支持軸36bを左右に摘んで縮径させると共に、可動球止片40bを上方に引き上げることにより、ガイド溝62の狭幅部内を通過させて、支持軸36bを膨大部65aに変位させ、可動球止片40bを球止め位置β3とする。あとは、かかる位置から、図24(e)〜24(g),26(f)に示すように、可動球止片40bを下流側に回動させて遮断端部44bをタンクレール19の内底面に当接させれば、収容凹部64に遊技球xが進入して、可動球止片40bが移動困難に保持されることとなる。なお、前後の可動球止片40b,40bの位置変換方法は全く同じであり、一方を位置変換させた後、残る一方を位置変換すれば、両可動球止片40bを球均し位置α3から球止め位置β3に変換できる。また、可動球止片40bを球止め位置β3から球均し位置α3へ変換する場合は、上述の操作と逆操作を行えばよい。なお、ガイド溝62に沿って支持軸36を移動させる際に、遮断端部44bを上方に向けるのは、遮断端部44bを垂下させた状態では、タンクレール19内の遊技球に可動球止片40bの移動を邪魔されやすいためである。タンクレール19内に遊技球が存在しない場合は、遮断端部44bを上方回動させることなく、可動球止片40bを上下にスライドさせるだけで、球均し位置α3と球止め位置β3に変換できる。
このように、本実施例にあっても、球均し部材35bによってタンクレール19の球均しと球止めの両方を好適に行うことができるため、既存のパチンコ遊技機における球止め部材を省略することができ、球止め部材が設けられている裏機構板のスペースを有効活用することができる。特に、本実施例では、可動球止片40bが、揺動片39bを介さずに支持軸36bに直接取り付けられているため、上述の実施例と比較して、可動球止片40bが安定に保持できると共に、揺動片39bの構造を簡素化することができる。
また、本実施例では、遮断端部44bに形成された収容凹部64によって本発明に係る端部保持手段が構成される。かかる構成では、部品点数を増加させずに端部保持手段を構成できるといった利点があると共に、遮断端部44bによって遊技球xの流路を遮断するだけで、収容凹部64に遊技球が進入して遮断端部44bが保持されるため、遮断端部44bを保持するためにタンクレール19等に係止するといった手間を要しない。
以上のように本発明の実施形態を実施例によって説明したが、本発明の実施形態は上述の実施例の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、第一実施例では、支持軸36よりも遮断端部44が下流側に傾いた状態で遮断端部44の下流側への移動が規制され、当該位置で球止め可能となるよう構成している。しかし、これに限らず、規制欠部42や規制溝49の形状を変更して、遮断端部44が支持軸36よりも上流側に傾いた状態で球止めを行うことも可能である。
また、第二実施例では、可動球止片40aを比重の比較的大きい金属で構成することにより、球均し部材35aの重錘として機能させているが、これに限らず、球均し部材35aに別途金属製の重錘を設けても良い。
また、第三実施例では、球均し位置α3を基準として、支持軸36bよりも下流側で遊技球を塞き止めるように可動球止片40bを移動しているが、これに限らず、支持軸36bよりも上流側にて遊技球を塞き止めるよう可動球止片40bを移動することもできる。この場合、上流側から遊技球に押圧される遮断端部44bは、支持軸36だけでなくタンクレール19の内底面にも支持されるため、下流側で塞き止める場合に比べ、遮断端部44bを流圧に抗してより強固に保持可能となる。
また、実施例のタンクレール19は、仕切り壁部32によって二条の流路に区画されたものであるが、本発明は区画されていないタンクレールや、三条以上に区画されたタンクレールにも適用可能である。また、実施例の可動球止片は、二条の流路を別々に塞き止めるものであるが、単一の可動球止片によって複数条の流路を塞き止めるような構成も可能であるし、三つ以上の可動球止片を備える構成も可能である。
第一実施例のパチンコ遊技機1の正面図である。 ガラス扉10を開放したパチンコ遊技機1の斜視図である。 裏機構板15の背面図である。 タンクレール19中流部位の縦断側面図であり、(a)は可動球止片40が球均し位置α1にある状態を、(b)は可動球止片40が球止め位置β1にある状態を示す。 タンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は球均し部材35を分離した状態を、(b)は球均し部材35を組み付けた状態を示す。 球均し部材35の分解斜視図である。 揺動片39の回動範囲の規制態様を示す揺動片39及び支持軸36の拡大断面図である。 可動球止片40の変換態様を示す球均し部材35の斜視図である。 可動球止片40の変換態様を示すタンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a),(b)は可動球止片40が球均し位置α1にある状態を、(c)は可動球止片40が球止め位置β1にある状態を示す。 球均し部材35の使用態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均しを行う状態を、(b)は球止めを行う状態を示す。 第二実施例のタンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は球均し部材35aを分離した状態を、(b)は球均し部材35aを組み付けた状態を示す。 球均し部材35aの分解斜視図である。 可動球止片40aの変換態様を示す球均し部材35aの斜視図である。 係合凸部55と係合凹部56の係合態様を示すタンクレール19内底面の拡大縦断面図である。 タンクレール19中流部位の縦断面図であり、(a)は可動球止片40aが球均し位置α1にある状態を、(b)は可動球止片40aが球止め位置β1にある状態を示す。 可動球止片40aの変換態様を示すタンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は可動球止片40aが球均し位置α1にある状態を、(b)は可動球止片40aが球止め位置β1にある状態を示す。 球均し部材35aの使用態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均しを行う状態を、(b)は球止めを行う状態を示す。 第三実施例のタンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は球均し部材35bを分離した状態を、(b)は球均し部材35bを組み付けた状態を示す。 球均し部材35bの分解斜視図である。 タンクレール19中流部位の拡大斜視図であり、(a)は可動球止片40aが球均し位置α3にある状態を、(b)は可動球止片40bが球止め位置β3にある状態を示す。 タンクレール19中流部位の縦断側面図であり、(a)は可動球止片40aが球均し位置α3にある状態を、(b)は可動球止片40bが球止め位置β3にある状態を示す。 球均し部材35bの使用態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図であり、(a)は球均しを行う状態を、(b)は球止めを行う状態を示す。 可動球止片40bの変換態様を示す球均し部材35bの斜視図である。 図23から続く、可動球止片40bの変換態様を示す球均し部材35bの斜視図である。 可動球止片40bの変換態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図である。 図25から続く、可動球止片40bの変換態様を示すタンクレール19中流部位の拡大縦断面図である。 従来の球均し部材b及び球止め部材gを示す裏機構板mの拡大背面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 遊技機本体
15 裏機構板
17 球タンク
19 タンクレール
33 流路
35,35a,35b 球均し部材
36,36a,36b 支持軸
39,39a,39b 揺動片
40,40a,40b 可動球止片
41 規制凸部
42 規制欠部
44,44a,44b 遮断端部
45,45a 嵌合凹部
47 規制軸
49 規制溝
55 係合凸部
56 係合凹部
62 ガイド溝
64 収容凹部
x 遊技球
α1,α2,α3 球均し位置
β1,β2,β3 球止め位置

Claims (6)

  1. 遊技機本体の裏面側に、
    遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクと、
    球タンクから放出された遊技球を流下させる下方傾斜したタンクレールと、
    該タンクレール内における遊技球の流下方向に直交させてタンクレールの上方に突設された支持軸と、
    タンクレールに沿って回動可能となるように支持軸から吊り下げられて、当該タンクレール内を積み重なって流下する遊技球を平らに均す球均し部材と
    を備えたパチンコ遊技機において、
    球均し部材は、タンクレール内の遊技球の流路を遮断するための遮断端部が形成された可動球止片を具備してなり、
    該可動球止片は、遮断端部を支持軸から離間する方向に突出させてタンクレール内の遊技球の流路を遮断可能となる球止め位置と、遮断端部を支持軸方向に退避してタンクレール内の遊技球の流路を遮断不能となる球均し位置とに変換可能なものであり、
    さらに、可動球止片の遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断した状態で、遮断端部がタンクレール下流側へ移動しないよう保持する端部保持手段を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 球均し部材は、支持軸に回動可能に軸支される揺動片を備え、
    可動球止片は、該揺動片の下部に回動可能に軸支されて遮断端部を支持軸に対して離近させるものであり、
    遮断端部には、可動球止片を球均し位置に係止するための球均し係止手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 端部保持手段は、支持軸と揺動片の少なくとも一方に配設されて揺動片の回動範囲を規定する上部回動範囲規定手段と、揺動片と可動球止片の少なくとも一方に配設されて可動球止片の回動範囲を規定する下部回動範囲規定手段とで構成されることを特徴とする請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 球均し部材は、支持軸に回動可能に軸支される揺動片と、
    長尺状のガイド溝に支持軸を挿通させて、該支持軸がガイド溝の長手方向に沿って相対移動するように移動させることによって球均し位置と球止め位置とに変換可能な可動球止片と、
    可動球止片の球均し位置において支持軸をガイド溝内で保持し、可動球止片を、支持軸を中心に回動可能とする支持軸保持手段とを備えてなり、
    可動球止片の球均し位置では、可動球止片と揺動片とが一体となって回動可能となり、タンクレール内にある遊技球に均し作用を生じることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  5. 端部保持手段は、遮断端部に形成される係合凸部と、該係合凸部と係合可能なタンクレール内底面の係合凹部とで構成されることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載のパチンコ遊技機。
  6. 端部保持手段は、遮断端部に形成されて、遮断端部がタンクレール内の遊技球の流路を遮断した状態でタンクレール内を流下する遊技球を収容する収容凹部により構成されることを特徴とする請求項4記載のパチンコ遊技機。

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