JP4754330B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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以下に、本発明の第一実施例を、図1〜図9に基づいて説明する。
パチンコ遊技機1は、図1,図2に示すように、遊技島設備(図示省略)に固定される外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。
前記タンクレール19は、図5等に示すように、底壁部30、前側壁部31a、及び後側壁部31bにより断面ほぼコ字形に形成され、その内部には底壁部30に立設された仕切り壁部32によって二条の球流路33,33が区画形成されている。この球流路33,33の各横幅は、遊技球xの直径寸法より若干広く設定されており、これによって、遊技球xを一列状に整列させて流下させ得るようになっている。また、タンクレール19の直上であって、その長手方向のほぼ中間位置には、本発明の要部に係る合成樹脂製の球均し部材40(図3参照)が配設されている。そして、この球均し部材40により、タンクレール19内にある遊技球が球均しされることとなる。なお、後述するように、本発明に係る球均し部材40は、故障や保守点検等で球払出装置20や球通路21を取り外した場合に、遊技球の流下を一旦停止させて、タンクレール19内の遊技球が流下して機外にこぼれ落ちないようにする球止め機能も有している。
図4bに示すように、前記基部45の、裏機構板面60に対向する部位には、基部端面49が形成されており、この基部端面49の上端には取付孔47が設けられ、下端にはガイド軸46が突設されている。さらに詳述すると、前記取付孔47は、前後方向(X軸方向)に貫通状となっており、後述する回動軸55が前方から挿通されると共に、後方から挿通されるビス51と、回動軸55の移動を円滑にする環状のリング部材52とで回動軸55に対して固定される。また、前記ガイド軸46は、基部端面49に対して垂直状に突設されている。
図4a等に示すように、ガイド溝70は、上述のように正面視ほぼコ字状であって、ほぼ左右方向に形成された上段の溝部を球均し溝部72とし、この球均し溝部72の左端に連成された上下方向の溝部を連絡溝部73とし、さらにこの連絡溝部73の下端に連成された左右方向の溝部を球止め溝部74としている。なお、上段に位置した球均し溝部72は、前記長孔80の上端を中心に所定角度範囲で円弧状に形成されている。換言すれば、長孔80の上端に位置する回動軸55を中心として円弧形状に形成されている。一方、下段に位置した球止め溝部74は、球均し溝部72と異なり、水平かつ直線状に形成されている。また、球止め溝部74の方が、球均し溝部72よりも溝長さが短くなるように設定されている。なお、溝部の溝長さは適宜変更可能である。
まず、本発明に係る球均し部材40により、タンクレール19内の遊技球に対して球均しを実行する場合には、図5aに示すように、上下に位置する二軸のうち、上側の回動軸55を長孔80の上端に位置させると共に、下側のガイド軸46を上段の球均し溝部72内に位置させる。なお、図5aは、下側のガイド軸46が球均し溝部72の左端に位置した状態を示している。
次に、第二実施例に係る球均し部材40aを、図10等に従って説明する。なお、第一実施例と共通する構成については、説明を簡略又は省略する。
本実施例に係る球均し部材40aは、図10に示すように、縦長状の基部45aを備えている。また、当該球均し部材40aの下端は、球均し作用を適正に生じさせるべく、Y軸方向に湾曲した湾曲面が形成されていると共に、その中央に、タンクレール19の仕切り壁部32が挿通されるスリット48が設けられている。そして、かかる球均し部材40aが、後述する配設機構により、レール方向に沿って回動可能に裏機構板面60へ配設される。
図10に示すように、前記基部45aの上端には、前後方向(X軸方向)に貫通した取付孔47aが設けられている。この取付孔47aには、後述するガイド軸46aが前方から挿通される。また、基部45aの中央には、前後方向(X軸方向)に貫通した縦長惰円形の長孔80aが設けられている。この長孔80aには、後述する回動軸55aが挿通される。
図10等に示すように、ガイド溝70aは、正面視ほぼ伏コ字状であって、右端に位置する上下方向の溝部を球止め溝部74aとし、この球止め溝部74aの上端に連成された円弧状の溝部を連絡溝部73aとし、さらに連絡溝部73aの左端に連成され、やや下方にずれて位置する円弧状の溝部を球均し溝部72aとしている。なお、連絡溝部73aと球均し溝部72aは、その直下に突設された回動軸55aを中心に各々所定角度範囲で円弧状に形成されている。一方、上下方向の球止め溝部74aは、回動軸55aの鉛直上方に形成されている。
まず、本発明に係る球均し部材40aにより球均しを実行する場合には、図12bに示すように、球均し部材40aを、回動軸55aを中心に上流方向に傾倒させて、上下に位置する二軸のうち、上側のガイド軸46aを一番左端にある球均し溝部72a内に位置させる。さらに詳述すると、例えば、図11aに示すように、連絡溝部73a内にガイド軸46aが位置している状態にあって、球均し部材40aがほぼ直立している場合には、まず、図11bに示すように、回動軸55aを中心に球均し部材40aを上流方向に回転させながら、ガイド軸46aを連絡溝部73a内で左方向に移動させる。ここで、図11bは、ガイド軸46aが連絡溝部73aの左端に位置した状態を示している。なお、かかる状態にあっては、回動軸55aは、長孔80a内の最下端に位置している。次に、図12aに示すように、球均し部材40aを右斜め下方にスライドさせる。具体的には、上側のガイド軸46aを連絡溝部73aの左端から球均し溝部72aの右端へ、かつ下側の回動軸55aを長穴80aの下端から上端へそれぞれ移動させる。このように移動させると、図12a,bに示すように、ガイド軸46aが球均し溝部72a内で相対移動可能となり、球均し部材40aは、回動軸55aを中心に、球均し溝部72aの角度範囲内でレール方向に沿って回動可能となる。また、かかる位置に保持された球均し部材40aの下端は、図14cに示すように、タンクレール19の底壁部30からほぼ遊技球1個分の高さ位置となる。かかる構成にあって、図17a,bに示すように、遊技球xがタンクレール19内を積み重なった状態で流下すると、球均し部材40aが上流側の側面で遊技球xの流圧を受け、下流側へ回動すると共に、垂下状態に復帰しようとする復帰力により、積層状に流下する遊技球が球均しされることとなる。なお、これまでに述べた球均し部材40aが球均し機能を発揮する保持位置により、本発明に係る球均し位置αが構成される。
3 遊技機本体
15 裏機構板
17 球タンク
19 タンクレール
30 底壁部
31a 前側壁部
31b 後側壁部
33 球流路
40,40a 球均し部材
46,46a ガイド軸
55,55a 回動軸
59 引張りバネ
60 裏機構板面(遊技機本体裏面)
70,70a ガイド溝
72,72a 球均し溝部
74,74a 球止め溝部
75,75a 溝縁
80,80a 長孔
x 遊技球
α 球均し位置
β 球止め位置
Claims (2)
- 遊技機本体の裏面側に、
遊技島設備の補給樋から供給された遊技球を受け入れる球タンクと、
球タンクから放出された遊技球を下方へ流下させる下方傾斜したタンクレールと、
タンクレールに沿って回動して当該タンクレール内を積み重なって流下する遊技球を平らに均す球均し部材と
を備えたパチンコ遊技機において、
球均し部材と対向する固定部位、又は球均し部材のいずれか一方に突設された、遊技機本体裏面に対して略垂直の回動軸と、
いずれか他方に配設され、回動軸が挿通される長孔と、
球均し部材と対向する固定部位、又は球均し部材のいずれか一方に突設されたガイド軸と、
いずれか他方に配設され、かつガイド軸が挿入される、回動軸を中心とした円弧状の球均し溝部と、
該球均し溝部に連成され、かつガイド軸が挿入される、当該ガイド軸が溝縁に係止される球止め溝部と
を備え、
球均し部材は、
回動軸が長孔内でその軸線周りに回動し、かつガイド軸が球均し溝部内で円弧方向に相対移動して回動軸を中心にタンクレールに沿って回動可能となり、当該球均し部材の下端によりタンクレール上を流下する遊技球に均し作用を生ずる球均し位置と、
回動軸が長孔内で相対移動し、かつガイド軸が球止め溝部へ相対移動してタンクレールに沿って回動不能となり、当該球均し部材の下端によりタンクレール上の遊技球通過を遮断する球止め位置とに変換されるものであることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 球均し部材は、
一端が遊技機本体に固設された引張りバネの他端が連係されるものであり、球止め位置に変換されることにより前記引張りバネの引張力が生じて、ガイド軸が球止め溝部の溝縁に付勢されて当該ガイド軸が溝縁に係止されることによりタンクレールに沿って回動不能となるものであることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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