JP5878251B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機では、遊技機本体の裏側上部に球タンクとタンクレールとを左右に配置し、タンクレールの下流側の下方に払い出し手段を配置して、球タンク内に貯留された遊技球をタンクレールを経て払い出し手段へと供給し、賞球、貸し球等の払い出し指令があったときに、この払い出し手段により払い出し通路を経て遊技機本体の前側の球受け皿へと遊技球を払い出すようにしている(特許文献1)。
特開2003−180969号公報
遊技ホールにおいてパチンコ機を設置した後は、遊技島側の補給ダクト等の補給手段を経て球タンク内に遊技球を補給する。このとき補給手段から補給された遊技球が球タンクとタンクレールとの接続部分に集中すれば、その部分から遊技球が零れる等の問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、球タンク部に遊技球を補給する際にその零れを防止できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技球を貯留する球タンク部と、該球タンク部からの遊技球を左右方向に案内するタンクレール部とを遊技機本体の裏側に備えた弾球遊技機において、前記タンクレール部の上流側の上側に配置され且つ上方から補給された遊技球を受けて前記球タンク部内へと案内可能な球受け部材を前記球タンク部に着脱自在に備え、前記球受け部材は前記タンクレール部の遊技球の案内方向とは逆方向に傾斜し、前記球タンク部は導電性樹脂製とし、前記球受け部材は絶縁性樹脂製としたもである。
本発明によれば、球タンク部に遊技球を補給する際にその零れを防止できる。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 同ガラス扉及び下部開閉扉を外した状態の正面図である。 同全体裏面図である。 同球タンクユニットの平面図である。 同球タンクユニットの背面図である。 同球タンクユニットの斜視図である。 同球崩し部周辺の背面断面図である。 同球受け部周辺の背面断面図である。 同着脱壁部分の側面断面図である。 同球タンク部分の分解斜視図である。 同球タンク部分の分解斜視図である。 同タンクレール部分の分解斜視図である。 同タンクレール部分の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す球タンクユニットの斜視図である。 同球受け部周辺の背面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す球タンクユニットの斜視図である。 本発明の第4の実施形態を示す球タンクユニットの平面図である。 同球タンクの側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図13は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1〜図3において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の左右一側、例えば左側のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉自在及び着脱自在に枢着された前枠4とを備えている。
前枠4には、その上部側に設けられた上部装着部5に遊技盤6が、その上部装着部5の下側に設けられた下部装着部7に発射手段8等が夫々配置されており、その前枠4の前側には、上部装着部5に対応するガラス扉9と、下部装着部7に対応する下部開閉扉10とがヒンジ3と同じ側のヒンジ11により開閉自在及び着脱自在に枢着されている。
ガラス扉9には、遊技盤6側の遊技領域6aに対応するガラス窓12が設けられ、また下部開閉扉10には、払い出された遊技球を貯留すると共にその遊技球を発射手段8側に案内する上皿13と、この上皿13が満杯となったときにその余剰球を受けて貯留する下皿14と、発射手段8を作動させるための発射ハンドル15等が設けられている。
上部装着部5には、遊技盤6を装着するための遊技盤装着枠16が設けられており、遊技盤6はこの遊技盤装着枠16に対して例えば前側から装着され、1又は複数の固定手段16aにより着脱自在に固定されている。遊技盤6の前面側には、発射手段8により発射された遊技球を遊技領域6aの上部側に案内する外レール21と、遊技領域6aの周囲を規定する周壁の少なくとも一部を構成する内レール22とが立設されると共に、遊技領域6a内には、その略中央に液晶表示手段23aを備えたセンターケース23が配置され、更にそのセンターケース23の左側に通過ゲート24が、下側に開閉式入賞手段25及び大入賞手段26が配置される他、普通入賞手段27、風車28等の各種遊技部品が装着されている。
遊技盤6の裏面側には、図3に示すように、センターケース23等の遊技部品を裏側から覆う裏ケース30aと、その裏ケース30aの下側に配置される集球ケース30bとが装着されている。集球ケース30bの裏面側には主制御基板31aが格納された主基板ケース31が装着され、裏ケース30aの裏面側には演出制御基板32aが格納された演出基板ケース32と、液晶制御基板33aが格納された液晶基板ケース33とが着脱自在に装着されている。
下部装着部7には、図2に示すようにその前側の例えば左右方向略中央に発射手段8が配置され、下部開閉扉10側の上皿13から発射手段8に発射用の遊技球が供給されるようになっている。発射手段8は、板金製の支持板34と、この支持板34の前面に装着された発射レール35と、支持板34の前面で前後方向の駆動軸廻りに揺動自在に支持された打撃槌36と、支持板34の裏側に装着され且つ打撃槌36を打撃方向に駆動するロータリソレノイド等の発射駆動手段37等を備え、発射ハンドル15が操作されたときに発射駆動手段37により打撃槌36を打撃方向(時計廻り)に間欠的に駆動することにより、上皿13から発射レール35上に供給された遊技球を発射レール35に沿って打撃して遊技盤6側に発射させるようになっている。
発射手段8の左側には、払い出し手段43から払い出された遊技球を下部開閉扉10側の上皿13に排出し、且つ上皿13が満杯となったときにその余剰球を下皿14側に案内する分岐通路ユニット38等が、右側には下部スピーカ39が夫々配置されている。
前枠4の裏側には、図3に示すように、裏ケース30a、演出基板ケース32、液晶基板ケース33等を裏側から覆う裏カバー40が開閉自在に装着されると共に、その裏カバー40の上側の裏板部4aの裏側に球タンクユニット41が装着され、また前枠4のヒンジ3側に供給通路ユニット42、払い出し手段43、排出通路ユニット44等が装着されている。そして、遊技球の大入賞手段26等への入賞による賞球指令があったとき、又は図外の自動球貸し機から球貸し指令があったときには、球タンクユニット41から供給通路ユニット42の前後の供給通路45を経て供給された遊技球を払い出し手段43により払い出し、その遊技球を排出通路ユニット44の排出通路46、分岐通路ユニット38を経て上皿13に案内するようになっている。
下部装着部7の裏面側には、図3に示すように基板装着台47が着脱自在に装着されており、この基板装着台47の裏面側に、電源基板48aが格納された電源基板ケース48と、払い出し制御基板49aが格納された払い出し基板ケース49とが着脱自在に装着されている。
球タンクユニット41は、図4〜図13に示すように、遊技島側の補給ダクト等の補給手段50から補給された遊技球を貯留する球タンク51と、この球タンク51からの遊技球を供給通路45へと案内するタンクレール52とを左右方向に一体に備え、その球タンク51とタンクレール52との間には、補給手段50からの遊技球を受けて球タンク51内へと案内する球受け部54と、球タンク51の下流側及び/又はタンクレール52の上流側を覆うカバー部55とが設けられ、またタンクレール52上には第1球崩し手段90と第2球崩し手段91とが着脱自在に設けられている。
球タンク51は、図4〜図6、図10、図11に示すように、前壁56、後壁57及び左右の側壁58,59とにより構成される周壁56〜59と、その下側の底壁60とを有し、補給手段50により容易に遊技球を補給できるように上側が開放する深皿状に形成されている。この球タンク51は周壁56〜59の裏側に開放部62が形成されたタンク本体63と、このタンク本体63の開放部62側に着脱自在に装着され且つ開放部62を塞ぐ着脱壁64とを備えている。
タンク本体63は、図10、図11に示すように、前枠4の裏面に沿って配置された前壁56と、この前壁56の左右両端から後方に屈曲する側壁58,59と、前壁56及び側壁58,59の下部側に形成された底壁60とを一体に備え、後壁57側に開放部62が設けられている。球タンク51のタンクレール52と反対側の側壁58は前枠4と略直角に前後方向に配置され、タンクレール52側の側壁59は後方に移るに従ってタンクレール52の下流側に伸びる方向に平面視傾斜状に配置されている。
開放部62は、図4〜図6、図10、図11に示すように、球タンク51の後壁57の左右方向の略全長に跨がると共に、タンクレール52と反対側の側壁58の後部側に跨がって設けられており、周壁56〜59の後壁57及び側壁58の下側に下後壁部66及び下側壁部67を除く上側に平面視略L字状に形成されている。下後壁部66及び下側壁部67はタンク本体63に一体に設けられている。
着脱壁64は、図4〜図6、図9〜図11に示すように、開放部62に対応して後壁部68と側壁部69とを有する平面視略L字状であって、L字方向の両端面がタンク本体63の後壁側対向面70と側壁側対向面71とに当接又は近接すると共に、段部72と係合部73とが下端側に設けられている。段部72はタンク本体63の下後壁部66及び下側壁部67の上側に当接し、また係合部73は開放部62の下側で下後壁部66に設けられた被係合部74に上側から係脱自在に係合している。なお、着脱壁64の後壁部68はタンク本体63の下後壁部66と共に球タンク51の後壁57を構成し、着脱壁64の側壁部69はタンク本体63の側壁部75、下側壁部67と共に球タンク51の側壁58を構成している。
タンク本体63の被係合部74は、下後壁部66の裏面に左右方向に所定間隔を置いて配置された複数個の凹状、孔状の嵌合凹部74aを有し、その嵌合凹部74aの下部間に突条74bが設けられている。着脱壁64の下端部には段部72を介して下後壁部66、下側壁部67の外側に屈曲する屈曲部73aを有し、その屈曲部73aの一部が各嵌合凹部74aに挿脱自在に嵌合する嵌合凸部73bとなっている。嵌合凸部73b間の屈曲部73aは突条74bに当接又は近接する。
側壁58の下側壁部67の外側には、図10、図11に示すように、取り付けボス等の固定部77と、側壁側対向面71の下部と固定部77とを連結する連結部76が設けられ、これらが着脱壁64の側壁部69の下部を外側から覆うようになっている。着脱壁64の側壁部69には、図4、図5、図11に示すように、固定部77に対応して取り付け部78が設けられ、後述の帯電防止板79、アース線(図示省略)と共にネジ等の固定具80により固定部77に着脱自在に固定されている。
着脱壁64の前面の上部には、図4、図6、図8、図9〜図11に示すように、前側に突出して球受け部54及びカバー部55と、球受け部54及びカバー部55を区画する隔壁81とが一体に設けられている。球受け部54は球タンク51の下流部分の上側に、カバー部55は球タンク51の下流部分からタンクレール52の上流部分の上側に配置されている。隔壁81の後端は着脱壁64の後壁部68に接続され、また前側はタンク本体63のタンクレール52側の側壁59に沿って設けられた側壁54aを有し、その側壁54aの前端に側壁59に上側から係脱自在に係合する係合片54bが設けられている。
カバー部55の上側に周壁55aと、その前後両側に設けられた取り付け部55b,55cとを有し、その各取り付け部55b,55cがネジ等の固定具82a,82bによりタンク本体63、タンクレール52の前後の固定部83a,83bに着脱自在に固定されている。
タンク本体63には、図4〜図9に示すように、その後部側に連通するタンクレール52が一体に形成され、球タンク51内の遊技球がタンクレール52へと自然に流下するようになっている。タンクレール52は出口85へと傾斜しており、傾斜状の底壁86a,86bと、この底壁86a,86bの前後両側から上側に突出する前壁87a及び後壁87bと、底壁86a,86b間の略中央から上側に突出する隔壁88とを有し、前後二列の傾斜通路89a,89bが設けられている。
第1球崩し手段90は、タンクレール52内の傾斜通路89a,89bの遊技球が上下方向に3個重ねにならないように遊技球の重なりを崩すためのものであって、タンクレール52の長手方向の中間に配置されている。この第1球崩し手段90は、図4〜図7、図12、図13に示すように、タンクレール52の上側に前後方向に配置された横架部92と、この横架部92の下側に各傾斜通路89a,89bに対応して一体に設けられた球崩し部93a,93bとを有する。
横架部92は前後両側の係合突起94aと係合爪94bとを介してタンクレール52の前壁87a、後壁87b上に着脱自在に固定されている。係合突起94aは一方の球崩し部93aの側面に一体であり、前壁87aの係合孔95aに係合している。係合爪94bは後壁87bの係合部95bに裏側から係脱自在に係合しており、係合突起94a側を支点として横架部92を上側から押圧することにより後壁87bの係合部95bに係合する。
球崩し部93a,93bは各傾斜通路89a,89bに対応して配置され、その下面は下流側が下方に傾斜しており、各傾斜通路89a,89b内を遊技球が下流側へと移動するときに、その傾斜面で遊技球を押圧して重なりを崩すようになっている。なお、横架部92は前壁87a、後壁87b上の受け面96a,96b上に当接又は近接しており、前壁87a、後壁87bの受け面96a,96bから上に突出する突出部97a,97bが切り欠き部98a,98bに係合している。
第2球崩し手段91はタンクレール52内の各傾斜通路89a,89bの遊技球の重なりを崩して一列状にするためのものであって、タンクレール52の出口85の上流側近傍に配置されている。この第2球崩し手段91は、図4〜図7、図12、図13に示すように、下面側が球崩し部100aとなる球崩し板100を有し、前後両側の係合突起101aと係合爪101bとを介してタンクレール52の前壁87a、後壁87b上に着脱自在に固定されている。
球崩し部100aは出口85側が傾斜通路89a,89bの底壁86a,86bに接近して低くなっている。係合突起101aは左右に2個(複数個)あり、前壁87aの2個(複数個)の係合孔102aに係合している。係合爪101bは後壁87bの係合部102bに裏側から係脱自在に係合しており、係合突起101a側を支点として横架部92を上側から押圧することにより後壁87bの係合部102bに係合する。なお、後壁87b上には、球崩し板100の切り欠き部103bに係合する突出部104bが設けられている。
球崩し板100上には、図4〜図7、図12、図13に示すように、タンクレール52内の遊技球の流れを規制するための規制具105が、傾斜通路89a,89b内に突出して遊技球の流れを規制する規制位置(図7の二点鎖線位置)と、球崩し板100上に倒れた解除位置(図7の実線位置)との間で回動自在に設けられている。
この規制具105は球崩し板100上で前後方向に枢軸106廻りに回動自在に枢支された腕部107と、この腕部107の先端に設けられ且つ球崩し板100の開口108から傾斜通路89a,89b内に出退自在な規制部109とを有し、規制部109が傾斜通路89a,89b内の規制位置に突出したときに、この規制部109で遊技球の流れを規制するようになっている。なお、傾斜通路89a,89b間の隔壁88には規制部109に対応して切り欠き部88aが形成され、規制位置のときに切り欠き部88aの両側の傾斜通路89a,89bに突出して遊技球を規制する。
枢軸106は前壁87aの軸受孔110aと球崩し板100上の軸受部110bとに挿通されている。腕部107は後側に突出する操作部111を有する。球崩し板100には腕部107に係脱自在に係合して規制具105を規制位置と解除位置とに保持する係合部112a,112bとが設けられている。
タンク本体63及びタンクレール52は導電性樹脂製であり、着脱壁64は絶縁性樹脂製である。球タンク51の側壁58及び着脱壁64の内面から底壁60の上面には、鉄板等の導電板により構成された帯電防止板79が着脱自在に装着されている。帯電防止板79は、図4、図6、図10、図11に示すように、底壁60に沿う底壁部79aと、側壁58及び着脱壁64に沿う起立壁部79b,79cを有し、底壁部79aの前端の突部79dがタンク本体63の前壁56の下端に形成された挿入孔56aに挿入され、起立壁部79b,79cの上端の折り曲げ部79e,79fが側壁58、着脱壁64の上端に係合されている。固定部77に対応する折り曲げ部79eは着脱壁64の外側面に沿って下方に延びており、ネジ等の固定具80によりアース線に接続されている。なお、帯電防止板79は少なくとも着脱壁64に対応する部分にあれば十分である。
パチンコ機の稼働中は、補給手段50から球タンク51に遊技球が補給され、その遊技球が払い出し手段43の上手側のタンクレール52の傾斜通路89a,89bから供給通路ユニット42の供給通路45の全体に充満した状態にある。そして、遊技球の払い出し指令があれば払い出し手段43が作動して、供給通路45を経て供給される遊技球を排出通路ユニット44を経て上皿13へと払い出す。
補給手段50が球受け部54の上側にある場合の遊技球の補給時には、補給手段50から球受け部54上へと遊技球を落下させて、この球受け部54を経て球タンク51内へと遊技球を補給する。そして、球タンク51内に入った遊技球は、球受け部54、カバー部55の下側を通過してタンクレール52の傾斜通路89a,89bへと移動する。このため補給手段50から補給された遊技球が、球タンク51とタンクレール52との接続部分に集中して零れる等の問題を防止することができる。
また遊技球はタンクレール52の傾斜通路89a,89bを経て供給通路ユニット42の供給通路45へと移動するが、その傾斜通路89a,89b内を移動する間に各球崩し手段90,91により順次崩されて一列状に整列する。例えば遊技球が3層に重なる場合には、先ず第1球崩し手段90の球崩し部93a,93bの下側を通過するときに2層に崩される。そして、第2球崩し手段91の球崩し部100aの下側を通過するときに更に崩される。従って、各傾斜通路89a,89b内の遊技球は出口85では一列状に整列しており、その状態で出口85から供給通路ユニット42の供給通路45へと遊技球が流下する。
球タンク51の遊技球を排出せずに払い出し手段43の点検等を行う場合には、規制具105を枢軸106廻りに解除位置から規制位置へと回動させて、開口108から傾斜通路89a,89b内へと突出させることにより、遊技球の移動を規制する。規制具105は通常係合部112bにより解除位置で固定され、また規制時には係合部112aにより規制位置で固定されるので、不安定に動くようなことはなく各位置に確実に保持することができる。規制具105を解除位置から規制位置へと、又は規制位置から解除位置へと回動させるときには、操作部111を操作して枢軸106廻りに回動させる。このため規制具105を容易に操作できる。
遊技ホールの島設備にパチンコ機を設置するに際して外枠2から取り外した前枠4を保管する場合、前枠4が転倒すれば、その裏側上部にある球タンク51の後壁57側が破損し易いが、そのような場合でもタンクレール52を含む球タンク51の全体を交換する必要がなく、資材の無駄を極力防止することができ、またその球タンク51の補修も容易に行うことができる。
即ち、この実施形態の球タンク51は、タンク本体63の裏上部側に開放部62を形成し、その開放部62を塞ぐ着脱壁64をタンク本体63の開放部62側に着脱自在に装着しているため、後壁57を構成する着脱壁64が破損した場合には、その着脱壁64を新しいものと交換すればよく、資材の無駄を極力防止でき、破損箇所の補修も容易に行うことができる。
着脱壁64をタンク本体63に取り付ける場合には、着脱壁64の下端の嵌合凸部73bをタンク本体63の下後壁部66の裏側の嵌合凹部74aに嵌合し、着脱壁64の段部72を下後壁部66に上側から当接させて、取り付け部78,55b,55cを固定具80,82a,82bにより固定部77,83a,83bに固定する。従って、着脱壁64をタンク本体63に容易且つ確実に取り付けることができる。
タンク本体63が導電性樹脂製であるのに対して着脱壁64は絶縁性樹脂製であり、材料的にもタンク本体63に比して着脱壁64の強度を確保し易くできるため、転倒等による着脱壁64の破損を少なくすることができる。また着脱壁64は絶縁性樹脂製であるが、その内側に帯電防止板79があるので、遊技球の電荷を除電することができる。
図14及び図15は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、着脱壁64にカバー部55を介して球崩し部115が一体に設けられている。この球崩し部115は各傾斜通路89a,89bに跨がってカバー部55から下側に突出して傾斜状に設けられており、その下側の傾斜面で傾斜通路89a,89b内の遊技球の重なりを崩すようになっている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このようにカバー部55の下側に球崩し部115を設ける等、着脱壁64と一体に球崩し部115を設けて、この球崩し部115により遊技球の過剰な重なりを事前に崩すようにしてもよい。なお、この実施形態では、第1球崩し手段90、第2球崩し手段91とは別に球崩し部115を設けているが、カバー部55に一体に第1球崩し手段90を設けてもよい。
図16は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、開放部62を塞ぐ着脱壁64が、球タンク51の後壁57からタンクレール52の後壁87bの上流部側に跨がって設けられている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
タンクレール52の上流部の後壁87bは、球タンク51の後壁57よりも低いものの、下流側部分に比較して十分な高さがあるため、前枠4が裏側に転倒したときにその上部が障害物と接触する等により破損する惧れがある。従って、このように着脱壁64を球タンク51からタンクレール52の後壁57,87bに跨がって設けておけば、タンクレール52の後壁87bの破損に対しても容易に対応することができる。
図17及び図18は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、球タンク51の前部側にタンクレール52が一体に配置され、球タンク51の前壁56とタンクレール52の前壁87aとが前枠4の裏板部4aの裏面に沿って左右方向に略直線状になっている。タンク本体63は後壁57から左右両側の側壁58,59の後部側、底壁60の後部側に跨がって開放部62が設けられ、その開放部62を着脱壁64で塞ぐようになっている。着脱壁64は後壁57の全体と、左右両側から前側に屈曲する側壁部64a,64bと、下端側から前側に屈曲する底壁部64cとを有する。他の構成は第1の実施形態と略同様である。
このように前枠4の裏板部4aが平坦な場合には、タンクレール52が球タンク51の前側に配置されるが、そのその場合にも後壁57から左右の側壁58,59の後部に跨がる開放部62を設けて、この開放部62を着脱壁64で塞ぐようにすることによって、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また着脱壁64に一体に側壁部64a,64b、底壁部64cを設けることによって、球タンク51の後部側の広い領域の破損に対応することができる。なお、着脱壁64には二点鎖線で示すように球受け部54を設けてもよい。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば実施形態では、球タンク51のタンク本体63とタンクレール52とが一体のものを例示したが、タンク本体63にタンクレール52を着脱自在に結合したものでもよい。
着脱壁64はタンク本体63の開放部62側に着脱自在に装着できればよく、その結合構造は実施形態に限定されるものではないが、結合部には嵌脱式、その他の係合手段等を設け、球受け部54、カバー部55等を介して係合手段から離れた位置の取り付け部を固定具によりタンク本体63の固定部に固定することが望ましい。球受け部54、カバー部55は省略してもよい。
開放部62、着脱壁64は球タンク51の後壁57の左右方向の略全長に跨がる大きさであることが望ましいが、後壁57の内、その下側に突出部材がある等の理由により前枠4の転倒時にも破損しにくい部分があれば、その部分を除く範囲に開放部62、着脱壁64を設けてもよい。
また開放部62、着脱壁64は球タンク51の後壁57の上半分に設ける等、少なくとも後壁57の上部側に設ければよい。球受け部54は着脱壁64からタンク本体63上へと突出するが、タンク本体63とタンクレール52の上流部とに跨がって設けてもよい。またカバー部55は球タンク51のタンクレール52側及び/又はタンクレール52の上流側での遊技球の零れを防止するためのものであるが、球受け部54がタンク本体63上にある場合には、カバー部55をタンクレール52の上流部の上側に配置してもよい。タンクレール52の傾斜通路は1つでもよいし、3つ以上でもよい。
実施形態では前枠4の裏側にタンク本体63、タンクレール52を直接装着しているが、他の部材を介して間接的に装着してもよい。例えば、前枠4の裏上部に遊技盤装着枠16を設け、この遊技盤装着枠16に裏側から遊技盤6を嵌め込んだ後、開閉自在な裏機構板を閉じて遊技盤6を固定するようなパチンコ機の場合には、その裏機構板の裏側上部にタンク本体63、タンクレール52を装着してもよい。
タンク本体63、タンクレール52は導電性樹脂製とし、着脱壁64は絶縁性樹脂製とすることが望ましいが、タンク本体63、タンクレール52、着脱壁64は導電性樹脂製、絶縁性樹脂製の何れでもよい。また実施形態ではパチンコ機について例示しているが、アレンジボール機、雀球機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
1 遊技機本体
4 前枠
41 球タンクユニット
43 払い出し手段
50 補給手段
51 球タンク
52 タンクレール
54 球受け部
55 カバー部
57 後壁
58,59 側壁
62 開放部
63 タンク本体
64 着脱壁
66 下後壁部
72 段部
73 係合部
73b 嵌合凸部
74 被係合部
74a 嵌合凹部
79 帯電防止板
90 第1球崩し手段
91 第2球崩し手段

Claims (1)

  1. 遊技球を貯留する球タンク部と、
    該球タンク部からの遊技球を左右方向に案内するタンクレール部とを遊技機本体の裏側に備えた弾球遊技機において、
    前記タンクレール部の上流側の上側に配置され且つ上方から補給された遊技球を受けて前記球タンク部内へと案内可能な球受け部材を前記球タンク部に着脱自在に備え、
    前記球受け部材は前記タンクレール部の遊技球の案内方向とは逆方向に傾斜し、
    前記球タンク部は導電性樹脂製とし、
    前記球受け部材は絶縁性樹脂製とした
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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