JP2022073710A - 積層コイル部品 - Google Patents

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聖樹 高橋
Masaki Takahashi
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悠人 志賀
Yuto Shiga
順一郎 占部
Junichiro Urabe
紀彰 濱地
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和哉 飛田
Kazuya Hida
利典 松浦
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Abstract

【課題】実装後の不具合の発生を抑制できる積層コイル部品を提供する。【解決手段】積層コイル部品1は、素体2と、コイル10と、一対の端子電極3と、を備え、素体2は、主面2cに設けられている溝部20を有し、溝部20は、一対の端子電極3の間に配置され、一方の側面2eと他方の側面2fとにわたって延在しており、一対の主面2c,2dの対向方向における溝部20の深さは、当該対向方向における一対の端子電極3のそれぞれの厚みよりも小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、積層コイル部品に関する。
従来の積層コイル部品として、たとえば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の積層コイル部品は、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有し、一方の主面が実装面である素体と、素体内に配置されており、一対の側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在しているコイルと、素体の端面及び実装面にわたって配置され、素体に埋設されている端子電極と、を備えている。
特開2017-17116号公報
積層コイル部品は、回路基板などに実装される。積層コイル部品が回路基板に実装された場合、回路基板に搭載された各部品などを封止するために、樹脂が充填されて硬化される。樹脂は、積層コイル部品と回路基板との間にも充填される。これにより、その後複数回リフロー炉を通過した際に、溶融したはんだによって短絡が発生することの抑制を図っている。しかしながら、従来の積層コイル部品では、回路基板に実装された場合、回路基板と積層コイル部品の素体との間の距離が確保され難い。そのため、積層コイル部品と回路基板との間に樹脂が充分に充填されず、短絡が生じるおそれがある。また、積層コイル部品と回路基板との間の距離が確保されないと、リフロー後の洗浄工程において、積層コイル部品と回路基板との間に洗浄液が適切に入り込まず、フラックス(促進剤)が洗浄されずに残留するおそれがある。
本発明の一側面は、実装後の不具合の発生を抑制できる積層コイル部品を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る積層コイル部品は、複数の絶縁体層が積層されて形成されていると共に、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有し、一方の主面が実装面である素体と、素体内に配置されており、一対の側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在しているコイルと、コイルに接続されていると共に、素体の一対の端面側のそれぞれにおいて実装面に形成された凹部に配置されている一対の端子電極と、を備え、素体は、実装面に設けられている溝部を有し、溝部は、一対の端子電極の間に配置され、一方の側面と他方の側面とにわたって延在しており、一対の主面の対向方向における溝部の深さは、当該対向方向における一対の端子電極のそれぞれの厚みよりも小さい。
本発明の一側面に係る積層コイル部品では、素体の実装面に溝部が設けられている。これにより、積層コイル部品では、回路基板などに実装されたときに、回路基板との間に溝部によって空間が形成される。そのため、積層コイル部品が回路基板に実装された場合、素体と回路基板との間に樹脂を適切に充填させることができる。また、洗浄工程において、フラックスが残留することを回避できる。したがって、積層コイル部品では、実装後の不具合の発生を抑制できる。
積層コイル部品では、コイルは、一対の側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在している。積層コイル部品では、より高いQ値が得られる設計にするために、コイルの径をできるだけ大きくすることが望まれ得る。この構成において、素体に溝部を設けると、コイルと素体との間の距離が短くなり得る。そうすると、コイルと溝部との間の素体の厚みが小さくなるため、素体の強度が弱くなり得る。積層コイル部品では、溝部の深さは、端子電極の厚みよりも小さい。これにより、積層コイル部品では、コイルと溝部との間の距離を確保することができる。そのため、積層コイル部品では、素体の強度を確保することができる。
一実施形態においては、一対の前記端子電極のそれぞれにおいて、一対の側面の対向方向から見て、一対の端面の対向方向において向かい合う端部が湾曲していてもよい。この構成では、端部が湾曲した形状(丸められた形状)を呈しているため、矩形状を呈している場合に比べて、端子電極の端部の体積を小さくすることができる。そのため、積層コイル部品では、素体の体積(素体領域)を確保できるため、素体の強度を確保することができる。
一実施形態においては、溝部は、一対の端面の対向方向において対向している一対の側面部分と、一対の側面部分を連結している底面部分と、一対の側面部分と底面部分とを接続している接続部分と、を有し、接続部分が湾曲していてもよい。側面部分と底面部分とが直線的に交差している場合、接続部分に樹脂が入り込まないおそれがある。積層コイル部品では、接続部分が湾曲しているため、接続部分にも樹脂を入り込ませることができる。したがって、素体と回路基板との間に樹脂を適切に充填させることができる。また、接続部分を湾曲形状とすることにより、回路基板の撓みによって素体に加わる応力を分散させることができる。そのため、素体にクラックが発生することを抑制することができる。
一実施形態においては、溝部は、複数設けられていてもよい。この構成では、素体の強度を確保できると共に、素体と回路基板との間に樹脂を適切に充填させることができる。
一実施形態においては、一対の側面の対向方向から見て、一対の端子電極と溝部との間に素体が存在していてもよい。この構成では、素体の強度を確保することができる。
本発明の一側面によれば、実装後の不具合の発生を抑制できる。
図1は、一実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。 図2は、図1の積層コイル部品の分解斜視図である。 図3は、積層コイル部品の断面構成を示す図である。 図4は、積層コイル部品の実装構造を示す図である。 図5は、他の実施形態に係る積層コイル部品の断面構成を示す図である。 図6は、他の実施形態に係る積層コイル部品の断面構成を示す図である。 図7は、他の実施形態に係る積層コイル部品を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1~図3を参照して、実施形態に係る積層コイル部品を説明する。図1は、実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。図2は、図1の積層コイル部品の分解斜視図である。図3は、積層コイル部品の断面構成を示す図である。
図1及び図2に示されるように、実施形態に係る積層コイル部品1は、素体2と、一対の端子電極3と、複数のコイル導体5c,5d,5e,5fと、接続導体6,7と、を備えている。
素体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体2は、外面として、端面2a,2bと、主面2c,2dと、側面2e,2fと、を有している。端面2a,2bは、互いに対向している。主面2c,2dは、互いに対向している。側面2e,2fは、互いに対向している。以下では、側面2e,2fの対向方向を第一方向D1、端面2a,2bの対向方向を第二方向D2、及び、主面2c,2dの対向方向を第三方向D3とする。第一方向D1、第二方向D2、及び第三方向D3は互いに略直交している。
端面2a,2bは、主面2c,2dを連結するように第三方向D3に延在している。端面2a,2bは、側面2e,2fを連結するように第一方向D1にも延在している。主面2c,2dは、端面2a,2bを連結するように第二方向D2に延在している。主面2c,2dは、側面2e,2fを連結するように第一方向D1にも延在している。側面2e,2fは、主面2c,2dを連結するように第三方向D3に延在している。側面2e,2fは、端面2a,2bを連結するように第二方向D2にも延在している。
主面2cは、実装面であり、たとえば積層コイル部品1を図示しない他の電子機器(たとえば、回路基材、又は積層電子部品)に実装する際、他の電子機器と対向する面である。端面2a,2bは、実装面(すなわち主面2c)から連続する面である。
素体2の第二方向D2における長さは、素体2の第三方向D3における長さ及び素体2の第一方向D1における長さよりも長い。素体2の第三方向D3における長さと素体2の第一方向D1における長さとは、互いに同等である。すなわち、本実施形態では、端面2a,2bは正方形状を呈し、主面2c,2d及び側面2e,2fは、長方形状を呈している。素体2の第二方向D2における長さは、素体2の第三方向D3における長さ、及び素体2の第一方向D1における長さと同等であってもよいし、これらの長さよりも短くてもよい。素体2の第三方向D3における長さ及び素体2の第一方向D1における長さは、互いに異なっていてもよい。
なお、本実施形態で「同等」とは、等しいことに加えて、予め設定した範囲での微差又は製造誤差などを含んだ値を同等としてもよい。たとえば、複数の値が、当該複数の値の平均値の±5%の範囲内に含まれているのであれば、当該複数の値は同等であると規定する。
図1及び図3に示されるように、素体2は、溝部20を有している。溝部20は、主面2c(実装面)に設けられている。溝部20は、一対の端子電極3の間に配置されている。溝部20は、一方の側面2eから他方の側面2fにわたって形成されている。すなわち、溝部20は、一対の側面2e,2fを貫通している(突き抜けている)。溝部20は、第一方向D1に沿って直線的に形成されている。溝部20の幅(第二方向D2における長さ)は、第一方向D1にわたって略一定(同等)である。溝部20は、第三方向D3から見て、長方形状(矩形状)を呈している。溝部20は、主面2cから主面2d側に向かって窪んでいる。第二方向D2において、溝部20の幅は、一対の端子電極3(導体部分31)の間の距離よりも短い。これにより、溝部20と端子電極3との間には、素体2が存在している(素体領域がある)。
図3に示されるように、溝部20は、第一方向D1から見て、略台形状を呈している。溝部20は、第二方向D2において対向している側面部分20aと、側面部分20aを連結している底面部分20bと、側面部分20aと底面部分20bとを接続している接続部分(隅部)20cと、を含んでいる。底面部分20bは、たとえば、平坦面である。本実施形態では、接続部分20cは、丸められた形状(湾曲形状)を呈している。接続部分20cは、所定の曲率を有している。なお、溝部20は、半円形状などを呈していてよい。また、溝部20は、接続部分20cが丸められていなくてもよく、たとえば、側面部分20aが直線的にテーパー状を成している台形状、矩形状などを呈していてもよい。なお、図3では、コイル10の図示を省略している。
本実施形態では、溝部20の第三方向D3での深さT1は、端子電極3の導体部分31の第三方向D3での厚みT2よりも小さい(T1<T2)。溝部20の深さT1は、第三方向D3における、主面2cと底面部分20bとの間の距離である。深さT1は、最大深さである。端子電極3の導体部分31の厚みT2は、主面2cと面一な面と、当該面と第三方向D3で対向する面との間の距離である。溝部20の表面粗さは、たとえば、0.1um~1.0umである。溝部20の表面粗さは、主面2cの表面粗さよりも小さくてもよい。溝部20の表面粗さは、主面2dの表面粗さよりも小さくてもよい。
素体2の外面には、一対の凹部21及び一対の凹部22が設けられている。具体的には、一方の凹部21は、主面2cの端面2a側に設けられ、主面2dに向かって窪んでいる。他方の凹部21は、主面2cの端面2b側に設けられ、主面2dに向かって窪んでいる。一方の凹部22は、端面2aの主面2c側に設けられ、端面2bに向かって窪んでいる。他方の凹部22は、端面2bの主面2c側に設けられ、端面2aに向かって窪んでいる。
一方の凹部21及び一方の凹部22は、連続的に設けられ、一方の端子電極3に対応している。他方の凹部21及び他方の凹部22は、連続的に設けられ、他方の端子電極3に対応している。凹部21及び凹部22は、たとえば、同形状を呈している。本実施形態では、凹部21の幅(第二方向D2における長さ)が、凹部22の幅(第三方向D3における長さ)よりも短い点で、凹部21及び凹部22は、互いに異なる形状を呈している。一対の凹部21及び一対の凹部22は、主面2d及び側面2e,2fから離間して設けられている。一対の凹部21は、第二方向D2において互いに離間して設けられている。
図2に示されるように、素体2は、複数の素体層(複数の絶縁体層)12a~12gが第一方向D1において積層されてなる。つまり、素体2の積層方向は、第一方向D1である。具体的な積層構成については後述する。実際の素体2では、複数の素体層12a~12gは、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。素体層12a~12gは、たとえば磁性材料(Ni-Cu-Zn系フェライト材料、Ni-Cu-Zn-Mg系フェライト材料、又はNi-Cu系フェライト材料など)により構成されている。素体層12a~12gを構成する磁性材料には、Fe合金などが含まれていてもよい。素体層12a~12gは、非磁性材料(ガラスセラミック材料、誘電体材料など)から構成されていてもよい。
端子電極3は、素体2に設けられている。具体的には、端子電極3は、凹部21,22内に配置されている。より具体的には、一方の端子電極3が一方の凹部21及び一方の凹部22内に配置され、他方の端子電極3が他方の凹部21及び他方の凹部22内に配置されている。一対の端子電極3は、たとえば、同形状を呈している。本実施形態では、導体部分31の幅(第二方向D2における長さ)が、導体部分32の幅(第三方向D3における長さ)よりも短い点で、導体部分31及び導体部分32は、互いに異なる形状を呈している。一対の端子電極3は、第二方向D2において互いに離間して素体2に設けられている。端子電極3は、複数の端子電極層13b,13c,13d,13e,13f,13gが、第一方向D1において積層されてなる。つまり、端子電極層13b~13gの積層方向は、第一方向D1である。実際の端子電極3では、複数の端子電極層13b~13gは、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
端子電極3は、第一方向D1(図1参照)から見て、L字状を呈している。端子電極3は、互いに一体的に設けられた導体部分31及び導体部分32を有している。導体部分31は第二方向D2に延在している。導体部分31は第三方向D3に延在している。導体部分31は、凹部21内に配置されている。導体部分32は、凹部22内に配置されている。導体部分31,32は、略矩形板状を呈している。
導体部分31は、第二方向D2において互いに対向する端部31a及び端部31bを含んでいる。導体部分32は、第三方向D3において互いに対向する端部32a及び端部32bを含んでいる。端部31aと端部32aとは、互いに接続され、互いに一体的に設けられている。端部31b及び端部32bにおける素体2の内部に配置された角部は、丸められた形状を呈している。つまり、凹部21及び凹部22の底面は、端部31b及び端部32bにおいて湾曲している。なお、端部31b及び端部32bにおける素体2の内部に配置された角部は、丸められておらず、凹部21及び凹部22の底面が平面であってもよい。
端子電極3には、電解めっき又は無電解めっきが施されることにより、たとえばNi、Sn、Auなどを含むめっき層(不図示)が設けられてもよい。めっき層は、たとえばNiを含み端子電極3を覆うNiめっき膜と、Auを含み、Niめっき膜を覆うAuめっき膜と、を有していてもよい。
図1に示される複数のコイル導体5c~5fは、互いに接続されて、素体2内でコイル10を構成している。コイル10のコイル軸10aは、第一方向D1に沿って設けられている。コイル導体5c~5fは、第一方向D1から見て、少なくとも一部が互いに重なるように配置されている。コイル導体5c~5fは、端面2a,2b、主面2c,2d及び側面2e,2fから離間して配置されている。
コイル導体5c~5fは、複数のコイル導体層15c,15d,15e,15fが、第一方向D1において積層されることによって構成されている。つまり、複数のコイル導体層15c~15fは、それぞれ第一方向D1から見て、全部が互いに重なるように配置されている。コイル導体5c~5fは、1つのコイル導体層15c~15fによって構成されていてもよい。なお、図2では、1つのコイル導体層15c~15fのみが示されている。実際のコイル導体5c~5fでは、複数のコイル導体層15c~15fは、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
接続導体6は、第二方向D2に延在し、コイル導体5cと他方の導体部分32とに接続されている。接続導体7は、第二方向D2に延在し、コイル導体5fと一方の導体部分32とに接続されている。接続導体6,7は、複数の接続導体層16,17が、第一方向D1において積層されることによって構成されている。なお、図2では、1つの接続導体層16,17のみが示されている。実際の接続導体6,7では、複数の接続導体層16,17は、その層間の境界が視認できない程度に一体化されている。
上述の端子電極層13b~13g、コイル導体層15c~15f、及び接続導体層16,17は、導電材料(たとえば、Ag又はPd)により構成されている。これらの各層は、同じ材料により構成されていてもよいし、異なる材料により構成されていてもよい。
積層コイル部品1は、複数の層La,Lb,Lc,Ld,Le,Lf,Lgを備えている。積層コイル部品1は、たとえば、側面2f側から順に、2つの層La、1つの層Lb、3つの層Lc、3つの層Ld、3つの層Le、3つの層Lf、1つの層Lg、及び2つの層Laが積層されることにより構成されている。なお、図2では、3つの層Lc、3つの層Ld、3つの層Le、及び3つの層Lfについて、それぞれ1つが図示され、他の2つの図示が省略されている。
層Laは、素体層12aにより構成されている。素体層12aには、欠損部Raが設けられている。
層Lbは、素体層12bと、一対の端子電極層13bとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12bには、一対の端子電極層13bの形状に対応する形状を有し、一対の端子電極層13bが嵌め込まれる欠損部Rbが設けられている。素体層12bには、欠損部Raが設けられている。素体層12bと、一対の端子電極層13bの全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Lcは、素体層12cと、一対の端子電極層13c及びコイル導体層15cとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12cには、一対の端子電極層13及びコイル導体層15cの形状に対応する形状を有し、一対の端子電極層13c、コイル導体層15c及び接続導体層16が嵌め込まれる欠損部Rcが設けられている。素体層12cには、欠損部Raが設けられている。素体層12cと、一対の端子電極層13c、コイル導体層15c及び接続導体層16の全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Ldは、素体層12dと、一対の端子電極層13d及びコイル導体層15dとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12dには、一対の端子電極層13d及びコイル導体層15dの形状に対応する形状を有し、一対の端子電極層13d及びコイル導体層15dが嵌め込まれる欠損部Rdが設けられている。素体層12dには、欠損部Raが設けられている。素体層12dと、一対の端子電極層13d及びコイル導体層15dの全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Leは、素体層12eと、一対の端子電極層13e及びコイル導体層15eとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12eには、一対の端子電極層13e及びコイル導体層15eの形状に対応する形状を有し、一対の端子電極層13e及びコイル導体層15eが嵌め込まれる欠損部Reが設けられている。素体層12eには、欠損部Raが設けられている。素体層12eと、一対の端子電極層13e及びコイル導体層15eの全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Lfは、素体層12fと、一対の端子電極層13f、コイル導体層15f及び接続導体層17とが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12fには、一対の端子電極層13、コイル導体層15f及び接続導体層17の形状に対応する形状を有し、一対の端子電極層13f、コイル導体層15f及び接続導体層17が嵌め込まれる欠損部Rfが設けられている。素体層12fには、欠損部Raが設けられている。素体層12fと、一対の端子電極層13、コイル導体層15f及び接続導体層17の全体とは、互いに相補的な関係を有している。
層Lgは、素体層12gと、一対の端子電極層13gとが互いに組み合わされることにより構成されている。素体層12gには、一対の端子電極層13gの形状に対応する形状を有し、一対の端子電極層13g嵌め込まれる欠損部Rgが設けられている。素体層12gには、欠損部Raが設けられている。素体層12gと、一対の端子電極層13gの全体とは、互いに相補的な関係を有している。
欠損部Raは、一体化されて上述の溝部20を構成している。欠損部Rb,Rc,Rd,Re,Rf,Rgは、一体化されて上述の一対の凹部21及び一対の凹部22を構成している。欠損部Rb~Rgの幅(以下、欠損部の幅)は、基本的に、端子電極層13b~13g、コイル導体層15c~15f、及び接続導体層16,17の幅(以下、導体部の幅)よりも広くなるように設定される。素体層12b,12c,12d,12e,12f,12gと、端子電極層13b~13g、コイル導体層15c~15f、及び接続導体層16,17との接着性向上のために、欠損部の幅は、敢えて導体部の幅よりも狭くなるように設定されてもよい。欠損部の幅から導体部の幅を引いた値は、たとえば、-3μm以上10μm以下であることが好ましく、0μm以上10μm以下であることがより好ましい。
実施形態に係る積層コイル部品1の製造方法の一例を説明する。
まず、上述の素体層12a~12gの構成材料及び感光性材料を含む素体ペーストを基材(たとえばPETフィルム)上に塗布することにより、素体形成層を形成する。素体ペーストに含まれる感光性材料は、ネガ型及びポジ型のどちらであってもよく、公知のものを用いることができる。続いて、たとえばCrマスクを用いたフォトリソグラフィ法により素体形成層を露光及び現像し、後述の導体形成層の形状に対応する形状が除去された素体パターンを基材上に形成する。素体パターンは、熱処理後に素体層12b~12gとなる層である。つまり、欠損部Ra~Rgとなる欠損部が設けられた素体パターンが形成される。なお、本実施形態の「フォトリソグラフィ法」とは、感光性材料を含む加工対象の層を露光及び現像することにより、所望のパターンに加工するものであればよく、マスクの種類などに限定されない。
一方、上述の端子電極層13b~13g、コイル導体層15c~15f及び接続導体層16,17の構成材料、及び感光性材料を含む導体ペーストを基材(たとえばPETフィルム)上に塗布することにより導体形成層を形成する。導体ペーストに含まれる感光性材料は、ネガ型及びポジ型のどちらであってもよく、公知のものを用いることができる。続いて、たとえばCrマスクを用いたフォトリソグラフィ法により導体形成層を露光及び現像し、導体パターンを基材上に形成する。導体パターンは、熱処理後に端子電極層13b~13g、コイル導体層15c~15g及び接続導体層16,17となる層である。
続いて、素体形成層を基材から支持体上に転写する。本実施形態では、素体形成層の転写工程を2回繰り返すことにより、支持体上に素体形成層を2層積層する。これらの素体形成層は、熱処理後に層Laとなる層である。
続いて、導体パターン及び素体パターンを支持体上に繰り返し転写することにより、導体パターン及び素体パターンを第一方向D1において積層する。具体的には、まず、導体パターンを基材から素体形成層上に転写する。次に、素体パターンを基材から素体形成層上に転写する。素体パターンの欠損部に、導体パターンが組み合わされ、素体形成層上で素体パターン及び導体パターンが同一層となる。更に、導体パターン及び素体パターンの転写工程を繰り返し実施し、導体パターン及び素体パターンを互いに組み合わされた状態で積層する。これにより、熱処理後に層Lb~Lgとなる層が積層される。
続いて、素体形成層を基材から、導体パターン及び素体パターンの転写工程で積層した層上に転写する。本実施形態では、素体形成層の転写工程を2回繰り返すことにより、当該層上に素体形成層を2層積層する。これらの素体形成層は、熱処理後に層Laとなる層である。
以上により、熱処理後に積層コイル部品1を構成する積層体を支持体上に形成する。続いて、得られた積層体を所定の大きさに切断する。その後、切断された積層体に対し、脱バインダ処理を行った後、熱処理を行う。熱処理温度は、たとえば850~900℃程度である。これにより、積層コイル部品1が得られる。必要に応じて、熱処理後に端子電極3に電解めっき又は無電解めっきを施し、めっき層を設けてもよい。
図4は、積層コイル部品1の実装構造100を示す図である。図4に示されるように、実装構造100では、回路基板110に設けられたランド電極120,130に、積層コイル部品1がはんだFで実装されている。積層コイル部品1の一方の端子電極3は、ランド電極120にはんだFで固定されている。積層コイル部品1の他方の端子電極3は、ランド電極130にはんだFで固定されている。実装構造100では、積層コイル部品1を覆うようにモールド樹脂140が充填されている。モールド樹脂140は、積層コイル部品1が全て覆われるように充填されている。モールド樹脂140は、回路基板110と積層コイル部品1の素体2との間にも充填されている。具体的には、樹脂モールド140は、回路基板110と、素体2の主面2c及び溝部20との間に充填されている。なお、図4では、コイル10の図示を省略している。
以上説明したように、本実施形態に係る積層コイル部品1では、素体2の主面2c(実装面)に溝部20が設けられている。これにより、積層コイル部品1では、回路基板110に実装されたときに、回路基板110との間に溝部20によって空間が形成される。そのため、積層コイル部品1が回路基板110に実装された場合、素体2と回路基板110との間にモールド樹脂140を適切に充填させることができる。また、洗浄工程において、フラックスが残留することを回避できる。したがって、積層コイル部品1では、実装後の不具合の発生を抑制できる。
積層コイル部品1では、コイル10は、第一方向D1に沿ってコイル軸10aが延在している。積層コイル部品1では、より高いQ値が得られる設計にするために、コイル10の径をできるだけ大きくすることが望まれ得る。この構成において、素体2に溝部20を設けると、コイル10と素体2との間の距離が短くなり得る。そうすると、コイル10と溝部20との間の素体2の厚みが小さくなるため、素体2の強度が弱くなり得る。積層コイル部品1では、溝部20の深さT1は、端子電極3の導体部分31の厚みT2よりも小さい。これにより、積層コイル部品1では、コイル10と溝部20との間の距離を確保することができる。そのため、積層コイル部品1では、素体2の強度を確保することができる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、一対の端子電極3のそれぞれにおいて、第一方向D1から見て、導体部分31の端部31bが湾曲している。この構成では、端部31bが湾曲した形状(丸められた形状)を呈しているため、矩形状を呈している場合に比べて、端部31bの体積を小さくすることができる。そのため、積層コイル部品1では、素体2の体積(素体領域)を確保できるため、素体2の強度を確保することができる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、溝部20は、一対の端面の対向方向において対向している一対の側面部分20aと、一対の側面部分20aを連結している底面部分20bと、一対の側面部分20aと底面部分20bとを接続している接続部分20cと、を有している。接続部分20cは、湾曲している。この構成では、接続部分20cを湾曲させることにより、接続部分20cにも樹脂を入り込ませることができる。したがって、素体2と回路基板110との間にモールド樹脂140を適切に充填させることができる。また、接続部分20cを湾曲形状とすることにより、回路基板110の撓みによって素体2に加わる応力を分散させることができる。そのため、素体2にクラックが発生することを抑制することができる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、第一方向D1から見て、一対の端子電極3と溝部20との間に素体が存在している。この構成では、素体2の強度を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、端子電極3が、導体部分31及び導体部分32を有している形態を一例に説明した。しかし、端子電極3は、少なくとも導体部分31を有していればよい。
上記実施形態では、導体部分31の端部31b及び導体部分32の端部32bが湾曲している形態を一例に説明した。しかし、端部31b及び端部32bは、湾曲していなくてもよいし、他の形状を呈していてもよい。
上記実施形態では、溝部20の幅は、一対の端子電極3の間の距離よりも小さい形態を一例に説明した。すなわち、溝部20と端子電極3(導体部分31)との間に素体2が存在している形態を一例に説明した。しかし、図5に示される積層コイル部品1Aのように、素体2Aに設けられた溝部20Aの幅は、一対の端子電極3の間の距離と同等であってもよい。すなわち、溝部20と端子電極3(導体部分31)との間に素体2が存在していなくてもよい。この構成では、溝部20Aにより形成される空間が大きくなるため、モールド樹脂140をより充填することが可能となる。
上記実施形態では、素体2の溝部20が一つ設けられている形態を一例に説明した。しかし、図6に示される積層コイル部品1Bのように、素体2Bには、複数(ここでは二つ)の溝部20Bが設けられていてもよい。この構成では、複数の溝部20Bの間に素体2が存在しているため素体2Bの強度を確保できると共に、素体2Bと回路基板110との間にモールド樹脂140を適切に充填させることができる。
上記実施形態では、溝部20が、第一方向D1に沿って直線的に形成されている形態を一例に説明した。しかし、図7に示される積層コイル部品1Cのように、素体2Cに設けられた溝部20Cは、第一方向D1(コイル軸10a)と所定の角度を成すように、第一方向D1に対して傾斜して延在していてもよい。
1,1A,1B,1C…積層コイル部品、2,2A,2B,2C…素体、2a,2b…端面、2c…主面(実装面)、2d…主面、2e,2f…側面、3…端子電極、10…コイル、10a…コイル軸、12a~12g…素体層(絶縁体層)、20,20A,20B,20C…溝部、20a…側面部分、20b…底面部分、20c…接続部分、21,22…凹部、31b…端部。

Claims (5)

  1. 複数の絶縁体層が積層されて形成されていると共に、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有し、一方の前記主面が実装面である素体と、
    前記素体内に配置されており、一対の前記側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在しているコイルと、
    前記コイルに接続されていると共に、前記素体の一対の前記端面側のそれぞれにおいて前記実装面に形成された凹部に配置されている一対の端子電極と、を備え、
    前記素体は、前記実装面に設けられている溝部を有し、
    前記溝部は、一対の前記端子電極の間に配置され、一方の前記側面と他方の前記側面とにわたって延在しており、
    一対の前記主面の対向方向における前記溝部の深さは、当該対向方向における一対の前記端子電極のそれぞれの厚みよりも小さい、積層コイル部品。
  2. 一対の前記端子電極のそれぞれにおいて、一対の前記側面の対向方向から見て、一対の前記端面の対向方向において向かい合う端部が湾曲している、請求項1に記載の積層コイル部品。
  3. 前記溝部は、一対の前記端面の対向方向において対向している一対の側面部分と、一対の前記側面部分を連結している底面部分と、一対の前記側面部分と前記底面部分とを接続している接続部分と、を有し、
    前記接続部分が湾曲している、請求項1又は2に記載の積層コイル部品。
  4. 前記溝部は、複数設けられている、請求項1又は2に記載の積層コイル部品。
  5. 一対の前記側面の前記対向方向から見て、一対の前記端子電極と前記溝部との間に前記素体が存在している、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層コイル部品。
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