JP2005109082A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コモンモードチョークコイルやトランス等の2つ以上のコイルを有するコイル部品に関し、薄型化(低背化)を可能にする。
【解決手段】磁性材料で形成された第1の磁性基板2上に、絶縁層60と絶縁層60によって絶縁された第1のコイル導体11と第2のコイル導体13と磁性層8が形成されている。磁性層8の上には接着層50があり、第1の磁性基板2上の磁性層8側と第2の磁性基板4を接着している。第1の磁性基板2と第2の磁性基板4の向かい合う一組の側面には、それぞれ電極端子42、44と、41、43が形成されており、もう一組の向かい合う側面のうちの一方が、実装面となる。
【選択図】図1


Description

本発明は、コモンモードチョークコイルやトランスの主要部品等として用いられるコイル部品に関する。
パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器の小型化が進んでいる。そのため、電子機器の内部回路に実装されるコイルやコンデンサ等の電子部品には、小型化及び部品厚の薄型化(低背化)が求められている。
しかしながら、従来のフェライトコアに銅線等を巻回した巻線型のコイルは、構造上の制約から小型化が困難であるという問題を有している。そこで、小型化、低背化の可能なチップ型のコイル部品の研究開発が進められ、チップ型のコイル部品として、フェライト等の磁性体シートの表面にコイル導体パターンを形成して当該磁性シートを積層した積層型のコイル部品や、薄膜形成技術を用いて絶縁膜と金属薄膜のコイル導体とを交互に形成した薄膜型のコイル部品が知られている。
特許文献1には、薄膜型のコイル部品としてコモンモードチョークコイルが開示されている。図5は、2個のコモンモードチョークコイルが集積されたコモンモードチョークコイルアレイ61を示している。図5(a)は、コモンモードチョークコイルアレイ61の外観の斜視図を示し、図5(b)は、図5(a)に破線で示す仮想線D−D‘の切断面を示している。図5(a)及び図5(b)に示すように、コモンモードチョークコイルアレイ61は、対向配置されたフェライト基板(磁性基板)63、65間に、ポリイミド樹脂で形成された絶縁膜73a、73b、73cと、スパイラル状に形成された金属薄膜のコイル導体75、77と磁性層85とを、薄膜形成技術で順次形成した構造を有している。コモンモードチョークコイルアレイ61の一方のチョークコイルには、フェライト基板63、65の側面を横切って、コイル導体75、77の端子部に接続される4つの電極端子69(69a、69b、69c、69d)が形成されている。同様に他方のチョークコイルには、フェライト基板63、65の側面を横切って、コイル導体(図示無し)の端子部に接続される4つの電極端子71が形成されている。
また、特許文献2には、図6のように印刷配線板等に実装する際の不具合を解消するため、積層体148の下面150又は上面151の面が実装面となるように、積層体148の下面150の左右にそれぞれ入力外部電極152及び出力外部電極153が設けられ、積層体148の上面151の左右にそれぞれ入力外部電極154及び出力外部電極155が設けられ、入力外部電極152、154は、それぞれコイルL3の一方の引出し部143a、143bに電気的に接続され、出力外部電極153、155は、それぞれコイルL3の他方の引出し部146a、146bに電気的に接続された積層型インダクタが開示されている。
特開平11−54326号公報 特開2000−348941号公報
ところで、特許文献1に開示されているようなコモンモードチョークコイルは、1つのコイルにそれぞれ2つ以上の電極端子が必要となるため、少なくとも1つのコモンモードチョークコイルには、4つ以上の電極端子が必要となる。そこで、特許文献1では、図5(a)のように各々の電極端子を2つの磁性体基板に跨って配置している。そのため、必然的にこのような電極端子を持つコモンモードチョークコイルは、2つの磁性体基板のいずれか一方を実装面とする必要があった。
しかしながら、磁性基板の厚みは、コモンモードチョークコイルの製造の際に強度不足で基板割れなどが発生しない程度の厚さを持つ必要があり、図5のコモンモードチョークコイルのような2つの磁性基板のいずれか一方が実装面となる場合、磁性基板の厚みにより、コイル部品の低背化が困難となっていた。
一方、特許文献2では、磁性基板の側面を実装面とするコイル部品(積層型インダクタ)を開示しており、特許文献2のように磁性基板の側面を実装面とする場合は、コイル部品の厚みが、磁性基板の厚みに依存しなくなるため、コイル部品の低背化が可能となる。しかしながら、特許文献2に開示されている形態のコイル部品は、電極端子を配置する面が不足するため、電極端子が4つ以上必要なコモンモードチョークコイルには使用できなかった。
本発明の目的は、コイルを2つ以上有する低背化されたコイル部品を提供することにある。
上記目的は、磁性材料で形成された第1の磁性基板と、第1の磁性基板上に形成され絶縁層中に埋め込まれたスパイラル状の第1のコイル導体と、第1のコイル導体の上に形成され絶縁層中に埋め込まれたスパイラル状の第2のコイル導体と、第1のコイル導体と第2のコイル導体の中心付近に絶縁層が存在しない開口部と、第1のコイル導体と第2のコイル導体の周囲において絶縁層が存在しない周辺部と、少なくとも開口部と周辺部の一部に埋め込んで形成された磁性層と、磁性層上に固着され、磁性材料で形成された第2の磁性基板と、それぞれ第1のコイル導体の異なる端部に接続され、第1の磁性基板の対向する側面に配置された第1と第2の電極端子と、それぞれ第2のコイル導体の異なる端部に接続され、第2の磁性基板の対向する側面に配置された第3と第4の電極端子とを有し、
第1及び第2の磁性基板の側面を実装面とするコイル部品により達成される。
第1及び第3の電極端子は、それぞれ第1及び第2のコイル導体の内周側の端部に接続し、かつ、第1及び第2の磁性基板の同じ側面に配置されていてもよい。
さらに、第1及び第2の電極端子の少なくとも一部は、第1の磁性基板の前性層とは反対側の面に配置されていても良い。
さらに、第3及び第4の電極端子の少なくとも一部は、第2の磁性基板の磁性層とは反対側の面に配置されていてもよい。
本発明のコイル部品は、第1の磁性基板と第2の磁性基板の対向する2つの側面に、第1のコイル導体の電極端子と第2のコイル導体の電極端子とをそれぞれ片方ずつ配設したので、第1の磁性基板と第2の磁性基板の残りの側面を実装面とすることができるようになり、第1の磁性基板および第2の磁性基板の側面のひとつを実装面とすることにより、第1の磁性基板と第2の磁性基板との厚みにコイル部品の高さが影響を受けなくなるため、コイル部品の低背化が可能になる。
さらに本発明によれば、電極端子を第1の磁性基板と第2の磁性基板の側面に配置したので、電極端子の小型化や、電極端子間の距離の短縮などをせずに済むため、電極間に短絡等の不良の発生を抑えれつつ、実装面積を小さくすることができる。
第1及び第2の電極端子の少なくとも一部は、第1の磁性基板の前性層とは反対側の面に配置したので、さらに電極端子の小型化や、電極端子間の距離の短縮などをせずに済むため、電極間に短絡等の不良の発生を抑えれつつ、さらにコイル部品の実装面積を小さくすることができる。
第3及び第4の電極端子の少なくとも一部は、第2の磁性基板の磁性層とは反対側の面に配置したので、さらに電極端子の小型化や、電極端子間の距離の短縮などをせずに済むため、電極間に短絡等の不良の発生を抑えれつつ、コイル部品の実装面積を小さくすることができる。
本発明の第1の実施の形態のコイル部品について図1乃至3を用いて説明する。本実施の形態は、コイル部品として、平衡伝送方式における電磁妨害の原因となるコモンモード電流を抑制するコモンモードチョークコイル10を例にとって説明している。
図1は、本実施の形態であるコモンモードチョークコイル10の斜視図である。図2は、図1に示す仮想線A−A‘の切断面を示す図である。図3は、図2に示す仮想線B−B’の切断面を示す図である。
図1乃至図3のコモンモードチョークコイル10では、面100を下面、図101を上面、面102、103、104、105を側面としている。
コモンモードチョークコイル10は、フェライト材料からなる第1の磁性基板2上に、エポキシ樹脂などの樹脂材料とフェライト粉などの磁性粉が混合されてできた複合フェライトからなる磁性層8が形成されている。磁性層8の上には、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの接着剤からなる接着層50が形成されており、接着層50の上には、フェライト材料からなる第2の磁性基板4が形成されている。なお、図1乃至3では、磁性層8および接着層50が上下方向(面100の法線方向)に対して誇張して描かれており、実際のそれぞれの厚みは、第1の磁性基板2および第2の磁性基板4の厚みの4分の1、20分の1程度である。
コモンモードチョークコイル10の第1の磁性基板2および第2の磁性基板4の厚みは、それぞれ400um程度でほぼ同じ厚みである。しかしながら、製造過程で下側となる第1の磁性基板2は、製造過程での強度を保つため、上側の第2の磁性基板4より厚く形成してもよい。第1の磁性基板2および第2の磁性基板4の厚みが400umより薄いと、第1の磁性基板2や第2の磁性基板4から磁束が漏れてしまうため、磁気結合の低下や外部の回路への悪影響、外部磁界の影響による特性劣化などが起こる。
コモンモードチョークコイル10の面100と面101との間の距離、すなわちコモンモードチョークコイル10の厚みは、約1mmで、面105と面106との間の距離は、約0.8mm、面102と面103との距離は、約0.3mmである。本実施の形態では、印刷基板等に実装する際の実装面は、面103あるいは面102となる。
第1の磁性基板2の対向する側面(面105、面106)には、それぞれ電極端子42、44が形成されている。一方、第2の磁性基板4の対向する側面(面105、面106)には、それぞれ電極端子41、43が形成されている。なお、図1では、コモンモードチョークコイル10の側面(面106)は、コモンモードチョークコイル10の陰になっているため、第1の磁性基板2の側面(面106)上の電極端子44と、第2の磁性基板4の側面(面106)上の電極端子43は、図示されていない。しかし、図1のように電極端子43、44は、コモンモードチョークコイル10の側面(面106)と隣接するコモンモードチョークコイル10の側面(面102)上に一部がにじんで形成されている。コモンモードチョークコイル10の側面(面106)上の電極端子43、44は、コモンモードチョークコイル10の側面(面105)上の電極端子41、42と同様の形状をしている。
図3のように第1の磁性基板2と接着層50を介して第2の磁性基板4とに挟まれた磁性層8の内部には、複数の層によって形成された絶縁層60と、絶縁層60に覆われた第1のコイル導体11と、第2のコイル導体13と、第1及び第2のコイル導体11、13と電極端子41、42、43、44とを電気的に接続する内部配線31、32、33、34が配設されている。第1のコイル導体11と第2のコイル導体13とは、絶縁層60でお互いが電気的に絶縁されている。
図2のように第1のコイル導体11及び第2のコイル導体13は、面101に平行な方向に巻回されたスパイラル形状をなしている。図2は、第1のコイル導体11のみを示している。第2のコイル導体13は、図3のように、第1のコイル導体11の上に絶縁層60を介して配置されている。第2のコイル導体13は、内部配線31、33が、コイル導体の上方(面101側)に配置されていること以外は、第1のコイル導体11とほぼ同じ形状をしている。
図1と2のように電極端子42、44は、それぞれ第1の磁性基板2と磁性層8の側面(面105と面106)上に、面105と面106に隣接する2つの側面(面102と面103)に跨って配置されている。電極端子42に隣接する磁性層8の内部には、第1のコイル導体11の外周側の端部112と電極端子42とを電気的に接続する内部配線32が配設されており、電極端子44に隣接する磁性層8の内部には、第1のコイル導体11の内周側の端部114と電極端子44とを電気的に接続する内部配線34が配設されている。
一方、電極端子41、43は、それぞれ第2の磁性基板4、接着層50、磁性層8の側面(面105と面106)上に、面105と面106に隣接する2つの側面(面102と面103)に跨って配置されている。電極端子41に隣接する磁性層8の内部には、第2のコイル導体13の外周側の端部111と電極端子41とを電気的に接続する内部配線31が配設されており、電極端子43に隣接する磁性層8の内部には、第2のコイル導体13の内周側の端部113と電極端子43とを電気的に接続する内部配線33が配設されている。
内部配線31、32、33、34は、例えば銅、銀、ニッケルなどの金属を、フォトリソグラフィーなどのパターニング技術と電気鍍金などの成膜技術を用いて形成されている。
第1のコイル導体11および第2のコイル導体13は、例えば、銅、銀、ニッケルなどの金属をフォトリソグラフィーなどのパターニング技術と電気鍍金などの成膜技術を用いて形成されている。絶縁層60は、例えばノボラック系の感光性レジストからなり、フォトリソグラフィーなどのパターニング技術を用いて形成されている。
磁性層8は、第1のコイル導体11と第2のコイル導体13の中心にある開口部501と、第1のコイル導体11と第2のコイル導体13の周辺部502と、第2のコイル導体13の上とに、絶縁層60を介して配設されており、第1の磁性基板2と第2の磁性基板4とを磁気的に接続している。磁性層8は、例えばフェライトなどの磁性材料の粒子(平均粒径0.1〜5um)とポリイミドなどの樹脂材料とを混合した複合フェライト材料を硬化して形成されている。磁性層8の透磁率は、1〜8程度でよい。本実施の形態では、Ni−Znフェライト(平均粒径0.8um)の磁性粉とポリイミド樹脂とを混合した、透磁率5の複合フェライトを用いている。
接着層50は、第2の磁性基板4を磁性層8に接着している。接着層50は、磁性層8と第2の磁性基板4が接着できればよく、例えば、ポリイミドなどの熱硬化性樹脂からなる。
電極端子41、42、43、44は、ニッケルの電極膜(図示無し)上に錫、ニッケル、銅の合金導電材料をフォトリソグラフィーなどのパターニング技術とバレル鍍金などの成膜技術を用いて形成されている。
本実施の形態のコモンモードチョークコイル10は、第1の磁性基板2と第2の磁性基板4の対向する2つの側面(面105、面106)に第1のコイル導体11の電極端子42、44と第2のコイル導体13の電極端子41、43とをそれぞれ片方ずつ配設したので、第1の磁性基板2と第2の磁性基板4の残りの側面(面102または面103)を実装面とすることができるようになる。このように実装面を第1の磁性基板2および第2の磁性基板4の側面とすることにより、400um以上の厚みを有する第1の磁性基板2と第2の磁性基板4との厚みにコイル部品の高さが影響を受けなくなるため、コイル部品の低背化が可能になる。さらに本実施の形態によれば、電極端子41、42、43、44をコモンモードチョークコイル10の短辺方向(面105−面106間や面102−面103間方向)ではなく、長辺(面100−面101間の辺)方向に並べて配置したので、電極端子の小型化や、電極端子間の距離の短縮などをせずに、コモンモードチョークコイル10の実装面積を小さくできる。
本実施の形態のコモンモードチョークコイル10は、さらに、第1のコイル導体11の内周側の端部と接続する電極端子44と、第2のコイル導体13の内周側の端部と接続する電極端子43が、コモンモードチョークコイル10の同じ側の側面に配置されているので、電極端子42、44、第1のコイル導体11、内部配線32、34が、それぞれ、電極端子41、43、第2のコイル導体13、内部配線31、33と面対称に配設することができる。これにより、本実施の形態のコモンモードチョークコイル10は、第1のコイル導体11を通る回路と第2のコイル導体13を通る回路とのインピーダンスの差が無くなり、優れたコモンモードチョークコイル特性を得ることができる。
本発明の第2の実施の形態のコイル部品について図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態であるコモンモードチョークコイル70の斜視図である。本実施の形態は、第1の実施の形態のコイル部品(コモンモードチョークコイル10)の第1の磁性基板2と第2の磁性基板4のお互いが向かい合う側の面(コイル導体側の面)に飽和磁束密度の大きい軟磁性材料(Ni−Fe合金等)を層状に形成している。これにより、磁束の漏れが小さくなるため、第1の磁性基板2や第2の磁性基板4の厚みを第1の実施の形態の約半分の200umにすることができる。
第1の実施の形態では、第1の磁性基板2や第2の磁性基板4の厚みを200um程度に小さくすると、電極端子41、42、43、44の小型化が避けられない。しかし、電極端子41、42、43、44を、200um程度の幅にすると印刷配線板等に実装する際、電極間に短絡等の不良が発生する恐れがある。
そこで、本実施の形態では、図4のように電極端子41、42、43、44の一部を第1の磁性基板2と第2の磁性基板4の側面(面105、面105)だけでなく、第1の磁性基板2と第2の磁性基板4とは反対側の面(面100)や、第2の磁性基板4の第1の磁性基板2とは反対側の面(面101)側にも配置することにより、電極端子を小さくすることなく、コモンモードチョークコイルを小型化できる。この実施の形態は、第1の磁性基板2と第2の磁性基板4のうち一方の磁性基板、例えば、第1の磁性基板2の厚みを基板の強度の問題などから薄くすることができない場合は、第1の磁性基板2側の電極端子42、44は、第1の実施の形態の電極端子42、44と同様の形態とし、第2の電極基板4側の電極端子41、43の一部を第2の磁性基板4の第1の磁性基板2とは反対側の面に配置してもよい。
以上第1および第2の実施の形態のコイル部品は、コモンモードチョークコイルとしてだけではなく、トランスとしても使用できる。
以上述べた実施の形態は全て本発明を例示的に示すものであって、本発明を限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変体態様で実施することができる。従って、本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本発明によるコイル部品は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器の内部回路に実装される。
本発明の第1の実施の形態のコイル部品の斜視図である。 図1に示す仮想線A−A‘の切断面を示す図である。 図2に示す仮想線B−B‘の切断面を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のコイル部品の斜視図である。 従来のコイル部品の斜視図である。 従来のコイル部品の斜視図である。
符号の説明
2 第1の磁性基板
4 第2の磁性基板
8 磁性層
10、70 コモンモードチョークコイル
11 第1のコイル導体
13 第2のコイル導体
31、32、33、34 内部配線
41、42、43、44 電極端子
50 接着層
501 開口部
502 周辺部
60 絶縁層

Claims (4)

  1. 磁性材料で形成された第1の磁性基板と、
    前記第1の磁性基板上に形成され、絶縁層中に埋め込まれた、スパイラル状の第1のコイル導体と、
    前記第1のコイル導体の上に形成され、前記絶縁層中に埋め込まれたスパイラル状の第2のコイル導体と、
    前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体の中心付近に前記絶縁層が存在しない開口部と、
    前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体の周囲において前記絶縁層が存在しない周辺部と、
    少なくとも前記開口部と周辺部の一部に埋め込んで形成された磁性層と、
    前記磁性層上に固着され、磁性材料で形成された第2の磁性基板と、
    それぞれ前記第1のコイル導体の異なる端部に接続され、前記第1の磁性基板の対向する側面に配置された第1と第2の電極端子と、
    それぞれ前記第2のコイル導体の異なる端部に接続され、前記第2の磁性基板の対向する側面に配置された第3と第4の電極端子とを有し、
    前記第1及び第2の磁性基板の側面を実装面とすること、
    を特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1及び第3の電極端子は、それぞれ前記第1及び第2のコイル導体の内周側の端部に接続し、かつ、前記第1及び第2の磁性基板の同じ側面に配置されていること、
    を特徴とする前記請求項1のコイル部品。
  3. 前記第1及び第2の電極端子の少なくとも一部は、前記第1の磁性基板の前記磁性層とは反対側の面に配置されていること、
    を特徴とする前記請求項1または2のコイル部品。
  4. 前記第3及び第4の電極端子の少なくとも一部は、前記第2の磁性基板の前記磁性層とは反対側の面に配置されていること、
    を特徴とする前記請求項1乃至3のコイル部品。
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