JP7027713B2 - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、電子部品及びその製造方法に関する。
複数の第1内部電極と複数の第2内部電極とが誘電体層を介して交互に積層されており、積層方向に直交する第1方向において互いに対向する端面対を有する直方体形状を呈している素体と、それぞれ対応する端面上に配置されている第1外部電極及び第2外部電極とを有する電子部品が知られている(たとえば、特許文献1)。特許文献1に記載されている電子部品では、第1外部電極は、複数の第1内部電極が露出する端面を覆い、かつ、複数の第1内部電極に接続されている。第2外部電極は、複数の第2内部電極が露出する端面を覆い、かつ、複数の第2内部電極に接続されている。
特開平9-7879号公報
特許文献1に記載されているような電子部品では、第1外部電極及び第2外部電極の間に電圧が印加されると、第1内部電極及び第2内部電極に挟まれている誘電体層が電歪効果によって積層方向に沿って伸縮を繰り返す。特許文献1に記載された電子部品では、複数の内部電極と複数の誘電体層とが積層されている部分の下面が実装面として電子機器(基板等を含む)に直接接するように、電子機器上に実装されるため、誘電体層が繰り返し伸縮すると、それに応じて実装面が積層方向に沿って振動し、当該実装面から電子機器の部品搭載面に振動が伝播される。
本発明は、部品搭載面への振動の伝播が抑制され得る電子部品及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子部品は、複数の第1内部電極と複数の第2内部電極とが誘電体層を介して交互に積層されており、積層方向に直交する第1方向において互いに対向する端面対と、積層方向および第1方向に直交する第2方向において互いに対向する第1側面対と、積層方向において互いに対向する第2側面対とを有し、端面対の一方から複数の第1内部電極のそれぞれが露出すると共に端面対の他方から複数の第2内部電極のそれぞれが露出する第1素体と、誘電体材料で構成されており、第1素体の第1側面対のそれぞれの全面を覆い、かつ、第1素体の第2側面対の一方の面に対して積層方向に沿って突出する突出部をそれぞれ有する一対の第2素体と、第1素体の複数の第1内部電極が露出する端面を覆い、かつ、複数の第1内部電極に接続されている第1外部電極と、第1素体の複数の第2内部電極が露出する端面を覆い、かつ、複数の第2内部電極に接続されている第2外部電極とからなる外部電極対と、を備える。
上記電子部品では、第1素体の第2側面対の一方の面から第2素体の突出部が突出しているため、第1素体の第2側面対の一方の面が電子機器等の部品搭載面に対面するようにして、電子部品を電子機器等に実装した場合に、第1素体の第2側面が電子機器等の部品搭載面に直接接する事態が回避され得る。そのため、第1外部電極と第2外部電極との間に電圧が印加されて、第1素体が積層方向に沿って繰り返し伸縮した場合であっても、第1素体から電子機器等の部品搭載面への振動の伝播を抑制することができる。
第1外部電極及び第2外部電極のそれぞれは、端面対を覆う第1導体部と、第1導体部から連続的に延びて突出部が突出する第2側面対の一方の面を覆う第2導体部と、突出部を覆う第3導体部とを含み、積層方向に関し、突出部が第2側面対の一方の面に対して突出する長さは、第2導体部の最大厚さより長くてもよい。このため、当該電子部品が電子機器等に実装される場合に、第2側面対の一方の面を覆う第2導体部が、電子機器等の部品搭載面に直接接する事態が回避され得る。したがって、部品搭載面への振動の伝播を更に確実に抑制することができる。
一対の第2素体のそれぞれの突出部は、第2側面対の一方の面に対して突出している段形状を有していてもよい。このため、当該電子部品が電子機器等に実装される場合に、突出部を電子機器等に対して安定して接合することができる。したがって、当該電子部品を電子機器等に対して安定して実装することができる。
複数の第1内部電極及び複数の第2内部電極は、第1側面対と垂直に交わっていてもよい。この場合、第1側面対及びその近傍においても安定して静電容量を確保することができる。
一対の第2素体のそれぞれは、第2側面対の一方の面のみに対して突出していてもよい。この場合、当該電子部品の方向識別が容易である。第2側面対の他方の面に突出部がないため、当該電子部品のピックアップ及び搬送が容易である。
本発明の一態様に係る電子部品の製造方法は、誘電体シート上に第1内部電極がパターニングされた複数の第1グリーンシートと、誘電体シート上に第2内部電極がパターニングされた複数の第2グリーンシートとを準備する工程と、第1グリーンシート及び第2グリーンシートを交互に支持板上に積層して、第1内部電極と第2内部電極とが誘電体シートを介して交互に積層されている第1積層体を形成する工程と、支持板で支持された第1積層体の表面に、第1積層体の厚さよりも深い複数の第1溝を、第1積層体の積層方向に直交する第1方向に沿って所定間隔で形成して第1積層体を分断し、第1方向に沿って延びるとともに第1側面対を有する複数の第2積層体を形成する工程と、複数の第1溝のそれぞれに誘電体を充填する工程と、第1溝に充填された誘電体それぞれに、該誘電体よりも幅が狭い第2溝を第1方向に沿って形成する工程と、複数の第2積層体の表面に、複数の第3溝を第1方向に直交する第2方向に沿って所定間隔で形成し、第1内部電極および第2内部電極のうちの第1内部電極のみが露出する端面と、該端面と対向するとともに第2内部電極のみが露出する端面とからなる端面対を有する複数の第3積層体を形成する工程と、複数の第3積層体を支持板から分離することで、第3積層体を支持板から分離する際に形成された第3積層体の分離面に対して第3積層体の積層方向に沿って突出する突出部を有する第3積層体を得る工程と、分離された第3積層体を焼成して、誘電体シートを誘電体層にする工程と、焼成された第3積層体において、第1内部電極が露出する端面に第1外部電極を形成し、第2内部電極が露出する端面に第2外部電極を形成する工程と、を備える。
上記製造方法では、一対の第2素体のそれぞれが第2側面対の一方の面に対して、積層方向に沿って突出する突出部を含んでいる電子部品が製造される。第1素体の第2側面対の一方の面から第2素体の突出部が突出しているため、第1素体の第2側面対の一方の面が電子機器の部品搭載面に対面するようにして電子部品を電子機器等に実装した場合、第1素体の第2側面が電子機器等の部品搭載面に直接接する事態が回避され得る。そのため、第1外部電極と第2外部電極との間に電圧が印加されて、第1素体が積層方向に沿って繰り返し伸縮した場合であっても、第1素体から電子機器等の部品搭載面への振動の伝播を抑制することができる。
複数の第1溝のそれぞれに誘電体を充填する工程では、固体状態の誘電体を第1溝に充填するとともに、第1溝に充填された誘電体を積層方向に沿って押圧することで、誘電体を第2積層体の第1側面対に対して圧着させる工程を含んでもよい。この場合、上記電子部品の製造効率を向上することができる。
誘電体は、誘電体を100重量部とした場合、溶剤を0.1重量部~5重量部含んでもよい。この場合、積層体に対する誘電体の接着強度と電子部品の製造効率の向上とを両立することができる。
本発明によれば、部品搭載面への振動の伝播が抑制され得る電子部品及びその製造方法を提供することができる。
一実施形態に係るコンデンサ部品を示す概略斜視図である。 コンデンサ部品の端面を示す図である。 図1に示すコンデンサ部品のIII-III線に沿った断面図である。 図1に示すコンデンサ部品のIV-IV線に沿った断面図である。 図1に示すコンデンサ部品のV-V線に沿った断面図である。 コンデンサ部品の実装状態を示す図である。 コンデンサ部品の実装状態を示す図である。 コンデンサ部品の製造方法を説明するための図である。 コンデンサ部品の製造方法を説明するための図である。 コンデンサ部品の製造方法を説明するための図である。 コンデンサ部品の製造方法を説明するための図である。 コンデンサ部品の製造方法を説明するための図である。 コンデンサ部品の製造方法を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
まず、図1~図5を参照して、本実施形態に係るコンデンサ部品1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るコンデンサ部品を示す概略斜視図である。図2は、コンデンサ部品の端面を示す図である。図3~図5は、コンデンサ部品の断面構成を説明するための図である。本実施形態では、電子部品としてコンデンサ部品1を例に説明する。コンデンサ部品1は、図1~図5に示されているように、素体2と、素体2の表面上に配置された互いに対向する第1外部電極3及び第2外部電極4からなる外部電極対と、素体2の内部に配置された複数の第1内部電極7及び複数の第2内部電極8とを備えている。
図3は、第1素体21の端面21a及び第2素体22の端面22aと平行な平面で、コンデンサ部品1を切断した断面図である。素体2は、第1素体21と一対の第2素体22とからなる。
第1素体21は、直方体形状を呈している。第1素体21は、Y軸方向(積層方向)に直交するZ軸方向(第1方向)において互いに対向する端面対21a,21bと、Y軸方向およびZ軸方向に直交するX軸方向(第2方向)において互いに対向する第1側面対21c,21dと、Y軸方向において互いに対向する第2側面対21e,21fと、を有している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状、及び表面が湾曲している直方体の形状が含まれる。本実施形態では、第1素体21のX軸方向の長さは290μmであり、Y軸方向の長さは380μmであり、Z軸方向の長さは630μmである。第1素体21は、複数の誘電体層9を有しており、各誘電体層9は、たとえば誘電体材料(BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミック)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。
各第2素体22は、直方体形状を呈している。一対の第2素体22は、Z軸方向において互いに対向する端面対22a,22bと、X軸方向において互いに対向する第1側面対22c,22dと、Y軸方向において互いに対向する第2側面対22e,22fと、を有している。各第2素体22は、誘電体材料で構成されており、第1素体21の第1側面対21c,21dのうち対応する面の全面を覆っている。具体的には、一対の第2素体22の一方の第1側面22dが第1素体21の第1側面21cの全面を覆い、一対の第2素体22の他方の第1側面22dが第1素体21の第1側面21dの全面を覆っている。本実施形態では、第2素体22のX軸方向の長さは40μmであり、Y軸方向の長さは400μmであり、Z軸方向の長さは630μmである。
Y軸方向における各第2素体22の長さは、Y軸方向における第1素体21の長さよりも長い。一対の第2素体22のぞれぞれは、第1素体21の第2側面21fに対して、Y軸方向に沿って突出する突出部22gを有する。一対の第2素体22のそれぞれの突出部22gは、第2側面21fに対して突出している段形状を有している。本実施形態において、突出部22gは、第1素体21の第2側面21fに対して垂直に突出している。また、本実施形態において、突出部22gは、素体2の面のうち最も電子機器50の部品搭載面50aに近い側に位置する実装面として第2側面22fを有しており、第2側面22fは、第1素体21の第2側面21fと平行である。
各第2素体22では、上述したように各第2素体22が突出部22gを有しているため、各第2素体22の第1側面22dは、第1素体21の第1側面21dからY軸方向に突出している。第1素体21の第2側面21eと各第2素体22の第2側面22eとは、面一で構成されている。第1素体21の端面21aと各第2素体22の端面22aとは、面一で構成されている。第1素体21の端面21bと各第2素体22の端面22bとは、面一で構成されている。すなわち、各第2素体22は、第2側面21fのみに対して突出している。第2側面21fに対してY軸方向に突出している長さT1(突出部22gの厚み)は、20μmである。
第2素体22は、たとえば誘電体材料(BaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミック)を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。すなわち、本実施形態では、各第2素体22を構成する誘電体材料は、第1素体21の誘電体層9を構成する誘電体材料と同一である。実際の素体2において、第1素体21の各誘電体層9と第2素体22との間の境界は、視認できない程度に一体化されている。
図4は、第1側面対21c,21dと平行かつ第1側面対21c,21dから等距離の平面でコンデンサ部品1を切断した断面図である。図5は、第2素体22における第2素体22の第1側面22cと平行な面でコンデンサ部品1を切断した断面図である。
図3及び図4に示されているように、第1素体21では、複数の第1内部電極7と複数の第2内部電極8とが誘電体層9を介して交互に積層されている。各第1内部電極7及び各第2内部電極8は、矩形形状を呈している。各第1内部電極7と各第2内部電極8とは、Y軸方向において異なる位置(層)に交互に配置されており、Y軸方向から見て、互いに重なる領域を有している。
第1素体21では、端面21a、及び第1側面対21c,21dから複数の第1内部電極7のそれぞれが露出しており、端面21b、及び第1側面対21c,21dから複数の第2内部電極8のそれぞれが露出している。各第1内部電極7は、端面21b、及び第2側面対21e,21fからは露出していない。各第2内部電極8は、端面21a、及び第2側面対21e,21fからは露出していない。各第1内部電極7及び各第2内部電極8は、第1側面対21c,21dと垂直に交わっている。すなわち、各第1内部電極7及び各第2内部電極8は、端面21aに平行な断面において、X軸方向に沿って直線的に延在している。ここで、垂直及び直線は、製造誤差等を考慮したものである。
各第1内部電極7及び各第2内部電極8は、積層型の電気素子の内部電極として通常用いられる導電性材料(たとえば、Ni又はCuなど)からなる。各第1内部電極7及び各第2内部電極8は、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成されている。
第1外部電極3と第2外部電極4とは、互いに離間しており、Z軸方向で対向している。第1外部電極3は、第1素体21の端面21aと第2素体22の端面22aとを覆っており、複数の第1内部電極7に接続されている。具体的には、第1外部電極3は、端面対21a,22aを覆う導体部31と(第1導体部)、第2側面21e,22eを覆う導体部32と、第2素体22の第1側面22cを覆う導体部33と、第1素体21の第2側面21fを覆う導体部34と(第2導体部)、第2素体22の突出部22gを覆う導体部35(第3導体部)とを有する。本実施形態において、「覆う」とは、面上の一部に位置していることを含む。
第1外部電極3において、導体部32,33,34,35は、導体部31から連続的に延びているとともにそれぞれ互いに連続的に接続されている。導体部31は、端面21a及び端面22aの全面を覆っている。本実施形態では、導体部32,33,34,35は、素体2の表面上における、Z軸方向に沿って端面21a又は端面22aから端面21b又は端面22b側に向かう方向に長さ100μmの部分の全ての領域を覆っている。
第2外部電極4は、第1素体21の端面21bと第2素体22の端面22bとを覆っており、複数の第2内部電極8に接続されている。具体的には、第2外部電極4は、端面対21b,22bを覆う導体部41(第1導体部)と、第2側面21e,22eを覆う導体部42と、第2素体22の第1側面22cを覆う導体部43と、第1素体21の第2側面21fを覆う導体部44(第2導体部)と、第2素体22の突出部22gを覆う導体部45(第3導体部)とを有する。
第2外部電極4において、導体部42,43,44,45は、導体部41から連続的に延びているとともにそれぞれ互いに連続的に接続されている。導体部41は、端面21b及び端面22bの全面を覆っている。本実施形態では、導体部42,43,44,45は、素体2の表面上における、Z軸方向に沿って端面21b又は端面22bから端面21a又は端面22a側に向かう方向に長さ100μmの部分の全ての領域を覆っている。
第1外部電極3及び第2外部電極4は、導電性ペーストに含まれる金属成分(金属粉末)を焼結して形成された焼結金属層と、焼結金属層上に配置されためっき層から形成されている。本実施形態では、焼結金属層は、Cuからなる。焼結金属層は、Niからなる焼結金属層であってもよい。導電性ペーストには、金属(たとえば、Cu又はNi)からなる粉末に、ガラス成分、有機バインダ、及び有機溶剤を混合したものが用いられている。
めっき層は、Niめっきにより形成されたNiめっき層と、Snめっきにより形成されたSnめっき層とを含む。焼結金属層上にNiめっき層が位置し、Niめっき層上にSnめっき層が位置している。本実施形態におけるNiめっき層の代わりに、Snめっき層、Cuめっき層、又はAuめっき層が用いられてもよい。本実施形態におけるSnめっき層の代わりに、Cuめっき層又はAuめっき層が用いられてもよい。
各第2素体22は突出部22gを含んでいるため、突出部22gを覆う導体部35,45のそれぞれは、第1素体21の第2側面21fを覆う導体部34,44に対してY軸方向に突出している。本実施形態では、突出部22gを覆う導体部35,45のそれぞれが第2側面21fを覆う導体部34,44に対してY軸方向に突出している長さT2は、20μmである。本実施形態では、第1素体21の第1側面対21c,21dと平行かつ第1側面対21c,21dから等距離の断面における導体部34,44の最大厚さT3は、5μmである。したがって、突出部22gが第2側面21fに対してY軸方向に突出している長さT1は、第2側面21fを覆う導体部34,44の最大厚さT3より長い。
次に、電子機器50に対するコンデンサ部品1の実装状態の一例について説明する。コンデンサ部品1は、図6及び図7に示されているように、電子機器(たとえば、回路基板又は他の電子部品など)50の部品搭載面50aに対面するようにはんだ実装される(以下、この状態を実装状態という)。図6は、図3と同様に、第1素体21の端面21a及び第2素体22の端面22aと平行な平面で電子機器50に実装されたコンデンサ部品1を切断した断面図である。図7は、図5と同様に、第1側面対21c,21dと平行かつ第1側面対21c,21dから等距離の平面で電子機器50に実装されたコンデンサ部品1を切断した断面図である。
実装状態では、第1素体21の第2側面21fと第2素体22の第2側面22fが電子機器50に対向する。第1外部電極3及び第2外部電極4と電子機器50のパッド電極(不図示)との間には、はんだフィレット52が形成されている。はんだフィレット52は、突出部22gを覆う導体部35,45及び一対の突出部22gに設けられており、突出部22gと電子機器50のパッド電極との間に位置している。すなわち、実装状態では、各第2素体22の突出部22gを覆う導体部35,45が、電子機器50のパッド電極に直接又ははんだを介して接する。第1素体21の第2側面21fを覆う導体部34,44と電子機器50との間、及び、第2側面21f,22fが導体部34,44から露出している部分と電子機器50の部品搭載面50aとの間には、中空部Sが位置する。
次に、コンデンサ部品1を作製する手順について、図8~図13を参照しつつ説明する。
コンデンサ部品1を作製する際には、まず、誘電体シート75上に第1内部電極7がパターニングされた複数の第1グリーンシートと、誘電体シート75上に第2内部電極8がパターニングされた複数の第2グリーンシートとを準備する。次に、図8に示されているように、第1グリーンシート及び第2グリーンシートを交互に支持板60上に積層して、第1内部電極7と第2内部電極8とが誘電体シート75を介して交互に積層されている第1積層体70Aを形成する。支持板60は、粘着性を有しており、第1積層体70Aを剥離可能に保持している。なお、支持板60は、たとえば0.1~5mmの厚さを有する。当該支持板60は、シート工法、あるいは焼結体から切り出すなどによって用意する。
続いて、図9に示されているように、支持板60で支持された第1積層体70Aの表面に、複数の第1溝71を積層方向に直交する第1方向に沿って所定間隔で形成する。これにより、第1積層体70Aを分断し、第1方向に沿って延びるとともに第1側面対21c,21dを有する複数の第2積層体70Bを形成する。第1方向は、作製されるコンデンサ部品1のZ軸方向に相当する。第1溝71の形成には、一般に利用される切削工具(ダイシングソー等)を用いることができ、支持板60に達する深さまで切削する。第1溝71の深さは、第1積層体70Aの厚さよりも深い。切削工具として、1000番手又はそれより細かい番手(たとえば、1500番手)のブレードを用いる。
続いて、図10に示されているように、固体状態の誘電体80を第1溝71に上方から(本実施形態では積層方向に沿う図の方向Aから)充填する。次に、図11に示されているように、第1溝71に充填された誘電体80を積層方向に沿って(図の方向Bに沿って)支持板60側へ押圧する。これによって、誘電体80に対して積層方向に沿って支持板60側に圧力が加わり、誘電体80が積層方向及び第1方向に直交する第2方向に膨らむ。その結果、誘電体80は、第2積層体70Bの第1側面対21c,21dに対して圧着される。この際、各第1溝71に充填された誘電体80と各第2積層体70Bとに対して上方から均等な力で押圧することで、各第1溝71に充填された誘電体80の上面と各第2積層体70Bの上面とが面一となる。以上の方法により、誘電体80を複数の第1溝71に充填する。本実施形態において、固体状態の誘電体80は、誘電体80の全体を100重量部とした場合、溶剤を0.1重量部~5重量部含む。誘電体80は、セラミックスラリーを第1溝71に充填した後に、固化したものであってもよい。
続いて、図12に示されているように、第1溝71に充填された誘電体80のそれぞれに、該誘電体80よりも幅が狭い第2溝72を第1方向に沿って形成する。第2溝72の形成においても、上述した切削工具(ダイシングソー等)を用いることができる。第2溝72の深さは、第1溝71の深さと略同一である。
続いて、図13に示されているように、複数の第2積層体70Bの表面に、複数の第3溝73を、積層方向から見て第1方向に直交する第2方向に沿って所定間隔で形成する。これにより、第1内部電極7及び第2内部電極8のうち第1内部電極7のみが露出する端面21aと、該端面21aと対向するとともに第2内部電極8のみが露出する端面21bとからなる端面対21a,21bを有する複数の第3積層体70Cを形成する。第3溝73の形成においても、上述した切削工具(ダイシングソー等)を用いることができる。第3溝73の深さは、第1溝71及び第2溝72の深さと略同一である。
続いて、複数の第3積層体70Cを支持板60から分離することで、各第3積層体70Cを支持板60から分離する際に形成された第3積層体70Cの分離面(第2側面21f)に対して積層方向に沿って突出する突出部22gを有する第3積層体70Cを得る。次に、分離された第3積層体70Cを焼成して、誘電体シート75を誘電体層9にする。すなわち、焼成された第3積層体70Cは、素体2である。
続いて、焼成された第3積層体70C、すなわち素体2において、第1内部電極7が露出する端面21a,22aに第1外部電極3を形成する。具体的には、端面21a,22aを導電性ペーストで覆い、焼成することで焼結金属層を形成する。次に、焼結金属層上にめっき処理を行うことで、めっき層を形成する。これにより、第1外部電極3が形成される。
続いて、第2内部電極8が露出する端面21b,22bに第2外部電極4を形成する。具体的には、端面21b,22bを導電性ペーストで覆い、焼成することで焼結金属層を形成する。次に、焼結金属層上にめっき処理を行うことで、めっき層を形成する。これにより、第2外部電極4が形成される。以上の手順により、コンデンサ部品1が作製される。
以上説明したように、コンデンサ部品1では、一対の第2素体22のそれぞれは、第1素体21の第2側面21fに対して、積層方向に沿って突出する突出部22gを含んでいる。このため、第1素体21の第2側面21fの面が電子機器50の部品搭載面50aに対面するようにして、コンデンサ部品1を電子機器50等に実装した場合に、第1素体21の第2側面21fが電子機器50の部品搭載面50aに直接接する事態が回避され得る。
第1外部電極3及び第2外部電極4に電圧が印加されることで、第1内部電極7及び第2内部電極8に挟まれている誘電体層9は電歪効果によって繰り返し伸縮する。しかし、第1内部電極7及び第2内部電極8と誘電体層9とが交互に積層されている第1素体21の第2側面21fが電子機器50等の部品搭載面50aに直接接する事態が回避されていれば、部品搭載面50aへの振動の伝播を抑制することができる。
本実施形態では、突出部22gが導体部35,45を介して電子機器50等に接合されることで、第1素体21の下面である第2側面21fと電子機器50等の部品搭載面50aとの間に中空部Sが画成されている。電歪効果によって伸縮する誘電体層9が位置する第1素体21の下面と電子機器50等との間に中空部Sが形成されていることで、電子機器50等の部品搭載面50aへの振動の伝播を抑制することができる。
第1外部電極3及び第2外部電極4のそれぞれは、端面対21a,21b,22a,22bを覆う導体部31,41と、第1素体21の第2側面21fを覆うと共に導体部31,41に接続されている導体部34,44とを含む。突出部22gが第2側面21fに対して積層方向に突出している長さT1は、導体部34,44の最大厚さT3よりも長い。このため、当該コンデンサ部品1が電子機器50等に実装される場合に、第2側面21fを覆う導体部34,44が、電子機器50等の部品搭載面50aに直接接する自体が回避され得る。したがって、振動の伝播がより確実に抑制することができる。
一対の第2素体22のそれぞれの突出部22gは、第1素体21の第2側面21fに対して突出している段形状を有していてもよい。このため、コンデンサ部品1が電子機器50等に実装される場合に、突出部22gを電子機器50等に対して安定して接合することができる。すなわち、コンデンサ部品1を電子機器50等に対して安定して実装することができる。
複数の第1内部電極7及び複数の第2内部電極8は、第1素体21の第1側面対21c,21dと垂直に交わっている。このため、第1側面対21c,21d及びその近傍においても、複数の第1内部電極7と複数の第2内部電極8とが平行である。したがって、安定して静電容量を確保することができる。
一対の第2素体22のそれぞれは、第1素体21の第2側面21fのみに対して突出している。このため、コンデンサ部品1の方向識別が容易である。第2側面22eに突出部がないため、コンデンサ部品1のピックアップ及び搬送が容易である。本実施形態では、第1素体21の第2側面21eと各第2素体22の第2側面22eとは、面一で構成されているため、コンデンサ部品1のピックアップ及び搬送が更に容易である。
上記製造方法では、一対の第2素体22のそれぞれが第2側面対22fに対して、積層方向に沿って突出する突出部22gを含んでいるコンデンサ部品1が製造される。第1素体21の第2側面21fの面が電子機器50の部品搭載面50aに対面するようにして電子機器50等に実装される場合に、第1素体21の第2側面21fが電子機器50の部品搭載面50aに直接接する事態が回避され得る。第1内部電極7及び第2内部電極8と誘電体層9とが交互に積層されている第1素体21の第2側面21fが電子機器50等の部品搭載面50aに直接接する事態が回避されていれば、部品搭載面50aへの振動の伝播を抑制することができる。
上記製造方法では、固体状態の誘電体80を第1溝71に充填するとともに、方向Bにおいて第1溝71に充填された誘電体80を積層方向に沿って押圧することで、誘電体80を第2積層体70Bの第1側面対21c,21dに対して圧着させている。これによれば、第1溝71に誘電体80を素早く充填することができ、上記コンデンサ部品1の製造効率を向上させることができる。
誘電体80は、誘電体80を100重量部とした場合、溶剤を0.1重量部~5重量部含んでいる。これによれば、第2積層体70Bに対する誘電体80の接着強度とコンデンサ部品1の製造効率の向上とを両立することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
本実施形態では、電子部品としてコンデンサ部品を例に説明したが、本発明はこれに限られることなく、インダクタ部品、バリスタ部品、圧電アクチュエータ部品、及びサーミスタ部品と、コンデンサ部品との複合部品等の電子部品にも適用できる。
1…コンデンサ部品、3…第1外部電極、4…第2外部電極、7…第1内部電極、8…第2内部電極、9…誘電体層、21…第1素体、21a,21b…端面対、21c,21d…第1側面対、21e,21f…第2側面対、22…第2素体、22g…突出部、31,35…導体部、60…支持板、70A…第1積層体、70B…第2積層体、70C…第3積層体、71…第1溝、72…第2溝、73…第3溝、80…誘電体。

Claims (7)

  1. 複数の第1内部電極と複数の第2内部電極とが誘電体層を介して交互に積層されており、積層方向に直交する第1方向において互いに対向する端面対と、前記積層方向および前記第1方向に直交する第2方向において互いに対向する第1側面対と、前記積層方向において互いに対向する第2側面対とを有し、前記端面対の一方から前記複数の第1内部電極のそれぞれが露出すると共に前記端面対の他方から前記複数の第2内部電極のそれぞれが露出する第1素体と、
    誘電体材料で構成されており、前記第1素体の前記第1側面対のそれぞれの全面を覆い、かつ、前記第1素体の前記第2側面対の一方の面に対して前記積層方向に沿って突出する突出部をそれぞれ有する一対の第2素体と、
    前記第1素体の前記複数の第1内部電極が露出する端面を覆い、かつ、前記複数の第1内部電極に接続されている第1外部電極と、前記第1素体の前記複数の第2内部電極が露出する端面を覆い、かつ、前記複数の第2内部電極に接続されている第2外部電極とからなる外部電極対と、を備え、
    前記第1外部電極及び前記第2外部電極のそれぞれは、前記端面対を覆う第1導体部と、前記第1導体部から連続的に延びて前記突出部が突出する前記第2側面対の前記一方の面を覆う第2導体部と、前記突出部を覆う第3導体部とを含み、
    前記積層方向に関し、前記突出部が前記第2側面対の前記一方の面に対して突出する長さは、前記第2導体部の最大厚さより長い、電子部品。
  2. 前記第2側面対の前記一方の面は、前記積層方向に直交する平面である、請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記一対の第2素体のそれぞれの前記突出部は、前記第2側面対の前記一方の面に対して突出している段形状を有している、請求項1又は2に記載の電子部品。
  4. 前記複数の第1内部電極及び前記複数の第2内部電極は、前記第1側面対と垂直に交わる、請求項1~3のいずれか1項に記載の電子部品。
  5. 前記一対の第2素体のそれぞれは、前記第2側面対の前記一方の面のみに対して突出している、請求項1~4のいずれか1項に記載の電子部品。
  6. 誘電体シート上に第1内部電極がパターニングされた複数の第1グリーンシートと、前記誘電体シート上に第2内部電極がパターニングされた複数の第2グリーンシートとを準備する工程と、
    前記第1グリーンシート及び前記第2グリーンシートを交互に支持板上に積層して、前記第1内部電極と前記第2内部電極とが前記誘電体シートを介して交互に積層されている第1積層体を形成する工程と、
    前記支持板で支持された前記第1積層体の表面に、前記第1積層体の厚さよりも深い複数の第1溝を、前記第1積層体の積層方向に直交する第1方向に沿って所定間隔で形成して前記第1積層体を分断し、前記第1方向に沿って延びるとともに第1側面対を有する複数の第2積層体を形成する工程と、
    前記複数の第1溝のそれぞれに固体状態の誘電体を充填する工程と、
    前記第1溝に充填された前記誘電体それぞれに、該誘電体よりも幅が狭い第2溝を前記第1方向に沿って形成する工程と、
    前記複数の第2積層体の表面に、複数の第3溝を前記第1方向に直交する第2方向に沿って所定間隔で形成し、前記第1内部電極および前記第2内部電極のうちの前記第1内部電極のみが露出する端面と、該端面と対向するとともに前記第2内部電極のみが露出する端面とからなる端面対を有する複数の第3積層体を形成する工程と、
    前記複数の第3積層体を前記支持板から分離することで、前記第3積層体を前記支持板から分離する際に形成された前記第3積層体の分離面に対して前記第3積層体の積層方向に沿って突出する突出部を有する前記第3積層体を得る工程と、
    分離された前記第3積層体を焼成して、前記誘電体シートを誘電体層にする工程と、
    焼成された前記第3積層体において、前記第1内部電極が露出する端面に第1外部電極を形成し、前記第2内部電極が露出する端面に第2外部電極を形成する工程と、を備え
    前記固体状態の誘電体は、前記固体状態の誘電体の全体を100重量部とした場合、溶剤を0.1重量部~5重量部含んでいる、電子部品の製造方法。
  7. 前記複数の第1溝のそれぞれに固体状態の誘電体を充填する工程では、前記第1溝のそれぞれに充填された前記固体状態の誘電体を押圧して前記第2方向に膨らませることによって、前記固体状態の誘電体を前記第2積層体の前記第1側面対に対して圧着させる工程を含む、請求項6に記載の電子部品の製造方法。
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