JP2022059667A - ボールねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドデフレクタ方式であり且つトルク変動を低減できるボールねじを提供すること。【解決手段】ボールねじ10は、ねじ軸20と、ナット30と、複数のボール40と、エンドデフレクタ50と、固定部材70と、弾性体60と、を備える。ねじ軸20は、外周面に第1ねじ溝21を備える。ナット30は、内周面に設けられる第2ねじ溝31、ねじ軸20の軸方向における両端に配置される切欠き33、及び2つの切欠き33を繋ぐ循環路35を備える。複数のボール40は、第1ねじ溝21と第2ねじ溝31との間の転動路15に配置される。エンドデフレクタ50は、切欠き33に嵌まる。固定部材70は、エンドデフレクタ50に対して軸方向の外側に配置され、且つナット30に固定される。弾性体60は、エンドデフレクタ50と固定部材70に挟まれる本体部61を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ボールねじに関する。
回転運動を直進運動に変換する装置としてボールねじが知られている。ボールねじは、ナットと、ねじ軸と、複数のボールを備える。例えば特許文献1には、ボールねじの一例が記載されている。特許文献1に記載されるように、ナットのねじ溝とねじ軸のねじ溝との間の転動路に、複数のボールが配置される。ナットは、転動路にあるボールを循環させるための循環路を備える。特許文献1のボールねじは、循環路にあるボールに弾性を付与する弾性付与手段を備えている。これにより、循環路におけるボールの詰まり現象によって生じるトルク変動を低減することができる。
特開2005-42763号公報
ところで、ボールを転動路から循環路へ案内するエンドデフレクタが知られている。エンドデフレクタは、ナットの両端に配置される。エンドデフレクタは小さい部品であるため、エンドデフレクタ内の通路の曲がりを緩やかにすることには限界がある。このため、循環路においてボール同士の接触圧が変動することによって、トルク変動が大きくなる可能性がある。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、エンドデフレクタ方式であり且つトルク変動を低減できるボールねじを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本開示の一態様に係るボールねじは、外周面に第1ねじ溝を備えるねじ軸と、内周面に設けられる第2ねじ溝、前記ねじ軸の軸方向における両端に配置される切欠き、及び2つの前記切欠きを繋ぐ循環路を備えるナットと、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転動路に配置される複数のボールと、前記切欠きに嵌まるエンドデフレクタと、前記エンドデフレクタに対して前記軸方向の外側に配置され、且つ前記ナットに固定される固定部材と、前記エンドデフレクタと前記固定部材に挟まれる本体部を備える弾性体と、を備える。
ねじ軸又はナットが回転している時、ボールは、エンドデフレクタを介して転動路と循環路との間を行き来する。ボールは、エンドデフレクタの内部通路を通過する。内部通路の屈曲部分の曲がりを緩やかにすることには限界があるため、仮に弾性体がない場合、ボールが内部通路の屈曲部分を通過する時、ボール同士の接触圧の変動が生じやすい。また、エンドデフレクタ方式のボールねじにおいては、転動路の一端から他端にボールを送る。このため、ボールねじにモーメント荷重が作用している状態において、循環路におけるボール同士の接触状態が、転動路で負荷を受けているボール同士の接触状態に対して異なりやすくなる。その結果、循環路と転動路との間でボールの公転速度差が生じやすくなるので、内部通路にあるボール同士の接触圧の変動が生じやすくなる。このため、ボール同士の接触圧の変動に起因して、ボールねじのトルク変動が生じる可能性がある。
これに対して、本開示のボールねじにおいては、ボールが内部通路を通る時にエンドデフレクタを押すと、弾性体が弾性変形することによって、エンドデフレクタが軸方向の外側に移動できる。エンドデフレクタが移動することによって、エンドデフレクタと循環路の端部との間に一時的に隙間が生じる。これにより、当該隙間の分だけ転動路から循環路までの道のりが長くなる。このため、ボール同士の接触圧が大きくなり始めると同時にエンドデフレクタが移動するので、ボール同士の接触圧の変動が低減する。したがって、本開示のボールねじは、エンドデフレクタ方式であり且つトルク変動を低減できる。
ボールねじの望ましい態様として、前記本体部は、前記ナットの内周面に沿う環状である。
これにより、弾性体をナットに組み付ける作業が容易になる。また、エンドデフレクタに対して弾性体が回転したとしても、弾性体のエンドデフレクタとの接触部分の形状が変化しない。このため、エンドデフレクタに押された時の弾性体の変形量が、設計値からずれにくくなる。したがって、本開示のボールねじは、トルク変動をより低減できる。
ボールねじの望ましい態様として、前記本体部は、Oリングである。
これにより、本体部の断面形状が円形又は楕円形であるため、弾性体とエンドデフレクタとの間及び弾性体と固定部材との間において、部分的に隙間が生じる。このため、弾性体が変形しやすくなる。したがって、本開示のボールねじは、トルク変動をより低減できる。
ボールねじの望ましい態様として、前記弾性体の硬度は、ショアA50以下である。
これにより、弾性体が変形しやすくなる。本開示のボールねじは、トルク変動をより低減できる。
ボールねじの望ましい態様として、前記弾性体は、前記本体部から前記軸方向の内側に突出し且つ前記切欠きの側面と前記エンドデフレクタに挟まれる突出部を備える。
これにより、ボールが内部通路を通る時にエンドデフレクタを押すと、突出部が弾性変形することによって、エンドデフレクタが軸方向に対して直交する方向にも移動できる。このため、エンドデフレクタの可動域が広くなる。具体的には、エンドデフレクタが軸方向に対する直交方向に移動することによって、エンドデフレクタと転動路の端部との間に一時的に隙間が生じる。これにより、当該隙間の分だけ転動路から循環路までの道のりが長くなる。このため、ボール同士の接触圧の変動が低減する。したがって、本開示のボールねじは、トルク変動をより低減できる。
ボールねじの望ましい態様として、前記エンドデフレクタは、前記転動路と前記循環路とを繋ぐ内部通路を備え、前記内部通路の前記転動路側の端部である第1端部の幅は、前記転動路の幅よりも大きく、前記ボールが動いていない状態において、前記第1端部の一部は、前記転動路のうち前記内部通路側の端部である第2端部に対して、前記軸方向の内側に位置する。
ボールが動くと、ボールがエンドデフレクタを軸方向の外側押す。弾性体が変形することによって、エンドデフレクタが軸方向の外側に移動する。このため、内部通路の第1端部が、転動路の第2端部に対して相対的にずれる。本開示においては、ボールが動いていない状態で第1端部の一部が第2端部に対して軸方向の内側に位置することによって、ボールが動いた状態において内部通路と転動路の間で段差が生じにくくなる。したがって、本開示のエンドデフレクタは、内部通路と転動路との間のボールの移動をより滑らかにできる。
ボールねじの望ましい態様として、前記ボールが動いていない状態において、前記第1端部の前記軸方向の外側端部の位置は、前記第2端部の前記軸方向の外側端部の位置と等しい。
これにより、内部通路の幅が必要以上に大きくならない。このため、ボールの幅方向の動きが抑制される。したがって、本開示のエンドデフレクタは、ボールの移動をより滑らかにできる。
ボールねじの望ましい態様として、前記エンドデフレクタは、金属である。
これにより、エンドデフレクタは、弾性体が弾性変形することによって移動を繰り返す状況下にあっても、寿命を長くすることができる。
ボールねじの望ましい態様として、前記弾性体は、ゴムである。
これにより、弾性体は、エンドデフレクタ可動域を大きくすることができる。したがって、本開示のボールねじは、トルク変動をより低減できる。
ボールねじの望ましい態様として、前記弾性体は、前記エンドデフレクタと一体成形されている。
これにより、ボールねじの組立工程における部品点数が低減する。このため、ボールねじの製造が容易である。また、軸方向に対して直交する平面に沿う方向における、弾性体及びエンドデフレクタの相対的な移動が抑制される。このため、弾性体及びエンドデフレクタの相対的な位置精度が向上するので、エンドデフレクタに押された時の弾性体の変形量が、設計値からずれにくくなる。したがって、本開示のボールねじは、トルク変動をより低減できる。
本開示のボールねじは、エンドデフレクタ方式であり且つトルク変動を低減できる。
図1は、本実施形態のボールねじの断面図である。 図2は、図1におけるA-A断面図である。 図3は、本実施形態のナットの一端の斜視図である。 図4は、本実施形態のエンドデフレクタの斜視図である。 図5は、本実施形態のエンドデフレクタの斜視図である。 図6は、本実施形態のエンドデフレクタの斜視図である。 図7は、本実施形態のエンドデフレクタの斜視図である。 図8は、第1変形例のナットの一端の斜視図である。 図9は、比較例のボールねじを用いた実験結果を示すグラフである。 図10は、第1実施例のボールねじを用いた実験結果を示すグラフである。 図11は、第2実施例のボールねじを用いた実験結果を示すグラフである 図12は、第2変形例のナットの一端の斜視図である。 図13は、第3変形例のエンドデフレクタの斜視図である。 図14は、第4変形例のエンドデフレクタの斜視図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1は、本実施形態のボールねじの断面図である。図2は、図1におけるA-A断面図である。図3は、本実施形態のナットの一端の斜視図である。図4から図7は、本実施形態のエンドデフレクタの斜視図である。ボールねじ10は、回転運動を直進運動に変換する装置である。例えば、ボールねじ10は、例えば、ラックアシスト方式の電動パワーステアリング装置に用いられる。ボールねじ10は、例えば電動モータ等によるナット30の回転運動を、ねじ軸20の直進運動に変換する。ボールねじ10は、電動モータ等によるねじ軸20の回転運動を、ナット30の直進運動に変換してもよい。
図1に示すように、ボールねじ10は、ねじ軸20と、ナット30と、複数のボール40と、2つのエンドデフレクタ50と、2つの固定部材70と、2つの弾性体60と、を備える。なお、図3において、固定部材70は、省略されている。
ねじ軸20は、略円柱状の部材である。ねじ軸20は、例えば金属で形成される。ねじ軸20は、第1ねじ溝21を備える。第1ねじ溝21は、ねじ軸20の外周面に設けられる螺旋状の溝である。例えば、第1ねじ溝21は、例えばゴシックアーク形状(2つの円弧の組み合わせで形成される形状)を備える。
ナット30は、略円筒状の部材である。ナット30は、例えば金属で形成される。ナット30にねじ軸20が挿入される。ねじ軸20は、ナット30を貫通する。ナット30の中心軸は、ねじ軸20の中心軸Zと同じである。ナット30の中心軸は、ナット30の内周面が描く円筒面の中心軸である。ねじ軸20の中心軸Zは、ねじ軸20の外周面が描く円筒面の中心軸である。
以下の説明において、ねじ軸20の中心軸Z(ナット30の中心軸)と平行な方向は、単に軸方向と記載される。軸方向のうちナット30の重心に近づく方向は、軸方向の内側と記載される。軸方向のうちナット30の重心から遠ざかる方向は、軸方向の外側と記載される。ねじ軸20の中心軸Z(ナット30の中心軸)を通り且つ軸方向に対して直交する直線と平行な方向は、単に径方向と記載される。
図1に示すように、ナット30は、第2ねじ溝31と、2つの切欠き33と、循環路35と、を備える。第2ねじ溝31は、ナット30の内周面に設けられる螺旋状の溝である。例えば、第2ねじ溝31は、例えばゴシックアーク形状(2つの円弧の組み合わせで形成される形状)を備える。第2ねじ溝31は、ねじ軸20の第1ねじ溝21に面する。第2ねじ溝31の幅は、第1ねじ溝21の幅と等しい。第1ねじ溝21と第2ねじ溝31とによって、螺旋状の通路である転動路15が形成される。
切欠き33は、ナット30の軸方向の両端面に設けられる窪みである。切欠き33は、軸方向に対して直交する平面である底面330と、底面330に対して直交する側面331と、を含む。切欠き33の側面331は、曲面及び平面を含み、図2に示すように軸方向から見た場合に長円の一部を描くように形成されている。循環路35は、ナット30を軸方向に貫通する穴である。循環路35は、2つの切欠き33を繋ぐ。すなわち、循環路35の一端が一方の切欠き33で開口しており、循環路35の他端が他方の切欠き33で開口している。
ボール40は、球状の部材である。ボール40は、例えば金属で形成される。複数のボール40は、転動路15に配置される。ボール40は、第1ねじ溝21及び第2ねじ溝31に接しながら転がる。転動路15の一端に至ったボール40は、循環路35を介して転動路15の他端に導かれる。複数のボール40は、転動路15を無限循環する。
エンドデフレクタ50は、ボール40を、転動路15から循環路35へ、又は循環路35から転動路15へ導くための部材である。エンドデフレクタ50は、例えば金属で形成される。エンドデフレクタ50は、切欠き33に嵌められる。エンドデフレクタ50は、軸方向にスライドできる。エンドデフレクタ50は、切欠き33の側面331の全体に案内されることによって、軸方向に真っすぐにスライドできる。例えば、ねじ軸20が一定方向に回転している時、一方のエンドデフレクタ50がボール40を転動路15から循環路35へ導き、他方のエンドデフレクタ50が循環路35から出てきたボール40を転動路15へ導く。本実施形態のボールねじ10は、エンドデフレクタ方式である。エンドデフレクタ方式のボールねじ10は、外径を小型化することが容易である。
図4に示すように、エンドデフレクタ50は、基部51と、第1アーム53と、第2アーム55と、タング56と、外側突起57と、内側突起59と、内部通路80と、を備える。基部51は、切欠き33の底面330に接する。基部51は、軸方向で循環路35に面する。第1アーム53は、基部51から転動路15に向かって延びる。第1アーム53は、切欠きの側面331に接する。第2アーム55は、基部51から転動路15に向かって延びる。第2アーム55は、第1アーム53に対して隙間を空けて配置される。第2アーム55は、切欠きの底面330及び側面331に接する。タング56は、基部51からねじ軸20に向かって延びる。タング56は、ねじ軸20の第1ねじ溝21に嵌まる。タング56と第1ねじ溝21の表面の間には、所定の隙間(クリアランス)が設けられる。外側突起57は、基部51から軸方向の外側に延びる。外側突起57は、切欠き33の側面331に接する。内側突起59は、基部51から軸方向の内側に延びる。内側突起59は、循環路35の縁に面する。
図6に示すように、内部通路80は、エンドデフレクタ50の内部に形成される通路である。内部通路80は、基部51、第1アーム53、第2アーム55、及び内側突起59の内壁によって形成される。内部通路80は、転動路15と循環路35とを繋ぐ。内部通路80は、転動路15から循環路35に向かって屈曲している。内部通路80の幅は、ボール40の直径と略等しい。
固定部材70は、エンドデフレクタ50及び弾性体60を位置決めするための部材である。固定部材70は、エンドデフレクタ50に対して軸方向の外側に配置される。固定部材70は、ナット30の内周面に設けられる環状の固定溝に嵌められる。固定部材70は、例えば金属で形成される。固定部材70は、略C字状に形成されており、弾性変形させることによってナット30の固定溝に嵌められる。固定部材70は、いわゆる止め輪である。
弾性体60は、固定部材70に支持される。弾性体60は、例えばゴムである。弾性体60は、切欠き33に嵌められる。このため、ナット30に対する弾性体60の位置決めが容易である。弾性体60の軸方向への投影面積は、エンドデフレクタ50の軸方向への投影面積よりも小さい。例えば、弾性体60は、エンドデフレクタ50と一体成形(インサート成形)されている。弾性体60は、エンドデフレクタ50と固定部材70との間に配置される本体部61を備える。本実施形態においては、弾性体60の全体が本体部61である。本体部61は、エンドデフレクタ50及び固定部材70の両方に接する。本体部61は、エンドデフレクタ50と固定部材70とに挟まれる。本体部61は、エンドデフレクタ50によって軸方向の外側に押されることによって、弾性変形する。本体部61が弾性変形すると、エンドデフレクタ50が循環路35から離れる方向に移動する。
なお、弾性体60は、必ずしもエンドデフレクタ50と一体成形されていなくてもよい。弾性体60は、エンドデフレクタ50とは別部材としてナット30に組み付けられてもよい。弾性体60は、ゴムに限定されない。弾性体60は、例えば樹脂等であってもよい。弾性体60の全体が本体部61でなくてもよい。
ボールねじ10は、弾性体60と固定部材70との間に配置されるシム(スペーサ)を備えていてもよい。ボールねじ10は、必ずしも電動パワーステアリング装置に適用されなくてもよく、その他の装置に広く適用できる。
以上で説明したように、本実施形態のボールねじ10は、ねじ軸20と、ナット30と、複数のボール40と、エンドデフレクタ50と、固定部材70と、弾性体60と、を備える。ねじ軸20は、外周面に第1ねじ溝21を備える。ナット30は、内周面に設けられる第2ねじ溝31、ねじ軸20の軸方向における両端に配置される切欠き33、及び2つの切欠き33を繋ぐ循環路35を備える。複数のボール40は、第1ねじ溝21と第2ねじ溝31との間の転動路15に配置される。エンドデフレクタ50は、切欠き33に嵌まる。固定部材70は、エンドデフレクタ50に対して軸方向の外側に配置され、且つナット30に固定される。弾性体60は、エンドデフレクタ50と固定部材70に挟まれる本体部61を備える。
ねじ軸20又はナット30が回転している時、ボール40は、エンドデフレクタ50を介して転動路15と循環路35との間を行き来する。ボール40は、エンドデフレクタ50の内部通路80を通過する。内部通路80の屈曲部分の曲がりを緩やかにすることには限界があるため、仮に弾性体60がない場合、ボール40が内部通路80の屈曲部分を通過する時、ボール40同士の接触圧の変動が生じやすい。具体的には、図6及び図7に示すように内部通路80にあるボール40の位置の変化に応じて、隣接するボール40に中心間を結ぶ直線の方向が変化する。このため、ボール40同士の接触圧の変動が生じる。また、エンドデフレクタ方式のボールねじ10においては、転動路15の一端から他端にボール40を送る。このため、ボールねじ10にモーメント荷重が作用している状態において、循環路35におけるボール40同士の接触状態が、転動路15で負荷を受けているボール40同士の接触状態に対して異なりやすくなる。その結果、循環路35と転動路15との間でボール40の公転速度差が生じやすくなるので、内部通路80にあるボール40同士の接触圧の変動が生じやすくなる。このため、ボール40同士の接触圧の変動に起因して、ボールねじ10のトルク変動が生じる可能性がある。
これに対して、本実施形態のボールねじ10においては、ボール40が内部通路80を通る時にエンドデフレクタ50を押すと、弾性体60が弾性変形することによって、エンドデフレクタ50が軸方向の外側に移動できる。エンドデフレクタ50が移動することによって、エンドデフレクタ50と循環路35の端部との間に一時的に隙間が生じる。これにより、当該隙間の分だけ転動路15から循環路35までの道のりが長くなる。このため、ボール40同士の接触圧が大きくなり始めると同時にエンドデフレクタ50が移動するので、ボール40同士の接触圧の変動が低減する。したがって、本実施形態のボールねじ10は、エンドデフレクタ方式であり且つトルク変動を低減できる。また、ナット30の両端に設けられる2つのエンドデフレクタ50が、それぞれ軸方向の外側に移動する。このため、ボール40同士の接触圧の変動を2つのエンドデフレクタ50によって均等に吸収することができる。
本実施形態のボールねじ10においては、エンドデフレクタ50は、金属である。
これにより、エンドデフレクタ50は、弾性体60が弾性変形することによって移動を繰り返す状況下にあっても、寿命を長くすることができる。
本実施形態のボールねじ10においては、弾性体60は、ゴムである。
これにより、弾性体60は、エンドデフレクタ50の可動域を大きくすることができる。したがって、本実施形態のボールねじ10は、トルク変動をより低減できる。
本実施形態のボールねじ10においては、弾性体60は、エンドデフレクタ50と一体成形されている。
これにより、ボールねじ10の組立工程における部品点数が低減する。このため、ボールねじ10の製造が容易である。また、軸方向に対して直交する平面に沿う方向における、弾性体60及びエンドデフレクタ50の相対的な移動が抑制される。このため、弾性体60及びエンドデフレクタ50の相対的な位置精度が向上するので、エンドデフレクタ50に押された時の弾性体60の変形量が、設計値からずれにくくなる。したがって、本実施形態のボールねじ10は、トルク変動をより低減できる。
(第1変形例)
図8は、第1変形例のナットの一端の斜視図である。図8において、固定部材70は、省略されている。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図8に示すように、第1変形例のボールねじ10Aは、弾性体60Aを備える。弾性体60Aは、ナット30の内周面に沿う環状の本体部61Aを備える。第1変形例においては、弾性体60Aの全体が本体部61Aである。弾性体60Aは、例えばOリングである。弾性体60Aの断面形状は、円形又は楕円形である。弾性体60Aのエンドデフレクタ50側の面のうちの一部のみが、エンドデフレクタ50に接する。弾性体60Aとエンドデフレクタ50との間には、接触部分以外の位置に隙間が生じている。弾性体60Aのうちエンドデフレクタ50とは反対側の面のうちの一部のみが、固定部材70に接する。弾性体60Aと固定部材70との間には、接触部分以外の位置に隙間が生じている。
第1変形例のボールねじ10Aに対応する第1実施例及び第2実施例、並びに第1変形例のボールねじ10Aとは異なる構造を備える比較例に対して実験が行われた。第1実施例は、弾性体60Aの硬度がショアA90である第1変形例のボールねじ10Aである。第2実施例は、弾性体60Aの硬度がショアA50である第1変形例のボールねじ10Aである。比較例は、弾性体60Aを備えずにエンドデフレクタ50が固定部材70によって直接固定されたボールねじである。実験においては、ねじ軸を回転させることによるナットの移動距離と、ねじ軸を回転させるために必要なトルクとが測定された。
図9は、比較例のボールねじを用いた実験結果を示すグラフである。図10は、第1実施例のボールねじを用いた実験結果を示すグラフである。図11は、第2実施例のボールねじを用いた実験結果を示すグラフである。図9から図11の横軸がナットの移動距離の積算値である。図9から図11の縦軸がねじ軸を回転させるために必要なトルクである。ねじ軸が1回転するごとに、ナットが7.5mm移動した。グラフのうち横軸が0mmから7.5mmまでの区間は、ねじ軸が正方向に1回転した期間に対応する。グラフのうち横軸が7.5mmから15mmまでの区間は、ねじ軸が逆方向に1回転した期間に対応する。グラフのうち横軸が15mmから22.5mmまでの区間は、ねじ軸が正方向に1回転した期間に対応する。グラフのうち横軸が22.5mmから30mmまでの区間は、ねじ軸が逆方向に1回転した期間に対応する。
図9に示すように、比較例においては、トルクのピークが大きくなる傾向がある。すなわち、比較例においては、トルク変動が大きい。図10に示すように、弾性体60Aを備える第1実施例においては、比較例に対してトルクのピークが小さくなる。すなわち、第1実施例は、比較例に対してトルク変動を低減できる。図10に示すように、硬度がショアA50である弾性体60Aを備える第2実施例においては、第1実施例よりもさらにトルクのピークが小さくなる。すなわち、第2実施例は、第1実施例に対してトルク変動をより低減できる。
上述したように、第1変形例のボールねじ10Aにおいて、本体部61Aは、ナット30の内周面に沿う環状である。
これにより、弾性体60Aをナット30に組み付ける作業が容易になる。また、エンドデフレクタ50に対して弾性体60Aが回転したとしても、弾性体60Aのエンドデフレクタ50との接触部分の形状が変化しない。このため、エンドデフレクタ50に押された時の弾性体60Aの変形量が、設計値からずれにくくなる。したがって、第1変形例のボールねじ10は、トルク変動をより低減できる。
第1変形例のボールねじ10Aにおいて、本体部61Aは、Oリングである。
これにより、本体部61Aの断面形状が円形又は楕円形であるため、弾性体60Aとエンドデフレクタ50との間及び弾性体60Aと固定部材70との間において、部分的に隙間が生じる。このため、弾性体60Aが変形しやすくなる。したがって、第1変形例のボールねじ10は、トルク変動をより低減できる。
第1変形例のボールねじ10Aにおいて、弾性体60Aの硬度は、ショアA50以下である。
これにより、弾性体60Aが変形しやすくなる。図9から図11に示すように、第1変形例のボールねじ10は、トルク変動をより低減できる。
(第2変形例)
図12は、第2変形例のナットの一端の斜視図である。図12において、固定部材70は、省略されている。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図12に示すように、第2変形例のボールねじ10Bは、弾性体60Bを備える。弾性体60Bは、本体部61Bと、突出部63Bと、を備える。本体部61Bは、ナット30の内周面に沿う環状である。
突出部63Bは、本体部61Bから軸方向の内側に突出している。突出部63Bは、本体部61Bと一体として形成されている。突出部63Bは、エンドデフレクタ50の基部51に対して第1アーム53(第2アーム55)とは反対側に配置される。突出部63Bは、切欠き33の側面331及びエンドデフレクタ50の両方に接する。突出部63Bは、切欠き33の側面331とエンドデフレクタ50に挟まれる。突出部63Bは、エンドデフレクタ50によって仮想直線L(図2参照)に沿う方向に押されることによって、弾性変形する。仮想直線Lは、第1アーム53と第2アーム55との間にある複数のボール40の中心を通る直線である。突出部63Bが弾性変形すると、エンドデフレクタ50が仮想直線Lに沿う方向に移動する。
上述したように、第2変形例のボールねじ10Bの弾性体60Bは、本体部61Bから軸方向の内側に突出し且つ切欠き33の側面331とエンドデフレクタ50に挟まれる突出部63Bを備える。
これにより、ボール40が内部通路80を通る時にエンドデフレクタ50を押すと、突出部63Bが弾性変形することによって、エンドデフレクタ50が軸方向に対して直交する方向にも移動できる。このため、エンドデフレクタ50の可動域が広くなる。具体的には、エンドデフレクタ50が軸方向に対する直交方向に移動することによって、エンドデフレクタ50と転動路15の端部との間に一時的に隙間が生じる。これにより、当該隙間の分だけ転動路15から循環路35までの道のりが長くなる。このため、ボール40同士の接触圧の変動が低減する。したがって、第2変形例のボールねじ10Bは、トルク変動をより低減できる。
(第3変形例)
図13は、第3変形例のエンドデフレクタの斜視図である。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
第3変形例のエンドデフレクタ50Cは、内部通路80Cを備える。内部通路80Cは、転動路15と循環路35とを繋ぐ。内部通路80Cの幅は、転動路15に近づくにしたがって大きくなっている。内部通路80Cの転動路15側の端部である第1端部81の幅W81は、転動路15の幅W15よりも大きい。幅は、ボール40の進行方向を前とし、第2ねじ溝31の溝底を下とした仮定した場合の、左右方向の長さである。ボール40が動いていない状態において、第1端部81の一部は、転動路15のうち内部通路80C側の端部である第2端部151に対して、軸方向の内側に位置する。図13は、ボール40が動いていない状態を示している。図13において、左上が軸方向の外側であり、右下が軸方向の内側である。第1端部81の軸方向の外側端部81aは、第2端部151の軸方向の外側端部151aよりも、軸方向の外側に位置する。第1端部81の軸方向の内側端部81bは、第2端部151の軸方向の内側端部151bよりも、軸方向の内側に位置する。
上述したように、第3変形例において、エンドデフレクタ50Cは、転動路15と循環路35とを繋ぐ内部通路80Cを備える。内部通路80Cの転動路15側の端部である第1端部81の幅W81は、転動路15の幅W15よりも大きい。ボール40が動いていない状態において、第1端部81の一部は、転動路15のうち内部通路80C側の端部である第2端部151に対して、軸方向の内側に位置する。
ボール40が動くと、ボール40がエンドデフレクタ50を軸方向の外側(図13でいう左上)に押す。弾性体60が変形することによって、エンドデフレクタ50が軸方向の外側に移動する。このため、内部通路80Cの第1端部81が、転動路15の第2端部151に対して相対的にずれる。第3変形例においては、ボール40が動いていない状態で第1端部81の一部が第2端部151に対して軸方向の内側に位置することによって、ボール40が動いた状態において内部通路80Cと転動路15の間で段差が生じにくくなる。したがって、第3変形例のエンドデフレクタ50は、内部通路80Cと転動路15との間のボール40の移動をより滑らかにできる。
(第4変形例)
図14は、第4変形例のエンドデフレクタの斜視図である。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
第4変形例のエンドデフレクタ50Dは、内部通路80Dを備える。内部通路80Dは、転動路15と循環路35とを繋ぐ。内部通路80Dの幅は、転動路15に近づくにしたがって大きくなっている。内部通路80Dの転動路15側の端部である第1端部83の幅W83は、転動路15の幅W15よりも大きい。ボール40が動いていない状態において、第1端部83の一部は、転動路15のうち内部通路80D側の端部である第2端部151に対して、軸方向の内側に位置する。図14は、ボール40が動いていない状態を示している。図14において、左上が軸方向の外側であり、右下が軸方向の内側である。第1端部83の軸方向の外側端部83aの位置は、第2端部151の軸方向の外側端部151aの位置と等しい。第1端部83の軸方向の内側端部83bは、第2端部151の軸方向の内側端部151bよりも、軸方向の内側に位置する。
上述したように、第4変形例では、ボール40が動いていない状態において、第1端部83の軸方向の外側端部83aの位置は、第2端部151の軸方向の外側端部151aの位置と等しい。
ボール40が動くと、ボール40がエンドデフレクタ50を軸方向の外側(図14でいう左上)に押す。弾性体60が変形することによって、エンドデフレクタ50が軸方向の外側に移動する。このため、内部通路80Dの第1端部83が、転動路15の第2端部151に対して相対的にずれる。第4変形例においては、ボール40が動いていない状態で第1端部83の一部が第2端部151に対して軸方向の内側に位置することによって、ボール40が動いた状態において内部通路80Dと転動路15の間で段差が生じにくくなる。したがって、第4変形例のエンドデフレクタ50は、内部通路80Dと転動路15との間のボール40の移動をより滑らかにできる。また、ボール40が動いていない状態において第1端部83の軸方向の外側端部83aの位置が第2端部151の軸方向の外側端部151aの位置と等しいので、内部通路80Dの幅が必要以上に大きくならない。このため、ボール40の幅方向の動きが抑制される。したがって、第4変形例のエンドデフレクタ50は、ボール40の移動をより滑らかにできる。
10、10A、10B ボールねじ
15 転動路
20 ねじ軸
21 第1ねじ溝
30 ナット
31 第2ねじ溝
33 切欠き
35 循環路
40 ボール
50、50C、50D エンドデフレクタ
51 基部
53 第1アーム
55 第2アーム
56 タング
57 外側突起
59 内側突起
60、60A、60B 弾性体
61、61A、61B 本体部
63B 突出部
70 固定部材
80、80C、80D 内部通路
81 第1端部
81a 外側端部
81b 内側端部
83 第1端部
83a 外側端部
83b 内側端部
151 第2端部
151a 外側端部
151b 内側端部
330 底面
331 側面
L 仮想直線
Z 中心軸

Claims (10)

  1. 外周面に第1ねじ溝を備えるねじ軸と、
    内周面に設けられる第2ねじ溝、前記ねじ軸の軸方向における両端に配置される切欠き、及び2つの前記切欠きを繋ぐ循環路を備えるナットと、
    前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝との間の転動路に配置される複数のボールと、
    前記切欠きに嵌まるエンドデフレクタと、
    前記エンドデフレクタに対して前記軸方向の外側に配置され、且つ前記ナットに固定される固定部材と、
    前記エンドデフレクタと前記固定部材に挟まれる本体部を備える弾性体と、
    を備えるボールねじ。
  2. 前記本体部は、前記ナットの内周面に沿う環状である
    請求項1に記載のボールねじ。
  3. 前記本体部は、Oリングである
    請求項2に記載のボールねじ。
  4. 前記弾性体の硬度は、ショアA50以下である
    請求項3に記載のボールねじ。
  5. 前記弾性体は、前記本体部から前記軸方向の内側に突出し且つ前記切欠きの側面と前記エンドデフレクタに挟まれる突出部を備える
    請求項2に記載のボールねじ。
  6. 前記エンドデフレクタは、前記転動路と前記循環路とを繋ぐ内部通路を備え、
    前記内部通路の前記転動路側の端部である第1端部の幅は、前記転動路の幅よりも大きく、
    前記ボールが動いていない状態において、前記第1端部の一部は、前記転動路のうち前記内部通路側の端部である第2端部に対して、前記軸方向の内側に位置する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のボールねじ。
  7. 前記ボールが動いていない状態において、前記第1端部の前記軸方向の外側端部の位置は、前記第2端部の前記軸方向の外側端部の位置と等しい
    請求項6に記載のボールねじ。
  8. 前記エンドデフレクタは、金属である
    請求項1から7のいずれか1項に記載のボールねじ。
  9. 前記弾性体は、ゴムである
    請求項1から8のいずれか1項に記載のボールねじ。
  10. 前記弾性体は、前記エンドデフレクタと一体成形されている
    請求項1から9のいずれか1項に記載のボールねじ。
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