JP2022059426A - エレベータかご及びエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 天井部から取り外されたカバー部がカバー部の長手方向に移動することを規制することができるエレベータかごを提供する。【解決手段】 エレベータかごは、天井部と、天井部に着脱可能なカバー部と、天井部から取り外されたカバー部を保持位置で保持可能な保持部と、を備え、カバー部は、天井部に取り付けられた装着位置において、第1横方向が長手方向となるように、長尺に形成され、保持部は、カバー部が装着位置及び保持位置間を移動可能で且つカバー部が第1横方向に移動することを規制するように、カバー部と天井部とを接続する。【選択図】 図5

Description

本出願は、エレベータかご及びエレベータに関する。
従来、例えば、エレベータかごは、天井部と、天井部に着脱可能なカバー部と、天井部から取り外されたカバー部を保持可能な保持部とを備えている(例えば、特許文献1及び2)。そして、カバー部が天井部から離れた位置で保持されることによって、カバー部の内部の器具(例えば、照明器具等)に対して作業することができる。
ところで、カバー部は、長尺に形成されている。そして、特許文献1に係るエレベータかごにおいては、カバー部は、横方向の全ての方向に移動可能であり、また、特許文献2に係るエレベータかごにおいては、カバー部は、カバー部の長手方向に移動可能である。これにより、例えば、天井部から取り外されたカバー部が、カバー部の長手方向に移動することによって、カバー部がエレベータかごの側壁部に当たる虞がある。
特開2007-314283号公報 特開2010-6572号公報
そこで、課題は、天井部から取り外されたカバー部がカバー部の長手方向に移動することを規制することができるエレベータかご及びエレベータを提供することである。
エレベータかごは、天井部と、前記天井部に着脱可能なカバー部と、前記天井部から取り外された前記カバー部を保持位置で保持可能な保持部と、を備え、前記カバー部は、前記天井部に取り付けられた装着位置において、第1横方向が長手方向となるように、長尺に形成され、前記保持部は、前記カバー部が前記装着位置及び前記保持位置間を移動可能で且つ前記カバー部が前記第1横方向に移動することを規制するように、前記カバー部と前記天井部とを接続する。
また、エレベータかごにおいては、前記保持部は、前記第1横方向と直交する第2横方向に離れる第1及び第2保持部を含む、という構成でもよい。
また、エレベータかごにおいては、前記第1及び第2保持部のそれぞれは、前記カバー部及び前記天井部の少なくとも一方と前記第1横方向を中心に回動可能に接続される、という構成でもよい。
また、エレベータかごにおいては、前記第1保持部は、第1端部が前記天井部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続されて且つ第2端部が前記カバー部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続される第1リンク部を備え、前記第2保持部は、第1端部が前記天井部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続されて且つ第2端部が前記カバー部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続される第2リンク部を備える、という構成でもよい。
また、エレベータかごにおいては、前記第1及び第2リンク部の前記第1端部は、前記カバー部が前記天井部から離れるときに互いに離れて且つ前記カバー部が前記天井部へ近づくときに互いに近づくように、前記天井部に対して前記第2横方向へ移動可能に接続され、前記第1及び第2リンク部の前記第2端部は、前記カバー部に対して移動不能に接続され、前記第1及び第2リンク部の前記第1端部同士間の距離は、前記カバー部が前記保持位置に位置するときに、前記第1及び第2リンク部の前記第2端部同士間の距離よりも、小さい、という構成でもよい。
また、エレベータかごにおいては、前記天井部は、前記第1リンク部の前記第1端部を案内する第1案内部と、前記第2リンク部の前記第1端部を案内する第2案内部と、を備え、前記第1及び第2案内部のそれぞれは、前記第1端部同士が前記第2横方向で近づくにつれて上方へ移動し且つ前記第2横方向で離れるにつれて下方へ移動するように、前記第1端部を案内する、という構成でもよい。
また、エレベータかごにおいては、前記第1リンク部の前記第2端部は、前記カバー部が前記装着位置に位置するときに、前記第1リンク部の前記第1端部よりも下方に配置され、前記第2リンク部の前記第2端部は、前記カバー部が前記装着位置に位置するときに、前記第2リンク部の前記第1端部よりも下方に配置される、という構成でもよい。
また、エレベータは、前記のエレベータかごと、釣合錘と、前記エレベータかごと前記釣合錘とに接続されるロープと、を備える。
図1は、一実施形態に係るエレベータの概要図である。 図2は、同実施形態に係るエレベータかごの内部概要図である。 図3は、同実施形態に係るエレベータかごのカバー部が装着位置に位置する要部図であって、(a)は側面図、(b)は一部の部品を透過させた側面図である。 図4は、図3(a)のIV-IV線拡大断面図である。 図5は、同実施形態に係るエレベータかごのカバー部が保持位置に位置する要部側面図である。 図6は、図5のVI-VI線要部拡大断面図である。 図7は、図6のVII領域拡大図であって、下半分の領域が縦断面を示す図である。 図8は、図6のVIII領域拡大図であって、下半分の領域が縦断面を示す図である。 図9は、図3(a)のIX-IX線要部拡大断面図である。 図10は、図9のX領域拡大図であって、下半分の領域が縦断面を示す図である。 図11は、他の実施形態に係るエレベータかごの要部側面図であって、(a)はカバー部が装着位置に位置する図であり、(b)はカバー部が保持位置に位置する図である。 図12は、さらに他の実施形態に係るエレベータかごの要部側面図であって、(a)はカバー部が装着位置に位置する図であり、(b)はカバー部が保持位置に位置する図である。 図13は、さらに他の実施形態に係るエレベータかごの要部側面図であって、(a)はカバー部が装着位置に位置する図であり、(b)はカバー部が保持位置に位置する図である。 図14は、さらに他の実施形態に係るエレベータかごの要部側面図であって、(a)はカバー部が装着位置に位置する図であり、(b)はカバー部が保持位置に位置する図である。
以下、エレベータ及びエレベータかごにおける一実施形態について、図1~図10を参照しながら説明する。なお、各図(図11~図14も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、エレベータ10は、ユーザが乗るためのエレベータかご(以下、単に「かご」ともいう)1と、かご1に接続されるロープ11と、ロープ11に接続される釣合錘12と、ロープ11を駆動してかご1を昇降させる巻上機13とを備えている。また、エレベータ10は、かご1を案内するかごレール14と、釣合錘12を案内する錘レール15と、エレベータ10の各部を制御する制御部16とを備えている
本実施形態に係るエレベータ10は、巻上機13を、昇降路X1の上部に設けられる機械室X2の内部に配置する、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ10は、巻上機13を昇降路X1の内部に配置する、という構成でもよい。なお、巻上機13は、例えば、ロープ11が巻き掛けられる綱車13aと、綱車13aを回転させる駆動源(図示及び採番していない)とを備えていてもよい。
また、本実施形態においては、ロープ11の一端部がかご1に固定され、ロープ11の他端部が釣合錘12に固定されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、ロープ11の両端部がそれぞれ昇降路X1の上部に固定され、ロープ11がかご1のシーブ及び釣合錘12のシーブにそれぞれ巻き掛けられることによって、ロープ11がかご1及び釣合錘12にそれぞれ接続されている、という構成でもよい。
また、本実施形態に係るエレベータ10は、ロープ式の駆動方式である、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ10は、油圧式の駆動方式である、という構成でもよく、また、リニアモータ式の駆動方式である、という構成でもよい。
エレベータ10は、昇降路X1と乗場とを連通する出入口を開閉する乗場ドア17を備えており、かご1は、かごドア1aと、かごドア1aを開閉させるドア駆動部1bとを備えている。そして、かごドア1aがドア駆動部1bによって開閉されることにより、かご1が停止している乗場の乗場ドア17も、かごドア1aと連動して開閉される。
各図において、第1方向D1は、乗場ドア17及びかごドア1aが移動する横方向D1、即ち、ドア移動方向D1である。第2方向D2は、ドア移動方向D1と直交する横方向D2であり、ユーザがかご1に出入りするために進む出入方向D2である。第3方向D3は、ドア移動方向D1及び出入方向D2とそれぞれ直交する上下方向D3であり、かご1及び釣合錘12が昇降する昇降方向D3である。
図2に示すように、かご1は、かご本体2を備えており、かご本体2は、上方に配置される天井部2aと、下方に配置される床部2bと、天井部2aから床部2bまで延びる側壁部2c備えている。また、かご1は、天井部2aに着脱可能なカバー部3と、天井部2aに固定されるパネル部1cとを備えている。なお、図2は、出入方向D2側の側壁部2cを透過させた図である。
カバー部3は、長尺に形成されている。そして、カバー部3が天井部2aに取り付けられた装着位置に位置するときに、例えば、本実施形態のように、カバー部3の長手方向は、ドア移動方向D1と平行であってもよく、また、例えば、カバー部3の長手方向は、出入方向D2と平行であってもよい。以下、ドア移動方向D1は、カバー部3の長手方向D1(単に、「長手方向」ともいう)ともいい、出入方向D2は、カバー部3の短手方向D2(単に、「短手方向」ともいう)ともいう。
図3~図6に示すように、かご1は、例えば、天井部2aに取り付けられる器具(例えば、照明装置)1dを備えており、器具1dは、装着位置(図3及び図4参照)に位置するカバー部3に覆われている。なお、器具1dがカバー部3に取り付けられており、器具1dは、カバー部3と一体となって、天井部2aに対して移動可能である、という構成でもよい。
かご1は、天井部2aから取り外されたカバー部3を保持位置(図5及び図6参照)で保持可能な保持部4,5を備えている。また、かご1は、本実施形態のように、カバー部3を装着位置で天井部2aに固定させる固定部6を備えていてもよい。
なお、保持部4,5は、短手方向D2に二つ並べられ、短手方向D2で離れて配置されている。これにより、カバー部3は、保持位置で安定して保持される。例えば、本実施形態のように、カバー部3が保持位置に位置するときに、カバー部3は、長手方向D1及び短手方向D2に沿って保持されていてもよい。
第1及び第2保持部4,5のそれぞれは、本実施形態のように、長手方向D1に離れて、一対ずつ備えられていてもよい。即ち、保持部4,5は、本実施形態のように、四つ備えられていてもよい。なお、図3及び図5は、一方の第1及び第2保持部4,5を図示しており、図4は、一対の第1保持部4,4を図示しており、図6は、一方の第1保持部4を図示している。
カバー部3は、例えば、本実施形態のように、器具1dを下方から覆うカバー本体3aと、カバー本体3aの外周部を支持するカバー支持部3bとを備えていてもよい。そして、カバー本体3aは、例えば、本実施形態のように、着脱機構(例えば、磁石、ボルト等)3cによって、カバー支持部3bに着脱可能に構成されていてもよい。また、カバー本体3aは、例えば、平板状に形成され、透光性を有する、という構成でもよい。
天井部2aは、例えば、本実施形態のように、保持部4,5に接続される天井接続部2dを備えていてもよい。天井接続部2dは、例えば、平板状に形成され、短手方向D2及び上下方向D3に沿って配置されている、という構成でもよい。なお、天井接続部2dは、例えば、長手方向D1に離れて二つ備えられていてもよい。
カバー部3は、例えば、本実施形態のように、保持部4,5に接続されるカバー接続部3dを備えていてもよい。カバー接続部3dは、例えば、平板状に形成され、短手方向D2及び上下方向D3に沿って配置されている、という構成でもよい。なお、カバー接続部3dは、例えば、二つ備えられ、カバー部3の長手方向D1側の各端部に配置されていてもよい。そして、カバー接続部3dは、例えば、カバー支持部3bと連結されていてもよい。
保持部4,5は、天井接続部2d及びカバー接続部3dに接続されるリンク部4a,5aを備えている。リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、天井接続部2dに長手方向D1を中心に回動可能に接続されており、リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、カバー接続部3dに長手方向D1を中心に回動可能に接続されている。
リンク部4a,5aは、例えば、本実施形態のように、平板状に形成され、短手方向D2及び上下方向D3に沿って配置されていてもよい。また、保持部4,5は、例えば、本実施形態のように、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bを天井接続部2dに回転可能に接続する第1接続部4d,5dと、リンク部4a,5aの第2端部4c,5cをカバー接続部3dに回転可能に接続する第2接続部4e,5eとを備えていてもよい。
なお、リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、カバー部3に対して移動不能に接続されている。即ち、リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、カバー接続部3dの同じ位置で長手方向D1を中心に回動可能となるように、カバー接続部3dに接続されている。換言すると、カバー接続部3dがリンク部4a,5aの第2端部4c,5cに接続されている位置は、不変である。
一方、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、天井接続部2dに対して短手方向D2に移動可能となるように、天井接続部2dに接続されている。即ち、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、天井接続部2dに対して長手方向D1を中心に回動可能で且つ短手方向D2に移動可能となるように、天井接続部2dに接続されている。
そして、天井接続部2dは、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bを案内する案内部2e,2fを備えている。例えば、本実施形態のように、案内部2e,2fが、保持部4,5の第1接続部4d,5dに挿入される孔を備え、第1接続部4d,5dが、孔の内周部に案内されることによって、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、案内部2e,2fに案内される、という構成でもよい。なお、図3(b)は、カバー部3及び第2保持部5を透過させた図(二点鎖線で示した図)である。
例えば、案内部2e,2fは、短手方向D2に対して傾斜して、延びていてもよい。具体的には、案内部2e,2fは、互いに短手方向D2で離れるにつれて下方へ向かうように、即ち、互いに短手方向D2で近づくにつれて上方へ向かうように、延びていてもよい。
そして、カバー部3の位置に関わらず、リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士間の距離は、常に、リンク部4a,5aの第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さくなっている。即ち、リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士間の最大距離(カバー部3が保持位置に位置するときの距離)は、リンク部4a,5aの第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さくなっている。
図7に示すように、第1接続部4dは、例えば、リンク部4aと天井接続部2d(具体的には、案内部2e)に挿通されるボルト4fと、ボルト4fを抜け止めするナット4gと、リンク部4aと天井接続部2dとの間に配置されるスペーサ4hとを備えていてもよい。これにより、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、天井部2aに対して、長手方向D1を中心に回動可能であり、且つ、短手方向D2に移動可能である。
図8に示すように、第2接続部4eは、例えば、リンク部4aとカバー接続部3dに挿通されるボルト4fと、ボルト4fを抜け止めするナット4gと、リンク部4aとカバー接続部3dとの間に配置されるスペーサ4hとを備えていてもよい。これにより、リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、カバー部3に対して、長手方向D1を中心に回動可能である。
なお、図7及び図8に示すように、例えば、リンク部4aは、天井接続部2dよりも長手方向D1の外側に配置され、カバー接続部3dは、リンク部4aよりも長手方向D1の外側に配置されている、という構成でもよい。当該構成によれば、図3及び図4に示すように、カバー部3が装着位置に位置したときに、カバー接続部3dは、天井接続部2dの案内部2e,2fを長手方向D1の外側から覆っている。
また、当該構成によれば、カバー部3が装着位置に位置したときに、リンク部4a,5aは、天井接続部2dとカバー接続部3dとの間に収容される。そして、保持部4,5が一つのリンク部4a,5aで構成されているため、天井接続部2dとカバー接続部3dとの間の空間を小さくすることができ、カバー接続部3dと天井接続部2dとの距離を小さくすることができる。
図9及び図10に示すように、固定部6は、例えば、カバー部3を天井部2aに固定させる状態と当該固定を解錠する状態とを切り替えるために操作される操作部6aを備えていてもよい。これにより、固定部6の操作部6aが操作されることによって、カバー部3を天井部2aに対して移動可能となる。即ち、固定部6の操作部6aが操作されない限り、カバー部3が天井部2aに固定される状態を維持することができる。
また、固定部6は、例えば、本実施形態のように、天井部2aの被係合部2gと係合する係合部6bを備えていてもよい。これにより、係合部6bが、天井部2aの被係合部2gと係合することによって、カバー部3が、天井部2aに固定され、また、係合部6bが、天井部2aの被係合部2gとの係合を解除することによって、天井部2aに対するカバー部3の固定が、解除される。
例えば、本実施形態のように、固定部6は、操作部6aを頭部で構成し且つ係合部6bを雄ネジ部で構成するボルトを備え、ボルトは、カバー接続部3dを挿通し、天井部2aの天井接続部2dは、被係合部2gを構成する雌ネジ部を備えている、という構成でもよい。なお、操作部6aは、例えば、本実施形態のように、カバー接続部3dよりも、長手方向D1の外側に配置され、カバー部3から露出している、という構成でもよい。
また、図9に示すように、かご1は、例えば、カバー部3を天井部2aに仮り止めする仮止部7を備えていてもよい。特に限定されないが、仮止部7は、例えば、磁力によって天井部2aに接着する磁石とすることができる。これにより、操作部6aが操作されて、天井部2aに対するカバー部3の固定が解除されたときに、カバー部3が自重によって不意に下降することを抑制することができる。
ここで、カバー部3が移動する動作について、図3~図6を参照しながら説明する。
図3及び図4に示すように、カバー部3が装着位置に位置するときに、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bよりも、下方に配置されている。これにより、カバー部3が装着位置から保持位置へ下方に移動したときに、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、互いに近づくことなく常に離れるように、一方向のみに移動する。したがって、リンク部4a,5aの移動を円滑にすることができる。
しかも、例えば、カバー部3に下方の力が加えられることに対して、案内部2e,2fがリンク部4a,5aの第1端部4b,5bを案内することによって、リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士は、短手方向D2で離れつつ、下方へ移動する。これにより、上下方向D3において、カバー部3に加えられる力の向き(下方)は、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bが移動する向き(下方)と同じとなる。したがって、リンク部4a,5aの移動をさらに円滑にすることができる。
このように、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bが長手方向D1を中心に回動し且つ短手方向D2に移動し、且つ、リンク部4a,5aの第2端部4c,5cが長手方向D1を中心に回動することによって、カバー部3は、上下方向D3へ移動する。これにより、保持部4,5は、カバー部3が長手方向D1に移動することを規制する。したがって、例えば、天井部2aから取り外されたカバー部3が移動するときに、カバー部3が側壁部2cに当たることを抑制することができる。
そして、図5及び図6に示すように、カバー部3が保持位置に位置するときに、リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士間の距離は、リンク部4a,5aの第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さくなっている。これにより、カバー部3を保持位置で安定して保持させることができる。
なお、カバー部3の上下方向D3の移動可能距離、即ち、装着位置と保持位置との上下方向D3の距離は、例えば、器具1dの上下方向D3の寸法よりも、大きくてもよく、また、例えば、カバー部3(具体的には、カバー接続部3d)の上下方向D3の寸法よりも、大きくてもよい。また、カバー部3の上下方向D3の移動可能距離は、例えば、100mm以上としてもよく、また、例えば、150mm以上であることが好ましい。
そして、カバー部3が保持位置に位置するときに、リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士間の距離が、リンク部4a,5aの第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さくなっているため、カバー部3が保持位置から装着位置へ上方に移動したときに、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、互いに離れることなく常に近づくように、一方向のみへ移動する。したがって、リンク部4a,5aの移動を円滑にすることができる。
しかも、例えば、カバー部3に上方の力が加えられることに対して、案内部2e,2fがリンク部4a,5aの第1端部4b,5bを案内することによって、リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士は、短手方向D2で近づきつつ、上方へ移動する。これにより、上下方向D3において、カバー部3に加えられる力の向き(上方)は、リンク部4a,5aの第1端部4b,5bが移動する向き(上方)と同じとなる。したがって、リンク部4a,5aの移動をさらに円滑にすることができる。
以上より、本実施形態に係るエレベータ10は、前記のエレベータかご1と、釣合錘12と、前記エレベータかご1と前記釣合錘12とに接続されるロープ11と、を備える。
そして、本実施形態のように、エレベータかご1は、天井部2aと、前記天井部2aに着脱可能なカバー部3と、前記天井部2aから取り外された前記カバー部3を保持位置で保持可能な保持部4,5と、を備え、前記カバー部3は、前記天井部2aに取り付けられた装着位置において、第1横方向D1が長手方向となるように、長尺に形成され、前記保持部4,5は、前記カバー部3が前記装着位置及び前記保持位置間を移動可能で且つ前記カバー部3が前記第1横方向D1に移動することを規制するように、前記カバー部3と前記天井部2aとを接続する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、保持部4,5が、カバー部3と天井部2aとを接続することによって、カバー部3は、装着位置及び保持位置間を移動することができる。しかも、保持部4,5が、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができるため、天井部2aから取り外されたカバー部3がカバー部3の長手方向に移動することを規制することができる。
また、本実施形態のように、エレベータかご1においては、前記保持部4,5は、前記第1横方向D1と直交する第2横方向D2に並べられる第1及び第2保持部4,5を含む、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1及び第2保持部4,5が、第1横方向D1と直交する第2横方向D2に並べられており、第1及び第2保持部4,5のそれぞれは、カバー部3と天井部2aとを接続している。これにより、カバー部3を保持位置で安定して保持させることができる。
また、本実施形態のように、エレベータかご1においては、前記第1及び第2保持部4,5のそれぞれは、前記カバー部3及び前記天井部2aの少なくとも一方(本実施形態においては、カバー部3a及び天井部2aの両方)と前記第1横方向D1を中心に回動可能に接続される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、各保持部4,5が、カバー部3及び天井部2aの少なくとも一方に対して第1横方向D1を中心に回動することによって、カバー部3は、装着位置及び保持位置間を移動することができる。しかも、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができる。
また、本実施形態のように、エレベータかご1においては、前記第1保持部4は、第1端部4bが前記天井部2aに前記第1横方向D1を中心に回動可能に接続されて且つ第2端部4cが前記カバー部3に前記第1横方向D1を中心に回動可能に接続される第1リンク部4aを備え、前記第2保持部5は、第1端部5bが前記天井部2aに前記第1横方向D1を中心に回動可能に接続されて且つ第2端部5cが前記カバー部3に前記第1横方向D1を中心に回動可能に接続される第2リンク部5aを備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bが天井部2aに第1横方向D1を中心に回動し、且つ、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cがカバー部3に第1横方向D1を中心に回動することによって、カバー部3は、装着位置及び保持位置間を移動することができる。しかも、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができる。
また、本実施形態のように、エレベータかご1においては、前記第1及び第2リンク部4a,5aの前記第1端部4b,5bは、前記カバー部3が前記天井部2aから離れるときに互いに離れて且つ前記カバー部3が前記天井部2aへ近づくときに互いに近づくように、前記天井部2aに対して前記第2横方向D2へ移動可能に接続され、前記第1及び第2リンク部4a,5aの前記第2端部4c,5cは、前記カバー部3に対して移動不能に接続され、前記第1及び第2リンク部4a,5aの前記第1端部4b,5b同士間の距離は、前記カバー部3が保持位置に位置するときに、前記第1及び第2リンク部4a,5aの前記第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さい、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、カバー部3が保持位置に位置するときに、第1及び第2リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士間の距離は、第1及び第2リンク部4a,5aの第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さくなっている。これにより、カバー部3を保持位置で安定して保持させることができる。
しかも、カバー部3が保持位置から装着位置へ移動するときに、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、離れることなく、常に近づくように移動する。これにより、カバー部3を円滑に移動させることができる。
また、本実施形態のように、エレベータかご1においては、前記天井部2aは、前記第1リンク部4aの前記第1端部4bを案内する第1案内部2eと、前記第2リンク部5aの前記第1端部5bを案内する第2案内部2fと、を備え、前記第1及び第2案内部2e,2fのそれぞれは、前記第1端部4b,5b同士が前記第2横方向D2で近づくにつれて上方へ移動し且つ前記第2横方向D2で離れるにつれて下方へ移動するように、前記第1端部4b,5bを案内する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、カバー部3が上方へ移動するときに、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、各案内部2e,2fに案内されることによって、第2横方向D2において互いに近づきつつ、上方へ向かうように移動する。また、カバー部3が下方へ移動するときに、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、各案内部2e,2fに案内されることによって、第2横方向D2において互いに離れつつ、下方へ向かうように移動する。これにより、カバー部3を円滑に移動させることができる。
また、本実施形態のように、エレベータかご1においては、前記第1リンク部4aの前記第2端部4cは、前記カバー部3が前記装着位置に位置するときに、前記第1リンク部4aの前記第1端部4bよりも下方に配置され、前記第2リンク部5aの前記第2端部5cは、前記カバー部3が前記装着位置に位置するときに、前記第2リンク部5aの前記第1端部5bよりも下方に配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、カバー部3が装着位置に位置するときに、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cが、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bよりも下方に配置されているため、カバー部3が装着位置から保持位置へ移動するときに、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、近づくことなく、常に離れるように移動する。これにより、カバー部3を円滑に移動させることができる。
なお、エレベータ10及びエレベータかご1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータ10及びエレベータかご1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るエレベータかご1においては、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、天井部2aに対して第2横方向D2へ移動可能に接続され、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、カバー部3に対して移動不能に接続される、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。
例えば、各第1端部4b,5bは、天井部2aに対して移動不能に接続され、各第2端部4c,5cは、カバー部3に対して第2横方向D2へ移動可能に接続される、という構成でもよい。また、例えば、各第1端部4b,5bは、天井部2aに対して第2横方向D2へ移動可能に接続され、各第2端部4c,5cは、カバー部3に対して第2横方向D2へ移動可能に接続される、という構成でもよい。
また、例えば、図11に示すように、各第1端部4b,5bは、天井部2aに対して移動不能に接続され、各第2端部4c,5cは、カバー部3に対して移動不能に接続される、という構成でもよい。そして、図11に示すように、例えば、各第1端部4b,5bは、天井部2aに対して第1横方向D1を中心に回転可能に接続され、各第2端部4c,5cは、カバー部3に対して第1横方向D1を中心に回転可能に接続される、という構成でもよい。
図11に係る構成によれば、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bが天井部2aに対して第1横方向D1を中心に回動し、且つ、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cがカバー部3に対して第1横方向D1を中心に回動することによって、カバー部3は、装着位置(図11(a))及び保持位置(図11(b))間を移動することができる。しかも、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができる。
(2)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、各保持部4,5は、リンク部4a,5aを一つ備える、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。
例えば、図12に示すように、各保持部4,5は、天井部2aとカバー部3とを接続する複数のリンク部4a,5aを備え、リンク部4a,5aは、天井部2a、カバー部3、他のリンク部4a,5aに対して、第1横方向D1を中心に回動可能に接続される、という構成でもよい。図12においては、リンク部4a,5aは、二つ備えられているが、三つ以上備えられていてもよい。
図12に係る構成によれば、各リンク部4a,5aが第1横方向D1を中心に回動することによって、カバー部3は、装着位置(図12(a))及び保持位置(図12(b))間を移動することができる。しかも、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができる。
(3)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、各保持部4,5は、カバー部3a及び天井部2aの両方と、第1横方向D1を中心に回動可能に接続される、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。
例えば、図13に示すように、各保持部4,5は、カバー部3及び天井部2aの両方と、第1横方向D1を中心に回動不能に接続される、という構成でもよい。また、例えば、保持部4,5は、天井部2aと第1横方向D1を中心に回動可能に接続され、カバー部3と回動不能に接続される、という構成でもよい。また、例えば、図14に示すように、保持部4は、カバー部3と第1横方向D1を中心に回動可能に接続され、天井部2aと回動不能に接続される、という構成でもよい。
(3-1)例えば、図13に係るエレベータかご1においては、保持部4,5は、天井部2aとカバー部3とを接続する複数の接続片4i,5fを備えている。そして、複数の接続片4i,5fは、保持部4,5が上下方向D3で伸縮可能となるように、上下方向D3で互いにスライド可能に接続されている。
図13に係る構成によれば、保持部4,5が上下方向D3に伸縮することによって、カバー部3は、装着位置(図13(a))及び保持位置(図13(b))間を移動することができる。しかも、複数の接続片4i,5fが、カバー部3が第1横方向D1及び第2横方向D2に移動することを規制しているため、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができる。
(3-2)例えば、図14に係るエレベータかご1においては、保持部4は、天井部2aに固定される軸支部4jを備え、カバー部3は、軸支部4jに第1横方向D1を中心に回動可能に接続されている。図14に係る構成によれば、カバー部3が軸支部4jに対して第1横方向D1を中心に回動することによって、カバー部3は、装着位置(図14(a))及び保持位置(図14(b))間を移動することができる。しかも、カバー部3が第1横方向D1に移動することを規制することができる。
(4)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、保持部4,5は、第2横方向D2に二つ並べられている、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。保持部4,5は、例えば、第2横方向D2に三つ以上並べられている、という構成でもよく、また、例えば、図14に示すように、第2横方向D2に複数並べられていない(一つのみ備える)、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、カバー部3が保持位置に位置するときに、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5b同士間の距離は、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5c同士間の距離よりも、小さい、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。
例えば、カバー部3が保持位置に位置するときに、各第1端部4b,5b同士間の距離は、各第2端部4c,5c同士間の距離よりも、大きい、という構成でもよい。また、例えば、カバー部3が保持位置に位置するときに、各第1端部4b,5b同士間の距離は、各第2端部4c,5c同士間の距離と、同じ、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、カバー部3が天井部2aから離れるときに互いに離れて且つカバー部3が天井部2aへ近づくときに互いに近づくように、天井部2aに対して第2横方向D2へ移動可能に接続される、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。例えば、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、カバー部3が天井部2aから離れるときに互いに近づき且つカバー部3が天井部2aへ近づくときに互いに離れるように、天井部2aに対して第2横方向D2へ移動可能に接続される、という構成でもよい。
(7)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、案内部2e,2fに案内されることによって、第2横方向D2で近づくにつれて上方へ移動し、第2横方向D2で離れるにつれて下方へ移動する、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。
例えば、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、案内部2e,2fに案内されることによって、第2横方向D2で近づくにつれて下方へ移動し、第2横方向D2で離れるにつれて上方へ移動する、という構成でもよい。また、例えば、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bは、案内部2e,2fに案内されることによって、第2横方向D2に対して平行に移動する、という構成でもよい。
(8)また、上記実施形態に係るエレベータかご1においては、カバー部3が装着位置に位置するときに、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bよりも下方に配置される、という構成である。しかしながら、エレベータかご1は、斯かる構成に限られない。
例えば、カバー部3が装着位置に位置するときに、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bよりも上方に配置される、という構成でもよい。また、例えば、カバー部3が装着位置に位置するときに、各リンク部4a,5aの第2端部4c,5cは、各リンク部4a,5aの第1端部4b,5bと、上下方向D3で同じ位置に配置される、という構成でもよい。
1…エレベータかご、1a…かごドア、1b…ドア駆動部、1c…パネル部、1d…器具、2…かご本体、2a…天井部、2b…床部、2c…側壁部、2d…天井接続部、2e…第1案内部、2f…第2案内部、2g…被係合部、3…カバー部、3a…カバー本体、3b…カバー支持部、3c…着脱機構、3d…カバー接続部、4…第1保持部、4a…第1リンク部、4b…第1端部、4c…第2端部、4d…第1接続部、4e…第2接続部、4f…ボルト、4g…ナット、4h…スペーサ、4i…接続片、4j…軸支部、5…第2保持部、5a…第2リンク部、5b…第1端部、5c…第2端部、5d…第1接続部、5e…第2接続部、5f…接続片、6…固定部、6a…操作部、6b…係合部、7…仮止部、10…エレベータ、11…ロープ、12…釣合錘、13…巻上機、13a…綱車、14…かごレール、15…錘レール、16…制御部、17…乗場ドア、D1…ドア移動方向(長手方向)、D2…出入方向(短手方向)、D3…上下方向、X1…昇降路、X2…機械室

Claims (8)

  1. 天井部と、
    前記天井部に着脱可能なカバー部と、
    前記天井部から取り外された前記カバー部を保持位置で保持可能な保持部と、を備え、
    前記カバー部は、前記天井部に取り付けられた装着位置において、第1横方向が長手方向となるように、長尺に形成され、
    前記保持部は、前記カバー部が前記装着位置及び前記保持位置間を移動可能で且つ前記カバー部が前記第1横方向に移動することを規制するように、前記カバー部と前記天井部とを接続する、エレベータかご。
  2. 前記保持部は、前記第1横方向と直交する第2横方向に並べられる第1及び第2保持部を含む、請求項1に記載のエレベータかご。
  3. 前記第1及び第2保持部のそれぞれは、前記カバー部及び前記天井部の少なくとも一方と前記第1横方向を中心に回動可能に接続される、請求項2に記載のエレベータかご。
  4. 前記第1保持部は、第1端部が前記天井部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続されて且つ第2端部が前記カバー部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続される第1リンク部を備え、
    前記第2保持部は、第1端部が前記天井部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続されて且つ第2端部が前記カバー部に前記第1横方向を中心に回動可能に接続される第2リンク部を備える、請求項2又は3に記載のエレベータかご。
  5. 前記第1及び第2リンク部の前記第1端部は、前記カバー部が前記天井部から離れるときに互いに離れて且つ前記カバー部が前記天井部へ近づくときに互いに近づくように、前記天井部に対して前記第2横方向へ移動可能に接続され、
    前記第1及び第2リンク部の前記第2端部は、前記カバー部に対して移動不能に接続され、
    前記第1及び第2リンク部の前記第1端部同士間の距離は、前記カバー部が前記保持位置に位置するときに、前記第1及び第2リンク部の前記第2端部同士間の距離よりも、小さい、請求項4に記載のエレベータかご。
  6. 前記天井部は、前記第1リンク部の前記第1端部を案内する第1案内部と、前記第2リンク部の前記第1端部を案内する第2案内部と、を備え、
    前記第1及び第2案内部のそれぞれは、前記第1端部同士が前記第2横方向で近づくにつれて上方へ移動し且つ前記第2横方向で離れるにつれて下方へ移動するように、前記第1端部を案内する、請求項5に記載のエレベータかご。
  7. 前記第1リンク部の前記第2端部は、前記カバー部が前記装着位置に位置するときに、前記第1リンク部の前記第1端部よりも下方に配置され、
    前記第2リンク部の前記第2端部は、前記カバー部が前記装着位置に位置するときに、前記第2リンク部の前記第1端部よりも下方に配置される、請求項5又は6に記載のエレベータかご。
  8. 請求項1~7の何れか1項に記載のエレベータかごと、
    釣合錘と、
    前記エレベータかごと前記釣合錘とに接続されるロープと、を備える、エレベータ。
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