JPH069177A - エレベーターかご室照明装置 - Google Patents

エレベーターかご室照明装置

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JPH069177A
JPH069177A JP18742992A JP18742992A JPH069177A JP H069177 A JPH069177 A JP H069177A JP 18742992 A JP18742992 A JP 18742992A JP 18742992 A JP18742992 A JP 18742992A JP H069177 A JPH069177 A JP H069177A
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suspended ceiling
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JP18742992A
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Hiroyuki Baba
博之 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源体配置の制約が少なく、また、光源体の
保守作業が容易なエレベーターかご室照明装置を得る。 【構成】 透光部(8)を有する吊り天井板(12)の一側を
かご室の固定部に枢着して、下側に回動可能に構成す
る。そして、吊り天井板(12)をかご室の天井板(1)の下
側に空隙を形成して配置する。また、吊り天井板(12)を
上昇位置に保持する掛止手段を設け、吊り天井板(12)の
上面に光源体を装着する。そして、かご室照明装置の光
源体(10)の保守作業時に、吊り天井板(12)を下方へ開放
し、吊り天井板(12)と共に下方の開放場所へ光源体(10)
を移動する。 【効果】 光源体の保守作業を容易化、また安全化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吊り天井が設けられ
たエレベーターかご室照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば実公昭59−40381
号公報に示された従来のエレベーターかご室照明装置を
示す図である。図において、(1)はエレベーターかご室
の天井板、(2)は天井板(1)に設けられた救出口、(3)は
救出口(2)を開閉するふた、(4)は天井板(1)の下側に空
隙を形成して配置された吊り天井であり、四周目地
(5)、中央目地(6)、四周目地(5)と中央目地(6)を天井板
(1)に連結した吊り板(7)及び四周目地(5)と中央目地(6)
によって支持された合成樹脂板等の散光板からなる透光
部(8)によって構成されている。(9)は天井板(1)及びふ
た(3)の下面に設けられた光源体取付具、(10)は光源体
取付具(9)に保持された円形蛍光灯からなる光源体であ
る。
【0003】従来のエレベーターかご室照明装置は上記
のように構成され、吊り天井(4)は吊り板(7)により天井
板(1)の下側に空隙を形成する位置に固定される。ま
た、光源体(10)は光源体取付具(9)に保持されて天井板
(1)と吊り天井(4)の間の空隙に配置される。そして、散
光板は縁部が四周目地(5)、中央目地(6)によって支持さ
れて、四周目地(5)、中央目地(6)に載置状態に配置され
る。このような構成において、光源体(10)等の照明装置
の点検、交換時には、作業員がかご室内から散光板を上
方へ持ち上げて側方へ移動するか、四周目地(5)、中央
目地(6)の間を下方へ引き抜く作業が行われる。また、
故障発生時にかご室乗客を救出するときには、かご室上
の作業員によりふた(3)が外され、つぎに散光板を側方
へ移動するか、救出口(2)へ引き上げるかして乗客救出
路が形成されるようになっている。なお、透光部(8)の
デザイン、四周目地(5)、中央目地(6)の割りつけの都
合、又は狭いかご室であるときに、止むを得ずふた(3)
に光源体(10)が図7に示すように装着される。そして、
ふた(3)の開放時に光源体(10)も図7に鎖線で示すよう
に上方に移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターかご室照明装置では、光源体(10)等の照明装
置の点検、交換時に、破損し易い散光板を単独で移動さ
せることになり煩雑で危険を伴う作業を要するという問
題点があった。また、エレベーターかご室照明装置は、
透光部(8)のデザインや、四周目地(5)、中央目地(6)の
割りつけによって光源体(10)の位置が決まり、それに従
って救出口(2)の位置が決定される。また、このような
制約とは別に、開放されたふた(3)がかご室外上方にあ
るエレベーター各機器(図示しない)に当たらない位置
に救出口(2)を配置することが必要となる。これらの制
約のもとに光源体(10)の位置が決定されるため、透光部
(8)や、四周目地(5)、中央目地(6)の位置に対して、光
源体(10)の保守作業上の便宜を犠牲にした位置に配置さ
れることがある。特に、狭いかご室の場合には救出口
(2)の大きさが規制されているため、光源体(10)配置の
制約が大きくなる。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、光源体配置の制約が少なく、ま
た、光源体の保守作業が容易なエレベーターかご室照明
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターかご室照明装置においては、透光部が設けられて一
側がかご室の固定部に枢着されて下側に回動可能に構成
されかご室の天井板の下側に空隙を形成して配置された
吊り天井板と、この吊り天井板を上昇位置に保持する掛
止手段と、吊り天井板の上面に装着された光源体とが設
けられる。
【0007】
【作用】上記のように構成されたエレベーターかご室照
明装置の光源体の保守作業時には、吊り天井板が下方へ
開放され、吊り天井板と共に光源体が下方の開放場所へ
移動する。
【0008】
【実施例】
実施例1.図において、(1)はエレベーターかご室の天
井板、(2)は天井板(1)に設けられた救出口、(3)は救出
口(2)を開閉するふた、(4)は天井板(1)の下側に空隙を
形成して配置された吊り天井で、四周目地(5)、四周目
地(5)の中央部を横断して着脱可能に設けられた中央目
地(6)、四周目地(5)を天井板(1)に連結した吊り板(7)及
び枠状をなし一側が四周目地(5)の一辺、すなわち、か
ご室の固定部に蝶番(11)により枢着されて他側が中央目
地(6)によって支持されると共に、合成樹脂板等の散光
板からなる透光部(8)を有する吊り天井板(12)によって
構成されている。なお、吊り天井板(12)は中央目地(6)
によって分割された四周目地(5)の二つの区分のそれぞ
れに配置され、中央目地(6)に平行な四周目地(5)の一辺
に枢着されている。また、一方の吊り天井板(12)の回動
側縁部には中央目地(6)が固定されている。
【0009】(9)はコ字状の部材を主要部とし透光部(8)
を横切って配置されて吊り天井板(12)の上面に設けられ
た光源体取付具、(10)は光源体取付具(9)に保持された
円形蛍光灯からなる光源体である。(13)は四周目地(5)
の中央目地(6)が設けられた互いに対抗した二辺にそれ
ぞれ設けられた掛止手段で、四周目地(5)に外側面から
摺動可能に嵌入されて先端が中央目地(6)の端面に嵌合
された掛止片(14)及び四周目地(5)に埋設状態に設けら
れて掛止片(14)に嵌合され、四周目地(5)の外側面寄り
の端部が四周目地(5)に保持され、中央目地(6)寄りの端
部は座板(15)を介して掛止片(14)に保持されて、掛止片
(14)を中央目地(6)方向へ付勢する圧縮コイルばね(16)
により構成されている。(17)は吊り板(7)の内側に装着
された光源体(10)の安定器である。
【0010】上記のように構成されたエレベーターかご
室照明装置は中央目地(6)が掛止手段(13)によって四周
目地(5)に保持される。そして、通常時に吊り天井板(1
2)は、反枢着部側の縁部が中央目地(6)に支持されて図
2に実線で示すように水平姿勢に配置される。そして、
光源体(10)の点検、交換時の保守作業時には、作業員に
より掛止手段(13)の掛止片(14)が圧縮コイルばね(16)の
付勢力に抗して図4に矢印Aで示す方向に引き戻され
る。これにより、中央目地(6)の四周目地(5)との掛止め
が解除され、吊り天井板(12)が図2に鎖線で示すように
下方へ回動され、吊り天井板(12)と共に光源体(10)が下
方の開放場所へ移動する。
【0011】これによって、光源体(10)等の照明装置の
点検、交換時に、破損し易い散光板(8)を単独で移動さ
せる必要がなく、保守作業を容易に、また安全に行うこ
とができる。また、光源体(10)が装着された吊り天井板
(12)が下方へ開放されるので、天井板(1)の救出口(2)の
位置は透光部(8)のデザインや、四周目地(5)、中央目地
(6)の割りつけによる制約を受けることがない。したが
って、ふた(3)がかご室外上部のエレベーター各機器に
当たらない範囲であれば、高い自由度で救出口(2)の位
置を設定することができ容易に設計できる。
【0012】実施例2.図5は、この発明の他の実施例
を示す図で、図中、図1〜図4と同符号は相当部分を示
し、(9)は吊り天井板(12)の一側の縁部に一端が固定さ
れてL字状をなす光源体取付具である。
【0013】この実施例においても、吊り天井板(12)の
一側がかご室の固定部に枢持されて、光源体(10)の点
検、交換等の保守作業時には、光源体(10)が装着された
吊り天井板(12)が下方へ開放される。したがって、詳細
な説明を省略するがこの実施例においても図1〜図4の
実施例と同様な作用が得られることは明白である。ま
た、この実施例は透光部(8)が狭く、光源体(10)数が少
ない場合に光源体取付具(9)を小形化することができ、
製作を容易化し製造費を節減できる。
【0014】実施例3.図6も、この発明の他の実施例
を示す図で、図中、図1〜図4と同符号は相当部分を示
し、(8)はブロック状をなす散光片からなる透光部、(9)
はほぼI字型に製作されて、透光部(8)の相互間に設け
られた光源体取付具である。
【0015】この実施例においても、吊り天井板(12)の
一側がかご室の固定部に枢持されて、光源体(10)の点
検、交換等の保守作業時には、光源体(10)が装着された
吊り天井板(12)が下方へ開放される。したがって、詳細
な説明を省略するがこの実施例においても図1〜図4の
実施例と同様な作用が得られることは明白である。ま
た、この実施例では光源体取付具(9)を透光部(8)相互間
の適所に容易に配置することができ、小形の光源体取付
具(9)の適用が可能で製作を容易化し製造費を節減する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように透光部
が設けられて一側がかご室の固定部に枢着されて下側に
回動可能に構成されかご室の天井板の下側に空隙を形成
して配置された吊り天井板と、この吊り天井板を上昇位
置に保持する掛止手段と、吊り天井板の上面に装着され
た光源体とを設けたものである。これによって、かご室
照明装置の光源体の保守作業時には、吊り天井板を下方
へ開放して、光源体を吊り天井板と共に下方の開放場所
へ移動させることができる。したがって、光源体の保守
作業を容易化、また安全化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すエレベーターかご室
の縦断側面図。
【図2】図1の照明装置の保守作業状況を説明した図。
【図3】図1の吊り天井を上方から見、一部破断して示
す拡大斜視図。
【図4】図3の掛止装置箇所の拡大図。
【図5】この発明の実施例2を示す図3相当図。
【図6】この発明の実施例3を示す図3相当図。
【図7】従来のエレベーターかご室照明装置を示す図1
相当図。
【符号の説明】
1 天井板 8 透光部 10 光源体 12 吊り天井板 13 掛止手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご室の天井板、透光部が設けられて一
    側が上記かご室の固定部に枢着されて下側に回動可能に
    構成され上記天井板の下側に空隙を形成して配置された
    吊り天井板と、この吊り天井板を上昇位置に保持する掛
    止手段と、上記吊り天井板の上面に装着された光源体と
    を備えたエレベーターかご室照明装置。
JP18742992A 1992-06-23 1992-06-23 エレベーターかご室照明装置 Expired - Lifetime JP2605551B2 (ja)

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JPH069177A true JPH069177A (ja) 1994-01-18
JP2605551B2 JP2605551B2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1179399A (ja) * 1997-09-05 1999-03-23 Mitsubishi Electric Corp デパレタイズにおけるビジョン認識システム
US6691833B1 (en) * 1999-02-05 2004-02-17 Inventio Ag Elevator without a machine room
JP2007314283A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Fujitec Co Ltd エレベータかごの天井照明装置
CN104401857A (zh) * 2014-11-21 2015-03-11 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种电梯吊顶结构
CN104401856A (zh) * 2014-11-21 2015-03-11 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种对开式电梯吊顶结构
JP2022059426A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 フジテック株式会社 エレベータかご及びエレベータ

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JP2022059426A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 フジテック株式会社 エレベータかご及びエレベータ

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