JP2003002565A - エレベーターのかご室 - Google Patents

エレベーターのかご室

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JP2003002565A
JP2003002565A JP2001189346A JP2001189346A JP2003002565A JP 2003002565 A JP2003002565 A JP 2003002565A JP 2001189346 A JP2001189346 A JP 2001189346A JP 2001189346 A JP2001189346 A JP 2001189346A JP 2003002565 A JP2003002565 A JP 2003002565A
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JP
Japan
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displacement
illumination chamber
opening
recess
light source
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Application number
JP2001189346A
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English (en)
Inventor
Hideo Kai
秀男 甲斐
Nobuhiro Nishimura
信寛 西村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明室の凹所に光源体を配置して構成し天井
に設けた間接照明装置の保守作業が容易にできるエレベ
ーターのかご室を得る。 【解決手段】 縦断面において下方に開口部5を形成し
開口部5から水平方向に後退した凹所7を有する照明室
6を天井3に設け、また光源体9を装着した変位体10
を照明室6の凹所7に配置する。そして、照明室6の凹
所5に変位機構11を設けて変位体10を常時は照明室
6凹所7の奥寄りに保持し、保守作業時に人為操作によ
って変位体10を照明室6の開口部5側に変位する。こ
れによって、変位機構11により常時は光源体9を照明
室6の凹所7奥側に保持し、保守作業時には人為操作に
より変位機構11を介して照明室6の開口部5側に光源
体9を変位して保守作業を容易化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明室の凹所に
光源体を配置してなる間接照明装置が天井に形成された
エレベーターのかご室に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来のエレベーターの
かご室を示す図で、図5は縦断面図、図6は図5の天井
要部の拡大図である。図において、1はかご床、2はか
ご床1から立設された壁板、3は壁板2の上端に設けら
れた天井板、4は天井板3の下側に配置された周縁部に
開口部5を形成した吊り天井、6は吊り天井4の上側に
形成された照明室で、開口部5、開口部5から水平方向
に後退した凹所7並びに開口部5及び凹所7の上方に設
けられた反射板8によって構成されている。9は照明室
6内の吊り天井4上面に装着された蛍光灯からなる光源
体である。
【0003】従来のエレベーターのかご室は上記のよう
に構成され、凹所7内に光源体9が装備された照明室6
による間接照明装置が天井部に設けられる。そして、光
源体9の照射光が反射板8に反射し照明室6の開口部5
から放射される間接光によってかご室内が照明される。
なお、このような間接照明装置の構成においては、光源
体9自体がかご室内の乗客の目に入らないように、光源
体9が照明室6の凹所7奥側に配置される。
【0004】また図7は他の従来のエレベーターのかご
室を示す前述の図5相当図である。図において、前述の
図5及び図6と同符号は相当部分を示し、10は点検孔
で、天井板3における光源体9の上方位置に開口して設
けられ、着脱可能な蓋11が装備されている。なお図7
に示すかご室は、光源体9の保守作業のために図5及び
図6のエレベーターのかご室に点検孔11を設けたもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターのかご室では、光源体9の清掃、交換等の保
守が、狭い開口部5からの作業によって手探り状態で作
業が行われる。このため、煩雑な作業を要し、また作業
能率が低くなって保守作業費が嵩むという問題点があっ
た。また、図7に示す点検孔11を設けた構成において
は、かご室の構造が複雑になると共に、作業員が天井板
3の上に乗って保守作業することになり保守作業の手数
が余計に掛かるという問題点がある。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、照明室の凹所に光源体を配置し
てなり天井に設けられた間接照明装置の保守作業が容易
にできるエレベーターのかご室を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターのかご室においては、天井に設けられて縦断面にお
いて下方に開口部を形成し、この開口部から水平方向に
後退した凹所を有する照明室と、照明室の凹所に配置さ
れて光源体が装着された変位体と、この照明室の凹所に
設けられて変位体を常時は照明室凹所の奥寄りに保持
し、人為操作によって変位体を照明室の開口部側に変位
する変位機構とが設けられる。
【0008】また、この発明に係るエレベーターのかご
室においては、ヒンジ機構からなり変位体が回動して開
口部側に変位する変位機構が設けられる。
【0009】また、この発明に係るエレベーターのかご
室においては、摺動機構からなり変位体が摺動して開口
部側に変位する変位機構が設けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2は、
この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は前述の
図6相当図、図2は図1における保守作業状態を示す図
である。なお、図1及び図2の他は前述の図5と同様に
かご室が構成されている。図において、2はかご床1か
ら立設された壁板、3は壁板2の上端に設けられた天井
板、4は天井板3の下側に配置された周縁部に開口部5
を形成した吊り天井である。
【0011】6は吊り天井4の上側に形成された照明室
で、開口部5、開口部5から水平方向に後退した凹所7
並びに開口部5及び凹所7の上方に設けられた反射板8
によって構成されている。9は照明室6内の吊り天井4
上面に装着された蛍光灯からなる光源体である。10は
変位体で、照明室6の凹所7に配置されて光源体9が装
着されている。11は変位機構で、一側が照明室6内の
吊り天井4上面に装着されて他側には変位体10が装着
されたヒンジ機構によって構成されている。
【0012】上記のように構成されたエレベーターのか
ご室において、常時は変位機構11により変位体10が
図1に示すように保持されて、光源体9が照明室6の凹
所7の奥側に配置される。このような構成によって、光
源体9の照射光が反射板8に反射して、照明室6の開口
部5から放射される間接光によってかご室内が照明され
る。
【0013】そして、保守作業時には人為操作によって
変位機構11を介して変位体10が回動されて、図2に
示すように変位体10の回動を介して光源体9が照明室
6の開口部5側に変位する。これにより、光源体9の清
掃、交換等の保守作業を開口部5から短時間の作業によ
り能率よく容易に行うことができて、保守作業費を節減
することができる。
【0014】実施の形態2.図3及び図4は、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図3は前述の図1
相当図、図4は図3における保守作業状態を示す図であ
る。なお、図3及び図4の他は前述の図5と同様にかご
室が構成されている。図において、図1及び図2と同符
号は相当部分を示す。
【0015】12は変位体で、L字状をなしL字の一辺
が吊り天井4の上側に重合状態に配置されて凹所7の奥
行き方向に長い溝穴13が設けられ、L字の他辺に光源
体9が装着されている。14は摺動機構からなる変位機
構で、両端が凹所7の奥側及び変位体12に連結された
引っ張りコイルばね15並びに吊り天井4の上側に立設
されて溝穴13に空隙を形成した嵌合した嵌合ピン16
によって構成されている。
【0016】上記のように構成されたエレベーターのか
ご室において、常時は変位機構14により変位体12が
図3に示すように保持されて、光源体9が照明室6の凹
所7の奥側に配置される。このような構成によって、光
源体9の照射光が反射板8に反射して、照明室6の開口
部5から放射される間接光によってかご室内が照明され
る。
【0017】そして、保守作業時には人為操作によって
変位機構14を介して引っ張りコイルばね15の引っ張
り力に抗して変位体12が引き出されて、図4に示すよ
うに変位体12の摺動を介して光源体9が照明室6の開
口部5側に変位する。これによって、光源体9の清掃、
交換等の保守作業を開口部5から短時間の作業により能
率よく容易に行うことができて、保守作業費を節減する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、天井に
設けられて縦断面において下方に開口部を形成し、この
開口部から水平方向に後退した凹所を有する照明室と、
照明室の凹所に配置されて光源体が装着された変位体
と、この照明室の凹所に設けられて変位体を常時は照明
室凹所の奥寄りに保持し、人為操作によって変位体を照
明室の開口部側に変位する変位機構とを設けたものであ
る。
【0019】これによって、常時は変位機構により変位
体が照明室の凹所奥側に保持され光源体が照明室の奥側
に配置される。そして、保守作業時には変位機構が人為
操作されることによる変位体の変位を介して光源体が照
明室の開口部側に変位する。これによって、光源体の清
掃、交換等の保守作業を開口部から容易に行うことがで
き保守作業費を節減する効果がある。
【0020】また、この発明は以上説明したように、ヒ
ンジ機構からなり変位体が回動して開口部側に変位する
変位機構を設けたものである。
【0021】これによって、常時はヒンジ機構からなる
変位機構により変位体が照明室の凹所奥側に保持され光
源体が照明室の奥側に配置される。そして、保守作業時
には変位機構が人為操作されることによる変位体の回動
を介して光源体が照明室の開口部側に変位する。これに
よって、光源体の清掃、交換等の保守作業を開口部から
容易に行うことができ保守作業費を節減する効果があ
る。
【0022】また、この発明は以上説明したように、摺
動機構からなり変位体が摺動して開口部側に変位する変
位機構を設けたものである。
【0023】これによって、常時は摺動機構からなる変
位機構により変位体が照明室の凹所奥側に保持され光源
体が照明室の奥側に配置される。そして、保守作業時に
は変位機構が人為操作されることによる変位体の摺動を
介して光源体が照明室の開口部側に変位する。これによ
って、光源体の清掃、交換等の保守作業を開口部から容
易に行うことができ保守作業費を節減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、後述す
る図6相当図。
【図2】 図1における保守作業状態を示す図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の
図1相当図。
【図4】 図3における保守作業状態を示す図。
【図5】 従来のエレベーターのかご室を示す縦断面
図。
【図6】 図5の天井要部の拡大図。
【図7】 他の従来のエレベーターのかご室を示す前述
の図6相当図。
【符号の説明】
3 天井、 5 開口部、 6 照明室、 7
凹所、 9 光源体、 10 変位体、 11
変位機構、 12 変位体、 13 変位機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設けられて縦断面において下方に
    開口部を形成し、この開口部から水平方向に後退した凹
    所を有する照明室と、光源体が装着されて上記照明室の
    凹所に配置された変位体と、この照明室の凹所に設けら
    れて上記変位体を常時は上記照明室凹所の奥寄りに保持
    し、人為操作によって上記変位体を上記開口部側に変位
    する変位機構とを備えたエレベーターのかご室。
  2. 【請求項2】 変位機構を、ヒンジ機構からなるものと
    し変位体が回動して開口部側に変位するものとしたこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベーターのかご室。
  3. 【請求項3】 変位機構を、摺動機構からなるものとし
    変位体が摺動して開口部側に変位するものとしたことを
    特徴とする請求項1記載のエレベーターのかご室。
JP2001189346A 2001-06-22 2001-06-22 エレベーターのかご室 Pending JP2003002565A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010017072A2 (en) * 2008-08-06 2010-02-11 Sound Health Designs, LLC System and method for germicidal sanitizing of an elevator or other enclosed structure
KR100987264B1 (ko) * 2008-05-15 2010-10-12 윤일식 엘리베이터의 디스플레이 장치
JP2011157150A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用照明装置

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