JPH07112884A - エレベータ - Google Patents
エレベータInfo
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- JPH07112884A JPH07112884A JP26238793A JP26238793A JPH07112884A JP H07112884 A JPH07112884 A JP H07112884A JP 26238793 A JP26238793 A JP 26238793A JP 26238793 A JP26238793 A JP 26238793A JP H07112884 A JPH07112884 A JP H07112884A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- elevator
- lighting unit
- support
- car
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- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、高層建物の昇降路を昇降するエレ
ベータにおける乗りかご内の照明装置に係り、ランプ交
換用の挿入孔を設けることなく、しかも、上記乗りかご
の側板と主照明ユニットのケース本体と間の離間距離を
狭くしても照明管灯を交換可能にすると共に乗りかご内
をむらなく均一に照明できるものである。 【構成】 本発明は、乗りかご1の天井板1aに主照明
ユニット4を設け、この主照明ユニットの周りの上記天
井板に補助照明ユニット20を設けたエレベータにおい
て、上記天井板1aにブラケット22を設け、このブラ
ケット22の一部に照明管灯21のソケット21aを備
えた支持金具23を支軸24で回動可能に枢着し、上記
ブラケット22の他部に上記支持金具23の他部をねじ
杆25で一時的に固定するようにねじ込まれたものであ
る。
ベータにおける乗りかご内の照明装置に係り、ランプ交
換用の挿入孔を設けることなく、しかも、上記乗りかご
の側板と主照明ユニットのケース本体と間の離間距離を
狭くしても照明管灯を交換可能にすると共に乗りかご内
をむらなく均一に照明できるものである。 【構成】 本発明は、乗りかご1の天井板1aに主照明
ユニット4を設け、この主照明ユニットの周りの上記天
井板に補助照明ユニット20を設けたエレベータにおい
て、上記天井板1aにブラケット22を設け、このブラ
ケット22の一部に照明管灯21のソケット21aを備
えた支持金具23を支軸24で回動可能に枢着し、上記
ブラケット22の他部に上記支持金具23の他部をねじ
杆25で一時的に固定するようにねじ込まれたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建物の昇降路を昇
降するエレベータに係り、特に、このエレベータにおけ
る乗りかご内の照明装置に関する。
降するエレベータに係り、特に、このエレベータにおけ
る乗りかご内の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータにおける乗りかごの
照明装置は、乗りかご内をむらなく均一に照明するため
に、乗りかごの天井板に主照明ユニットを設け、この主
照明ユニットの周りの上記天井板に補助照明ユニットを
設けている。
照明装置は、乗りかご内をむらなく均一に照明するため
に、乗りかごの天井板に主照明ユニットを設け、この主
照明ユニットの周りの上記天井板に補助照明ユニットを
設けている。
【0003】特に、主照明ユニットにおける各照明管灯
の各ソケットの近傍は、照明の影になって明暗の差が大
きくなるため、主照明ユニットの各ソケットの近傍の天
井板に補助照明ユニットを主照明ユニットの各照明管灯
に直交してそれぞれ設けている。
の各ソケットの近傍は、照明の影になって明暗の差が大
きくなるため、主照明ユニットの各ソケットの近傍の天
井板に補助照明ユニットを主照明ユニットの各照明管灯
に直交してそれぞれ設けている。
【0004】従来、この種のエレベータにおける乗りか
ごの照明装置は、図7及び図8に示されるように構成さ
れている。
ごの照明装置は、図7及び図8に示されるように構成さ
れている。
【0005】図7及び図8において、高層建物の昇降路
を昇降するエレベータにおける乗りかご1の正面には、
両開きする開閉扉2が開閉可能に設けられており、この
開閉扉2の近傍の上記乗りかご1の内面には、操作盤3
が乗りかご1の目的階床を指示して昇降するように設置
されている。また、上記乗りかご1の天井板1aには、
主照明ユニット4が設けられている。
を昇降するエレベータにおける乗りかご1の正面には、
両開きする開閉扉2が開閉可能に設けられており、この
開閉扉2の近傍の上記乗りかご1の内面には、操作盤3
が乗りかご1の目的階床を指示して昇降するように設置
されている。また、上記乗りかご1の天井板1aには、
主照明ユニット4が設けられている。
【0006】すなわち、上記天井板1aには、主照明ユ
ニット4のケース本体5が垂設されており、このケース
本体5の下部には、透光用化粧板6が照明光を透光する
ように着脱可能に敷設されている。さらに、ケース本体
5内には、複数の照明管灯をユニット化した主照明ユニ
ット体7が設けられている。
ニット4のケース本体5が垂設されており、このケース
本体5の下部には、透光用化粧板6が照明光を透光する
ように着脱可能に敷設されている。さらに、ケース本体
5内には、複数の照明管灯をユニット化した主照明ユニ
ット体7が設けられている。
【0007】他方、上記ケース本体5の外側に位置する
天井板1aには、一対の補助照明ユニット9が設けてら
れており、この補助照明ユニット9の照明管灯10は上
記主照明ユニット4の各照明管灯(図示されず)に対し
て直交してそれぞれ設けている。
天井板1aには、一対の補助照明ユニット9が設けてら
れており、この補助照明ユニット9の照明管灯10は上
記主照明ユニット4の各照明管灯(図示されず)に対し
て直交してそれぞれ設けている。
【0008】すなわち、上記天井板1aには、補助照明
ユニット9の取付金具11が垂設されており、この取付
金具11には、前後一対のソケット12が上記各照明管
灯10を装着するように設けられている。さらに、図8
に示すように、上記取付金具11には、比較的に幅の狭
い各ルーバ13が各支持部材14を介して水平に設けら
れており、この各ルーバ13は照明光を透光している。
さらにまた、上記取付金具11の近傍の上記天井板1a
には、ランプ交換用の挿入孔15が穿設されている。
ユニット9の取付金具11が垂設されており、この取付
金具11には、前後一対のソケット12が上記各照明管
灯10を装着するように設けられている。さらに、図8
に示すように、上記取付金具11には、比較的に幅の狭
い各ルーバ13が各支持部材14を介して水平に設けら
れており、この各ルーバ13は照明光を透光している。
さらにまた、上記取付金具11の近傍の上記天井板1a
には、ランプ交換用の挿入孔15が穿設されている。
【0009】したがって、上述したエレベータにおける
乗りかごの照明装置は、主照明ユニット4の複数の照明
管灯を交換または保守点検する際、上記ケース本体5の
透光用化粧板6を外し、次に、ユニット化した主照明ユ
ニット体7の照明管灯を交換または保守点検している。
乗りかごの照明装置は、主照明ユニット4の複数の照明
管灯を交換または保守点検する際、上記ケース本体5の
透光用化粧板6を外し、次に、ユニット化した主照明ユ
ニット体7の照明管灯を交換または保守点検している。
【0010】他方、補助照明ユニット9の照明管灯10
を交換する際、作業者が上記天井板1aのランプ交換用
の挿入孔15から手を差し入れて照明管灯10を交換し
ている。
を交換する際、作業者が上記天井板1aのランプ交換用
の挿入孔15から手を差し入れて照明管灯10を交換し
ている。
【0011】又一方、図9に示す他の具体例は、上記乗
りかご1の側板1bと主照明ユニット4の上記ケース本
体5の外側と間の離間距離Lが作業者の手を下方から差
し入れて照明管灯10を交換可能に設けたものである。
りかご1の側板1bと主照明ユニット4の上記ケース本
体5の外側と間の離間距離Lが作業者の手を下方から差
し入れて照明管灯10を交換可能に設けたものである。
【0012】したがって、上述した具体例は、補助照明
ユニット9の照明管灯10を交換する際、作業者が上記
離間距離Lの間から手を下方から差し入れて照明管灯1
0を交換している。
ユニット9の照明管灯10を交換する際、作業者が上記
離間距離Lの間から手を下方から差し入れて照明管灯1
0を交換している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た前者の照明装置は、作業者が上記天井板1aのランプ
交換用の挿入孔15から手を差し入れて照明管灯10を
交換しなければならないばかりでなく、上記天井板1a
にランプ交換用の挿入孔15を設けるにも、乗りかご4
自体の強度的制約や設計上のスペースに問題がある。
た前者の照明装置は、作業者が上記天井板1aのランプ
交換用の挿入孔15から手を差し入れて照明管灯10を
交換しなければならないばかりでなく、上記天井板1a
にランプ交換用の挿入孔15を設けるにも、乗りかご4
自体の強度的制約や設計上のスペースに問題がある。
【0014】他方、上述した後者の照明装置は、作業者
が上記離間距離Lの間から手を下方から差し入れて照明
管灯10を交換するには、充分であるが、乗りかご4内
をむらなく均一に照明するための条件を損なうおそれが
ある。
が上記離間距離Lの間から手を下方から差し入れて照明
管灯10を交換するには、充分であるが、乗りかご4内
をむらなく均一に照明するための条件を損なうおそれが
ある。
【0015】本発明は、上述した問題を解決するため
に、ランプ交換用の挿入孔を設けることなく、しかも、
上記乗りかごの側板と主照明ユニットのケース本体と間
の離間距離を狭くしても、照明管灯を交換可能に設ける
と共に乗りかご内をむらなく均一に照明するエレベータ
における乗りかごの照明装置を提供することを目的とす
る。
に、ランプ交換用の挿入孔を設けることなく、しかも、
上記乗りかごの側板と主照明ユニットのケース本体と間
の離間距離を狭くしても、照明管灯を交換可能に設ける
と共に乗りかご内をむらなく均一に照明するエレベータ
における乗りかごの照明装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗りかごの天
井板に主照明ユニットを設け、この主照明ユニットの周
りの上記天井板に補助照明ユニットを設けたエレベータ
において、上記天井板にブラケットを設け、このブラケ
ット一部に照明管灯のソケットを備えた支持金具を支軸
で回動可能に枢着し、上記ブラケットの他部に上記支持
金具の他部をねじ杆で一時的に固定するようにねじ込ま
れたものである。
井板に主照明ユニットを設け、この主照明ユニットの周
りの上記天井板に補助照明ユニットを設けたエレベータ
において、上記天井板にブラケットを設け、このブラケ
ット一部に照明管灯のソケットを備えた支持金具を支軸
で回動可能に枢着し、上記ブラケットの他部に上記支持
金具の他部をねじ杆で一時的に固定するようにねじ込ま
れたものである。
【0017】
【作用】本発明は、補助照明ユニットの照明管灯の交換
また保守点検する際、ねじ杆を緩めて外すことにより、
支持金具を支軸の周りに回動して傾斜し、主照明ユニッ
トの透光用化粧板の邪魔にならない位置に保持し、しか
る後、補助照明ユニットの照明管灯を交換や保守点検し
て、ランプ交換用の挿入孔を設けることなく、しかも、
上記乗りかごの側板と主照明ユニットのケース本体と間
の離間距離を狭くしても、照明管灯を交換可能にすると
共に乗りかご内をむらなく均一に照明できるものであ
る。
また保守点検する際、ねじ杆を緩めて外すことにより、
支持金具を支軸の周りに回動して傾斜し、主照明ユニッ
トの透光用化粧板の邪魔にならない位置に保持し、しか
る後、補助照明ユニットの照明管灯を交換や保守点検し
て、ランプ交換用の挿入孔を設けることなく、しかも、
上記乗りかごの側板と主照明ユニットのケース本体と間
の離間距離を狭くしても、照明管灯を交換可能にすると
共に乗りかご内をむらなく均一に照明できるものであ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材
には、同じ符号を付して説明する。
する。なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材
には、同じ符号を付して説明する。
【0019】図1乃至図5において、符号1は、高層建
物の昇降路を昇降するエレベータにおける乗りかごであ
って、この乗りかご1の正面には、両開きする開閉扉2
が開閉可能に設けられており、この開閉扉2の近傍の上
記乗りかご1の内面には、操作盤3が乗りかご1の目的
階床を指示して昇降するように設置されている。また、
上記乗りかご1の天井板1aには、主照明ユニット4が
設けられている。
物の昇降路を昇降するエレベータにおける乗りかごであ
って、この乗りかご1の正面には、両開きする開閉扉2
が開閉可能に設けられており、この開閉扉2の近傍の上
記乗りかご1の内面には、操作盤3が乗りかご1の目的
階床を指示して昇降するように設置されている。また、
上記乗りかご1の天井板1aには、主照明ユニット4が
設けられている。
【0020】すなわち、上記天井板1aには、主照明ユ
ニット4のケース本体5が垂設されており、このケース
本体5の下部には、透光用化粧板6が照明光を透光する
ように着脱可能に敷設されている。さらに、ケース本体
5内には、複数の照明管灯をユニット化した主照明ユニ
ット体7が設けられている。つまり、上記ケース本体5
の上部には、一対の取付座7aがそれぞれ設けられてお
り、この両取付座7aには、基板7bが水平に取付られ
ている。また、この基板7bの両側には、複数のソケッ
ト7cが各照明管灯7dを装着するように設けられてお
り、この各照明管灯7dより下位には、ルーバ7eが取
付部材7fを介して水平に設けられている。
ニット4のケース本体5が垂設されており、このケース
本体5の下部には、透光用化粧板6が照明光を透光する
ように着脱可能に敷設されている。さらに、ケース本体
5内には、複数の照明管灯をユニット化した主照明ユニ
ット体7が設けられている。つまり、上記ケース本体5
の上部には、一対の取付座7aがそれぞれ設けられてお
り、この両取付座7aには、基板7bが水平に取付られ
ている。また、この基板7bの両側には、複数のソケッ
ト7cが各照明管灯7dを装着するように設けられてお
り、この各照明管灯7dより下位には、ルーバ7eが取
付部材7fを介して水平に設けられている。
【0021】他方、上記ケース本体5の外側に位置する
天井板1aには、一対の補助照明ユニット20が設けて
られており、この補助照明ユニット20の照明管灯21
は上記主照明ユニット4の各照明管灯7dに対して直交
してそれぞれ設けている。
天井板1aには、一対の補助照明ユニット20が設けて
られており、この補助照明ユニット20の照明管灯21
は上記主照明ユニット4の各照明管灯7dに対して直交
してそれぞれ設けている。
【0022】すなわち、図3乃至図5に示されるよう
に、上記天井板1aには、細長いブラケット22が設け
られており、このブラケット22の一端部22aには、
支持金具23の一端部23aが支軸24で回動可能に枢
着されている。また、上記ブラケット22の他端部22
bには、上記支持金具23の他端部23bがフランジ2
5aを有するねじ杆25で一時的に保持されている。さ
らに、このねじ杆25は上記ブラケット22のリブ22
cにねじ込まれており、このねじ杆25は、例えば、ド
ライバーのような工具で下方より回して螺装している。
さらにまた、上記支軸24の位置する支持金具23に
は、長孔29が支軸24を軸支するように穿設されてお
り、この支持金具23の他部には、L字状の係止溝30
が支持軸31を軸支するように穿設されている。また、
上記支持金具23の両端部23a、23bには、各ソケ
ット21aが垂設されており、この各ソケット21aに
は、上記照明管灯21が着脱可能に装着されている。さ
らに、上記支持金具23の両端部23a、23bには、
比較的に幅の狭い各ルーバ26が各支持部材27を介し
て水平に設けられており、この各ルーバ26は照明光を
透光している。
に、上記天井板1aには、細長いブラケット22が設け
られており、このブラケット22の一端部22aには、
支持金具23の一端部23aが支軸24で回動可能に枢
着されている。また、上記ブラケット22の他端部22
bには、上記支持金具23の他端部23bがフランジ2
5aを有するねじ杆25で一時的に保持されている。さ
らに、このねじ杆25は上記ブラケット22のリブ22
cにねじ込まれており、このねじ杆25は、例えば、ド
ライバーのような工具で下方より回して螺装している。
さらにまた、上記支軸24の位置する支持金具23に
は、長孔29が支軸24を軸支するように穿設されてお
り、この支持金具23の他部には、L字状の係止溝30
が支持軸31を軸支するように穿設されている。また、
上記支持金具23の両端部23a、23bには、各ソケ
ット21aが垂設されており、この各ソケット21aに
は、上記照明管灯21が着脱可能に装着されている。さ
らに、上記支持金具23の両端部23a、23bには、
比較的に幅の狭い各ルーバ26が各支持部材27を介し
て水平に設けられており、この各ルーバ26は照明光を
透光している。
【0023】他方、図3に示されるように、上記支軸2
4の近傍の天井板1aには、傾斜面28aを形成した緩
衝ゴムによるストッパ28が付設されており、このスト
ッパ28の傾斜面28aは、補助照明ユニット20の照
明管灯21を交換する際、上記支持金具23の一端部2
3aを傾斜して保持している。
4の近傍の天井板1aには、傾斜面28aを形成した緩
衝ゴムによるストッパ28が付設されており、このスト
ッパ28の傾斜面28aは、補助照明ユニット20の照
明管灯21を交換する際、上記支持金具23の一端部2
3aを傾斜して保持している。
【0024】以下、本発明の作用について説明する。し
たがって、補助照明ユニット20の照明管灯21の交換
または保守点検する際、上記ねじ杆25を工具で緩めて
外すと共に、支持金具23を上記長孔29やL字状の係
止溝30に沿って水平移動することにより、上記支持軸
31が支持金具23の係止溝30から外れ、この支持金
具23は支軸24の周りに回動して上記支持金具23の
一端部23aを傾斜して保持することにより、上記主照
明ユニット4の透光用化粧板6の邪魔にならない位置に
保持する。しかる後、補助照明ユニット20の照明管灯
21の交換や保守点検することにより、上記乗りかご1
の側板1bとケース本体5と間の離間距離を狭くしても
照明管灯21を交換可能にすると共に、乗りかご1内を
むらなく均一に照明できるものである。
たがって、補助照明ユニット20の照明管灯21の交換
または保守点検する際、上記ねじ杆25を工具で緩めて
外すと共に、支持金具23を上記長孔29やL字状の係
止溝30に沿って水平移動することにより、上記支持軸
31が支持金具23の係止溝30から外れ、この支持金
具23は支軸24の周りに回動して上記支持金具23の
一端部23aを傾斜して保持することにより、上記主照
明ユニット4の透光用化粧板6の邪魔にならない位置に
保持する。しかる後、補助照明ユニット20の照明管灯
21の交換や保守点検することにより、上記乗りかご1
の側板1bとケース本体5と間の離間距離を狭くしても
照明管灯21を交換可能にすると共に、乗りかご1内を
むらなく均一に照明できるものである。
【0025】次に、図6は本発明の他の実施例である。
すなわち、上記支持金具23の他端部23bには、係合
孔32が穿設されており、上記ブラケット22の他端部
22bには、水平案内筒体33が内方に向けて設けられ
ている。また、この水平案内筒体33には、フランジ3
4aを有するロック部材34が上記係合孔32にコイル
ばね35の弾力で一時的に係止するように付勢して設け
られている。
すなわち、上記支持金具23の他端部23bには、係合
孔32が穿設されており、上記ブラケット22の他端部
22bには、水平案内筒体33が内方に向けて設けられ
ている。また、この水平案内筒体33には、フランジ3
4aを有するロック部材34が上記係合孔32にコイル
ばね35の弾力で一時的に係止するように付勢して設け
られている。
【0026】したがって、上述した実施例は、補助照明
ユニット20の照明管灯21を交換または保守点検する
際、上記ロック部材34を工具36で係合孔32からコ
イルばね35の弾力に抗して外し、上記長孔29やL字
状の係止溝30に沿って水平移動することにより、上記
支持軸31が支持金具23の係止溝30から外れ、上記
支持金具23は支軸24の周りに回動して上記支持金具
23の一端部23aを傾斜して保持することにより、上
記主照明ユニット4の透光用化粧板6の邪魔にならない
位置に保持して補助照明ユニット20の照明管灯21を
交換している。
ユニット20の照明管灯21を交換または保守点検する
際、上記ロック部材34を工具36で係合孔32からコ
イルばね35の弾力に抗して外し、上記長孔29やL字
状の係止溝30に沿って水平移動することにより、上記
支持軸31が支持金具23の係止溝30から外れ、上記
支持金具23は支軸24の周りに回動して上記支持金具
23の一端部23aを傾斜して保持することにより、上
記主照明ユニット4の透光用化粧板6の邪魔にならない
位置に保持して補助照明ユニット20の照明管灯21を
交換している。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、上記天井板
にブラケットを設け、このブラケットの一端部に照明管
灯のソケットを備えた支持金具を支軸で回動可能に枢着
し、上記ブラケットの他端部に上記支持金具の他部をね
じ杆で一時的に固定するようにねじ込まれているので、
ランプ交換用の挿入孔を設けることなく、しかも、上記
乗りかごの側板と主照明ユニットのケース本体と間の離
間距離を狭くしても照明管灯を交換できるばかりでな
く、乗りかご内をむらなく均一に照明できるし、取扱い
操作も簡単である等の優れた効果を有する。
にブラケットを設け、このブラケットの一端部に照明管
灯のソケットを備えた支持金具を支軸で回動可能に枢着
し、上記ブラケットの他端部に上記支持金具の他部をね
じ杆で一時的に固定するようにねじ込まれているので、
ランプ交換用の挿入孔を設けることなく、しかも、上記
乗りかごの側板と主照明ユニットのケース本体と間の離
間距離を狭くしても照明管灯を交換できるばかりでな
く、乗りかご内をむらなく均一に照明できるし、取扱い
操作も簡単である等の優れた効果を有する。
【図1】本発明の照明装置を備えたエレベータの乗りか
ごの上部断面図。
ごの上部断面図。
【図2】本発明の照明装置を備えたエレベータの乗りか
ご内を示す断面図。
ご内を示す断面図。
【図3】本発明の照明装置を備えたエレベータの乗りか
ごの上部拡大断面図。
ごの上部拡大断面図。
【図4】図3の鎖線A−Aに沿う断面図。
【図5】図3の鎖線B−Bに沿う断面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す図。
【図7】従来の照明装置を備えたエレベータの乗りかご
内を示す断面図。
内を示す断面図。
【図8】図7の主要部を示す拡大断面図。
【図9】図7の他の具体例を示す拡大断面図。
1 乗りかご 4 主照明ユニット 20 補助照明ユニット 22 ブラケット 23 支持金具 24 支軸 25 ねじ杆
Claims (4)
- 【請求項1】乗りかごの天井板に主照明ユニットを設
け、この主照明ユニットの周りの上記天井板に補助照明
ユニットを設けたエレベータにおいて、上記天井板に設
けられたブラケットと、このブラケットの一部に支軸で
回動可能に枢着された照明管灯のソケットを備えた支持
金具と、上記ブラケットの他部に上記支持金具の他部を
一時的に固定するようにねじ込まれたねじ杆とを具備し
たことを特徴とするエレベータ。 - 【請求項2】乗りかごの天井板に主照明ユニットを設
け、この主照明ユニットの周りの上記天井板に補助照明
ユニットを設けたエレベータにおいて、上記天井板に設
けられたブラケットと、このブラケットの一部に支軸で
回動可能に枢着された照明管灯のソケットを備えた支持
金具と、この支持金具の他部に穿設された係合孔と、こ
の係合孔に一時的に係止するように付勢して設けられた
ブラケットのロック部材とを具備したことを特徴とする
エレベータ。 - 【請求項3】支軸の近傍の天井板に緩衝ゴムによるスト
ッパを付設したことを特徴とする請求項1又は請求項2
記載のエレベータ。 - 【請求項4】支軸の位置する支持金具に長孔を支軸で軸
支するように穿設し、この支持金具の他部にL字状の係
止溝を支持軸で軸支するように穿設したことを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載のエレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26238793A JPH07112884A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26238793A JPH07112884A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112884A true JPH07112884A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17375058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26238793A Pending JPH07112884A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07112884A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246243A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fujitec Co Ltd | エレベータかごの天井照明装置 |
JP2007314283A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Fujitec Co Ltd | エレベータかごの天井照明装置 |
US7625097B2 (en) | 2002-09-06 | 2009-12-01 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Illuminated elevator including cold-cathode flourescent lamp |
JP2012020816A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのかご室内照明装置 |
WO2016024327A1 (ja) * | 2014-08-12 | 2016-02-18 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご室照明装置 |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP26238793A patent/JPH07112884A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625097B2 (en) | 2002-09-06 | 2009-12-01 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Illuminated elevator including cold-cathode flourescent lamp |
JP2007246243A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fujitec Co Ltd | エレベータかごの天井照明装置 |
JP2007314283A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Fujitec Co Ltd | エレベータかごの天井照明装置 |
JP2012020816A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのかご室内照明装置 |
WO2016024327A1 (ja) * | 2014-08-12 | 2016-02-18 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご室照明装置 |
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