JP2011068450A - エレベータ照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗りかご内から透光部を容易に着脱でき、かつ、意匠性の高い照明装置を提供する。
【解決手段】エレベータ照明装置1は、かごの内部を照らす発光部10、透光部20、支持ケース30、ロック機構40、および、カバー部50を有する。透光部20は、発光部10の下側に配置されて、発光部10からの光を下方に透過させる。支持ケース30は、透光部20の端部に配置されて、透光部20の延長上を水平に移動可能に天井90に対して取り付けられて、透光部20を着脱可能に支持している。ロック機構40は、支持ケース30の透光部20とは反対側に設置されて、支持ケース30の移動を制限する。カバー部50は、ロック機構40の下側に配置されて、ロック機構40を下方から覆っている。
【選択図】図10
【解決手段】エレベータ照明装置1は、かごの内部を照らす発光部10、透光部20、支持ケース30、ロック機構40、および、カバー部50を有する。透光部20は、発光部10の下側に配置されて、発光部10からの光を下方に透過させる。支持ケース30は、透光部20の端部に配置されて、透光部20の延長上を水平に移動可能に天井90に対して取り付けられて、透光部20を着脱可能に支持している。ロック機構40は、支持ケース30の透光部20とは反対側に設置されて、支持ケース30の移動を制限する。カバー部50は、ロック機構40の下側に配置されて、ロック機構40を下方から覆っている。
【選択図】図10
Description
本発明は、エレベータの乗りかごの天井に取り付けられるエレベータ照明装置に関する。
エレベータの乗りかごの天井には、乗りかごの内部を照らすための照明装置が取り付けられている。照明装置は、天井に固定された発光部(例えば、蛍光灯)、および、その発光部を下方から覆うカバー(透光部)を有している。
従来、発光部の交換作業は、天井に設けられた点検口を開けて、乗りかごの上部から行われていた。しかし、近年、作業の安全性および乗りかごの上部の省スペース化などの観点から、発光部の交換作業は、乗りかごの上部から行われるようになってきている。そのため、カバーは、乗りかごの内部から着脱可能、若しくは、開閉可能となっている(例えば、特許文献1および2を参照)。
上述の通り、発光部の交換作業時は、乗りかご内から透光部を着脱して行われ、加えて、この着脱作業が容易になることが望まれている。一方、照明装置において、その意匠性は重要であり、着脱作業が容易な構造であっても、意匠性を低下させることはできない。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、乗りかご内から透光部を容易に着脱でき、かつ、意匠性の高いエレベータ照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るエレベータ照明装置は、エレベータの乗りかごの天井に対して取り付けられて、前記乗りかごの内部を照らす発光部と、直線的に延びて、前記発光部の下側に水平に配置されて、前記発光部からの光を下方に透過させる透光部と、前記透光部の端部に配置されて、前記透光部の延長上を水平に移動可能に前記天井に対して取り付けられて、前記透光部を着脱可能に支持する支持ケースと、前記支持ケースの前記透光部とは反対側に設置されて、前記支持ケースの移動を制限可能なロック機構と、前記ロック機構の下側に配置されて、前記天井に対して着脱可能に取り付けられて、前記ロック機構を下方から覆うカバー部と、を具備したエレベータ照明装置であって、前記支持ケースは、前記透光部の端部が挿入されて前記透光部を支持する支持位置と前記透光部の端部が挿入されないように前記透光部から離れた開放位置との間を移動可能であり、前記ロック機構は、下方からの操作により上下に移動可能に設けられたねじ、および、前記ねじの上下移動に伴って前記支持ケースに当接することにより前記支持ケースを前記支持位置に制限するロック位置と前記支持ケースに当接しないように前記支持ケースから離れた解除位置との間を移動可能なロック部を有することを特徴とする。
本発明によれば、乗りかご内から透光部を容易に着脱でき、かつ、意匠性の高いエレベータ照明装置を提供できる。
[第1の実施形態]
本発明に係るエレベータ照明装置の第1の実施形態について、図1ないし図11を用いて説明する。
本発明に係るエレベータ照明装置の第1の実施形態について、図1ないし図11を用いて説明する。
本実施形態に係るエレベータ照明装置1の構造の概略について、図1ないし図5を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ照明装置がエレベータの乗りかごの天井に取り付けられた状態を示した斜視図である。図2は、図1の平面図(下面図)である。図3は、図2のIII−III矢視概略断面図である。図4は、図2のIV−IV矢視断面図である。図5は、図2のV−V矢視概略断面図である。
エレベータは、床(図示しない。)、天井90、および、側面91を形成する側板に囲まれた乗りかごを有する。本実施形態に係るエレベータ照明装置(以下、単に「照明装置」という。)1は、発光部10、透光部20、支持ケース30、ロック機構40、カバー部70、パネル80を有し、乗りかごの天井90に取り付けられ、乗りかごの内部を照らす。
パネル80は、例えばアルミニウム等の金属からなり、直線的に延びた中空の略直方体に形成されている。パネル80は、底面を形成する1枚の平面部81、側面を形成して互いに対向する2枚の側面部82、および、端面を形成して互いに対向する2枚の端面部83を有している。エレベータ照明装置1は、4枚のパネル80を有していて、4枚のパネル80は、互いに間隔を空けて並行して配置され、ボルト(図示しない。)により天井90に固定されている。
発光部10は、例えば直管形の蛍光灯であって、本実施形態では、3本の蛍光灯は、それぞれ4枚のパネル80の3つの間隔にパネル80と並行して配置され、天井90に着脱可能に固定されている。発光部10は、乗りかごの内部を照らすためのものであり、例えば白熱灯やLED等であっても良い。
透光部20は、発光部10からの光を透過させることができる部材、例えばアクリルからなり、直線的に延びた略直方体に形成されている。本実施形態では、3本の透光部20は、それぞれ4枚のパネル80の3つの間隔に配置され、支持ケース30により着脱可能に支持されている。透光部20は、発光部10の下側に発光部10と並行して配置され、発光部10を下方から保護し、照明装置1の意匠性を向上させる役割を果たす。
支持ケース30は、例えばアルミニウム等の金属からなり、4枚のパネル80の3つの間隔毎に2つずつ設けられている。2つの支持ケース30は、透光部20の両側の端部21に配置されて、透光部20の延長上を水平に平行移動可能となるように天井90に対して取り付けられている。支持ケース30は、透光部20を着脱可能に支持する役割を果たす。
ロック機構40は、4枚のパネル80の3つの間隔毎に2つずつ設けられている。ロック機構40は、支持ケース30の透光部20とは反対側に設置されていて、天井90に対して固定されている。ロック機構40は、支持ケース30の移動を制限する役割を果たす。
カバー部70は、例えばアルミニウム等の金属からなり、4枚のパネル80の3つの間隔毎に2つずつ設けられている。カバー部70は、支持ケース30の透光部20とは反対側で、かつ、ロック機構40の下側に配置されて、天井90に対して着脱可能に取り付けられている。カバー部70は、ロック機構40を下方から覆って、照明装置1の意匠性を向上させる役割を果たす。
本実施形態に係るエレベータ照明装置1の構造の詳細について、図6ないし図11を用いて説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ照明装置の透光部を示した斜視図である。図7は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ照明装置の支持ケースを示した斜視図である。図8は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ照明装置のカバー部を示した斜視図である。図9は、図2のIX−IX矢視断面図である。図10は、図2のX−X矢視断面図であって、エレベータ照明装置の使用状態を示した図である。図11は、図2のX−X矢視断面図であって、透光部の着脱作業状態を示した図である。
支持ケース30は、図7に示したように、底面を形成する1枚の平面部31、側面を形成して互いに対向する2枚の側面部32、および、一端面を形成する1枚の端面部33を有している。
支持ケース30の2枚の側面部32のそれぞれには、水平方向に延びた2つのピン挿入孔35,36が形成されている。ピン挿入孔55,56には、図9に示したように、隣接したパネル60の側面部62から突出した2本のピン65,66がそれぞれ挿入されている。このようにして、支持ケース30は、水平方向に平行移動可能な状態で、天井90に対してパネル60を介して取り付けられている。
透光部20の端部21は、図10に示したように、支持ケース30に挿入されて、支持ケース30の平面部31の一端に載置されている。このようにして、透光部20は、支持ケース30に支持されている。
上述の通り、支持ケース30は、透光部20の端部21が挿入されるように透光部20に近づいた位置(以下、「支持位置」という。)と透光部20の端部21が挿入されるように透光部20から離れた位置(以下、「開放位置」という。)との間を移動可能である。透光部20は、支持ケース30が支持位置にある場合には支持されて(図10)、支持ケース30が開放位置にある場合には支持されずに取り外される(図11)。
ロック機構40は、ホルダ41、ねじ50、および、ロック部としてのリンク部材52を有している。
ホルダ41は、上面を形成する上面部42、下面を形成する下面部43、側面を形成して互いに対向する2枚の側面部44、および、一端面を形成する端面部45を有し、天井90に固定されている。ホルダ41の下面部43には、貫通孔46が形成されている。また、ホルダ41の下面部43の内面には、ねじ穴部47が固定されている。ねじ穴部47には、ねじ50が螺合可能なねじ穴48が形成されている。
ねじ50は、上方に向かって、ホルダ41の下面部43の貫通孔46を貫通し、ねじ穴部47のねじ穴48に螺合している。すなわち、ねじ48は、下方からの回転操作により上下に移動可能にホルダ41に保持されている。
リンク部材52は、その中間部53が一方向に折り曲げ可能に形成された棒体である。リンク部材52は、その上端54が止め具57を介してホルダ41の上面部42に回動可能に接続されて、下端55が止め具58を介してねじ50の先端に回動可能に接続されている。
図10に示したように、ねじ50を上方に移動させた状態では、リンク部材52の中間部53は、支持位置にある支持ケース30の端面部33付近(以下、「ロック位置」という。)に位置している。一方、図11に示したように、ねじ50を下方に移動させた状態では、リンク部材52の中間部53は、開放位置にある支持ケース30の端面部33付近(以下、「解除位置」という。)に位置している。すなわち、ねじ50の上方移動に伴って、リンク部材52が折り曲がって、リンク部材52の中間部53が解除位置からロック位置に移動する。
リンク部材52の中間部53がロック位置にある場合には、支持ケース30は、リンク部材52の中間部53が支持ケースの端面部33に当接することにより、支持位置に拘束されて、開放位置への移動が制限されている。一方、リンク部材52の中間部53が解除位置にある場合には、支持ケース30は、支持位置と開放位置との間を移動可能となっている。
カバー部70は、例えばアルミニウム等の金属からなり、中空の略直方体に形成されている。カバー部70は、底面を形成する1枚の平面部71、側面を形成して互いに対向する2枚の側面部72、および、一端面を形成する1枚の端面部73を有している。
カバー部70の2枚の側面部72のそれぞれには、爪74が形成されている。カバー部70の爪74が隣接したパネル80の側面部82に形成された引掛け孔84に引っ掛けられることにより、カバー部70は、パネル80を介して天井90に対して着脱可能に取り付けられる。
本実施形態に係るエレベータ照明装置1の透光部20の着脱作業方法について、図9および図10を用いて説明する。
照明装置1の使用状態においては、支持ケース30は、支持位置にあって、透光部20を支持し、ロック部52は、ロック位置にあって、支持ケース30の移動を制限している。ここで、照明装置1の発光部(蛍光灯)10を交換する場合には、透光部20を取り外す必要がある。
まず、かご内の作業者は、カバー部70を取り外して、冶具(例えば、スクリュードライバ)93を用いてねじ50を回転させて、ねじ50を下方に移動させる。これに伴って、ロック部52はロック位置から解除位置に移動する。その後、作業者は、支持ケース30を支持位置から開放位置に移動させて、透光部20を取り外す。
発光部10の交換後、作業者は、支持ケース30を開放位置から指示位置に移動させつつ、透光部20の端部21を支持ケース30に挿入する。挿入後、冶具93を用いてねじ50を回転させて、ねじ50を上方に移動させる。これに伴って、ロック部52はロック位置から解除位置に移動する。その後、カバー部70を取り付けて、照明装置1を使用状態に戻す。
本実施形態に係るエレベータ照明装置1の効果について説明する。
本実施形態によれば、透光部20は、支持ケース30により着脱可能に支持されているため、エレベータの可動による振動等によって透光部20が落下することを防止できる。また、ロック機構40により、支持ケース30が透光部20を支持している状態に制限することができる。そのため、照明装置1の安全性が向上する。
さらに、ロック機構40は、下方からの操作により上下に移動可能に設けられたねじ50を有し、ねじ50の上下移動によって、支持ケース30を支持位置に制限するか否かを切り替えることができる。そのため、乗りかご内からの透光部20の着脱作業(すなわち、発光部10の着脱作業)を容易に行うことができる。
さらに、カバー部70は、ロック機構40を下方から覆っているため、ロック機構40は、露出しておらず、かご内の利用者から視認されない。したがって、照明装置1の意匠性が高く、また、利用者のいたずら等の被害を少なくすることができる。
[第2の実施形態]
本発明に係るエレベータ照明装置の第2の実施形態について、図12および図13を用いて説明する。図12は、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図13は、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本発明に係るエレベータ照明装置の第2の実施形態について、図12および図13を用いて説明する。図12は、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図13は、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本実施形態に係るロック部は、板ばね252である。板ばね252は、その上端254が止め具257を介してホルダ41の上面部42に回動可能に接続されて、下端255が止め具258を介してねじ50の先端に回動可能に接続されている。そして、板ばね52は、その中間部253が支持ケース30側に湾曲するように設置されている。
図12に示したように、ねじ50を上方に移動させた状態では、板ばね252の中間部253は、支持位置にある支持ケース30の端面部33付近(ロック位置)に位置している。一方、図13に示したように、ねじ50を下方に移動させた状態では、板ばね252の中間部253は、開放位置にある支持ケース30の端面部33付近(解除位置)に位置している。すなわち、ねじ50の上方移動に伴って、板ばね252が湾曲して、板ばね252の中間部253が解除位置からロック位置に移動する。
板ばね252の中間部253がロック位置にある場合には、支持ケース30は、板ばね252の中間部253が支持ケースの端面部33に当接することにより、支持位置に拘束されて、開放位置への移動が制限されている。一方、板ばね252の中間部253が解除位置にある場合には、支持ケース30は、支持位置と開放位置との間を移動可能となっている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
本発明に係るエレベータ照明装置の第3の実施形態について、図14および図15を用いて説明する。図14は、本発明の第3の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図15は、本発明の第3の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本発明に係るエレベータ照明装置の第3の実施形態について、図14および図15を用いて説明する。図14は、本発明の第3の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図15は、本発明の第3の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本実施形態に係るロック部は、直線的に延びたステー352である。ステー352は、その上端354が止め具357を介してホルダ41の上面部42に回動可能に接続されている。ステー352は、ねじ50の先端がステー352の中間部353に当接することにより、支持ケース30側に倒れ掛かっている。
図14に示したように、ねじ50を上方に移動させた状態では、ステー352の下端355は、支持位置にある支持ケース30の端面部33付近(ロック位置)に位置している。一方、図15に示したように、ねじ50を下方に移動させた状態では、ステー352の下端355は、開放位置にある支持ケース30の端面部33付近(解除位置)に位置している。すなわち、ねじ50の上方移動に伴って、ステー352が支持ケース30側に倒れ掛かり、ステー52の下端355が解除位置からロック位置に移動する。
ステー352の下端355がロック位置にある場合には、支持ケース30は、ステー352の下端355が支持ケースの端面部33に当接することにより、支持位置に拘束されて、開放位置への移動が制限されている。一方、ステー352の下端355が解除位置にある場合には、支持ケース30は、支持位置と開放位置との間を移動可能となっている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施形態]
本発明に係るエレベータ照明装置の第4の実施形態について、図16および図17を用いて説明する。図16は、本発明の第4の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図17は、本発明の第4の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本発明に係るエレベータ照明装置の第4の実施形態について、図16および図17を用いて説明する。図16は、本発明の第4の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図17は、本発明の第4の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本実施形態に係るロック部は、コイルばね(コイル状の弾性体)452である。コイルばね452の下端455がねじ50の先端に固定されている。また、コイルばね452の中間部453は、ホルダ41内に設けられた誘導板459により曲げられて、コイルばね452の上端453側は、支持ケース30に向かって延びている。
図16に示したように、ねじ50を上方に移動させた状態では、コイルばね452の上端454は、支持位置にある支持ケース30の端面部33付近(ロック位置)に位置している。一方、図17に示したように、ねじ50を下方に移動させた状態では、コイルばね452の上端454は、開放位置にある支持ケース30の端面部33付近(解除位置)に位置している。すなわち、ねじ50の上方移動に伴って、コイルばね452が支持ケース30側に移動して、コイルばね452の上端454が解除位置からロック位置に移動する。
コイルばね452の上端454がロック位置にある場合には、支持ケース30は、コイルばね452の上端454が支持ケースの端面部33に当接することにより、支持位置に拘束されて、開放位置への移動が制限されている。一方、コイルばね452の上端454が解除位置にある場合には、支持ケース30は、支持位置と開放位置との間を移動可能となっている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第5の実施形態]
本発明に係るエレベータ照明装置の第5の実施形態について、図18および図19を用いて説明する。図18は、本発明の第5の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図19は、本発明の第5の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本発明に係るエレベータ照明装置の第5の実施形態について、図18および図19を用いて説明する。図18は、本発明の第5の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図19は、本発明の第5の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本実施形態に係るロック部は、直線的に延びたストッパ552である。ストッパ552は、一端561が止め具558を介してねじ50の先端に固定され、他端562が支持ケース30側に水平に延びている。また、本実施形態に係る支持ケース30の端面部33には、避け穴37が形成されている。
図10に示したように、ねじ50を上方に移動させた状態では、ストッパ552の他端562は、支持位置にある支持ケース30の端面部33の外側(ロック位置)に位置している。一方、図11に示したように、ねじ50を下方に移動させた状態では、ストッパ552の他端562は、開放位置にある支持ケース30の端面部33の避け穴37内に挿入されている(解除位置)。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実施形態では、支持ケース30の端面部33には、避け穴37が形成されているが、切欠であっても同様の効果を奏することは言うまでもない。
[第6の実施形態]
本発明に係るエレベータ照明装置の第2の実施形態について、図20ないし図23を用いて説明する。図20は、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ照明装置がエレベータの乗りかごの天井に取り付けられた状態を示した平面図(下面図)である。図21は、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図22は、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。図23は、図21のXXIII−XXIII矢視断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本発明に係るエレベータ照明装置の第2の実施形態について、図20ないし図23を用いて説明する。図20は、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ照明装置がエレベータの乗りかごの天井に取り付けられた状態を示した平面図(下面図)である。図21は、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図10と同様にエレベータ照明装置の使用状態を示した断面図である。図22は、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ照明装置を説明するための図であって、図11と同様に透光部の着脱作業状態を示した断面図である。図23は、図21のXXIII−XXIII矢視断面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
本実施形態では、図22に示したように、支持位置にある支持ケース30の端面部33は、パネル80の端面部83と同一面に配置されている。ロック機構40およびカバー部70は、複数のパネル80間に配置されておらず、側壁91に隣接した位置に設けられている。そのため、カバー部70は、天井90に設けられたブラケット75に対して着脱可能に取り付けられる。
本実施形態に係るロック部は、カム652である。カム652は、ねじ50と同軸的にねじ50に固定され、ねじ50の回転に伴って回転する。図10に示したように、カム652の長手方向が支持ケース30に向かっている場合には、支持ケース30の移動は制限される。一方、カム652の短手方向が支持ケース30に向かっている場合には、支持ケース30の移動は許容される。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
1…エレベータ照明装置、10…発光部、20…透光部、21…透光部の端部、30…支持ケース、31…支持ケースの平面部、32…支持ケースの側面部、33…支持ケースの端面部、35,36…ピン挿入孔、37…避け穴、40…ロック機構、41…ホルダ、42…ホルダの上面部、43…ホルダの下面部、44…ホルダの側面部、45…ホルダの端面部、46…貫通孔、47…ねじ穴部、48…ねじ穴、50…ねじ、52…リンク部材(ロック部)、53…リンク部材の中間部、54…リンク部材の上端、55…リンク部材の下端、57,58…止め具、70…カバー部、71…カバー部の平面部、72…カバー部の側面部、73…カバー部の端面部、74…爪、75…ブラケット、80…パネル、81…パネルの平面部、82…パネルの側面部、83…パネルの端面部、85,86…パネルのピン、87…引掛け孔、90…天井、91…側板、92…冶具、252…板ばね(ロック部)、253…板ばねの中間部、254…板ばねの上端、255…板ばねの下端、257,258…止め具、352…ステー(ロック部)、353…ステーの中間部、354…ステーの上端、355…ステーの下端、357…止め具、452…コイルばね、453…コイルばねの中間部、454…コイルばねの上端、455…コイルばねの下端、459…誘導板、552…ストッパ(ロック部)、561…ストッパの一端、562…ストッパの他端、558…止め具、652…カム(ロック部)、658…止め具
Claims (6)
- エレベータの乗りかごの天井に対して取り付けられて、前記乗りかごの内部を照らす発光部と、
直線的に延びて、前記発光部の下側に水平に配置されて、前記発光部からの光を下方に透過させる透光部と、
前記透光部の端部に配置されて、前記透光部の延長上を水平に移動可能に前記天井に対して取り付けられて、前記透光部を着脱可能に支持する支持ケースと、
前記支持ケースの前記透光部とは反対側に設置されて、前記支持ケースの移動を制限可能なロック機構と、
前記ロック機構の下側に配置されて、前記天井に対して着脱可能に取り付けられて、前記ロック機構を下方から覆うカバー部と、
を具備したエレベータ照明装置であって、
前記支持ケースは、前記透光部の端部が挿入されて前記透光部を支持する支持位置と前記透光部の端部が挿入されないように前記透光部から離れた開放位置との間を移動可能であり、
前記ロック機構は、下方からの操作により上下に移動可能に設けられたねじ、および、前記ねじの上下移動に伴って前記支持ケースに当接することにより前記支持ケースを前記支持位置に制限するロック位置と前記支持ケースに当接しないように前記支持ケースから離れた解除位置との間を移動可能なロック部を有すること、
を特徴としたエレベータ照明装置。 - 前記ロック部は、上端が前記天井に接続されて下端が前記ねじに接続されて中間部が折り曲げ可能なリンク部材であって、前記ねじの上方移動に伴って前記リンク部材が折り曲がることにより、前記リンク部材の中間部が前記解除位置から前記ロック位置に移動することを特徴とした請求項1に記載のエレベータ照明装置。
- 前記ロック部は、上端が前記天井に接続されて下端が前記ねじに接続された板ばねであって、前記ねじの上方移動に伴って前記板ばねが湾曲することにより、前記板ばねの中間部が前記解除位置から前記ロック位置に移動することを特徴とした請求項1に記載のエレベータ照明装置。
- 前記ロック機構は、上端が前記天井に接続されて上端を中心に回転可能なステーであって、前記ねじの上方移動に伴って前記ねじが前記ステーの中間部を押すことにより、前記ステーの下端が前記解除位置から前記ロック位置に移動することを特徴とした請求項1に記載のエレベータ照明装置。
- 前記ロック機構は、下端が前記ねじに接続されて上端が前記支持ケースに近づく方向に折り曲げられたコイル状の弾性体であって、前記ねじの上方移動に伴って前記コイル状の弾性体の上端が前記解除位置から前記ロック位置に移動することを特徴とした請求項1に記載のエレベータ照明装置。
- 前記支持ケースの前記透光部とは反対側の端部には、切り欠きが形成されていて、
前記ロック機構は、一端が前記ねじに接続されて前記支持ケースの前記透光部とは反対側の端部までに水平に延びたストッパであって、前記ねじの上下移動に伴って前記ストッパの他端が前記切り欠きに対応した位置に移動することにより、前記支持ケースを前記開放位置に移動可能にすること、
を特徴とした請求項1に記載のエレベータ照明装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016166883A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2016-10-20 | 三菱電機株式会社 | エレベータのかご室照明装置及びその据付方法 |
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2009
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