JP2022054114A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】速度差が生じず、円滑に移行することができる乗客コンベア及びこの運転方法を提供する。【解決手段】本発明に係る乗客コンベア1は、乗降口2と、循環駆動される無端帯状搬送体50を備える搬送部5と、循環駆動される無端帯状搬送体30を備えて乗降口2と搬送部5との間に配置される変速搬送部3と、変速搬送部3を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部3よりも上流側2の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部3よりも下流側5の速度と一致するように、駆動制御する制御部とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、循環駆動される無端帯状搬送体により乗客を搬送する乗客コンベア及び乗客コンベアの運転方法に関する。
この種の乗客コンベアは、乗り口と、降り口と、これらの間で循環駆動される無端帯状搬送体とを備え、動く歩道とも呼ばれる。乗客コンベアは、乗客を歩かさずに移動させる手段である。ただし、乗り口から無端帯状搬送体への移動及び無端帯状搬送体から降り口への移動は、乗客自身の移動による。したがって、乗客は、速度差のある乗降口と無端帯状搬送体との間を跨いで移動しなければならず、この速度差に不安定感や乗り降りのしにくさを覚える。
そこで、特許文献1に記載の乗客コンベアが提案された。この乗客コンベアは、乗り口及び降り口と無端帯状搬送体との間に、複数の独立した補助無端帯状搬送体が直列配置され、乗り口側の複数の補助無端帯状搬送体は、進行方向に速度が順次速くなり、反対に、降り口側の複数の補助無端帯状搬送体は、進行方向に速度が順次遅くなる乗客コンベアであり、これにより、乗降口と無端帯状搬送体との速度差を解消しようとするものである。
特公昭46-4416号公報
しかし、特許文献1に記載の乗客コンベアにおいても、乗降口と補助無端帯状搬送体との速度差、隣り合う補助無端帯状搬送体の速度差、及び、補助無端帯状搬送体と無端帯状搬送体との速度差は、ゼロにはならず、速度差を完全に解消するには至っていない。したがって、特許文献1に記載の乗客コンベアにおいても、乗客の不安定感や乗り降りのしにくさの問題が依然として残る。特に、足が不自由な者や高齢者に対しては、細心の注意が必要である。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、速度差が生じず、円滑に移行することができる乗客コンベアを提供することを課題とする。
本発明に係る乗客コンベアは、
乗降口と、
循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、
循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部と、
変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する制御部とを備える
乗客コンベアである。
なお、「一致」とは、本発明においては、完全一致(すなわち、速度差ゼロ)のほか、それに近いという意味の「略」の概念も含むものである。具体的には、15m/min以内の速度差を許容する趣旨である。
ここで、本発明に係る乗客コンベアの一態様として、
変速搬送部は、
変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が乗り口に接続され、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部に接続されるものであり、
乗客受け入れ時に停止しており、乗客搬送中に加速し、乗客送り出し時における速度が搬送部の速度と一致するように、駆動制御される
との構成を採用することができる。
この場合、
変速搬送部は、乗客受け入れ時に乗り口に近接する無端帯状搬送体の領域に視認可能な形で待機エリアを備える
との構成を採用することができる。
さらにこの場合、
乗り口は、変速搬送部の駆動中に新たな乗客が乗り口から変速搬送部に進むのを規制するための開閉自在なゲートを備える
との構成を採用することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの他態様として、
変速搬送部は、
変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部に接続され、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が降り口に接続されるものであり、
乗客受け入れ時における速度が搬送部の速度と一致し、乗客搬送中に減速し、乗客送り出し時に停止しているように、駆動制御される
との構成を採用することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの運転方法は、
乗降口と、循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部とを備える乗客コンベアの運転方法であって、
変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する
乗客コンベアの運転方法である。
以上のように、本発明によれば、変速搬送部は、上流側の速度及び下流側の速度に対応して変速制御される。このため、乗降口と変速搬送部との速度差、変速搬送部が複数設けられる場合の隣り合う変速搬送部の速度差、及び、変速搬送部と搬送部との速度差は、生じない。したがって、本発明によれば、乗客は、これらの間を円滑に移行することができる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る乗客コンベアの側面図である。図1(b)は、同乗客コンベアの平面図である。 図2(a)は、同乗客コンベアの図1(b)のA-A線における拡大縦断面図である。図2(b)は、同乗客コンベアの拡大平面図である。 図3は、同乗客コンベアの変速運転モードのフローチャートである。 図4は、図3の続きのフローチャートである。 図5(a)ないし(d)は、同変速運転モードにおける乗客の搬送態様の説明図である。 図6(a)ないし(d)は、図5の続きの説明図である。 図7(a)ないし(d)は、図6の続きの説明図である。 図8(a)ないし(c)は、同変速運転モードにおける乗客の搬送速度の速度変化を表すグラフである。図8(d)は、同変速運転モードを採用しない場合の乗客の搬送速度の速度変化を表すグラフである。 図9は、同乗客コンベアの定速運転モードのフローチャートである。 図10(a)は、他実施形態に係る乗客コンベアの側面図である。図10(b)は、同乗客コンベアの変速運転モードにおける乗客の搬送速度の速度変化を表すグラフである。
以下、本発明に係る乗客コンベアの一実施形態について、図面を参酌して説明する。
図1に示すように、乗客コンベア1は、一方から他方に、乗降口2、変速搬送部3、搬送部5、変速搬送部3、乗降口2を備える。本実施形態においては、乗客コンベア1は、乗客を右から左に搬送する設定となっている。このため、乗客コンベア1は、右から左に、乗り口2A、加速搬送部3A、搬送部5、減速搬送部3B、降り口2Bを備える。設定を逆に切り替えると、乗り口2Aは降り口に、加速搬送部3Aは減速搬送部に切り替わり、乗客を左から右に搬送する設定となる。以下の説明は、乗客を右から左に搬送する設定の場合であり、逆の設定の場合は、適宜読み替えるものとして、説明を省略する。
このように、乗客コンベア1は、3つの独立した搬送部3,5,3を備える。3つの搬送部3,5,3は、直列配置される。搬送部5は、主たる搬送部である。乗客コンベア1の搬送長さは、主として、搬送部5の長さによって決まる。2つの搬送部3,3は、従たる搬送部であり、搬送部5と乗降口2との間に配置される。2つの乗降口2,2及び2つの搬送部3,3は、同じ構造であり、2つの搬送部3,3は、同じ長さ(搬送長さ)である。これにより、2つの乗降口2,2及び2つの搬送部3,3は、搬送部5の中心を中心として、線対称に配置される。
3つの搬送部3,5,3は、それぞれ循環駆動される無端帯状搬送体30,50,30を備える。本実施形態においては、無端帯状搬送体30,50,30は、ベルト搬送体である。加速搬送部3Aの無端帯状搬送体30Aの乗客受け入れ部は、乗り口2Aに接続され、無端帯状搬送体30Aの乗客送り出し部は、接続部4Aにおいて、搬送部5の無端帯状搬送体50の乗客受け入れ部に接続される。減速搬送部3Bの無端帯状搬送体30Bの乗客受け入れ部は、接続部4Bにおいて、無端帯状搬送体50の乗客送り出し部に接続され、無端帯状搬送体30Bの乗客送り出し部は、降り口2Bに接続される。無端帯状搬送体30Aの上面(踏面)、無端帯状搬送体50の上面(踏面)及び無端帯状搬送体30Bの上面(踏面)は、面一であり、全体として1つの通路を構成する。
これにより、乗客は、乗り口2Aから無端帯状搬送体30Aの乗客受け入れ部に移動する(乗り込む)と、加速搬送部3Aにより搬送され、無端帯状搬送体30Aの乗客送り出し部から無端帯状搬送体50の乗客受け入れ部に移行した後は、搬送部5により搬送され、無端帯状搬送体50の乗客送り出し部から無端帯状搬送体30Bの乗客受け入れ部に移行した後は、減速搬送部3Bにより搬送され、無端帯状搬送体30Bの乗客送り出し部に到達すると、降り口2Bに移動する(降りる)。このように、乗客コンベア1は、無端帯状搬送体30Aの乗客受け入れ部から無端帯状搬送体30Bの乗客送り出し部まで、乗客を歩かさずに連続的に移動させる手段である。
なお、無端帯状搬送体30A,30Bのそれぞれ周面には、幅方向に沿ってかつ進行方向に間隔を有してたとえば白線からなる一対の境界線30a,30aが設けられる。一対の境界線30a,30a間は、複数の乗客が待機可能な待機エリア30Wとして設定される。本実施形態においては、待機エリア30Wの定員は、2名であるが、これに限定されるものではない。待機エリア30Wは、無端帯状搬送体30A,30Bの踏面の全長の半分よりも短い領域である。
図2に示すように、乗降口2は、フロアプレート20と、ポール21と、進入防止柵22とを備える。フロアプレート20は、乗降口2の床を構成し、通路の端部(始端部及び終端部)を構成する。フロアプレート20の先端縁は、無端帯状搬送体30の上面に接し、乗降口2と変速搬送部3との境界を画する。ポール21は、通路の左右に一対設けられ、通路の端(始端及び終端)に設置される。乗客は、一対のポール21,21間を通って、乗り口2Aに進入し、一対のポール21,21間を通って、降り口2Bから退出する。進入防止柵22は、通路の左右に一対設けられ、ポール21と変速搬送部3との間に設置される。進入防止柵22は、乗客が通路を通らずに側方から乗り口2Aに進入することを防止する。
乗降口2は、ゲート23と、信号灯24と、人検知センサ25,26とを備える。ゲート23は、乗降口2と変速搬送部3との境界又はこの近傍に配置され、乗降口2と変速搬送部3との間を開閉する。乗客は、ゲート23が開いていると、乗り口2Aから変速搬送部3に進入することができ、ゲート23が閉じていると、変速搬送部3への進入が阻止される。信号灯24は、ゲート23と連動しており、乗り口2Aから変速搬送部3への進入を許可する場合は、進入可の表示(たとえば、「○」の表示や青色表示)を行い、乗り口2Aから変速搬送部3への進入を許可しない場合は、進入不可の表示(たとえば、「×」の表示や赤色表示)を行う。降り口2Bの信号灯24は、当然、進入を許可しないので、進入不可の表示を行う。人検知センサ25,26は、乗り口2Aに進入した乗客を検知し、降り口2Bから退出する乗客を検知する。人検知センサ25は、たとえばポール21に配置されるエリアセンサである。人検知センサ26は、たとえばゲート23のポールに配置されるラインセンサである。これらセンサの組み合わせにより、乗り口2Aに進入した乗客や降り口2Bから退出する乗客の数を正確に把握することができる。
変速搬送部3は、駆動モータ31と、ハンドレール32と、欄干パネル33と、デッキと、スピーカ35,36とを備える。駆動モータ31は、無端帯状搬送体30が巻き掛けられる上流側の回転体(たとえばローラ)又は下流側の回転体(たとえばローラ)の一方に回転力を付与し、無端帯状搬送体30を一方向又は反対方向に循環駆動する。ハンドレール32は、移動手摺とも呼ばれ、通路の左右に通路に沿って一対設けられ、無端帯状搬送体30に連動して循環移動する。欄干パネル33は、通路の左右に通路に沿って一対設けられ、ハンドレール32を循環移動可能に支持する。欄干パネル33の下辺部は、床面から下方に設けられたピットに設置されるトラスに支持される。デッキは、ハンドレール32の下辺部(復路部分)及び欄干パネル33の下辺部を覆い隠す。デッキは、上面のデッキカバー(内デッキカバー及び外デッキカバー)と、通路の左右に通路に沿って配置されるスカートガード34と、スカートガード34と反対側の外側サイドガードと、長手方向の両端部(ハンドレール32の折り返し部が通過する部分)を覆うインレットガードとで構成される。スピーカ35,36は、たとえばスカートガード34に設けられる。スピーカ35は、変速搬送部3の乗降口2側に配置される。スピーカ36は、変速搬送部3の中央部に配置される。
接続部4は、デッキと、人検知センサ41と、スピーカ42とを備える。デッキは、変速搬送部3のデッキと搬送部5のデッキとの間の空間部を埋めるように配置され、通路に沿って連続したデッキを構成する。人検知センサ41は、接続部4を通過する乗客を検知する。人検知センサ41は、一対設けられ、一方は、接続部4の変速搬送部3側に配置され、他方は、接続部4の搬送部5側に配置される。人検知センサ41は、たとえばラインセンサである。スピーカ42は、たとえばデッキのスカートガード40に設けられる。
搬送部5は、駆動モータ51と、ハンドレール52と、欄干パネル53と、デッキとを備える。駆動モータ51は、無端帯状搬送体50が巻き掛けられる上流側の回転体(たとえばローラ)又は下流側の回転体(たとえばローラ)の一方に回転力を付与し、無端帯状搬送体50を一方向又は反対方向に循環駆動する。ハンドレール52、欄干パネル53及びデッキは、変速搬送部3のハンドレール32、欄干パネル33及びデッキと、長さの違いはあるが、構成は同じである。
乗客コンベア1は、制御部を備える。乗降口2のゲート23、信号灯24及び人検知センサ25,26、変速搬送部3の駆動モータ31及びスピーカ35,36、接続部4の人検知センサ41及びスピーカ42、搬送部5の駆動モータ51は、制御部に接続され、入出力制御される。
本実施形態に係る乗客コンベア1は、以上の構成からなる。次に、乗客コンベア1の運転方法(駆動制御方法)について、図3及び図4を参酌しつつ説明する。なお、以下に説明する乗客コンベア1の運転方法(駆動制御方法)は、乗客コンベア1の制御部によるものである。
まず、初期状態として、加速搬送部3A、搬送部5及び減速搬送部3Bは、停止している(S1)。また、加速搬送部3Aは、待機エリア30Wが乗り口2Aに近接する位置で停止している。減速搬送部3Bは、待機エリア30Wが非踏面側に隠れる位置で停止している。そして、乗り口2A及び降り口2Bの両ゲート23,23は、開いている(S2)。さらに、乗り口2Aの信号灯24は、進入可表示を行い、他方、降り口2Bの信号灯24は、進入不可表示を行っている(S3)。
この状態で、人検知センサ25,26は、乗客が乗り口2Aに進入したか否かをチェックしている(S4)。乗客が乗り口2Aに進入した場合(S4がYES、図5(a)参照)、近傍に位置するスピーカ35から、待機エリア30W内で待機するよう、アナウンスされる(S7)。そこで、乗客は、乗り口2Aから無端帯状搬送体30Aの乗客受け入れ部に歩いて移動し(乗り込み)、待機エリア30Wまで歩みを進める(図5(b)参照)。このとき、無端帯状搬送体30Aは停止しているため、乗り口2Aと無端帯状搬送体30Aとの速度差は、ゼロである。したがって、乗客は、高齢者であっても、容易にかつ安心して乗り込むことができる。
この待機状態は、新たに乗客が乗り口2Aに進入し(S4がYES)、待機エリア30Wで待機する乗客の人数が定員に達するか(S8がYES、図5(c)参照)、もう乗客が乗り口2Aに進入しないが(S4がNO)、待機エリア30Wで乗客が待機しており(S5がYES)、そして、最後に乗客が乗り口2Aに進入してから所定時間が経過する(S6がYES)まで、継続する。そして、いずれかの条件が満たされると、近傍に位置するスピーカ35,36から、乗り口2Aのゲート23が閉じる旨のアナウンスがされ(S9)、しかる後、ゲート23が閉じ(S10、図5(d)参照)、乗り口2Aの信号灯24が進入不可表示に切り替わる(S11)。
そして、スピーカ35,36から、移動開始のアナウンス、すなわち、無端帯状搬送体30Aが動き始める旨のアナウンスがされる(S12、図6(a)参照)。アナウンス後、加速搬送部3Aは、待機エリア30Wが搬送部5に到達するまでに定格速度(本実施形態においては、30m/min)に達するように加速し、以後は定格速度運転となる(S13)。また、搬送部5は、加速搬送部3Aの待機エリア30Wが到達するまでに定格速度に達するように加速し、以後は定格速度運転となる(S15、図6(b)参照)。なお、加速搬送部3Aのハンドレール32及び搬送部5のハンドレール52も、同期して加速する。
加速のイメージは、たとえば図8(a)ないし(c)のいずれかである。図8(a)は、待機エリア30Wが搬送部5に到達した時点で加速搬送部3Aが定格速度に達するパターンである。図8(b)は、待機エリア30Wが搬送部5に到達する前の時点で加速搬送部3Aが定格速度に達するパターンである。図8(b)の場合、図8(a)に比べると、加速度が大きくなる。ただし、加速度が大きいといっても、急激な速度変化を伴わない緩やかな加速度である。このため、乗客が加速度によってバランスを崩したり、よろめくといったことは起こらない。図8(c)は、連続的な速度変化を生じさせるパターンである。いずれのパターンであっても、乗客が接続部4を通過する際、すなわち、加速搬送部3Aから搬送部5に移行する際、加速搬送部3Aの無端帯状搬送体30Aと搬送部5の無端帯状搬送体50との速度差は、ゼロである。したがって、乗客は、無端帯状搬送体30Aの乗客送り出し部から無端帯状搬送体50の乗客受け入れ部へと、歩く必要なく、そのままの状態で円滑に移行する。あたかも一つの無端帯状搬送体の同じ位置に立ち続けているかの如くである。仮に、特許文献1に記載の乗客コンベアと同様、図8(d)に示すように、速度差があると、移行(乗り継ぎ)は円滑になりにくい。
人検知センサ41,41は、乗客が搬送部5に移行したか否かをチェックしている(S16)。乗客が搬送部5に移行した場合(S16がYES、図6(c)参照)、加速搬送部3Aは、乗客がいなくなったとして、次の乗客を受け入れ可能とすべく、待機エリア30Wが乗り口2Aに近接する位置まで循環移動し、待機エリア30Wが乗り口2Aに近接する位置で停止する(S17、図6(d)参照)。そして、ゲート23が開き(S18)、乗り口2Aの信号灯24が進入可表示に切り替わる(S19)。
搬送部5による乗客の搬送は進んでおり、減速搬送部3Bは、加速搬送部3Aの起動後所定時間経過後に起動し、以後は定格速度運転となる(S20、図7(a)参照)。そうすると、乗客が接続部4を通過する際、すなわち、搬送部5から減速搬送部3Bに移行する際、搬送部5の無端帯状搬送体50と減速搬送部3Bの無端帯状搬送体30Bとの速度差は、ゼロである。したがって、乗客は、無端帯状搬送体50の乗客送り出し部から無端帯状搬送体30Bの乗客受け入れ部へと、歩く必要なく、そのままの状態で円滑に移行する。あたかも一つの無端帯状搬送体の同じ位置に立ち続けているかの如くである。仮に、特許文献1に記載の乗客コンベアと同様、速度差があると、移行(乗り継ぎ)は円滑になりにくい。なお、減速搬送部3Bは、乗客が移行した際に乗客の足元に待機エリア30Wが来て、乗客が待機エリア30Wに立つこととなるよう、タイミング等が制御される。これにより、乗客は、加速搬送部3Aと同じ感覚を覚え、ひいては、降り口2Bに向かうことに対する安心感を覚える。
人検知センサ41,41は、乗客が減速搬送部3Bに移行したか否かをチェックしている(S21)。乗客が減速搬送部3Bに移行した場合(S21がYES、図7(b)参照)、近傍に位置するスピーカ42,36から、減速開始のアナウンス、すなわち、無端帯状搬送体30Bが遅くなっていく旨のアナウンスがされる(S22)。アナウンス後、減速搬送部3Bは、約1/2循環移動した後に停止となるように減速し、以後、乗客を降り口2Bの手前まで搬送した状態で停止する(S23、図7(c)参照)。
減速搬送部3Bが停止すると、近傍に位置するスピーカ35,36から、降り口2Bに降りるよう、アナウンスされる(S24、図7(d)参照)。そこで、乗客は、無端帯状搬送体30Bの乗客送り出し部から降り口2Bに歩いて移動し(降り)、さらに歩みを進めて、降り口2Bから退出する。このとき、無端帯状搬送体30Bは停止しているため、無端帯状搬送体30Bと降り口2Bとの速度差は、ゼロである。したがって、乗客は、高齢者であっても、容易にかつ安心して降りることができる。
以上のとおり、本実施形態に係る乗客コンベア1によれば、加速搬送部3Aは、乗客受け入れ時における速度(無端帯状搬送体30Aの移動速度)が加速搬送部3Aよりも上流側の乗り口2Aの速度(ゼロ(停止))と一致し、乗客搬送中に加速し、乗客送り出し時における速度が加速搬送部3Aよりも下流側の搬送部5の速度(無端帯状搬送体50の移動速度)と一致するように、制御部により駆動制御される。また、減速搬送部3Bは、乗客受け入れ時における速度(無端帯状搬送体30Bの移動速度)が減速搬送部3Bよりも上流側の搬送部5の速度と一致し、乗客搬送中に減速し、乗客送り出し時における速度が減速速搬送部3Bよりも下流側の降り口2Bの速度(ゼロ(停止))と一致するように、制御部により駆動制御される。このため、乗降口2と変速搬送部3との速度差及び変速搬送部3と搬送部5との速度差は、生じない。したがって、本実施形態に係る乗客コンベア1によれば、乗客は、容易にかつ安心して乗り降りすることができ、搬送中もずっと安心して立っていることができる。
また、上記実施形態に係る乗客コンベア1によれば、乗客のスタート地点となる待機エリア30Wが加速搬送部3Aに視認可能な形で設けられる。動く歩道では、乗客は歩かずに立ったまま移動するものである。待機エリア30Wを設けることにより、乗客が歩いて移動しようとするのを抑制することができ、安全性の向上を図ることができる。なお、歩行抑制をより確実にするために、待機エリア30Wの後方のゲート23と同様のゲートを待機エリア30Wの前方に設けることができる。
また、本実施形態に係る乗客コンベア1によれば、加速搬送部3Aが動いている間は、ゲート23が閉じ、後続の乗客が乗り口2Aから動いている加速搬送部3Aに進むことができないようになっている。このため、本実施形態に係る乗客コンベア1によれば、乗客が速度差を伴う移動をすることができなくなり、信頼性を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施形態においては、搬送部5は、連続的に定格速度運転をする。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。搬送部5も、加速や減速を加えるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、無端帯状搬送体30,50は、ベルトである。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。たとえば、進行方向における幅が狭い多数のパレットが無端状に連結されるものであってもよい。
また、上記実施形態においては、人検知手段として、センサが用いられる。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。乗客が特定箇所を通過したか否かの検知は、エンコーダからの情報によっても行うことができ、あるいは、エンコーダの情報とセンサの情報とを併用するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、待機エリア30Wは、一対の境界線30a,30aを用いて視認可能に設けられる。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。たとえば、待機エリアに該当する領域に、ライトを照らしたり、プロジェクションマッピングで映像を投影する等して待機エリアを視認可能にしてもよい。
また、上記実施形態においては、乗客コンベア1は、水平面に沿って乗客を搬送する水平タイプである。しかし、斜面に沿って乗客を搬送する傾斜タイプであってもよい。
また、上記実施形態においては、接続部4において、変速搬送部3のハンドレール32の折り返し部と搬送部5のハンドレール52の折り返し部との間に、ハンドレールが通路に沿っていない部分(凹部)が生じる。しかし、この凹部によって乗客の安全性が損なわれることはない。ただし、特開2003-226480号に記載のとおり、ハンドレール32,52と面一になるように凹部に、複数又は単数の回転体構造や無端循環回転体構造を設けて、凹部を埋め、手摺が通路に沿って連続するようにすることもできる。
また、上記実施形態において、3つの独立した搬送部30,50,30のすべてを同期的に定格速度運転して(図9参照)、1つの搬送部とみなした、一般的な乗客コンベアとしても使用することができる。すなわち、本発明は、図3及び図4に例示される変速運転モードと、図9に例示される定速運転モードとを選択的に切り替える機能を付加することができる。
また、上記実施形態においては、変速搬送部3は、加速用として1つ、減速用として1つ、設けられる。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。図10に示すように、変速搬送部3は、直列配置される複数の変速搬送部(第1加速搬送部3A1及び第2加速搬送部3A2、第1減速搬送部3B1及び第2減速搬送部3B2)で構成されるようにしてもよい。この場合、各変速搬送部3に対して、変速駆動制御が適用される。
また、上記実施形態においては、移行部(乗降口2と変速搬送部3との間及び変速搬送部3と搬送部5との間)における上流側と下流側との速度差は、ゼロに設定され、また、15m/min以内の速度差が許容される。しかし、速度差の許容値としては、15m/min以内に限定されるものではない。たとえば、10m/min以内の速度差、8m/min以内の速度差、5m/min以内の速度差、3m/min以内の速度差、2m/min以内の速度差、1m/min以内の速度差、0.5m/min以内の速度差、といった種々の速度差を適宜選択して設定することもできる。
1…乗客コンベア(動く歩道)、2…乗降口、2A…乗り口、2B…降り口、20…フロアプレート、21…ポール、22…進入防止柵、23…ゲート、24…信号灯、25,26…人検知センサ、3…変速搬送部、3A…加速搬送部、3A1…第1加速搬送部、3A2…第2加速搬送部、3B…減速搬送部、3B1…第1減速搬送部、3B2…第2減速搬送部、30,30A,30B…無端帯状搬送体(ベルト)、30W…待機エリア、30a…境界線、31…駆動モータ、32…ハンドレール、33…欄干パネル、34…デッキのスカートガード、35,36…スピーカ、4…接続部、4A…加速搬送部と搬送部との接続部、4B…搬送部と減速搬送部との接続部、40…デッキのスカートガード、41…人検知センサ、42…スピーカ、5…搬送部、50…無端帯状搬送体(ベルト)、51…駆動モータ、52…ハンドレール、53…欄干パネル
本発明は、循環駆動される無端帯状搬送体により乗客を搬送する乗客コンベアに関する。
本発明に係る乗客コンベアは、
乗降口と、循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部と、変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する制御部とを備える乗客コンベアであって、
乗り口と搬送部との間に配置される変速搬送部は、1つの変速搬送部で構成されることにより、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が乗り口に接続され、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部に接続されるものであり、乗客受け入れ時に乗り口に近接する無端帯状搬送体の領域に視認可能な形で待機エリアを備える
乗客コンベアである。
また、本発明に係る乗客コンベアは、
乗降口と、循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部と、変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する制御部とを備える乗客コンベアであって、
乗り口と搬送部との間に配置される変速搬送部は、直列配置される複数の変速搬送部で構成されることにより、1つ目の変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が乗り口に接続され、最後の変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部に接続されるものであり、1つ目の変速搬送部は、乗客受け入れ時に乗り口に近接する無端帯状搬送体の領域に視認可能な形で待機エリアを備える
乗客コンベアである。
また、これらの場合、
乗り口は、変速搬送部の駆動中に新たな乗客が乗り口から変速搬送部に進むのを規制するための開閉自在なゲートを備える
との構成を採用することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアは、
乗降口と、循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部と、変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する制御部とを備える乗客コンベアであって、
乗り口は、変速搬送部の駆動中に新たな乗客が乗り口から変速搬送部に進むのを規制するための開閉自在なゲートを備える
乗客コンベアである。
また、これらの場合
降り口と搬送部との間に配置される変速搬送部は、1つの変速搬送部で構成されることにより、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部に接続され、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が降り口に接続されるものである、又は、直列配置される複数の変速搬送部で構成されることにより、1つ目の変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部に接続され、最後の変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が降り口に接続されるものである
との構成を採用することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアは、
乗降口と、循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部と、変速搬送部を駆動制御する制御部とを備える乗客コンベアであって、
制御部は、変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する変速運転モードと、変速搬送部を、速度が搬送部の速度と一致するように、駆動制御する定速運転モードとを選択的に切り替える機能を有する
乗客コンベアである。

Claims (6)

  1. 乗降口と、
    循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、
    循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部と、
    変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する制御部とを備える
    乗客コンベア。
  2. 変速搬送部は、
    変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が乗り口に接続され、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部に接続されるものであり、
    乗客受け入れ時に停止しており、乗客搬送中に加速し、乗客送り出し時における速度が搬送部の速度と一致するように、駆動制御される
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 変速搬送部は、乗客受け入れ時に乗り口に近接する無端帯状搬送体の領域に視認可能な形で待機エリアを備える
    請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 乗り口は、変速搬送部の駆動中に新たな乗客が乗り口から変速搬送部に進むのを規制するための開閉自在なゲートを備える
    請求項2又は請求項3に記載の乗客コンベア。
  5. 変速搬送部は、
    変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客受け入れ部が搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部に接続され、変速搬送部の無端帯状搬送体の乗客送り出し部が降り口に接続されるものであり、
    乗客受け入れ時における速度が搬送部の速度と一致し、乗客搬送中に減速し、乗客送り出し時に停止しているように、駆動制御される
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
  6. 乗降口と、循環駆動される無端帯状搬送体を備える搬送部と、循環駆動される無端帯状搬送体を備えて乗降口と搬送部との間に配置される変速搬送部とを備える乗客コンベアの運転方法であって、
    変速搬送部を、乗客受け入れ時における速度が変速搬送部よりも上流側の速度と一致し、乗客搬送中に加速又は減速し、乗客送り出し時における速度が変速搬送部よりも下流側の速度と一致するように、駆動制御する
    乗客コンベアの運転方法。
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