JP2022053381A - 発光モジュール - Google Patents

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Tetsuya Suzuki
知幸 市川
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Abstract

【課題】構成を簡素化し、コストの低減が可能な新たな発光モジュールを提供する。【解決手段】発光モジュール12は、半導体発光素子と、半導体発光素子の点消灯を制御する点灯制御回路22が設けられている回路基板24と、半導体発光素子が搭載される金属板18と、を備える。回路基板24は、半導体発光素子と点灯制御回路22とを接続する配線部が形成された樹脂基板である。【選択図】図5

Description

本発明は、発光モジュールに関する。
従来、放熱フィンを有するヒートシンクに、発光ダイオードおよび発光ダイオードの点灯制御を行うための駆動回路が内蔵されたドライバユニットが搭載された光源モジュールが考案されている(特許文献1参照)。この光源モジュールは、ドライバユニットと発光ダイオードとを電気的に接続するバスバーが埋設された給電アタッチメントがヒートシンクの上に搭載されている。
特開2016-139514号公報
しかしながら、上述の給電アタッチメントは、多くのバスバーを埋設するためにインサート成形されており、部品が多く製造も簡単ではない。そのため、コストという観点では更なる改善の余地がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、構成を簡素化し、コストの低減が可能な新たな発光モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の発光モジュールは、半導体発光素子と、半導体発光素子の点消灯を制御する点灯制御回路が設けられている回路基板と、半導体発光素子が搭載される素子用金属板と、を備える。回路基板は、半導体発光素子と点灯制御回路とを接続する配線部が形成された樹脂基板である。
この態様によると、点灯制御回路と半導体発光素子とを簡易な構成で接続できる。
回路基板は、配線部が内部にある多層基板であってもよい。樹脂基板は、例えば、ガラスエポキシ基板の表面や内部に配線部としての銅箔パターンが形成されている基板である。これにより、バスバーを内蔵した給電アタッチメントのように厚みが厚く、材料や製造コストも高いものと比較して、コストの低減が可能である。
回路基板は、素子用金属板の上に搭載されており、配線部は、点灯制御回路と素子用金属板との間に形成されていてもよい。点灯制御回路は、回路基板の表面に実装されていてもよい。
半導体発光素子は、回路基板に形成された開口に配置されていてもよい。これにより、半導体発光素子を素子用金属板の上に直接搭載することができる。
半導体発光素子は、配線部と金ワイヤやアルミワイヤ、アルミリボン等の金属ワイヤを介して接続されていてもよい。これにより、半導体発光素子の電極パッドと配線部との接続信頼性を向上できる。また、金属ワイヤを使うことで、電極パッドの面積を小さくできる。
該素子用金属板とは異なる回路用金属板を更に備えてもよい。回路基板は、素子用金属板および回路用金属板の上に渡すように搭載されており、素子用金属板と回路用金属板とは熱的に分離されていてもよい。これにより、素子用金属板の形状や大きさは、半導体発光素子が発する熱を考慮して設定し、回路用金属板の形状や大きさは、点灯制御回路が発する熱を考慮して設定することができ、設定の自由度が向上する。
素子用金属板は、一枚の板状部材であり、外周部に回路用金属板が入り込む切り欠き部が形成されており、素子用金属板と、切り欠き部に入り込んだ回路用金属板とにより全体として矩形になってもよい。これにより、2つの基板全体で単純な形状となり、レイアウトの自由度が増す。
素子用金属板は、厚みが1~2mmであってもよい。これにより、発光モジュールを薄型にできる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、コストの低減が可能な新たな発光モジュールを提供できる。
第1の実施の形態に係る車両用灯具の正面図である。 第1の実施の形態に係る車両用灯具の分解斜視図である。 図1に示す車両用灯具のA-A断面図である。 第1の実施の形態に係る車両用灯具の製造方法を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る発光モジュールを上方から見た斜視図である。 第1の実施の形態に係る発光モジュールの背面図である。 図5に示す発光モジュールの開口部近傍を拡大した図である。 第1の実施の形態に係る発光モジュールの開口部を含む一断面の模式図である。 第2の実施の形態に係る発光モジュールを上方から見た斜視図である。 第2の実施の形態に係る発光モジュールの背面図である。 図9に示す発光モジュールの開口部近傍を拡大した図である。 図12(a)、図12(b)は、第2の実施の形態に係る発光モジュールにおける配線基板と回路基板との接続部近傍を拡大した図である。 図13(a)は、第3の実施の形態に係る車両用灯具の正面図、図13(b)は、第3の実施の形態に係る車両用灯具の斜視図である。 第3の実施の形態に係る車両灯具の分解斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
(第1の実施の形態)
[車両用灯具]
図1は、第1の実施の形態に係る車両用灯具の正面図である。図2は、第1の実施の形態に係る車両用灯具の分解斜視図である。図3は、図1に示す車両用灯具のA-A断面図である。
車両用灯具10は、発光モジュール12と、レンズ14と、ホルダ16とを備える。発光モジュール12は、アルミニウムや銅等からなる板状の金属板18と、金属板18に搭載された、別々の光源となる3つの半導体発光素子(発光ダイオード20)とを有する。半導体発光素子は、レーザ素子やEL素子であってもよい。レンズ14は、発光ダイオード20から出射した光Lが入射し、内部を透過して前方へ出射するように光路が制御される3つの光学制御領域R1~R3を有する。ホルダ16は、レンズ14がホルダ16に対して位置決めされた状態で、レンズ14を保持する。また、金属板18は、ホルダ16に対して位置決めされた状態で、3本のスクリュ19によりホルダ16に固定される。
このように、本実施の形態に係る車両用灯具10は、金属板18およびレンズ14が、同じ部品であるホルダ16に対して位置決めされているので、金属板18とレンズ14との位置決め精度が向上する。つまり、金属板18とレンズ14との相対位置の精度が向上し、車両前方へ投影される所望の配光パターンを精度良く形成できる。
レンズ14は、ホルダ16の開口部16aから前方に突出せず、全て開口部16aよりも金属板18側に設けられている。つまり、レンズ14の全ては、ホルダ16と金属板18との間の領域に収まっている。レンズ14の光学制御領域R1~R3のそれぞれは、発光ダイオード20の光Lを屈折して前方へ出射する中央部14aと、中央部14aの周囲であって、入射した発光ダイオード20の光Lを内面反射して前方へ出射する外縁部14bと、を有している。これにより、レンズ14は、凸レンズのようにホルダから突出する形状でなくても、所望の配光パターンの形成が可能となり、車両用灯具10の車両前後方向の厚みを薄くできる。
次に、本実施の形態に係る車両用灯具10における各部品の位置決めについて説明する。ホルダ16は、開口部16aを囲むようにフランジ部16bを有している。レンズ14は、フランジ部16bの内側に設けられた位置決め部16cに固定されている。これにより、レンズ14をホルダ16の後方から組み付けて位置決めできる。
また、金属板18は、ホルダ16の後方側端面16dに設けられている位置決め用の突起16eが挿入される位置決め穴18aが形成されている。そして、突起16eが位置決め穴18aに嵌入することで、金属板18がホルダ16に対して位置決めされる。
なお、金属板18は、厚みが1~2mmの金属板であり、表面がアルマイト処理又は塗装等により黒色化されていることで、金属板18からの熱の放射率が向上している。そして、発光ダイオード20が搭載されている搭載面18bと反対側の面18cが外部に露出していること、金属板18からの熱の放射率の向上、複数の発光ダイオード20が間隔をおいて分散配置されていること、等が組み合わされることで、発光モジュール12は、金属板18を搭載するためのヒートシンクを必要とせずに所望の放熱性を満たすことができる。これにより、車両用灯具10の車両前後方向の厚みを薄くできる。
図4は、第1の実施の形態に係る車両用灯具の製造方法を説明するための模式図である。なお、図4は、車両用灯具を側方から見た分解図である。
図4に示すように、本実施の形態に係る製造方法は、発光ダイオード20の光が出射する開口部16aのある筒状のホルダ16を準備する準備工程と、開口部16aを囲むように、開口部16aの内側(基板側)に形成されている位置決め部16cにレンズ14の前方端面14cを位置決めするレンズ位置決め工程と、ホルダ16の開口部16aと反対側の固定部(後方側端面16dの突起16e)に、発光ダイオード20が搭載された金属板18を位置決めする基板位置決め工程と、を含む。
レンズ位置決め工程および基板位置決め工程においては、ホルダ16に対してレンズ14および金属板18を同じ方向から組み付けることができる。また、ホルダ16に対するレンズ14の溶着固定は、前方端面14cをホルダ16の位置決め部16cに突き当てた状態で、その突き当てた領域にレンズ14の後方側からレーザを照射することで行われる。また、ホルダ16に対する金属板18の溶着固定は、金属板18をホルダ16の後方側端面16dに突き当て、突起16eが位置決め穴18aに入り込んだ状態で、金属板18の裏面側に突き出た突起16e近傍に後方側からレーザを照射することで行われる。あるいは、突起16eを位置決め穴18aに挿入して位置決め後、固定用に設置した別の穴を用いてスクリュ等により締結する事で行われる。
この態様によると、レンズ位置決め工程および基板位置決め工程を、同じ側から出射したレーザによる溶着で行えるので、製造の際にレーザ溶着装置の向きを変えたり、レンズやホルダ等の部品を回転させたりすることを低減できる。また、レンズ14をホルダ16に溶着した部分が、フランジ部16bの内側(裏側)になるため、車両用灯具10を正面から見て溶着部分が見えなくなり、外観の見映えが良くなる。また、溶着部分を通る光はフランジ部16bで遮蔽されるため、グレア等の制御されない光が外部に漏れることを低減できる。あるいは、スクリュ等の締結においても同じ方向から組付け作業ができるため、作業性が向上し、組付けミスによる不良発生を抑制することができる。
[発光モジュール]
次に、発光モジュールの好ましい形態について説明する。図5は、第1の実施の形態に係る発光モジュールを上方から見た斜視図である。図6は、第1の実施の形態に係る発光モジュールの背面図である。図7は、図5に示す発光モジュールの開口部近傍を拡大した図である。図8は、第1の実施の形態に係る発光モジュールの開口部を含む一断面の模式図である。
発光モジュール12は、3つの発光ダイオード20と、発光ダイオード20の点消灯を制御する点灯制御回路22、外部のコネクタが接続されるコネクタ23とが設けられている回路基板24と、発光ダイオード20が搭載される素子用金属板としての金属板18と、を備える。回路基板24は、発光ダイオード20と点灯制御回路22とを接続する配線部26が内部に形成された多層樹脂基板である。これにより、図8に示すように、点灯制御回路22と発光ダイオード20とを簡易な構成で接続できる。ここで、点灯制御回路22は、発光ダイオード20を駆動するために必要な受動素子(例えば、抵抗、コイル、コンデンサ等)や能動素子(例えば、トランジスタ、IC、ダイオード、オペアンプ等)を含んで回路が構成されている。
本実施の形態に係る回路基板24は、配線部26が内部及び表層にある多層基板であり、例えば、ガラスエポキシ基板の表面や内部に配線部としての銅箔パターンが形成されている基板である。これにより、バスバーを内蔵した給電アタッチメントのように厚みが厚く、材料や製造コストも高いものと比較して、コストの低減が可能である。なお、回路基板は、フェノール樹脂またはポリイミド樹脂で構成されていてもよい。また、開口部24bに露出している配線部26は、金属表面処理(ニッケルメッキ処理又は金メッキ処理等)されている。これにより、金ワイヤやアルミワイヤ、アルミリボン等の金属ワイヤ28の接合性が良くなる。また、回路基板24の金属板18と接する裏面側表層は、絶縁材料のみで構成されている。これにより、回路基板24を、導電性の金属板18に対して接着する際に、絶縁性の放熱性の良い接着剤だけでなく、導電性接着剤を用いることができる。
図8に示すように、回路基板24の少なくとも一部は、金属板18の上に搭載されており、配線部26は、基板の厚み方向において、点灯制御回路22と金属板18との間に形成されている。点灯制御回路22は、回路基板24の表面24aに実装されている。これにより、点灯制御回路22に用いられている部品(例えば、IC)が発する熱は、回路基板24の配線部26を介して、厚み方向だけでなく水平方向にも移動するため、放熱性が向上する。
また、発光ダイオード20は、回路基板24に形成された開口部24bに配置されていている。これにより、発光ダイオード20を金属板18の上に直接搭載することができる。開口部24bは、間隔を空けて複数設けられており、それぞれに発光ダイオード20が配置されている。そして、発光ダイオード20ごとにレンズ14の異なる光学制御領域R1~R3が対応している。これにより、一つの発光モジュールに配光の異なる複数の光源を設けることができる。
発光ダイオード20は、配線部26と金属ワイヤ28を介して接続されている。これにより、発光ダイオード20の電極パッド20aと配線部26との接続信頼性を向上できる。また、金属ワイヤ28を使うことで、電極パッド20aの面積を小さくできる。また、本実施の形態に係る電極パッド20aは、発光ダイオード20の発光面20bよりも面積が小さい。このように、発光ダイオード20の発光面20bが車両前方に向いている場合、車両用灯具10を正面から見たときに、細い金属ワイヤ28や小さい電極パッド20aであれば目立ちにくい。
発光モジュール12は、図6に示すように、金属板18とは異なる回路用金属板30を更に備えている。回路基板24は、金属板18および回路用金属板30の上に渡すように搭載されており、金属板18と回路用金属板30とは熱的に分離されている。これにより、素子用金属板である金属板18の形状や大きさは、発光ダイオード20が発する熱を考慮して設定し、回路用金属板30の形状や大きさは、点灯制御回路22が発する熱を考慮して設定することができ、設定の自由度が向上する。
金属板18は、一枚の板状部材であり、外周部18dに矩形の回路用金属板30が入り込む矩形の切り欠き部18eが形成されており、金属板18と、切り欠き部18eに入り込んだ回路用金属板30とにより全体として矩形になっている。これにより、2つの金属板全体で単純な矩形形状となり、他の部材との干渉やスペースの取り合いが減ることで、レイアウトの自由度が増す。
なお、金属板18や回路用金属板30は、厚みが1~2mmのアルミニウム又は銅等の金属板である。これにより、発光モジュール12を薄型にできる。また、図5に示すように、ICといった比較的発熱が大きい素子を含む点灯制御回路22を、3個配置された発光ダイオード20のうち放熱性が比較的劣る中央の発光ダイオード20Aから離れた位置に設けることで、点灯制御回路22の発熱が発光ダイオード20Aに与える影響を低減できる。また、図2や図3に示すように、レンズ14と金属板18とホルダ16とで囲まれた領域は、ある程度のデッドスペースが存在するため、そのデッドスペースに点灯制御回路22を構成する部品が位置するようにしている。これにより、点灯制御回路22が原因で車両用灯具10が車両前後方向に厚くなることを抑制できる。
(第2の実施の形態)
図9は、第2の実施の形態に係る発光モジュールを上方から見た斜視図である。図10は、第2の実施の形態に係る発光モジュールの背面図である。図11は、図9に示す発光モジュールの開口部近傍を拡大した図である。図12(a)、図12(b)は、第2の実施の形態に係る発光モジュールにおける配線基板と回路基板との接続部近傍を拡大した図である。
発光モジュール32は、3つの発光ダイオード20と、発光ダイオード20が搭載される素子用金属板としての金属板18と、金属板18の上に配置される配線基板34と、発光ダイオード20の点灯を制御する点灯制御回路(不図示)が設けられている回路基板36と、を備える。配線基板34は、発光ダイオード20を金属板18に搭載するための開口部34aが形成されており、開口部34aは、配線基板34の内部にある配線(バスバー)38の一部38aが露出しており、発光ダイオード20と露出している配線38の一部38aとを接続する接続部材としての金属ワイヤ28を囲むような深さを有する。
これにより、点灯制御回路と発光ダイオード20とを簡易な構成で接続できる。また、開口部34aが金属ワイヤ28を囲むような深さD(図8参照)を有するため、金属ワイヤ28が他の部品と接触しにくくなる。
開口部34aは、金属ワイヤ28が配線基板34の表面から突出しないように構成されている。これにより、金属ワイヤ28が非接触であるべき他の部品と接触することが回避され、例えば、絶縁性の保護樹脂で金属ワイヤ28を被覆する必要がなくなる。その結果、発光モジュール32のコストの低減が図られる。
配線基板34は、金属板18および金属のバスバーと一体成形された樹脂基板である。開口部34aは、発光ダイオード20が収容される凹部であり、バスバーの一部が凹部の側壁から露出している。これにより、金属ワイヤ28は、配線基板34の表面から突出しないで、バスバーの一部と接続される。なお、配線基板34は、エンジニアリングプラスチックで構成されている外装部や筐体と、その内部に設けられたバスバーとを有しているが、これに限らず、配線として銅箔パターンが埋め込まれた多層樹脂基板であってもよい。
なお、配線基板34と回路基板36との間の接続は、図12(a)に示すように、配線38であるバスバーの端部と、回路基板36の配線40である銅箔パターンの端部と、を金属のジャンパー線42で結んでいる。あるいは、図12(b)に示すように、配線38の端部が回路基板36の配線40の上まで延びるように形成し、配線38がばね性により配線40を付勢するように加工されていてもよい。なお、配線基板34と回路基板36とは共通の一枚の基板であってもよい。これにより、基板の数が減り、基板同士を接続するジャンパー線等の部材コストの低減や組立て工数の削減ができる。
(第3の実施の形態)
図13(a)は、第3の実施の形態に係る車両用灯具の正面図、図13(b)は、第3の実施の形態に係る車両用灯具の斜視図である。図14は、第3の実施の形態に係る車両灯具の分解斜視図である。なお、第1の実施の形態に係る車両用灯具10と同様の構成については同じ符号を付して説明を適宜省略する。
車両用灯具110は、発光モジュール112と、レンズ114と、ホルダ116とを備える。発光モジュール112は、アルミニウムや銅等からなる板状の金属板118と、金属板118に搭載された、別々の光源となる3つの半導体発光素子(発光ダイオード20)とを有する。3つの発光ダイオード20は、三角形(正三角形または二等辺三角形)の頂点の位置に配置されている。
レンズ114は、発光ダイオード20から出射した光Lが入射し、内部を透過して前方へ出射するように光路が制御される3つの光学制御領域R4~R6を有する。光学制御領域R4~R6のそれぞれは、対応する3つの発光ダイオード20の前方に三角形を成すように設けられている。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 車両用灯具、 12 発光モジュール、 14 レンズ、 14a 中央部、 14b 外縁部、 14c 前方端面、 16 ホルダ、 16a 開口部、 16b フランジ部、 16c 位置決め部、 16d 後方側端面、 16e 突起、 18 金属板、 18a 位置決め穴、 18b 搭載面、 18c 面、 18d 外周部、 18e 切り欠き部、 20 発光ダイオード、 20a 電極パッド、 20b 発光面、 22 点灯制御回路、 23 コネクタ、 24 回路基板、 24a 表面、 24b 開口部、 26 配線部、 28 金属ワイヤ、 30 回路用金属板、 32 発光モジュール、 34 配線基板、 34a 開口部、 36 回路基板、 38 配線。

Claims (8)

  1. 半導体発光素子と、
    前記半導体発光素子の点消灯を制御する点灯制御回路が設けられている回路基板と、
    半導体発光素子が搭載される素子用金属板と、を備え、
    前記回路基板は、前記半導体発光素子と前記点灯制御回路とを接続する配線部が形成された樹脂基板であることを特徴とする発光モジュール。
  2. 前記回路基板は、前記配線部が内部にある多層基板であることを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記回路基板は、前記素子用金属板の上に搭載されており、
    前記配線部は、前記点灯制御回路と前記素子用金属板との間に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の発光モジュール。
  4. 前記半導体発光素子は、前記回路基板に形成された開口に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  5. 前記半導体発光素子は、前記配線部と金属ワイヤを介して接続されていることを特徴とする請求項4に記載の発光モジュール。
  6. 該素子用金属板とは異なる回路用金属板を更に備え、
    前記回路基板は、前記素子用金属板および前記回路用金属板の上に渡すように搭載されており、
    前記素子用金属板と前記回路用金属板とは熱的に分離されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  7. 前記素子用金属板は、一枚の板状部材であり、外周部に前記回路用金属板が入り込む切り欠き部が形成されており、
    前記素子用金属板と、前記切り欠き部に入り込んだ前記回路用金属板とにより全体として矩形になることを特徴とする請求項6に記載の発光モジュール。
  8. 前記素子用金属板は、厚みが1~2mmであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の発光モジュール。
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