JP2016143603A - 光源モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】光源モジュールのハウジングに形成される給電回路の電気絶縁性を確保する一方で、発光素子の放熱効果を高める。【解決手段】ハウジング2と、ハウジング2に搭載される発光素子3と、ハウジングに形成されて発光素子3に給電するための給電回路(電子部品4、回路パターン5)とを備えており、ハウジング2は電気絶縁性を有する第1の部材(コア部2A)と、第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材(クラッド部2B)で構成される。給電回路(5)は第1の部材(2A)に対するMID技術の適用により形成される。【選択図】 図4

Description

本発明は光源としての発光素子を搭載し、当該発光素子への給電を行う給電回路を一体に構成した光源モジュールに関するものである。
自動車等の車両用灯具では、発光ダイオード(LED)等の発光素子を光源として用い、この発光素子に対して外部電力を給電するための給電回路を一体に構成した光源モジュールが提案されている。特許文献1には、給電コネクタを一体に設けたハウジングに、LEDを搭載したプリント配線基板を装着し、当該プリント配線基板に設けた給電回路を給電コネクタに電気接続してLEDに対して給電を行うようにした構成の光源モジュールが提案されている。
特許文献1の技術は、ハウジングとプリント配線基板が別体であるため、光源モジュールの構成部品点数が2つとなり、またハウジングにプリント配線基板を装着するための機械的および電気的な組立作業が必要である。特に、プリント配線基板に搭載しているLEDの発光光軸を光源モジュールにおける所要の方向に設定するために、プリント回路基板に対するLEDの搭載方向と搭載位置、およびハウジングに対するプリント配線基板の搭載方向と搭載位置を高い精度で管理する必要があり、組立作業が煩雑なものになる。また、プリント配線基板とハウジングとを密着させることが難しく、LEDで発生した熱をプリント配線基板からハウジングへの熱の伝導性が低くなり、放熱効果が低下される。
このような特許文献1の光源ユニットにおける課題を解消するために、プリント配線基板に代えて、表面にメッキ等による回路パターンを形成し、この回路パターンで給電回路を構成した樹脂成形体を用いた光源モジュールが考えられている。特許文献2には、このような樹脂成形体の例として、金属錯体とベース樹脂をハイブリッド化した特殊樹脂を用いて射出成形し、得られた樹脂成形体の一部にレーザ光を照射して金属錯体の触媒活性を高め、レーザ光照射部のみに無電解メッキ膜を形成して回路パターンを構成したものが提案されている。このような回路パターンと樹脂構造体を複合化した樹脂成形体は、MID(Molded Interconnect Device)とも称せられる。
特開2014−41738号公報 特開2014−213570号公報
特許文献2のMID技術による回路パターンを設けた樹脂成形体を特許文献1のような光源モジュールのハウジングに適用し、当該ハウジングにLEDを搭載すれば、樹脂成形体に形成した回路パターンを利用してLEDの給電回路を構成することができ、光源モジュールを組み立てる際の作業の簡易化が実現できる。また、ハウジングに直接LEDを搭載することができるので、LEDの搭載方向や搭載位置を高精度に管理でき、しかもLEDの発光時に発生した熱を直接的にハウジングに伝導させて当該ハウジングから放熱することができ、LEDの冷却効果を高め、LEDの発光特性を向上することも可能になる。
しかし、本発明者の検討によると、放熱効果を高めるためにハウジングを構成する樹脂成形体に熱伝導率の高い材料を用いると、通常この種の材料は導電率も高くなるため、MID技術で形成した回路パターンの電気的な絶縁性が低下し、当該回路パターン間が電気的に短絡し易くなる。熱伝導率が高く電気絶縁性の高い樹脂が存在すれば、それを用いることが好ましいが、現在のところMID技術を適用する樹脂については、このような樹脂は存在しておらず、LEDの冷却効果を高めた光源モジュールを実現することは難しい。
本発明の目的は、ハウジングに形成される給電回路の電気絶縁性を確保する一方で、発光素子の放熱効果を高めた光源モジュールを提供するものである。
本発明の光源モジュールは、ハウジングと、このハウジングに搭載される発光素子と、前記ハウジングに形成されて前記発光素子に給電するための給電回路とを備えており、ハウジングは電気絶縁性を有する第1の部材と、第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材で構成され、給電回路は前記第1の部材に形成されていることを特徴とする。ここで、給電回路は第1の部材に対するMID技術により形成されることが好ましい。
本発明の光源モジュールでは、ハウジングはコネクタ電極を有するコネクタを備え、コネクタ電極は第1の部材に支持されるとともに、給電回路に電気接続される。また、本発明の光源モジュールは、第1の部材と第2の部材は密接状態に一体化される。例えば、第1の部材と第2の部材はそれぞれ樹脂で形成され、両樹脂は一体成形される。
本発明によれば、ハウジングに設けられる給電回路やコネクタ電極は電気絶縁性のある第1の部材に形成されるので、光源モジュールにおける給電回路の電気絶縁性を確保することができる。また、ハウジングを構成している第2の部材は熱伝導率が第1の部材よりも高いので、発光素子等で発生した熱を第2の部材から速やかに放熱し、光源モジュールの放熱効果を高めることができる。
実施形態の光源モジュールを適用したランプの一部の断面図。 実施形態の光源モジュールの外観斜視図。 図III-III線に沿う断面図。 実施形態の光源モジュールの一部を分解した分解斜視図。 実施形態の変形例の光源モジュールの断面図。 他の実施形態の光源モジュールの正面図とB−B線断面図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の光源ユニットを自動車のクリアランスランプCLに適用した実施形態の概略断面図である。このクリアランスランプCLは自動車のヘッドランプの一部として構成されており、図1では左ヘッドランプHLに組み込まれている。ランプボディ101と透光カバー102とでランプハウジング100が構成されており、このランプハウジング100内に図示を省略したハイビームランプとロービームランプが内装され、これらのランプと共にクリアランスランプCLが内装されている。
前記ランプボディ101の背面には光源モジュール装着用のバヨネット穴103が開口されており、このバヨネット穴103に実施形態の光源モジュール1が着脱可能に装着されている。また、前記ランプハウジング100内にはリフレクタ104が内装されており、前記光源モジュール1が発光されたときに出射された光は、直接的に、あるいはこのリフレクタ104で反射されて前記透光カバー102を透過され、クリアランスランプCLの前方に向けて照射されることになる。
図2は前記光源モジュール1の外観斜視図である。この光源モジュール1は、特許文献2に記載したようなMID技術を用いて樹脂成形体に給電回路を一体形成したモジュールハウジング2(以下、単にハウジングと称する)を主体に構成されており、このハウジング2に光源としての半導体発光素子、ここではチップ状をした1つの発光ダイオード(LED)3と、当該LED3を発光するための給電回路、ここではLED発光回路を構成する電子部品4が搭載されている。
前記ハウジング2の一方の端面は光源モジュール1の前端面21として構成されており、この前端面21に導電材料を所要のパターン形状に形成した回路パターン5が形成され、この回路パターン5に前記した1つのLED3と、1以上の電子部品4が搭載されている。特に、この電子部品4は回路パターン5によって前記LED発光回路、すなわち給電回路が構成されることになる。
前記ハウジング2の周面の前記前端面21に寄った位置には、円形フランジ23とバヨネット片24が形成されており、これら円形フランジ23とバヨネット片24とで公知のバヨネット構造が形成されている。このバヨネット構造は前記ランプボディ101に設けたバヨネット穴103に嵌合され、この嵌合により光源モジュール1は前記ランプハウジング100に装着される。
前記ハウジング2の他端部はハウジング2の柱軸方向に突出されて先端が開口された角筒部22として形成されている。この角筒部22の内部には、後述するように複数、ここでは2つのコネクタ電極61が配設されており、ハウジング2と一体に給電コネクタ6が形成されている。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図、図4は当該光源モジュール1の分解斜視図である。前記ハウジング2は、概ね円柱状をしたコア部2Aと、このコア部2Aの外周を囲む概ね円筒状をしたクラッド部2Bとで構成されている。ここでは、前記コア部2Aは所要の径寸法で所要の厚み寸法をした前端部25と、この前端部25よりも小径で柱軸方向に延長された円柱部26とで構成されており、この円柱部26が前記クラッド部2Bに内挿され、かつ一体化されている。また、前記円形フランジ23と前記バヨネット片24、さらに前記角筒部22は前記クラッド部2Bに一体形成されている。
前記コア部2Aとクラッド部2Bは、異なる2種類の素材の樹脂で構成されており、前記ハウジング2はこれらの樹脂を二色成形法、インサート成形法、アウトサート成形法等によって形成した複合樹脂成形体として構成されている。この実施形態では、前記コア部2Aを構成する第1の樹脂としてナイロンMDX6を用いている。この第1の樹脂は導電率が低くていわゆる電気絶縁性のある樹脂であるが、熱伝導率は比較的に小さい。前記クラッド部2Bを構成する第2の樹脂としてPETを用いている。この第2の樹脂は、導電率は第1の樹脂よりも高くて電気絶縁性が低いが、熱伝導率は第1の樹脂よりも高い。因みに、第1の樹脂と第2の樹脂のそれぞれの熱伝導率は0.4W/mK,30W/mKである。
前記回路パターン5は、MID技術により前記コア部2Aに形成されている。すなわち、前記コア部2Aを構成している第1の樹脂に対してMID技術が適用され、当該コア部2Aの前端部25の前端面、換言すれば前記ハウジング2の前端面21に所要のパターン形状をした回路パターン5が形成されている。
この回路パターン5を形成しているMID技術では、前記したように、金属錯体とベース樹脂をハイブリッド化した樹脂を射出成形した樹脂成形体の表面にレーザ光を所要のパターンに照射して金属錯体の触媒活性を高め、その上でレーザ光照射部のみに無電解メッキ膜を形成する。さらに、必要に応じてこの無電解メッキ膜を利用して電解メッキを行うことで、導電率の高い導電層からなる電解メッキ膜を形成し、回路パターン5を形成する。
前記回路パターン5は、LED搭載ランド51、電子部品搭載ランド52、コネクタ接続ランド53、および配線部54で構成されており、これらLED搭載ランド51と電子部品搭載ランド52とコネクタ接続ランド53は配線部54により相互に電気接続されている。前記LED搭載ランド51には、前記LED3が半田等の導電性ろう材によって搭載される。前記電子部品ランド52には前記LED発光回路を構成するための1以上の電子部品4が導電性ろう材により搭載される。
一方、前記コネクタ接続ランド53には金属等の導電材料で形成されたロッド状のコネクタ電極61の一端部が導電性ろう材により接続されている。このコネクタ電極61は、前記コア部2Aを柱軸方向に貫通するコネクタ挿通穴27に内挿されており、その他端部は前記コア部2Aの後側の端面から突出されて前記角筒部22の内部に位置されている。これにより、角筒部22とコネクタ電極61の他端部とで前記給電コネクタ6が構成されている。
この構成により、前記回路パターン5の電子部品搭載ランド52に搭載した電子部品4と配線部54によりLED発光回路が構成される。このLED発光回路は配線部54を介してLED搭載ランド51に搭載されたLED3に電気接続され、LED3を発光させる。また、このLED発光回路は配線部54を介してコネクタ接続ランド53に接続されたコネクタ電極61に電気接続される。
したがって、図には表れない外部コネクタが給電コネクタ6に嵌合され、当該外部コネクタを通して外部電力がコネクタ電極61に給電されると、コネクタ電極61から回路パターン5ないし電子部品4に給電されLED発光回路が駆動される。これによりLED3に駆動電流が給電され、LED3は所要の光度、タイミングで発光されることになる。この発光により光源モジュール1が発光状態となり、前記したクリアランスランプCLが点灯されることは言うまでもない。したがって、このLED発光回路は本発明における給電回路となる。
この光源モジュール1によれば、LED3を発光させるための給電回路、すなわちLED発光回路を構成している回路パターン5は、MID技術によりコア部2A、すなわち第1の樹脂に一体的に形成されているので、回路パターン5をハウジング2とは別部材のフレキシブルプリント回路基板で構成する場合に比較して部品点数が削減できる。また、回路パターン5が形成されている第1の樹脂は電気絶縁性の高い樹脂であるので、回路パターン5における電気的な短絡を防いで電気絶縁性を確保することができる。同様に、ハウジング2に配設されているコネクタ電極61は第1の樹脂に支持されているので、当該第1の樹脂の高い電気絶縁性によって相互の電気的な短絡が防止できる。これにより、電気的な特性に優れた光源モジュールとして機能する。
他方、この光源モジュール1では、LED3が発光したときに発生する熱は、回路パターン5が形成されているコア部2A、すなわち第1の樹脂に伝熱されるが、第1の樹脂の熱伝導率が低いため第1の樹脂からのみでは放熱効果は必ずしも十分ではない。しかし、ハウジング2は、第1の樹脂を除く部位、すなわちコア部2A以外のクラッド部2Bは第2の樹脂で形成されており、この第2の樹脂は熱伝導率が第1の樹脂よりも高く、しかも第1の樹脂と広い面で密接されている。そのため、第1の樹脂の熱は速やかに第2の樹脂にまで伝熱され、当該第2の樹脂を通してハウジング2の表面から放熱される。これにより、LED3で発生した熱をハウジング2によって速やかに放熱し、放熱効果の高い光源モジュールが構成できる。
このように、この光源モジュール1は第1の樹脂に対して施したMID技術により回路パターン5を形成するとともに、当該回路パターン5の相互の電気絶縁性を確保する。また、第2の樹脂によってLED3で発生した熱の放熱効果を高めることができる。第2の樹脂の絶縁性が低くても、第2の樹脂は回路パターン5には直接に接していないので、回路パターン5における短絡は防止できる。したがって、ハウジング2における給電回路の絶縁性を確保する一方でLED3の放熱効果を高めた光源モジュールを得ることができる。
ここで、コア部2Aを構成している第1の樹脂はMID技術による回路パターン5が形成可能であればよいので、光源モジュール全体の放熱効果を考えたときにはハウジング2における第1の樹脂が占める体積割合は可及的に小さい方が好ましい。したがって、コア部2Aでは前端部25における厚み寸法を可能な限り薄くし、またコア部2Aの円柱部26の径寸法あるいは柱軸と直交する方向の断面積を可能な限り小さくすることが好ましい。
また、前後方向の寸法が小さい光源モジュールを構成する場合には、図5に示すように、コア部2Aの形状として、LED3や電子部品4を搭載する前端部25を除く円柱部26の部位はコネクタ電極61を支持する領域のみに形成してもよい。ここでは、コア部2Aは2本のコネクタ電極61をそれぞれ包囲した状態で支持する2つの細径の円柱部26を備える構成としている。これにより、回路パターン5やコネクタ電極61の電気絶縁性を保持しながらも、ハウジング2を構成しているクラッド部2B、すなわち第2の樹脂の体積割合を大きくし、光源モジュール1の放熱効果をより高めることができる。
図6(a)は本発明の光源モジュールの他の実施形態の正面図、図6(b)はそのB−B線断面図である。この光源モジュール1Aは給電コネクタ6がハウジング2の側面に設けられたいわゆるL字型コネクタとして構成されたものである。ハウジング2のコア部2Aを第1の樹脂で形成し、当該コア部2AにMID技術で回路パターン5を形成することは前記実施形態と同じである。この回路パターン5にLED3と電子部品4を搭載して給電回路、すなわちLED発光回路を構成しているが、ここでは回路パターン5によって前記実施形態のコネクタ接続ランド53は形成されていない。
その代わりに、コア部2Aの内部、すなわち第1の樹脂の内部に前端部25から円柱部26にわたって柱軸方向に貫通し、かつ内部に導電材が充填された複数(ここでは2個)のコネクタ接続部55が形成されている。このコネクタ接続部55は、MID技術を適用して前記回路パターン5を形成する際に、前記第1の樹脂の内部に柱軸方向に貫通する孔を開口し、この孔内に回路パターン5の導電材の一部を充填状態に形成することにより実現できる。
前記コア部2Aの円柱部26の周面には、これを囲むように筒状をした第2の樹脂からなるクラッド部2Bが一体に形成されており、このクラッド部2Bの後端寄りの周面一部に柱軸方向と直交する方向に向けて開口された角筒部22が形成されている。この角筒部22の内部には金属等の導電材料で形成された2つのコネクタ電極61が配設されている。前記コネクタ電極61の内端は前記コア部2Aの周面一部から略中心方向に向けて圧入状態に内挿されており、この内挿によって各コネクタ電極61はコア部2Aに支持され、これと同時に各コネクタ電極61の内端は前記コネクタ接続部55に電気接続されている。各コネクタ電極61の外端部は前記角筒部22の内部に配置されており、これによりハウジング2に対して側方に向けられた給電コネクタ6が構成されている。
この実施形態の光源モジュール1Aでは、コネクタ電極61はコア部2Aに設けたコネクタ接続部55を介して回路パターン5に電気接続されており、給電コネクタ6に嵌合される外部コネクタを通して外部電力を回路パターン5に給電することができる。したがって、回路パターン5に搭載されている電子部品4とで構成されるLED発光回路でLED3を発光することができる。コネクタ電極61とコネクタ接続部55はコア部2Aを構成している第1の樹脂にのみ接しているので電気絶縁性が確保される。また、このコネクタ接続部55を含む回路パターン5はMID技術により形成されるので、部品点数の削減が可能である。
一方、コア部2A、すなわち第1の樹脂の周囲に密接状態に一体化されているクラッド部2Bを構成している第2の樹脂は、第1の樹脂よりも熱伝導率が高いので、LED3で発生した熱を第1の樹脂から第2の樹脂まで伝熱させ、第2の樹脂から速やかに放熱させることができる。これにより放熱性の高い光源モジュールが構成できる。
これらの実施形態の光源モジュールでは、本発明における第1の部材と第2の部材をそれぞれ第1の樹脂と第2の樹脂で構成しているが、第2の部材は熱伝導率が高い材料であればよく、例えば金属であってもよい。金属で形成する場合には、二色成形やインサート成形が難しいため、第1の部材を第2の部材に対して嵌合あるいは接着等によって一体化すればよい。
本発明の光源モジュールは、発光素子や電子部品を搭載して給電回路を構成するための回路パターンが形成されたハウジングを導電率の低い第1の部材と、熱伝導率の高い第2の部材とで構成し、回路パターンを第1の部材に形成すればよいので、この条件を満たす構成であれば実施形態の構造に限られるものではない。また、発光素子はLEDに限られるものではなく、発光時の発熱を考慮することが要求される発光素子であれば他の発光素子を用いた光源モジュールに適用してもよい。
以上の実施形態は、本発明の光源モジュールを自動車のCLの光源モジュールに適用した例を示したが、他の灯具の光源モジュールとしての適用も可能である。
1,1A 光源モジュール
2 ハウジング
2A コア部(第1の樹脂、第1の部材)
2B クラッド部(第2の樹脂、第2の部材)
3 LED(発光素子)
4 電子部品(LED発光回路、給電回路)
5 回路パターン(LED発光回路、給電回路)
6 給電コネクタ
51 LED搭載ランド
52 電子部品搭載ランド
53 コネクタ電極接続ランド
54 配線部
55 コネクタ接続部
61 コネクタ電極

Claims (5)

  1. ハウジングと、このハウジングに搭載される発光素子と、前記ハウジングに形成されて前記発光素子に給電するための給電回路とを備える光源モジュールであって、前記ハウジングは電気絶縁性を有する第1の部材と、前記第1の部材よりも熱伝導率の高い第2の部材で構成され、前記給電回路は前記第1の部材に形成されていることを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記給電回路は前記第1の部材に対するMID技術により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 前記ハウジングはコネクタ電極を有するコネクタを備え、前記コネクタ電極は前記第1の部材に支持されるとともに、前記給電回路に電気接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光源モジュール。
  4. 前記第1の部材と前記第2の部材は密接状態に一体化されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光源モジュール。
  5. 前記第1の部材と前記第2の部材はそれぞれ樹脂で形成され、両樹脂は一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光源モジュール。

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