JP2022048671A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施の形態は、ディスターブが生じる可能性やディスターブによる悪影響の程度についての判定(以下、特性変動判定という)を行い、判定結果に基づいてリードベリファイの実施の可否を判定して、必要な場合にのみリードベリファイを実施することで、パフォーマンスを向上させるものである。
図1は、実施形態に関わるメモリシステムの構成例を示すブロック図である。本実施形態のメモリシステムは、メモリコントローラ1と不揮発性メモリ2とを備える。メモリシステムは、ホストと接続可能である。ホストは、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの電子機器である。
RAM11は、ホストから受信したユーザデータを不揮発性メモリ2へ記憶するまで一時格納したり、不揮発性メモリ2から読み出したデータをホストへ送信するまで一時格納する。RAM11は、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの汎用メモリである。
図2は、本実施形態の不揮発性メモリの構成例を示すブロック図である。不揮発性メモリ2は、ロジック制御回路21、入出力回路22、メモリセルアレイ23、ビット線ドライバ24、ワード線ドライバ25、レジスタ26、シーケンサ27、電圧生成回路28、入出力用パッド群32、ロジック制御用パッド群34、及び、電源入力用端子群35を備えている。
なお、1つのメモリセルアレイ23を用いた単一プレーン構成の不揮発性メモリについて説明したが、2つ以上のプレーンが配置されたマルチプレーン構成の不揮発性メモリを採用してもよい。
図3は、3次元構造のNANDメモリセルアレイ(以下、メモリセルアレイという)23のブロックBLKの構成例を示す図である。図3はメモリセルアレイ23を構成する複数のブロックBLKのうちの1つのブロックBLKを示している。メモリセルアレイの他のブロックBLKも図3と同様の構成を有する。なお、本実施形態は、2次元構造のメモリセルアレイにも適用可能である。
多値のデータをメモリセルMTに書き込む場合には、メモリセルMTの閾値電圧をデータの値に応じた値にする。メモリセルMTにプログラム電圧VPGM及びビット線電圧Vbl_Lを印加すると、電子が電荷蓄積膜に注入されて閾値電圧が上昇する。プログラム電圧VPGMを大きくすることで電子の注入量を増加させて、メモリセルMTの閾値電圧を高くすることができる。しかし、メモリセルMTのばらつきにより同一のプログラム電圧VPGMを印加したとしても電子の注入量はメモリセルMT毎に異なる。一旦注入された電子は、消去動作が行われるまで保持される。そこで、各メモリセルMTに設定すべき閾値電圧として許容できる閾値電圧の範囲(以下、ターゲット領域という)を超えないように、書き込み動作を複数回に分けプログラム電圧VPGMを徐々に上昇させるようになっている。
図5は標準書き込みシーケンスの一例を説明するための図である。図5ではプログラム動作とベリファイ(プログラムベリファイ)動作との組み合わせが18回繰り返されることによって、データが書き込まれる場合を例に示している。この繰り返し動作を「ループ」と呼ぶ。1回目のループにおけるプログラム電圧VPGMは最も低い電圧値に設定され、2回目、3回目・・・とループが進むにつれて、次第にプログラム電圧VPGMを大きな電圧値に設定するようになっている。また、図5中の丸印はプログラムベリファイ動作を行うことが可能なループを示している。また、各A~Gレベルにおいて、プログラム動作は、1回目のループから最大でそれぞれ丸印が含まれるループまで行われる。以下、1回目から18回目までのループのうちn回目のループを第nループという。
図6はベリファイ動作における判定を行うビット線ドライバ24の内部回路の一例を模式的に示す回路図である。ビット線ドライバ24は、メモリセルアレイ23内に設けられたビット線BLに接続されている。ビット線ドライバ24中のセンスアンプ回路32は、ビット線BLの電位変動を検知及び増幅し、メモリセルに記憶されたデータを判別する。
次に、ベリファイ動作の一例について説明する。まず、ワード線ドライバ25は、選択ワード線に、目標レベルに対応したベリファイレベル(電圧)Vrを印加し、非選択ワード線に、ベリファイ電圧Vrよりも高い非選択読み出し電圧VPASS(例えば、5~7V)を印加する。ベリファイ動作時には、制御部22は、ビット線ドライバ24を制御して、ビット線BLを一定の電圧(例えば、0.5V)に固定すると共に、センスユニット321内部の図示しないセンスノードSENをビット線BLの電圧よりも高い所定のプリチャージ電圧Vpreに充電する。この状態で、制御部22は、センスノードSENをビット線BLに接続する。そうすると、センスノードSENからビット線BLに電流が流れ、センスノードSENの電圧は次第に低下する。
次に、図7及び図8を参照してディスターブについて説明する。図7及び図8は横軸に閾値電圧をとり縦軸にメモリセル数をとって、各ターゲットレベルの閾値分布を示すグラフの模式図であり、図7は正常時の分布を示し、図8は閾値電圧の浮き上がり不良が生じた場合の分布を示している。図7及び図8は下層から上層まで複数のワード線のうちの1つのワード線に対応するメモリセルの閾値分布を示している。
そこで、本実施の形態においては、ディスターブの問題が発生するか否かを、書き込み時の現象によって判定する。即ち、メモリホールリーク等の理由からイレーズ不良や浮き上がり不良(以下、これらを浮き上がり不良等という)が発生する場合には、書き込み時にも書き込みに関する不良が生じる可能性がある。また、浮き上がり不良等が発生する場合には、イレーズ時にもイレーズに関する不良が生じる可能性がある。書き込みに関する不良及びイレーズに関する不良(以下、これらをディスターブの要因となる不良という)は、製品出荷時には生じていない場合でも、経年劣化等により実使用時に発生し始めることがある。
また、本実施の形態においては、特性変動判定のための基準となる情報をメモリセルアレイ23のパラメータ領域等に記録するようになっていてもよい。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図9から図13を参照して説明する。図9は第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図10は比較例の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、図12を参照して、書き込み時における特性変動判定の具体的な手法について説明する。図12は図9のステップS11における特性変動判定の具体的な処理の例を示すフローチャートである。
図12の例においては、例えばデータラッチ90やメモリセルアレイ23のパラメータ領域に特性変動判定の基準となるループ数(以下、基準ループ数という)の情報を記録しておく。なお、この基準ループ数の情報は、工場出荷時に記録するようになっていてもよく、また、メモリコントローラ1によって、変更可能に構成されていてもよい。ロジック制御回路21は、図9のステップS1からステップS3のループにおいて、ページのループが終了するまでのループ数をカウントし、ループ数のカウント値をデータラッチ90に記憶する。
例えば、ページのプログラム動作及びベリファイ動作のループの最大ループ数が26ループに設定されている場合においては、浮き上がり不良等が生じていなければ、例えば20ループくらいでループが終了することが想定される。この場合には、基準ループ数として、例えば17~23ループが設定される。即ち、ロジック制御回路21は、プログラム動作及びベリファイの実際のループ数が17~23ループの範囲内であった場合には、実際のループ数は基準ループ数の範囲内であるものとして、特性変動なしと判定する。また、ロジック制御回路21は、プログラム動作及びベリファイの実際のループ数が16ループ以下又は24ループ以上であった場合には、実際のループ数は基準ループ数の範囲外であるものとして、特性変動ありと判定する。
例えば、浮き上がり不良等が発生していなければ、各ページのプログラム動作及びベリファイ動作のループ数の変化は比較的小さいものと考えられる。逆に、前回書き込みが行われたページのプログラム動作及びベリファイ動作のループ数と今回書き込みが行われたページのプログラム動作及びベリファイ動作のループ数との差が比較的大きい場合には、浮き上がり不良等が発生しているものと判定可能である。この判定を行う場合には、前回書き込み時のループ数と今回書き込み時のループ数の差のループ数を、データラッチ90に記録しておく。
メモリセルアレイ23は、3次元構造のメモリホールを有する。メモリホールは、p型ウェル領域に向かって細径となるテーパ形状を有する。また、製造工程によっては、メモリホールは、テーパ形状の途中で拡径して再びp型ウェル領域に向かって細径となる複数段のテーパ形状を有することもある。この3次元構造のため、メモリホールの径はワード線毎に異なり、このため書き込み特性もワード線毎に異なる。このようにワード線毎に書き込みの特性が異なることを考慮して、ワード線を複数のグループに分け、このグループ毎に書き込み電圧の設定が行うことがある。
更に、基準ループ数をプログラム電圧によって変更するようになっていてもよい。例えば、プログラム電圧が比較的高いグループと比較的低いグループに分け、プログラム電圧が比較的高い場合には、基準ループ数を±4ループに設定し、±4ループ以上差があった場合には特性変動ありと判定し、プログラム電圧が比較的低い場合には、基準ループ数を±6ループに設定し、±6ループ以上差があった場合には特性変動ありと判定する、等の制御が可能である。
上記(例2)では、前回のページと今回のページとにおけるプログラム動作及びベリファイ動作のループ数の差を、基準ループ数と比較する例を説明したが、同一ストリングの隣接するワード線に対応するページ同士でループ数の差を基準ループ数と比較してもよい。
上述したように、マルチプレーン構成の場合、対応するプレーンにおいて、同時に対応するページへの書き込みが行われる。この場合には、対応する各プレーンには電圧生成回路28から同一の電圧が供給される。このため、一方のプレーンの書き込みが終了したとしても、他方のプレーンの書き込み時の印加電圧により、書き込み済のプレーンが影響を受けることがある。
図9では、各ページの書き込み終了後に、特性変動判定する例を示したが、特定のレベルでの書き込み終了後に特性変動を判定するようになっていてもよい。例えば、A~Gの各レベルの書き込み終了毎に、上記(例1)から(例6)の判定を行ってもよく、また、所定の1つのレベルの書き込み終了時に、上記(例1)から(例6)の判定を行ってもよい。例えば、特性変動の判定を正確に行えるレベルが存在する場合には、そのレベルについての情報を工場出荷時にメモリセルアレイ23に記録しておき、当該レベルの書き込み終了後に、上記(例1)から(例6)の判定を行ってもよい。
図13は特性変動判定の他の具体的な手法を説明するためのフローチャートである。図13において図9と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。図13のフローは、図9のステップS11に代えて、ステップS31~S33を採用したものである。
マルチプレーンにおいて、一方のプレーンのブロックBLKの書き込み時に、書き込みを完了させることができずに書き込み不良であることを示すプログラムステータスフェイルが生じることがある。ロジック制御回路21は、図9のステップS11の特性変動判定において、一方のプレーンのブロックBLKに、プログラムステータスフェイルが発生したか否かを判定する。プログラムステータスフェイルが発生した場合には、ロジック制御回路21は、次のステップS12において、変動有りと判定し、処理をステップS4に移行し、プログラムステータスフェイルが発生していないプレーンについてのリードベリファイを実施する。
図14は本発明の第2の実施の形態において採用される動作フローを示すフローチャートである。図14において図9と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態におけるハードウェア構成は第1の実施の形態と同様である。本実施の形態は、イレーズ時における特性変動判定を利用して、書き込み時のリードベリファイの実施の可否を判定するものである。なお、本実施の形態はイレーズ直後に書き込み動作が行われることが前提である。
(ループ数)
本実施の形態においても図12のフローを採用することができる。即ち、例えばデータラッチ90やメモリセルアレイ23のパラメータ領域に特性変動判定の基準となる基準ループ数の情報を記録しておく。なお、この場合の基準ループ数の情報は、イレーズ時に関するものであり、工場出荷時にメモリセルアレイ23に記録する。ロジック制御回路21は、図14のステップS41,S42のループにおいて、イレーズのループが終了するまでのループ数をカウントし、ループ数のカウント値をデータラッチ90又はメモリセルアレイ23のパラメータ領域に記録する。
ロジック制御回路21は、同一ブロックBLKの前回のイレーズ動作時の実際のループ数と基準ループ数とを比較し、実施のループ数が所定の閾値よりも大きい場合には特性変動ありと判定し、所定の閾値以下の場合には特性変動なしと判定する。
イレーズは、ブロックBLK単位で実施されることから、ワード線毎のループ数の比較はできない。そこで、ロジック制御回路21は、所定のブロックBLKのイレーズに要したループ数と、その次のブロックBLKのイレーズに要したループ数とを比較し、ループ数の差が所定の閾値を超えた場合には特性変動ありと判定し、所定の閾値以下の場合には特性変動なしと判定する。なお、パワーオン直後においては、ループ数の初期値を基準ループ数としてメモリセルアレイ23のパラメータ領域に記録し、この基準ループ数と実際のループ数との比較により、特性変動の有無を判定する。
マルチプレーン構成の場合には、イレーズに要した実際のループ数を対応するプレーン同士で比較する。対応するプレーンのイレーズループ数同士の差と基準ループ数とを比較し、その差が例えば基準ループ数以内であった場合には基準ループ数の範囲内であるものとして、特性変動なしと判定する。また、ロジック制御回路21は、対応するプレーンのイレーズループ数同士の差が基準ループ数を超える場合には、基準ループ数の範囲外であるものとして、特性変動ありと判定する。
(例1)
イレーズ処理においても、イレーズレベルに戻らないセル(以下、消し残りビットという)が存在することがある。この場合に、所定数の消し残りビット数を許容してイレーズベリファイに成功したと判定する場合がある。この場合を考慮して、リードベリファイ実施の判定のための消し残りビット数の基準値(基準消し残りビット数)を工場出荷時に、メモリセルアレイ23のパラメータ領域に記録してもよい。この基準消し残りビット数と実際の消し残りビット数とを比較し、消し残りビット数が基準消し残りビット数を超える場合には特性変動ありと判定し、基準消し残りビット数以下の場合には特性変動なしと判定する。
ロジック制御回路21は、マルチプレーンの一方のブロックBLKの消し残りビット数と他方のブロックBLKの消し残りのビット数の差が所定の閾値以上の場合には特性変動ありと判定し、消し残りビット数の差が所定の閾値よりも小さい場合には特性変動なしと判定する。
イレーズベリファイを偶数ワード線と奇数ワード線とで別々に行う場合がある。そこで、偶数ワード線についての消し残りビット数と奇数ワード線についての消し残りビット数とを比較し、両者の差が所定の閾値以上の場合には特性変動ありと判定し、消し残りビット数の差が所定の閾値よりも小さい場合には特性変動なしと判定する。
マルチプレーンにおいて、一方のプレーンのブロックBLKのイレーズ時に、イレーズを完了させることができずにイレーズ不良であることを示すイレーズステータスフェイルが生じることがある。ロジック制御回路21は、図14のステップS43の特性変動判定において、一方のプレーンのブロックBLKに、イレーズステータスフェイルが発生したか否かを判定する。イレーズステータスフェイルが発生した場合には、ロジック制御回路21は、ステップS12において、変動有りと判定し、ステップS4において、イレーズステータスフェイルが発生していないプレーンについてのリードベリファイを実施する。
Claims (22)
- 複数のメモリセルを備えたメモリセルアレイと、
前記複数のメモリセルのゲートにそれぞれ接続された複数のワード線と、
前記複数のメモリセルにデータを書き込み時、前記ワード線にプログラム電圧を印加するワード線ドライバと、
前記複数のメモリセルの一端にそれぞれ接続された複数のビット線と、
前記複数のビット線にビット線電圧を印加して、前記複数のビット線を介して前記複数のメモリセルのデータを検出するビット線ドライバと、
前記ワード線ドライバ及びビット線ドライバを制御して、前記メモリセルにデータを書き込むプログラム動作と、前記メモリセルに書き込まれた前記データを検証するプログラムベリファイ動作とを含むループを、前記プログラム電圧を所定のステップアップ電圧だけ増加させながら複数回繰り返す書き込みシーケンスを実行すると共に、前記書き込みシーケンスにおいて前記メモリセルに書き込まれた前記データを検証するリードベリファイを実行可能な制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、ディスターブの要因となる特性の特性変動を検出し、検出結果に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を判定する
半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記書き込み時に前記ディスターブの要因となる特性の特性変動を検出し、検出結果に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を判定する
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記ディスターブの要因となる特性の特性変動として前記プログラム動作とプログラムベリファイ動作のループ数の変動を検出する
請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、ループ数の変動が工場出荷時の基準値を超えたか否かにより前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記書き込みシーケンスにおいてワード線を複数のグループに分けてプログラム電圧の制御を行い、前記ループ数の変動を前記グループ毎に設定された工場出荷時の基準と比較して前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項4に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記書き込みシーケンスにおけるページ単位の前記ループ数を求め、ページ毎のループ数の変動を基準値と比較することで前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記書き込みシーケンスにおいてワード線を複数のグループに分けてプログラム電圧の制御を行い、前記ページ毎のループ数の変動を前記グループ毎に設定された基準値と比較して前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項6に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記書き込みシーケンスにおけるワード線単位の前記ループ数を求め、ワード線毎のループ数の変動を基準値と比較することで前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記メモリセルアレイ、前記複数のワード線と、前記ワード線ドライバ、前記複数のビット線及び前記ビット線ドライバは、それぞれ複数設けられてマルチプレーン構成であり、
前記制御回路は、前記マルチプレーン構成の一方のプレーンにおける前記ループ数と他方のプレーンにおける前記ループ数との比較に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記メモリセルに3値以上のレベルのデータを書き込む場合において、所定レベルの書き終わり時におけるループ数に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を決定する。
請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記書き込みシーケンスの所定のループ数に到達後における前記プログラムベリファイのフェイルセル数の変動を前記グループ毎に設定された工場出荷時の基準と比較して前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記メモリセルアレイ、前記複数のワード線と、前記ワード線ドライバ、前記複数のビット線及び前記ビット線ドライバは、それぞれ複数設けられてマルチプレーン構成であり、
前記制御回路は、前記マルチプレーン構成の一方のプレーンにおいて前記メモリセルへのデータの書き込みの失敗が生じた場合には、他方のプレーンにおいて前記リードベリファイを実施する
請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記メモリセルに書き込まれたデータを消去するイレーズ動作と前記データが消去されたことを検証するイレーズベリファイとを含むイレーズループを繰り返すイレーズ時に、前記ディスターブの要因となる特性の特性変動を検出し、検出結果に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を判定する
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記ディスターブの要因となる特性の特性変動として前記イレーズループ数の変動を検出する
請求項13に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記イレーズループ数の変動が工場出荷時の基準値を超えたか否かにより前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記メモリセルアレイの同一ブロックに対するイレーズのイレーズループ数の変動を基準値と比較することで前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記メモリセルアレイの異なるブロックに対する連続したイレーズのイレーズループ数の差を基準値と比較することで前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記メモリセルアレイ、前記複数のワード線と、前記ワード線ドライバ、前記複数のビット線及び前記ビット線ドライバは、それぞれ複数設けられてマルチプレーン構成であり、
前記制御回路は、前記マルチプレーン構成の一方のプレーンにおける前記イレーズループ数と他方のプレーンにおける前記イレーズループ数との比較に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、前記イレーズベリファイにおけるフェイルセル数の変動を工場出荷時の基準と比較して前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記メモリセルアレイ、前記複数のワード線と、前記ワード線ドライバ、前記複数のビット線及び前記ビット線ドライバは、それぞれ複数設けられてマルチプレーン構成であり、
前記制御回路は、前記マルチプレーン構成の一方のプレーンの前記イレーズベリファイにおけるフェイルセル数と他方のプレーンのイレーズベリファイにおけるフェイルセル数との比較に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御回路は、偶数ワード線と奇数ワード線とで前記イレーズベリファイを別々に行う場合には、偶数ワード線についてのフェイルセル数と奇数ワード線についてのフェイルセル数との比較に基づいて前記リードベリファイの実施の可否を決定する
請求項14に記載の半導体記憶装置。 - 前記メモリセルアレイ、前記複数のワード線と、前記ワード線ドライバ、前記複数のビット線及び前記ビット線ドライバは、それぞれ複数設けられてマルチプレーン構成であり、
前記制御回路は、前記マルチプレーン構成の一方のプレーンにおいて前記メモリセルへのデータのイレーズの失敗が生じた場合には、他方のプレーンにおいて前記リードベリファイを実施する
請求項14に記載の半導体記憶装置。
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