JP2022043741A - 自動倉庫システム - Google Patents

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Tatsuya Nakasone
康俊 辰馬
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Abstract

【課題】自動倉庫システムにおいて、入庫する荷物を1台のフォークリフトによる作業でパレットに載置する。【解決手段】自動倉庫システム1において、パレットコンベヤ21は、パレットPを入出荷する。第1移載ステーション23は、パレットコンベヤ21の端部に隣接して配置され、パレットコンベヤ21と転換コンベヤ31を介して接続されている。第1入出荷コンベヤ25は、第1移載ステーション23と接続し、パレットコンベヤ21と平行に配置されている。第2移載ステーション27は、パレットコンベヤ21の端部に第1移載ステーション23とは反対側に隣接して配置され、パレットコンベヤ21と転換コンベヤ31を介して接続されている。第2入出荷コンベヤ29は、第2移載ステーション27と接続し、パレットコンベヤ21と平行に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は自動倉庫システムに関する。
自動倉庫システムは、自動倉庫と、入出荷コンベヤと、移載ステーションとを備えている。移載ステーションに置かれた荷物は、入出荷コンベヤによって自動倉庫側に搬送される。
シートパレットに載った荷物をパレットからフォークリフトで取り出しているコンベヤ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
実開平7―2333号公報
シートパレットに載せられた荷物はフォークリフトによってコンテナから搬出され、次に自動倉庫に入庫される。
荷物を自動倉庫に入庫するまでの作業には、具体的には、シートパレット対応のフォークリフトと、通常の2本差しフォークリフトの2台が必要である。その場合、具体的には、シートパレット対応のフォークリフトが、コンテナに載ったシートパレット上の荷物をデバンニングして、それを倉庫内の樹脂パレットに載せる。次に、別の2本差しフォークリフトが、荷物が載った樹脂パレットを自動倉庫に入庫する。
しかし、上記のように2台のフォークリフトを用いる場合は、作業効率が低下し、バースの長さが増大してしまう。
本発明の目的は、自動倉庫システムにおいて1台のフォークリフトによる作業によって荷物をパレットに載置することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る自動倉庫システムは、自動倉庫を備えている。自動倉庫システムは、パレットコンベヤと、第1移載ステーションと、第1入荷コンベヤと、第2移載ステーションと、第2入荷コンベヤと、を備えている。
パレットコンベヤは、パレットを供給する。
第1移載ステーションは、パレットコンベヤの端部に隣接して配置され、パレットコンベヤと転換コンベヤを介して接続されている。
第1入荷コンベヤは、第1移載ステーションと接続し、パレットコンベヤと平行に配置されている。
第2移載ステーションは、パレットコンベヤの端部に第1移載ステーションとは反対側に隣接して配置され、パレットコンベヤと転換コンベヤを介して接続されている。
第2入荷コンベヤは、第2移載ステーションと接続し、パレットコンベヤと平行に配置されている。
荷物は、単一又複数の荷物であり、一度に搬送及び移載が可能な単位である。
このシステムでは、パレットコンベヤに対して第1移載ステーションと第2移載ステーションが接続されている。さらに、第1入荷コンベヤ及び第2入荷コンベヤを第1移載ステーション及び第2移載ステーションのそれぞれに接続されている。
パレットは、パレットコンベヤから第1移載ステーション及び第2移載ステーションに供給される。荷物は例えばフォークリフトによってパレットの上に置かれる。荷物が置かれたパレットは、第1入荷コンベヤ及び第2入荷コンベヤによって自動倉庫に格納される。
以上の構成及び動作により、例えばフォークリフトでコンテナから取り出した荷物をそのまま、第1移載ステーション又は第2移載ステーションに供給されたパレットの上に載せることができる。また、パレット及び荷物は、第1入荷コンベヤ及び第2入荷コンベヤによって連続的に自動倉庫に格納される。この結果、自動倉庫システムでは、1台のフォークリフトによる作業によって荷物をパレットに載置できる。
自動倉庫システムは、フォークリフトと、載置位置マークとをさらに備えていてもよい。
フォークリフトは、第1移載ステーション及び第2移載ステーションに置かれたパレットに対して、荷物を移載する。
載置位置マークは、第1移載ステーション及び第2移載ステーションに設けられている。
荷物は、複数の場合は例えばシートパレットの上で一単位となっている。また、フォークリフトは、プッシュプル又はローラタイプのツメが装着されている。
このシステムでは、フォークリフトの運転手は、荷物を第1移載ステーション又は第2移載ステーションに置かれたパレット上に置くときに、荷物を載置位置マークに合わせて置くことで、荷物を正確にパレットに置ける。
自動倉庫システムは、パレット置き場をさらに備えていてもよい。パレット置き場は、第1入荷コンベヤのパレットコンベヤと反対側に配置されていてもよい。
このシステムでは、デッドスペースを活用してパレットの在庫保管ができる。
自動倉庫システムは、載置センサをさらに備えていてもよい。載置センサは、第1移載ステーション及び第2移載ステーションの各々において、パレットの上に荷物が置かれたことを検出してもよい。
このシステムでは、載置センサによって荷物がパレットに置かれたことが検出されると荷物の搬送を開始できるので、荷物を効率的に入庫できる。
載置センサは、荷物が置かれた回数を検出可能であってもよい。
このシステムでは、例えばパレットに荷物が2回置かれると自動的に入庫させる設定であれば、載置センサによって2回目の載置が検出されば、荷物を入庫できることが認識される。
自動倉庫システムは、第1識別センサと、第2識別センサとを備えていてもよい。
第1識別センサは、第1移載ステーション及び第1入荷コンベヤの一方に設けられ、荷物の識別情報を検出可能であってもよい。
第2識別センサは、第2移載ステーション及び第2入荷コンベヤの一方に設けられ、荷物の識別情報を検出可能であってもよい。
このシステムでは、例えばフォークリフトの運転手が無作為にコンテナから荷物を取り出したとても、第1移載ステーション、第2移載ステーション、第1入荷コンベヤ、第2入荷コンベヤのいずれかにおいて、荷物の識別情報が自動的に認識される。その結果、荷物の種類とその個数が認識されて、その荷物の在庫数が記憶部に登録される。
自動倉庫システムは、段ばらし装置をさらに備えていてもよい。段ばらし装置は、パレットコンベヤの中間位置に設けられ、パレットの段ばらしが可能であってもよい。
このシステムでは、段ばらし装置がパレットコンベヤにおいて多数のパレットを供給できる。したがって、荷物が連続して第1移載ステーション又は第2移載ステーションに入庫されても対応できる。
本発明に係る自動倉庫システムでは、1台のフォークリフトによる作業によって荷物をパレットに載置できる。
第1実施形態の自動倉庫システムの模式的部分平面図。 フォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する動作を示す模式的側面図。 自動倉庫システムの制御構成を示すブロック図。 フォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する模式的平面図。 フォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する動作を示す模式的平面図。 第1入出荷コンベヤが荷物を搬送する動作を示す模式的平面図。 自動倉庫システムの模式的部分平面図であり、出庫時のパレット搬送方向を示す図。 第2実施形態のフォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する動作を示す模式的側面図。
1.第1実施形態
(1)自動倉庫システムの基本構成
図1及び図2を用いて、自動倉庫システム1の基本構成を説明する。図1は、第1実施形態の自動倉庫システムの模式的部分平面図である。図2は、フォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する模式的側面図である。なお、図1では、入庫時のパレット搬送方向が矢印で示されている。
なお、図1の上下方向を第1方向(矢印X)とし、図1の左右方向を第2方向(矢印Y)とし、図1の紙面直交方向が第3方向(矢印Z)とする。また、図1及び図2の左側を第2方向第1側とし、図1及び図2の右側を第1方向第2側とする。
自動倉庫システム1は、物流センターの一部である。自動倉庫システム1は、図右側に設けられたコンテナ(図示せず)、トラック(図示せず)の荷積載部の出入口近傍、又は、その内部からシートパレット用フォークリフト17(以後、「フォークリフト17」という)によって、荷物Wが供給されるようになっている。
フォークリフト17は、公知のものであって、シートパレットSPを支承するプラテン及びその上方において進退動自在となされたグリッパーを有している。なお、シートパレット用フォークリフト17は有人でも無人でもよい。
荷物Wは、シートパレットSPの上に段積みされて一単位となっている。シートパレットSPは、タブを有する薄い板状のパレットである。
自動倉庫システム1は、自動倉庫3と、入出荷ステーション5と、有軌道台車システム7と、入出庫コンベヤ9と、を有している。
(2)自動倉庫
自動倉庫3は、一対のラック11と、スタッカクレーン13とを有している。一対のラック11は、複数の棚11aを有している。棚11aは、第2方向及び上下方向に並んで多数設けられている。スタッカクレーン13は、パレットPを一対のラック11に沿って搬送する。スタッカクレーン13は、公知の技術であり、走行部、昇降部、移載部を有している。移載部は、例えばスライドフォークであり、パレットPをスタッカクレーン13に積み込んだり、スタッカクレーン13から下ろしたりなどの移載動作を行う。
(3)入出荷ステーション
入出荷ステーション5は、フォークリフト17が荷物WをパレットPに積み込む場所であり、荷物W及びパレットPを自動倉庫3側に供給する装置である。
入出荷ステーション5の第2方向第2側(自動倉庫3と反対側)には、自動倉庫3のための積み卸しスペースとしてのバースが設けられており、その一部において、第1フォークリフト旋回スペース15A及び第2フォークリフト旋回スペース15Bが設けられている。第1フォークリフト旋回スペース15Aは、フォークリフト17が第1移載ステーション23(後述)にアクセスするときの旋回スペースである。第2フォークリフト旋回スペース15Bは、フォークリフト17が第2移載ステーション27(後述)にアクセスするときの旋回スペースである。
入出荷ステーション5は、パレットコンベヤ21と、第1移載ステーション23と、第1入出荷コンベヤ25と、第2移載ステーション27と、第2入出荷コンベヤ29と、を備えている。
パレットコンベヤ21は、パレットPを入出荷する。具体的には、パレットコンベヤ21は、第2方向に長く延びており、パレットPをその上で第2方向両側に搬送可能である。パレットコンベヤ21は、ローラコンベヤである。パレットコンベヤは、他のコンベヤでもよく、例えば、ベルトコンベヤ、チェーンコンベヤでもよい(以下、コンベヤについては、同じ)。
パレットコンベヤ21の先端(第2方向第2側の端部)には、パレットPの搬送方向を第2方向から第1方向両側に変換する転換コンベヤ31が設けられている。
入出荷ステーション5は、パレットマガジン35(段ばらし装置の一例)をさらに備えている。パレットマガジン35は、パレットコンベヤ21の中間位置に設けられている。パレットマガジン35には、必要に応じて段積み状態(例えば、10段)のパレットPが搬入される。その結果、パレットマガジン35には、複数のパレットPが段積み状態で保存される。パレットマガジン35は、積み上げられているパレットPの段をばらして一枚ずつを第2方向第2側に搬出する。
パレットマガジン35では、パレットPを1枚ずつ出してすぐにパレットコンベヤ21で搬送できるので、供給スピードが高くなる。
以上より、パレットマガジン35が多数のパレットPをパレットコンベヤ21において供給できる。したがって、荷物Wが連続して入庫されても対応できる。
なお、パレットマガジン35は段積み機能を有している。したがって、出庫動作においてパレットPに積まれた荷物Wが第1移載ステーション23又は第2移載ステーション27から取り出された後、パレットPはパレットコンベヤ21によって搬送されて、パレットマガジン35において段積みされる。また、図示しない段積み装置も別に設けられている。
第1移載ステーション23は、パレットコンベヤ21の第2方向第2側の端部に隣接して配置されている。第1移載ステーション23は、パレットコンベヤ21と転換コンベヤ31を介して接続されている。
第1入出荷コンベヤ25は、第1移載ステーション23と接続し、パレットコンベヤ21と平行に配置されている。具体的には、第1入出荷コンベヤ25は、第2方向に長く延びており、パレットPをその上で第2方向に搬送可能である。
第2移載ステーション27は、パレットコンベヤ21の第2方向の第2側の端部に隣接して配置され、パレットコンベヤ21と転換コンベヤ31を介して接続されている。なお、第2移載ステーション27は、パレットコンベヤ21に対して第1移載ステーション23とは第1方向の反対側にある。
第2入出荷コンベヤ29は、第2移載ステーション27と接続し、パレットコンベヤ21と平行に配置されている。具体的には、第2入出荷コンベヤ29は、第2方向に長く延びており、パレットPをその上で第2方向に搬送可能である。
以上に述べたように、入出荷ステーション5では、パレットコンベヤ21に対して第1移載ステーション23と第2移載ステーション27が接続されている。さらに、第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27は、第1入出荷コンベヤ25及び第2入出荷コンベヤ29それぞれに接続されている。
第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27には、図4に示すように、載置位置マーク65が設けられている。載置位置マーク65は、フォークリフト運転者が荷物をパレットの上に正確に置くための基準である。具体的には、載置位置マーク65は、第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27に設けられたシートパレットSPの手前側基準位置を示す。
フォークリフト17は、シートパレットSP上の荷物Wを、第1移載ステーション23又は第2移載ステーション27に置かれたパレットP上に置く。このときに、フォークリフト17は、シートパレットSPを載置位置マーク65に合わせて置くことで荷物Wを正確にパレットPに置ける。
なお、載置位置マークの形状、色、数、材料、位置は、特に限定されない。
入出荷ステーション5は、図1に示すように、バッファコンベヤ33をさらに備えている。バッファコンベヤ33は、第1入出荷コンベヤ25のパレットコンベヤ21と反対側に配置されている。具体的には、バッファコンベヤ33は、段積みされたパレットPを保管している。また、バッファコンベヤ33は、第2方向に延び、段積みされたパレットPを第2方向に搬送できる。
バッファコンベヤ33は、第1フォークリフト旋回スペース15Aの一部の第2方向第1側に配置されている。つまり、デッドスペースを活用してバッファコンベヤ33を設けることで、パレットPの在庫保管ができる。
(4)有軌道台車システム
有軌道台車システム7は、自動倉庫3と入出荷ステーション5との間でパレットPを搬送するシステムである。
有軌道台車システム7は、トラック形状の走行レールからなる走行路41と、複数の搬送台車43とを備えている。
搬送台車43は、荷物Wを保持した状態で走行路41に沿って走行する。搬送台車43は、台車と、移載装置とを有している。搬送台車43は、入出荷ステーション5のパレットコンベヤ21、第1入出荷コンベヤ25、第2入出荷コンベヤ29、バッファコンベヤ33との間でパレットPの受け渡しが可能である。具体的には、走行路41は、パレットコンベヤ21、第1入出荷コンベヤ25、第2入出荷コンベヤ29、バッファコンベヤ33の第1方向第1側の端部に近接して延びている。
(5)入出庫コンベヤ
入出庫コンベヤ9は、自動倉庫3と有軌道台車システム7との間で荷物Wを搬送する装置である。
入出庫コンベヤ9は、入庫コンベヤ9Aと、出庫コンベヤ9Bとを有している。
入庫コンベヤ9A及び出庫コンベヤ9Bは、第2方向に延びており、荷物Wを第2方向にその上で搬送可能である。入庫コンベヤ9A及び出庫コンベヤ9Bは、搬送台車43と荷物Wを受け渡し可能である。
(6)自動倉庫システムの制御構成
図3を用いて、自動倉庫システム1の制御構成を説明する。図3は、自動倉庫システムの制御構成を示すブロック図である。なお、図3では、主に、入出荷ステーション5の制御構成が示されており、有軌道台車システム7、入出庫コンベヤ9、自動倉庫3の制御構成は省略されている。
自動倉庫システム1は、コントローラ51を有している。
コントローラ51は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。コントローラ51は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
コントローラ51は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
コントローラ51の各要素の機能は、一部又は全てが、コントローラ51を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、コントローラ51の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
コントローラ51には、パレットコンベヤ21、パレットマガジン35、第1入出荷コンベヤ25、第2入出荷コンベヤ29、転換コンベヤ31が接続されている。コントローラ51は、これら装置を制御可能である。
コントローラ51には、さらに、図3に示すように、第1載置センサ53A及び第2載置センサ53Bが接続されている。第1載置センサ53A及び第2載置センサ53Bは、第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27のそれぞれにおいて、パレットPの上に荷物Wが置かれたことを検出する。具体的には、第1載置センサ53A及び第2載置センサ53Bは、重量センサである。
荷物Wが第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27に置かれると、コントローラ51は、第1入出荷コンベヤ25又は第2入出荷コンベヤ29に荷物Wの搬送を開始させる。
以上に述べたように載置センサ53によって荷物WがパレットPに置かれたことが検出されるので、荷物Wが効率的に入庫される。
コントローラ51には、さらに、図3に示すように、第1バーコード読取装置55Aと、第2バーコード読取装置55Bが接続されている。
第1バーコード読取装置55A(第1識別センサの一例)は、図4に示すように、第1移載ステーション23及び第1入出荷コンベヤ25の一方又はそれらの近傍に設けられ、荷物Wの識別情報を検出可能である。
第2バーコード読取装置55B(第2識別センサの一例)は、第2移載ステーション27及び第2入出荷コンベヤ29の一方又はそれらの近傍に設けられ、荷物Wの識別情報を検出可能である。
シートパレットSPには、図4に示すように、シートパレットSPに対する情報を識別するための識別部であるバーコード59が設けられている。バーコード59は、シートパレットSPの第1方向両側に設けられている。
バーコード59は、一次元バーコードであっても、二次元バーコードであってもよい。また、バーコード59は、接着剤等によってシートパレットSPに貼付されたものあってもよく、あるいは、直接印刷されていてもよい。
バーコード59には、シートパレットSPに固有の番号が付されている。バーコード59の番号は、第1入出荷コンベヤ25又は第2入出荷コンベヤ29によって荷物Wが搬送されて、第1バーコード読取装置55A又は第2バーコード読取装置55Bの前を通過するときに第1バーコード読取装置55A又は第2バーコード読取装置55Bによって読み取られる。その結果、コントローラ51は、識別情報から荷物Wの種類を知ることができ、さらに、荷物Wの種類とその個数を認識して、その荷物の在庫数を記憶部に登録できる。
上記の構成では、例えばフォークリフト17の運転手が無作為にコンテナから荷物Wを取り出しても、第1移載ステーション23、第2移載ステーション27、第1入出荷コンベヤ25、及び第2入出荷コンベヤ29のいずれかにおいて、第1バーコード読取装置55A又は第2バーコード読取装置55Bで読み取られたバーコード59の番号を基にパレット単位で物流の管理が行われ、確実な入荷が行われる。
コントローラ51には、図示しないが、さらに、パレットPや荷物Wの大きさ、形状及び位置を検出するセンサ、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。
(7)実施形態の基本動作
パレットPは、パレットコンベヤ21から第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27に供給される。
荷物Wは、フォークリフト17によってパレットPの上に置かれる。
荷物Wが置かれたパレットPは、第1入出荷コンベヤ25及び第2入出荷コンベヤ29によって自動倉庫3に搬入される。具体的には、荷物Wは、有軌道台車システム7及び入出庫コンベヤ9によって搬送される。荷物Wは、さらに、スタッカクレーン13によってラック11の棚11aに格納される。
(8)実施形態の効果
以上の構成及び動作により、フォークリフト17でコンテナ(図示せず)から取り出した荷物Wをそのまま、第1移載ステーション23又は第2移載ステーション27に供給されたパレットPの上に載せることができる。また、パレット及び荷物Wは、第1入出荷コンベヤ25及び第2入出荷コンベヤ29によって連続的に自動倉庫3に格納される。
言い換えると、入出荷ステーション5の第1入出荷コンベヤ25及び第2入出荷コンベヤ29の間にパレットコンベヤ21を設けることによって、パレットPを自動倉庫3に自動的に供給できる。したがって、シートパレットSPに載った荷物Wを入出荷ステーション5に入庫する作業がプッシュプル1台のフォークリフト17によって実行される。
このようにプッシュプル1台でデバンニング作業を実施することができ、したがってバースを第2方向に短くできる。
なお、1台のフォークリフト17が、第1移載ステーション23及び第2移載ステーション27に交互にアクセスして、荷物Wを入庫できる。従来では、デバンニング用にプッシュプルを取り付けたフォークリフトにて荷物を樹脂パレットに載せ替え、さらに通常のフォークが樹脂パレットをコンベヤに搬送する事になるので、フォークリフト2台体制になってバースが第2方向に長くなることが考えられる。
(9)荷物入庫動作の詳細説明
図1、図4~図6を用いて、荷物Wを入庫する動作を詳細に説明する。図4及び図5は、フォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する模式的平面図である。図6は、第1入出荷コンベヤが荷物を搬送する動作を示す模式的平面図である。
なお、以下の説明は、パレットPが第1移載ステーション23に搬送された場合である。
(9-1)パレットの供給
段積みされたパレットPが、例えばバッファコンベヤ33からパレットコンベヤ21に搬送される。さらに、段積みされたパレットPは、パレットマガジン35に収納される。
パレットPは、一枚ずつ、パレットマガジン35からパレットコンベヤ21の下流側に搬送される。
パレットPは、パレットコンベヤ21の第2方向の第2側の端部に到達すると、転換コンベヤ31によって、例えば第1移載ステーション23に搬送される。
これにより、パレットPは、図4に示すように、第1移載ステーション23の上に配置される。
(9-2)荷物の供給
荷物Wは、図5に示すように、フォークリフト17によって、第1移載ステーション23の上にあるパレットPの上に置かれる。このとき、シートパレットSPの手前側縁が載置位置マーク65に合わされる。
(9-3)荷物の搬送
第1載置センサ53Aからの検出信号に従って、荷物Wの搬送動作が開始される。具体的には、パレットP及び荷物Wは、図6に示すように、第1入出荷コンベヤ25によって、第2方向第1側に搬送される。
パレットP及び荷物Wは、第1入出荷コンベヤ25から搬送台車43に受け渡される。パレットP及び荷物Wは、搬送台車43によって入庫コンベヤ9Aに受け渡され、さらに入庫コンベヤ9Aによって自動倉庫3に搬入される。パレットP及び荷物Wは、スタッカクレーン13によってラック11の棚11aに格納される。
(10)荷物出庫動作
図7を用いて、自動倉庫3から荷物Wが出庫される場合の動作の一例を説明する。図7は、自動倉庫システムの模式的部分平面図であり、出庫時のパレット搬送方向を示す図である。
スタッカクレーン13が、パレットP及び荷物Wを棚11aから積み込んで次に搬送する。次に、出庫コンベヤ9BがパレットP及び荷物Wを搬送し、さらに搬送台車43に受け渡す。搬送台車43は、第1入出荷コンベヤ25又は第2入出荷コンベヤ29に荷物Wを受け渡す。例えば第1入出荷コンベヤ25は荷物Wを第1移載ステーション23まで搬送する。そして、フォークリフト17が荷物Wをすくい取る。
次に、転換コンベヤ31が空のパレットPをパレットコンベヤ21に搬送する。パレットコンベヤ21はパレットPをパレットマガジン35に搬送して、パレットマガジン35がパレットPを段積み保管する。
2.第2実施形態
第1実施形態では荷物Wが第1移載ステーション23又は第2移載ステーション27に置かれると直ちに第1入出荷コンベヤ25又は第2入出荷コンベヤ29が荷物Wの搬送を開始していた。しかし、荷物Wの搬送開始までに、複数回分の荷物Wを第1移載ステーション23又は第2移載ステーション27に置けるようにしてもよい。
図8を用いて、そのような実施例を第2実施形態として説明する。図8は、第2実施形態のフォークリフトが荷物を第1移載ステーションに移載する模式的側面図である。
図8では、パレットPに荷物Wが2セット置かれている。これは、荷物Wの2セットが自動倉庫3の保管荷姿に近い荷高さになっているからである。なお、この場合、2セットの荷物Wの間にあるシートパレットSPを取除いてもよいし又はそのままでもよい。
パレットPの上に2セットの荷物Wが置かれたことは、載置センサ53によって検出される。その検出信号に基づいて、コントローラ51は、荷物Wを搬送開始できることを把握する。
なお、パレットPの上に載置可能な荷物Wのセット数は3以上でもよい。
3.実施形態の共通事項
第1実施形態及び第2実施形態は下記の共通事項を有している。
自動倉庫システム(例えば、自動倉庫システム1)は、自動倉庫(例えば、自動倉庫3)を備えている。自動倉庫システムは、パレットコンベヤと、第1移載ステーションと、第1入出荷コンベヤと、第2移載ステーションと、第2入出荷コンベヤと、を備えている。
パレットコンベヤ(例えば、パレットコンベヤ21)は、パレット(例えば、パレットP)を供給する。
第1移載ステーション(例えば、第1移載ステーション23)は、パレットコンベヤの端部に隣接して配置され、パレットコンベヤと転換コンベヤ(例えば、転換コンベヤ31)を介して接続されている。
第1入荷コンベヤ(例えば、第1入出荷コンベヤ25)は、第1移載ステーションと接続し、パレットコンベヤと平行に配置されている。
第2移載ステーション(例えば、第2移載ステーション27)は、パレットコンベヤの端部に第1移載ステーションとは反対側に隣接して配置され、パレットコンベヤと転換コンベヤを介して接続されている。
第2入荷コンベヤ(例えば、第2入出荷コンベヤ29)は、第2移載ステーションと接続し、パレットコンベヤと平行に配置されている。
以上により、例えばフォークリフトでコンテナから取り出した荷物をそのまま、第1移載ステーション又は第2移載ステーションに供給されたパレットの上に載せることができる。また、パレット及び荷物は、第1入荷コンベヤ及び第2入出コンベヤによって連続的に自動倉庫3に格納される。
4.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(1)入出荷ステーションの変形例
入出荷ステーションは、1つの自動倉庫システムに複数設けられていてもよい。
(2)荷物の入庫の変形例
荷物は、シートパレットではなく、小型の通常パレットに搭載されてもよい。
荷物は、第1移載ステーション又は第2移載ステーションに3回以上積まれてもよい。
(3)荷物の搬送開始の変形例
第1実施形態では第1入出荷コンベヤ25又は第2入出荷コンベヤ29による荷物Wの搬送開始は、載置センサ53の検出信号に基づいて行われていた。しかし、上記の搬送開始は搬入される荷物の条件さえ成立すれば実行できるので、他の方法によって搬送開始タイミングが決定されてもよい。
第1の変形例として、第1入出荷コンベヤ又は第2入出荷コンベヤは、フォークリフトが第1移載ステーション又は第2移載ステーションに接近したことを検出するセンサからの検出信号に基づいて、搬送を開始してもよい。
第2の変形例として、第1入出荷コンベヤ又は第2入出荷コンベヤは、フォークリフトに設けられている搬送開始スイッチが操作されると、搬送を開始するようになっていてもよい。この場合、フォークリフト作業者が、荷物高さを示す高さ表示器を利用することで荷物の高さを測って、荷物の入庫を開始して良いか否かを判断する。
(4)載置センサの変形例
載置センサは、在荷検出センサでもよい。具体的には、在荷検出センサは、パレットPの上に荷物が置かれたことを光学的に又は機械的に検出する。
(5)バーコードの変形例
バーコード等の識別部は、荷物に装着されていてもよい。
(6)識別センサの変形例
バーコードリーダの代わりに、IC(Integrated Circuit)リーダ又はRFID(Radio Frequency Identification)リーダが用いられてもよい。ICリーダ又はRFIDリーダの場合は、シートパレット又は荷物にICタグが装着される。
(7)フォークリフトの変形例
フォークリフトは2台以上でもよい。
フォークリフトは無人でもよい。
本発明は自動倉庫システムに広く適用できる。
1 :自動倉庫システム
3 :自動倉庫
5 :入出荷ステーション
7 :有軌道台車システム
9 :入出庫コンベヤ
9A :入庫コンベヤ
9B :出庫コンベヤ
11 :ラック
11a :棚
13 :スタッカクレーン
15A :第11フォークリフト旋回スペース
15B :第2フォークリフト旋回スペース
17 :シートパレット用フォークリフト
21 :パレットコンベヤ
23 :第1移載ステーション
25 :第1入出荷コンベヤ
27 :第2移載ステーション
29 :第2入出荷コンベヤ
31 :転換コンベヤ
33 :バッファコンベヤ
35 :パレットマガジン
41 :走行路
43 :搬送台車
53A :第1載置センサ
53B :第2載置センサ
55A :第1バーコード読取装置
55B :第2バーコード読取装置
59 :バーコード
65 :載置位置マーク
P :パレット
SP :シートパレット
W :荷物

Claims (7)

  1. 自動倉庫を備えた自動倉庫システムであって、
    パレットを供給するパレットコンベヤと、
    前記パレットコンベヤの端部に隣接して配置され、前記パレットコンベヤと転換コンベヤを介して接続された第1移載ステーションと、
    前記第1移載ステーションと接続し、前記パレットコンベヤと平行に配置された第1入荷コンベヤと、
    前記パレットコンベヤの端部に前記第1移載ステーションとは反対側に隣接して配置され、前記パレットコンベヤと転換コンベヤを介して接続された第2移載ステーションと、
    前記第2移載ステーションと接続し、前記パレットコンベヤと平行に配置された第2入荷コンベヤと、
    を備える自動倉庫システム。
  2. 前記第1移載ステーション及び前記第2移載ステーションに置かれたパレットに対して、荷物を移載するためのフォークリフトと、
    前記第1移載ステーション及び前記第2移載ステーションに設けられた載置位置マークと、をさらに備えている、請求項1に記載の自動倉庫システム。
  3. 前記第1入荷コンベヤの前記パレットコンベヤと反対側に配置されたパレット置き場をさらに備えている、請求項1又は2に記載の自動倉庫システム。
  4. 前記第1移載ステーション及び前記第2移載ステーションの各々において、前記パレットの上に荷物が置かれたことを検出する載置センサをさらに備えている、請求項1~3のいずれかに記載の自動倉庫システム。
  5. 前記載置センサは、前記荷物が置かれた回数を検出可能である、請求項4に記載の自動倉庫システム。
  6. 前記第1移載ステーション及び前記第1入荷コンベヤの一方に設けられ、前記荷物の識別情報を検出可能な第1識別センサと、
    前記第2移載ステーション及び前記第2入荷コンベヤの一方に設けられ、前記荷物の識別情報を検出可能な第2識別センサと、をさらに備える、請求項1~5のいずれかに記載の自動倉庫システム。
  7. 前記パレットコンベヤの中間位置に設けられ、前記パレットの段ばらしが可能な段ばらし装置をさらに備える、請求項1~6のいずれかに記載の自動倉庫システム。
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