JP2022041177A - 壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置 - Google Patents

壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022041177A
JP2022041177A JP2020146237A JP2020146237A JP2022041177A JP 2022041177 A JP2022041177 A JP 2022041177A JP 2020146237 A JP2020146237 A JP 2020146237A JP 2020146237 A JP2020146237 A JP 2020146237A JP 2022041177 A JP2022041177 A JP 2022041177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
wall
stand
toilet bowl
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020146237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7487619B2 (ja
Inventor
佳史 執行
Yoshifumi Shigyo
知之 木村
Tomoyuki Kimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2020146237A priority Critical patent/JP7487619B2/ja
Publication of JP2022041177A publication Critical patent/JP2022041177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7487619B2 publication Critical patent/JP7487619B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】トイレ空間を構成する壁面の適切な位置に壁固定部材を固定して、壁掛け便器に生起される荷重を確実に保持できる壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置の提供を目的とする。【解決手段】便器本体を床面から浮上して支持固定する支持スタンドと、支持スタンドに連結し便器本体より上方に伸延した縦フレームと、便器本体後方のトイレ空間後壁に固設した壁固定部材と、壁固定部材と縦フレームとの間に架設した仲介部材とより構成し、しかも、仲介部材の前端は縦フレームと上下位置調整自在に連結固定可能とすると共に仲介部材の後端は仲介部材の上下位置調整に合わせて壁固定部材と連結固定可能とすることにより仲介部材の上下位置の調整を可能としたことを特徴とする壁掛け便器スタンドを提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、壁掛け便器を支持する支持部材の壁面に対する固定位置を任意に調整できる壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置に関する。
従来、トイレ空間床面から便器本体を離間した壁掛け便器において、便器本体を支持するスタンドをトイレ空間壁面にボルトを介して固定するスタンド構造がある。このような壁掛け便器のスタンド構造では、壁掛け便器および壁掛け便器本体に生起される荷重をトイレ空間床面およびトイレ空間壁面に分散することで便器本体を確実に支持できるように構成している。
例えば、特許文献1には、トイレ空間壁面に断面コ字状の壁固定材を固設し、この壁固定材とトイレ空間床面に立設した支持スタンドを含む配管ユニットとをボルトで連結することにより、壁掛け式便器の荷重をトイレ空間壁面およびトイレ空間床面に分散して便器本体を確実に支持固定できる構成が開示されている。また、特許文献1には、壁固定材の下部に壁固定材と一体または別体に壁補強部を設け、当該壁補強部をトイレ空間壁面にボルトなどで固設することによりトイレ空間壁面にかかる荷重を壁固定材と壁補強部に分散してトイレ空間壁面に局所荷重がかかる虞を解消できる構成が開示されている。
特開2008-220822号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、例えば、壁固定材を取り付ける壁面に凹凸があると壁固定材が歪んだ状態で壁面に取り付けられてしまい、便器を適切に保持できなくなる虞や、便器及び便器にかかる荷重がトイレ空間床面とトイレ空間壁面に適切に分散されずにトイレ空間床面およびトイレ空間壁面を破損する虞があった。
また、特許文献1に開示されている技術では、壁固定材と配管ユニットとを連結するボルトがトイレ空間床面から一定の固定高さで取り付けられる構成のため、設置強度が不十分なトイレ空間壁面に設置しなければならない場合、便器および便器にかかる荷重をトイレ空間壁面が支えきれずに変形または破損する虞があった。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、トイレ空間を構成するトイレ空間壁面の適切な位置に壁固定部材を固定して、壁掛け便器および壁掛け便器に生起される荷重を確実に保持できる壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置を提供せんとするものである。
本発明に係る壁掛け便器スタンドは、便器本体を床面から浮上して支持固定する支持スタンドと、前記支持スタンドに連結し前記便器本体より上方に伸延した縦フレームと、前記便器本体後方のトイレ空間後壁に固設した壁固定部材と、前記壁固定部材と前記縦フレームとの間に架設した仲介部材と、を備え、前記仲介部材の前端は前記縦フレームと上下位置調整自在に連結固定可能とすると共に前記仲介部材の後端は前記仲介部材の上下位置調整に合わせて前記壁固定部材と連結固定可能とすることにより前記仲介部材の上下位置の調整を可能とするものである。
このような構成の壁掛け便器スタンドによれば、壁面の適切な位置に壁固定部材を固定でき、壁面を変形または破損することなく便器を確実に保持できる。
本発明に係る壁掛け便器スタンドの他の態様は、トイレ空間内には前記便器本体後方に前記仲介部材を収納するキャビネット空間を形成すると共に、前記仲介部材は、上下位置調整時に前記キャビネット空間内に収納された機器と干渉しないように配設するものである。
このような構成の壁掛け便器スタンドによれば、キャビネット空間内に機器を固定した後でも容易に仲介部材を移動させることができ、施工性やメンテナンス性を向上させることができる。
本発明に係る壁掛け便器スタンドの他の態様は、前記便器本体の前記支持スタンドに連結した前記縦フレームには、上下の長孔が設けられ、前記仲介部材の前端は前記長孔を介して上下固定位置を調整可能としたものである。
このような構成の壁掛け便器スタンドによれば、簡易的な構造で仲介部材の上下方向の固定位置を調整できる。
本発明に係るトイレ装置は、前記壁掛け便器スタンドと、前記壁掛け便器スタンドに支持固定される前記便器本体と、を備えたものである。
このような構成のトイレ装置によれば、壁掛け便器スタンドに支持固定された便器本体の荷重および便器本体に生起される荷重を壁掛け便器スタンドを介してトイレ空間壁面の適切な位置に伝達でき、便器本体を確実に保持できる。
本発明によれば、トイレ空間を構成する壁面の適切な位置に壁固定部材を固定でき、壁掛け便器および壁掛け便器にかかる荷重を確実に保持できる壁掛け便器スタンドを提供できる。
本発明の実施形態に係る壁掛け便器スタンド固定構造を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る壁掛け便器スタンド固定構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る壁掛け便器スタンド固定構造における縦フレームを示す正面図である。 本発明の実施形態に係る縦フレームを示す斜視図であり、(a)は長孔を備えた縦フレームを示す斜視図であり、(b)は縦フレームの他の実施例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る仲介部材の動きを示す模式図である。
本発明の要旨は、便器本体を床面から浮上して支持固定する支持スタンドと、支持スタンドに連結し便器本体より上方に伸延した縦フレームと、便器本体後方のトイレ空間後壁に固設した壁固定部材と、便器本体後方のトイレ空間後壁に固設した壁固定部材と縦フレームとの間に架設した仲介部材とより構成し、しかも、仲介部材の前端は縦フレームと上下位置調整自在に連結固定可能とすると共に仲介部材の後端は仲介部材の上下位置調整に合わせて壁固定部材と連結固定可能とすることにより仲介部材の上下位置の調整を可能としたことを特徴とする。
また、トイレ空間内には便器本体後方に仲介部材を収納するキャビネット空間を形成すると共に、仲介部材は、上下位置調整時にキャビネット空間内に収納された機器と干渉しないように配設したこと、また、便器本体の支持スタンドに連結した縦フレームには、上下の長孔が設けられ、仲介部材の前端はこの長孔を介して上下固定位置を調整可能としたことを特徴とする。
本発明を実施するための一実施の形態を図1~図5を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる壁掛け便器スタンドを示す図でありトイレ空間を側面から見た模式図である。図2は、壁掛け便器の支持構造を示す斜視図である。
壁掛け便器スタンドは、便器10を構成する便器本体11の荷重、および便器本体11の便座13にトイレ使用者が着座した際に生起される荷重を支持するトイレ空間後壁S2が変形したり破損したりすることを防止するものである。
壁掛け便器スタンドは、便器10を構成する便器本体11をトイレ空間Sを構成するトイレ空間床面S1から離間して支持固定する支持スタンド20と、支持スタンド20に連結し便器本体11より上方に伸延した縦フレーム30と、便器本体11後方のトイレ空間後壁S2に固設した壁固定部材40と、縦フレーム30と壁固定部材40との間に架設した仲介部材50とで構成している。
便器10は、図1に示すように、便器本体11の便器底部12をトイレ空間床面S1から離間して、非接触状態に支持された壁掛け便器である。便器10は、便器本体11と、便器本体11の上部に配設した便座13で構成している。
便器本体11は、上部が開口した凹状のボウル部を有する陶器などで形成された容器である。便器本体11は、ボウル部に洗浄水を供給するための便器本体11の背面に配設した洗浄タンクと、洗浄タンクの貯留水をボウル部に給水するための給水管と、ボウル部の汚水を便器本体11の背面側に排出するための排水管と、を便器本体11の背面に設けている。また、便器本体11は、背面側の左右上端部近傍に支持孔14、14を穿設している。
左右の支持孔14、14には、支持部材15、15であるスタッドボルトの一端部を挿通している。支持部材15、15は、他端部を便器本体11の背面に設けたキャビネットKに収容した後述の支持スタンド20の支持孔23および縦フレーム30の連結孔31に挿通し、支持部材15、15の端縁部をナットなどで締め付け固定している。これにより、便器本体11をトイレ空間床面S1から離間して非接触状態としつつ、便器本体11および便器本体11に便座13を介して生起される荷重を左右の支持部材15、15を介して支持スタンド20と縦フレーム30に分散できる。
キャビネットKは、便器本体11の背面に位置している。キャビネットKは、便器本体11と接する前面化粧板K1と、前面化粧板K1の上端部に連結した上面化粧板K2と、前面化粧板K1の左右側端部と連結した図示しない左右の化粧板と、トイレ空間Sを構成するトイレ空間床面S1およびトイレ空間後壁S2と、で構成している。上述の構成によりキャビネットKは、閉塞したキャビネット空間KSを構成している。
キャビネット空間KSは、図1に示すように、便器本体11をトイレ空間床面S1から離間して支持固定する支持スタンド20と、支持スタンド20に連結して便器本体11よりも上方に伸延した縦フレーム30と、便器本体11後方のトイレ空間後壁S2に固設した壁固定部材40と、縦フレーム30と壁固定部材40との間に架設した仲介部材50とを収納している。
支持スタンド20、20は、図1および図2に示すように、トイレ空間床面S1に便器本体11の左右端部と略同一幅に離間して配設し、便器本体11をトイレ空間床面S1から離間して支持固定し、便器本体11および便座13に生起された荷重をトイレ空間床面S1に伝達している。
支持スタンド20は、トイレ空間床面S1に固定する床固定部21と、床固定部21の前端部から垂直に延在した支持固定部22とを一体に構成した側面視略L字状の部材である。
床固定部21は、トイレ空間床面S1にボルトやビスなどで固定されている。支持固定部22は、平面視略矩形状で上端部および下端部を開口した中空部材であり、上端部近傍に支持固定部22の前面から後面にかけて支持孔23を穿設している。支持固定部22の中空部は、縦フレーム30の水平断面形状と略同一形状に穿設している。そのため、支持固定部22の中空部に挿入した縦フレーム30は、支持固定部22の内周面に接触して前後左右に揺動することなくトイレ空間床面S1に立設した状態を維持できる。
縦フレーム30は、支持固定部22の開口部に挿入して支持スタンド20と同様に便器本体11をトイレ空間床面S1から離間して支持するためのものである。
縦フレーム30は、図2~図4に示すように、中実の角棒であり、便器本体11の上端部よりも上方に延在している。縦フレーム30は、支持固定部22の上端開口部から下端開口部にかけて挿通することでトイレ空間床面S1に立設している。また、縦フレーム30は、支持スタンド20の中空部に挿通した状態において、支持孔23と略同一の高さ位置に連結孔31を穿設している。支持スタンド20および縦フレーム30は、支持孔23および連結孔31に便器本体11を支持するための支持部材15を挿通して一体に構成している。
また、縦フレーム30は、支持スタンド20の上端部近傍から縦フレーム30の上端部近傍にかけて上下方向を長軸とする略楕円形の長孔32を穿設している。長孔32には、仲介部材50を挿通固定している。
仲介部材50は、縦フレーム30に生起される便器本体11の荷重をトイレ空間後壁S2に伝達するための部材である。
仲介部材50は、図1および図2に示すように、左右の縦フレーム30、30と後述の壁固定部材40との間に架設している。仲介部材50は、前端部を縦フレーム30の長孔32に固定し、後端部を壁固定部材40に固定している。なお、左右の縦フレーム30、30の間隔は、便器本体11の左右幅と略同程度に構成しており、左右の縦フレーム30、30に連結する左右の仲介部材50、50も同様に便器本体11の左右幅と略同程度の間隔を有している。左右の仲介部材50、50の間には、便器本体11のボウル部に給水するための給水タンクを配設している。給水タンクは、左右の仲介部材50、50に干渉しない左右幅に構成しており、また、前後幅は、縦フレーム30の後面と後述の壁固定部材40の垂下片41の前面を結ぶ直線よりも短く構成している。これにより、仲介部材50が上下移動する際にも給水タンクと干渉することがなく、自由に上下移動ができ、キャビネット空間KS内に当該タンクを設置した後でも仲介部材50の固定位置を容易に上下移動できメンテナンス性を向上できる。
仲介部材50は、例えば、全ねじボルト(一部にねじ部を備えたねじボルトであっても構わない)であり、トイレ空間後壁S2の前面にビス止めするなどして固設した壁固定部材40に後端部を螺着し、前端部を縦フレーム30の長孔32に挿通し、縦フレーム30の前後面をナットで挟持することにより固定されている。これにより、仲介部材50は、壁固定部材40との締め付け状態に応じてトイレ空間後壁S2に対する縦フレーム30の位置を前後方向に自在に調整できる。
また、仲介部材50は、長孔32に挿通することで左右方向の移動が規制され、上下方向のみ任意に調整可能に構成している。これにより、便器の荷重を支持するには不適切な箇所、例えば、トイレ空間後壁S2に凹凸(不陸)がある箇所などを避けて壁固定部材40をトイレ空間後壁S2の適切な箇所に取り付け固定できる。すなわち、仲介部材50は、キャビネット空間KS内を図5の白抜きの両矢印で示す縦フレーム30の長孔32に沿った上下方向に連続的に調整自在とし、壁固定部材40のトイレ空間後壁S2への取付け位置を細かく調整できる。
壁固定部材40は、トイレ空間後壁S2に固設し、仲介部材50を介して伝達される便器本体11および便器本体11に生起される荷重をトイレ空間後壁S2に分散させる部分である。
壁固定部材40は、図1および図2に示すように、垂下片41と、垂下片41の上下端部に連結した上下水平片42、43と、で側面視略コ字形状に構成している。また、壁固定部材40は、便器本体11の左右幅と略同程度まで左右方向に延在している。
なお、本実施形態において、壁固定部材40は、側面視略コ字形状である構成を説明したが、このような構成に限定されず、単に平板状のものや側面視略ロ字形状等であってもよい。
垂下片41には、複数の固定用孔41a、41a、、、と、縦フレーム30の長孔32と対向する位置に調整孔41b、41bを穿設している。
固定用孔41aは、左右端部近傍および左右方向略中央部に上下に2つずつ穿設しており、当該孔にボルトやビスなどを挿通してトイレ空間後壁S2に固定している。また、調整孔41bには、仲介部材50である全ねじボルトの先端部を螺着している。この構成により、便器本体11および便器本体11に生起される荷重は、仲介部材50を介して壁固定部材40に伝達され、壁固定部材40からトイレ空間後壁S2に伝達される。この際、壁固定部材40が左右方向に延在されてトイレ空間後壁S2に複数箇所で固定されることにより、トイレ空間後壁S2にかかる上述の荷重が分散され、トイレ空間後壁S2への局所荷重を防止してトイレ空間後壁S2が変形や破損することを防止できる。また、トイレ空間後壁S2と縦フレーム30との距離を仲介部材50で前後位置調整自在としたことにより、上記荷重の大きさに応じて仲介部材50の長さを調整し、仲介部材50への偏奇荷重を防止して仲介部材50が変形したり破損したりする虞を低減している。
腰掛け便器のスタンド固定構造は、このように構成したことにより、トイレ空間後壁S2に固設した壁固定部材40に対する縦フレーム30の前後位置を仲介部材50で位置調整自在として仲介部材50の変形および破損を防止し、さらに、縦フレーム30の長孔32に仲介部材50を上下方向に位置調整自在に挿入することで、トイレ空間後壁S2の凹凸(不陸)部分や脆弱部分を回避して便器本体11および便器本体11に生起される荷重をトイレ空間後壁S2の適切な位置に伝達できる。これにより、便器本体11および便器本体11に生起される荷重でトイレ空間後壁S2が変形したり破損したりする虞、または、設置した便器本体11が傾く虞を解消できる。
なお、本実施形態において、仲介部材50を上下方向に調整自在とする構成は、縦フレーム30に穿設した長孔32としている。しかしながら、この長孔32は、仲介部材50を上下方向に位置調整できればどのような形態でもよく、例えば、縦フレーム30の上下方向に一定間隔離間して複数穿設した調整孔32´、32´、、、で構成していてもよい(図4(b)参照)。このように構成することで、便器本体11の左右幅と略同程度の間隔を備えて配置した縦フレーム30、30に仲介部材50、50をそれぞれ挿通する際のトイレ空間床面S1からの高さ調整が容易となり、便器本体11および便器本体11に生起される荷重をトイレ空間後壁S2の非脆弱部に確実に伝達することができるとともに、施工時間も短縮できる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
10 便器
11 便器本体
12 便器底部
13 便座
14 支持孔
15 支持部材
20 支持スタンド
21 床固定部
22 支持固定部
23 支持孔
30 縦フレーム
31 連結孔
32 長孔
40 壁固定部材
41 垂下片
41a 固定用孔
41b 調整孔
42 上水平片
43 下水平片
50 仲介部材
K キャビネット
K1 前面化粧板
K2 上面化粧板
KS キャビネット空間
S トイレ空間
S1 トイレ空間床面
S2 トイレ空間後壁

Claims (4)

  1. 便器本体を床面から浮上して支持固定する支持スタンドと、
    前記支持スタンドに連結し前記便器本体より上方に伸延した縦フレームと、
    前記便器本体後方のトイレ空間後壁に固設した壁固定部材と、
    前記壁固定部材と前記縦フレームとの間に架設した仲介部材と、を備え、
    前記仲介部材の前端は前記縦フレームと上下位置調整自在に連結固定可能とすると共に前記仲介部材の後端は前記仲介部材の上下位置調整に合わせて前記壁固定部材と連結固定可能とすることにより前記仲介部材の上下位置の調整を可能とした
    ことを特徴とする壁掛け便器スタンド。
  2. トイレ空間内には前記便器本体後方に前記仲介部材を収納するキャビネット空間を形成すると共に、前記仲介部材は、上下位置調整時に前記キャビネット空間内に収納された機器と干渉しないように配設した
    ことを特徴とする請求項1に記載の壁掛け便器スタンド。
  3. 前記便器本体の前記支持スタンドに連結した前記縦フレームには、上下の長孔が設けられ、前記仲介部材の前端は前記長孔を介して上下固定位置を調整可能とした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の壁掛け便器スタンド。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載の前記壁掛け便器スタンドと、
    前記壁掛け便器スタンドに支持固定される前記便器本体と、を備えた
    ことを特徴とするトイレ装置。
JP2020146237A 2020-08-31 2020-08-31 壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置 Active JP7487619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020146237A JP7487619B2 (ja) 2020-08-31 2020-08-31 壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020146237A JP7487619B2 (ja) 2020-08-31 2020-08-31 壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022041177A true JP2022041177A (ja) 2022-03-11
JP7487619B2 JP7487619B2 (ja) 2024-05-21

Family

ID=80500245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020146237A Active JP7487619B2 (ja) 2020-08-31 2020-08-31 壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7487619B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000345602A (ja) 1999-06-08 2000-12-12 Toto Ltd 衛生器具取付フレーム
JP5900810B1 (ja) 2015-03-20 2016-04-06 Toto株式会社 取付部材
JP7263012B2 (ja) 2019-01-09 2023-04-24 株式会社Lixil 壁掛け便器

Also Published As

Publication number Publication date
JP7487619B2 (ja) 2024-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070101908A1 (en) Bar counter attachable to balcony rails
JP2009035942A (ja) 天井用補強金具とそれを用いた吊り天井
JP2022041177A (ja) 壁掛け便器スタンド及び、壁掛け便器スタンドを備えたトイレ装置
JP7263012B2 (ja) 壁掛け便器
JP2017197994A (ja) 便器装置
KR20050071406A (ko) 테이블의 다리 높낮이 조절장치
KR200452039Y1 (ko) 배관 트레이용 받침대
JP2020111926A (ja) 壁掛け便器
JP2009200901A (ja) 薄型テレビの壁掛け装置、および壁掛け方法
JP2022051423A (ja) トイレ装置
JP5180563B2 (ja) 浴室カウンターの設置構造
JP2003275049A (ja) キャビネット等の架台
KR20240076948A (ko) 벽걸이 tv 거치대에 설치되는 스피커 높낮이 조절장치
KR102551578B1 (ko) 욕조 받침대
JP2015001077A (ja) 便器の取付構造
JP4747592B2 (ja) 浴室パネルの固定構造
JP7291484B2 (ja) 壁掛け便器用の固定具
JP3242943U (ja) サウンドバー取付金具
KR102407931B1 (ko) 시스템 가구용 수직 프레임 및 이를 포함하는 시스템 가구
JP2009261489A (ja) 浴槽支持構造
JP4095405B2 (ja) 天井板の高さ調整方法及び高さ調整装置
JP2019183390A (ja) 固定具
JPH077422Y2 (ja) 設備ユニット
JPH0810635Y2 (ja) 浴室の壁パネル設置構造
JP2022146001A (ja) ベンチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240422