JP2003275049A - キャビネット等の架台 - Google Patents

キャビネット等の架台

Info

Publication number
JP2003275049A
JP2003275049A JP2002087568A JP2002087568A JP2003275049A JP 2003275049 A JP2003275049 A JP 2003275049A JP 2002087568 A JP2002087568 A JP 2002087568A JP 2002087568 A JP2002087568 A JP 2002087568A JP 2003275049 A JP2003275049 A JP 2003275049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
fixing
cabinet
piece
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002087568A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Takahashi
竜二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2002087568A priority Critical patent/JP2003275049A/ja
Publication of JP2003275049A publication Critical patent/JP2003275049A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ調節手段の床面よりの浮き上がりを防止
して、キャビネット等の支持強度を高める。 【解決手段】 架台本体3の四隅部の下端に固着した支
持基板7の内端に、床面Fに固着される固定金具10
を、上下に相対移動可能かつボルト22とナット9によ
り固定可能に取付け、先に固定金具10を床面Fに固着
した後で、四隅のアジャスタボルト20により架台本体
3の水平度を調節し得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット等を
載置して固定する架台、詳しくは、床面の傾斜や凹凸面
に対応して水平度を調節可能な調節手段を有する架台に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、サーバーやモニター等のネット
ワーク機器を収納して集中管理するキャビネットは、地
震等による転倒を防止するために、床面に強固に、かつ
水平に固定する必要がある。
【0003】そのため、通常は、高さ調節用のアジャス
タと床面に固定する固定金具を有する架台が用いられ、
まず架台を床面に水平に固定したのち、その上面にキャ
ビネットの下端が載置されて固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の架台は、そ
の四隅に取付けたアジャスタにより水平度を調節し、そ
の後、固定金具により床面に固定するようになっている
ため、固定金具を固定する床面が傾斜していたり、凹凸
面が形成されたりしていると、固定金具が傾斜するなど
して、アジャスタの下面が床面より浮き上がり、架台の
水平度が損なわれることがある。
【0005】このようになると、固定金具のアンカー位
置を変えるなどして、再度架台の水平度を調整する必要
がある。また、アジャスタが浮き上がると、キャビネッ
トの荷重を固定金具のみで支えることになり、キャビネ
ットの支持強度が低下する。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、先に固定金具を床面に固定してから、高
さ調節手段により水平度を調節し得るようにすることに
より、高さ調節手段の浮き上がりを防止し、支持強度を
高めることができるようにしたキャビネット等の架台を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のキャビネット等の架台は、キャビネット等
を載置して固定する架台であって、中央に開口部が形成
された方形枠状の架台本体の四隅に、該架台本体の高さ
調節手段を設けるとともに、前記架台本体の四隅部に、
ほぼ対角線方向を向き、内端部が前記開口部内に突出す
る支持部材を固着し、該各支持部材の突出端部に、床面
に固着可能な水平基片を有する固定金具を、支持部材に
対して上下方向に相対移動可能かつ締付手段により固定
可能として取付けたことを特徴としている。上記構成の
本発明によると、架台本体の四隅部に固着した支持基板
に、床面に固着可能な固定金具を、上下に相対移動可能
かつ締付手段により固定可能として取付けているため、
先に固定金具を床面に固着した後で、四隅の高さ調節手
段により、架台本体の水平度を調節することができ、か
つその後に、支持部材と固定金具とを固定することがで
きる。従って、高さ調節手段が床面より浮き上がるなど
の恐れはなく、それと固定金具との両方で、キャビネッ
ト等の荷重を支えることができるので、支持強度が高ま
る。
【0008】上記架台において、固定金具の上端に、支
持部材の上方に向かって延出する水平片を設け、該水平
片に、下端が支持部材の上面に当接可能な垂直の押さえ
ボルトを螺合するのが好ましい。このようにすると、地
震等の振動により、架台本体が上方に移動しようとする
拘束力が大となる。
【0009】上記架台において、支持部材の内端に垂直
片を連設するとともに、固定金具の外端に、上下方向を
向く長孔を有する垂直片を設け、両垂直片同士を重合さ
せて、長孔に挿通したボルトを、支持部材の垂直片の外
面に固着したナットに螺合することにより、支持部材と
固定金具とを上下に相対移動可能かつ固定可能に取付け
るのが好ましい。このようにすると、支持部材への固定
金具の取付けが容易となるとともに、固定金具を別体に
形成して、架台本体を設置した後でも簡単に取付けるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の架台1の上面に、ネット
ワーク機器収納用のキャビネット2を載置して固定した
状態の正面図を示すもので、架台本体3は、図2に示す
ように、下向きコ字状断面の等寸をなす4個の板状体4
における45°に切除された両端同士を、溶接により固
着することにより、中央に方形の空間部5を有する平面
視正方形の枠状に形成されている。なお、各板状体4の
下端には、内向きの折曲片4aが形成されている。6
は、架台本体3の隅部付近の上面に形成されたキャビネ
ット2の取付孔である。
【0012】架台本体3の四隅の下面には、その支持基
板7が、対角線方向を向いて固着され、各支持基板7の
内端部は、空間部5内に若干突出している。各支持基板
7の内端には、下向きの垂直片7aが形成され、この垂
直片7aには、図3に示すように、2個取付孔8が穿設
され、かつそれと対向する外面には、ナット9が溶接に
より固着されている。
【0013】10は、アンカー用固定金具で、図3に示
すように、側面視外向きコ字状の取付板11と、その背
面に固着された1対のベース板12,12とからなって
いる。
【0014】取付板11の垂直片11aの両側部には、
上下方向を向く長孔13,13が形成されている。ま
た、取付板11の上方の水平片11bの中央には、軸孔
14が穿設され、その裏側には、上下方向を向く押さえ
ボルト15が螺合可能なナット16が、溶接に固着され
ている。取付板11の下方の水平片11bの下面は、床
面Fと当接するようになっている。
【0015】上記ベース板12は、水平な基片12aの
長手方向の一側端に、三角板状の補強片12bを上向き
に連設して構成され、両ベース板12の補強片12b同
士を背中合わせに当接させた状態で結合されている。ベ
ース板12の両基片12aと両補強片12bとの外端
を、それぞれ取付板11の背面の下端と中央部に溶接に
より固着することにより、固定金具10が構成されてい
る。なお、両基片12aの下面と、取付板11の下方の
水平片11bの下面とは同一面となっている。
【0016】上記各基片12aの中央部には、床面に螺
挿可能なアンカーボルト17挿通用の取付孔18が穿設
されている。架台本体3の四隅部の下面に固着された支
持基板7の外端寄りには、雌ねじ筒19が固着され、こ
の雌ねじ筒19には、高さ調節用にアジャスタボルト2
0が螺合されている(図4参照)。21はロックナット
である。
【0017】上記実施形態の架台1を床面Fに固定する
には、キャビネット2を載置する前に、まず4個の取付
金具10における取付板11を、予め固着しておいた四
隅の支持基板7の内端の垂直片7aに、取付孔11の長
孔13より挿入したボルト22を垂直片7aの前面のナ
ット9に螺挿することにより、上下に移動し得るように
仮止めする。
【0018】次いで、各ベース板12の基片12aを、
図4に示すように、アンカーボルト17により床面Fに
固定する。
【0019】次いで、4個のアジャスタボルト20を床
面Fの状態に応じて回動させ、架台本体3を水準器等を
用いて水平となるように調節する。この調節作業は、支
持基板7と固定金具10とが、上下方向に相対移動可能
に仮止めされているので、簡単に行うことができる。
【0020】次いで、ボルト22を強く締め付けて、固
定金具10を支持基板7に固定した後、押さえボルト1
5を取付板11のナット16に螺合し、その下端を支持
基板7の上面に圧接させる(図4参照)。
【0021】これにより架台1は、床面Fに、水平かつ
強固に固定され、その後、キャビネット2を架台1に載
置して固定すれば、キャビネット2も水平をなして強固
に固定される。
【0022】以上説明したように、上記実施形態の架台
1においては、先に取付金具10を床面Fに固定した
後、4個のアジャスタボルト20により架台1の水平度
を調節し、最後に取付金具10と支持基板7とを固定す
るので、各アジャスタボルト20は常に床面Fに接床
し、浮き上がることはない。従って、キャビネット2の
荷重を、固定金具10とアジャスタボルト20との両方
で支えることができ、支持強度が高まる。
【0023】また、取付金具10は、架台本体3に対し
45°の角度で空間部5内の四隅において床面Fに固定
されるので、架台1の水平面のいずれかの方向の動きも
拘束することができる。
【0024】さらに、支持基板7の上面には、押さえボ
ルト15が圧接しているので、架台1の上方への動きの
拘束力が大となる。
【0025】固定金具10を別体として、架台本体3を
設置した後でも簡単に取付けることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。
【0027】(a)請求項1に記載の発明によれば、先
に固定金具を床面に固着した後で、高さ調節手段により
架台本体の水平度を調節し得るので、高さ調節手段は必
然的に床面と接することとなり、浮き上がることはな
い。従って、キャビネット等の荷重を、固定金具と調節
手段との両方で支えることができ、支持強度が高まる。
また、取付金具は、架台本体の空間部内の四隅部におい
て対角線方向を向いて床面に固定されるので、架台本体
の水平面のいずれの方向の動きも拘束することができ
る。
【0028】(b)請求項2に記載の発明によれば、地
震等による上方への振動の拘束力が増大する。
【0029】(c)請求項3に記載の発明によれば、支
持部材への固定金具の取付けが容易となるとともに、固
定金具を別体に形成して、架台本体設置後でも簡単に取
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の架台の上面にキャビネットを取付けた
状態の正面図である。
【図2】図1のII−II線の拡大矢視平面図である。
【図3】架台本体の支持基板への固定金具取付前の要部
の斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 架台 2 キャビネット 3 架台本体 4 板状体 4a 折曲片 5 空間部 6 取付孔 7 支持基板(支持部材) 7a 垂直片 8 取付孔 9 ナット 10 固定金具 11 取付板 11a 垂直片 11b 水平片 12 ベース板 12a 基片 12b 補強片 13 長孔 14 軸孔 15 押さえボルト 16 ナット 17 アンカーボルト 18 取付孔 19 雌ねじ筒 20 アジャスタボルト(高さ調節手段) 21 ロックナット 22 ボルト F 床面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット等を載置して固定する架台
    であって、中央に開口部が形成された方形枠状の架台本
    体の四隅に、該架台本体の高さ調節手段を設けるととも
    に、前記架台本体の四隅部に、ほぼ対角線方向を向き、
    内端部が前記開口部内に突出する支持部材を固着し、該
    各支持部材の突出端部に、床面に固着可能な水平基片を
    有する固定金具を、支持部材に対して上下方向に相対移
    動可能かつ締付手段により固定可能として取付けたこと
    を特徴とするキャビネット等の架台。
  2. 【請求項2】 固定金具の上端に、支持部材の上方に向
    かって延出する水平片を設け、該水平片に、下端が支持
    部材の上面に当接可能な垂直の押さえボルトを螺合した
    請求項1に記載のキャビネット等の架台。
  3. 【請求項3】 支持部材の内端に垂直片を連設するとと
    もに、固定金具の外端に、上下方向を向く長孔を有する
    垂直片を設け、両垂直片同士を重合させて、長孔に挿通
    したボルトを、支持部材の垂直片の外面に固着したナッ
    トに螺合することにより、支持部材と固定金具とを上下
    に相対移動可能かつ固定可能に取付けた請求項1または
    2に記載のキャビネット等の架台。
JP2002087568A 2002-03-27 2002-03-27 キャビネット等の架台 Withdrawn JP2003275049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002087568A JP2003275049A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 キャビネット等の架台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002087568A JP2003275049A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 キャビネット等の架台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003275049A true JP2003275049A (ja) 2003-09-30

Family

ID=29207403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002087568A Withdrawn JP2003275049A (ja) 2002-03-27 2002-03-27 キャビネット等の架台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003275049A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099961A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Lintec Corp 安全具及びそれを用いた機器の設置方法
JP2008228933A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Kokuyo Co Ltd ベース及び家具
KR101174266B1 (ko) * 2010-06-18 2012-08-14 한국전력공사 캐비닛류 기기의 내진보강장치
JP2015217118A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 ハイアールアジア株式会社 ランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法
CN111093340A (zh) * 2019-12-26 2020-05-01 安徽省墨凡嘉羽绒制品有限公司 一种羽绒服生产工序控制柜用安装结构

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099961A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Lintec Corp 安全具及びそれを用いた機器の設置方法
JP2008228933A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Kokuyo Co Ltd ベース及び家具
KR101174266B1 (ko) * 2010-06-18 2012-08-14 한국전력공사 캐비닛류 기기의 내진보강장치
JP2015217118A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 ハイアールアジア株式会社 ランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法
CN111093340A (zh) * 2019-12-26 2020-05-01 安徽省墨凡嘉羽绒制品有限公司 一种羽绒服生产工序控制柜用安装结构
CN111093340B (zh) * 2019-12-26 2022-02-08 安徽省墨凡嘉羽绒制品有限公司 一种羽绒服生产工序控制柜用安装结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006088502A2 (en) Seismic isolation access floor assembly
JP2003275049A (ja) キャビネット等の架台
JP2011214390A (ja) トンネル壁面へのプレート部材の取付構造
JP2006307496A (ja) アンカーボルト支持装置におけるベース構造
JP2850292B2 (ja) 角度自在の手摺支柱立設装置
JP4401747B2 (ja) 自動販売機、熱交換機など重量設置物用据付固定具
JP3025664B2 (ja) 手摺支柱立設用ブラケット及びこれを用いた手摺支柱立設装置
JP2002221342A (ja) 空気調和機の室外機取り付け装置
JP3675069B2 (ja) 平面表示装置
JP4291031B2 (ja) 連結デスク等における仕切パネルの取付構造
JP7430360B1 (ja) 壁面パネルの支持脚及び壁面パネルの設置方法
KR102350422B1 (ko) 교량 점검대
JP2890737B2 (ja) 天板の高さ調整装置
JPH09279737A (ja) 外壁パネルの支持構造
JPH0450732Y2 (ja)
JP2024091183A (ja) 固定体、及び、固定構造
JP3940221B2 (ja) 昇降パネル付きテーブル
JP3463731B2 (ja) テーブル
JPH09196286A (ja) 自動販売機固定装置
JPH0598782A (ja) 二重床の高さ調節方法
JP2004156233A (ja) 自重受け金具
JPH09196285A (ja) 自動販売機固定装置
JP2961366B1 (ja) フリーアクセスフロア用支持脚
JP2017002479A (ja) アンカーボルトの定着板及びこれを用いたアンカーボルト支持装置
KR100916238B1 (ko) 벽체 고정용 보조장치의 수평 유지 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607