JP2015217118A - ランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法 - Google Patents

ランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ランドリー機器の設置性の向上を図れるランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法を提供すること。【解決手段】架台10は、本体部12と第1位置決め部27と第2位置決め部80とを含む。本体部12は、ランドリー機器11の脚95が上側Z1から載せられる平坦な載置面25を有し、床面Sにセットされる。第1位置決め部27は、載置面25に設けられ、前側X1を臨む入口32と後側X2へ向けて入口32から窪む収容空間33とを有し、設置のために載置面25上を滑らされる脚95を入口32から収容空間33内に受け入れて位置決めする。第2位置決め部80は、載置面25において第1位置決め部27から前側X1へ離れた位置に取り付けられ、ランドリー機器11において第1位置決め部27によって位置決めされる脚95以外の脚95を位置決めする。【選択図】図5

Description

この発明は、ランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法に関する。
洗濯機および乾燥機といったランドリー機器には、その側面に洗濯物の取出口が設けられたものがある。この構成の場合、使用者にとって取出口が低くなり、使用者は、取出口での洗濯物の出し入れ作業のために、腰をかがめなければならないことが想定される。そこで、使用者の利便性を高めるために、床面に架台をセットして、この架台にランドリー機器を載置することで、取出口の高さを上げることがある。
図1では、従来の架台1が図示される。架台1は、たとえば、平面視で矩形をなすフレーム状に形成され、上下方向に所定の厚みを有する。架台1の上面は、ランドリー機器の脚が載置される載置面2である。
載置面2の四隅のそれぞれには、平面視でL字状をなすように載置面2から上側へ突出する一対のリブ3が設けられる。一対のリブ3は、平面視において全体で略矩形をなすように対向配置され、載置面2の四隅のそれぞれでは、一対のリブ3の間に収容空間4が区画される。収容空間4は、下側へ窪む凹状に形成され、上側へ開放される。
架台1の底面5の四隅のそれぞれには、調整脚6が1つずつ設けられる。各調整脚6は、底面5から下側に突出して床面に上側から当接する。各調整脚6の床面への突出量を調整することによって、載置面2の水平度を調整することができる。
架台1を床面にセットしてから載置面2の水平度を調整した後に、載置面2の四隅の収容空間4のそれぞれに、ランドリー機器の脚が1つずつ上側から差し込まれることで、ランドリー機器が架台1に設置される。
従来の架台1にランドリー機器を設置する場合、作業者は、ランドリー機器を持ち上げたままの状態で、ランドリー機器の各脚が各収容空間4と平面視で一致するようにランドリー機器をピンポイントで水平方向に位置決めしてから、ランドリー機器を下げて各脚を各収容空間4に上側から差し込まねばならない。この作業は、たとえば業務用のように大型で重いランドリー機器の場合には、作業者に対して多大な負担を強いる。
また、架台1にランドリー機器を設置すると、ランドリー機器の重心位置が高くなる。これにより、ランドリー機器の運転中における振動が増大する虞がある。そして、架台1は、調整脚6において床面に接するだけであって、床面に固定された訳でないので、ランドリー機器の運転中に、架台1自体が移動したり、がたついたりすることで、振動がさらに増大する虞がある。
また、このような振動が過度に生じたり、人がランドリー機器に寄りかかったりすると、ランドリー機器の脚が架台1の収容空間4から外れることによって、ランドリー機器が架台1から落下したり、架台1上で転倒したりする虞もある。
この発明は、かかる背景のもとでなされたものであり、ランドリー機器の設置性の向上を図れるランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、ランドリー機器の運転中における振動を低減し、ランドリー機器の落下や転倒を防止できるランドリー機器用の架台、架台の設置方法および架台へのランドリー機器の設置方法を提供することも目的とする。
本発明は、ランドリー機器の脚が上側から載せられる平坦な載置面を有し、床面にセットされる本体部と、前記載置面に設けられ、前記載置面に沿う所定方向における一方側を臨む入口と、前記所定方向において前記一方側とは反対の他方側へ向けて前記入口から窪む収容空間とを有し、設置のために前記載置面上を滑らされるランドリー機器の脚を前記入口から前記収容空間内に受け入れて位置決めする第1位置決め部と、前記載置面において前記第1位置決め部から前記一方側へ離れた位置に取り付けられ、ランドリー機器において前記第1位置決め部によって位置決めされる脚以外の脚を位置決めする第2位置決め部と、を含むことを特徴とするランドリー機器用の架台である。
また、本発明は、前記載置面から上側へ突出して前記所定方向に延び、前記載置面上を滑らされるランドリー機器の脚が前記載置面から落下することを防止する落下防止部材を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1位置決め部によって位置決めされたランドリー機器の脚に非接触の状態で、前記第1位置決め部の一部として前記収容空間を上側から覆うカバー部を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記本体部に設けられ、床面に接近できるように高さ調整可能であり、高さ調整後に床面に対して下側へ引き寄せられるように固定されるアンカー部材と、前記本体部の底面から下側に突出して床面に上側から当接するように設けられ、前記載置面の水平度を調整するために床面への突出量を調整可能であり、前記アンカー部材が床面に固定された状態において床面に対して突っ張る調整脚と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記本体部は、前記本体部を上下に貫通する内部空間を有する中空体であり、前記アンカー部材は、前記内部空間に配置されることを特徴とする。
また、本発明は、以上のランドリー機器用の架台の設置方法であって、前記架台を床面にセットするステップと、前記調整脚の床面への突出量を調整することによって前記載置面の水平度を調整するステップと、前記アンカー部材を高さ調整して床面に固定するステップと、前記調整脚を床面に対して突っ張らせるステップと、を含むことを特徴とするランドリー機器用の架台の設置方法である。
また、本発明は、以上のランドリー機器用の架台へのランドリー機器の設置方法であって、ランドリー機器の脚を前記載置面に上側から載せるステップと、ランドリー機器の脚を、前記載置面上で滑らせて前記入口から前記収容空間内に挿入することで、前記第1位置決め部によって位置決めするステップと、前記第2位置決め部を前記載置面に取り付けて、ランドリー機器において前記第1位置決め部によって位置決めされる脚以外の脚を前記第2位置決め部によって位置決めするステップと、を含むことを特徴とするランドリー機器用の架台へのランドリー機器の設置方法である。
本発明によれば、ランドリー機器用の架台では、床面にセットされる本体部における平坦な載置面に設けられた第1位置決め部が、ランドリー機器の脚を受け入れる収容空間を有する。収容空間では、入口が、載置面に沿う所定方向における一方側を臨む。また、載置面では、第1位置決め部から一方側へ離れた位置に第2位置決め部が取り付けられる。
この架台にランドリー機器を設置する際、まず、ランドリー機器の脚を載置面における適当な位置に上側から載せる。そして、脚を、載置面上において一方側とは反対の他方側へ向けて滑らせて、入口から収容空間に挿入する。収容空間は、他方側へ向けて入口から窪んだ形状であることから、収容空間に受け入れられた脚は、他方側へそれ以上移動できないので、第1位置決め部によって位置決めされる。
次いで、第2位置決め部を取り付ける。すると、ランドリー機器において第1位置決め部によって位置決めされる脚以外の脚が、第2位置決め部によって位置決めされる。これにより、ランドリー機器全体が架台に対して相対移動不能に設置される。
つまり、設置を行う作業者は、ランドリー機器を持ち上げた状態を維持しなくても、ランドリー機器の脚を載置面の適当な位置に一旦載せてから載置面上で滑らせて第1位置決め部によって位置決めし、その後に第2位置決め部を載置面に取り付けて他の脚を位置決めすることで、少ない負担で、ランドリー機器を架台に設置することができる。
その結果、ランドリー機器の設置性の向上を図れる。
また、本発明によれば、載置面から上側へ突出して所定方向に延びる落下防止部材が、載置面上を滑らされるランドリー機器の脚が載置面から落下することを防止するので、架台への設置中におけるランドリー機器の落下を防止できる。
また、本発明によれば、第1位置決め部の一部であるカバー部が収容空間を上側から覆うことから、収容空間内のランドリー機器の脚が収容空間から上側へ外れることを防止できるので、脚が収容空間から上側へ外れることに起因するランドリー機器の落下や転倒を防止できる。また、カバー部は、第1位置決め部によって位置決めされたランドリー機器の脚に非接触の状態にあるので、ランドリー機器の運転中に脚がカバー部に振動しながら接触することによって疲労破損することを防止できるし、脚の振動がカバー部を介して架台に伝達されることも防止できる。
また、本発明によれば、床面が水平でない場合には、架台の本体部の底面に設けられた調整脚の床面への突出量を調整することで、載置面の水平度を調整できるので、載置面に載せられるランドリー機器の傾きを防止できる。そして、本体部に設けられたアンカー部材が、床面に接近するように高さ調整されてから床面に固定されるので、架台全体が床面に対して相対移動不能に固定される。これにより、固定された架台には、ランドリー機器の振動が伝達されにくくなるし、固定された架台がランドリー機器の振動自体を減衰できる。
ここで、床面に固定されたアンカー部材が下側へ引き寄せられた状態にあるので、架台には下向きのテンションが作用する。一方、アンカー部材が床面に固定された状態において、調整脚が床面に対して突っ張るので、架台には、床面からの反力に応じた上向きのテンションも作用する。これらの下向きのテンションおよび上向きのテンションは、架台からランドリー機器に伝達される振動を減衰させる。
以上により、ランドリー機器の運転中におけるランドリー機器および架台の全体での振動を低減できる。
また、本発明によれば、アンカー部材は、本体部の内部空間に配置されることから、本体部の外に出っ張らないので、架台の外形をコンパクトにできるとともに、外観に自由度を持たせることもできる。
また、本発明によれば、架台の設置方法として、まず、架台を床面にセットしてから、調整脚の床面への突出量を調整することによって載置面の水平度を調整する。これにより、その後に載置面に載せられるランドリー機器の傾きを防止できる。
次いで、アンカー部材を高さ調整して床面に固定することにより、架台全体が床面に対して相対移動不能に固定される。これにより、固定された架台には、架台に設置されるランドリー機器の振動が伝達されにくくなるし、固定された架台がランドリー機器の振動自体を減衰できる。
最後に、調整脚を床面に対して突っ張らせると、架台の設置が完了する。
設置後の架台では、床面に固定されたアンカー部材が下側へ引き寄せられた状態にあるので、架台には下向きのテンションが作用する。一方、アンカー部材が床面に固定された状態において、調整脚が床面に対して突っ張るので、架台には、床面からの反力に応じた上向きのテンションも作用する。これらの下向きのテンションおよび上向きのテンションは、架台からランドリー機器に伝達される振動を減衰させる。
以上により、ランドリー機器の運転中におけるランドリー機器および架台の全体での振動を低減できる。
また、本発明によれば、架台へのランドリー機器の設置方法として、まず、ランドリー機器の脚を架台の載置面における適当な位置に上側から載せる。そして、脚を、載置面上で滑らせて入口から収容空間内に挿入することで、第1位置決め部によって位置決めする。最後に、第2位置決め部を載置面に取り付けて、ランドリー機器において第1位置決め部に位置決めされる脚以外の脚を第2位置決め部によって位置決めすると、ランドリー機器の設置が完了する。
つまり、設置を行う作業者は、ランドリー機器を持ち上げた状態を維持しなくても、ランドリー機器の脚を載置面の適当な位置に一旦載せてから載置面上で滑らせて第1位置決め部によって位置決めし、その後に第2位置決め部を載置面に取り付けて他の脚を位置決めすることで、少ない負担で、ランドリー機器を架台に設置することができる。
その結果、ランドリー機器の設置性の向上を図れる。
図1は、従来の架台1の斜視図である。 図2は、この発明の実施形態に係る架台10の斜視図である。 図3は、実際には隠れて見えない部分を破線で示した架台10の斜視図である。 図4(a)は、架台10の平面図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B矢視断面図であり、図4(c)は、図4(b)において破線の円で囲んだ部分の拡大図である。 図5は、ランドリー機器11の設置を説明するための架台10の斜視図である。 図6(a)は、架台10および架台10に設置されたランドリー機器11の斜視図であり、図6(b)は、図6(a)において破線の円で囲んだ部分の拡大図であり、図6(c)は、図6(a)において1点鎖線の円で囲んだ部分を拡大して別の方向から見た図である。
以下には、図2〜図6を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図2は、この発明の実施形態に係る架台10の斜視図である。
図2では、左上側から見たときの架台10が図示される。以下では、架台10の前後方向を前後方向Xと称し、前後方向Xのうち、前側を前側X1と称し、後側を後側X2と称する。そして、前側X1から見たときを基準として架台10の左右方向Yを規定する。左右方向Yのうち、左側を左側Y1と称し、右側を右側Y2と称する。また、架台10の上下方向Zのうち、上側を上側Z1と称し、下側を下側Z2と称する。以下では、前後方向X、左右方向Yおよび上下方向Zを用いて説明する。
図2を参照して、架台10は、洗濯機や乾燥機や洗濯乾燥機などのランドリー機器11用の架台であって、架台10にランドリー機器11(図2では図示せず)が上側Z1から載せられる。なお、ランドリー機器11は、家庭用の小型の洗濯機でもよいし、コインランドリーで用いる業務用の大型の洗濯機でもよいが、いずれにせよ、その前面に、洗濯物の取出口11Aが設けられる(後述する図6(a)参照)。
架台10は、上側Z1から見た平面視において矩形の額縁形状をなし、上下方向Zに所定の厚みを有する。なお、上下方向Zは、架台10の高さ方向である。架台10は、本体部12と、本体部12に設けられるアンカー部材13および調整脚14とを含む。架台10の構成部品は、全て金属製である。
本体部12は、架台10の大部分をなし、架台10の使用時には、床面Sにセットされる。なお、ここでの床面Sには、屋内の床面だけでなく屋外の地面も含まれる。本体部12は、架台10と同様に、平面視で矩形の額縁形状をなし、上下方向Zに所定の厚みを有する。そのため、本体部12は、本体部12を上下に貫通する内部空間12Aを有する中空体である。本体部12は、鋼板を折り曲げ加工することによって形成される。なお、本体部12は、折り曲げ加工された複数の部品が溶接などで一体化されることで構成されてもよい。
本体部12は、上下方向Zに沿って延びる前壁15、後壁16、左壁17および右壁18を一体的に含む。
前壁15および後壁16は、前後方向Xから見て左右方向Yに長手の長方形をなし、前後方向Xに薄い板状であり、互いに平行になった状態で、前後方向Xに間隔を隔てて対向配置される。後壁16には、後壁16を前後方向Xに貫通する円形状の挿通孔16Aが形成される。挿通孔16Aには、架台10に設置されたランドリー機器11の配線やホースなど(図示せず)が通される。
左壁17および右壁18は、左右方向Yから見て前後方向Xに長手の長方形をなし、左右方向Yに薄い板状であり、互いに平行になった状態で、左右方向Yに間隔を隔てて対向配置される。左壁17は、前壁15および後壁16の左端縁間に架設され、右壁18は、前壁15および後壁16の右端縁間に架設される。
本体部12は、本体部12における上側Z1の構成として、前側上壁19と、後側上壁20と、左側上壁21と、右側上壁22とを一体的に含む。
前側上壁19は、上下方向Zに薄く左右方向Yに細長い帯状であり、前壁15の上端縁の左右方向Yにおける全域から略直角に折れ曲がって後側X2へ延びる。後側上壁20は、上下方向Zに薄く左右方向Yに細長い帯状であり、後壁16の上端縁の左右方向Yにおける全域から略直角に折れ曲がって前側X1へ延びる。
前側上壁19の後端縁には、前側フランジ部23が一体的に設けられる。前側フランジ部23は、前後方向Xに薄く左右方向Yに細長い帯状であって、前側上壁19の後端縁の左右方向Yにおける全域から略直角に折れ曲がって下側Z2へ延びる。後側上壁20の前端縁には、後側フランジ部24が一体的に設けられる。後側フランジ部24は、前後方向Xに薄く左右方向Yに細長い帯状であって、後側上壁20の前端縁の左右方向Yにおける全域から略直角に折れ曲がって下側Z2へ延びる。前側フランジ部23および後側フランジ部24のそれぞれは、左壁17および右壁18間に架設される。これにより、本体部12の補強が図られる。
左側上壁21は、上下方向Zに薄く前後方向Xに細長い帯状であり、左壁17の上端縁において前後方向Xにおける両端部の間の領域から略直角に折れ曲がって右側Y2へ延びる。右側上壁22は、上下方向Zに薄く前後方向Xに細長い帯状であり、右壁18の上端縁において前後方向Xにおける両端部の間の領域から略直角に折れ曲がって左側Y1へ延びる。
左側上壁21は、前側上壁19および後側上壁20の左端部間に架設され、右側上壁22は、前側上壁19および後側上壁20の右端部間に架設される。左側上壁21および右側上壁22のそれぞれの上面は、前側上壁19および後側上壁20のそれぞれの上面に対して、面一の状態で連続する。前側上壁19、後側上壁20、左側上壁21および右側上壁22のそれぞれの上面は、一体となって額縁状の載置面25をなす。
載置面25は、本体部12の上面であり、前後方向Xおよび左右方向Yの両方において平坦である。ここで、前後方向Xは、載置面25に沿う所定方向であり、前側X1は、当該所定方向における一方側であり、後側X2は、当該所定方向において当該一方側とは反対の他方側である。額縁状の載置面25に囲まれた領域が、本体部12の内部空間12Aにおける上端領域である。
左側上壁21の右端縁および右側上壁22の左端縁のそれぞれには、落下防止部材26が一体的に設けられる。つまり、本体部12には、左右一対の落下防止部材26が設けられる。各落下防止部材26は、載置面25から上側Z1へ突出し、左側上壁21および右側上壁22のそれぞれの前後方向Xにおける全域に亘って前後方向Xに延びる縦壁である。落下防止部材26の役割については、以降で述べる。
後側上壁20における載置面25において、左右方向Yの両端部のそれぞれには、ランドリー機器11の後側部分を位置決めするための第1位置決め部27が1つずつ設けられる。左右一対の第1位置決め部27は、溶接などによって本体部12に一体化された状態にある。左側Y1の第1位置決め部27を参照して、各第1位置決め部27は、載置面25から上側Z1へ突出する左リブ28、右リブ29および後リブ30と、カバー部31とを一体的に含む。
左リブ28および右リブ29は、左右方向Yに薄く、左右方向Yから見て前後方向Xに長手の長方形状の小片であり、左右方向Yに間隔を隔てて対向配置される。後リブ30は、前後方向Xに薄く、前後方向Xから見て左右方向Yに長手の長方形状の小片であり、左リブ28および右リブ29の後端縁間に架設される。
各第1位置決め部27は、左リブ28および右リブ29の前端縁によって区画された入口32と、一体化された左リブ28、右リブ29および後リブ30によって区画された収容空間33とを有する。入口32は、左右方向Yに長手の長方形状の開口であって、前側X1を臨む。左側Y1の第1位置決め部27の入口32が臨む先には、左側上壁21における載置面25が位置し、右側Y2の第1位置決め部27の入口32が臨む先には、右側上壁22における載置面25が位置する。収容空間33は、上下方向Zに扁平な直方体状の空間であって、後側X2へ向けて入口32から窪む。
カバー部31は、上下方向Zに薄い板状であって、その前端縁を後側X2に切り欠く略U字状の凹部34が形成されることによって、上側Z1から見て略U字状に形成される。カバー部31の前端縁において左右方向Yにおける凹部34の両側の部分は、凹部34に近づくのに従って前後方向Xおよび左右方向Yの両方に傾斜する傾斜部35をなす。カバー部31は、左リブ28、右リブ29および後リブ30のそれぞれの上端縁に接続されることで第1位置決め部27の一部となり、収容空間33を上側Z1から覆う。
図2には図示されないが、前側上壁19における載置面25において、左右方向Yの両端部のそれぞれには、左右一対の貫通孔55と、左右一対の貫通孔55よりも前側X1に位置する左右一対のねじ孔56とが形成される(後述ずる図4(a)参照)。各貫通孔55は、平面視で四角形状をなし、前側上壁19を上下方向Zに貫通する。各ねじ孔56は、平面視で円形状をなし、前側上壁19を上下方向Zに貫通する。各ねじ孔56の内周面には、螺旋状のねじ部(図示せず)が形成される。
図3は、実際には隠れて見えない部分を破線で示した架台10の斜視図である。図3を参照して、本体部12は、本体部12における下側Z2の構成として、前側下壁36と、後側下壁37と、左側下壁38と、右側下壁39とを一体的に含む。
前側下壁36は、上下方向Zに薄く左右方向Yに細長い帯状であり、前壁15の下端縁の左右方向Yにおける両端部の間の領域から略直角に折れ曲がって後側X2へ延びる。
前側下壁36の後端縁には、前側縦壁40が一体的に設けられる。前側縦壁40は、前後方向Xに薄く左右方向Yに細長い帯状であって、前側下壁36の後端縁の左右方向Yにおける全域から略直角に折れ曲がって上側Z1へ延びる。前側縦壁40の前面の左右方向Yにおける両端部には、ナット41が、そのねじ孔(図示せず)を前後方向Xに向けて、溶接などによって1つずつ固定される。当該両端部には、前側縦壁40を前後方向Xに貫通してナット41のねじ孔に後側X2から連通する円形状の貫通孔(図示せず)が1つずつ形成される。
後側下壁37は、上下方向Zに薄く左右方向Yに細長い帯状であり、後壁16の下端縁の左右方向Yにおける両端部の間の領域から略直角に折れ曲がって前側X1へ延びる。
後側下壁37の前端縁には、後側縦壁42が一体的に設けられる。後側縦壁42は、前後方向Xに薄く左右方向Yに細長い帯状であって、後側下壁37の前端縁の左右方向Yにおける全域から略直角に折れ曲がって上側Z1へ延びる。後側縦壁42の後面の左右方向Yにおける両端部には、ナット43が、そのねじ孔(図示せず)を前後方向Xに向けて、溶接などによって1つずつ固定される。当該両端部には、後側縦壁42を前後方向Xに貫通してナット43のねじ孔に前側X1から連通する円形状の貫通孔(図示せず)が1つずつ形成される。
後側縦壁42の上端縁の左右方向Yにおける両端部の間の領域には、当該領域から略直角に折れ曲がって後側X2へ延びるフランジ部44が設けられる。なお、フランジ部44は、前側縦壁40の上端縁に設けられてもよい。
左側下壁38は、上下方向Zに薄く前後方向Xに細長い帯状であり、左壁17の下端縁の前後方向Xにおける全域から略直角に折れ曲がって右側Y2へ延びる。左側下壁38の上面の前後方向Xにおける両端部には、ナット45が、そのねじ孔(図示せず)を上下方向Zに向けて、溶接などによって1つずつ固定される。当該両端部には、左側下壁38を上下方向Zに貫通してナット45のねじ孔に下側Z2から連通する円形状の貫通孔(図示せず)が1つずつ形成される。
左側下壁38の右端縁には、左側縦壁46が一体的に設けられる。左側縦壁46は、左右方向Yに薄く前後方向Xに細長い帯状であって、左側下壁38の右端縁の前後方向Xにおける全域から略直角に折れ曲がって上側Z1へ延びる。左側縦壁46は、前壁15および後壁16の左端部間に架設される。これにより、本体部12の補強が図られる。
左側縦壁46の前端部において左側縦壁46の前端縁よりも後側X2には、前側縦壁40の左端縁が右側Y2から接続され、左側縦壁46の後端部において左側縦壁46の後端縁よりも前側X1には、後側縦壁42の左端縁が右側Y2から接続される。左側縦壁46の左面において前側縦壁40および後側縦壁42に挟まれた部分の前後方向Xにおける両端部には、ナット47が、そのねじ孔(図示せず)を左右方向Yに向けて、溶接などによって1つずつ固定される。当該両端部には、左側縦壁46を左右方向Yに貫通してナット47のねじ孔に右側Y2から連通する円形状の貫通孔(図示せず)が1つずつ形成される。
右側下壁39は、上下方向Zに薄く前後方向Xに細長い帯状であり、右壁18の下端縁の前後方向Xにおける全域から略直角に折れ曲がって左側Y1へ延びる。右側下壁39の上面の前後方向Xにおける両端部には、ナット48が、そのねじ孔(図示せず)を上下方向Zに向けて、溶接などによって1つずつ固定される。当該両端部には、右側下壁39を上下方向Zに貫通してナット48のねじ孔に下側Z2から連通する円形状の貫通孔(図示せず)が1つずつ形成される。
右側下壁39の左端縁には、右側縦壁49が一体的に設けられる。右側縦壁49は、左右方向Yに薄く前後方向Xに細長い帯状であって、右側下壁39の左端縁の前後方向Xにおける全域から略直角に折れ曲がって上側Z1へ延びる。右側縦壁49は、前壁15および後壁16の右端部間に架設される。これにより、本体部12の補強が図られる。
右側縦壁49の前端部において右側縦壁49の前端縁よりも後側X2には、前側縦壁40の右端縁が左側Y1から接続され、右側縦壁49の後端部において右側縦壁49の後端縁よりも前側X1には、後側縦壁42の右端縁が左側Y1から接続される。右側縦壁49の右面において前側縦壁40および後側縦壁42に挟まれた部分の前後方向Xにおける両端部には、ナット50が、そのねじ孔(図示せず)を左右方向Yに向けて、溶接などによって1つずつ固定される。当該両端部には、右側縦壁49を左右方向Yに貫通してナット50のねじ孔に左側Y1から連通する円形状の貫通孔(図示せず)が1つずつ形成される。
左側下壁38および右側下壁39のそれぞれの下面は、前側下壁36および後側下壁37のそれぞれの下面に対して、面一の状態で連続する。前側下壁36、後側下壁37、左側下壁38および右側下壁39のそれぞれの下面は、一体となって本体部12における額縁状の底面51をなす。底面51は、本体部12がセットされる床面Sに対して上側Z1から対向する。
アンカー部材13は、4つ存在する。アンカー部材13は、前側縦壁40と左側縦壁46との接続部分、前側縦壁40と右側縦壁49との接続部分、後側縦壁42と左側縦壁46との接続部分、後側縦壁42と右側縦壁49との接続部分という4つの接続部分のそれぞれに1つずつ配置される。これら4つの接続部分は、本体部12における額縁状の底面51における内側の四隅である。額縁状の底面51に囲まれた領域が、本体部12の内部空間12Aにおける下端領域である。
そのため、これら4つの接続部分に配置されるアンカー部材13は、本体部12の内部空間12Aに配置される。よって、アンカー部材13は、平面視において本体部12の外に出っ張らないので、架台10の外形をコンパクトにできるとともに、外観に自由度を持たせることもできる。
図3において後側縦壁42と右側縦壁49との接続部分に配置されて実線で示されたアンカー部材13を参照して、個々のアンカー部材13は、上側Z1から見て略矩形状に形成されて上下方向Zに薄い底板61と、底板61の4辺のうち隣り合う2辺から上側Z1へ立ち上がる2枚の縦板62とを一体的に含む。底板61および縦板62における角の部分は、必要に応じて丸められてもよい。
底板61は、本体部12の底面51よりも下側Z2にはみ出て配置される。底板61の下面および上面は、前後方向Xおよび左右方向Yに沿う平坦面である。底板61の上面には、底板61と平行であって平面視で底板61より一回り小さい矩形状の小板63が一体的に設けられる。平面視における小板63の中心位置には、小板63および底板61の両方を上下方向Zに貫通する円形状の挿通孔64が1つ形成される。
個々のアンカー部材13における2枚の縦板62は、底板61に直交するとともに、平面視で互いに非接触で直交して配置される。それぞれの縦板62には、縦板62の板厚方向に縦板62を貫通する上下方向Zに長い長孔65が1つずつ形成される。
個々のアンカー部材13は、架台10の構成部品である2本のボルト66によって本体部12に取り付けられる。
具体的に、後側縦壁42と右側縦壁49との接続部分に配置されたアンカー部材13では、一方の縦板62が後側縦壁42に前側X1から沿い、他方の縦板62が右側縦壁49に左側Y1から沿った状態にある。当該一方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が前側X1から挿通され、後側縦壁42の右側Y2における前述した貫通孔(図示せず)を通って、この貫通孔の後側X2のナット43のねじ孔にねじ付けられる。そして、当該他方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が左側Y1から挿通され、右側縦壁49の後側X2における前述した貫通孔(図示せず)を通って、この貫通孔の右側Y2のナット50のねじ孔にねじ付けられる。
各ボルト66は、ナット43や50にねじ付けられることで、上下方向Zにおいて位置決めされた状態にある一方で、縦板62の長孔65に対して上下方向Zに遊びを持って挿通された状態にある。そのため、各ボルト66が緩んだ状態では、各縦板62をボルト66に対して上下方向Zに相対移動させることで、アンカー部材13は、その底板61が床面Sに対して接近したり離間したりできるように高さ調整可能である。
アンカー部材13の高さ調整が完了してから、各ボルト66を締めると、ボルト66の頭部と、このボルト66がねじ付けられたナット43や50との間で、後側縦壁42および右側縦壁49のそれぞれと、対応する縦板62とが強固に挟まれるので、アンカー部材13が本体部12に対して相対移動不能に固定される。この状態では、アンカー部材13は、本体部12に対して、上下方向Zを含むいずれの方向にも相対移動することができない。
後側縦壁42と左側縦壁46との接続部分に配置されたアンカー部材13では、一方の縦板62が後側縦壁42に後側X2から沿い、他方の縦板62が左側縦壁46に右側Y2から沿った状態にある。当該一方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が前側X1から挿通され、後側縦壁42における左側Y1のナット43のねじ孔にねじ付けられる。そして、当該他方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が右側Y2から挿通され、左側縦壁46における後側X2のナット47のねじ孔にねじ付けられる。このアンカー部材13も、後側縦壁42と右側縦壁49との接続部分に配置されたアンカー部材13と同様に、各ボルト66が緩んだ状態で高さ調整可能であるとともに、各ボルト66を締めることで本体部12に対して相対移動不能に固定される。
前側縦壁40と左側縦壁46との接続部分に配置されたアンカー部材13では、一方の縦板62が前側縦壁40に後側X2から沿い、他方の縦板62が左側縦壁46に右側Y2から沿った状態にある。当該一方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が後側X2から挿通され、前側縦壁40における左側Y1のナット41のねじ孔にねじ付けられる。そして、当該他方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が右側Y2から挿通され、左側縦壁46における前側X1のナット47のねじ孔にねじ付けられる。このアンカー部材13も、後側縦壁42と右側縦壁49との接続部分に配置されたアンカー部材13と同様に、各ボルト66が緩んだ状態で高さ調整可能であるとともに、各ボルト66を締めることで本体部12に対して相対移動不能に固定される。
前側縦壁40と右側縦壁49との接続部分に配置されたアンカー部材13では、一方の縦板62が前側縦壁40に後側X2から沿い、他方の縦板62が右側縦壁49に左側Y1から沿った状態にある。当該一方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が後側X2から挿通され、前側縦壁40における右側Y2のナット41のねじ孔にねじ付けられる。そして、当該他方の縦板62に長孔65に対して、1本のボルト66の軸部が左側Y1から挿通され、右側縦壁49における前側X1のナット50のねじ孔にねじ付けられる。このアンカー部材13も、他の全てのアンカー部材13と同様に、各ボルト66が緩んだ状態で高さ調整可能であるとともに、各ボルト66を締めることで本体部12に対して相対移動不能に固定される。
このように、前述した4つの接続部分に1つずつ配置された4つのアンカー部材13では、それぞれのアンカー部材13が独立して高さ調整可能であり、独立して本体部12に対して相対移動不能に固定される。
調整脚14は、4つ存在し、本体部12における額縁状の底面51の四隅に1つずつ設けられる。個々の調整脚14は、その下端部として上側Z1へ向けて細くなる略円錐状のベース部70と、ベース部70の上端から上側Z1へ延び、外周面に螺旋状のねじ部が形成された軸部71と、軸部71の下端に固定された固定ナット72と、固定ナット72よりも上側Z1で軸部71にねじ付けられた可動ナット73とを含む(後述する図4(c)も参照)。調整脚14では、ベース部70と軸部71と固定ナット72とが一体化された状態にある一方で、可動ナット73は、レンチなどの工具でねじって締めたり緩めたりすることによって、軸部71上での上下方向Zの位置をずらすことできる。
4つの調整脚14における2つの調整脚14は、左側下壁38の前後方向Xにおける両端部に対して1つずつ組み付けられる。具体的には、調整脚14の軸部71は、当該両端部における前述した貫通孔(図示せず)に対して下側Z2から挿通され、この貫通孔の上側Z1にあるナット45のねじ孔にねじ付けられる。
4つの調整脚14における残り2つの調整脚14は、右側下壁39の前後方向Xにおける両端部に対して1つずつ組み付けられる。具体的には、調整脚14の軸部71は、当該両端部における前述した貫通孔(図示せず)に対して下側Z2から挿通され、この貫通孔の上側Z1にあるナット48のねじ孔にねじ付けられる。
このようにして本体部12の底面51に取り付けられた4つの調整脚14では、ベース部70と、軸部71の下側部分と、固定ナット72と、可動ナット73とが底面51よりも下側Z2に位置し、ベース部70が床面Sに上側Z1から当接する。つまり、各調整脚14は、底面51から下側Z2に突出して床面Sに上側Z1から当接するように設けられる。レンチなどの工具で固定ナット72をねじって締めたり緩めたりすることによって調整脚14全体がねじられると、軸部71と本体部12側のナット45や48との連結位置が変化する。これにより、底面51から床面Sへの個々の調整脚14の突出量を個別に調整可能である。
図4(a)は、架台10の平面図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B矢視断面図であり、図4(c)は、図4(b)において破線の円で囲んだ部分の拡大図である。なお、図4(c)では、説明の便宜上、本体部12のナット48と調整脚14の軸部71と
が破線で図示される。
図4では、架台10が設置される床面Sを上面とする土台Dが図示される。土台Dは、たとえばコンクリート製である。以下では、床面Sが水平方向Hに対して若干傾いて水平でないことを前提として説明を行う。また、土台Dには、架台10のアンカー部材13と同数の4本のアンカーボルト75が埋め込まれ、図4(c)に示すように、各アンカーボルト75の上端部が床面Sから上側Z1にはみ出した状態にある。4本のアンカーボルト75の上端部は、平面視において、仮想の四角形の頂点をなすように配置される。そのため、平面視において、4本のアンカーボルトのレイアウトと、4つのアンカー部材13のレイアウトとは一致する。
以下では、架台10の設置方法について説明する。
まず、架台10を、全ての調整脚14のベース部70が床面Sに上側Z1から当接するように、床面Sにセットする。この際、床面Sからはみ出した4本のアンカーボルト75の上端部を、図4(c)に示すように、架台10の4つのアンカー部材13における底板61および小板63の挿通孔64に対して下側Z2から1つずつ挿通させ、挿通孔64よりも上側Z1にはみ出させる。
次に、各調整脚14の床面Sへの突出量を調整することによって本体部12の載置面25の水平度を調整する。これにより、載置面25が、水平方向Hに沿った平坦面となる(図4(b)参照)。そのため、後述するように載置面25に載せられるランドリー機器11の傾きを防止できる。
そして、各アンカー部材13を床面Sに接近するように高さ調整する。詳しくは、各アンカー部材13における2本のボルト66を緩めて、各アンカー部材13を個別に上下させ、アンカー部材13の底板61の下面を床面Sに対して上側Z1から面接触させる。底板61の下面が床面Sに面接触した状態で、ボルト66を締めてアンカー部材13を本体部12に固定すると、アンカー部材13の高さ調整が完了する。
全てのアンカー部材13での高さ調整の後に、各アンカー部材13において、底板61および小板63の挿通孔64から上側Z1にはみ出したアンカーボルト75の上端部に対して、上側Z1からナット76をねじ付ける。ナット76を目一杯ねじ込むと、各アンカー部材13では、底板61および小板63が床面Sへ向けて押し付けられる。これにより、アンカー部材13が床面Sに対して下側Z2へ引き寄せられるように固定される。
その結果、架台10全体が床面Sに相対移動不能に固定される。これにより、架台10ががたついたり、架台10の位置が上下前後左右にずれたりしなくなる。また、固定されてリジットの状態となった架台10には、ランドリー機器11の振動が伝達されにくくなるし、固定された架台10がランドリー機器11の振動自体を減衰できる。
アンカー部材13が床面Sに固定された状態において、最後に、各調整脚14において、可動ナット73をレンチなどの工具でねじって締めることによって、可動ナット73だけを上側Z1へ移動させる。そして、可動ナット73が本体部12の底面51に下側Z2から接触してから、可動ナット73をさらにねじって増し締めすると、調整脚14のベース部70が下側Z2へ押しつけられることによって、各調整脚14が床面Sに対して突っ張る。以上により、架台10の設置が完了する。
なお、可動ナット73を増し締めして調整脚14を床面Sに対して突っ張らせることによって、調整脚14の軸部71と本体部12のナット45および48(図3参照)との間における緩みを防止できる。
ここで、床面Sに固定されたアンカー部材13が下側Z2へ引き寄せられた状態にあるので、架台10には下向きのテンションT1が作用する。一方、アンカー部材13が床面Sに固定された状態において、調整脚14が床面Sに対して突っ張るので、架台10には、床面Sからの反力に応じた上向きのテンションT2も作用する。これらの下向きのテンションT1および上向きのテンションT2は、ランドリー機器11から架台10に伝達される振動を減衰させる。詳しくは、ランドリー機器11から架台10に振動が伝達されても、これらの逆向きの2つのテンションT1およびT2が互いに釣り合った状態を維持しようとするために、入力された振動を速やかに減衰するものと思われる。
以上により、ランドリー機器11の運転中におけるランドリー機器11および架台10の全体での振動を低減し、ランドリー機器11の運転中における架台10の状態を、ランドリー機器11が載ってないときの状態に近づけることができる。
図5は、ランドリー機器11の設置を説明するための架台10の斜視図である。
図5を参照して、架台10は、本体部12の載置面25に取り付けられる第2位置決め部80をさらに含む。第2位置決め部80は、ランドリー機器11を位置決めするための部品であり、左右一対をなすよう2つ存在する。
図5における左側Y1の第2位置決め部80を参照して、各第2位置決め部80は、上下方向Zに延びる左リブ81、右リブ82および前リブ83と、カバー部84と、左フランジ85と、右フランジ86とを一体的に含む。
左リブ81および右リブ82は、左右方向Yに薄く、左右方向Yから見て前後方向Xに長手の長方形状の小片であり、左右方向Yに間隔を隔てて対向配置される。前リブ83は、前後方向Xに薄く、前後方向Xから見て左右方向Yに長手の長方形状の小片状であり、左リブ81および右リブ82の前端縁間に架設される。
各第2位置決め部80は、左リブ81および右リブ82の後端縁によって区画された入口87と、一体化された左リブ81、右リブ82および前リブ83によって区画された収容空間88とを有する。入口87は、左右方向Yに長手の長方形状の開口であって、後側X2を臨む。収容空間88は、上下方向Zに扁平な直方体状の空間であって、前側X1へ向けて入口87から窪む。
カバー部84は、上下方向Zに薄い板状であって、その後端縁を前側X1に切り欠く略U字状の凹部89が形成されることによって、上側Z1から見て略U字状に形成される。カバー部84は、左リブ81、右リブ82および前リブ83のそれぞれの上端縁に接続され、収容空間88を上側Z1から覆う。一方、第2位置決め部80が単独で存在する状態において、収容空間88は、下側Z2から塞がれないので、収容空間88の全体は、入口87から後側X2へ開放されるとともに、下側Z2へも開放される。
左フランジ85および右フランジ86は、上下方向Zに薄く、上下方向Zから見て前後方向Xに長手の長方形状をなす板状である。左フランジ85は、左リブ81の下端縁から左側Y1に延び、左フランジ85の前端部は、左リブ81よりも前側X1にはみ出して配置される。右フランジ86は、右リブ82の下端縁から右側Y2に延び、右フランジ86の前端部は、右リブ82よりも前側X1にはみ出して配置される。
左フランジ85および右フランジ86のそれぞれの前端部には、各フランジを上下方向Zに貫通する円形状の挿通孔90が1つずつ形成される。左フランジ85および右フランジ86のそれぞれの後端縁には、当該後端縁から下側Z2へ延びた後に略直角に折れ曲がって後側X2へ突出する爪91が1つずつ設けられる。平面視において、各爪91は、本体部12の載置面25の前端部における各貫通孔55よりも小さい。
以下では、図5を参照して、床面Sへの設置後の架台10へのランドリー機器11の設置方法について説明する。図5では、ランドリー機器11における略矩形の底面の四隅から下側Z2へ突出する4本の脚95が、設置完了後の状態では実線で図示され、設置途中の状態では破線で図示される。4本の脚95は、ランドリー機器11の底面に固定された状態にあるので、4本の脚95の相対位置は、一定である。
各脚95は、その下端をなす上下方向Zに扁平な略円盤状のベース部96と、平面視におけるベース部96の中央から上側Z1に突出する軸部97とを一体的に含む。ベース部96は、たとえば樹脂製であり、軸部97は、たとえば金属製である。
架台10にランドリー機器11を設置する際、まず、ランドリー機器11の脚95を、図5において破線で示すように、架台10の本体部12の載置面25における適当な位置に上側Z1から載せる。このとき、4本の脚95において、少なくとも後側X2の2本の脚95のベース部96を載置面25にはみ出ないように載せればよく、残りの前側X1の2本の脚95のベース部96は、載置面25からはみ出てもよい。
4本の脚95の全てが載置面25に載れば、作業者は、ランドリー機器11から一旦手を放すことができる。しかし、少なくとも後側X2の2本の脚95が載置面25に載れば、前側X1の2本の脚95が載置面25から外れた状態にあっても、作業者は軽い力でランドリー機器11を支えることができる。
後側X2の2本の脚95のうち、左側Y1の脚95は、本体部12の左側上壁21の後端部における載置面25に載って、左側Y1の第1位置決め部27の入口32の前側X1に位置した状態にある。後側X2の2本の脚95のうち、右側Y2の脚95は、本体部12の右側上壁22の後端部における載置面25に載って、右側Y2の第1位置決め部27の入口32の前側X1に位置した状態にある。
次に、ランドリー機器11における前側X1の部分を持ち上げながら後側X2へ押すことによって、各脚95を、ランドリー機器11の設置のために載置面25上で後側X2へ滑らせる。脚95が滑る際に、左側Y1の脚95が右側Y2へずれても、その先に左側Y1の落下防止部材26があるので、載置面25上を滑らされる左右の脚95が載置面25から右側Y2へ落下することが落下防止部材26によって防止される。一方、脚95が滑る際に、右側Y2の脚95が左側Y1へずれても、その先に右側Y2の落下防止部材26があるので、載置面25上を滑らされる左右の脚95が載置面25から左側Y1へ落下することが落下防止部材26によって防止される。よって、架台10への設置中におけるランドリー機器11の落下を防止できる。なお、落下防止部材26は、架台10への設置のために後側X2へ移動するランドリー機器11をガイドする機能も兼ねる。
そして、各脚95を引き続き滑らせることにより、後側X2の2本の脚95において、ベース部96を、実線で示すように、左右方向Yで同じ側にある第1位置決め部27の入口32から収容空間33内に挿入し、軸部97を、第1位置決め部27のカバー部31の凹部34内に挿入する。軸部97は、左右方向Yに位置がずれた場合には、カバー部31において凹部34の左右両側の傾斜部35に導かれることによって、凹部34内に挿入される。
収容空間33は、後側X2へ向けて入口32から窪んだ形状であって、後リブ30によって後側X2から塞がれた状態にあるので、ベース部96が入口32から収容空間33内に受け入れられると、後側X2の2本の脚95は、後側X2へそれ以上移動できないし、左右方向Yへも移動できない。これにより、後側X2の2本の脚95が、対応する第1位置決め部27によって前後方向Xおよび左右方向Yにおいて位置決めされる。
また、後側X2の2本の脚95が第1位置決め部27によって位置決めされたとき、前側X1の2本の脚95のうち、左側の脚95のベース部96は、実線で示すように、前側上壁19の左端部における載置面25において、左右一対の貫通孔55の間に位置した状態にある。また、前側X1の2本の脚95における右側の脚95のベース部96は、実線で示すように、前側上壁19の右端部における載置面25において、左右一対の貫通孔55の間に位置した状態にある。
最後に、左右一対の第2位置決め部80を、載置面25において各第1位置決め部27から前側X1へ離れた位置に取り付ける。具体的には、前側上壁19の左右の両端部における載置面25に、第2位置決め部80を1つずつ上側Z1から載せる。このとき、各第2位置決め部80は、当該両端部に位置する前側X1の2本の脚95のベース部96を上側Z1から覆うように配置される。これにより、前側X1の2本の脚95のそれぞれにおいて、ベース部96は、第2位置決め部80の収容空間88に部分的に収容され、軸部97は、カバー部84の凹部89に後側X2から差し込まれた状態になる。
また、第2位置決め部80を載置面25に載せただけの状態では、前側上壁19の左右の両端部のそれぞれにおいて、第2位置決め部80では、左右一対の爪91が、載置面25における左右一対の貫通孔55に対して上側Z1から1つずつ嵌まり込み、左右一対の挿通孔90が、載置面25における左右一対のねじ孔56から前側X1にずれた状態にある。そこで、各第2位置決め部80を後側X2へ少しずらすと、左右一対の爪91が貫通孔55に嵌まり込んだままの状態で後側X2へずれることにより貫通孔55から外れ不能になり、左右一対の挿通孔90が、平面視で左右一対のねじ孔56と1つずつ一致する。この状態で、左右一対の挿通孔90に対して上側Z1からボルト98を1本ずつ挿入して、本体部12側のねじ孔56にねじ付けると、各第2位置決め部80が本体部12に固定される。なお、ボルト98は、架台10を構成する部品である。
図6(a)は、架台10および架台10に設置されたランドリー機器11の斜視図であり、図6(b)は、図6(a)において破線の円で囲んだ部分の拡大図であり、図6(c)は、図6(a)において1点鎖線の円で囲んだ部分を拡大して別の方向から見た図である。
以上のように第2位置決め部80を載置面25に取り付けると、前側X1の2本の脚95のベース部96は、図6(c)に示すように、第2位置決め部80の収容空間88に完全に収容された状態となる。収容空間88に収容されたベース部96は、後側X2へ開放された入口87だけから収容空間88の外に出ることができる。一方、第1位置決め部27によって位置決めされた後側X2の2本の脚95が後側X2へ移動できない状態にあって(図6(b)参照)、4本全ての脚95の相対位置が一定であるので、前側X1の2本の脚95のベース部96は、第2位置決め部80の入口87から前側X1へ出ることができない。そのため、ランドリー機器11において第1位置決め部27によって位置決めされる脚95以外の脚95は、第2位置決め部80によって前後方向Xおよび左右方向Yの両方において位置決めされた状態となる。
以上で、架台10へのランドリー機器11の設置が完了する。設置が完了したランドリー機器11では、全ての脚95が、第1位置決め部27や第2位置決め部80によって位置決めされて、前後方向Xおよび左右方向Yに移動できなくなるので、ランドリー機器11全体が架台10に対して前後方向Xおよび左右方向Yのいずれにも相対移動不能に設置された状態となる。
以上のように、設置を行う作業者は、ランドリー機器11を持ち上げた状態を維持しなくても、ランドリー機器11の脚95を載置面25の適当な位置に一旦載せてから載置面25上で滑らせて第1位置決め部27によって位置決めし、その後に第2位置決め部80を載置面25に取り付けて他の脚95を位置決めすることで、少ない負担で、ランドリー機器11を架台10に設置することができる。その結果、ランドリー機器11の設置性の向上を図れる。
また、図6(b)に示すように、第1位置決め部27の一部であるカバー部31が収容空間33を上側Z1から覆うことから、収容空間33内の脚95のベース部96が収容空間33から上側Z1へ外れることを防止できるので、脚95が収容空間33から上側Z1へ外れることに起因するランドリー機器11の落下および転倒を防止できる。
また、第1位置決め部27のカバー部31における凹部34の周縁部は、第1位置決め部27によって位置決めされた後側X2の脚95の軸部97に対して非接触の状態にある。これにより、ランドリー機器11の運転中に、脚95が、カバー部31に振動しながら接触することによる金属疲労で破損することを防止でき、脚95の振動がカバー部31を介して架台10に伝達されることも防止できる。また、収容空間33内において、脚95のベース部96は若干の遊びを持って収容されるので、ランドリー機器11の運転中に脚95から架台10に過度に振動が伝達されることを防止できる。このために、ベース部96も、軸部97と同様に、第1位置決め部27に対して非接触であることが好ましい。
第1位置決め部27と同様に、図6(c)に示すように、第2位置決め部80のカバー部84が収容空間88を上側Z1から覆うことから、収容空間88内の脚95のベース部96が収容空間88から上側Z1へ外れることを防止できるので、脚95が収容空間88から上側Z1へ外れることに起因するランドリー機器11の落下および転倒も防止できる。
また、第2位置決め部80によって位置決めされた前側X1の2本の脚95において、軸部97は、カバー部84における凹部89の周縁部に対して非接触の状態にある。これにより、ランドリー機器11の運転中に、脚95が、カバー部84に振動しながら接触することによる金属疲労で破損することを防止でき、脚95の振動がカバー部84を介して架台10に伝達されることも防止できる。また、収容空間88内において、脚95のベース部96は若干の遊びを持って収容されるので、ランドリー機器11の運転中に脚95から架台10に過度に振動が伝達されることを防止できる。このために、ベース部96も、軸部97と同様に、第2位置決め部80に対して非接触であることが好ましい。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、ランドリー機器11の各脚95が、下側Z2への突出量を調整可能であって、各脚95の突出量を調整することで、架台10上におけるランドリー機器11の水平度を調整できてもよい。
また、ランドリー機器11の脚95は、全部で4本とし、後側X2の2本の脚95を第1位置決め部27によって位置決めし、前側X1の2本の脚95を第2位置決め部80によって位置決めしたが、これら前後の脚95の間や、前側X1の2本の脚95の間や、後側X2の2本の脚95の間に、別の脚95が存在してもよい。ランドリー機器11が架台10に設置された状態において、当該別の脚95は、架台10に対して位置決めされてもよいし、位置決めされずに架台10の載置面25に載っただけでもよい。
また、架台10において、アンカー部材13や調整脚14の数は任意に変更できる。また、第1位置決め部27および第2位置決め部80のそれぞれを左右一対としたが、左右方向Yにおける片側だけに設ける構成もあり得る。
また、架台10の設置状況に応じて、架台10の前後の向きや左右の向きが、今まで説明した向きとは逆になったり、架台10の前後の向きと左右の向きとが入れ替わったりすることもある。
10 架台
11 ランドリー機器
12 本体部
12A 内部空間
13 アンカー部材
14 調整脚
25 載置面
26 落下防止部材
27 第1位置決め部
31 カバー部
32 入口
33 収容空間
51 底面
80 第2位置決め部
95 脚
S 床面
X 前後方向
X1 前側
X2 後側
Z1 上側
Z2 下側

Claims (7)

  1. ランドリー機器の脚が上側から載せられる平坦な載置面を有し、床面にセットされる本体部と、
    前記載置面に設けられ、前記載置面に沿う所定方向における一方側を臨む入口と、前記所定方向において前記一方側とは反対の他方側へ向けて前記入口から窪む収容空間とを有し、設置のために前記載置面上を滑らされるランドリー機器の脚を前記入口から前記収容空間内に受け入れて位置決めする第1位置決め部と、
    前記載置面において前記第1位置決め部から前記一方側へ離れた位置に取り付けられ、ランドリー機器において前記第1位置決め部によって位置決めされる脚以外の脚を位置決めする第2位置決め部と、
    を含むことを特徴とするランドリー機器用の架台。
  2. 前記載置面から上側へ突出して前記所定方向に延び、前記載置面上を滑らされるランドリー機器の脚が前記載置面から落下することを防止する落下防止部材を含むことを特徴とする請求項1記載のランドリー機器用の架台。
  3. 前記第1位置決め部によって位置決めされたランドリー機器の脚に非接触の状態で、前記第1位置決め部の一部として前記収容空間を上側から覆うカバー部を含むことを特徴とする請求項1または2記載のランドリー機器用の架台。
  4. 前記本体部に設けられ、床面に接近できるように高さ調整可能であり、高さ調整後に床面に対して下側へ引き寄せられるように固定されるアンカー部材と、
    前記本体部の底面から下側に突出して床面に上側から当接するように設けられ、前記載置面の水平度を調整するために床面への突出量を調整可能であり、前記アンカー部材が床面に固定された状態において床面に対して突っ張る調整脚と、
    を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランドリー機器用の架台。
  5. 前記本体部は、前記本体部を上下に貫通する内部空間を有する中空体であり、
    前記アンカー部材は、前記内部空間に配置されることを特徴とする請求項4記載のランドリー機器用の架台。
  6. 請求項4または5記載のランドリー機器用の架台の設置方法であって、
    前記架台を床面にセットするステップと、
    前記調整脚の床面への突出量を調整することによって前記載置面の水平度を調整するステップと、
    前記アンカー部材を高さ調整して床面に固定するステップと、
    前記調整脚を床面に対して突っ張らせるステップと、
    を含むことを特徴とするランドリー機器用の架台の設置方法。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載のランドリー機器用の架台へのランドリー機器の設置方法であって、
    ランドリー機器の脚を前記載置面に上側から載せるステップと、
    ランドリー機器の脚を、前記載置面上で滑らせて前記入口から前記収容空間内に挿入することで、前記第1位置決め部によって位置決めするステップと、
    前記第2位置決め部を前記載置面に取り付けて、ランドリー機器において前記第1位置決め部によって位置決めされる脚以外の脚を前記第2位置決め部によって位置決めするステップと、
    を含むことを特徴とするランドリー機器用の架台へのランドリー機器の設置方法。
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