JP2961366B1 - フリーアクセスフロア用支持脚 - Google Patents
フリーアクセスフロア用支持脚Info
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Abstract
【要約】
【課題】 コンクリート床の一部に傾きや凹凸が生じて
いる場合には、そのコンクリート床に接地するベースプ
レート1が傾いてしまうのでパネル受台4も傾き、パネ
ル受台4の高低差を調節するだけでは、このパネル受台
4にフロアパネルPをがたつきのない安定した状態にし
て敷設できない。 【解決手段】 ベースプレート1の上面に突設した支持
ボルト2に螺合して上下動可能とした受けナット3の上
面を凹曲面とし、フロアパネルPのパネル受台4の下面
に前記受けナット3の凹曲面に変位可能として接触する
凸曲面とした受部4aを設けると共に、このパネル受台
4の上面に凹曲面とした受部4bを設け、これら受部4
aと受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大きい
直径の貫通孔5を設け、さらに前記受部4bの凹曲面に
変位可能として接触する凸曲面とした下面の押さえナッ
ト6を前記支持ボルト2に螺合したものとしている。
いる場合には、そのコンクリート床に接地するベースプ
レート1が傾いてしまうのでパネル受台4も傾き、パネ
ル受台4の高低差を調節するだけでは、このパネル受台
4にフロアパネルPをがたつきのない安定した状態にし
て敷設できない。 【解決手段】 ベースプレート1の上面に突設した支持
ボルト2に螺合して上下動可能とした受けナット3の上
面を凹曲面とし、フロアパネルPのパネル受台4の下面
に前記受けナット3の凹曲面に変位可能として接触する
凸曲面とした受部4aを設けると共に、このパネル受台
4の上面に凹曲面とした受部4bを設け、これら受部4
aと受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大きい
直径の貫通孔5を設け、さらに前記受部4bの凹曲面に
変位可能として接触する凸曲面とした下面の押さえナッ
ト6を前記支持ボルト2に螺合したものとしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種のOA機器
の普及により電気配線が複雑化したオフィスビル等への
対応型のフリーアクセスフロア(二重床タイプのフロ
ア)に用いる支持脚に関するものである。
の普及により電気配線が複雑化したオフィスビル等への
対応型のフリーアクセスフロア(二重床タイプのフロ
ア)に用いる支持脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のフリーアクセスフロアにおいて
は、フロアパネルが敷設されるコンクリート床を水平面
に施工するのは非常に困難であり、コンクリートの養成
期間中等にどうしても若干の高低差が生じたり、一部に
傾きや凹凸を生じてしまう場合がある。そのため、コン
クリート床にフロアパネルを支持しておくための支持脚
を高さ調節の自在なものとし、フロアパネルをコンクリ
ート床上に略完全な水平面として敷設するようにしてい
る。
は、フロアパネルが敷設されるコンクリート床を水平面
に施工するのは非常に困難であり、コンクリートの養成
期間中等にどうしても若干の高低差が生じたり、一部に
傾きや凹凸を生じてしまう場合がある。そのため、コン
クリート床にフロアパネルを支持しておくための支持脚
を高さ調節の自在なものとし、フロアパネルをコンクリ
ート床上に略完全な水平面として敷設するようにしてい
る。
【0003】上記従来のフリーアクセスフロア用支持脚
には、例えば図8、9に示したように、パネル受台4の
下面に固着した長ナット21に、ベースプレート1の上
面に固着した支持ボルト2を捩じ込んで、長ナット21
内に支持ボルト2を差し込み、長ナット21の側部に取
り付けた横ビス22を締め付けることにより、長ナット
21と支持ボルト2を固着し、パネル受台4を支持ボル
ト2の上に取り付けておくようにしている。
には、例えば図8、9に示したように、パネル受台4の
下面に固着した長ナット21に、ベースプレート1の上
面に固着した支持ボルト2を捩じ込んで、長ナット21
内に支持ボルト2を差し込み、長ナット21の側部に取
り付けた横ビス22を締め付けることにより、長ナット
21と支持ボルト2を固着し、パネル受台4を支持ボル
ト2の上に取り付けておくようにしている。
【0004】このようなフリーアクセスフロア用支持脚
を使用するには、長ナット21への支持ボルト2の捩じ
込み具合を調節することにより、コンクリート床の低い
部分ではパネル受台4の位置を高くし、コンクリート床
の高い部分ではパネル受台4の位置を低くして、コンク
リート床に敷設される正方形や長方形などの複数のフロ
アパネルPのそれぞれの四隅を支持することにより、フ
ロアパネルPの敷設面全体が同一高さになるように調節
している。
を使用するには、長ナット21への支持ボルト2の捩じ
込み具合を調節することにより、コンクリート床の低い
部分ではパネル受台4の位置を高くし、コンクリート床
の高い部分ではパネル受台4の位置を低くして、コンク
リート床に敷設される正方形や長方形などの複数のフロ
アパネルPのそれぞれの四隅を支持することにより、フ
ロアパネルPの敷設面全体が同一高さになるように調節
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフリーアク
セスフロア用支持脚では、コンクリート床に高低差のみ
が生ずる場合には、前記したようにパネル受台4の高低
差を調節すればフロアパネルPの敷設面全体が同一高さ
になるが、コンクリート床の一部に傾きや凹凸が生じて
いる場合には、そのコンクリート床に接地するベースプ
レート1が傾いてしまうのでパネル受台4も傾き、パネ
ル受台4の高低差を調節するだけでは、このパネル受台
4にフロアパネルPをがたつきのない安定した状態にし
て敷設できないという課題を有していた。
セスフロア用支持脚では、コンクリート床に高低差のみ
が生ずる場合には、前記したようにパネル受台4の高低
差を調節すればフロアパネルPの敷設面全体が同一高さ
になるが、コンクリート床の一部に傾きや凹凸が生じて
いる場合には、そのコンクリート床に接地するベースプ
レート1が傾いてしまうのでパネル受台4も傾き、パネ
ル受台4の高低差を調節するだけでは、このパネル受台
4にフロアパネルPをがたつきのない安定した状態にし
て敷設できないという課題を有していた。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するものであり、パネル受台の高低差と傾きを調節可
能として、フロアパネルの敷設面全体を同一高さにする
と共に、パネル受台にフロアパネルをがたつきのない安
定した状態にして敷設することのできるフリーアクセス
フロア用支持脚を提供することを目的としてなされたも
のである。
決するものであり、パネル受台の高低差と傾きを調節可
能として、フロアパネルの敷設面全体を同一高さにする
と共に、パネル受台にフロアパネルをがたつきのない安
定した状態にして敷設することのできるフリーアクセス
フロア用支持脚を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のフ
リーアクセスフロア用支持脚は、ベースプレート1の上
面に突設した支持ボルト2に螺合して上下動可能とした
受けナット3の上面を凹曲面とし、フロアパネルPのパ
ネル受台4の下面に前記受けナット3の凹曲面に変位可
能として接触する凸曲面とした受部4aを設けると共
に、このパネル受台4の上面に凹曲面とした受部4bを
設け、これら受部4aと受部4bの間に前記支持ボルト
2の外径より大きい直径の貫通孔5を設け、さらに前記
受部4bの凹曲面に変位可能として接触する凸曲面とし
た下面の押さえナット6を前記支持ボルト2に螺合した
ものとしている。
リーアクセスフロア用支持脚は、ベースプレート1の上
面に突設した支持ボルト2に螺合して上下動可能とした
受けナット3の上面を凹曲面とし、フロアパネルPのパ
ネル受台4の下面に前記受けナット3の凹曲面に変位可
能として接触する凸曲面とした受部4aを設けると共
に、このパネル受台4の上面に凹曲面とした受部4bを
設け、これら受部4aと受部4bの間に前記支持ボルト
2の外径より大きい直径の貫通孔5を設け、さらに前記
受部4bの凹曲面に変位可能として接触する凸曲面とし
た下面の押さえナット6を前記支持ボルト2に螺合した
ものとしている。
【0008】また、この発明のフリーアクセスフロア用
支持脚は、ベースプレート1の上面に突設した支持ボル
ト2に螺合して上下動可能とした受けナット3の上面を
凸曲面とし、フロアパネルPのパネル受台4の下面に前
記受けナット3の凸曲面に変位可能として接触する凹曲
面とした受部4aを設けると共に、このパネル受台4の
上面に凸曲面とした受部4bを設け、これら受部4aと
受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大きい直径
の貫通孔5を設け、さらに前記受部4bの凸曲面に変位
可能として接触する凹曲面とした下面の押さえナット6
を前記支持ボルト2に螺合したものとしてもよい。
支持脚は、ベースプレート1の上面に突設した支持ボル
ト2に螺合して上下動可能とした受けナット3の上面を
凸曲面とし、フロアパネルPのパネル受台4の下面に前
記受けナット3の凸曲面に変位可能として接触する凹曲
面とした受部4aを設けると共に、このパネル受台4の
上面に凸曲面とした受部4bを設け、これら受部4aと
受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大きい直径
の貫通孔5を設け、さらに前記受部4bの凸曲面に変位
可能として接触する凹曲面とした下面の押さえナット6
を前記支持ボルト2に螺合したものとしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明のフリーアクセス
フロア用支持脚の実施の形態を、図面に基づいて詳細に
説明する。
フロア用支持脚の実施の形態を、図面に基づいて詳細に
説明する。
【0010】図1、2に示した実施の形態では、この発
明のフリーアクセスフロア用支持脚は、ベースプレート
1の上面に突設した支持ボルト2に螺合して上下動可能
とした受けナット3の上面を凹曲面としている。そし
て、フロアパネルPのパネル受台4の下面に前記受けナ
ット3の凹曲面に変位可能として接触する凸曲面とした
受部4aを設けると共に、このパネル受台4の上面に凹
曲面とした受部4bを設けている。さらに、これら受部
4aと受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大き
い直径の貫通孔5を設け、前記受部4bの凹曲面に変位
可能として接触する凸曲面とした下面の押さえナット6
を前記支持ボルト2に螺合したものとしている。
明のフリーアクセスフロア用支持脚は、ベースプレート
1の上面に突設した支持ボルト2に螺合して上下動可能
とした受けナット3の上面を凹曲面としている。そし
て、フロアパネルPのパネル受台4の下面に前記受けナ
ット3の凹曲面に変位可能として接触する凸曲面とした
受部4aを設けると共に、このパネル受台4の上面に凹
曲面とした受部4bを設けている。さらに、これら受部
4aと受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大き
い直径の貫通孔5を設け、前記受部4bの凹曲面に変位
可能として接触する凸曲面とした下面の押さえナット6
を前記支持ボルト2に螺合したものとしている。
【0011】図3、4に示した実施の形態では、この発
明のフリーアクセスフロア用支持脚は、ベースプレート
1の上面に突設した支持ボルト2に螺合して上下動可能
とした受けナット3の上面を凸曲面としている。そし
て、フロアパネルPのパネル受台4の下面に前記受けナ
ット3の凸曲面に変位可能として接触する凹曲面とした
受部4aを設けると共に、このパネル受台4の上面に凸
曲面とした受部4bを設けている。さらに、これら受部
4aと受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大き
い直径の貫通孔5を設け、前記受部4bの凸曲面に変位
可能として接触する凹曲面とした下面の押さえナット6
を前記支持ボルト2に螺合したものとしている。
明のフリーアクセスフロア用支持脚は、ベースプレート
1の上面に突設した支持ボルト2に螺合して上下動可能
とした受けナット3の上面を凸曲面としている。そし
て、フロアパネルPのパネル受台4の下面に前記受けナ
ット3の凸曲面に変位可能として接触する凹曲面とした
受部4aを設けると共に、このパネル受台4の上面に凸
曲面とした受部4bを設けている。さらに、これら受部
4aと受部4bの間に前記支持ボルト2の外径より大き
い直径の貫通孔5を設け、前記受部4bの凸曲面に変位
可能として接触する凹曲面とした下面の押さえナット6
を前記支持ボルト2に螺合したものとしている。
【0012】前記ベースプレート1は、長方形、正方
形、円形、楕円形等、各種の形状とすることができ、図
示したように二本の支持ボルト2を両端部に固着し突設
したものとすることができるが、支持ボルト2を中央部
に一本ずつ固着し突設したものとしてもよいのは言うま
でもない。
形、円形、楕円形等、各種の形状とすることができ、図
示したように二本の支持ボルト2を両端部に固着し突設
したものとすることができるが、支持ボルト2を中央部
に一本ずつ固着し突設したものとしてもよいのは言うま
でもない。
【0013】前記フロアパネルPは、図5に示したよう
に、横長のアルミニウム板を曲げ加工して中央部に二条
の折曲部7を形成すると共に、両側部を内側に折り返し
て内向きフランジ8を形成して補強したものとしてお
り、両端部にクッション材9を嵌め込んで、このフロア
パネルPの両端側面と両端下面とをクッション性に優れ
たものとしている。
に、横長のアルミニウム板を曲げ加工して中央部に二条
の折曲部7を形成すると共に、両側部を内側に折り返し
て内向きフランジ8を形成して補強したものとしてお
り、両端部にクッション材9を嵌め込んで、このフロア
パネルPの両端側面と両端下面とをクッション性に優れ
たものとしている。
【0014】前記パネル受台4は、図示したものでは、
縦長のフレーム形状とし、必要に応じ中央部に折曲部1
0を形成して補強したものとしており、両側部にはフロ
アパネルPの端部を支持する第一段部11を形成すると
共に、受部4aおよび受部4bを設ける第二段部12を
形成したものとしているが、例えば前記受部4aおよび
受部4bを中央部に設け、フロアパネルPの支持部を側
部に設けた正方形の板状体(図示せず)とする等、各種
の形状とすることができる。
縦長のフレーム形状とし、必要に応じ中央部に折曲部1
0を形成して補強したものとしており、両側部にはフロ
アパネルPの端部を支持する第一段部11を形成すると
共に、受部4aおよび受部4bを設ける第二段部12を
形成したものとしているが、例えば前記受部4aおよび
受部4bを中央部に設け、フロアパネルPの支持部を側
部に設けた正方形の板状体(図示せず)とする等、各種
の形状とすることができる。
【0015】このように構成したこの発明のフリーアク
セスフロア用支持脚は、次に示すようにして使用され
る。
セスフロア用支持脚は、次に示すようにして使用され
る。
【0016】先ず、図2、4に示したようにコンクリー
ト床が傾いていなかったり、凹凸が無い場合には、ベー
スプレート1をそのコンクリート床に沿わせて設置し、
受けナット3の支持ボルト2への捩じ込み具合を調節す
ることにより、従来のフロアパネル支持脚と同様に、コ
ンクリート床の低い部分ではパネル受台4の位置を高く
し、コンクリート床の高い部分ではパネル受台4の位置
を低くする。
ト床が傾いていなかったり、凹凸が無い場合には、ベー
スプレート1をそのコンクリート床に沿わせて設置し、
受けナット3の支持ボルト2への捩じ込み具合を調節す
ることにより、従来のフロアパネル支持脚と同様に、コ
ンクリート床の低い部分ではパネル受台4の位置を高く
し、コンクリート床の高い部分ではパネル受台4の位置
を低くする。
【0017】次に、図2に示した支持脚では、支持ボル
ト2への捩じ込み具合を調節した受けナット3の上面の
凹曲面にパネル受台4の下面の受部4aの凸曲面を接触
させ、支持ボルト2の先端を貫通孔5から上に突き出さ
せ、押さえナット6をこの支持ボルト2の先端から捩じ
込み締め付ければ、押さえナット6の下面の凸曲面がパ
ネル受台4の上面の受部4bの凹曲面に接触するので、
パネル受台4は支持ボルト2にがたつくことなく安定し
た状態でコンクリート床上に支持することができる。ま
た、図4に示した支持脚では、支持ボルト2への捩じ込
み具合を調節した受けナット3の上面の凸曲面にパネル
受台4の下面の受部4aの凹曲面を接触させ、支持ボル
ト2の先端を貫通孔5から上に突き出させ、押さえナッ
ト6をこの支持ボルト2の先端から捩じ込み締め付けれ
ば、押さえナット6の下面の凹曲面がパネル受台4の上
面の受部4bの凸曲面に接触するので、パネル受台4は
支持ボルト2にがたつくことなく安定した状態でコンク
リート床上に支持することができる。そして、このよう
に支持されたパネル受台4の間に複数のフロアパネルP
のそれぞれの両端部を支持すれば、フロアパネルPもが
たつくことなくコンクリート床上に水平な状態で敷設さ
れることになる。
ト2への捩じ込み具合を調節した受けナット3の上面の
凹曲面にパネル受台4の下面の受部4aの凸曲面を接触
させ、支持ボルト2の先端を貫通孔5から上に突き出さ
せ、押さえナット6をこの支持ボルト2の先端から捩じ
込み締め付ければ、押さえナット6の下面の凸曲面がパ
ネル受台4の上面の受部4bの凹曲面に接触するので、
パネル受台4は支持ボルト2にがたつくことなく安定し
た状態でコンクリート床上に支持することができる。ま
た、図4に示した支持脚では、支持ボルト2への捩じ込
み具合を調節した受けナット3の上面の凸曲面にパネル
受台4の下面の受部4aの凹曲面を接触させ、支持ボル
ト2の先端を貫通孔5から上に突き出させ、押さえナッ
ト6をこの支持ボルト2の先端から捩じ込み締め付けれ
ば、押さえナット6の下面の凹曲面がパネル受台4の上
面の受部4bの凸曲面に接触するので、パネル受台4は
支持ボルト2にがたつくことなく安定した状態でコンク
リート床上に支持することができる。そして、このよう
に支持されたパネル受台4の間に複数のフロアパネルP
のそれぞれの両端部を支持すれば、フロアパネルPもが
たつくことなくコンクリート床上に水平な状態で敷設さ
れることになる。
【0018】さらに、図6、7に示したようにコンクリ
ート床の一部が傾いている場合にも、その傾いたコンク
リート床に沿わせて設置し、前記したのと同様の使用に
おいて、図6に示した支持脚では、受けナット3の上面
の凹曲面とパネル受台4の下面の受部4aの凸曲面との
接触面を少し変位させると共に、押さえナット6の下面
の凸曲面とパネル受台4の上面の受部4bの凹曲面との
接触面を少し変位させるだけで、パネル受台4は支持ボ
ルト2にがたつくことなく安定した状態でコンクリート
床上に支持することができ、また図7に示した支持脚で
は、受けナット3の上面の凸曲面とパネル受台4の下面
の受部4aの凹曲面との接触面を少し変位させると共
に、押さえナット6の下面の凹曲面とパネル受台4の上
面の受部4bの凸曲面との接触面を少し変位させるだけ
で、パネル受台4は支持ボルト2にがたつくことなく安
定した状態でコンクリート床上に支持することができ
る。そして、このように支持されたパネル受台4の間に
複数のフロアパネルPのそれぞれの両端部を支持すれ
ば、フロアパネルPもがたつくことなくコンクリート床
上に水平な状態で敷設されることになる。
ート床の一部が傾いている場合にも、その傾いたコンク
リート床に沿わせて設置し、前記したのと同様の使用に
おいて、図6に示した支持脚では、受けナット3の上面
の凹曲面とパネル受台4の下面の受部4aの凸曲面との
接触面を少し変位させると共に、押さえナット6の下面
の凸曲面とパネル受台4の上面の受部4bの凹曲面との
接触面を少し変位させるだけで、パネル受台4は支持ボ
ルト2にがたつくことなく安定した状態でコンクリート
床上に支持することができ、また図7に示した支持脚で
は、受けナット3の上面の凸曲面とパネル受台4の下面
の受部4aの凹曲面との接触面を少し変位させると共
に、押さえナット6の下面の凹曲面とパネル受台4の上
面の受部4bの凸曲面との接触面を少し変位させるだけ
で、パネル受台4は支持ボルト2にがたつくことなく安
定した状態でコンクリート床上に支持することができ
る。そして、このように支持されたパネル受台4の間に
複数のフロアパネルPのそれぞれの両端部を支持すれ
ば、フロアパネルPもがたつくことなくコンクリート床
上に水平な状態で敷設されることになる。
【0019】
【発明の効果】この発明のフリーアクセスフロア用支持
脚は、以上に述べたように構成されており、パネル受台
の高低差と傾きを調節可能として、フロアパネルの敷設
面全体を同一高さにすると共に、パネル受台にフロアパ
ネルをがたつきのない安定した状態にして敷設すること
のできるものとなった。
脚は、以上に述べたように構成されており、パネル受台
の高低差と傾きを調節可能として、フロアパネルの敷設
面全体を同一高さにすると共に、パネル受台にフロアパ
ネルをがたつきのない安定した状態にして敷設すること
のできるものとなった。
【図1】この発明のフリーアクセスフロア用支持脚の一
実施形態を示す分解斜視図である。
実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1のフリーアクセスフロア用支持脚の使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図3】この発明のフリーアクセスフロア用支持脚の他
の実施形態を示す分解斜視図である。
の実施形態を示す分解斜視図である。
【図4】図3のフリーアクセスフロア用支持脚の使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図5】この発明のフリーアクセスフロア用支持脚に使
用するフロアパネルの斜視図である。
用するフロアパネルの斜視図である。
【図6】図1のフリーアクセスフロア用支持脚の使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図7】図3のフリーアクセスフロア用支持脚の使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図8】従来のフリーアクセスフロア用支持脚の側面図
である。
である。
【図9】従来のフリーアクセスフロア用支持脚の断面図
である。
である。
【符号の説明】 1 ベースプレート 2 支持ボルト 3 受けナット 4 パネル受台 4a 受部 4b 受部 5 貫通孔 6 押さえナット P フロアパネル
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースプレート(1)の上面に突設した
支持ボルト(2)に螺合して上下動可能とした受けナッ
ト(3)の上面を凹曲面とし、フロアパネル(P)のパ
ネル受台(4)の下面に前記受けナット(3)の凹曲面
に変位可能として接触する凸曲面とした受部(4a)を
設けると共に、このパネル受台(4)の上面に凹曲面と
した受部(4b)を設け、これら受部(4a)と受部
(4b)の間に前記支持ボルト(2)の外径より大きい
直径の貫通孔(5)を設け、さらに前記受部(4b)の
凹曲面に変位可能として接触する凸曲面とした下面の押
さえナット(6)を前記支持ボルト(2)に螺合したこ
とを特徴とするフリーアクセスフロア用支持脚。 - 【請求項2】 ベースプレート(1)の上面に突設した
支持ボルト(2)に螺合して上下動可能とした受けナッ
ト(3)の上面を凸曲面とし、フロアパネル(P)のパ
ネル受台(4)の下面に前記受けナット(3)の凸曲面
に変位可能として接触する凹曲面とした受部(4a)を
設けると共に、このパネル受台(4)の上面に凸曲面と
した受部(4b)を設け、これら受部(4a)と受部
(4b)の間に前記支持ボルト(2)の外径より大きい
直径の貫通孔(5)を設け、さらに前記受部(4b)の
凸曲面に変位可能として接触する凹曲面とした下面の押
さえナット(6)を前記支持ボルト(2)に螺合したこ
とを特徴とするフリーアクセスフロア用支持脚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20764598A JP2961366B1 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | フリーアクセスフロア用支持脚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20764598A JP2961366B1 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | フリーアクセスフロア用支持脚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2961366B1 true JP2961366B1 (ja) | 1999-10-12 |
JP2000038832A JP2000038832A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16543219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20764598A Expired - Fee Related JP2961366B1 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | フリーアクセスフロア用支持脚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961366B1 (ja) |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP20764598A patent/JP2961366B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000038832A (ja) | 2000-02-08 |
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