JP2022040341A5 - 眼科装置、携帯情報端末装置及び眼科システム - Google Patents

Description

本発明は、眼科装置、携帯情報端末装置及び眼科システムに関するものである。

本発明の携帯情報端末装置は、被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と通信可能に構成され、表示手段を有する携帯情報端末装置であって、照明された被検眼からの戻り光を用いて撮像手段により取得された前記被検眼の動画像を示す動画信号を前記眼科装置から受信する受信手段と、前記受信手段が前記動画信号を受信した後に、当該携帯情報端末装置からの操作信号を前記眼科装置に送信する送信手段と、前記操作信号に基づいて前記眼科装置が前記被検眼を検査した結果である検眼結果情報および検眼に係るエラーに関する情報を含む検眼制御信号を、前記受信手段が前記眼科装置から受信した際に、前記検眼制御信号に基づいた表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、を有する。
本発明の眼科システムは、被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と、前記眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、前記眼科装置が、照明された被検眼からの戻り光を用いて撮像手段により取得された前記被検眼の動画像を示す動画信号を前記携帯情報端末装置に送信する送信手段と、前記眼科装置から前記携帯情報端末装置に前記動画信号が送信されている状態で、前記携帯情報端末装置から、検眼に係る設定情報、検眼モード状態の変更情報および緊急停止情報のうちの少なくとも１つの情報を受信可能な受信手段と、を有する。
本発明の眼科システムにおける他の態様は、被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と、前記眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、前記眼科装置が、前記携帯情報端末装置との無線通信を検知する無線制御手段と、前記無線制御手段が前記携帯情報端末装置との間で無線通信できたことを検知した場合に、当該眼科装置を識別するための識別情報を前記携帯情報端末装置に送信し、かつ、当該眼科装置が既に使用中である場合には、当該眼科装置が既に使用中であることを示す情報を前記携帯情報端末装置に送信する無線送信手段と、を有し、前記携帯情報端末装置が、表示手段と、前記眼科装置が既に使用中であることを示す情報を受信した場合に、認識された当該眼科装置が既に使用中である旨を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する。
また、本発明の眼科システムにおけるその他の態様は、被検眼の情報を取得するための本体部を有する複数の眼科装置と、前記複数の眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、前記携帯情報端末装置が、表示手段と、当該携帯情報端末装置からの制御信号の送信対象となる眼科装置を認識する認識手段と、前記認識手段が前記複数の眼科装置を認識した場合に、前記複数の眼科装置のうちのいずれかの眼科装置を選択するための選択画面を前記表示手段に表示し、かつ、前記選択画面で検者により眼科装置が選択された場合に、当該選択された眼科装置に係る表示画面を表示する制御を行う表示制御手段と、を有する。
また、本発明の眼科システムにおけるその他の態様は、被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と、前記眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、前記携帯情報端末装置が、前記被検眼の情報が取得される前に、照明された被検眼からの戻り光を用いて撮像手段により取得された前記被検眼の動画像を示す動画信号を前記眼科装置から受信する受信手段と、前記動画信号に基づく動画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、を有し、前記眼科装置が、当該眼科装置から前記携帯情報端末装置に前記動画信号が送信されている時に、前記表示手段に表示された当該眼科装置の操作画面の前記動画像上で、前記被検眼の瞳孔内の点を検者がタッチ操作により移動させて前記動画像上の所定エリアに入れることで、前記本体部を駆動して前記被検眼に対する位置合わせを自動的に行う駆動制御手段と、前記位置合わせを行う際の動画信号を前記携帯情報端末装置に送信する無線送信手段と、を有する。
また、本発明は、上述した携帯情報端末装置によって制御される眼科装置を含む。

Claims (9)

1. 被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と通信可能に構成され、表示手段を有する携帯情報端末装置であって、
   照明された被検眼からの戻り光を用いて撮像手段により取得された前記被検眼の動画像を示す動画信号を前記眼科装置から受信する受信手段と、
   前記受信手段が前記動画信号を受信した後に、当該携帯情報端末装置からの操作信号を前記眼科装置に送信する送信手段と、
   前記操作信号に基づいて前記眼科装置が前記被検眼を検査した結果である検眼結果情報および検眼に係るエラーに関する情報を含む検眼制御信号を、前記受信手段が前記眼科装置から受信した際に、前記検眼制御信号に基づいた表示を前記表示手段に行う表示制御手段と、
   を有することを特徴とする携帯情報端末装置。
2. 前記操作信号が撮影を開始する操作に基づく信号であることを特徴とする請求項１に記載の携帯情報端末装置。
3. 請求項１または２に記載の携帯情報端末装置によって制御されることを特徴とする眼科装置。
4. 被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と、前記眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、
   前記眼科装置が、
   照明された被検眼からの戻り光を用いて撮像手段により取得された前記被検眼の動画像を示す動画信号を前記携帯情報端末装置に送信する送信手段と、
   前記眼科装置から前記携帯情報端末装置に前記動画信号が送信されている状態で、前記携帯情報端末装置から、検眼に係る設定情報、検眼モード状態の変更情報および緊急停止情報のうちの少なくとも１つの情報を受信可能な受信手段と、
   を有することを特徴とする眼科システム。
5. 前記少なくとも１つの情報が前記緊急停止情報であることを特徴とする請求項４に記載の眼科システム。
6. 被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と、前記眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、
   前記眼科装置が、
   前記携帯情報端末装置との無線通信を検知する無線制御手段と、
   前記無線制御手段が前記携帯情報端末装置との間で無線通信できたことを検知した場合に、当該眼科装置を識別するための識別情報を前記携帯情報端末装置に送信し、かつ、当該眼科装置が既に使用中である場合には、当該眼科装置が既に使用中であることを示す情報を前記携帯情報端末装置に送信する無線送信手段と、
   を有し、
   前記携帯情報端末装置が、
   表示手段と、
   前記眼科装置が既に使用中であることを示す情報を受信した場合に、認識された当該眼科装置が既に使用中である旨を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
   を有することを特徴とする眼科システム。
7. 被検眼の情報を取得するための本体部を有する複数の眼科装置と、前記複数の眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、
   前記携帯情報端末装置が、
   表示手段と、
   当該携帯情報端末装置からの制御信号の送信対象となる眼科装置を認識する認識手段と、
   前記認識手段が前記複数の眼科装置を認識した場合に、前記複数の眼科装置のうちのいずれかの眼科装置を選択するための選択画面を前記表示手段に表示し、かつ、前記選択画面で検者により眼科装置が選択された場合に、当該選択された眼科装置に係る表示画面を表示する制御を行う表示制御手段と、
   を有することを特徴とする眼科システム。
8. 前記認識手段が認識した前記複数の眼科装置のうち、既に使用中である眼科装置がある場合には、当該眼科装置が既に使用中であることを示す情報を当該眼科装置から前記携帯情報端末装置に送信し、
   前記携帯情報端末装置が、
   表示手段と、
   前記眼科装置が既に使用中であることを示す情報を受信した場合に、認識された当該眼科装置が既に使用中である旨を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
   を有することを特徴とする請求項７に記載の眼科システム。
9. 被検眼の情報を取得するための本体部を有する眼科装置と、前記眼科装置と通信可能な携帯情報端末装置とを有する眼科システムであって、
   前記携帯情報端末装置が、
   前記被検眼の情報が取得される前に、照明された被検眼からの戻り光を用いて撮像手段により取得された前記被検眼の動画像を示す動画信号を前記眼科装置から受信する受信手段と、
   前記動画信号に基づく動画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
   を有し、
   前記眼科装置が、
   当該眼科装置から前記携帯情報端末装置に前記動画信号が送信されている時に、前記表示手段に表示された当該眼科装置の操作画面の前記動画像上で、前記被検眼の瞳孔内の点を検者がタッチ操作により移動させて前記動画像上の所定エリアに入れることで、前記本体部を駆動して前記被検眼に対する位置合わせを自動的に行う駆動制御手段と、
   前記位置合わせを行う際の動画信号を前記携帯情報端末装置に送信する無線送信手段と、
   を有することを特徴とする眼科システム。