JPH11347003A - 遠隔診療システム、医師側端末装置、及び患者側端末装置 - Google Patents

遠隔診療システム、医師側端末装置、及び患者側端末装置

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JPH11347003A
JPH11347003A JP15876098A JP15876098A JPH11347003A JP H11347003 A JPH11347003 A JP H11347003A JP 15876098 A JP15876098 A JP 15876098A JP 15876098 A JP15876098 A JP 15876098A JP H11347003 A JPH11347003 A JP H11347003A
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JP
Japan
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patient
terminal device
medical treatment
side terminal
doctor
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Application number
JP15876098A
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English (en)
Inventor
Kensuke Uehara
堅助 上原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者側の端末装置で、診療開始まで患者がど
のくらい待たされるか等の診療予定に関する情報の報知
を行うことが可能な遠隔診療システムを提供する。 【解決手段】 遠隔診療システムにおいて、診療予定時
刻から所定時間以前に、医師側端末装置101から患者
側端末装置201を起動させ、診療待ち時間、診療開始
時間、あるいは診療順番等、患者の診療予定に関する情
報をモニタ205に表示する。これにより、患者は、診
療開始までどのくらい待たされるか等を知ることがで
き、また、診療をするために衣服の着替えなど準備して
おくこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地間同士で通
信を行うことにより相互に映像を見ながら病気等の診療
を行う遠隔診療システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地同士を通信回線で接続し
て、相互に映像を送ることにより病気の診断を行う遠隔
診療システムが普及してきている。遠隔診療システム
は、センターに医師の端末があり、通信回線を介して、
複数の在宅患者と接続され、患者宅にも端末が接続され
ている。そして、医師及び患者の端末では映像を表示す
ることができ、患者をカメラで撮影して医師の元に送
り、モニタで表示し、医師の映像も患者に送り、相互に
映像を見て、会話をしながら診療を行うシステムであ
る。
【0003】遠隔診療システムは、患者が寝たきりで動
けない場合、患者宅が診療所から遠隔地にあり、医師の
元に診療を簡単に受けに行くことができない場合など、
患者の移動が困難な場合に、非常に有効なシステムであ
る。また、患者がそれほど重病でないが、定期的に医師
の元に行き、診療を受け、日々の健康管理などの指導を
受ける場合など、病状がそれほど変化しない患者にとっ
て、通信により自宅で医師と会話ができるシステムで診
察を受けることができる。いちいち診療所に通う手間が
省け時間の有効利用につながり、長期に亘った疾病の治
療、健康相談などに非常に有効な手段となっている。
【0004】図19は遠隔診療システムの一例を示した
概略構成図である。センターに医師100が常駐してお
り、医師側端末装置101では診療時に医師100の上
半身像をカメラ102で撮影する。また、医師100が
患者200と会話をするために、マイク104で医師1
00の声を集音する。スピーカ103から患者200の
声が出力される。そして、モニタ105には患者200
の上半身像106が映し出され、医師100はその姿を
見ながら、患者200と会話して診療を行う。そして、
医師側端末装置101は通信網150を通して、複数の
患者側端末装置(#1)201、患者側端末装置(#
2)221、患者側端末装置(#3)241、…などと
接続されている。
【0005】患者側端末装置(#1)201は、医師1
00が診療の際にカメラ202により患者200の上半
身像を撮影する。また患者200の声はマイク204に
より集音する。そして、医師100が発声している声を
スピーカ203から患者200に対して出力する。ま
た、モニタ205に医師100の上半身像206を表示
して医師100と会話をしながら診療を受ける。
【0006】また、患者側端末装置(#1)201には
バイタルセンサー214が接続されており、患者200
自身で、脈拍、心電図、体温および血圧などを測定し
て、通信網150を通して医師側端末装置101に送
り、患者200の診療の際に、検査データとして利用さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】医師が遠隔診療を行う
場合、一人の在宅患者の診療が済んでから、次々に予定
された患者宅に電話し、映像と音声を駆使して診療を行
っていく。効率よく診療を進めていくためには、医師側
の診療予定に従って、医師側から患者宅に電話し、患者
側の端末を起動して診療を開始することが条件となる。
【0008】ここで、特に症状が安定している患者は、
患者の健康状態などを聞いて、適切な指導をすること
で、短時間に診療が済んでしまう。一方、リハピリテー
ションなど患者の運動機能を、遠隔診療システムを通し
て検査する場合に、患者は事前に運動しやすい服装に着
替え、ベッドから降り、運動できる状態にしておく必要
がある。
【0009】また、医師が患者の患部を、テレビカメラ
を通して調べる場合、事前に家族が患者をベッドから起
こして患部がカメラに写すことができる状態に、患者の
姿勢を動かしておく必要がある。また、バイタルセンサ
ーなどで患者のバイタル値を測定するためには事前に測
定のための時間がかかる。
【0010】以上のように、患者の病状によっては、医
師が患者宅にいきなり電話しても、診療が始まるまで準
備に時間がかかり、診療がすぐに始まらないことがあ
る。このような場合、通常医師は、モニタ映像を見て患
者の準備が終了するまで待っていなければならず、時間
の無駄になっていた。また、医師側では一日の診療予定
を計画して、診療を始めても診療が進んでくると予定し
た時間から狂っていくことがある。
【0011】一方、患者側にとって、予定された診療時
間に診療が始まるものと期待していたがいつまでも診療
が始まらず、いらいらすることがある。また、予定され
ていた診療に割り込んで、急病で患者側から医師に対し
て診療を希望することもあり、予定された診療予定が更
に遅れてしまうこともある。患者が診療所などに出向
き、医師に直接診療を受ける従来の方法では、診療を待
っている患者の数が確認できるため、自分は後どの程度
待たされるか、予想がつくため、いらいらせず、落ちつ
いて待つことができた。しかし、遠隔診療の場合、他の
患者の診療状態が確認できないため、自分の診療順番の
前にどのくらいの患者がいるのか分からなかった。
【0012】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、患者側の端末装置で、診療開始まで患者がど
のくらい待たされるか等の診療予定に関する情報の報知
を行うことが可能な遠隔診療システムを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、医師側端末装置と、この医師側端末装置に対して通
信回線を介して接続される患者側端末装置とを備え、こ
の患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、得た画像
を通信回線を介して医師側端末装置に伝送して表示部に
表示する遠隔診療システムにおいて、診療が予定されて
いる患者の診療予定時刻から所定時間以前に医師側端末
装置から患者側端末装置を起動させ、患者の診療予定に
関する情報を報知する手段を具備することを特徴とす
る。
【0014】このような構成により、患者は、診療開始
までどのくらい待たされるか等を知ることができ、ま
た、診療をするために衣服の着替えなど準備しておくこ
ともできる。
【0015】請求項2に記載の本発明は、医師側端末装
置において、診療が予定されている患者の診療予定時刻
から所定時間以前に通信回線を通して患者の診療予定に
関する情報を送信する手段を具備することを特徴とす
る。
【0016】請求項3に記載の本発明は、患者側端末装
置において、診療予定時刻から所定時間以前に通信回線
から起動信号を受信し、患者の診療予定に関する情報を
報知する報知手段を具備することを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の本発明は、医師側端末装
置と、この医師側端末装置に対して通信回線を介して接
続される患者側端末装置とを備え、この患者側端末装置
で患者を撮像して画像を得、得た画像を通信回線を介し
て医師側端末装置に伝送して表示部に表示する遠隔診療
システムにおいて、診療が予定されている第1の患者の
診療予定時刻から所定時間以前に医師側端末装置から第
1の患者側端末装置を起動させ、第2の患者の人物を特
定できないように、第1及び第2の患者の診療予定に関
する情報を表示する手段を具備することを特徴とする。
【0018】このような構成により、患者のプライバシ
ーを保護しつつ、診療予定の順序等を適切に表示するこ
とができる。請求項5に記載の本発明は、医師側端末装
置と、この医師側端末装置に対して通信回線を介して接
続される患者側端末装置とを備え、この患者側端末装置
で患者を撮像して画像を得、得た画像を通信回線を介し
て医師側端末装置に伝送して表示部に表示する遠隔診療
システムにおいて、第1の患者側端末装置から医師側端
末装置に対して診療要求をした際、第1および第2の患
者の患者側端末装置に、第1の患者の診療予定に関する
情報を追加して表示する手段を具備することを特徴とす
る。
【0019】このような構成により、急患等により患者
が診療要求をした際、診療要求した患者は、自分の診療
予定を知ることができ、また他の患者は、急患等により
診療予定がずれることを知ることができる。
【0020】請求項6に記載の本発明は、医師側端末装
置と、この医師側端末装置に対して通信回線を介して接
続される患者側端末装置とを備え、この患者側端末装置
で患者を撮像して画像を得、得た画像を通信回線を介し
て医師側端末装置に伝送して表示部に表示する遠隔診療
システムにおいて、患者側端末装置から医師側端末装置
を呼び出し、患者の診療予定に関する情報を受信し、受
信した情報を報知する手段を具備することを特徴とす
る。
【0021】このような構成により、現在診療がどの程
度進んでいるか、あるいはこれからの診療予定は、どの
ようになるのかを、患者側からいつでも確認することが
できる。
【0022】請求項7に記載の本発明は、医師側端末装
置と、この医師側端末装置に対して通信回線を介して接
続される患者側端末装置とを備え、この患者側端末装置
で患者を撮像して画像を得、得た画像を通信回線を介し
て医師側端末装置に伝送して表示部に表示する遠隔診療
システムにおいて、第1の患者側端末装置に、第1及び
第2の患者の診療予定に関する情報が表示されていると
きに、第1の患者側端末装置から第1の患者の診療予定
を変更する手段を具備することを特徴とする。
【0023】このような構成により、患者は必要なとき
自分の診療予定を変更することができる。請求項8に記
載の本発明は、医師側端末装置と、この医師側端末装置
に対して通信回線を介して接続される患者側端末装置と
を備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を
得、得た画像を通信回線を介して医師側端末装置に伝送
して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、医師
側端末装置に患者の診療予定に関する情報を報知する手
段を具備することを特徴とする。
【0024】このような構成により、医師が診療予定を
適切に把握することができる。請求項9に記載の本発明
は、医師側端末装置と、この医師側端末装置に対して通
信回線を介して接続される患者側端末装置とを備え、こ
の患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、得た画像
を通信回線を介して医師側端末装置に伝送して表示部に
表示する遠隔診療システムにおいて、患者側端末装置ま
たは医師側端末装置から患者の診療希望日時または時間
帯を入力する手段と、入力された患者についての診療の
優先順位を決定する手段と、この手段により決定された
優先順位を考慮して診療スケジュールを決定する手段と
を具備することを特徴とする。このような構成により、
従来人手に頼っていた遠隔医療にかかわる診療スケジュ
ールを、自動的に設定することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下の図におい
て、同符号は同一部分または対応部分を示す。図1は、
本発明の実施形態に係る遠隔医療システムの構成要素と
して、医師側端末装置101と患者側端末装置201の
構成要素を抜き出して示した概略構成図である。
【0026】先ず、医師側端末装置101の構成要素か
ら説明すると、カメラ102はCCD素子などで構成さ
れ、医師の上半身像を撮影するためのものである。医師
が端末の前で、座る位置がいつも同じことが多いため、
三脚などで撮影する方向が固定されている。
【0027】動画符号化部111はカメラ102から入
力したデジタル映像データを圧縮符号化する。符号化方
式は、H.261、MPEG1およびMPEG2方式な
どが候補に挙がる。
【0028】入出力部110はキーボード入力部および
プリンター出力部などにより構成されている。カメラ駆
動ハンドル112は患者側のカメラを機械的に駆動させ
て、チルト、パン及びフォーカスを調整するためのハン
ドルである。
【0029】モニタ105は患者の上半身像、患部およ
び後述する診療予定などを表示する。動画像復号化部1
13は患者から送られてきた圧縮画像を伸長する部分で
ある。診療順番計算部114は医師の今日の診療予定を
患者の診療平均時間などを基にして計算する部分であ
る。
【0030】スピーカ103は患者側の音声を出力する
スピーカである。マイク104は医師の音声を入力する
マイクである。音声入出力部115はスピーカ103に
対する音声出力、マイク104からの音声入力を増幅す
る部分である。
【0031】制御部107は医師側端末装置101全体
を制御する制御部である。通信I/F108は医師側端
末装置101と通信網150を接続するインターフェー
スである。
【0032】通信網150はINSネット64、あるい
はB−ISDNなどデータを伝送する通信網である。次
に、患者側端末装置201の構成要素を説明する。通信
I/F208は通信網150と患者側端末装置101と
を接続するためのインターフェースである。
【0033】モニタ205は医師の上半身像及び医師側
から送られてきた診療順番などを表示する部分である。
動画復号化部213は医師側から送られてきた画像デー
タを伸長する部分である。
【0034】カメラ202はCCD素子などで構成さ
れ、患者の上半身像、患部あるいはリハビリテーション
中の映像を撮影するカメラである。カメラ駆動部212
はカメラ212のチルト、パンおよびフォーカスなどを
医師側のカメラ駆動ハンドル112の操作により、駆動
する部分である。
【0035】プリンタ210は医師側の指令により、該
当患者の診療予定などをプリントアウトする部分であ
る。押しボタンスイッチ209は医師側端末装置101
に割込をかけるための種々のスイッチから構成されてい
る。バイタルセンサー214は血圧計、脈拍計、心電図
計および体温計などから構成され、測定値が医師側端末
装置101に伝送される。
【0036】スピーカ203は医師側の音声を出力する
スピーカである。マイク204は患者の音声を入力する
マイクである。音声入出力部215はスピーカ203に
対する音声出力、マイク204からの音声入力を増幅す
る部分である。
【0037】制御部207は患者側端末装置201全体
を制御する制御部である。また、図2は医師側端末装置
101に、2種類のシステム、即ち主システム101−
1、副システム101−2を有する例を示した概略構成
図である。
【0038】医師100は主システム101−1とし
て、通常カメラ102−1、スピーカ103−1、マイ
ク104−1、モニタ105−1、制御部107−1及
び通信I/F108−1の構成で通信網150を介し
て、患者側端末装置201、221、241、261、
…と通信を行い、遠隔診療を行う。
【0039】そして、医師100が主システム101−
1において患者側と遠隔診療を行っている間、後述のよ
うに他の患者の対して遠隔診療の準備をさせるために、
副システム101−2(モニタ105−2、制御部10
7−2と通信I/F108−2)により、主システム1
01−1と別回線を使って、他の患者に対して遠隔診療
の準備のために、必要な情報を送る。
【0040】また、患者側端末装置201、221、2
41、261、…から後述の急患などで、医師側に割込
をかけた場合に、副システム101−2が対応し、主シ
ステム101−1は遠隔診療に専念している。
【0041】また、前記副システム101−2はカメラ
102−2、スピーカ103−2及びマイク104−2
を有しており、看護婦120が、医師100が遠隔診療
を行う前に、医師100が主システム101−1で行っ
ている遠隔診療を妨げることなく別回線で患者と映像と
音声を駆使して、スケジュール調整、遠隔診療のための
準備の段取りなどを行うことができる。
【0042】そして、主システム101−1の制御部1
07−1と副システム101−2の制御部107−2は
相互にデータ交換が可能で、副システム101−2に対
して主システム101−1の遠隔診療の進行状態などの
データを転送でき、これらのデータは患者に送られ、患
者側端末装置201のモニタ205に表示される。次
に、本発明の種々の実施形態について説明する。
【0043】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。この実施形態は、診療が予
定されている患者の診療予定時刻から所定時間以前に医
師側端末装置から患者側端末装置を起動させ、患者に診
療予定を知らせることにより、患者は、診療開始までど
のくらい待たされるか等を知ることができ、また、診療
をするために衣服の着替えなど準備しておくこともでき
るようにしたものである。
【0044】患者200が本遠隔診療システムにより、
医師100の指導の基にリハビリテーション訓練を行う
目的などには、予め患者200は遠隔診療が開始される
前に運動着、運動靴あるいは患部保護用サポータの着用
が必要になる。また、患者200がベッドに寝ている場
合、家族が患者200を抱えてベッドから降ろす必要が
ある。
【0045】また、医師100が患者200の患部を診
断する際、部位によって家族が患者200の着衣を脱が
せ、患部をカメラ202の方向に向かせる必要がある。
患者200が睡眠中は遠隔診療開始のために家族が患者
200を起こす必要もある。
【0046】また、バイタルセンサー214により予
め、血圧、脈拍、心電図および体温などを計測するため
に時間がかかる。以上のように、遠隔診療を始めるため
には、予め患者200側で診療を受けるために準備をす
る時間が必要になることがある。図3および図4は、単
純に該当患者200の順番が近づいたときに、待ち時間
または予定時間を表示する例である。本実施形態は、患
者200の準備時間を予め医師側端末装置101で把握
しておくことを特徴としている。そして、予め決められ
た準備時間を含めて、患者200の診療時間になったら
制御部107からの指令により通信網150を介して患
者側端末装置201を起動して、モニタ205に図3あ
るいは図4のような表示をする。
【0047】あるいは音声入出力部に合成音声出力部を
付加し、表示と共に患者200に対して合成音声で遠隔
診療が始まるので、準備しておくように伝えるのもよ
い。患者200が眠っていた場合、合成音声により目覚
ましの効果もある。また、目が悪い患者200にとって
表示より音声で伝える方が、内容が確実に伝わる。
【0048】ここで、制御部107から発生する指令が
済めば、医師側端末装置101と患者側端末装置201
との回線接続を一旦解除すればよく、回線の接続を継続
する必要がない。
【0049】そして、準備時間が終了すれば改めて医師
側端末装置101から患者側端末装置201を起動し
て、本来の遠隔診療が開始される。通常の遠隔診療はカ
メラ202で患者200の上半身像を撮影し、動画符号
化部211で圧縮し、圧縮した映像データは通信網15
0を介して、医師側端末装置101の動画復号化部11
3で伸長され、元の映像に復元されモニタ105に表示
される。図5はモニタ105に表示された患者200の
上半身像106の例を示している。
【0050】そして、医師100はカメラ駆動ハンドル
112を操作することにより患者200側のカメラ駆動
部212を制御して、カメラ202を種々のアングルで
撮影することができる。例えば、モニタ105に患者2
00の患部を詳細に表示させたい場合など、カメラ駆動
ハンドル112を操作して、カメラ202を患部に近づ
けることができる。また、患者200の会話はマイク2
04で集音して音声入出力部215で増幅して、通信網
150を介して医師側端末装置101に送られる。伝送
された音声は音声入出力部115で増幅されスピーカ1
03から音声として出力され、医師100側では患者2
00の音声を聞くことができる。
【0051】一方、医師100の上半身像はカメラ10
2で撮影される。ここで、医師100はいつも同じ位置
に座っていることが多いため、カメラ102は三脚など
で最適なアングルで固定されている。そして、カメラ1
02で撮影された医師100の上半身像は動画符号化部
111で圧縮され、通信網150を介して患者側端末装
置201に伝送される。医師100の上半身映像は動画
復号化部213で伸長され、元の映像に復元されモニタ
205で表示される。図6はモニタ205に表示された
医師100の上半身像206を示している。また、医師
100が発声している音声はマイク104で集音され、
音声入出力部115で増幅され、通信網150を介して
患者側端末装置201に伝送される。音声は、音声入出
力部215で増幅されスピーカ203から音声として出
力され、患者200側では医師100の音声を聞くこと
ができる。
【0052】また、診療開始までの待ち時間として図3
あるいは図4の表示は図2における副システム101−
2が行い、主システム101−1は遠隔診療に専念した
方が効率的なシステムが実現する。
【0053】ここで、図3あるいは図4のような診療ま
での待ち時間をどのように設定すべきかが問題である。
リハビリテーションの準備時間を推定する問題に例をと
ると、先ず、最も簡単な方法は患者200がリハビリテ
ーションの準傭が終了するまで、どの程度かかるか測定
することである。例えば、初診からリハビリテーション
が必要と診断され、第一回目の診療の時は医師100側
から患者200に対して待ち時間無しで直ちに電話し
て、医師100の指導の元に患者200に対してリハビ
リテーションの準備をさせる。そしてこのとき医師10
0側では患者200が準備にどの程度がかかるか測定し
て、以降この測定時間を待ち時間として適用する。
【0054】また、リハビリテーションがそれほど複雑
でなく、患者200側で準備時間がおおよそ予想できる
場合は、その時間を医師100に申告して、以降その時
間を準備時間とする方法もある。
【0055】そして、患者200の病状により準備時間
が変わっていくこともあるため、ときどき医師100側
から準備時間を測定して、待ち時間も測定結果に合わせ
て変更する方法もある。また、医師100側で患者20
0のリハビリテーションの病状が確実に把握できてい
て、病状により経験的に準備時間が分類できる場合は、
その分類方法により医師100側が準備時間を割り付け
る方法がある。また、リハビリテーションが簡単で準備
にそれほど時間を費やさない場合は、一定時間を準備時
間として割り当てる方法もある。
【0056】図3は、当然、表示の待ち時間は、1分お
きなど一定時間間隔で表示を変えていく。そして、図7
のように準備する内容を簡単に表示して、患者に注意を
促すこともできる。また、図4のように診療開始予定時
刻を表示してもよい。この場合、現在の時刻を下に表示
することで、あとどの程度の時間待ったらよいか判断が
つく。
【0057】また、図3、図4、および図7で表示され
る待ち時間および診療開始時間はバックで行っている診
療が長引いたり、反対に短くなったり、急患で割込みが
入ったらその都度変更していく必要がある。また、急患
などが入り大幅に待ち時間がかかる場合、「急患が入り
ましたので待ち時間は××分に延びました。」などの表
示をすると患者200に対して、余計な心配をかけない
で済む。
【0058】ここで、上記のように診療待ち状態の期間
に患者200がバイタルセンサー214による測定、あ
るいはリハビリテーションのための準備で、どのような
ことをしたらよいか分からない場合、押しボタンスイッ
チ209を押して図2における副システム101−2を
呼び出してからセンター側の看護婦120に指導を受け
る。
【0059】このとき、センター側では医師100が主
システム101−1で遠隔診療を行っている。看護婦1
20は患者200に対して、バイタルセンサー214の
使い方、準備のためにしておかなければならないことな
どを指導する。看護婦120がこのような指導すること
は、あくまでも事前に患者200が遠隔診療を行う前に
万全な状態にしておくことにより、医師100が本来の
遠隔診療を開始して短時間に診療を終了させることが目
的である。
【0060】また、事前の準備については後述の急患に
ついても当てはまる。すなわち、急患の場合、押しボタ
ンスイッチ209を押すと、副システム101−2によ
り看護婦120が患者200と対応する。そして、医師
100が遠隔診療を始める前に看護婦120の指導の基
にバイタルセンサー214により基礎的なバイタル値を
測定していく。
【0061】医師100が急患に対して、診療可能な状
態になったとき、主システム101−1に回線を切り替
えて医師100の遠隔診療を受ける。また、上記のよう
に患者200が診療待ちの状態になったとき、センター
から副システム101−2により患者200側に電話し
て看護婦120がリハビリテーションの準備、あるいは
バイタルセンサーの使い方などの指導することもでき
る。
【0062】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。この実施形態は、必要に応
じてプライバシーを保護しつつ、医師あるいは患者側か
ら、現在診療がどの程度進んでいるか、あるいはこれか
らの診療予定はどのようになるのかを確認できるように
したものである。
【0063】図8は、医師100側で診療順番を表示し
た例である。医師100は図5のような表示により患者
に対して、遠隔診療を行っている。該当患者に対する診
療が終了して、次の患者の診療が始まる前に、診療順番
計算部114でこれから診療すベき患者の順番について
計算し、図8のような医師側での診療順番を表示させ
る。この表示により医師100が今日の残りの診療予定
を把握することができる。
【0064】ここで、図8の表示は主システム101−
1のモニタ105−1、あるいは副システム101−2
のモニタ105−2のどちらに表示させてもかまわな
い。主システム101−1に表示させると個別の遠隔診
療が終了した都度、図8の画面に切り替えて、医師10
0が診療すべき患者の順番などを確認すればよい。
【0065】一方、図8を副システム101−2のモニ
タ105−2に表示させると、図8のような患者の順番
を医師100が必要なとき常に確認できる利点がある。
図8において、表示180はこれから診療しようとして
いる患者の上半身静止画像であり、画面の大きさにより
表示可能な数の患者の上半身像を表示させておく。医師
100は、患者の上半身像が表示されるため、表示を見
ることにより、患者の病状などすぐに思い出すことがで
き、迅速な診療に結びつく効果がある。また、これから
どの程度の人数の患者を診療しなけれぱならないか直感
的に把握できる。そして、この画像は患者を撮影して、
画像データとして本システムに格納しておいた画像を表
示させている。また、表示180以外の患者の上半身表
示は、小さく表示して、診療順番に従って表示し、すぐ
に診療しなければならない患者と区別している。
【0066】ここで、図10のように診療順番に患者の
名前と診療開始時刻を表によって表示する方法もある。
そして、現在診療中の患者は190のように該当部分を
強調して表示すると分かりやすい。また、後述の急患は
191のように表の最後に、前記と同様に該当部分を強
調して表示してもよい。
【0067】図9は、図8の患者の上半身表示画像を拡
大したもので、患者の上半身画像185、診療順番18
6、診療開始予定時刻187及び患者の姓名188など
を表示して、患者がどのような人か思い出せるようにし
ている。
【0068】ここで、図8で表示された各患者の診療開
始時間をどのようにして決めるかが問題になる。本実施
形態では、患者180が過去に診療を受けた時間を加算
して、診療回数で除した時間すなわち患者180の平均
診療時間を患者180の診療開始時刻に加えた時間を患
者181の診療開始時刻としている。同様に患者182
の診療開始時刻は患者181の診療開始時刻に患者18
1の平均診療時間を加えた時刻としている。同様にして
患者183、及び184の診療開始時間が算出される。
【0069】そして、医師100の休憩時間などを適当
に患者の診療時間の間に入れてもよい。実際の診療順番
は一日の診療予定患者のリストから順番を決め、上記の
ように各患者の過去の平均診療時間がかかることを前提
にして、その日の診療予定を計算する。そして、前記診
療予定に医師100の休憩時間などを入れて、最終的な
一日の診療予定が作成される。
【0070】そして、実際に前記の診療予定に従って患
者を診療していくと、過去の平均診療時間より長くなっ
たり、短くなったりすることがある。そこで、一人の患
者の診療が終了した時点でその都度、以降診療予定の患
者の診療開始時刻を修正していく。
【0071】次に、医師100側で表示した診療順番に
ついて医師側端末装置101の制御部107で編集した
結果を、通信網150を介して患者側端末装置201に
送り、モニタ205に表示させる。ここで、診療順番は
主システム101−1で関知せず、全て副システム10
1−2の制御部107−2で編集し、結果を患者側端末
装置201に送る方法もある。
【0072】そして、図8の医師100側で表示した診
療順番に準じた図11のような表示を患者側でも表示さ
せる。ここで、図11での表示で、該当患者自身の上半
身画像280は医師側の表示と同じにする。従って、図
12のように患者の上半身像285、診療順番286、
診療開始時刻287及び患者の姓名288などを表示す
る。患者は自分自身の上半身像が表示されているため、
順番を確実に把握できる。
【0073】また、その他の表示方法として、診療中の
患者280、診療待ちの患者281、282、及び28
3はシルエットあるいはアイコンなどで表示して、診療
中あるいは、診療待ちの状態であることが分かる程度の
表示にする。ここで、図11の患者側の診療順番表示に
図8のような医師100側診療順番と同じ表示にしても
よい。しかし、図11の患者側の診療順番の表示は患者
自身の順番が把握できればよく、他の患者の上半身像を
表示するとプライバシーの侵害につながる心配があり、
シルエットあるいはアイコンなどにより、人数が確認で
きる程度の表示にしておいたほうがよい。そして、これ
らシルエットには一緒に診療開始時刻、診療順番などを
表示させる。
【0074】また、診療順番で該当患者白身の表示28
4の後の表示は必要なく、表示284は前記シルエット
で表示した患者の最後尾の次に表示させる。ここで、該
当患者の表示は上半身像ではなく他の患者と同様にシル
エットで表示するが、他の患者のシルエットと区別する
ために、強調した色あるいはブリンキング(画面をちら
つかせること)しているシルエットなどで表示するのも
よい。
【0075】また、図11の表示に289のように「只
今診療中ですしばらくお待ち下さい」というような文字
を表示するのもよい。また、特に患者側の順番表示は該
当患者の順番が分かる程度でもよい。例えば、医師10
0側で表示している診療中の患者と同じ順番で患者側に
おいて全てアイコンあるいはシルエットで表示してもよ
い。そして、該当患者の部分は名前あるいはブリンキン
グなどで強調してもよい。この場合、患者側の表示は該
当患者以降のシルエットまたはアイコンを消去する必要
もない。
【0076】また、医師100側もこれから診療する患
者のついて全てシルエットあるいはアイコンなどで表示
して、シルエットの下に名前を表示する程度でもよい。
この場合、現在診療中の患者について特に拡大して表示
しなくてもよい。
【0077】そして、患者180の診療が終了すれば、
医師100は入出力部110のキーボードから次の患者
の診療開始指令を入力する。図8において180の表示
は181に入れ替わり他の表示も順次1人分ずつ繰り上
がっていく。ここで、順番が繰り上がる毎に医師側端末
装置101からの指令により患者側端末装置と回線を接
続し、前記表示内容を変える指令を出す。指令が出た後
は医師側端末装置101から回線を切断することで、連
続して同じ患者側端末装置と回線を接続しないようにし
て、回線の使用効率を向上させる。
【0078】次に、図11の表示で、281で表示の患
者が280で表示の患者に入れ替わり、該当患者の表示
284も繰り上がって、1人分の患者のシルエット表示
が少なくなってくる。そして、該当患者284の表示が
281の表示に入れ替わり、診療開始時刻も新しい時刻
に修正されて表示される。そして、該当患者284につ
いては指定された診療開始時刻になると本来の遠隔診療
が開始される。
【0079】本実施形態による図11の患者側診療順番
表示例は患者自身が表示を見ることで後何人の診療が済
めば自分の順番になるか直感的に把握でき、診療開始時
刻も確認することができ、他の患者の上半身像はシルエ
ットにしているためプライバシーを侵害しない利点があ
る。
【0080】また、医師100側の診療順番の表示につ
いては、一日分の診療予定の患者全部のアイコン、シル
エット及び表を表示する。そして、一人一人については
氏名が分かるようにし、診療終了、診療中、診療予定の
患者と急患などを色別で表示するのもよい。そして、前
記患者のアイコンなどには診療開始予定時刻と実際の診
療開始時刻を一緒に表示すると、医師100は一日の診
療状態が一目で確認でき、診療が予定通りに進んでいる
かが把握できるため効率的な診療が期待できる。
【0081】次に、該当患者に対して図11を、いつの
時点で表示するかが問題になる。例えば、第1の実施形
態のようにリハビリテーションの準備時間が予め決まっ
ていれば、現在診療中の患者の診療開始時刻から前記準
備時間をさかのほった時刻に、図11のような患者側の
診療順番表示を行うとよい。また、患者側が特に準備時
間を必要としない場合、例えば最短時間としての待ち時
間を取るため、1人が診療待ちになる時点で該当患者の
診療順番の表示を開始してもよい。このとき副システム
101−2が開始時刻を計算して患者側端末装置を起動
させると、主システム101−1は患者の診療に専念で
きる利点がある。特に患者側が自分の診療開始時刻を知
っており、時間的な余裕がある場合は、上記のように医
師100側から準備時間を含めて患者側の端末を起動さ
せる必要もない。十分な準備時間をとって、患者側から
センターの副システム101−2を呼び出すことによ
り、上記の診療順番の画面が患者側の表示装置に表示さ
せ、自分の順番が来るまで、診療の準備などをしながら
待っていればよい。
【0082】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。この実施形態は、急患等の
場合、患者が診療要求をできるようにしたものである。
【0083】1日の遠隔診療は通常、上記の診療予定に
従って進行していく。しかし、急患が出て、通常の診療
に割り込むことがある。急患の場合、図1で患者側端末
装置201の押しボタンスイッチ209で、患者200
は急患を指定するボタンを押す。スイッチが押された情
報は通信網150を介して、医師側端末装置101の副
システム101−2に送られる。
【0084】制御部107−2はスイッチが押された情
報が、どの患者側端末装置から来たのか識別して診療順
番計算部114に指令を送る。診療順番計算部114は
該当する患者の上半身画像を読み出し、図13のような
表示をモニタ105−2に行う。図13は医師100側
診療順番の表示において、急患が割り込んだ表示例であ
る。図13においては、急患は一般の患者と区別するた
めに、右端に一般患者と区割り線を設定して、急患の上
半身像を別領域に表示している。そして、急患であるこ
とを区別するために「急患」という文字を表示するか患
者の上半身像の外枠を強調した色で表示してもよい。急
患が生じた場合は、診療順番は現在診療中の患者のすぐ
後に診療が開始できるように順番を設定するのが一般的
である。
【0085】そして、主システム101−1のモニタ1
05−1は図5のような表示をさせることにより、別な
患者に対して遠隔診療を行っている。急患の割込がある
と画面が図13に切り替わり、医師100に急患が発生
したことを知らせると、医師100は、図13を見るこ
とで現在診療している患者の診療を早めて、急患の診療
に移行することができる。
【0086】ここで、急患の診療時間を設定して、急患
以降の患者の順番を決める必要がある。遠隔診療で診療
を受ける患者は比較的症状が固定している患者が多いた
め、診療毎の診療時間に大きな変化が生じないのが普通
である。しかし、急患の場合どの程度、診療時間がかか
るか決めることにかなり困難が伴う。そこで、急患の平
均診療時間として、過去の急患の診療時間の平均時間を
用いる方法、あるいは過去の急患の最大診療時間を用い
る方法がある。
【0087】図14は、患者側端末装置において、急患
がある場合に、急患以外の患者の診療順番を示した表示
例である。一般患者としての順番の最後に、本人の上半
身像を表示させる。そして、右端に一般患者と区別し
て、急患のシルエットを表示する。シルエットの色を一
般患者のシルエットの色と区別したり、ブリンキングし
たりして強調してもよい。また、急患のシルエットの下
に急患の文字を表示させてもよい。
【0088】また、本実施形態において、上述の説明は
急患について行ったが、別な日時に診療予約をしていた
患者が、予約日に急用が起こり、診療を早めて受けたい
場合、本実施形態のように急患扱いにしてもよい。
【0089】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。この実施形態は、患者側か
らの操作により、現在診療がどの程度進んでいるか、あ
るいはこれからの診療予定は、どのようになるのかを、
確認することができるようにするとともに、必要なとき
自分の診療予定を変更することができるようにしたもの
である。
【0090】患者によっては次回の診療予定日時を忘れ
てしまう心配がある。そこで、患者200は、患者側端
末装置201の押しボタンスイッチ209を押して、セ
ンター側の副システム101−2を呼び出し、該当患者
の診療予定日時を、通信網150を介して送り、図15
のような診療予定日時をモニタ205に表示することが
できる。
【0091】また、診療予定日時が当日の場合、患者2
00は押しボタンスイッチ209を押すことにより、セ
ンター側から副システム101−2を呼び出し、該当患
者の診療順番情報を患者200側に送り、図11あるい
は図14のように、該当患者が後どの程度待たされるの
か表示させることができる。
【0092】また、同様に、患者200側から、随時、
センター側の副システム101−2を呼び出し、映像と
音声を駆使して、看護婦120からリハビリテーション
における準備、バイタルセンサー214の使い方につい
て指導を受けることができる。ここで、センター側の副
システム101−2を呼び出して看護婦120から順位
の変更について了解を取り、患者200側から呼び出し
た診療予定順番の表示画面を見ながら、押しボタンスイ
ッチ209を操作して自分の順位を変更することもでき
る。
【0093】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態について説明する。上記のように、医師が遠隔
診療を行う場合、診療スケジュールに沿って行われる。
本実施形態は、この診療スケジュールを決める作業を自
動化することを目的としている。
【0094】一般の病院あるいは診療所などにおける診
療予約は人手により、医師の診療可能な時間帯に患者が
希望した時間帯を振り分ける簡単な処理で済ませている
ことが多い。
【0095】ところが、遠隔医療は上記のように診療ス
ケジュールに沿って、医師100側から次々に患者宅に
電話して、診療を行っていき、従来の患者と対面した診
療より多くの患者を診療することが大きな目的となって
いる。患者側が移動する必要のないことから、患者が在
宅している時間帯、医師100の診療可能時間帯などを
上手に調整することにより、効率よい診療が可能にな
る。例えば、寝たきりの老人などは比較的診療が可能な
時間帯が広く、調整が容易である。
【0096】しかし、歩行が容易な患者は外出時間など
で制限を受け、診療可能時間が狭まる。また、寝たきり
でも、重病の患者は比較的気温の温暖な時刻に遠隔医療
を行う配慮が必要となる。
【0097】ここで、診療スケジュールに影響を及ぼす
パラメータを検討してみると、次の(1)から(5)の
ようなことが考えられる。 (1) 医師の診療可能時間 例えば、複数の医師が診療を交代で行う場合、医師の診
療可能曜日、時間帯などがある。例えばA医師は金曜日
と月曜日で午前9時から午後4時までで、午前12時か
ら午後1時まで休憩を取るように割り当てる、というよ
うな例である。 (2) 患者の希望日時 決まった曜日例えば金曜日がよいとか、木曜日以外はい
つの曜日でもよいとか、隔週の金曜日とか、あるいは月
日を直接指定することもある。例えば、4月28日な
ど。それから、時間帯を指定する。10時から11時ま
でとか、午前中とか、一日中いつでもよいとか、という
ような例である。
【0098】次の診療日時については診療が済んだ後、
医師100が患者200に希望日時を聞く方法が最も簡
単であり、スケジュールの自動計算のデータとして直ち
に入力できる。しかし、医師100の診療スケジュール
が過密の場合、該当患者200の次の診療日時は、改め
て、センターから看護婦120が患者200宅に電話し
て希望日時を聞き、スケジュールを自動計算してみる。
【0099】しかし、どうしてもスケジュールが確立し
ない場合、その時点で他の患者とのスケジュールとの調
整を図るなどの方法がある。また、患者200の方から
センターの看護婦120に電話して前記と同様にスケジ
ュールの調整を図ることもできる。
【0100】医師100側に複数の通信回線があれば、
診療が済んだ後、該当患者の通信回線を切らないで、別
な通信回線により、次の患者宅に通信回線を接続し、診
療を始める。一方、前の患者と未だつながっている通信
回線で看護婦120が次の診療予約の調整をする方法も
ある。
【0101】また、上記の方法でも看護婦120が直接
患者200と調整をしないで、図16のような画面を表
示させて、患者200の希望日を日291の(1)〜
(3)のうちからテンキーに類似した押しボタンスイッ
チ209で選択させ、希望時間帯は時間292の(4)
〜(6)から選択させることもできる。また、指定29
3の(7)〜(10)について、患者200が日時と希
望時間を押しボタンスイッチ209から直接選択させる
こともできる。
【0102】図16の画面により入力した患者200の
診療希望日時を聞くことができたので、スケジュールを
左右する他のパラメータを加味して、自動的に翌日以降
のスケジュールを即時に計算できる。しかし、入力した
患者200の診療希望日時によりスケジュールを計算し
ても、どうしても調整が付かない場合は、あらためて看
護婦120から各患者宅に電話して診療スケジュールの
調整を行う方法もある。 (3) 患者の病状 重体の患者は指定された診療日のうち、早めに診療を済
せるとか、病名、疾病期間、診療方法、投薬の種類など
により医師100が決定する、というような例である。
【0103】患者が医師100の元に出向く必要がない
ため、診療間隔すなわち診療から次の診療までの間隔
は、患者の都合ではなく、医師100が病状をみて決め
る方がよい。患者の病状についてはパラメータが多す
ぎ、医師100の主観的な要素も入り込む可能性があ
る。
【0104】そこで、スケジュールを決定する際にどの
患者を優先的にスケジュールに組み込むか決める必要が
ある。例えば、医師100が前記のように患者の病名、
疾病期間、診療方法、投薬の種類など各要素に点数付け
をして、患者の病状を数値化する方法がある。
【0105】病名でガンは5、寝たきりは3、疾病期間
で5年以上は5、3年以上は3、診療方法で問診だけで
は1、患部の撮影では3、バイタルセンサー使用は5、
投薬で投薬無しは0、XX薬は3とか分類して、各患者
について前記の点数付けした式を以下のように設定す
る。
【0106】患者の病状=病名の点数+疾病期間の点数
+診療方法の点数+投薬の点数また、上記の式で患者の
病状を最も左右する要素から重み計数をかけておく方法
もある。
【0107】患者の病状=病名の点数*病名の重み+疾
病期間の点数*疾病期間の重み+診療方法の点数*診療
方法の重み+投薬の点数*投薬の重み例えば、病名の重
みは0.5、疾病期間の重みは0.3、診療方法の重み
は0.2、投薬の重みは0.2などである。
【0108】上記の式により各患者について数値化した
病状を決定して、優先順位を決める。そして、スケジュ
ール決定の際に一つの重要なパラメータとする。また、
上記の式により決定された数値を段階分けしてパラメー
タとして使用してもよい。例えば、6段階に分類して、
重病は6で軽微な病気は1というようにしてもよい。 (4) 一日の気温変化 寝たきりで病状の重い患者は昼間の暖かい時間、病状が
安定している患者は朝の寒い時間でもかまわないとか、
というような例である。
【0109】診療時間帯はとりあえず医師100が決定
し、患者が診療時間帯について希望していない場合、医
師100と相談の上診療時間帯を決める方法もある。 (5) 診療時間のマージン スケジュールを組んで診療を進めても、急患あるいは患
者との間診が長くなったとか、ある特定の患者は医師と
の会話がよく理解できず時間が長引くとかで、スケジュ
ール通りに診療が進まない可能性がある。
【0110】そこで、スケジユールにマージンを取って
おく必要がある。マージンの取り方として、各患者の診
療時間に一律にマージンを加える方法、数人分の患者の
診療が済んだら休憩のような形式でマージンを取ってお
く方法などがある。
【0111】マージンは過去の診療実績から決定されて
いき、医師100あるいは、患者200が遠隔診療に慣
れてくるとスケジュールから大幅に予定がずれることが
少なくなるため、その都度マージンを少なくしていくこ
とができる。
【0112】以上、(1)から(5)までの要素を考慮
して自動的に実験計画法などによりスケジュールを計算
する。しかし、計算しても、どうしてもスケジュールが
確立しない場合、センターで仮のスケジュールを計算し
て、スケジュールからはずれる患者宅に対して図17の
ような画面を表示させ、YESかNOについて押しボタ
ンスイッチ209から入力させ、スケジュールを調整し
ていく。最終的にスケジュールの調整が終了した場合、
あらためて各患者宅に図18のような次回の診療予定日
時を表示させる。そして、表示内容は患者200宅でプ
リンタ210からプリントアウトさせることもできる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遠隔診療
システムによれば、診療が予定されている患者の診療予
定時刻から所定時間以前に医師側端末装置から患者側端
末装置を起動させ、患者に診療予定を知らせることによ
り、患者は、診療開始までどのくらい待たされるか等を
知ることができ、また、診療をするために衣服の着替え
など準備しておくこともできるまた、医師側端末装置ま
たは患者側端末装置により、医師あるいは患者に対し、
必要に応じてプライバシーを保護しつつ、診療予定を報
知するようにすれば、医師あるいは患者は、現在診療が
どの程度進んでいるか、あるいはこれからの診療予定は
どのようになるのかを確認できる。
【0114】また、急患等で患者側端末装置から医師側
端末装置に診療要求をした際、診療要求した患者は、自
分の診療予定を知ることができ、また他の患者は、急患
等により診療予定がずれることを知ることができる。更
に、診療スケジュールを決める作業を自動化することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る遠隔医療システムの
概略構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の実施形態に係る遠隔医療システム
(医師側端末装置を2つのシステムとした場合)の概略
構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の第1の実施形態における患者側モニ
タに表示された診療待ち時間を示す図。
【図4】 本発明の第1の実施形態における患者側モニ
タに表示された診療開始時間を示す図。
【図5】 本発明の第1の実施形態における医師側モニ
タに表示された患者の上半身像を示す図。
【図6】 本発明の第1の実施形態における患者側モニ
タに表示された医師の上半身像を示す図。
【図7】 本発明の第1の実施形態における患者側モニ
タに表示診療待ち時間の他の例を示す図。
【図8】 本発明の第2の実施形態における医師側モニ
タに表示された診療順番を示す図。
【図9】 図8に示す診療順番の患者の上半身像を拡大
して示す図。
【図10】 本発明の第2の実施形態における医師側モ
ニタに表示された診療順番を示す図。
【図11】 本発明の第2の実施形態における患者側モ
ニタに表示された診療順番を示す図。
【図12】 図11に示す診療順番の患者の上半身像を
拡大して示す図。
【図13】 本発明の第3の実施形態における医師側モ
ニタに表示された、急患があった場合の診療順番を示す
図。
【図14】 本発明の第3の実施形態における患者側モ
ニタに表示された、急患があった場合の診療順番を示す
図。
【図15】 本発明の第4の実施形態における患者側モ
ニタに表示された診療予定日時の例を示す図。
【図16】 本発明の第5の実施形態における患者側モ
ニタから診療予約を行う場合の表示例を示す図。
【図17】 本発明の第5の実施形態における患者側モ
ニタから診療予約を行う場合の他の表示例を示す図。
【図18】 本発明の第5の実施形態における患者側モ
ニタに診療予定日時を表示した例を示す図。
【図19】 遠隔診療システムの概略構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
100…医師 101…医師側端末装置 101−1…主システム 101−2…副システム 102、102−1、102−2…カメラ 103、103−1、103−2…スピーカ 104、104−1、104−2…マイク 105、105−1、105−2…モニタ 106、106−1、106−2…患者上半身像 107、107−1、107−2…制御部 108、108−1、108−2…通信I/F 110…入出力部 111…動画符号化部 112…カメラ駆動ハンドル 113…動画復号化部 114…診療順番計算部 115…音声入出力部 120…看護婦 150…通信網 200、220…患者 201、221、241、261、… …患者側端末装
置 202、222…カメラ 203、223…スピーカ 204、224…マイク 205,225…モニタ 206、226…医師上半身像 207…制御部 208…通信I/F 209…押しボタンスイッチ 210…プリンタ 211…動画符号化部 212…カメラ駆動部 213…動画復号化部 214、234…バイタルセンサー 215…音声入出力部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 診療が予定されている患者の診療予定時刻から所定時間
    以前に前記医師側端末装置から前記患者側端末装置を起
    動させ、患者の診療予定に関する情報を報知する手段を
    具備することを特徴とする遠隔診療システム。
  2. 【請求項2】診療が予定されている患者の診療予定時刻
    から所定時間以前に通信回線を通して患者の診療予定に
    関する情報を送信する手段を具備することを特徴とする
    医師側端末装置。
  3. 【請求項3】診療予定時刻から所定時間以前に前記通信
    回線から起動信号を受信し、患者の診療予定に関する情
    報を報知する報知手段を具備することを特徴とする患者
    側端末装置。
  4. 【請求項4】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 診療が予定されている第1の患者の診療予定時刻から所
    定時間以前に前記医師側端末装置から第1の患者側端末
    装置を起動させ、第2の患者の人物を特定できないよう
    に、第1及び第2の患者の診療予定に関する情報を表示
    する手段を具備することを特徴とする遠隔診療システ
    ム。
  5. 【請求項5】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 第1の患者側端末装置から医師側端末装置に対して診療
    要求をした際、第1および第2の患者の患者側端末装置
    に、第1の患者の診療予定に関する情報を追加して表示
    する手段を具備することを特徴とする遠隔診療システ
    ム。
  6. 【請求項6】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 前記患者側端末装置から前記医師側端末装置を呼び出
    し、患者の診療予定に関する情報を受信し、受信した情
    報を報知する手段を具備することを特徴とする遠隔診療
    システム。
  7. 【請求項7】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 第1の患者側端末装置に、第1及び第2の患者の診療予
    定に関する情報が表示されているときに、前記第1の患
    者側端末装置から第1の患者の診療予定を変更する手段
    を具備することを特徴とする遠隔診療システム。
  8. 【請求項8】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 前記医師側端末装置に患者の診療予定に関する情報を報
    知する手段を具備することを特徴とする遠隔診療システ
    ム。
  9. 【請求項9】医師側端末装置と、この医師側端末装置に
    対して通信回線を介して接続される患者側端末装置とを
    備え、この患者側端末装置で患者を撮像して画像を得、
    得た画像を前記通信回線を介して前記医師側端末装置に
    伝送して表示部に表示する遠隔診療システムにおいて、 前記患者側端末装置または前記医師側端末装置から患者
    の診療希望日時または時間帯を入力する手段と、入力さ
    れた患者についての診療の優先順位を決定する手段と、
    この手段により決定された優先順位を考慮して診療スケ
    ジュールを決定する手段とを具備することを特徴とする
    遠隔診療システム。
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