JP2004348214A - 医療業務処理システム、医療業務端末および薬局業務端末 - Google Patents

医療業務処理システム、医療業務端末および薬局業務端末 Download PDF

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Abstract

【課題】医療機関の受付業務および会計業務を自動的に行う医療業務処理システムを提供する。
【解決手段】医療機関の業務処理を行う医療業務端末100と、医師が用いる医師端末110と、患者のカルテデータを管理するカルテDB120とを、ネットワーク130で接続する。医療業務端末100は、患者に対する受付を行う受付業務処理手段107と、精算処理を行う会計業務処理手段108とから構成され、受付業務処理手段107は、診察券200または保険証201の情報をもとにカルテDB120から読み込んだカルテデータ210に、患者の基礎データの測定結果および問診結果を書き込み、測定結果を考慮して診療の順番を決定する。会計業務処理手段108は、診療結果が記入されたカルテデータ210から診療費を計算して表示し、精算処理を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は医療業務処理システム、医療業務処理方法、医療業務端末、および薬局業務端末に関し、特に医療機関の受付業務、会計業務および処方箋受付業務を自動で行う医療業務処理システム、医療業務端末、薬局業務端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療機関での外来患者に対する受付業務および会計業務において、通常、窓口での受付、診察券やカルテの作成、診療費の精算などは医療機関職員による手作業で行われている。また、初診時の問診表への回答などは患者自身が筆記にて行うことが多い。
【0003】
このような方法では、初診時および月初めに行う保険証のチェック作業や、患者が記入した問診票をカルテなどに書き写す作業などを医療機関職員がその都度行う必要があり、業務に対する負担が大きい。また、精算時には処方箋を渡し、診察券および保険証などを患者に返却するが、返却ミスや精算ミスが生じる可能性もある。
【0004】
近年、電子化された保険証の導入が次第に進み、上記のような一連の作業を自動で行うシステムの構築が可能になってきている。
従来、電子化された保険証を用いて医療機関業務を自動で行うシステムを構築する技術として以下のようなものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−215791号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の技術は、保険証ICカードの情報から診察券を発行し、その診察券を用いてICカードリーダーから診療費情報を読み込み、指定した金融機関へ情報を送信し、診療費をオンラインで決済する技術であるが、受付から会計までの一連の業務を自動化するものではなく、結局は職員を必要とする。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、医療機関の受付業務、会計業務および処方箋受付業務を自動で行う医療業務処理システム、医療業務端末および薬局業務端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、診察券または保険証の内容を読み取り、カルテデータの作成および修正を行い、患者の基礎データを測定する受付業務処理手段、および診療結果から診療費を計算して精算処理を行い、処方箋を発行する会計業務処理手段を有する医療業務端末と、前記医療業務端末に接続され、少なくともカルテデータを有するサーバと、前記サーバに接続された医師端末と、を備えたことを特徴とする医療業務処理システムが提供される。
【0009】
医療機関の受付業務および会計業務を患者自身が簡単な操作で行えるようにすることにより、患者がスムーズに受診できるようにする。また、職員の負担を少なくし、人為的なミスを防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に適用される医療業務処理システムの構成図である。
【0011】
医療業務処理システムは、患者に対する受付を行う医療業務端末100、医師が診療の際に使用する医師端末110、患者の診療結果などを記載したカルテデータ210を管理するカルテデータベースサーバ(以下、カルテDBと称す)120が、ネットワーク130を介して相互に情報の通信を行うことで構成される。
【0012】
医療業務端末100は、電子化された診察券200または保険証201に対して情報の読み書きを行うカードリード/ライト装置101(以下、カードRW装置と略称する)、診療費の精算を行う入出金装置102、処方箋や各種帳票を発行する印刷装置103、患者に対する案内を画面に表示する表示装置104、ネットワーク130のインターフェースである通信装置105、患者の体温、血圧、脈拍などのデータ(以下、これらをまとめて基礎データと称す)を測定する測定装置106、およびこれらを制御して医療業務の一連の処理を実現する受付業務処理手段107、会計業務処理手段108から構成される。
【0013】
なお、電子化された保険証201は、ICカード、磁気カード、またはその他の方式によって、電子化されたデータが記録されたカード形態のものである(以下、単に保険証201と称す)。電子化された診察券200も同様であり、以下では診察券200と称す。
【0014】
受付業務処理手段107は、カードRW装置101、表示装置104、通信装置105、測定装置106を制御し、カードRW装置101から診察券200または保険証201の内容を読み取る処理、新規患者かどうかを判断し、新規であれば診察券200およびカルテデータ210を作成する処理、測定装置106によって患者の基礎データを測定する処理、ネットワーク130を通じてカルテDB120からカルテデータ210を読み込み、上記の測定結果を記載する処理、患者の受付番号を決定してカードRW装置101から診察券200に印字し、患者に返却する処理などを行う。また、表示装置104の画面を通じて患者に対する案内を適宜行い、画面のタッチパネルに対する患者の操作に応じて、上記のような処理を順次実行する。
【0015】
会計業務処理手段108は、入出金装置102、印刷装置103、表示装置104、通信装置105を制御し、ネットワーク130を通じてカルテDB120からカルテデータ210を読み込み診察結果を参照する処理、その内容から診療費を計算して表示装置104に表示する処理、入出金装置102を用いて精算する処理、印刷装置103から処方箋を印刷する処理などを行う。また、表示装置104の画面を通じて患者に対する案内を適宜行い、画面のタッチパネルに対する患者の操作に応じて、上記のような処理を順次実行する。
【0016】
これらの手段は、プログラムとして医療業務端末100の記憶装置に格納され、RAM(Ramdom Access Memory)への読み込み後、CPU(Central Processing Unit)が実行することで、上記のような処理を実現する。
【0017】
医師端末110は、医師が診療の際に使用し、患者のカルテデータ210の閲覧や、診療結果のカルテデータ210への入力などに用いられる端末である。
カルテDB120は、カルテデータ210を管理するデータベースサーバであり、クライアントである医療業務端末100および医師端末110とはネットワーク130を介して接続され、各患者のカルテデータ210を蓄積する。クライアントの要求に応じてカルテデータ210を送信し、また、クライアントによって更新されたカルテデータ210を蓄積する。
【0018】
ここで、カルテデータ210の詳細について述べる。
図2は、カルテデータの構成図である。カルテデータ210は保険証情報レコードRC1、患者情報レコードRC2、問診結果レコードRC3、診察結果レコードRC4から構成される。各レコードは階層構造をなしており、さらに幾つかの情報に細分化される。
【0019】
保険証情報レコードRC1は、患者の保険証201の情報を記録し、内容に変更があった場合はデータを修正する。また、患者の保険証201が変わった場合、以前の保険証情報を保存して新たな保険証情報を追加するような構成とする。患者情報レコードRC2は、患者の基本的な情報の他、最終受付日の情報も記録する。問診結果レコードRC3は、患者の基礎データの測定結果、および患者自身が入力した問診結果を記録する。診察結果レコードRC4は、医師が入力した診察結果を記録する。
【0020】
カルテデータ210に格納される情報としては、上記情報に限定されるものではなく、必要であれば、他の情報を適宜追加したり、幾つかの情報を削除したりしてもよい。
【0021】
続いて、上記のように構成される医療業務処理システムの業務内容について説明する。本システムの業務は、受付業務処理手段107によって行われる受付業務と、会計業務処理手段108によって行われる会計業務とに分けられる。以下、それぞれの業務について、フローチャートにもとづいて内容を説明する。
【0022】
まず、受付業務について述べる。図3は、受付業務の処理のフローチャートである。
[SA1]医療業務端末100の表示装置104の画面には、図4の初期画面V1が表示されている。患者が、受付ボタンB1を押すことによって[SA2]の処理へ進む。
【0023】
[SA2]受付業務処理手段107は、図5の受付時カード挿入画面V2を表示し、患者はその指示に従って診察券200または保険証201をカードRW装置101の挿入口へ挿入する。
【0024】
[SA3]受付業務処理手段107は、挿入された診察券200または保険証201の情報を読み取る。
[SA4]受付業務処理手段107は、読み取った情報をもとに新規患者かどうか判断し、新規患者であれば[SA5]、再来患者であれば[SA6]の処理へ進む。
【0025】
[SA5]新規患者の場合、受付業務処理手段107は診察券200およびカルテデータ210を新たに作成し、[SA10]の処理へ進む。
[SA6]再来患者の場合、受付業務処理手段107はカルテDB120からカルテデータ210を読み込み、[SA7]の処理へ進む。
【0026】
[SA7]受付業務処理手段107は、カルテデータ210の患者情報レコードRC2から最終受付日を調べ、前回受付時より一定期間が過ぎているならば[SA8]、一定期間内であれば[SA10]の処理へ進む。
【0027】
[SA8、SA9]一定期間が過ぎていた場合、受付業務処理手段107は、画面にて保険証201の挿入を要求し([SA8])、挿入された保険証201の情報を読み取って内容を確認し、変更があればデータを修正する([SA9])。
【0028】
[SA10]受付業務処理手段107は、図6の測定画面V3を表示し、測定装置106を使って患者の基礎データを測定する。測定が終了すると受付業務処理手段107は図7の問診画面V4を表示し、患者は症状の発生時期や症状などを、タッチパネルを通じて入力する。
【0029】
なお、測定装置106には、指を使って患者の基礎データを測定する装置などが考えられる。
[SA11]受付業務処理手段107は、測定結果および問診結果を患者のカルテデータ210に記録する。
【0030】
[SA12]受付業務処理手段107は、診察の順番を調整し、診察の順番を表す番号である受付番号を決定する。ここで、上記の測定結果を診察の順位変更のパラメータとする。例えば、高熱の場合に順位を上げるなどの方法が考えられる。
【0031】
[SA13]受付業務処理手段107は、決定した受付番号をカードRW装置101から診察券200に印字し、図8の受付終了画面V5を表示して診察券200または保険証201を返却する。受付番号の印字は、診察券200の所定の欄に磁気処理などで印字する。受付番号以外に、診察の日付を印字するようにしてもよい。以上で、受付業務の一連の処理が終了する。
【0032】
次に、会計業務について述べる。図9は、会計業務の処理のフローチャートである。
[SB1]医療業務端末100の表示装置104の画面には、受付業務のときと同様に図4の初期画面V1が表示されている。患者が会計ボタンB2を押すことによって[SB2]の処理へ進む。
【0033】
[SB2]会計業務処理手段108は、図10の会計時カード挿入画面V6を表示し、患者はその指示に従って診察券200をカードRW装置101の挿入口へ挿入する。
【0034】
[SB3]会計業務処理手段108は、挿入された診察券200の情報を読み取って、カルテDB120から該当するカルテデータ210を読み込む。
[SB4]会計業務処理手段108は、カルテデータ210の診察結果レコードRC4の内容をもとに診療費を計算し、算出した金額を図11の請求金額確認画面V7のように表示する。患者は、入出金装置102を用いて精算を行う。
【0035】
[SB5]会計業務処理手段108は、処方箋の内容を、図12の処方箋表示画面V8のように表示する。患者が印刷ボタンB3を押すことにより、処方箋が印刷装置103から印刷される。
【0036】
[SB6]会計業務処理手段108は、図13の会計終了画面V9を表示して診察券200を患者へ返却し、印刷装置103からレシートなどの帳票を印刷する。最後に、保険組合への請求書を作成する。以上で、会計業務の一連の処理が終了する。
【0037】
このように、電子化された診察券200および保険証201の情報をもとに患者のカルテデータ210を管理することで、医療機関での受付業務および会計業務を自動的に行う医療業務処理システムの構築が可能になる。
【0038】
なお、上記の説明では、医療業務端末100および医師端末110は1台ずつの構成で説明したが、医師端末110は、医師の人数に応じて設置される。また、医療業務端末100は、医療機関の規模に対応して複数台設置できる。
【0039】
また、患者に対する問診内容は、症状の発生時期および症状を入力する構成になっているが、これらの項目に限らず、各診療機関において問診内容を変更することもできる。
【0040】
次に、上記の業務に、処方箋取扱い機関にて処方箋を処理する業務を加えた医療業務処理システムについて説明する。処方箋取扱い機関は薬局とし、薬局内には処方箋を処理する薬局業務端末(後述する)が設置されているものとする。
【0041】
図14は、図1の構成に対して薬局業務端末が4台接続された医療業務処理システムの構成図である。
薬局150a〜150dそれぞれに対して薬局業務端末140が設置され、これらと医療業務端末100とが、ネットワーク130および131を介して接続されていて、情報のやりとりができるようになっている(医療業務端末100は、図1と同じ構成のため内部を省略する)。
【0042】
図15は、薬局業務端末の構成図である。
薬局業務端末140は、カードRW装置141、入出金装置142、印刷装置143、表示装置144、通信装置145、およびこれらを制御して一連の処理を実現する処方箋受付手段146から構成される。
【0043】
処方箋受付手段146は、電子化された処方箋データ220を医療業務端末100から受け取る処理、処方箋データ220の内容から薬代金を計算して精算する処理などを行う。表示装置144の画面を通じて患者に対する案内を適宜行い、画面のタッチパネルに対する患者の操作に応じて、上記のような処理を順次実行する。
【0044】
続いて、上記のように構成される医療業務処理システムの業務について説明する。本システムの業務は、医療業務端末100の受付業務処理手段107によって行われる受付業務、会計業務処理手段108によって行われる会計業務、および薬局業務端末140の処方箋受付手段146によって行われる処方箋受付業務から構成されるが、このうち受付業務については図3のフローチャートと同様のため説明を省略し、残る二つの業務について説明を行う。
【0045】
まず、会計業務について述べる。図16は、会計業務の処理のフローチャートである。なお、このフローチャートの処理を行うのは、図14の医療業務端末100の会計業務処理手段108である(図1の医療業務端末100の会計業務処理手段108は、図9のフローチャートの処理を行う)。
【0046】
[SC1−SC4]図9の[SB1−SB4]と同様であり、説明を省略する。
[SC5]精算が終了すると、会計業務処理手段108は、表示装置104の画面に図17の処方箋処理画面V10を表示する。患者が印刷ボタンB4を押すと[SC6]、転送ボタンB5を押すと[SC7]の処理へ進む。
【0047】
[SC6]印刷ボタンB4が押されると、会計業務処理手段108は、処方箋を印刷装置103から印刷し、[SC9]の処理へ進む。
[SC7]転送ボタンB5が押されると、会計業務処理手段108は、図18の取扱い薬局一覧画面V11を表示する。表示される薬局A〜薬局Dは、医療業務処理システムに接続されていて、処方箋データ220を受信することができる。ここで、V11の薬局A〜薬局Dは、それぞれ図14の薬局150a〜150dに対応しているものとする。患者がこのうちどれか一つを選択して送付ボタンB6を押すと、[SC8]の処理へ進む。ここでは薬局Bが選択されたとする。
【0048】
この選択の結果は、カルテデータ210に記録され、以後取扱い薬局一覧画面V11では、前回選択された薬局BがV11の先頭に表示されるようになる。
[SC8]会計業務処理手段108は、患者の選択した薬局B、すなわち薬局150bに処方箋データ220を送信する。図14の矢印で示される経路R1のように、ネットワーク130および131を経由して、処方箋データが医療業務端末100から薬局150bの薬局業務端末140に送信される。
【0049】
[SC9]会計業務処理手段108は、図13の会計終了画面V9を表示して診察券200を患者へ返却し、印刷装置103からレシートなどの帳票を印刷する。最後に、保険組合への請求書を作成する。以上で、会計業務の一連の処理が終了する。
【0050】
次に、処方箋受付業務について述べる。図19は、処方箋受付業務の処理のフローチャートである。患者は薬局150bにて薬を受け取ることとして、フローチャートの説明を行う。
【0051】
[SD1]処方箋受付手段146は、医療業務端末100から薬局150bに送られた処方箋データ220を受信する。薬剤師は、その内容を閲覧して調剤を開始する。
【0052】
[SD2]処方箋受付手段146は、表示装置144の画面に、図20の薬局受付画面V12を表示している。ここで、患者が受付ボタンB7を押すことにより[SD3]の処理へ進む。
【0053】
[SD3]処方箋受付手段146は、カード挿入を要求する画面を表示し、患者はその指示に従って、診察券200または保険証201をカードRW装置141の挿入口へ挿入する。
【0054】
[SD4]処方箋受付手段146は、挿入された診察券200または保険証201の情報を読み取り、患者に該当する処方箋データ220を特定する。
[SD5]処方箋受付手段146は、処方箋データ220の内容から薬代金を計算して画面へ表示し、患者は入出金装置142を用いて精算を行う。
【0055】
[SD6]処方箋受付手段146は、薬の外観および作用など処方箋の詳細な内容を、印刷装置143から印刷する。
[SD7]処方箋受付手段146は、図21の処方箋会計終了画面V13を表示して患者に診察券200または保険証201を返却し、レシートなどの帳票を印刷装置143から印刷する。最後に保険組合への請求書を作成する。患者は、[SD6]で印刷された処方箋を薬局受付に渡して薬を受け取る。以上で、処方箋受付業務の一連の処理が終了する。
【0056】
このように、医療業務端末100から処方箋取扱い機関へ処方箋データ220を送信することで、患者は処方箋を提出する手間がなくなり、待ち時間も少なく薬を受け取ることが可能になる。また、処方箋取扱い機関での会計も自動で行うことができる。
【0057】
なお、上記の説明においては、薬局業務端末140を4台として構成したが、システムに対応する処方箋取扱い機関の数に応じてさらに増やすこともできる。また、医療業務端末100および医師端末110も、各1台に限定されるものではなく、それぞれ複数台設置することができる。
【0058】
また、医療業務端末100と薬局業務端末140は、ネットワーク130およびネットワーク131を経由して通信するような構成としたが、医療業務端末100に薬局業務端末140との通信用のインターフェースを別に設け、そこにネットワーク131と接続することで、ネットワーク130を経由しないような構成としてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、電子化された診察券または保険証を用いて、医療機関の受付業務および会計業務を自動化することにより、受診に際して、患者は医療業務端末に対して簡単な操作を行うだけでよいので、問診票に記入したりする手間がなくなる。また、従来手作業で行っていた作業をシステムが自動的に行うことで、職員の負担が少なくなり、人為的なミスを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される医療業務処理システムの構成図である。
【図2】カルテデータの構成図である。
【図3】受付業務の処理のフローチャートである。
【図4】初期画面の図である。
【図5】受付時カード挿入画面の図である。
【図6】測定画面の図である。
【図7】問診画面の図である。
【図8】受付終了画面の図である。
【図9】会計業務の処理のフローチャートである。
【図10】会計時カード挿入画面の図である。
【図11】請求金額確認画面の図である。
【図12】処方箋表示画面の図である。
【図13】会計終了画面の図である。
【図14】図1の構成に対して、薬局業務端末が4台接続された医療業務処理システムの構成図である。
【図15】薬局業務端末の構成図である。
【図16】会計業務の処理のフローチャートである。
【図17】処方箋処理画面の図である。
【図18】取扱い薬局一覧画面の図である。
【図19】処方箋受付業務の処理のフローチャートである。
【図20】薬局受付画面の図である。
【図21】処方箋会計終了画面の図である。
【符号の説明】
100 医療業務端末
101 カードRW装置
102 入出金装置
103 印刷装置
104 表示装置
105 通信装置
106 測定装置
107 受付業務処理手段
108 会計業務処理手段
110 医師端末
120 カルテDB
130 ネットワーク
131 ネットワーク
140 薬局業務端末
141 カードRW装置
142 入出金装置
143 印刷装置
144 表示装置
145 通信装置
146 処方箋受付手段
200 診察券
201 保険証
210 カルテデータ
220 処方箋データ

Claims (5)

  1. 医療機関の業務を処理する医療業務処理システムにおいて、
    電子化された診察券または保険証の内容を読み取り、カルテデータの作成および修正を行い、患者の基礎データを測定する受付業務処理手段、および診療結果から診療費を計算して精算処理を行い、処方箋を発行する会計業務処理手段を有する医療業務端末と、
    前記医療業務端末に接続され、少なくとも前記カルテデータのデータベースを有するサーバと、
    前記サーバに接続された医師端末と、
    を備えたことを特徴とする医療業務処理システム。
  2. 医療機関の業務処理を行う医療業務端末において、
    受付案内を表示装置に出力し、カードリード/ライト装置から電子化された診察券または保険証の内容を読み取り、カルテデータの作成および修正を行い、測定装置にて患者の基礎データを測定する受付業務処理手段と、
    診療結果から診療費を計算して前記表示装置に診療費を表示し、入出金装置を用いて精算処理を行い、印刷装置から処方箋を発行する会計業務処理手段と、
    を有することを特徴とする医療業務端末。
  3. 前記受付業務処理手段は、前記表示装置に問診の表示を行い、入力された前記問診の結果を前記カルテデータに記録することを特徴とする請求項2記載の医療業務端末。
  4. 前記受付業務処理手段は、前記基礎データの測定結果をもとに診療の順番を調整することを特徴とする請求項2記載の医療業務端末。
  5. 薬局の業務処理を行う薬局業務端末において、
    医療機関から送られる処方箋データを通信装置より取得し、受付案内を表示装置に出力し、カードリード/ライト装置から電子化された診察券または保険証の内容を読み取り、その内容から該当する前記処方箋データを特定し、前記処方箋データの内容から計算した薬代金を前記表示装置へ表示し、入出金装置を用いて精算処理を行い、印刷装置から処方箋を発行する処方箋受付手段を有することを特徴とする薬局業務端末。
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