JP2019191847A - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Yasunari Kageyama
泰成 陰山
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Abstract

【課題】(1)診察の予約受付、(2)来院時の受付け、(3)院内待合室における患者への対応、(4)診察開始時の呼出し、(5)問診票の入力受付、(6)料金の精算を自動で一元処理すること。【解決手段】予約自動受付制御部101は診察の予約を受付ける。入力受付制御部102は問診票の入力を受付ける。チェックイン制御部103はチェックイン手続を受付ける。院内誘導制御部104は待合室にユーザUを誘導する。診察案内制御部105は待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに対し、診察についての情報を提示して診察の案内を行う。呼出制御部107は、ユーザUが診察を受ける順番に基づいてユーザUに対する呼出しの提示を行う。料金精算制御部108はユーザUが支払うべき料金を算出し、ユーザUによる料金の支払いの精算を行う。連携制御部110は各種手段を連携させる制御を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来より、患者がスマートフォン等を用いて診察の予約を行い、これをサーバ側で受付ける技術は存在する。例えば、特許文献1には、患者端末に表示される病院一覧から1つの病院が選択されると、これをセンタサーバが受付けて、選択された病院の予約を行う技術が開示されている。また例えば、特許文献2には、診療予約が受付けられると、担当医師の予約可能時間を特定し、予約可能時間の一覧を出力する技術が開示されている。
特開2002−073808号公報 特開2014−186669号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2を含む従来の技術では、患者が診察を受ける際に、下記(1)乃至(6)に掲げるような処理を一元化することはできなかった。即ち、(1)診察の予約受付、(2)患者来院時の受付け、(3)院内待合室における患者への対応、(4)診察開始時の患者の呼出し、(5)問診票の入力受付、(6)診察料金の精算といった処理を一元化することはできなかった。
このため、診察の予約から診察の完了に至る患者に対する一連の処理は、診察を受ける患者にとってスムーズなものではなかった。例えば診察の予約は、何週間も前に院内で行わなければならなかったり、診察のために来院して診察を受けて精算が完了するまでに丸1日を費やしてしまったりといったことが病院では当たり前のことのようになっていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、(1)診察の予約受付、(2)来院時の受付け、(3)院内待合室における患者への対応、(4)診察開始時の呼出し、(5)問診票の入力受付、(6)料金の精算を自動で一元処理する手法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明が適用される情報処理システムは、
診察の予約と問診票の入力とを受付ける予約受付手段と、
患者が来院したときに行う手続きであるチェックイン手続を受付けるチェックイン受付手段と、
前記チェックイン手続が受付けられた前記患者に対し、前記患者を待合室に誘導するための情報を提示して前記待合室に前記患者を誘導する院内誘導手段と、
前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対し、前記診察についての情報を提示して前記診察の案内を行う診察案内手段と、
前記患者が前記診察を受ける順番に関する情報に基づいて、前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対する呼出しの提示を行う呼出手段と、
前記患者に対する前記診察の内容に基づいて前記患者が支払うべき料金を算出し、前記患者による前記料金の支払いの精算を行う料金精算手段と、
前記予約受付手段と、前記チェックイン受付手段と、前記院内誘導手段と、前記診察案内手段と、前記呼出手段と、前記料金精算手段とを連携させる制御を実行する連携手段と、
を備える。
また、前記待合室で前記診察を待つ前記患者に対し、前記患者の健康に関連する商品に関する情報を提示し、前記患者が前記商品を購入しようとする場合に、前記商品の購入の受付けを行う商品購入受付手段をさらに備え、
前記連携手段は、さらに、商品購入受付手段を連携させる制御を実行することができる。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、上述の本発明の一態様の情報処理システムに対応する処理方法及びプログラムである。
本発明によれば、(1)診察の予約受付、(2)来院時の受付け、(3)院内待合室における患者への対応、(4)診察開始時の呼出し、(5)問診票の入力受付、(6)料金の精算を、自動で一元処理する手法を提供することが可能となる。
本発明の情報処理システムの一例を示す構成図である。 図1の情報処理システムのうち、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムにおける図2のサーバの機能的構成のうち、診察一元化処理を構成するサブ処理を実現するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図3のサーバが実行する診察一元化処理の流れを説明するフローチャートである。 図3のサーバ1が実行する診察一元化処理を構成するサブ処理のうち、予約自動受付処理及び呼出処理の夫々の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理システムの構成の一例を示す図である。
[システム構成]
まず、後述する本サービスを実現可能とする情報処理システムの構成について説明する。
図1に示す情報処理システムは、サーバ1と、ユーザ端末2−1,2−2と、待合室端末3−1乃至3−10と、診察室端末4−1乃至4−3と、受付端末5と、決済端末6とを含むように構成されている。サーバ1と、ユーザ端末2−1,2−2の夫々と、待合室端末3−1乃至3−10の夫々と、診察室端末4−1乃至4−3の夫々と、受付端末5と、決済端末6とは、インターネット(Internet)等のネットワークNを介して相互に接続されている。
サーバ1は、ユーザ端末2−1,2−2、待合室端末3−1乃至3−10、診察室端末4−1乃至4−3、受付端末5、及び決済端末6の各動作を管理すべく、後述するサービスを提供するための各種処理を実行する。
ユーザ端末2−1,2−2の夫々は、図1に示すように病院Hの外部にいるユーザU1及びU2の夫々が操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。なお、ユーザ端末2−1,2−2、ユーザU1及びU2の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「ユーザ端末2」、「ユーザU」の夫々と呼ぶ。
待合室端末3−1乃至3−10の夫々は、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUが操作する情報処理装置であって、例えばスマートフォン、タブレットの他、ロボット等で構成される。図1の例では、待合室R1乃至R7の夫々はユーザU3乃至U9の夫々によって使用されているが、待合室R8乃至R10の夫々は空室となっている。ユーザU3乃至U9の夫々は、待合室R1乃至R7の夫々において待合室端末3−1乃至3−7の夫々を使用しているが、当然ながらユーザU3乃至U9の夫々は、ユーザU1及びユーザU2と同様に、図1には図示せぬユーザ端末2−3乃至2−9の夫々を使用できるものとする。なお、待合室R1乃至R10、待合室端末3−1乃至3−10の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「待合室端末3」、「待合室R」の夫々と呼ぶ。
診察室端末4−1乃至4−3の夫々は、診察室E1乃至E3の夫々で診察を行う医師D1乃至D3の夫々が操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。なお、診察室端末4−1乃至4−3、診察室E1乃至E3、医師D1乃至D3の夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「診察室端末4」、「診察室E」、「医師D」の夫々と呼ぶ。
受付端末5は、病院Hの受付に設置された情報処理装置であって、病院Hに来院したユーザUによって操作される。受付端末5は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
決済端末6は、病院Hの出入口付近に設置され、病院Hにおいて診察を受けたユーザUが操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
なお、サーバ1、ユーザ端末2、待合室端末3、診察室端末4、受付端末5、及び決済端末6の夫々が備える機能の具体的内容については、図3を参照して後述する。
[本サービス]
次に、図1に示す情報処理システムにより実現可能とするサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の内容について説明する。
本サービスは、診察を受けようとする患者に対して提供されるサービスであって、以下の(1)乃至(8)に掲げる各種サブサービスを一元化させたサービス(以下「診察一元化サービス」と呼ぶ)である。
即ち、診察一元化サービスは、(1)診察の予約と問診票の入力とを自動で受付ける予約自動受付サービスと、(2)診察の予約を行ったユーザUが病院Hに来院した際に最初に行う来院手続(以下「チェックイン手続」と呼ぶ)を自動で受付けるチェックイン受付サービスと、(3)チェックイン手続が受付けられたユーザUを待合室Rに誘導する院内誘導サービスと、(4)待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに対し、診察の案内を行う診察案内サービスと、(5)待合室Rで診察を待つユーザUに対し、ユーザUの健康に関連する商品の販売を行う商品販売サービスと、(6)ユーザUに対する診察の呼出しを行う呼出サービスと、(7)ユーザUが支払うべき料金の算出と、算出された料金についての支払いの精算を行う料金精算サービスと、(8)ユーザUに対する遠隔診療を行う遠隔サービスと、からなる各種サブサービスを一元化させたサービスである。
(予約自動受付サービス)
上記(1)の予約自動受付サービスは、病院Hで診察を受けようとするユーザUが、ユーザ端末2を操作して診察の予約及び問診票の入力することができるサービスである。
例えば、図1におけるユーザU1は、ユーザ端末2−1にインストールされたアプリケーションプログラム(以下「アプリ」と呼ぶ)を起動させて、アプリ上で診察の予約や問診票の入力を行うことができる。これにより、ユーザU1が病院Hに来院した際の各種手続きによる手間を省くことができる。
また、予約自動受付サービスと、後述する遠隔サービスとが連携しているため、ユーザU1は、遠隔診療の受付けを自動で行うこともできる。なお、遠隔診療の詳細については後述する。予約自動受付サービスにおいて診察の予約及び問診票の入力操作が受付けられると、ユーザU1により入力された問診票の内容に基づいて、ユーザU1の診察で必要となる電子カルテが生成される。
(チェックイン受付サービス)
上記(2)のチェックイン受付サービスは、診察の予約を行ったユーザUが病院Hに来院した際に最初に行うチェックイン手続を自動で受付けるサービスである。
例えば、図1におけるユーザU2が、上述の予約自動受付サービスを利用して診察の予約をした後、病院Hに来院し、受付端末5をタッチパネル操作して診察券の番号を入力すると、自動でチックイン手続が完了する。
また、ユーザU2が、上述の予約自動受付サービスを利用していない新患である場合でも、ユーザU2の登録を自動で行うことができる。また、必要に応じて別室で待機しているスタッフ(図示せず)を呼び出したりすることもできる。
また、病院Hの入口付近には、ロボット(図示せず)を配置されており、来院したユーザU2に対し、「受付はこちらです」といった音声でチェックイン手続の呼びかけや案内を行うこともできる。
さらに、音声認識等の生体認証の技術や、専用カードを用いた非接触認証等の技術を用いて、チェックイン手続を自動で行うこともできる。
このように、チェックイン受付サービスが提供されることにより、従来、医療事務担当者が行っていた来院受付業務を、人を介さずに完全に自動で行うことができる。
(院内誘導サービス)
上記(3)の院内誘導サービスは、チェックイン手続が完了したユーザUを待合室R等に誘導するサービスである。
例えば、図1の病院Hの廊下の壁や天井等には、案内用のモニタ(図示せず)が設置されており、来院したユーザU1を待合室Rやトイレ(図示せず)に誘導することができる。
また、病院Hには、自走式のロボット(図示せず)が配置されており、来院したユーザU1を待合室R等に誘導することができる。
このように、院内誘導サービスが提供されることにより、従来、病院内に配置された案内担当者が行っていた誘導業務を、人を介さずに完全に自動で行うことができる。
(診察案内サービス)
上記(4)の診察案内サービスは、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに対し、診察の案内を行うサービスである。
例えば、図1のユーザU3が待合室R1で順番待ちをしている間、待合室R1に設置されている待合室端末3−1を操作することにより、自身の疾患に関する情報や、これから受ける診察の手順、内容、目的についての情報を、文字や画像等によって取得することができる。
また、待合室R1には、待合室端末3−1の他に、音声認識機能を有するロボット(図示せず)が配置されており、ユーザU3との間で音声対話による質疑応答を行うことができる。ここで、ユーザU3と、ロボットとの間における音声対話は、AI(人工知能)や顔認識等の技術を用いて、あたかも人と人とが会話するような自然な音声対話を行うことができる。また、ロボットには、応答シナリオが予め記憶されており、応答シナリオに基づいた音声対話を行うこともできる。なお、応答シナリオは編集管理を可能とするとともに、応答シナリオの内容は即時アップデートされ、常時最新の情報に基づいた音声対話を行うことができる。
(商品販売サービス)
上記(5)の商品販売サービスは、待合室Rで診察を待つユーザUに対し、ユーザUの健康に関連する商品の販売を行うサービスである。
例えば、図1のユーザU4が待合室R2で順番待ちをしている間、待合室R2に設置されている待合室端末3−2を操作することにより、自身の疾患について、治療効果や回復効果のあるサプリメントや健康器具等を購入することができる。
また、商品販売サービスと、上述の診察案内サービスとが連携しているため、ユーザU4は、診察案内サービスによる診察案内を受けながら、関連する商品を購入することができる。例えばユーザU4に対し、ユーザU4の健康維持に最適となるサプリメントが提案される。これにより、ユーザU4は、病院Hが混んでいて、待合室R2で順番待ちする時間が長い場合であっても、待たされているという感覚を感じることなく快適に順番待ちの時間を楽しむことができる。
即ち、商品販売サービス、及び診察案内サービスは、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに退屈な思いをさせないこと、及びユーザUの待ち時間を利用して物販を促進させることが目的となる。その一方で、病院Hの経営上、待合室Rの回転率を上げることで多くの集客を図る必要がある。
つまり、ユーザUの診察の順番待ち時間に、診察案内サービスや商品販売サービスを提供したとしても、待ち時間が長過ぎる場合には、物販に十分な時間を確保することができるが、ユーザUが飽きてしまうおそれがある。これに対して、待ち時間が短過ぎる場合には、回転率を上げることができるが、物販に十分な時間を確保することができない。
このため、診察一元化サービスでは、各種サブサービスの有機的な連携が図られる。具体的には例えば、医師Dが診察を行う診察室Eの数と、ユーザU1人あたりの診察時間と、待合室Rの個数と、待合室RにおいてユーザU1人あたりの物販に費やされる時間との関係が好適になるように調整される。
(呼出サービス)
上記(6)の呼出サービスは、ユーザUに対する診察の呼出しを行うサービスである。
例えば、図1の待合室R3に設置された待合室端末3−3や専用モニタ(図示せず)に、ユーザU5の診察の順番が到来したことを示す文字や図形等を表示することでユーザU5の呼出しを行う。これにより、耳の不自由なユーザUであっても視覚を通じて自身の順番の到来を確実に知ることができる。呼出サービスでは、具体的には例えば、「○○さん、診察室へどうぞ」といった呼出しメッセージや、ユーザUの待ち時間が、待合室端末3専用モニタ(図示せず)に表示される。
また、待合室R3には、音声認識機能を有するロボット(図示せず)が配置されているため、ロボットから出力される音声でユーザU5を呼出すことができる。さらに、ロボットは、ユーザU5のストレスを緩和させる会話を行うこともできる。
このように、呼出サービスが提供されることにより、例えば、看護婦等は、何度も大声を張り上げて患者の名前を呼ぶ必要がなくなるので、看護婦等の業務負担を軽減化させることができる。
ユーザUに対する呼出しが行われる順番は、通常はチェックイン手続が行われた順となる。しかしながら、図1に示すように、待合室Rは、個室となっている。このため、必ずしもチェックイン手続が完了したユーザUの順で呼出しが行われる必要はない。即ち、ユーザU同士が互いに接する機会がほとんどないため、順番の後先を理由にトラブルが生じる可能性が低くなる。これにより、待合室Rの回転率を優先させた呼出しを行うことが可能となる。例えば、図1に示す例では、医師D1の診察室端末4−1から診察可能である旨が示された場合には、医師D1と、ユーザU3乃至U9のうち診察を受ける準備が整ったユーザ(以下「診察可能ユーザ」と呼ぶ)Uとの間でマッチングが行われる。これにより、適切なタイミングで呼出しを行うことができるようになる。例えば、予約受付の時点で既に問診票の入力が完了しているユーザUは、チェックイン手続が完了し、かつ、待合室端末3を操作して受診可能である旨を示すことによって診察可能ユーザUになる。また、予約受付時に問診票の入力を行っていないが、チェックイン手続後に問診票の入力が完了したユーザUは、待合室端末3を操作して受診可能である旨を示すことによって診察可能ユーザUになる。
(料金精算サービス)
上記(7)の料金精算サービスは、診察を受けたユーザUが支払うべき料金の算出と、算出された料金についての支払いの精算を行うサービスである。
例えば、図1のユーザU6が診察を終えた場合には、ユーザU6が決済端末6を操作することにより、クレジットカード、電子マネー、仮想通貨、バーコード等の識別子を利用した精算を行うことができる。また、料金精算サービスは、現金自動精算機(図示せず)とも連携しているので、ユーザU6は、現金による精算を行うこともできる。
料金精算サービスは、商品販売サービスと連携させることにより、商品販売サービスにおける物品購入の支払いの精算を行うこともできる。これにより、精算が一元化される。
また、決済端末6の付近には、音声認識機能を有するロボット(図示せず)が配置されており、「ご精算はこちらです」といった音声による案内が行われるさらに、このロボットは、実際に料金の精算を行うこともできる。
このように、料金精算サービスが提供されることにより、料金の精算を完全に自動化することができる。
(遠隔サービス)
上記(8)の遠隔サービスは、一元管理されたユーザUに関する各種情報を用いて、遠隔診療を行うサービスである。
遠隔サービスでは、例えば、図1の病院Hに通院していたユーザU2が、遠隔地Aに引っ越した場合には、遠隔地Aに所在する病院H2(図示せず)の医師D4(図示せず)が操作する診察室端末4−4(図示せず)や待合室端末3−11(図示せず)等において、これまで蓄積されたユーザU2に関する各種情報が共有化される。これにより、遠隔地Aに所在する病院H2の医師D4は、十分な情報に基づいた診察を行うことが可能になる。また、遠隔診療を受けるユーザU2は、引っ越し前に通院していた図1の病院Hにわざわざ足を運ぶことなく、引っ越し先の自宅近くに所在する病院H2で安心して診察を受けることができる。
また、遠隔サービスでは、予約自動受付サービスと連携することにより、予約自動受付サービスで管理されている病院Hの医師D1のスケジュールに従って、ビデオチャット等のコミュニケーションツールを用いた遠隔診療を行うこともできる。これにより、例えばユーザU2は、引っ越し先の自宅にいたまま、引っ越し前に通院していた病院Hの医師D1の遠隔診療を受けることができる。
なお、遠隔診療を行った場合の診察結果は、ユーザUに関する各種情報に含められて一元管理される。
(サブサービス間の連携)
上述の各種サブサービスは、診察一元化サービスによって有機的に連携される。例えば、ユーザ端末2に入力された情報は、上述した各種サブサービス間で共有される。また、予約自動受付サービスと呼出サービスとを連携させることにより、ユーザUが来院してチェックイン手続を行った直後に診察の呼出しを行うこともできる。この場合、商品販売サービスを提供しないことが前提となるが、回転率を上げることができる。
また、予約自動受付サービスと料金精算サービスとを連携させることにより、電子カルテを両サブサービス間で共有したり、レセプト(診療報酬明細書)を作成するレセプトコンピュータ(図示せず)との情報を共有したりすることもできる。これにより、ユーザUに関する各種情報が一元管理されるので、ユーザUは、料金精算サービスを利用して料金の精算をしながら、予約自動受付サービスを利用して次回の診察についての案内を受け、実際に次回の診察の予約することもできる。
また、診察案内サービスと料金精算サービスとを連携させて、診察が行われた当日のケア等を案内することもできる。また、商品販売サービスと料金精算サービスとを連携させて、待合室端末3の閲覧履歴に基づいて、閲覧履歴のあるサプリメントを料金の精算時に再プッシュすることもできる。
図2は、図1の情報処理システムのうち、サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例ではユーザ端末2−1,2−2、待合室端末3−1乃至3−10、診察室端末4−1乃至4−3、受付端末5、及び決済端末6)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図1の情報処理システムのうち、ユーザ端末2−1,2−2、待合室端末3−1乃至3−10、診察室端末4−1乃至4−3、受付端末5、及び決済端末6も図2に示すハードウェア構成を有している。
次に、このようなハードウェア構成を持つサーバ1の機能的構成について、図3を参照して説明する。
図3は、図1の情報処理システムにおける図2のサーバ1の機能的構成のうち、診察一元化処理を構成する各種サブ処理を実現するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。即ち、図3は、サブ処理である予約自動受付処理、チェックイン受付処理、院内誘導処理、診察案内処理、商品販売処理、呼出処理、料金精算処理、遠隔処理、及び連携処理を実現するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
「予約自動受付処理」とは、上述の予約自動受付サービスを実現させるための処理であり、診察の予約と問診票の入力とを自動で受付ける処理をいう。
「チェックイン受付処理」とは、上述のチェックイン受付サービスを実現させるための処理であり、診察の予約を行ったユーザUのチェックイン手続を受付ける処理をいう。
「院内誘導処理」とは、上述の院内誘導サービスを実現させるための処理であり、チェックイン手続が受付けられたユーザUを待合室Rに誘導する処理をいう。
「診察案内処理」とは、上述の診察案内サービスを実現させるための処理であり、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに対し、診察の案内を行う処理をいう。
「商品販売処理」とは、上述の商品販売サービスを実現させるための処理であり、待合室Rで診察を待つユーザUに対し、ユーザUの健康に関連する商品の販売を行う処理をいう。
「呼出処理」とは、上述の呼出サービスを実現させるための処理であり、ユーザUに対する診察の呼出しを行う処理をいう。
「料金精算処理」とは、上述の料金精算サービスを実現させるための処理であり、ユーザUが支払うべき料金の算出と、算出された料金についての支払いの精算を行う処理をいう。
「遠隔処理」とは、上述の遠隔サービスを実現させるための処理であり、ユーザUが病院Hに通院しなくとも遠隔診療を受けることができるようにする処理をいう。
「連携処理」とは、上述の診察一元化サービスを実現させるための処理であり、上述の各種サブサービスを有機的に連携させる処理をいう。
図3に示すように、サーバ1のCPU11(図2)においては、予約自動受付処理が実行される場合には、予約自動受付制御部101と入力受付制御部102とが機能する。また、チェックイン受付処理が実行される場合には、チェックイン制御部103が機能する。また、院内誘導処理が実行される場合には、院内誘導制御部104が機能する。また、診察案内処理が実行される場合には、診察案内制御部105が機能する。また、商品販売処理が実行される場合には、商品販売制御部106が機能する。また、呼出処理が実行される場合には、呼出制御部107が機能する。また、料金精算処理が実行される場合には、料金精算制御部108が機能する。また、遠隔処理が実行される場合には、遠隔診療制御部109が機能する。また、連携処理が実行される場合には、連携制御部110と、上記の各制御部の夫々が必要に応じて機能する。
なお、記憶部18(図2)の一領域には、ユーザDB401と、シナリオDB402と、商品DB403とが設けられている。
予約自動受付制御部101は、病院Hで診察を受けようとするユーザUが、ユーザ端末2を操作して診察の予約を行った場合に、これを受付ける制御を実行する。ユーザUは、ユーザ端末2にインストールされたアプリを起動させて、アプリ上で診察の予約を行うことができる。これにより、ユーザUは手軽に診察の予約を行うことができる。
入力受付制御部102は、病院Hで診察を受けようとするユーザUが、ユーザ端末2を操作して問診票の入力を行った場合に、これを受付ける制御を実行する。ユーザUは、ユーザ端末2にインストールされたアプリを起動させて、アプリ上で問診票の入力を行うことができる。これにより、ユーザUが病院Hに来院した際に発生し得る手間を省くことができる。入力受付制御部102により入力が受付けられた情報は、ユーザUに関する情報としてユーザDB401に記憶されて管理される。
チェックイン制御部103は、診察の予約を行ったユーザUが病院Hに来院した際に最初に行うチェックイン手続を自動で受付ける制御を実行する。例えば、来院したユーザUが、病院Hの入口付近に設置された受付端末5のタッチパネルを操作し、診察券の番号を入力することにより自動でチックインする制御を実行する。チェックイン制御部103は、予約自動受付サービスを利用していない新患のユーザUの登録を自動で行う制御を実行する。また、チェックイン制御部103は、必要に応じて別室で待機しているスタッフ(図示せず)の呼び出しを行う制御を実行する。また、チェックイン制御部103は、病院Hの入口付近に設置されたロボット(図示せず)が、来院したユーザUに対し、「受付はこちらです」といった音声でチェックイン手続の呼びかけや案内を行う制御を実行する。チェックイン制御部103は、音声認識等の生体認証や、非接触認証等の技術を用いて、チェックイン手続を自動で受付ける制御を行うこともできる。これにより、従来、医療事務担当者が行っていた来院受付業務を、人を介さずに完全に自動で行うことも可能になる。
院内誘導制御部104は、チェックイン手続が受付けられたユーザUを待合室R等に誘導する制御を実行する。例えば、院内誘導制御部104は、病院H内の廊下の壁や天井等に設置された案内用のモニタに、院内の誘導に関する情報を表示する制御を実行する。また、院内誘導制御部104は、病院H内に配置された自走式のロボット(図示せず)が、ユーザUを待合室R等に誘導する制御を実行する。これにより、従来、病院内に配置された案内担当者が行っていた誘導業務を、人を介さずに完全に自動で行うことも可能になる。
診察案内制御部105は、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに対し、診察の案内を行う制御を実行する。例えば、診察案内制御部105は、ユーザUが待合室Rで順番待ちをしている間、待合室R毎に設置されている待合室端末3に、ユーザUの疾患に関する情報や、ユーザUがこれから受信する診察の手順、内容、目的についての情報を、文字や画像等によって提示する制御を実行する。また、診察案内制御部105は、音声認識機能を有する待合室端末3やロボット(図示せず)が、ユーザUとの間で音声対話による質疑応答を行う制御を実行する。ここで、ユーザUと、待合室端末3やロボットとの間における音声対話は、AI(人工知能)や顔認識等の技術を用いて、あたかも人と人とが会話するような自然な音声対話を行えるようにしてもよいし、待合室端末3やロボットに予め記憶させた応答シナリオを利用して音声対話を行えるようにしてもよい。応答シナリオはシナリオDB402に記憶されて管理されている。なお、応答シナリオを利用する場合には、応答シナリオを編集管理できるようにするとともに、応答シナリオの内容を即時アップデートできるようにして、常時最新の情報で音声対話が行えるようにすることが好ましい。
商品販売制御部106は、待合室Rで待合室端末3を操作するユーザUに対し、ユーザUの健康に関連する商品の販売を行う制御を実行する。商品に関する情報は、商品DB403に記憶されて管理されている。例えば、商品販売制御部106は、ユーザUが、ユーザUの疾患について治療効果や回復効果のあるサプリメントや健康器具等を購入する制御を実行することができる。なお、後述する連携制御部110が、商品販売処理と、上述の診察案内処理とを連携させて、診察案内から商品販売につながるようにしてもよい。例えば、ユーザUにとって最適となるサプリメントを提案する制御を行ってもよい。これにより、病院Hが混んでおり、待合室Rで順番待ちする時間が長い場合であっても、ユーザUは、待たされているという感覚を覚えることなく快適に順番待ちをすることができる。
呼出制御部107は、ユーザUに対する診察の呼出しを行う処理を実行する。例えば、呼出制御部107は、待合室Rに設置された待合室端末3や専用モニタ(図示せず)に、診察の順番が到来したことを示す文字や図形等を表示することで呼出しを行う制御を実行する。これにより、耳の不自由なユーザUであっても視覚を通じて自身の順番の到来を確実に知ることができる。また、呼出制御部107は、対話機能を有するロボット(図示せず)が音声でユーザUの呼出しを行う制御を実行する。これにより、看護婦等が何度も大声を張り上げて患者の名前を呼ぶ必要がなくなるので、看護婦等の業務負担を軽減化させることができる。呼出制御部107による呼出処理では、具体的には例えば、「○○さん、診察室へどうぞ」といった呼出しメッセージや、ユーザUの待ち時間を待合室端末3専用モニタ(図示せず)に表示する制御が実行される。また、呼出しメッセージや、ユーザUのストレスを緩和するための会話をロボットが音声で出力する制御が実行される。呼出制御部107は、待合室Rの回転率を優先させた呼出しを行う制御を実行することができる。例えば、図1に示す例では、診察室端末4−1から診察可能である旨が示された場合には、呼出制御部107は、医師D1と、診察可能ユーザUとのマッチングを行う。これにより、適切なタイミングで呼出しを行うことができるようになる。
料金精算制御部108は、診察を受けたユーザUが支払うべき料金の算出と、算出された料金についての支払いの精算を行う制御を実行する。例えば、料金精算制御部108は、決済端末6を操作するユーザUが、クレジットカード、電子マネー、又は仮想通貨による料金の精算を行う制御を実行する。また、料金精算制御部108は、ユーザUが、現金自動精算機(図示せず)で精算する制御を実行することもできる。また、料金精算制御部108は、対話機能を有するロボット(図示せず)が音声で、「ご精算はこちらです」といった音声での案内や、実際に料金の精算を行う制御を実行することもできる。これにより、料金の精算を自動化することができる。
遠隔診療制御部109は、一元管理されたユーザUに関する各種情報を用いて、遠隔診療を行う処理である。遠隔診療制御部109は、病院Hから離れた遠隔地に所在する病院(図示せず)の医師(図示せず)が操作する診察室端末4(図示せず)において、ユーザUに関する各種情報を共有させる制御を実行する。また、遠隔診療制御部109は、予約自動受付サービスで管理されている病院Hの医師Dのスケジュールに基づいて、ビデオチャット等のコミュニケーションツールを用いた遠隔診療を行う制御を実行することもできる。遠隔診療を行った場合の診察結果は、ユーザUに関する各種情報に含められて一元管理される。これにより、遠隔地に所在する医師は、十分な情報に基づいた診察を行うことができる。また、ユーザUは、遠くの病院Hに足を運ぶことなく、家の近くの病院で診察を受けることができる。
連携制御部110は、各種サブ処理を有機的に連携させる制御を実行する。例えば、上述の商品販売処理及び診察案内処理は、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに退屈な思いをさせないこと、及びユーザUの待ち時間を利用して物販を促進させることが目的となる。その一方で、病院Hの経営上、待合室Rの回転率を上げることで多くの集客を図る必要がある。上述したように、ユーザUの診察の順番待ち時間に、診察案内サービスや商品販売サービスを提供したとしても、待ち時間が長過ぎる場合には、物販に十分な時間を確保することができるが、ユーザUが飽きてしまうおそれがある。これに対して、待ち時間が短過ぎる場合には、回転率を上げることができるが、物販に十分な時間を確保することができない。このため、連携制御部110は、医師Dが診察を行う診察室Eの数と、ユーザU1人あたりの診察時間と、待合室Rの個数と、待合室RにおいてユーザU1人あたりの物販に費やされる時間との関係が好適になるように各種サブ処理を連携させる制御を実行する。また、連携制御部110は、予約自動受付処理と呼出処理とを連携させる制御を実行することにより、ユーザUが来院してチェックイン手続を行った直後に診察の呼出しを行わせることもできる。この場合、商品販売サービスを提供しないことが前提となるが、回転率を上げることができる。また、連携制御部110は、予約自動受付処理と料金精算処理とを連携させる制御を実行することにより、電子カルテを両サブ処理間で共有したり、レセプト(診療報酬明細書)を作成するレセプトコンピュータ(図示せず)との情報を共有したりすることもできる。これにより、ユーザUに関する各種情報が一元管理されるので、ユーザUは、料金精算サービスを利用して料金の精算をしながら、予約自動受付サービスを利用して次回の診察の案内を受けたり、実際に次回の診察の予約することもできる。また、連携制御部110は、診察案内処理と料金精算処理とを連携させる制御を実行することにより、診察が行われた当日のケア等を案内させることもできる。また、連携制御部110は、商品販売処理と料金精算処理とを連携させる制御を実行することにより、待合室端末3の閲覧履歴に基づいて、閲覧履歴のあるサプリメントを料金の精算時に再プッシュさせることもできる。
次に、図4を参照して、図3の機能的構成を有するサーバ1が実行する各種処理の流れについて説明する。
図4は、図3のサーバ1が実行する診察一元化処理の流れを説明するフローチャートである。
図4に示すように、サーバ1では、次のような一連の処理が実行される。
ステップS1において、予約自動受付制御部101と入力受付制御部102とが、予約自動受付処理を行う。なお、予約自動受付処理の詳細な流れについては、図5(A)を参照して後述する。
ステップS2において、チェックイン制御部103は、診察の予約を行ったユーザUが病院Hに来院した際に最初に行うチェックイン手続を自動で受付ける制御を実行する。
ステップS3において、院内誘導制御部104はチェックイン手続が受付けられたユーザUを待合室R等に誘導する制御を実行する。
ステップS4において、診察案内制御部105は、待合室Rで診察の順番待ちをするユーザUに対し、診察の案内を行う制御を実行する。
ステップS5において、商品販売制御部106は、待合室Rで待合室端末3を操作するユーザUに対し、ユーザUの健康に関連する商品の販売を行う制御を実行する。
ステップS6において、呼出制御部107は、呼出処理を行う。なお、呼出処理の詳細な流れについては、図5(B)を参照して後述する。
ステップS7において、料金精算制御部108は、診察を受けたユーザUが支払うべき料金の算出と、算出された料金についての支払いの精算を行う制御を実行する。
ステップS8において、料金精算制御部108は、ユーザUに関する情報に基づいて、次回の診察の有無を判定する。次回の診察がある場合には、ステップS8においてYESと判定されて、処理はステップS1に戻される。次回の診察がない場合には、ステップS8においてNOと判定されて、診察一元化処理は終了する。
ステップS1乃至S8の各ステップでは、連携制御部110が、必要に応じて連携処理を行う。
図5は、図3のサーバ1が実行する診察一元化処理を構成するサブ処理のうち、予約自動受付処理及び呼出処理の夫々の流れを説明するフローチャートである。
図5(A)は、予約自動受付処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS11において、予約自動受付制御部101は、病院Hで診察を受けようとするユーザUが、ユーザ端末2を操作して診察の予約の操作を行った場合に、これを受付ける制御を実行する。
ステップS12において、入力受付制御部102は、病院Hで診察を受けようとするユーザUが、ユーザ端末2を操作して問診票の入力を行った場合に、これを受付ける制御を実行する。
ステップS13において、入力受付制御部102は、問診票に入力された内容に基づいて電子カルテを生成する制御を実行する。
図5(B)は、呼出処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS61において、呼出制御部107は、診察室端末4から診察可能である旨の提示があった場合にこれを受け付ける。
ステップS62において、呼出制御部107は、ユーザUに対する診察の呼出しを行う制御を実行する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、ユーザUは9人、ユーザ端末2は2台、待合室Rは10室、待合室端末3は10台、診察室Eは3室、医師Dは3人、診察室端末4は3台、受付端末5及び決済端末6は夫々1台となっているが、図1に示す情報処理システムの構成は一例に過ぎない。ユーザUの人数及びユーザ端末2の台数を示す数値はn(nは1以上の整数値)、待合室Rの個数及び待合室端末3の台数の夫々を示す数値はm(mは1以上の整数値)、診察室Eの個数、医師Dの人数、及び診察室端末4の台数の夫々を示す数値はp(pは1以上の整数値)であってもよい。また、受付端末5や決済端末6も、1台である必要はなく、複数台設置されていてもよい。
また、図5に示す各ハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図3に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行出来る機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図3に示す場所に限定されず、任意でよい。例えばサーバ1側の機能ブロックの少なくとも一部をユーザ端末2側や待合室端末3側に設けてもよいし、その逆でもよい。
そして、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体との組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
診察の予約と問診票の入力とを受付ける予約受付手段(例えば図3の予約自動受付制御部101及び入力受付制御部102)と、
患者が来院したときに行う手続きであるチェックイン手続を受付けるチェックイン受付手段(例えば図3のチェックイン制御部103)と、
前記チェックイン手続が受付けられた前記患者に対し、前記患者を待合室に誘導するための情報を提示することで、前記待合室に前記患者を誘導する院内誘導手段(例えば図3の院内誘導制御部104)と、
前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対し、前記診察についての情報を提示することで、前記診察の案内を行う診察案内手段(例えば図3の診察案内制御部105)と、
前記患者が前記診察を受ける順番に関する情報を管理し、当該情報に基づいて、前記患者に対する呼出しの提示を行う呼出手段(例えば図3の呼出制御部107)と、
前記患者に対する前記診察の内容に基づいて前記患者が支払うべき料金を算出し、前記患者による前記料金の支払いの精算を行う料金精算手段(例えば図3の料金精算制御部108)と、
前記予約受付手段と、前記チェックイン受付手段と、前記院内誘導手段と、前記診察案内手段と、前記呼出手段と、前記料金精算手段とを連携させる制御を実行する連携手段(例えば図3の連携制御部110)と、
を備える。
これにより、(1)診察の予約受付、(2)来院時の受付け、(3)院内待合室における患者への対応、(4)診察開始時の呼出し、(5)問診票の入力受付、(6)料金の精算を自動で一元処理することができる。
また、前記待合室で前記診察を待つ前記患者に対し、前記患者の健康に関連する商品に関する情報を提示し、前記患者が前記商品を購入しようとする場合に、前記商品の購入の受付けを行う商品購入受付手段(例えば図3の商品販売制御部106)をさらに備え、
前記連携手段は、さらに、商品購入受付手段を連携させる制御を実行することができる。
これにより、これにより、病院Hが混んでおり、待合室Rで順番待ちする時間が長い場合であっても、ユーザUは、待たされているという感覚を覚えることなく快適に順番待ちをすることができる。
1:サーバ
2,2−1,2−2:ユーザ端末
3,3−1〜3−11:待合室端末
4−1〜4−4:診察室端末
5:受付端末
6:決済端末
11:CPU
12:ROM
13:RAM
14:バス
15:入出力インターフェース
16:出力部
17:入力部
18:記憶部
19:通信部
20:ドライブ
30:リムーバブルメディア
101:予約自動受付制御部
102:入力受付制御部
103:チェックイン制御部
104:院内誘導制御部
105:診察案内制御部
106:商品販売制御部
107:呼出制御部
108:料金精算制御部
109:遠隔診療制御部
110:連携制御部
401:ユーザDB
402:シナリオDB
403:商品DB
D,D1〜D4:医師
E,E1〜E3:診察室
N:ネットワーク
R,R1〜R10:待合室
U,U1〜U9:ユーザ(患者)

Claims (4)

  1. 診察の予約と問診票の入力とを受付ける予約受付手段と、
    患者が来院したときに行う手続きであるチェックイン手続を受付けるチェックイン受付手段と、
    前記チェックイン手続が受付けられた前記患者に対し、前記患者を待合室に誘導するための情報を提示して前記待合室に前記患者を誘導する院内誘導手段と、
    前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対し、前記診察についての情報を提示して前記診察の案内を行う診察案内手段と、
    前記患者が前記診察を受ける順番に関する情報に基づいて、前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対する呼出しの提示を行う呼出手段と、
    前記患者に対する前記診察の内容に基づいて前記患者が支払うべき料金を算出し、前記患者による前記料金の支払いの精算を行う料金精算手段と、
    前記予約受付手段と、前記チェックイン受付手段と、前記院内誘導手段と、前記診察案内手段と、前記呼出手段と、前記料金精算手段とを連携させる制御を実行する連携手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記待合室で前記診察を待つ前記患者に対し、前記患者の健康に関連する商品に関する情報を提示し、前記患者が前記商品を購入しようとする場合に、前記商品の購入の受付けを行う商品購入受付手段をさらに備え、
    前記連携手段は、さらに、商品購入受付手段を連携させる制御を実行する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    診察の予約と問診票の入力とを受付ける予約受付ステップと、
    患者が来院したときに行う手続きであるチェックイン手続を受付けるチェックイン受付ステップと、
    前記チェックイン手続が受付けられた前記患者に対し、前記患者を待合室に誘導するための情報を提示して前記待合室に前記患者を誘導する院内誘導ステップと、
    前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対し、前記診察についての情報を提示して前記診察の案内を行う診察案内ステップと、
    前記患者が前記診察を受ける順番に関する情報に基づいて、前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対する呼出しの提示を行う呼出ステップと、
    前記患者に対する前記診察の内容に基づいて前記患者が支払うべき料金を算出し、前記患者による前記料金の支払いの精算を行う料金精算ステップと、
    前記予約受付ステップと、前記チェックイン受付ステップと、前記院内誘導ステップと、前記診察案内ステップと、前記呼出ステップと、前記料金精算ステップとを連携させる制御を実行する連携ステップと、
    を含む情報処理方法。
  4. 情報処理システムを制御するコンピュータに、
    診察の予約と問診票の入力とを受付ける予約受付ステップと、
    患者が来院したときに行う手続きであるチェックイン手続を受付けるチェックイン受付ステップと、
    前記チェックイン手続が受付けられた前記患者に対し、前記患者を待合室に誘導するための情報を提示して前記待合室に前記患者を誘導する院内誘導ステップと、
    前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対し、前記診察についての情報を提示して前記診察の案内を行う診察案内ステップと、
    前記患者が前記診察を受ける順番に関する情報に基づいて、前記待合室で前記診察の順番待ちをする前記患者に対する呼出しの提示を行う呼出ステップと、
    前記患者に対する前記診察の内容に基づいて前記患者が支払うべき料金を算出し、前記患者による前記料金の支払いの精算を行う料金精算ステップと、
    前記予約受付ステップと、前記チェックイン受付ステップと、前記院内誘導ステップと、前記診察案内ステップと、前記呼出ステップと、前記料金精算ステップとを連携させる制御を実行する連携ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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