JP2022038815A - 車両用スライドドア構造 - Google Patents

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【課題】スライドドアを有する車両の室内のスペースを拡大する。【解決手段】スライドドアのロアアーム12は、ロアアーム12の本体とドア支持部材25とを回動可能に連結するヒンジ軸19を有し、スライド部材20とヒンジ軸19との水平方向距離は、ドア本体10とヒンジ軸19との水平方向の距離よりも大きく設定され、全閉状態では、ドア支持部材25は、前後方向で、ロアレール30の前端よりも前方側に位置する。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用スライドドア構造に関する。
車体側部のスライド式のサイドドア(以後、スライドドアと称す。)は、一般に、車体側部のドア開口部に設けられたレール上を走行することによって、ドア開口部を開閉する。例えば、特許文献1に開示されているスライドドア装置では、ドア開口部の下部にガイドレールが設けられた構造が開示されている。また、この例のスライドドア装置は、ガイドレール上を走行するためのガイドローラユニットを有している。ガイドローラユニットは、サイドドアを開閉するための回動アームを有している。
スライドドアは、一般に、スライドドアの全閉時に、スライドドアを支持するアーム等が車両室内に入り込むためスペースを確保する必要がある。このため、車両室内のスペースが狭くなるという課題がある。これに対して、特許文献1に開示されたスライドドア装置では、ガイドローラユニットに複数の回動可能なアームを設けることにより、スライドドアの車幅方向の移動量を増加させ、その結果、ガイドローラユニットの配置スペースを抑制している。
特開2018-080468号公報
ところが、上記例のように、ガイドローラユニットの配置スペースを抑制することで車両室内のスペースを拡大しようとすると、複数のガイドレールが必要となり、構造や形状が複雑になってしまう。また、回動アームが複数設けられているため、リンク関節が多くなる。その結果、回動アームの剛性が低くなり、ガタツキも大きくなる可能性がある。
また、上記例の構造では、例えば、全閉時から全開時に至るスライドドアのスライド量は、ガイドレールの車両前後方向長さに依存するため、当該スライド量の設計の自由度が低い。上記例では、例えば、ガイドレール等を収容する戸袋等の配置スペースを低減させることによって、車両室内のスペースを拡大することも難しい。したがって、上記例のような構造では、車両室内のスペースを拡大する上で、上記例には改善の余地がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、スライドドアを有する車両において、車両室内のスペースを拡大することが可能な車両用スライドドア構造を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る車両用スライドドア構造は、車体側部のドア開口部に設けられ、車両前後方向に延びるレールと、前記レール上をスライドすることにより前記ドア開口部を開閉するドア本体と、前記ドア本体と前記レールとを連結するアームと、を有し、前記アームは、長尺の本体部と、該本体部の長手方向の一方の端部に設けられ前記レール上を走行する走行部と、前記本体部の長手方向の他方の端部に設けられ前記ドア本体を支持するドア支持部と、を有している。当該車両用スライドドア構造において、前記アームは、前記本体部と前記ドア支持部とを回動可能に連結するヒンジ軸を有し、前記走行部と前記ヒンジ軸との水平方向距離は、前記ドア本体と前記ヒンジ軸との水平方向の距離よりも大きく設定され、前記ドア本体が全閉状態で、前記ドア支持部は、車両前後方向で、前記レールの前端よりも車両前方側に位置する。
本発明によれば、スライドドアを有する車両において、車両室内のスペースを拡大することが可能である。
本発明に係る車両用スライドドア構造を有する車両の概略斜視図である。 図1のスライドアが開閉するドア開口部を、車両内側から見た概略斜視図である。 図1のスライドドアの前側の下部を車両内側から見た斜視図である。 図3のロアアーム等を拡大して示す拡大斜視図である。 図4のロアアームの前部及びその周辺の断面図である。 図3のスライド部材が前側傾斜部に位置し、スライドドアが全閉状態のときの下面図である。 図2のドア開口部を車両外側から見た概略斜視図であり、ドア本体を仮想的に不可視にしている。 図7のドア支持部材等を車両外側から見た側面図である。 図6のロアレール及びスライド部材の断面を模式的に示す概略断面図である。 図3のスライド部材が前側傾斜部を走行している状態、接続曲線部を走行している状態及び前後方向延設部を走行している状態のそれぞれを模式的に示す下面図である。
以下、本発明に係る車両用スライドドア構造の一実施形態について、図面(図1~図8)を参照しながら説明する。なお、図において、矢印Fr方向は車両前後方向における前方を示す。実施形態の説明における「前部(前端)及び後部(後端)」は、車両前後方向における前部(前端)及び後部(後端)に対応する。また、矢印In方向は、車幅方向の内側を示している。
本実施形態の車両用スライドドア構造は、図1に示すように、車体側部に設けられたスライド式のサイドドア(スライドドア1)の構造である。当該スライドドア構造は、図6に示すロアレール(レール)30と、図3及び図4に示すスライドドア1のドア本体10と、ロアアーム12と、を有している。ロアレール30は、図2及び図7に示すサイドボディアウタパネル4のドア開口部2の下部に設けられ、車両前後方向に延びている。ドア開口部2の前部には、車両上下方向に延びるセンターピラー3が配置されている。また、ドア開口部2の車両後方側には、クォータパネル4aが配置されている。
ドア本体10は、ロアレール30上をスライドすることによりドア開口部2を開閉するように構成されている。ドア本体10の構成についての詳細は省略するが、ドア本体10は、図1、図3及び図4に示すように、ドアインナパネル11Aと、該ドアインナパネル11Aの車両外側に配置されたドアアウタパネル11Bとを有している。ドアインナパネル11Aの外周縁に、ドアアウタパネル11Bの外周縁が接合され、これによりドア本体10が構成される。
図3~図6に示すように、ロアアーム12は、ドア本体10のドアインナパネル11Aと、ロアレール30とを連結する部材である。本実施形態のロアアーム12は、長尺の本体(本体部)と、スライド部材(走行部)20と、ドア支持部材(ドア支持部)25と、ヒンジ軸19と、を有している。この例では、ヒンジ軸19は、長尺の本体とドア支持部材25とを回動可能に連結しており、ドア本体10の開閉時にロアアーム12がヒンジ軸19の周りを回動するように構成されている。ロアアーム12とヒンジ軸19との関係は後で説明する。
ロアアーム12の本体は、図3及び図4に示すように、略水平に延びる板状部14と、縦壁部15と、フランジ部16と、を有している。板状部14は、略水平に延び、車両上方を臨む上面を有する部分であり、ドアインナパネル11Aに近い方の端部には、ヒンジ軸19が取り付けられている。
縦壁部15は、板状部14の側部から車両上方に延びている部分であり、板状部14と一体的に形成されている。フランジ部16は、縦壁部15の上端から突出しており、縦壁部15と一体的に形成されている。フランジ部16及び板状部14は、互いに対向配置されている。ヒンジ軸19は、車両上下方向に延びる円筒状の部材で、ヒンジ軸19の上部は、フランジ部16を貫通した状態で、上側軸受29Aを介してフランジ部16に回転可能に支持され、ヒンジ軸19の下部は、下側軸受29Bを介して板状部14を貫通した状態で、板状部14に回転可能に支持されている。
スライド部材20は、図3及び図4に示すように、取付部21と、突出部22と、を有している。取付部21は、ロアアーム12の本体の板状部14の上面または下面のうち、ヒンジ軸19が取り付けられている方の端部と反対側の端部に2つのボルトにより接合されている部分であり、水平に延びる板状である。
また、2つの突出部22は、ロアアーム12の板状部14の端から突出しており、互いに間隔を空けて配置されている。各突出部22の水平に延びる部分には、ガイドローラ23が設けられている。突出部22の間には、スライドドア1の荷重を支える荷重ローラ24が取り付けられている。
ドア支持部材25は、ドアインナパネル11Aの車両内面の下部に接合される板状の部材である。ドア支持部材25は、接合面部(接合面)26と、上側フランジ部27と、下側フランジ部28と、を有している。接合面部26は、車両前後方向に延びており、車幅方向を臨む車両外面及び車両内面を有している。接合面部26の車両外面(接合面)がドアインナパネル11Aの車両内面に当接した状態で、接合面部26は、ボルト(図示せず)及びナット等の締結部材により、ドアインナパネル11Aに締結されている。この例では、図3及び図4に示すように、接合面部26の上部に1か所、下部に2か所のボルト孔26a,26b,26cが設けられている。下部の2つのボルト孔26a,26bは、車両前後方向に間隔を空けて配置されており、前側のボルト孔(接合部)26aの上方に上側のボルト孔(接合部)26cが配置されている。
上側フランジ部27は、接合面部26の上端から車両内側に突出し、車両前後方向に延びている。下側フランジ部28は、接合面部26の下端から車両内側に突出し、車両前後方向に延びている。上側フランジ部27及び下側フランジ部28は互いに対向配置されており、ヒンジ軸19の上部は、フランジ部16及び上側フランジ部27を貫通した状態で上側フランジ部27に回転可能に取り付けられ、ヒンジ軸19の下部は、板状部14及び下側フランジ部28を貫通した状態で下側フランジ部28に回転可能に取り付けられている。
ロアレール30は、図6に示すように、前側傾斜部31と、前後方向延設部32と、接続曲線部32aとを有している。前側傾斜部31は、ロアレール30の前部に位置し、車両前方に向かうに従い車幅方向内側に傾斜して延びている。前後方向延設部32は、前側傾斜部31の後部から車両後方に延びている。続曲線部32aは、前側傾斜部31及び前後方向延設部32がなめらかに連続するように連結する。また、本実施形態のロアレール30は、図9に示すように、荷重ローラ24が走行可能でスライドドア1の荷重を支える路面30aと、ガイドローラ23をレール幅方向の両側でガイドする側壁30bを有している。
ロアレール30は、ドア開口部2の下部に設けられた戸袋40の内部に配置されている。戸袋40は、図2に示すように、前側傾斜部31を収容する部分が車幅方向内側にやや膨出するように、構成されている。戸袋40の車幅方向外側に配置されるサイドボディアウタパネル4には、図7及び図8に示すように、ロアアーム12が貫通配置されるアーム開口部41が設けられ、ヒンジ軸19は、アーム開口部41よりも車幅方向外側に配置されている。このため、ヒンジ軸19の車両上下方向の長さをアーム開口部41の車両上下方向長さよりも長くでき、ヒンジ軸19を含むヒンジ構造の剛性を向上させることができ、ガタツキを小さくすることができる。この例では、アーム開口部41は、車両前後方向に延びている。スライドドア1が車両前後方向にスライドするとき、ロアアーム12は、アーム開口部41の内部を車両前後方向に沿って移動する。
続いて、スライドドア1の開閉動作に伴うロアアーム12の動きについて説明する。
全閉状態では、図6に示すように、ロアアーム12のスライド部材20は、前側傾斜部31に位置している。このとき、ヒンジ軸19及びドア支持部材25は、ロアレール30の前端よりも車両前方側に位置している。また、ロアアーム12の本体は、ヒンジ軸19から、車両前方に向かうに従い、車幅方向外側に傾斜している。ロアアーム12の本体の長手方向(傾斜方向)と、車両前後方向の基準線とにより、車両後方側に形成される角度αは、鋭角である。
次に、スライドドア1の開動作開始直後(図10のS1)では、図10に示すように、スライド部材20は、前側傾斜部31の長手方向(傾斜方向)に沿ってやや車両後方に移動する。このとき、角度αは、全閉状態と同じ角度を維持しているが、変化し始める直前の状態である。一方、ドア本体10は、車幅方向外側に少し移動する。
さらに、開動作が進むと、スライド部材20は、接続曲線部32aを、前後方向延設部32に向かってさらに走行する(図10のS2)。このとき、角度αは、開動作が進むに従い全閉状態に対して大きくなっていく。さらに、前後方向延設部32の上をスライド部材20が走行し、全開状態になる(図10のS3)。全開状態で角度αは最も大きくなる。
本実施形態では、図6に示すように、スライド部材20の荷重ローラ24とヒンジ軸19の水平方向の距離Aは、ドア支持部材25の接合部とヒンジ軸19との水平方向の距離Bよりも大きく設定されている。ここで、距離Aは、荷重ローラ24の幅中心且つ回転中心となる位置と、ヒンジ軸19の径方向中心との距離を示す。また、距離Bは、ヒンジ軸19の径方向中心と、ドア支持部材25の締結個所(図3及び図4に示すボルト孔26aまたはボルト孔26c)との水平方向の最短の長さを示す。すなわち、本実施形態では、ロアアーム12の板状部14の長手方向で、ドア本体10に近い方の端部に、ヒンジ軸19が設けられている。また、本実施形態では、ドア本体10が全閉状態では、ヒンジ軸19及びドア支持部材25は、車両前後方向で、ロアレール30の前側傾斜部31の前端よりも、車両前方側に位置している。
これにより、ドア本体10が全閉状態で、ロアアーム12のスライド部材20に近い方の端部は、ヒンジ軸19に対して、車両後方側に位置するように設定することができる。すなわち、全閉状態では、ロアアーム12は、ヒンジ軸19から、やや車幅方向内側に傾斜しながら車両後方に向かって延びる状態になる。
また、本実施形態では、ロアアーム12は、1本のヒンジ軸19の周りを回動するもので簡素なリンク機構である。そのため、複数のリンク関節を有するアームを必要とせず、ロアアーム12の剛性を確保でき、ロアアーム12が回動するときのガタツキも抑制することが可能となる。
上記構成によれば、ヒンジ軸19を設けない場合のスライドドアと同等のドア本体のスライド量を確保する場合、すなわち、同等の乗降口の幅を確保する場合、ロアレール30の前側傾斜部31の長手方向(傾斜方向)の長さを短くすることができる。上記構成によれば、図10に示すように、スライド部材20は、接続曲線部32aを回転しながら通過することにより、ローラの車幅方向の移動量Eは、ドア本体10の車幅方向の移動量Fよりも小さくなる。すなわち、ロアレール30の車幅方向の長さを小さくすることができる。また、スライド部材20は、接続曲線部32aを回転しながら通過することにより、ローラ23,24の車両前後方向の移動量Gは、ドア本体10の車両前後方向の移動量Hよりも小さくなる。すなわち、ロアレール30の配置スペースにおける車両前後方向の長さを小さくすることができる。その結果、本実施形態によれば、ロアレール30の配置スペースにおける車幅方向及び車両前後方向のそれぞれの寸法を小さくすることができ、車両室内のスペースを拡大することが可能である。
また、ロアレール30の配置スペースを抑制できるため、バッテリー装置等の電気装置を収容することが可能になり、また、側突に対応するための補強構造等を車体側部に設けることも可能になる。
また、図6に示すように、本実施形態では、スライド部材(走行部)20の荷重ローラ24から、ドア支持部材25の接合面部26までの車幅方向の距離Cは、スライド部材20のローラ24からヒンジ軸19までの車両前後方向の距離Dよりも小さく設定されている。これにより、全閉状態で、スライド部材20に対し、ドア支持部材25が車両前方側に位置するため、ロアレール30の配置スペースを抑制することができ、且つ、上記したように乗降口の幅を確保することが可能となる。また、本実施形態ではアーム開口部41が設けられているため、同様の効果を得ることができる。
また、図6に示すように、本実施形態では、スライド部材(走行部)20の荷重ローラ24とヒンジ軸19との水平距離Aは、ドア本体10とヒンジ軸19との水平距離Bよりも大きく設定されている。これにより、図10に示すように、スライド部材20が接続曲線部32aを回転しながら通過する際の、ドア本体10の車幅方向の移動量F及び車両前後方向の移動量Hが大きくなる。すなわち、ドア本体10の移動量が同じ場合で比較したとき、ロアレール30の配置スペースにおける車幅方向及び車両前後方向のそれぞれの寸法を小さくする効果がより大きくなる。
また、図7及び図8に示すように、本実施形態では、ヒンジ軸19の車両上下方向の長さは、アーム開口部41の車両上下方向の長さよりも大きく設定することにより、上側軸受29Aと下側軸受29Bとの距離を大きくできるため、ヒンジ構造の剛性を向上させている。
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本実施形態では、ロアレール30をスライドドア1が走行する例について説明しているが、これに限らない。例えば、ドア開口部2の上部にレールを設けてもよい。
1 スライドドア
2 ドア開口部
3 センターピラー
4 サイドボディアウタパネル
4a クォータパネル
10 ドア本体
11A ドアインナパネル
11B ドアアウタパネル
12 ロアアーム(アーム、本体部)
14 板状部
15 縦壁部
16 フランジ部
19 ヒンジ軸
20 スライド部材(走行部)
21 取付部
22 突出部
23 突起
24 ローラ
25 ドア支持部材(ドア支持部)
26 接合面部(接合面)
26a ボルト孔
26b ボルト孔
26c ボルト孔
27 上側フランジ部
28 下側フランジ部
29A 上側軸受
29B 下側軸受
30 ロアレール(レール)
31 前側傾斜部
32 前後方向延設部
32a 接続曲線部
40 戸袋
41 アーム開口部

Claims (4)

  1. 車体側部のドア開口部に設けられ、車両前後方向に延びるレールと、前記レール上をスライドすることにより前記ドア開口部を開閉するドア本体と、前記ドア本体と前記レールとを連結するアームと、を有し、
    前記アームは、長尺の本体部と、該本体部の長手方向の一方の端部に設けられ前記レール上を走行する走行部と、前記本体部の長手方向の他方の端部に設けられ前記ドア本体を支持するドア支持部と、を有している、車両用スライドドア構造において、
    前記アームは、前記本体部と前記ドア支持部とを回動可能に連結するヒンジ軸を有し、
    前記ドア支持部は、前記ドア本体に接合される接合部を有し、
    前記走行部と前記ヒンジ軸との水平方向距離は、前記ドア支持部の前記接合部と前記ヒンジ軸との水平方向の距離よりも大きく設定され、
    ドア全閉時、前記ドア支持部は、車両前後方向で、前記レールの前端よりも車両前方側に位置することを特徴とする、車両用スライドドア構造。
  2. 前記接合部は、前記ドア支持部における前記ドア本体の車両内面に接合される接合面に設けられており、
    前記走行部から前記ドア支持部の前記接合面までの車幅方向の距離は、前記走行部から前記ヒンジ軸までの車両前後方向の距離よりも小さく設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両用スライドドア構造。
  3. 前記ドア開口部には、前記レールを収容する戸袋が設けられており、
    前記戸袋の車幅方向外側には、前記アームが貫通配置されるアーム開口部が設けられ、
    前記ヒンジ軸は、前記アーム開口部よりも車幅方向外側に配置されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用スライドドア構造。
  4. 前記ヒンジ軸の車両上下方向の長さは、前記アーム用開口部の車両上下方向の長さよりも大きく設定されていることを特徴とする、請求項3に記載の車両用スライドドア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115822405A (zh) * 2022-09-26 2023-03-21 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车滑门铰链结构、滑门系统及车辆

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