JP2022034824A - ディジタル保護制御装置及びディジタル保護制御装置の監視方法 - Google Patents

ディジタル保護制御装置及びディジタル保護制御装置の監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低コストで高精度に異常を検出可能なディジタル保護制御装置及びディジタル保護制御装置の監視方法を提供すること。【解決手段】電力系統から入力されるアナログ入力よりも高い周波数の高調波信号を発生させる高調波発生回路と、前記電力系統から入力されるアナログ入力に前記高調波信号を重畳させて取り込みフィルタ処理を行う複数のアナログフィルタと、前記複数のアナログフィルタごとに設けられ、前記アナログフィルタの出力をディジタル量に変換する複数のアナログディジタル変換器と、前記複数のアナログディジタル変換器の出力を用い、前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器の異常検出処理を行う監視手段とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ディジタル保護制御装置及びディジタル保護制御装置の異常を検出する監視方法に関する。
従来の技術は、例えば、特許文献1に記載されているように、複数のアナログ入力信号をマルチプレクサにて切替え、信号を多重化し、この多重化した信号を時分割に、1個のアナログディジタル(A/D)変換にてディジタル量に変換するディジタル保護制御装置が提案され、変電所向けの保護装置には、ほぼ主流の構成として採用されている。
上記装置は、A/D変換したデータをマイクロコンピュータなどのディジタル演算手段にて、予め定めたプログラムに基づき、ディジタル演算処理して系統事故の有無を検出し、遮断器に対して引き外し指令を発するものである。
このような保護制御装置において、アナログ入力部の回路監視として例えば特許文献2に記載のように、一般的に適用されているアナログローパスフィルタの入力段に高調波重畳し、該高調波成分の信号の大きさを検出し、フィルタの減衰特性の変動を監視するようにしている。
さらに、特許文献3に記載のように高精度な高調波信号をアナログ入力に重畳して、振幅と位相偏差により、A/D変換精度監視と高調波異常監視を兼用して行う方式が採用されている。
特許3186735号公報 特開2003-37928号公報 特開2011-160497号公報
従来の技術によれば、電力系統から入力されるアナログ入力に前記電力系統から取り込まれたアナログ入力の周波数の整数倍となる高い高調波信号を重畳して高調波信号の振幅偏差や位相偏差を確認することで、アナログフィルタやA/D変換器の異常を検出することができる。ここで、高調波信号はダイレクト・ディジタル・シンセサイザとD/A変換器を用いて生成するとひずみが無い信号となるが、部品が高価となる。一方、安価な発振器とアナログフィルタを用いて生成する高調波信号では信号が歪むことで、固定の判定基準では製造ばらつきにより誤検出する場合がある。また、分散電源の導入により高周波成分を含む入力が増加すると、入力の高周波成分により誤検出が発生することが懸念される。
そこで、本発明では、安価な発振器とアナログフィルタを用いた低コストの構成でも、誤検出を防止して高精度に異常を検出可能なディジタル保護制御装置及びその監視方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明のディジタル保護制御装置の一つは、電力系統から入力されるアナログ入力よりも高い周波数の高調波信号を発生させる高調波発生回路と、前記電力系統から入力されるアナログ入力に前記高調波信号を重畳させて取り込みフィルタ処理を行う複数のアナログフィルタと、前記複数のアナログフィルタごとに設けられ、前記アナログフィルタの出力をディジタル量に変換する複数のアナログディジタル変換器と、前記複数のアナログディジタル変換器の出力を用い、前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器の異常検出処理を行う監視手段とを備える。
また、代表的な本発明のディジタル保護制御装置の監視方法の一つは、電力系統の事故の有無を判定するディジタル保護制御装置の監視方法であって、前記電力系統から入力されるアナログ入力よりも高い周波数の高調波信号を発生させる高調波発生ステップと、複数のアナログフィルタが、前記電力系統から入力されるアナログ入力に前記高調波信号を重畳させて取り込みフィルタ処理を行うステップと、前記複数のアナログフィルタごとに設けられた複数のアナログディジタル変換器が、前記複数のアナログフィルタの出力をそれぞれディジタル量に変換するステップと、前記複数のアナログディジタル変換器の出力を用い、前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器の異常検出処理を行うステップとを含む。
本発明によれば、低コストで高精度に異常を検出可能なディジタル保護制御装置及びディジタル保護制御装置の監視方法を提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
実施例に係るディジタル保護制御装置の構成図。 実施例に係るディジタル保護制御装置の機能ブロック図。 信号処理ブロックの説明図。 監視処理の処理手順を示すフローチャート。 異常種別判定処理の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、実施例に係るディジタル保護制御装置の構成図である。図1に示すように、ディジタル保護制御装置は、複数の入力変換器(VT/CT)1aを有する。複数の入力変換器1aは、それぞれ異なる電力系統からの電圧および電流信号をアナログ電子回路で取り扱える±10Vの範囲内の電圧信号に変換する。また、ディジタル保護制御装置は、電力系統の周波数のn倍高調波信号(nは自然数とする。)を生成する高調波発生回路1bを有する。
各入力変換器1aには、それぞれ2つのアナログフィルタ(AF)1cが設けられている。すなわち、1つの入力変換器1aの出力は、2つのAF1cに入力される。また、各AF1cには、高調波発生回路1bにより生成された高調波がさらに入力されており、入力変換器1aの出力に高調波が重畳されることになる。このAF1cは、ディジタルサンプリングによる折返し誤差防止用である。
複数のAF1cには、1対1に対応してA/D変換器1dが設けられている。AF1cが出力するアナログ電圧信号は、対応するA/D変換器1dによりディジタル量に変換される。A/D変換器1dの出力は、CPU(Central Processing Unit)1fに入力される。
また、高調波発生回路1bの出力は、複数のAF1cに入力される他、1つのA/D変換器1dに入力される。このA/D変換器1dは、高調波発生回路1bにより生成され、AF1cを介していない高調波をディジタル量に変化し、CPU1fに入力する。この高調波を、便宜上、AF不通過高調波という。
CPU1fには、さらに、ワークメモリであるRAM1gと、初期値記録用の不揮発メモリであるFlash1hと、入出力インターフェースであるI/O1iが接続される。
図2は、実施例に係るディジタル保護制御装置の機能ブロック図である。図2に示すように、ディジタル保護制御装置は、既に説明した高調波発生回路1b、AF1c、A/D変換器1d、Flash1hなどに加え、ディジタルフィルタ(DF)2a、フーリエ変換演算部2b、保護演算部2c及びアナログ監視部2dを有する。これらのうち、高調波発生回路1b、AF1c、A/D変換器1d、Flash1hはハードウェアであるが、ディジタルフィルタ2a、フーリエ変換演算部2b、保護演算部2c及びアナログ監視部2dは、ソフトウェア、すなわちCPU1の演算処理によって実現される機能部である。
ディジタルフィルタ2aは、複数のA/D変換器1dの出力をそれぞれフィルタリングしてフーリエ変換演算部2bに渡す。フーリエ変換演算部2bは、ディジタルフィルタ2aを介して入力される信号を離散フーリエ変換処理する。
保護演算部2cは、フーリエ変換処理された信号に基づき保護演算を行い、電力系統の事故有無を判定する。例えば、電力系統に事故有りと判定したならば、保護演算部2cは、電源の切り離し指示などを出力することになる。
アナログ監視部2dは、フーリエ変換処理された信号に基づき各種アナログ素子や高調波発生回路1bにおける異常有無を判定する。ここで、アナログ素子には、AF1cとA/D変換器1dが含まれる。
図3は、信号処理の説明図である。図3における高調波重畳信号S1と高調波重畳信号S2は、同一の入力変換器1aからの出力に対し、異なるAF1cとA/D変換器1dを経由させて入力された信号を示している。
図3では、高調波信号S1をフーリエ変換演算部2bが処理した結果として、周波数領域の振幅A1と位相θ1が得られている。同様に、高調波信号S2をフーリエ変換演算部2bが処理した結果として、振幅A2と位相θ2が得られている。
保護演算部2c及びアナログ監視部2dは、これらの信号(振幅A1、位相θ1、振幅A2、位相θ2)を用いて処理を行う。さらに、アナログ監視部2dは、例えばディジタル保護制御装置の使用を開始したときに得られた信号(振幅A1、位相θ1、振幅A2、位相θ2)を初期値としてFlash1hに格納し、初期値からの変化により異常を検出することができる。
図4は、アナログ監視部2dによる監視処理の処理手順を示すフローチャートである。アナログ監視部2dは、まず、アナログ入力の偏差ε1とアナログ入力の初期値の偏差ε2を算出する(ステップS101)。ここで、アナログ入力の偏差ε1とは、同一の電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の差分、すなわち、高調波信号S1と高調波信号S2の差分である。また、アナログ入力の初期値の偏差ε2とは、Flash1hに格納された高調波信号S1と高調波信号S2の初期値の差分である。
ステップS101の後、アナログ監視部2dは、アナログ入力の偏差ε1が第1の閾値α1以上であるか否かを判定する。ε1がα1未満であれば(ステップS101;No)、アナログ監視部2dは、ε1-ε2が第2の閾値α2以上であるか否かを判定する。ε1-ε2は、同一の電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の差分であるε1から初期値の差分であるε2を減算したものである。例えば、経年変化に起因する異常は、電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器に同じように発生する場合があり、この場合にはε1はα1未満となるが、ε1-ε2を第2の閾値α2と比較することで検知できる。ε1-ε2がα2未満であれば、そのまま処理を終了する。
ε1がα1以上である場合(ステップS102)、もしくはε1-ε2がα2以上である場合、アナログ監視部2dは、異常検出との判定結果を出力する(ステップS104)。その後、アナログ監視部2dは、異常種別判定処理を実行し(ステップS105)、処理を終了する。
図5は、異常種別判定処理の処理手順を示すフローチャートである。異常種別判定処理を開始すると、アナログ監視部2dは、AF通過高調波とAF不通過高調波をそれぞれ対応する閾値と比較する。AF通過高調波は、アナログフィルタを通過した高調波である。すなわち、高調波重畳信号S1又は高調波重畳信号S2の高周波成分を示す。また、AF通過高調波に対応する閾値と、AF不通過高調波に対応する閾値は、異なる値であってよい。
AF通過高調波が対応する閾値以上であり、かつAF不通過高調波が対応する閾値以上であるならば(ステップS201;Yes)、アナログ監視部2dは、高調波発生回路に異常が発生していると判定し(ステップS202)、処理を終了する。
AF通過高調波かAF不通過高調波のすくなくとも一方が閾値未満であるならば(ステップS201;No)、アナログ監視部2dは、アナログ入力のAF通過高調波の偏差をε3とする(ステップS203)。アナログ入力のAF通過高調波の偏差は、同一の電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の高調波成分の差分、すなわち、高調波信号S1の高調波成分と高調波信号S2の高調波成分との差分である。
ステップS203の後、アナログ監視部2dは、アナログ入力のAF通過高調波の偏差ε3が第3の閾値α3以上であるか否かを判定する(ステップS204)。
ε3がα3以上であるならば(ステップS204;Yes)、アナログ監視部2dは、アナログ素子(アナログフィルタやアナログディジタル変換器)に異常が発生したと判定し(ステップS205)、処理を終了する。
ε3がα3未満であるならば(ステップS204;No)、アナログ監視部2dは、外乱による異常であると判定し(ステップS206)、処理を終了する。外乱による異常とは、例えば電源系統に含まれる高周波成分によって異常との判定結果が得られたものであり、ディジタル保護制御装置の異常を示すものではない。近年設置数が増加している太陽光発電等の分散電源を導入する場合には、電源系統からの入力にも高周波成分が含まれる可能性があるため、ディジタル保護制御装置のアナログ回路に由来する異常と識別可能とすることが好適である。
上述してきたように、本実施例に係るディジタル保護制御装置は、電力系統から入力されるアナログ入力よりも高い周波数の高調波信号を発生させる高調波発生回路と、前記電力系統から入力されるアナログ入力に前記高調波信号を重畳させて取り込みフィルタ処理を行う複数のアナログフィルタと、前記複数のアナログフィルタごとに設けられ、前記アナログフィルタの出力をディジタル量に変換する複数のアナログディジタル変換器と、前記複数のアナログディジタル変換器の出力を用い、前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器の異常検出処理を行う監視手段とを備える。
かかる構成では、1の電力系統を複数のアナログ経路で取り込んで評価することができるため、低コストな高調波発生回路を用いたとしてもアナログ経路上の素子の製造ばらつきに起因する誤検出を防止でき、低コストで高精度に異常を検出可能である。
具体的には、監視手段は、同一の前記電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の差分を求め、該差分が第1の閾値以上である場合に異常が発生したと判定している。
また、本実施例に係るディジタル保護制御装置は、複数のアナログディジタル変換器の出力の初期値を記憶する記憶手段をさらに備え、監視手段は、初期値をさらに用いて異常検出処理を行う。このため、経年変化に起因する異常を検出することができる。
具体的には、記憶手段は、同一の電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の初期値を記憶し、監視手段は、同一の電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の差分から初期値の差分を減算し、該減算の結果が第2の閾値以上である場合に異常が発生したと判定する。
また、実施例に開示したように、監視手段は、アナログフィルタを通過した高調波が対応する閾値以上であり、かつアナログフィルタを通過していない高調波が対応する閾値以上であるならば、高調波発生回路に異常が発生していると判定する。
そして、監視手段は、複数のアナログフィルタをそれぞれ通過した複数の高調波の差分が第3の閾値未満であることを条件として外乱による異常が発生したと判定する。
さらに、監視手段は、複数のアナログフィルタをそれぞれ通過した複数の高調波の差分が第3の閾値以上であることを条件としてアナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器に異常が発生したと判定する。
このように、本発明によれば、高調波発生回路の異常、アナログ経路上のアナログ素子の異常、外乱に起因する異常を識別することができる。
なお、上述の実施例では、ディジタルフィルタの機能をソフトウェアで実現する構成を例に説明を行ったが、ディジタルフィルタをハードウェアとして設けてもよい。また、開示した異常検出にかかる各処理はあくまで一例であり、適宜変更可能である。
このように、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、かかる構成の削除に限らず、構成の置き換えや追加も可能である。
1a:入力変換器、1b:高調波発生回路、1c:アナログフィルタ、1d:A/D変換器、1f:CPU1g:RAM、1h、Flash、2a:ディジタルフィルタ、2b:フーリエ変換演算部、2c:保護演算部、2d:アナログ監視部

Claims (9)

  1. 電力系統から入力されるアナログ入力よりも高い周波数の高調波信号を発生させる高調波発生回路と、
    前記電力系統から入力されるアナログ入力に前記高調波信号を重畳させて取り込みフィルタ処理を行う複数のアナログフィルタと、
    前記複数のアナログフィルタごとに設けられ、前記アナログフィルタの出力をディジタル量に変換する複数のアナログディジタル変換器と、
    前記複数のアナログディジタル変換器の出力を用い、前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器の異常検出処理を行う監視手段と
    を備えることを特徴とするディジタル保護制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記監視手段は、同一の前記電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の差分を求め、該差分が第1の閾値以上である場合に異常が発生したと判定することを特徴とするディジタル保護制御装置。
  3. 請求項1において、
    前記複数のアナログディジタル変換器の出力の初期値を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記監視手段は、前記初期値をさらに用いて前記異常検出処理を行う
    ことを特徴とするディジタル保護制御装置。
  4. 請求項3において、
    前記記憶手段は、同一の前記電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の初期値を記憶し、
    前記監視手段は、同一の前記電力系統に対して設けられた2つのアナログディジタル変換器の出力の差分から前記初期値の差分を減算し、該減算の結果が第2の閾値以上である場合に異常が発生したと判定する
    ことを特徴とするディジタル保護制御装置。
  5. 請求項1において、
    前記監視手段は、前記アナログフィルタを通過した高調波が対応する閾値以上であり、かつ前記アナログフィルタを通過していない高調波が対応する閾値以上であるならば、前記高調波発生回路に異常が発生していると判定することを特徴とするディジタル保護制御装置。
  6. 請求項1において、
    前記監視手段は、前記複数のアナログフィルタをそれぞれ通過した複数の高調波の差分が第3の閾値未満であることを条件として外乱による異常が発生したと判定することを特徴とするディジタル保護制御装置。
  7. 請求項1において、
    前記監視手段は、前記複数のアナログフィルタをそれぞれ通過した複数の高調波の差分が第3の閾値以上であることを条件として前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器に異常が発生したと判定することを特徴とするディジタル保護制御装置。
  8. 請求項1において、
    前記複数のアナログディジタル変換器の出力のうち少なくともいずれかを用い、前記電力系統の事故の有無を判定する保護演算手段をさらに備えることを特徴とするディジタル保護制御装置。
  9. 電力系統の事故の有無を判定するディジタル保護制御装置の監視方法であって、
    前記電力系統から入力されるアナログ入力よりも高い周波数の高調波信号を発生させる高調波発生ステップと、
    複数のアナログフィルタが、前記電力系統から入力されるアナログ入力に前記高調波信号を重畳させて取り込みフィルタ処理を行うステップと、
    前記複数のアナログフィルタごとに設けられた複数のアナログディジタル変換器が、前記複数のアナログフィルタの出力をそれぞれディジタル量に変換するステップと、
    前記複数のアナログディジタル変換器の出力を用い、前記アナログフィルタ及び/又はアナログディジタル変換器の異常検出処理を行うステップと
    を含むことを特徴とするディジタル保護制御装置の監視方法。
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